JPH05167620A - 輻輳制御方式 - Google Patents
輻輳制御方式Info
- Publication number
- JPH05167620A JPH05167620A JP33302291A JP33302291A JPH05167620A JP H05167620 A JPH05167620 A JP H05167620A JP 33302291 A JP33302291 A JP 33302291A JP 33302291 A JP33302291 A JP 33302291A JP H05167620 A JPH05167620 A JP H05167620A
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- Japan
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- priority
- packet
- terminal
- logical channel
- communication
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パケット交換機における輻輳制御方式に関
し、任意のパケット端末間で、個々の通信に対して適正
な優先度を付与可能とすることを目的とする。 【構成】 各論理チャネルCHを経由して設定される呼
の優先度を、各論理チャネルCHまたは論理チャネル群
CG毎に登録し、またパケット端末3から優先度変更パ
ケットを受信した場合に、登録済の優先度をパケットに
より指定の通り変更する優先度登録手段100と、パケ
ット端末3に対して着呼した場合に、該パケット端末の
論理チャネルの中から、着呼により指定の優先度に等し
い優先度を登録済の論理チャネルの中から空き論理チャ
ネルを選択・捕捉し、捕捉された論理チャネルに登録済
の優先度を、設定呼の優先度と決定する通信優先度決定
手段200とを設ける様に構成する。
し、任意のパケット端末間で、個々の通信に対して適正
な優先度を付与可能とすることを目的とする。 【構成】 各論理チャネルCHを経由して設定される呼
の優先度を、各論理チャネルCHまたは論理チャネル群
CG毎に登録し、またパケット端末3から優先度変更パ
ケットを受信した場合に、登録済の優先度をパケットに
より指定の通り変更する優先度登録手段100と、パケ
ット端末3に対して着呼した場合に、該パケット端末の
論理チャネルの中から、着呼により指定の優先度に等し
い優先度を登録済の論理チャネルの中から空き論理チャ
ネルを選択・捕捉し、捕捉された論理チャネルに登録済
の優先度を、設定呼の優先度と決定する通信優先度決定
手段200とを設ける様に構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換機におけ
る輻輳制御方式に関する。
る輻輳制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は本発明の対象となるパケット通信
システムの一例を示す図であり、図8は従来あるパケッ
ト交換機の一例を示す図であり、図9は従来ある優先度
決定過程の一例を示す図である。
システムの一例を示す図であり、図8は従来あるパケッ
ト交換機の一例を示す図であり、図9は従来ある優先度
決定過程の一例を示す図である。
【0003】図7において、パケット交換網1は複数の
パケット交換機(PS)2(個々のパケット交換機(P
S)を21 、22 等と称する、以下同様)から構成され
ており、各パケット交換機(PS)2は、複数のパケッ
ト端末(PT)3を収容している。
パケット交換機(PS)2(個々のパケット交換機(P
S)を21 、22 等と称する、以下同様)から構成され
ており、各パケット交換機(PS)2は、複数のパケッ
ト端末(PT)3を収容している。
【0004】各パケット端末(PT)3と所属するパケ
ット交換機(PS)2とを接続する通信回線4上には、
それぞれ所要数の論理チャネルCHを有する所要数の論
理チャネル群CGが、各パケット端末(PT)3の加入
条件に応じて設けられており、パケット端末(PT)3
は各論理チャネルCHを経由して一つの呼を設定するこ
とが可能である。
ット交換機(PS)2とを接続する通信回線4上には、
それぞれ所要数の論理チャネルCHを有する所要数の論
理チャネル群CGが、各パケット端末(PT)3の加入
条件に応じて設けられており、パケット端末(PT)3
は各論理チャネルCHを経由して一つの呼を設定するこ
とが可能である。
【0005】また各パケット端末(PT)3は、端末優
先度PX を加入の際に決定されている。端末優先度PX
は、最重要PA 、重要PB および一般PC の三種類存在
し、パケット交換機(PS)2が予め定められた輻輳程
度以上に輻輳した場合に、優先度=一般PC である呼か
ら先ず規制され、輻輳程度が激しくなるに伴い、優先度
=重要PB および最重要PA である呼が順次規制され
る。なお各呼の優先度は、後述の如く、発呼および着呼
パケット端末(PT)3の端末優先度PX の組合わせに
より定まる。
先度PX を加入の際に決定されている。端末優先度PX
は、最重要PA 、重要PB および一般PC の三種類存在
し、パケット交換機(PS)2が予め定められた輻輳程
度以上に輻輳した場合に、優先度=一般PC である呼か
ら先ず規制され、輻輳程度が激しくなるに伴い、優先度
=重要PB および最重要PA である呼が順次規制され
る。なお各呼の優先度は、後述の如く、発呼および着呼
パケット端末(PT)3の端末優先度PX の組合わせに
より定まる。
【0006】各パケット交換機(PS)2は、図8に示
される如く、通信制御装置21、中央制御装置22、主
記憶装置23および保守コンソール24を具備してい
る。通信制御装置21には、各所属パケット端末(P
T)3との間、或いは他のパケット交換機(PS)2と
の間を接続する通信回線4が収容されている。
される如く、通信制御装置21、中央制御装置22、主
記憶装置23および保守コンソール24を具備してい
る。通信制御装置21には、各所属パケット端末(P
T)3との間、或いは他のパケット交換機(PS)2と
の間を接続する通信回線4が収容されている。
【0007】また中央制御装置22には、所属パケット
端末(PT)3の端末優先度PX を登録・変更する端末
優先度登録変更部221と、所属パケット端末(PT)
3に設定される呼の通信優先度PY を決定する通信優先
度決定部222とが設けられている。
端末(PT)3の端末優先度PX を登録・変更する端末
優先度登録変更部221と、所属パケット端末(PT)
3に設定される呼の通信優先度PY を決定する通信優先
度決定部222とが設けられている。
【0008】また主記憶装置23には、各パケット端末
(PT)3の属性を示す各種情報を格納する端末メモリ
(PTM)231が、所属パケット端末(PT)3毎に
設けられており、また各パケット端末(PT)3が各論
理チャネルCHを経由して設定する呼の属性を示す各種
情報を格納するリンクメモリ(LIM)232が、各パ
ケット端末(PT)3の各論理チャネルCH毎に設けら
れている。
(PT)3の属性を示す各種情報を格納する端末メモリ
(PTM)231が、所属パケット端末(PT)3毎に
設けられており、また各パケット端末(PT)3が各論
理チャネルCHを経由して設定する呼の属性を示す各種
情報を格納するリンクメモリ(LIM)232が、各パ
ケット端末(PT)3の各論理チャネルCH毎に設けら
れている。
【0009】各パケット端末(PT)3が新規加入の際
に、自パケット端末(PT)3の端末優先度PX を加入
条件の一つとして決定し、保守者が決定された端末優先
度P X を、所定の保守用コマンドにより入力すると、中
央制御装置22内の端末優先度登録変更部221が起動
し、該当パケット端末(PT)3に対応する端末メモリ
(PTM)231に、入力された端末優先度PX を登録
する。
に、自パケット端末(PT)3の端末優先度PX を加入
条件の一つとして決定し、保守者が決定された端末優先
度P X を、所定の保守用コマンドにより入力すると、中
央制御装置22内の端末優先度登録変更部221が起動
し、該当パケット端末(PT)3に対応する端末メモリ
(PTM)231に、入力された端末優先度PX を登録
する。
【0010】例えば、パケット交換機(PS)21 に加
入するパケット端末(PT)31 が端末優先度PX を最
重要PA と決定し、またパケット交換機(PS)22 に
加入するパケット端末(PT)32 、33 および34 が
各端末優先度PX をそれぞれ最重要PA 、重要PB およ
び一般PC と決定したとすると、パケット交換機(P
S)21 においては、パケット端末(PT)31 に対応
