JPH05167992A - 解像度補償可能な画像変換装置 - Google Patents

解像度補償可能な画像変換装置

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JPH05167992A
JPH05167992A JP3352299A JP35229991A JPH05167992A JP H05167992 A JPH05167992 A JP H05167992A JP 3352299 A JP3352299 A JP 3352299A JP 35229991 A JP35229991 A JP 35229991A JP H05167992 A JPH05167992 A JP H05167992A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】少ないメモリ容量でもって、低解像度の入力画
像信号から高周波成分を創り出し、解像度の劣化を伴わ
ずに高解像度の出力画像信号を得る。 【構成】入力端子1には、SD(標準解像度)ビデオ信
号が供給される。このSDビデオ信号がブロック化回路
2によって、(2×2)のブロック構造に変換され、A
DRCエンコーダ6で圧縮される。ブロック毎にダイナ
ミックレンジDR、最小値MINが得られ、そのブロッ
クの画素毎にビット数が圧縮されたコード信号DTが得
られる。このコード信号DTがメモリ3のアドレス入力
とされる。メモリ3には、予め作成されたマッピング表
が格納されており、メモリ3から(4×4)のブロック
構造のコード信号が読み出され、コード信号に量子化ス
テップが乗算され、乗算出力に最小値MINが加算さ
れ、データが復元される。この復元データがブロック分
解回路4により、ラスター走査の順序に変換されて出力
端子5に取り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば標準解像度の
テレビジョン信号を高解像度のテレビジョン信号に変換
するアップコンバージョンに適用可能な解像度補償可能
な画像変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】標準解像度あるいは低解像度(これらを
SDと略称する)画像を高解像度(HDと略称する)画
像に変換するアップコンバージョン、電子ズーム、また
は画像の拡大においては、補間フィルタによって、不足
している画素のデータを補償することがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
タによる補間で得られた出力画像の解像度が劣化する問
題がある。例えば図5中で斜線で示すのは、SDのビデ
オ信号の帯域であり、このビデオ信号をフィルタで補間
してHDのテレビジョン信号を形成しても、入力SD信
号中に存在していないHD成分(高周波成分)が復元さ
れない。その結果、出力画像の解像度が低下する。
【0004】従って、この発明の目的は、高解像度成分
を復元することができ、解像度補償可能な画像変換装置
を提供することにある。この発明の他の目的は、マッピ
ング表の作成とそれが格納されるメモリの容量の低減を
図ることができる画像変換装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の解像
度の第1のディジタル画像信号の順序をブロック構造に
変換するブロック回路(2)と、ブロック構造に変換さ
れた第1のディジタル画像信号をブロック単位で圧縮す
る符号化回路(6)と、マッピング表が格納されてな
り、符号化回路(6)の出力信号がアドレスとして供給
され、マッピング表に従って、第1の解像度に比してよ
り高い第2の解像度を有する第2のディジタル画像信号
の符号化信号が読み出されるメモリ(3)と、メモリ
(3)の出力信号が供給され、符号化信号を復号する復
号回路(8、9、10)と、復号回路(8、9、10)
の出力信号の順序を元のものに変換するためのブロック
分解回路(4)とからなり、マッピング表は、同一画像
に対して、解像度の異なる2枚の画像を形成し、2枚の
画像をそれぞれブロック構造に変換するとともに、符号
化し、2枚の画像のそれぞれの符号化されたブロック間
の相関関係を表すように、予め複数の絵柄でトレーニン
グして形成されていることを特徴とする解像度補償可能
な画像変換装置である。
【0006】