する端末メモリ(PTM)2311 に最重要PA が登録
され、またパケット交換機(PS)22 においては、パ
ケット端末(PT)32 、33 および34 に対応する端
末メモリ(PTM)2312 、2313 および2314
にそれぞれ最重要PA 、重要PB および一般PC が登録
される。
入するパケット端末(PT)31 が端末優先度PX を最
重要PA と決定し、またパケット交換機(PS)22 に
加入するパケット端末(PT)32 、33 および34 が
各端末優先度PX をそれぞれ最重要PA 、重要PB およ
び一般PC と決定したとすると、パケット交換機(P
S)21 においては、パケット端末(PT)31 に対応
する端末メモリ(PTM)2311 に最重要PA が登録
され、またパケット交換機(PS)22 においては、パ
ケット端末(PT)32 、33 および34 に対応する端
末メモリ(PTM)2312 、2313 および2314
にそれぞれ最重要PA 、重要PB および一般PC が登録
される。
【0011】かかる状態で、パケット端末(PT)31
がパケット端末(PT)32 に対して呼設定を要求する
場合、パケット交換機(PS)21 に対して発呼要求パ
ケットCRを送信する(図9ステップS1)。
がパケット端末(PT)32 に対して呼設定を要求する
場合、パケット交換機(PS)21 に対して発呼要求パ
ケットCRを送信する(図9ステップS1)。
【0012】パケット交換機(PS)21 においては、
中央制御装置22が、通信制御装置21を介して受信し
たパケットを分析し、パケット端末(PT)31 からパ
ケット端末(PT)32 に対する発呼要求パケットCR
と識別すると、通信優先度決定部222を起動する。
中央制御装置22が、通信制御装置21を介して受信し
たパケットを分析し、パケット端末(PT)31 からパ
ケット端末(PT)32 に対する発呼要求パケットCR
と識別すると、通信優先度決定部222を起動する。
【0013】起動された通信優先度決定部222は、発
呼パケット端末(PT)31 に対応する端末メモリ(P
TM)2311 から登録済の端末優先度PX (=最重要
PA )を抽出し、発呼要求パケットCRにより指定され
た論理チャネル群CGおよび論理チャネルCHに対応す
るリンクメモリ(LIM)232に一旦格納すると共に
(ステップS2)、発呼要求パケットCRに付加する網
内ヘッダHN に設定する(ステップS3)。
呼パケット端末(PT)31 に対応する端末メモリ(P
TM)2311 から登録済の端末優先度PX (=最重要
PA )を抽出し、発呼要求パケットCRにより指定され
た論理チャネル群CGおよび論理チャネルCHに対応す
るリンクメモリ(LIM)232に一旦格納すると共に
(ステップS2)、発呼要求パケットCRに付加する網
内ヘッダHN に設定する(ステップS3)。
【0014】中央制御装置22は、発呼要求パケットC
Rに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)22 宛に送信する(ステップ
S4)。
Rに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)22 宛に送信する(ステップ
S4)。
【0015】網内ヘッダHN 付の発呼要求パケットCR
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)22 に転送される。パケット交換機(PS)22 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信したパケットを分析し、パケット端末(PT)3
1 からパケット端末(PT)32 に対する網内ヘッダH
N 付き発呼要求パケットCRと識別すると、通信優先度
決定部222を起動する。
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)22 に転送される。パケット交換機(PS)22 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信したパケットを分析し、パケット端末(PT)3
1 からパケット端末(PT)32 に対する網内ヘッダH
N 付き発呼要求パケットCRと識別すると、通信優先度
決定部222を起動する。
【0016】起動された通信優先度決定部222は、網
内ヘッダHN から設定済の発呼パケット端末(PT)3
1 の端末優先度PX (=最重要PA )を抽出し、また着
呼パケット端末(PT)32 に対応する端末メモリ(P
TM)2312 から登録済の端末優先度PX (=最重要
PA )を抽出した後、通信優先度決定表233を参照す
る。
内ヘッダHN から設定済の発呼パケット端末(PT)3
1 の端末優先度PX (=最重要PA )を抽出し、また着
呼パケット端末(PT)32 に対応する端末メモリ(P
TM)2312 から登録済の端末優先度PX (=最重要
PA )を抽出した後、通信優先度決定表233を参照す
る。
【0017】通信優先度決定表233には、発呼側Oの
端末優先度PX と着呼側Tの端末優先度PX とにより定
まる通信優先度PY が示されている。今回は、発呼側O
の端末優先度PX と、着呼側Tの端末優先度PX とが共
に最重要PA であることから、通信優先度PY として最
重要PA が決定される(ステップS5)。
端末優先度PX と着呼側Tの端末優先度PX とにより定
まる通信優先度PY が示されている。今回は、発呼側O
の端末優先度PX と、着呼側Tの端末優先度PX とが共
に最重要PA であることから、通信優先度PY として最
重要PA が決定される(ステップS5)。
【0018】通信優先度決定部222は、着呼パケット
端末(PT)32 に接続される論理チャネル群CGおよ
び論理チャネルCHの中から、今回の呼設定用に選択さ
れた論理チャネルCHに対応するリンクメモリ(LI
M)232に、決定された通信優先度PY (=最重要P
A )を格納する(ステップS6)。
端末(PT)32 に接続される論理チャネル群CGおよ
び論理チャネルCHの中から、今回の呼設定用に選択さ
れた論理チャネルCHに対応するリンクメモリ(LI
M)232に、決定された通信優先度PY (=最重要P
A )を格納する(ステップS6)。
【0019】中央制御装置22は、通信制御装置21を
介して着呼パケット端末(PT)3 2 に、着呼パケット
CNを送信する(ステップS7)。着呼パケット端末
(PT)32 は、着呼パケットCNに対する着呼受付パ
ケットCAを、パケット交換機(PS)22 に返送する
(ステップS8)。
介して着呼パケット端末(PT)3 2 に、着呼パケット
CNを送信する(ステップS7)。着呼パケット端末
(PT)32 は、着呼パケットCNに対する着呼受付パ
ケットCAを、パケット交換機(PS)22 に返送する
(ステップS8)。
【0020】パケット交換機(PS)22 においては、
中央制御装置22がパケット端末(PT)32 から送信
された着呼受付パケットCAを、通信制御装置21を介
して受信・分析し、通信優先度決定部222を起動す
る。
中央制御装置22がパケット端末(PT)32 から送信
された着呼受付パケットCAを、通信制御装置21を介
して受信・分析し、通信優先度決定部222を起動す
る。
【0021】起動された通信優先度決定部222は、対
応するリンクメモリ(LIM)232から通信優先度P
Y (=最重要PA )を抽出し、着呼受付パケットCAに
付加する網内ヘッダHN に設定する(ステップS9)。
応するリンクメモリ(LIM)232から通信優先度P
Y (=最重要PA )を抽出し、着呼受付パケットCAに
付加する網内ヘッダHN に設定する(ステップS9)。
【0022】中央制御装置22は、着呼受付パケットC
Aに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)21 宛に送信する(ステップ
S10)。
Aに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)21 宛に送信する(ステップ
S10)。
【0023】網内ヘッダHN 付の着呼受付パケットCA
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)21 に転送される。パケット交換機(PS)21 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信してパケットを分析し、パケット交換機(PS)
22 から送信された網内ヘッダHN 付着呼受付パケット
CAと識別すると、通信優先度決定部222を起動す
る。
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)21 に転送される。パケット交換機(PS)21 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信してパケットを分析し、パケット交換機(PS)
22 から送信された網内ヘッダHN 付着呼受付パケット
CAと識別すると、通信優先度決定部222を起動す
る。
【0024】起動された通信優先度決定部222は、網
内ヘッダHN から設定済の通信優先度PY (=最重要P
A )を抽出し、対応するリンクメモリ(LIM)232
に、決定された通信優先度PY (=最重要PA )を格納
する(ステップS11)。
内ヘッダHN から設定済の通信優先度PY (=最重要P
A )を抽出し、対応するリンクメモリ(LIM)232
に、決定された通信優先度PY (=最重要PA )を格納
する(ステップS11)。
【0025】中央制御装置22は、通信制御装置21を
介して発呼パケット端末(PT)3 1 に、接続完了パケ
ットCCを送信する(ステップS12)。以上により、
発呼パケット端末(PT)31 と着呼パケット端末(P
T)32 との間に、通信優先度PY =最重要PA の呼が
設定される。
介して発呼パケット端末(PT)3 1 に、接続完了パケ
ットCCを送信する(ステップS12)。以上により、
発呼パケット端末(PT)31 と着呼パケット端末(P
T)32 との間に、通信優先度PY =最重要PA の呼が
設定される。
【0026】次に、パケット端末(PT)31 が、パケ
ット端末(PT)33 に対する呼設定を要求した場合に
は、前述と同様の過程で、パケット交換機(PS)22
内の通信優先度決定部222がパケット交換機(PS)
21 から転送された発呼要求パケットCRに付加されて
いる網内ヘッダHN に設定済の発呼パケット端末(P
T)31 の端末優先度PX (=最重要PA )を抽出し、
また、着呼パケット端末(PT)33 に対応する端末メ
モリ(PTM)2313 に登録済の端末優先度P X (=
重要PB )を抽出した後、通信優先度決定表233を参
照し、今回は、発呼側Oの端末優先度PX が最重要PA
であり、着呼側Tの端末優先度PX が重要PB であるこ
とから、通信優先度PYとして重要PB を決定し、更
に、パケット端末(PT)31 が、パケット端末(P
T)34 に対する呼設定を要求した場合には、パケット
交換機(PS)22 内の通信優先度決定部222が、受
信した発呼要求パケットCRに付加されている網内ヘッ
ダHN に設定済の発呼パケット端末(PT)31 の端末
優先度PX (=最重要PA )を抽出し、また着呼パケッ
ト端末(PT)34 に対応する端末メモリ(PTM)2
314 に登録済の端末優先度PX (=一般PC )を抽出
した後、通信優先度決定表233を参照し、今回は、発
呼側Oの端末優先度PX が最重要PA であり、着呼側T
の端末優先度PX が一般PC であることから、通信優先
度PY として一般PC を決定する。
ット端末(PT)33 に対する呼設定を要求した場合に
は、前述と同様の過程で、パケット交換機(PS)22
内の通信優先度決定部222がパケット交換機(PS)
21 から転送された発呼要求パケットCRに付加されて
いる網内ヘッダHN に設定済の発呼パケット端末(P
T)31 の端末優先度PX (=最重要PA )を抽出し、
また、着呼パケット端末(PT)33 に対応する端末メ
モリ(PTM)2313 に登録済の端末優先度P X (=
重要PB )を抽出した後、通信優先度決定表233を参
照し、今回は、発呼側Oの端末優先度PX が最重要PA
であり、着呼側Tの端末優先度PX が重要PB であるこ
とから、通信優先度PYとして重要PB を決定し、更
に、パケット端末(PT)31 が、パケット端末(P
T)34 に対する呼設定を要求した場合には、パケット
交換機(PS)22 内の通信優先度決定部222が、受
信した発呼要求パケットCRに付加されている網内ヘッ
ダHN に設定済の発呼パケット端末(PT)31 の端末
優先度PX (=最重要PA )を抽出し、また着呼パケッ
ト端末(PT)34 に対応する端末メモリ(PTM)2
314 に登録済の端末優先度PX (=一般PC )を抽出
した後、通信優先度決定表233を参照し、今回は、発
呼側Oの端末優先度PX が最重要PA であり、着呼側T
の端末優先度PX が一般PC であることから、通信優先
度PY として一般PC を決定する。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるパケット通信システムにおいては、パ
ケット交換網1内に設定されるパケット通信の通信優先
度PY は、発着両パケット端末(PT)3に対応して登
録されている端末優先度PX の組合わせに応じて決定さ
れる為、端末優先度PX が最重要PA のパケット端末
(PT)31 が、パケット端末(PT)34 と最重要の
通信を希望しても、パケット端末(PT)3 4 の端末優
先度PX が一般PC であれば通信優先度PY として一般
PC が決定される為、輻輳発生中であれば通信が規制さ
れることとなる。
な如く、従来あるパケット通信システムにおいては、パ
ケット交換網1内に設定されるパケット通信の通信優先
度PY は、発着両パケット端末(PT)3に対応して登
録されている端末優先度PX の組合わせに応じて決定さ
れる為、端末優先度PX が最重要PA のパケット端末
(PT)31 が、パケット端末(PT)34 と最重要の
通信を希望しても、パケット端末(PT)3 4 の端末優
先度PX が一般PC であれば通信優先度PY として一般
PC が決定される為、輻輳発生中であれば通信が規制さ
れることとなる。
【0028】かかる通信規制を解消する為に、パケット
端末(PT)34 の端末優先度PX を一般PC から最重
要PA に変更することも考慮されるが、端末優先度PX
の変更はやはりパケット交換網1の運用者に加入条件の
変更(端末優先度PX の変更)を依頼し、保守者が保守
コンソール24から、端末優先度PX の変更を、所定の
保守用コマンドにより入力し、端末優先度登録変更部2
21により該当するパケット端末(PT)34 に対応す
る端末メモリ(PTM)2314 に登録済の端末優先度
PX (=一般PC )を最重要PA に登録変更する必要が
あり、変更が完了する迄に長時間を要する。
端末(PT)34 の端末優先度PX を一般PC から最重
要PA に変更することも考慮されるが、端末優先度PX
の変更はやはりパケット交換網1の運用者に加入条件の
変更(端末優先度PX の変更)を依頼し、保守者が保守
コンソール24から、端末優先度PX の変更を、所定の
保守用コマンドにより入力し、端末優先度登録変更部2
21により該当するパケット端末(PT)34 に対応す
る端末メモリ(PTM)2314 に登録済の端末優先度
PX (=一般PC )を最重要PA に登録変更する必要が
あり、変更が完了する迄に長時間を要する。
【0029】またパケット端末(PT)34 の端末優先
度PX を最重要PA に変更すると、パケット端末(P
T)31 とパケット端末(PT)34 との間の通信で、
最重要PA が必要なものは一部の通信であるにも拘ら
ず、総ての通信が最重要PA として扱われることとな
る。
度PX を最重要PA に変更すると、パケット端末(P
T)31 とパケット端末(PT)34 との間の通信で、
最重要PA が必要なものは一部の通信であるにも拘ら
ず、総ての通信が最重要PA として扱われることとな
る。
【0030】更に、各パケット端末(PT)3の端末優
先度PX を順次最重要PA に変更すると、パケット交換
網1に収容される総てのパケット端末(PT)3の端末
優先度PX が最重要PA となり、輻輳しても規制される
通信が無くなり、結局端末優先度PX が無意味となる。
先度PX を順次最重要PA に変更すると、パケット交換
網1に収容される総てのパケット端末(PT)3の端末
優先度PX が最重要PA となり、輻輳しても規制される
通信が無くなり、結局端末優先度PX が無意味となる。
【0031】本発明は、任意のパケット端末間で、個々
の通信に対して適正な優先度を付与可能とすることを目
的とする。
の通信に対して適正な優先度を付与可能とすることを目
的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、2はパケット交換機、3は
パケット交換機2に複数収容されるパケット端末であ
る。
す図である。図1において、2はパケット交換機、3は
パケット交換機2に複数収容されるパケット端末であ
る。
【0033】各パケット端末3は、それぞれ複数の論理
チャネルCHを有する複数の論理チャネル群CGによ
り、パケット交換機2に接続される。100は、本発明
によりパケット交換機2に設けられた優先度登録手段で