【作用】マッピング表は、トレーニング用の種々の絵柄
の源画像を用いて、二つの画像信号の相関を示すものと
して形成されている。従って、このマッピング表によっ
て、入力画像信号に含まれない高解像度成分を復元する
ことができる。さらに、マッピング表は、解像度の異な
る二つの画像信号のブロック毎に符号化したものの相関
を示すものとされる。この結果、マッピング表が格納さ
れるメモリ3の容量、並びにマッピング表の作成のため
のメモリの容量を低減できる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。この一実施例は、SDビデオ信号をHDビデオ信号
にアップコンバージョンする例である。図1において、
1で示す入力端子にディジタルのSDビデオ信号が供給
される。このSDビデオ信号の例は、SDVTRの再生
信号、放送信号等である。ブロック化回路2によって、
SDビデオ信号が通常のラスター走査の順序からブロッ
クの順序に変換される。
【0008】ブロック化回路2の出力に、図2に示すよ
うに、(2×2×8ビット=32ビット)のブロック5
sに変換されたビデオ信号が発生する。ブロック化回路
2の出力信号がADRCエンコーダ6に供給される。A
DRC(ダイナミックレンジに適応した符号化)は、本
願出願人の提案にかかわるもので、ブロック内の複数画
素が空間的な相関を有することを利用して、各画素のビ
ット数を8ビットから例えば4ビットに圧縮するもので
ある。
【0009】ADRCエンコーダ6は、ブロックの画素
データの最大値MAX、その最小値MIN、(MAX−
MIN=DR)で表されるダイナミックレンジDRを検
出する回路と、ダイナミックレンジDRを24 等分し
て、量子化ステップを発生する回路と、最小値MINを
減算することで、そのブロックの画素データを正規化す
る減算回路と、減算回路の出力を量子化ステップで割算
する、すなわち、再量子化する量子化回路とを含む。A
DRCエンコーダ6からは、ブロック毎のダイナミック
レンジDR、最小値MIN、各画素と対応する4ビット
のコード信号DTとが出力される。
【0010】このADRCエンコーダ6の出力信号中の
コード信号DT(1ブロックで16ビット)がメモリ3
にアドレスとして供給される。メモリ3には、後述のよ
うに、SD画像とHD画像との間の符号化出力の相関に
基づいたマッピング表が格納されている。このメモリ3
は、例えば不揮発性RAMで構成される。
【0011】メモリ3からは、図2に示すように、(4
×4×4ビット)のブロック5hの符号化されたビデオ
信号が読み出される。このブロック5hが1画面(1フ
ィールドあるいは1フレーム)中で占める位置は、入力
画像のブロック5sのそれと同一とされる。より具体的
には、出力画像が供給されるHD用のモニタのアスペク
ト比が(16:9)であるため、入力画像の例えば左上
コーナのブロック5sと対応する出力ブロック5hは、
左上コーナより内側の上側の画像ブロックとして使用さ
れる。従って、(4:3)のアスペクト比のSD画像か
ら得られる出力画像は、HD用モニタに供給しても、そ
の画面の両側の情報が不足する。この左右両側の不足情
報は、ブランキング部分としても良く、あるいは補間し
ても良い。但し、この処理は、この発明の要旨と直接的
に関係しないので、その詳細についての説明は、省略す
る。
【0012】ADRCエンコーダ6の符号化出力中のダ
イナミックレンジDRおよび最小値MINが遅延回路7
に供給される。遅延回路7の出力に現れるダイナミック
レンジDRが割算回路8に供給され、24 =16で除算
される。従って、割算回路8からは、そのブロックの量
子化ステップが得られる。
【0013】メモリ3から読み出された出力画像信号の
ブロックのコード信号が乗算器9に供給される。この乗
算器9には、量子化ステップが供給され、従って、乗算
器9からは、最小値除去後のデータが復元できる。この
乗算器9の出力信号が加算器10に供給され、遅延回路
7からの最小値MINが加算される。従って、加算器1
0からは、HDビデオ信号の(4×4×8ビット)の復
元データが得られる。この復元データがブロック分解回
路4に供給され、データの順序がラスター走査の順に変
換される。ブロック分解回路4からの出力画像データが
出力端子5に取り出される。この出力端子5には、D/
A変換器(図示せず)を介してHD用モニタが接続され