ある。
チャネルCHを有する複数の論理チャネル群CGによ
り、パケット交換機2に接続される。100は、本発明
によりパケット交換機2に設けられた優先度登録手段で
ある。
【0034】200は、本発明によりパケット交換機2
に設けられた通信優先度決定手段である。
に設けられた通信優先度決定手段である。
【0035】
【作用】優先度登録手段100は、各論理チャネルCH
を経由して設定される呼の優先度を、各論理チャネルC
H毎に登録する。
を経由して設定される呼の優先度を、各論理チャネルC
H毎に登録する。
【0036】通信優先度決定手段200は、パケット端
末3に対して着呼した場合に、該パケット端末3に接続
される論理チャネルCHの中から、着呼により指定され
ている優先度に等しい優先度を登録済の論理チャネルC
Hの中から空き論理チャネルCHを選択・捕捉し、捕捉
された論理チャネルCHに対応して登録済の通信の優先
度を、設定される呼の優先度と決定する。
末3に対して着呼した場合に、該パケット端末3に接続
される論理チャネルCHの中から、着呼により指定され
ている優先度に等しい優先度を登録済の論理チャネルC
Hの中から空き論理チャネルCHを選択・捕捉し、捕捉
された論理チャネルCHに対応して登録済の通信の優先
度を、設定される呼の優先度と決定する。
【0037】なお優先度登録手段100は、各論理チャ
ネルCHに対する優先度を、論理チャネル群CG単位に
纏めて登録することが考慮される。また優先度登録手段
100は、パケット端末3から登録済の優先度の変更を
要求するパケットを受信した場合に、パケット端末3接
続される各論理チャネルCHに対応して登録済の優先度
を、前記パケットにより指定された通りに変更すること
が考慮される。
ネルCHに対する優先度を、論理チャネル群CG単位に
纏めて登録することが考慮される。また優先度登録手段
100は、パケット端末3から登録済の優先度の変更を
要求するパケットを受信した場合に、パケット端末3接
続される各論理チャネルCHに対応して登録済の優先度
を、前記パケットにより指定された通りに変更すること
が考慮される。
【0038】従って、パケット端末がパケット交換網を
経由して設定する呼の優先度を、論理チャネルまたは論
理チャネル群毎に設定可能となる為、輻輳した場合に
も、一部の重要通信を規制対象外とし、その他の一般通
信を規制する等、実情に適合した輻輳制御が可能とな
り、当該パケット通信システムのサービス性が向上する
と共に、パケット端末から各論理チャネルまたは各論理
チャネル群毎に登録済の優先度を変更可能となり、更に
融通性に富む運用が可能となる。
経由して設定する呼の優先度を、論理チャネルまたは論
理チャネル群毎に設定可能となる為、輻輳した場合に
も、一部の重要通信を規制対象外とし、その他の一般通
信を規制する等、実情に適合した輻輳制御が可能とな
り、当該パケット通信システムのサービス性が向上する
と共に、パケット端末から各論理チャネルまたは各論理
チャネル群毎に登録済の優先度を変更可能となり、更に
融通性に富む運用が可能となる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明(請求項2および請求項3)の一実施
例によるパケット交換機を示す図であり、図3は本発明
(請求項1および請求項3)の一実施例によるパケット
交換機を示す図であり、図4は図2における優先度決定
過程の一例を示す図であり、図5は本発明の一実施例に
よる優先度変更過程を示す図であり、図6は図5におけ
る優先度変更パケットの一例を示す図である。なお、全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。また対象とす
るパケット通信システムは図7に示す通りとする。
る。図2は本発明(請求項2および請求項3)の一実施
例によるパケット交換機を示す図であり、図3は本発明
(請求項1および請求項3)の一実施例によるパケット
交換機を示す図であり、図4は図2における優先度決定
過程の一例を示す図であり、図5は本発明の一実施例に
よる優先度変更過程を示す図であり、図6は図5におけ
る優先度変更パケットの一例を示す図である。なお、全
図を通じて同一符号は同一対象物を示す。また対象とす
るパケット通信システムは図7に示す通りとする。
【0040】図2および図3においては、図1における
優先度登録手段100としてリンク優先度登録部223
およびリンク優先度変更部224が中央制御装置22内
に設けられ、また図1における通信優先度決定手段20
0として通信優先度決定部225が中央制御装置22内
に設けられている。
優先度登録手段100としてリンク優先度登録部223
およびリンク優先度変更部224が中央制御装置22内
に設けられ、また図1における通信優先度決定手段20
0として通信優先度決定部225が中央制御装置22内
に設けられている。
【0041】以下、本発明(請求項2)の一実施例を、
図2、図4および図7を用いて説明する。パケット交換
機(PS)2に収容される各パケット端末(PT)3
は、端末優先度PX を一括して登録せず、パケット交換
機(PS)2との間を接続する各論理チャネル群CG毎
に論理チャネル群優先度PCGを登録している。
図2、図4および図7を用いて説明する。パケット交換
機(PS)2に収容される各パケット端末(PT)3
は、端末優先度PX を一括して登録せず、パケット交換
機(PS)2との間を接続する各論理チャネル群CG毎
に論理チャネル群優先度PCGを登録している。
【0042】その結果、各パケット端末(PT)3に対
応して主記憶装置23内に設けられている端末メモリ
(PTM)231には、当該パケット端末(PT)3に
接続されている各論理チャネル群CGに対応して決定し
た論理チャネル群優先度PCGを格納する論理チャネル群
優先度表が設けられている。なおNCHは、各論理チャネ
ル群CGに所属する論理チャネル数である。
応して主記憶装置23内に設けられている端末メモリ
(PTM)231には、当該パケット端末(PT)3に
接続されている各論理チャネル群CGに対応して決定し
た論理チャネル群優先度PCGを格納する論理チャネル群
優先度表が設けられている。なおNCHは、各論理チャネ
ル群CGに所属する論理チャネル数である。
【0043】各パケット端末(PT)3が新規加入の際
に、自パケット端末(PT)3に接続されている各論理
チャネル群CGの論理チャネル群優先度PCGを加入条件
の一つとして決定し、保守者が決定された論理チャネル
群優先度PCGを、所定の保守用コマンドにより入力する
と、中央制御装置22内のチャネル優先度登録部223
が起動し、該当パケット端末(PT)3に対応する端末
メモリ(PTM)231内の論理チャネル群優先度表
に、入力された各論理チャネル群CG毎の論理チャネル
群優先度PCGを登録する。
に、自パケット端末(PT)3に接続されている各論理
チャネル群CGの論理チャネル群優先度PCGを加入条件
の一つとして決定し、保守者が決定された論理チャネル
群優先度PCGを、所定の保守用コマンドにより入力する
と、中央制御装置22内のチャネル優先度登録部223
が起動し、該当パケット端末(PT)3に対応する端末
メモリ(PTM)231内の論理チャネル群優先度表
に、入力された各論理チャネル群CG毎の論理チャネル
群優先度PCGを登録する。
【0044】例えば、パケット交換機(PS)21 に加
入するパケット端末(PT)31 、並びにパケット交換
機(PS)22 に加入するパケット端末(PT)32 、
33 および34 が、それぞれ論理チャネル群CG1 の論
理チャネル群優先度PCGを最重要PA 、論理チャネル群
CG2 の論理チャネル群優先度PCGを重要PB 、以下同
様にして論理チャネル群CGn の論理チャネル群優先度
PCGを一般PC と決定すると、各パケット端末(PT)
31 乃至34に対応する端末メモリ(PTM)2311
乃至2314 内の各論理チャネル群優先度表には、論理
チャネル群CG 1 、CG2 、…、CGn に対応してそれ
ぞれ最重要PA 、重要PB 、…、一般P C が登録され
る。
入するパケット端末(PT)31 、並びにパケット交換
機(PS)22 に加入するパケット端末(PT)32 、
33 および34 が、それぞれ論理チャネル群CG1 の論
理チャネル群優先度PCGを最重要PA 、論理チャネル群
CG2 の論理チャネル群優先度PCGを重要PB 、以下同
様にして論理チャネル群CGn の論理チャネル群優先度
PCGを一般PC と決定すると、各パケット端末(PT)
31 乃至34に対応する端末メモリ(PTM)2311
乃至2314 内の各論理チャネル群優先度表には、論理
チャネル群CG 1 、CG2 、…、CGn に対応してそれ
ぞれ最重要PA 、重要PB 、…、一般P C が登録され
る。
【0045】かかる状態で、最初に、パケット端末(P
T)31 がパケット端末(PT)3 2 に対して、通信優
先度PY が最重要PA である呼設定を要求する場合、通
信優先度PY =最重要PA と同一の論理チャネル群優先
度PCG(=最重要PA )を有する論理チャネル群(例え
ばCG1 )の中から任意の空き論理チャネル(例えばC
H1 )を選択し(図4ステップS21)、選択した論理
チャネル群CG1 および論理チャネルCH1 の識別情報
を含む発呼要求パケットCRをパケット交換機(PS)
21 に対して送信する(ステップS22)。
T)31 がパケット端末(PT)3 2 に対して、通信優
先度PY が最重要PA である呼設定を要求する場合、通
信優先度PY =最重要PA と同一の論理チャネル群優先
度PCG(=最重要PA )を有する論理チャネル群(例え
ばCG1 )の中から任意の空き論理チャネル(例えばC
H1 )を選択し(図4ステップS21)、選択した論理
チャネル群CG1 および論理チャネルCH1 の識別情報
を含む発呼要求パケットCRをパケット交換機(PS)
21 に対して送信する(ステップS22)。
【0046】パケット交換機(PS)21 においては、
中央制御装置22が通信制御装置21を介して受信した
パケットを分析し、パケット端末(PT)31 からパケ
ット端末(PT)32 に対する発呼要求パケットCRと
識別すると、通信優先度決定部225を起動する。
中央制御装置22が通信制御装置21を介して受信した
パケットを分析し、パケット端末(PT)31 からパケ
ット端末(PT)32 に対する発呼要求パケットCRと
識別すると、通信優先度決定部225を起動する。
【0047】起動された通信優先度決定部225は、発
呼パケット端末(PT)31 に対応する端末メモリ(P
TM)2311 内の論理チャネル群優先度表から、発呼
要求パケットCRにより識別済の論理チャネル群CG1
に対応して登録済の論理チャネル群優先度PCG(=最重
要PA )を抽出し、発呼要求パケットCRにより識別さ
れた論理チャネル群CG1 および論理チャネルCH1 に
対応するリンクメモリ(LIM)232に一旦格納する
と共に(ステップS23)、発呼要求パケットCRに付
加する網内ヘッダHN に設定する(ステップS24)。
呼パケット端末(PT)31 に対応する端末メモリ(P
TM)2311 内の論理チャネル群優先度表から、発呼
要求パケットCRにより識別済の論理チャネル群CG1
に対応して登録済の論理チャネル群優先度PCG(=最重
要PA )を抽出し、発呼要求パケットCRにより識別さ
れた論理チャネル群CG1 および論理チャネルCH1 に
対応するリンクメモリ(LIM)232に一旦格納する
と共に(ステップS23)、発呼要求パケットCRに付
加する網内ヘッダHN に設定する(ステップS24)。
【0048】中央制御装置22は、発呼要求パケットC
Rに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)22 宛に送信する(ステップ
S25)。
Rに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)22 宛に送信する(ステップ
S25)。
【0049】網内ヘッダHN 付の発呼要求パケットCR
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)22 に転送される。パケット交換機(PS)22 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信したパケットを分析し、パケット端末(PT)3
1 からパケット端末(PT)32 に対する網内ヘッダH
N 付発呼要求パケットCRと識別すると、通信優先度決
定部225を起動する。
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)22 に転送される。パケット交換機(PS)22 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信したパケットを分析し、パケット端末(PT)3
1 からパケット端末(PT)32 に対する網内ヘッダH
N 付発呼要求パケットCRと識別すると、通信優先度決
定部225を起動する。
【0050】起動された通信優先度決定部225は、網
内ヘッダHN に設定済の論理チャネル群優先度PCG(=
最重要PA )を抽出した後、着呼パケット端末(PT)
32 に対応する端末メモリ(PTM)2312 内の論理
チャネル群優先度表から、網内ヘッダHN から抽出した
論理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )と同一の論
理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )を登録済の論
理チャネル群(例えばCG1 )の中から任意の空き論理
チャネル(例えばCH1 )を選択し(ステップS2
6)、選択に成功した場合には(ステップS27)、論
理チャネルCH1 を選択した論理チャネル群CG1 の論
理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )をパケット端
末(PT)31 とパケット端末(PT)32 との間に設
定する呼の通信優先度PY と決定し(ステップS2
8)、選択した論理チャネル群CG1 内の論理チャネル
CH1 に対応するリンクメモリ(LIM)232に、決
定された通信優先度PY (=最重要PA )を格納する
(ステップS29)。
内ヘッダHN に設定済の論理チャネル群優先度PCG(=
最重要PA )を抽出した後、着呼パケット端末(PT)
32 に対応する端末メモリ(PTM)2312 内の論理
チャネル群優先度表から、網内ヘッダHN から抽出した
論理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )と同一の論
理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )を登録済の論
理チャネル群(例えばCG1 )の中から任意の空き論理
チャネル(例えばCH1 )を選択し(ステップS2
6)、選択に成功した場合には(ステップS27)、論
理チャネルCH1 を選択した論理チャネル群CG1 の論
理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )をパケット端
末(PT)31 とパケット端末(PT)32 との間に設
定する呼の通信優先度PY と決定し(ステップS2
8)、選択した論理チャネル群CG1 内の論理チャネル
CH1 に対応するリンクメモリ(LIM)232に、決
定された通信優先度PY (=最重要PA )を格納する
(ステップS29)。
【0051】中央制御装置22は、通信制御装置21を
介して着呼パケット端末(PT)3 2 に、選択した論理
チャネル群CG1 および論理チャネルCH1 の識別情報
を含む着呼パケットCNを送信する(ステップS3
0)。
介して着呼パケット端末(PT)3 2 に、選択した論理
チャネル群CG1 および論理チャネルCH1 の識別情報
を含む着呼パケットCNを送信する(ステップS3
0)。
【0052】着呼パケット端末(PT)32 は、受信し
た着呼パケットCNを分析することにより、パケット端
末(PT)31 から通信優先度PY が最重要PA である
通信を要求されたと判定し、着呼パケットCNに対する
着呼受付パケットCAを、パケット交換機(PS)22
に返送する(ステップS31)。
た着呼パケットCNを分析することにより、パケット端
末(PT)31 から通信優先度PY が最重要PA である
通信を要求されたと判定し、着呼パケットCNに対する
着呼受付パケットCAを、パケット交換機(PS)22
に返送する(ステップS31)。
【0053】パケット交換機(PS)22 においては、
中央制御装置22がパケット端末(PT)32 から送信
された着呼受付パケットCAを、通信制御装置21を介
して受信・分析し、通信優先度決定部225を起動す
る。
中央制御装置22がパケット端末(PT)32 から送信
された着呼受付パケットCAを、通信制御装置21を介
して受信・分析し、通信優先度決定部225を起動す
る。
【0054】起動された通信優先度決定部225は、対
応するリンクメモリ(LIM)232から通信優先度P
Y (=最重要PA )を抽出し、着呼受付パケットCAに
付加する網内ヘッダHN に設定する(ステップS3
2)。
応するリンクメモリ(LIM)232から通信優先度P
Y (=最重要PA )を抽出し、着呼受付パケットCAに
付加する網内ヘッダHN に設定する(ステップS3