る。出力画像の画素数は、入力SDビデオ信号の画素数
の4倍であって、HD用モニタによって、HD画像を再
生できる。
【0014】メモリ3に格納されるマッピング表を作成
のための構成の一例を図3に示す。図3中で、11で示
す入力端子にディジタルのHDビデオ信号が供給され
る。このHDビデオ信号は、マッピング表の作成を考慮
した標準的な信号であることが好ましく、例えば種々の
絵柄の静止画像からなる信号を採用できる。実際には、
標準的な画像をHDビデオカメラにより撮像することに
よって、あるいは撮像信号をHDVTRに記録すること
によって、HDビデオ信号を得ることができる。さら
に、予め変換出力として得ようとするHDビデオ信号が
分かっている時には、汎用性が要請されないので、源H
Dビデオ信号を使用してマッピング表が作成される。
【0015】このHDビデオ信号がブロック化回路12
に供給される。このブロック化回路12は、ラスター走
査の順序のビデオ信号を(4×4×8ビット)のブロッ
クの構造に変換する。ブロック化回路12の出力信号か
ら解像度が異なり、また、ADRCで符号化されてなる
2つの信号が形成される。その一つは、元のHDビデオ
信号と同一の解像度の信号を最小値除去、量子化したも
のであって、遅延回路13、減算器17、割算器18お
よび19によって形成される。減算器17には、ADR
Cエンコーダ16からの最小値MINが供給される。割
算器19には、割算器18で形成された量子化ステップ
が供給される。従って、割算器19からは、1画素が4
ビットに圧縮されたデータが得られる。
【0016】他の信号は、SDのビデオ信号であって、
ローパスフィルタ14およびサブサンプリング回路15
により形成され、さらに、ADRCエンコーダ16で符
号化されたものである。ローパスフィルタ14は、2次
元ディジタルフィルタであって、折返し歪みを防止する
ために、水平および垂直方向の帯域制限を行う。サブサ
ンプリング回路15は、水平方向の画素数および垂直方
向の画素数がそれぞれ半分に減少するように、サンプリ
ングを行う。従って、サブサンプリング回路15からの
SDビデオ信号の1ブロックは、(2×2×8ビット=
32ビット)のデータである。このビデオ信号がADR
Cエンコーダ16で、(2×2×4ビット=16ビッ
ト)に圧縮される。
【0017】ADRCエンコーダ16からのコード信号
DTがメモリ20および度数メモリ21に対してそれら
のアドレスとして供給される。メモリ20は、216のア
ドレス空間を有し、各アドレスに対して、(4×4×4
ビット=64ビット)のデータが書き込まれる。度数メ
モリ21も、メモリ20と同一のアドレス空間を有して
いるが、各アドレスへ書き込まれるデータは、度数であ
る。すなわち、メモリ21の読み出し出力が加算器22
に供給され、+1され、加算器22の出力がメモリ21
の同一アドレスに書き込まれる。メモリ20および21
は、初期状態として各アドレスの内容がゼロにクリアさ
れる。
【0018】メモリ20から読み出された128ビット
のデータが乗算器23に供給され、度数メモリ21から
読み出された度数と乗算される。乗算器23の出力が加
算器24に供給され、加算器24にて遅延回路13から
の入力データと加算される。加算器24の出力が割算器
25に被除数として供給される。割算器25には、加算
器22の出力が除数として供給される。この割算器25
の出力(商)がメモリ20の入力データとされる。
【0019】上述の図3の構成では、SDビデオ信号の
1ブロックと対応するあるアドレスAiが最初にアクセ
スされる時には、メモリ20および21の読み出し出力
が0であるため、HDビデオ信号の1ブロックのデータ
X1がそのままメモリ20に書き込まれ、メモリ21の
対応するアドレスの値が1とされる。若し、その後で、
このアドレスが再びアクセスされると、加算器22の出
力が2であり、加算器24の出力が(X1+X2)(X
2は、遅延回路13の出力)である。従って、割算器2
5の出力が(X1+X2)/3であり、これがメモリ2
0に書き込まれる。一方、度数メモリ21には、度数2
が書き込まれる。更に、その後で、上述のアドレスがア
クセスされると、同様の動作によって、メモリ20のデ
ータが(X1+X2+X3)/3に更新され、度数も3
に更新される。
【0020】上述の動作を所定期間で行うことによっ
て、メモリ20には、同一ビデオ信号から形成されたH