2)。
【0055】中央制御装置22は、着呼受付パケットC
Aに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)21 宛に送信する(ステップ
S33)。
Aに網内ヘッダHNを付加し、通信制御装置21を介し
てパケット交換機(PS)21 宛に送信する(ステップ
S33)。
【0056】網内ヘッダHN 付の着呼受付パケットCA
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)21 に転送される。パケット交換機(PS)21 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信したパケットを分析し、パケット端末(PT)3
2 からパケット端末(PT)31 に対する網内ヘッダH
N 付着呼受付パケットCAと識別すると、通信優先度決
定部225を起動する。
は、パケット交換網1を経由してパケット交換機(P
S)21 に転送される。パケット交換機(PS)21 に
おいては、中央制御装置22が通信制御装置21を介し
て受信したパケットを分析し、パケット端末(PT)3
2 からパケット端末(PT)31 に対する網内ヘッダH
N 付着呼受付パケットCAと識別すると、通信優先度決
定部225を起動する。
【0057】起動された通信優先度決定部225は、網
内ヘッダHN から設定済の通信優先度PY (=最重要P
A )を抽出し、対応するリンクメモリ(LIM)232
に、決定された通信優先度PY (=最重要PA )を格納
する(ステップS34)。
内ヘッダHN から設定済の通信優先度PY (=最重要P
A )を抽出し、対応するリンクメモリ(LIM)232
に、決定された通信優先度PY (=最重要PA )を格納
する(ステップS34)。
【0058】中央制御装置22は、通信制御装置21を
介して発呼パケット端末(PT)3 1 に、接続完了パケ
ットCCを送信する(ステップS35)。以上により、
発呼パケット端末(PT)31 と着呼パケット端末(P
T)32 との間に、通信優先度PY =最重要PA の呼が
設定される。
介して発呼パケット端末(PT)3 1 に、接続完了パケ
ットCCを送信する(ステップS35)。以上により、
発呼パケット端末(PT)31 と着呼パケット端末(P
T)32 との間に、通信優先度PY =最重要PA の呼が
設定される。
【0059】なおパケット端末(PT)31 が、パケッ
ト端末(PT)32 に対して通信優先度PY =重要PB
または通信優先度PY =一般PC である呼設定を要求し
た場合にも、前述と同様の過程で、パケット交換機(P
S)22 の通信優先度決定部225が通信優先度PY と
等しい論理チャネル群優先度PCGを登録済の論理チャネ
ル群CGから空き論理チャネルCHを選択することによ
り、通信優先度PY =重要PB または通信優先度PY =
一般PC の呼が設定される。
ト端末(PT)32 に対して通信優先度PY =重要PB
または通信優先度PY =一般PC である呼設定を要求し
た場合にも、前述と同様の過程で、パケット交換機(P
S)22 の通信優先度決定部225が通信優先度PY と
等しい論理チャネル群優先度PCGを登録済の論理チャネ
ル群CGから空き論理チャネルCHを選択することによ
り、通信優先度PY =重要PB または通信優先度PY =
一般PC の呼が設定される。
【0060】なお、以上の過程で、パケット交換機(P
S)22 内の通信優先度決定部225が、受信した発呼
要求パケットCRに付加されている網内ヘッダHN に設
定済の論理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )と同
一の論理チャネル群優先度P CG(=最重要PA )を登録
済の論理チャネル群から、空き論理チャネルの選択に成
功しなかった場合には(ステップS27)、空き論理チ
ャネルCHの選択が不成功に終わったことを中央制御装
置22に通知する。
S)22 内の通信優先度決定部225が、受信した発呼
要求パケットCRに付加されている網内ヘッダHN に設
定済の論理チャネル群優先度PCG(=最重要PA )と同
一の論理チャネル群優先度P CG(=最重要PA )を登録
済の論理チャネル群から、空き論理チャネルの選択に成
功しなかった場合には(ステップS27)、空き論理チ
ャネルCHの選択が不成功に終わったことを中央制御装
置22に通知する。
【0061】中央制御装置22は、最重要PA として登
録済の論理チャネル群CG内の論理チャネルCHが、総
て使用中である旨を示す切断指示パケットCIを作成
し、通信制御装置21を介してパケット交換機(PS)
21に返送する。
録済の論理チャネル群CG内の論理チャネルCHが、総
て使用中である旨を示す切断指示パケットCIを作成
し、通信制御装置21を介してパケット交換機(PS)
21に返送する。
【0062】切断指示パケットCIは、パケット交換機
(PS)21 を経由して発呼パケット端末(PT)31
に返送される。次に、本発明(請求項1)の一実施例
を、図3を用いて説明する。
(PS)21 を経由して発呼パケット端末(PT)31
に返送される。次に、本発明(請求項1)の一実施例
を、図3を用いて説明する。
【0063】図3においては、パケット交換機(PS)
2に収容される各パケット端末(PT)3は、図2にお
ける如く、パケット交換機(PS)2との間を接続する
論理チャネル群CG単位で論理チャネル群優先度PCGを
登録せず、各論理チャネル群CG内の各論理チャネルC
H毎に論理チャネル優先度PCHを登録している。
2に収容される各パケット端末(PT)3は、図2にお
ける如く、パケット交換機(PS)2との間を接続する
論理チャネル群CG単位で論理チャネル群優先度PCGを
登録せず、各論理チャネル群CG内の各論理チャネルC
H毎に論理チャネル優先度PCHを登録している。
【0064】その結果、各パケット端末(PT)3に対
応して主記憶装置23内に設けられている端末メモリ
(PTM)231には、当該パケット端末(PT)3に
接続されている各論理チャネル群CGに所属する各論理
チャネルCHに対応して決定した論理チャネル優先度P
CHを格納する論理チャネル優先度表が設けられている。
応して主記憶装置23内に設けられている端末メモリ
(PTM)231には、当該パケット端末(PT)3に
接続されている各論理チャネル群CGに所属する各論理
チャネルCHに対応して決定した論理チャネル優先度P
CHを格納する論理チャネル優先度表が設けられている。
【0065】各パケット端末(PT)3が新規加入の際
に、自パケット端末(PT)3に接続されている各論理
チャネル群CG内の各論理チャネルCHの論理チャネル
優先度PCHを加入条件の一つとして決定し、保守者が決
定された論理チャネル優先度PCHを、所定の保守用コマ
ンドにより入力すると、中央制御装置22内のチャネル
優先度登録部223が起動し、該当パケット端末(P
T)3に対応する端末メモリ(PTM)231内の論理
チャネル優先度表に、入力された各論理チャネル群CG
内の各論理チャネルCH毎の論理チャネル優先度PCHを
登録する。
に、自パケット端末(PT)3に接続されている各論理
チャネル群CG内の各論理チャネルCHの論理チャネル
優先度PCHを加入条件の一つとして決定し、保守者が決
定された論理チャネル優先度PCHを、所定の保守用コマ
ンドにより入力すると、中央制御装置22内のチャネル
優先度登録部223が起動し、該当パケット端末(P
T)3に対応する端末メモリ(PTM)231内の論理
チャネル優先度表に、入力された各論理チャネル群CG
内の各論理チャネルCH毎の論理チャネル優先度PCHを
登録する。
【0066】例えば、パケット交換機(PS)21 に加
入するパケット端末(PT)31 、並びにパケット交換
機(PS)22 に加入するパケット端末(PT)32 、
33 および34 が、それぞれ論理チャネル群CG1 内の
論理チャネルCH=a乃至fの論理チャネル優先度PCH
を重要PB 、論理チャネルCH=g乃至kの論理チャネ
ル優先度PCHを一般PC 、論理チャネル群CG2 内の論
理チャネルCH=aの論理チャネル優先度PCHを最重要
PA 、論理チャネルCH=b乃至gの論理チャネル優先
度PCHを重要PB 、以下同様にして論理チャネル群CG
n 内の論理チャネルCH=a乃至dの論理チャネル優先
度PCHを一般PC と決定すると、各パケット端末(P
T)31 乃至34 に対応する端末メモリ(PTM)23
11 乃至2314 には、図3に示される如き論理チャネ
ル優先度表が登録される。
入するパケット端末(PT)31 、並びにパケット交換
機(PS)22 に加入するパケット端末(PT)32 、
33 および34 が、それぞれ論理チャネル群CG1 内の