Dビデオ信号のADRC符号化されたブロックとSDビ
デオ信号のADRC符号化されたブロックとの間の相関
を示すマッピング表が蓄えられる。言い換えれば、SD
ビデオ信号のブロックのコード信号のパターンが与えら
れた時に、そのパターンに平均的に対応が取れたHDビ
デオ信号のブロックのコード信号のパターンを出力する
マッピング表が形成できる。このマッピング表が図1の
構成のメモリ3内に格納される。
【0021】上述のマッピング表の作成の処理におい
て、実際には、メモリ20の全てのアドレスにデータを
書き込むことができず、データが0のアドレスが生じう
る。その場合には、周辺アドレスの非0のデータから予
測されたデータで補間がなされる。この補間のための構
成の一例を図4に示す。
【0022】図4で、メモリ30は、上述のように作成
されたマッピング表が格納されているメモリである。メ
モリ30のアドレス入力として、カウンタ31および3
2からの32ビットのアドレスの一方が切り替え回路3
3を介して選択的に供給される。カウンタ31のクロッ
ク入力には、入力端子34からのクロックCKがゲート
回路35を介して供給される。カウンタ31からのアド
レスが切り替え回路33、アドレスメモリ36および比
較回路37に供給される。カウンタ32には、入力端子
38からのクロックCKが供給され、その出力が切り替
え回路33および比較回路37に供給される。また、カ
ウンタ32には、アドレスメモリ36の出力がプリセッ
ト入力として供給される。
【0023】メモリ30の出力データが非ゼロ検出回路
39およびバッファメモリ(ラッチでも良い)40に供
給され、また、ゲート回路41を介して補間データ形成
回路42に供給される。補間データ形成回路42は、バ
ッファメモリ40の出力、ゲート回路41の出力、カウ
ンタ31の出力、アドレスメモリ36の出力を受け取
り、ゼロデータに代わる補間データを形成する。この補
間データがメモリ30のデータ入力とされる。
【0024】非ゼロ検出回路39の検出信号がフリップ
フロップ43にそのセット入力として供給される。さら
に、この検出信号は、ゲート回路41のオン/オフの制
御、バッファメモリ40およびアドレスメモリ36の書
き込み/読み出しの制御、カウンタ32の制御に使用さ
れる。
【0025】カウンタ31の出力およびカウンタ32の
出力を比較する比較回路37の出力がカウンタ32のク
リア端子とフリップフロップ43のリセット端子とに供
給される。フリップフロップ43の出力信号によって、
ゲート回路35のオン/オフ、切り替え回路33の制
御、およびメモリ30の書き込みが制御される。
【0026】上述の図4の補間データ形成の構成の動作
を説明するために、メモリ30に格納されているデータ
(ADRC符号化で発生したコード信号)の一部が下記
のものであると想定する。
【表1】
【0027】まず、カウンタ31がクロックCKによっ
て、インクリメントされ、順次発生するアドレス信号が
切り替え回路33を介してメモリ30に供給される。メ
モリ30からの読み出しデータが非ゼロ検出回路39に
供給される。読み出しデータが非ゼロの場合、すなわ
ち、トレーニング画像によってデータが得られている場
合には、バッファメモリ40の内容を読み出すととも
に、メモリ30の出力を新たにバッファメモリ40に書
き込む。これと共に、ゲート41をオンとし、メモリ3
0の出力が補間データ形成回路42に供給される。
【0028】上述の例のように、メモリ30のアドレス
A5のデータD5が読み出されたタイミングを考える
と、これは非ゼロであるため、非ゼロ検出回路39の検
出信号によって、バッファメモリ40から以前の非ゼロ
のデータD2が読み出され、バッファメモリ40には、
データD5が書き込まれる。このデータD5は、ゲート
回路41を介して補間データ形成回路42に供給され
る。補間データ形成回路42には、データD2も供給さ
れる。
【0029】一方、その時のメモリ30のアドレス入力
は、A5であるため、これが非ゼロの検出信号によっ
て、アドレスメモリ36に書き込まれる。アドレスメモ
リ36からは、その前に記憶されていたアドレスA2が
読み出される。これらのアドレスA2およびA5が補間
データ形成回路42に供給され、アドレスA2およびA
5を参照して、データD2およびD5からその間のアド
レスA3、A4のゼロデータに代わるべき補間データが
形成される。
【0030】この例では、距離に応じた重み付け平均値
を補間データとして形成している。すなわち、アドレス
A2とA5との間の距離を3とし、アドレスA3の補間
データは、(2・D2+D5)/3として求められ、ア
ドレスA4の補間データは、(D2+2・D5)/3と
して求められる。補間データの形成方法としては、これ
以外に、カーブフィッティング、高次補間等を使用して
も良い。
【0031】また、アドレスメモリ36からのアドレス
A2が非ゼロ検出信号によって、カウンタ32にロード
され、カウンタ32の出力がクロックCKによって、ア
ドレスA3、A4を順次発生する。カウンタ32の出力
がA5に達すると、比較回路37が一致出力を発生す
る。この一致出力によって、カウンタ32がクリアされ
るともに、フリップフロップ43がリセットされる。
【0032】フリップフロップ43がセットされている
期間では、切り替え回路33がカウンタ32からのアド
レス(A3、A4)を選択し、メモリ30が書き込みモ
ードとされる。従って、補間データ(2・D2+D5)
/3および(D2+2・D5)/3がメモリ30のアド
レスA3、A4にそれぞれ書き込まれる。この期間で
は、ゲート回路35がオフとされ、カウンタ31のイン
クリメントが停止される。
【0033】フリップフロップ43がリセットされてい
る期間では、ゲート回路35がオンし、切り替え回路3
3がカウンタ31からのアドレスを選択し、メモリ30
が読み出しモードとされる。そして、上述と同様の動作
がなされる。
【0034】なお、上述の一実施例は、SDビデオ信号
をHDビデオ信号にアップコンバージョンする例である
が、これ以外に、画像の拡大に対しても、この発明は、
同様に適用できる。また、ブロック符号化としては、A
DRC以外のベクトル量子化、DCT(Discrete Cosin
e Transform)等を使用することができる。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、低解像度画像と高解
像度画像との相関を利用して、高解像度成分を復元する
ので、標準ビデオ信号を高解像度画像に変換してHDモ
ニタ上に表示できる。また、解像度の劣化を伴わずに、
画像を任意の大きさに拡大することができる。さらに、
解像度の劣化無しに、画像を間引き圧縮することができ
る。また、この発明は、ブロック符号化によって、デー
タを圧縮しているので、マッピング表が格納されるメモ
リ3、20、30の容量を大幅に低減でき、実用上、頗
る有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】ブロック構造の説明のための略線図である。
【図3】マッピング表を作成するための構成の一例のブ
ロック図である。
【図4】マッピング表を作成する時のデータの補間のた
めの構成の一例のブロック図である。
【図5】従来技術の説明のための略線図である。
【符号の説明】
1 SDビデオ信号の入力端子 3 マッピング表が格納されているメモリ 5 HDビデオ信号の出力端子 6 ADRCエンコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の解像度の第1のディジタル画像信
    号の順序をブロック構造に変換する手段と、 上記ブロック構造に変換された第1のディジタル画像信
    号を上記ブロック単位で圧縮する符号化手段と、 マッピング表が格納されてなり、上記符号化手段の出力
    信号がアドレスとして供給され、上記マッピング表に従
    って、上記第1の解像度に比してより高い第2の解像度
    を有する第2のディジタル画像信号の符号化信号が読み
    出されるメモリと、 上記メモリの出力信号が供給され、上記符号化信号を復
    号する復号手段と、 上記復号手段の出力信号の順序を元のものに変換するた
    めのブロック分解手段とからなり、 上記マッピング表は、同一画像に対して、解像度の異な
    る2枚の画像を形成し、上記2枚の画像をそれぞれブロ
    ック構造に変換するとともに、符号化し、上記2枚の画
    像のそれぞれの符号化されたブロック間の相関関係を表
    すように、予め複数の絵柄でトレーニングして形成され
    ていることを特徴とする解像度補償可能な画像変換装
    置。
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