論理チャネルCH=a乃至fの論理チャネル優先度PCH
を重要PB 、論理チャネルCH=g乃至kの論理チャネ
ル優先度PCHを一般PC 、論理チャネル群CG2 内の論
理チャネルCH=aの論理チャネル優先度PCHを最重要
PA 、論理チャネルCH=b乃至gの論理チャネル優先
度PCHを重要PB 、以下同様にして論理チャネル群CG
n 内の論理チャネルCH=a乃至dの論理チャネル優先
度PCHを一般PC と決定すると、各パケット端末(P
T)31 乃至34 に対応する端末メモリ(PTM)23
11 乃至2314 には、図3に示される如き論理チャネ
ル優先度表が登録される。
【0067】かかる状態で、パケット端末(PT)31
がパケット端末(PT)32 に対して、通信優先度PY
の呼設定を要求する場合には、図4に示されると略同様
の過程で、優先度が決定される。
がパケット端末(PT)32 に対して、通信優先度PY
の呼設定を要求する場合には、図4に示されると略同様
の過程で、優先度が決定される。
【0068】但し、本発明(請求項1)の一実施例が、
前述の本発明(請求項2)の一実施例と異なる点は、発
呼パケット端末(PT)31 および着呼パケット交換機
(PS)22 において、所望の通信優先度PYと同一の
論理チャネル優先度PCHを登録済の論理チャネルCH
を、論理チャネル群CGのみで選択すること無く、各論
理チャネル群CG内の該当する論理チャネルCHを対象
として選択する点のみであり、図4において論理チャネ
ル群優先度PCGと記載されている点を論理チャネル優先
度PCHと変更する以外は前述と同様である為、説明を省
略する。
前述の本発明(請求項2)の一実施例と異なる点は、発
呼パケット端末(PT)31 および着呼パケット交換機
(PS)22 において、所望の通信優先度PYと同一の
論理チャネル優先度PCHを登録済の論理チャネルCH
を、論理チャネル群CGのみで選択すること無く、各論
理チャネル群CG内の該当する論理チャネルCHを対象
として選択する点のみであり、図4において論理チャネ
ル群優先度PCGと記載されている点を論理チャネル優先
度PCHと変更する以外は前述と同様である為、説明を省
略する。
【0069】次に、本発明(請求項3)の一実施例によ
る優先度変更過程を、図2、図5および図6を用いて説
明する。例えば通信優先度PY =最重要PA である呼設
定を要求し、切断指示パケットCIを受信したパケット
端末(PT)31 が、最重要PA による通信量を増加さ
せる様に、パケット端末(PT)32 に対して何等かの
方法(例えば電話等)で依頼したとする。
る優先度変更過程を、図2、図5および図6を用いて説
明する。例えば通信優先度PY =最重要PA である呼設
定を要求し、切断指示パケットCIを受信したパケット
端末(PT)31 が、最重要PA による通信量を増加さ
せる様に、パケット端末(PT)32 に対して何等かの
方法(例えば電話等)で依頼したとする。
【0070】パケット端末(PT)31 から最重要PA
による通信量の増加依頼を受けたパケット端末(PT)
32 は、図6に示される如き優先度変更パケットFQを
作成し、パケット交換機(PS)22 に送信する。
による通信量の増加依頼を受けたパケット端末(PT)
32 は、図6に示される如き優先度変更パケットFQを
作成し、パケット交換機(PS)22 に送信する。
【0071】優先度変更パケットFQは、図6に示され
る如く、閉域接続サービスを提供するパケット交換網1
において、閉域登録および解除に使用しているファシリ
ティ要求パケットの、ファシリティコードFCおよびフ
ァシリティパラメタFPを拡張したものである。
る如く、閉域接続サービスを提供するパケット交換網1
において、閉域登録および解除に使用しているファシリ
ティ要求パケットの、ファシリティコードFCおよびフ
ァシリティパラメタFPを拡張したものである。
【0072】即ちファシリティコードFCとしては、論
理チャネル群優先度PCGまたは論理チャネル優先度PCH
の変更を示すコードを設定する。またファシリティパラ
メタFPとしては、論理チャネル群優先度PCGの変更の
場合には、変更対象とする論理チャネル群CGと、該論
理チャネル群CGの現状の論理チャネル群優先度PCGと
変更後の論理チャネル群優先度PCGとを設定し、また論
理チャネル優先度PCHの変更の場合には、変更対象とす
る論理チャネル群CGおよび論理チャネルCHと、該論
理チャネルCHの現状の論理チャネル優先度PCHと変更
後の論理チャネル優先度PCHとを設定する。
理チャネル群優先度PCGまたは論理チャネル優先度PCH
の変更を示すコードを設定する。またファシリティパラ
メタFPとしては、論理チャネル群優先度PCGの変更の
場合には、変更対象とする論理チャネル群CGと、該論
理チャネル群CGの現状の論理チャネル群優先度PCGと
変更後の論理チャネル群優先度PCGとを設定し、また論
理チャネル優先度PCHの変更の場合には、変更対象とす
る論理チャネル群CGおよび論理チャネルCHと、該論
理チャネルCHの現状の論理チャネル優先度PCHと変更
後の論理チャネル優先度PCHとを設定する。
【0073】例えばパケット端末(PT)32 が最重要
PA による通信量の増加をパケット端末(PT)31 か
ら依頼された場合には、図2に示す如き論理チャネル群
優先度表においては、例えば論理チャネル群CG2 を変
更対象論理チャネル群CGとし、論理チャネル群CG2
の論理チャネル群優先度PCGを現状の重要PB から最重
要PA に変更することをファシリパラメタFPとして設
定し、また図3に示す如き論理チャネル優先度表におい
ては、例えば論理チャネル群CG2 内の論理チャネルC
H=b乃至dの論理チャネル優先度PCHを現状の重要P
B から最重要P A に変更することをファシリパラメタF
Pとして設定する。
PA による通信量の増加をパケット端末(PT)31 か
ら依頼された場合には、図2に示す如き論理チャネル群
優先度表においては、例えば論理チャネル群CG2 を変
更対象論理チャネル群CGとし、論理チャネル群CG2
の論理チャネル群優先度PCGを現状の重要PB から最重
要PA に変更することをファシリパラメタFPとして設
定し、また図3に示す如き論理チャネル優先度表におい
ては、例えば論理チャネル群CG2 内の論理チャネルC
H=b乃至dの論理チャネル優先度PCHを現状の重要P
B から最重要P A に変更することをファシリパラメタF
Pとして設定する。
【0074】パケット交換機(PS)22 においては、
中央制御装置22が通信制御装置21を介して受信した
パケットを分析し、パケット端末(PT)32 から論理
チャネル群優先度PCGおよび/または論理チャネル優先
度PCHの変更を要求する優先度変更パケットFQと識別
すると、チャネル優先度変更部224を起動する。
中央制御装置22が通信制御装置21を介して受信した
パケットを分析し、パケット端末(PT)32 から論理
チャネル群優先度PCGおよび/または論理チャネル優先
度PCHの変更を要求する優先度変更パケットFQと識別
すると、チャネル優先度変更部224を起動する。
【0075】起動されたチャネル優先度変更部224
は、優先度変更パケットFQに指定されている発加入者
番号SAから発呼パケット端末(PT)31 を識別し、
パケット端末(PT)31 に対応する端末メモリ(PT
M)231内の論理チャネル群優先度表(図2)または
論理チャネル優先度表(図3)を、優先度変更パケット
FQのファシリティパラメタFPに指定の如く変更す
る。
は、優先度変更パケットFQに指定されている発加入者
番号SAから発呼パケット端末(PT)31 を識別し、
パケット端末(PT)31 に対応する端末メモリ(PT
M)231内の論理チャネル群優先度表(図2)または
論理チャネル優先度表(図3)を、優先度変更パケット
FQのファシリティパラメタFPに指定の如く変更す
る。
【0076】チャネル優先度変更部224による端末メ
モリ(PTM)231の変更が終了すると、中央制御装
置22はファシリティ確認パケットFFを作成し、通信
制御装置21を介してパケット端末(PT)32 に返送
する。
モリ(PTM)231の変更が終了すると、中央制御装
置22はファシリティ確認パケットFFを作成し、通信
制御装置21を介してパケット端末(PT)32 に返送
する。
【0077】ファシリティ確認パケットFFを受信した
パケット端末(PT)32 が、パケット端末(PT)3
1 に対して何等かの手段で最重要PA による通信量の増
加を通知した後、パケット端末(PT)31 が前述と同
様の手順により呼設定を要求すると、今回はパケット交
換機(PS)22 において最重要PA に該当する空き論
理チャネルCHの選択に成功する可能性が大となり、所
望の通信優先度PY(=最重要PA )による通信が設定
可能となる。
パケット端末(PT)32 が、パケット端末(PT)3
1 に対して何等かの手段で最重要PA による通信量の増
加を通知した後、パケット端末(PT)31 が前述と同
様の手順により呼設定を要求すると、今回はパケット交
換機(PS)22 において最重要PA に該当する空き論
理チャネルCHの選択に成功する可能性が大となり、所
望の通信優先度PY(=最重要PA )による通信が設定
可能となる。
【0078】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、各パケット端末(PT)3が保有する論理チャ
ネル群CGまたは論理チャネル群CG内の論理チャネル
CH毎に、論理チャネル群優先度PCGまたは論理チャネ
ル優先度PCHを登録可能となり、必要に応じた通信優先
度PY を有する通信が可能となり、その結果、実情に即
した輻輳制御が可能となる。
よれば、各パケット端末(PT)3が保有する論理チャ
ネル群CGまたは論理チャネル群CG内の論理チャネル
CH毎に、論理チャネル群優先度PCGまたは論理チャネ
ル優先度PCHを登録可能となり、必要に応じた通信優先
度PY を有する通信が可能となり、その結果、実情に即
した輻輳制御が可能となる。
【0079】また論理チャネル群優先度PCGまたは論理
チャネル優先度PCHの登録状態を、パケット端末(P
T)3からも変更可能となる為、通信に対する優先度の
要求が変化する場合にも、遅滞無くパケット交換網1を
適応させることが可能となる。
チャネル優先度PCHの登録状態を、パケット端末(P
T)3からも変更可能となる為、通信に対する優先度の
要求が変化する場合にも、遅滞無くパケット交換網1を
適応させることが可能となる。
【0080】なお、図2乃至図6はあく迄本発明の一実
施例に過ぎず、例えば端末メモリ(PTM)231の内
容は図示されるものに限定されることは無く、他に幾多
の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は
変わらない。また本発明の対象となるパケット交換機
(PS)2は図示されるものに限定されることは無く、
他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明
の効果は変わらない。更に本発明の対象となるパケット
通信システムは、図示されるものに限定されぬことは言
う迄も無い。
施例に過ぎず、例えば端末メモリ(PTM)231の内
容は図示されるものに限定されることは無く、他に幾多
の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は
変わらない。また本発明の対象となるパケット交換機
(PS)2は図示されるものに限定されることは無く、
他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明
の効果は変わらない。更に本発明の対象となるパケット
通信システムは、図示されるものに限定されぬことは言
う迄も無い。
【0081】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記パケット交
換機において、パケット端末がパケット交換網を経由し
て設定する呼の優先度を、論理チャネルまたは論理チャ
ネル群毎に設定可能となる為、輻輳した場合にも、一部
の重要通信を規制対象外とし、その他の一般通信を規制
する等、実情に適合した輻輳制御が可能となり、当該パ
ケット通信システムのサービス性が向上すると共に、パ
ケット端末から各論理チャネルまたは各論理チャネル群
毎に登録済の優先度を変更可能となり、更に融通性に富
む運用が可能となる。
換機において、パケット端末がパケット交換網を経由し
て設定する呼の優先度を、論理チャネルまたは論理チャ
ネル群毎に設定可能となる為、輻輳した場合にも、一部
の重要通信を規制対象外とし、その他の一般通信を規制
する等、実情に適合した輻輳制御が可能となり、当該パ
ケット通信システムのサービス性が向上すると共に、パ
ケット端末から各論理チャネルまたは各論理チャネル群
毎に登録済の優先度を変更可能となり、更に融通性に富
む運用が可能となる。
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明(請求項2および請求項3)の一実施
例によるパケット交換機を示す図
例によるパケット交換機を示す図
【図3】 本発明(請求項1および請求項3)の一実施
例によるパケット交換機を示す図
例によるパケット交換機を示す図
【図4】 図2における優先度決定過程の一例を示す図
【図5】 本発明の一実施例による優先度変更過程を示
す図
す図
【図6】 図5における優先度変更パケットの一例を示
す図
す図
【図7】 本発明の対象となるパケット通信システムの
一例を示す図
一例を示す図
【図8】 従来あるパケット交換機の一例を示す図
【図9】 従来ある優先度決定過程の一例を示す図
1 パケット交換網 2 パケット交換機(PS) 3 パケット端末(PT) 4 通信回線 21 通信制御装置 22 中央制御装置 23 主記憶装置 24 保守コンソール 100 優先度登録手段 200 通信優先度決定手段 221 端末優先度登録変更部 222、225 通信優先度決定部 223 チャネル優先度登録部 224 チャネル優先度変更部 231 端末メモリ(PTM) 232 リンクメモリ(LIM) 233 通信優先度決定表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 範夫 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ複数の論理チャネル(CH)を
有する複数の論理チャネル群(CG)により接続される
複数のパケット端末(3)を収容するパケット交換機
(2)において、 前記各論理チャネル(CH)を経由して設定される呼の
優先度を、前記各論理チャネル(CH)毎に登録する優
先度登録手段(100)と、 前記パケット端末(3)に対して着呼した場合に、該パ
ケット端末(3)に接続される前記論理チャネル(C
H)の中から、前記着呼により指定されている優先度に
等しい優先度を登録済の論理チャネル(CH)の中から
空き論理チャネル(CH)を選択・捕捉し、捕捉された
論理チャネル(CH)に対応して登録済の前記優先度
を、設定される呼の優先度と決定する通信優先度決定手
段(200)とを設けることを特徴とする輻輳制御方
式。 - 【請求項2】 前記優先度登録手段(100)は、前記
各論理チャネル(CH)に対する前記優先度を、前記論
理チャネル群(CG)単位に纏めて登録することを特徴
とする請求項1記載の輻輳制御方式。 - 【請求項3】 前記優先度登録手段(100)は、前記
パケット端末(3)から前記登録済の優先度の変更を要
求するパケットを受信した場合に、前記パケット端末
(3)に接続される各論理チャネル(CH)に対応して
登録済の前記優先度を、前記パケットにより指定された
通りに変更することを特徴とする請求項1記載の輻輳制
御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33302291A JPH05167620A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 輻輳制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33302291A JPH05167620A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 輻輳制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167620A true JPH05167620A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18261407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33302291A Withdrawn JPH05167620A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | 輻輳制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05167620A (ja) |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP33302291A patent/JPH05167620A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |