JPH05167280A - 換気装置 - Google Patents
換気装置Info
- Publication number
- JPH05167280A JPH05167280A JP33107091A JP33107091A JPH05167280A JP H05167280 A JPH05167280 A JP H05167280A JP 33107091 A JP33107091 A JP 33107091A JP 33107091 A JP33107091 A JP 33107091A JP H05167280 A JPH05167280 A JP H05167280A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- rubber
- case
- frame
- vibration
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電子機器などの騒音を低減する。
【構成】この換気装置は、換気口８を有する筐体７と、
この筐体７の換気口８の周囲に設けられたラバー６と、
このラバー６を介して筐体７に取付けられたファン１と
を具備している。
この筐体７の換気口８の周囲に設けられたラバー６と、
このラバー６を介して筐体７に取付けられたファン１と
を具備している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子機器などの
内部に生じた熱を排気するための換気装置に関する。
内部に生じた熱を排気するための換気装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来から、電子機器などには、筺体の側
面に換気口を設け、この部分にファンなどを取付けて内
部の熱を排気する換気装置が用いられている。
面に換気口を設け、この部分にファンなどを取付けて内
部の熱を排気する換気装置が用いられている。
【０００３】一方、近年では電子機器自体の発熱量の増
加に伴って、排気装置に用いられるファンも大型化され
る傾向にあり、この大型化されたファンの振動から生じ
る騒音を低減することが望まれている。
加に伴って、排気装置に用いられるファンも大型化され
る傾向にあり、この大型化されたファンの振動から生じ
る騒音を低減することが望まれている。
【０００４】ここで、図３を参照して従来の換気装置に
ついて説明する。
ついて説明する。
【０００５】同図において、３１は電子機器などの筐体
である。この筺体３１には、換気口３２が設けられてい
る。この換気口３２を覆うように筐体３１にはファン３
３がビス３４によって固定されている。このファン３３
は、方形のフレーム３５の中央部にローター３６を配し
たものである。このローター３６には、５枚のフィン３
７が設けられている。
である。この筺体３１には、換気口３２が設けられてい
る。この換気口３２を覆うように筐体３１にはファン３
３がビス３４によって固定されている。このファン３３
は、方形のフレーム３５の中央部にローター３６を配し
たものである。このローター３６には、５枚のフィン３
７が設けられている。
【０００６】この換気装置では、５枚のフィン３７を回
転させることによって換気口３２より筺体３１内の熱を
外部に放出している。
転させることによって換気口３２より筺体３１内の熱を
外部に放出している。
【０００７】ところで、５枚のフィン３７の重さは、製
造ばらつきなどのためそれぞれが微妙に異なっている。
このため、フィン３７を回転させると、これらフィン３
７の中心のローター３６が軸方向に振動する。この振動
はこのファン３３のフレーム３５を伝わり筐体３１に伝
達されて筐体３１の固有振動数に共振して騒音となる。
なお、この騒音はファン３３の直径に比例して大きくな
る。
造ばらつきなどのためそれぞれが微妙に異なっている。
このため、フィン３７を回転させると、これらフィン３
７の中心のローター３６が軸方向に振動する。この振動
はこのファン３３のフレーム３５を伝わり筐体３１に伝
達されて筐体３１の固有振動数に共振して騒音となる。
なお、この騒音はファン３３の直径に比例して大きくな
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の換気
装置では、各フィンの重さが微妙に違うためローターに
振動が発生し、この振動が筺体に伝わって騒音になると
いう問題があった。
装置では、各フィンの重さが微妙に違うためローターに
振動が発生し、この振動が筺体に伝わって騒音になると
いう問題があった。
【０００９】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、ファンから筺体に振動が伝達されるの
を防止し電子機器の騒音を低減することのできる換気装
置を提供することを目的としている。
なされたもので、ファンから筺体に振動が伝達されるの
を防止し電子機器の騒音を低減することのできる換気装
置を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の換気装置は上記
した目的を達成するために、換気口を有する筐体と、こ
の筐体の換気口の周囲に設けられた防振部材と、この防
振部材を介して前記筐体に取付けられたファンとを具備
している。
した目的を達成するために、換気口を有する筐体と、こ
の筐体の換気口の周囲に設けられた防振部材と、この防
振部材を介して前記筐体に取付けられたファンとを具備
している。
【００１１】
【作用】この発明の換気装置では、ファンは防振部材を
介して筐体に取付けられており、このファンを回転させ
たときに生じる振動は防振部材で吸収される。
介して筐体に取付けられており、このファンを回転させ
たときに生じる振動は防振部材で吸収される。
【００１２】これにより、ファンに生じた振動は筺体に
伝達されなくなる。
伝達されなくなる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１４】図１および図２は、この実施例の換気装置
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【００１５】図１および図２において、１は方形のフレ
ーム２の中央部にローター３を配してなるファンであ
る。このファン１のローター３には、 5枚のフィン４が
設けられている。また、このファン１のフレーム２に
は、その 4角に取付穴５が設けられている。
ーム２の中央部にローター３を配してなるファンであ
る。このファン１のローター３には、 5枚のフィン４が
設けられている。また、このファン１のフレーム２に
は、その 4角に取付穴５が設けられている。
【００１６】図２に示すように、このフレーム２には、
フレーム２の形状（ほぼ方形で、中央部がくりぬかれた
形状）よりも一回り小さめに形成された防振部材として
のラバー６が、図示しない両面テープなどにより貼り付
けられている。このラバー６には、例えばゴムブッシュ
などと同様の防振用ゴム材料が用いられている。
フレーム２の形状（ほぼ方形で、中央部がくりぬかれた
形状）よりも一回り小さめに形成された防振部材として
のラバー６が、図示しない両面テープなどにより貼り付
けられている。このラバー６には、例えばゴムブッシュ
などと同様の防振用ゴム材料が用いられている。
【００１７】一方、電子機器の筐体７側面には、機器内
部で発生する熱を排気するための換気口８が設けられて
おり、この換気口８を覆いつつフレーム２のラバー６を
筺体７側に向けるようにしてファン１が取付けられてい
る。このファン１は、フレーム２の 4角の取付穴５から
ビス９により筺体７に締め付けられているので、この締
め付け圧によりラバー６が若干潰されて筺体７とフレー
ム２とが隙間のない状態になっている。
部で発生する熱を排気するための換気口８が設けられて
おり、この換気口８を覆いつつフレーム２のラバー６を
筺体７側に向けるようにしてファン１が取付けられてい
る。このファン１は、フレーム２の 4角の取付穴５から
ビス９により筺体７に締め付けられているので、この締
め付け圧によりラバー６が若干潰されて筺体７とフレー
ム２とが隙間のない状態になっている。
【００１８】この換気装置では、ファン１を動作させる
とローター３が回転してフィン４によって筐体７内の熱
気は換気口８より排出される。このとき、ローター３に
設けられた 5枚のフィン４のそれぞれの微妙な重量ばら
つきからローター３（軸方向）に振動が生じる。この振
動は、ローター３からフレーム２に伝わるが、ラバー６
に吸収されるため筐体７には伝達されない。
とローター３が回転してフィン４によって筐体７内の熱
気は換気口８より排出される。このとき、ローター３に
設けられた 5枚のフィン４のそれぞれの微妙な重量ばら
つきからローター３（軸方向）に振動が生じる。この振
動は、ローター３からフレーム２に伝わるが、ラバー６
に吸収されるため筐体７には伝達されない。
【００１９】このように本実施例の換気装置によれば、
ファン１のフレーム２と筺体７間にラバー６を設けたこ
とにより、ファン１のローター３が回転するときに生じ
る振動が筺体８に伝達されなくなるので電子機器などの
騒音を低減することができる。また、ファン１と筺体７
がこのラバー６によって密着されているのでファン１の
風漏れなどもなくなり熱の排気効率が向上する。
ファン１のフレーム２と筺体７間にラバー６を設けたこ
とにより、ファン１のローター３が回転するときに生じ
る振動が筺体８に伝達されなくなるので電子機器などの
騒音を低減することができる。また、ファン１と筺体７
がこのラバー６によって密着されているのでファン１の
風漏れなどもなくなり熱の排気効率が向上する。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように本発明の換気装置に
よれば、ファンと筐体間に設けられた防振部材によりフ
ァンに生じた振動は、筺体に伝達されなくなるので電子
機器などの騒音を低減することができる。
よれば、ファンと筐体間に設けられた防振部材によりフ
ァンに生じた振動は、筺体に伝達されなくなるので電子
機器などの騒音を低減することができる。
【図１】本発明に係る一実施例の換気装置を示す斜視図
である。
である。
【図２】図１のファンにラバーを取付けた状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図３】従来の換気装置を示す斜視図である。
１……………ファン ２……………フレーム ３……………ローター ４……………フィン ５……………取付穴 ６……………ラバー ７……………筐体 ８……………換気口 ９……………ビス
Claims (1)
- 【請求項１】 換気口を有する筐体と、 前記筐体の換気口の周囲に設けられた防振部材と、 この防振部材を介して前記筐体に取付けられたファンと
を具備したことを特徴とする換気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33107091A JPH05167280A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33107091A JPH05167280A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 換気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05167280A true JPH05167280A (ja) | 1993-07-02 |
Family
ID=18239521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33107091A Withdrawn JPH05167280A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | 換気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05167280A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5788566A (en) * | 1996-10-29 | 1998-08-04 | Dell U.S.A., L.P. | Integrated cooling fan and finger guard assembly |
| US6924980B2 (en) * | 2003-06-27 | 2005-08-02 | International Business Machines Corporation | Vibration isolation of computing device heat sink fans from attached fan shrouds and heat sinks |
| KR100536582B1 (ko) * | 1998-09-30 | 2006-02-28 | 삼성전자주식회사 | 냉각 팬을 전자기기에 장착하기 위한 장치 및 그 장치가 구비된휴대형 컴퓨터 |
| US7286349B2 (en) * | 2004-11-16 | 2007-10-23 | Hewlett-Packard Development Copmpany, L.P. | Ventilated casing for an electronic device |
| US7289321B2 (en) * | 2004-11-16 | 2007-10-30 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ventilated casing for an electronic device |
| JP2009053265A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷却ファン取付構造及びそれを用いた投写型映像表示装置並びに電子機器 |
| US7545641B2 (en) * | 2007-04-23 | 2009-06-09 | Super Micro Computer Inc. | Computer housing shock absorber device for a vibration source frame |
| WO2014202142A1 (en) * | 2013-06-20 | 2014-12-24 | Arcelik Anonim Sirketi | Improved fan assembly for a refrigeration appliance |
| WO2015086421A1 (de) * | 2013-12-11 | 2015-06-18 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltskältegerät mit einem maschinenraum und einem an einem querbalken des maschinenraums montierten ventilator-gehäuse sowie verfahren zur montage eines derartigen ventilators im maschinenraum |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP33107091A patent/JPH05167280A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5788566A (en) * | 1996-10-29 | 1998-08-04 | Dell U.S.A., L.P. | Integrated cooling fan and finger guard assembly |
| KR100536582B1 (ko) * | 1998-09-30 | 2006-02-28 | 삼성전자주식회사 | 냉각 팬을 전자기기에 장착하기 위한 장치 및 그 장치가 구비된휴대형 컴퓨터 |
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| CN105899815A (zh) * | 2013-06-20 | 2016-08-24 | 阿塞里克股份有限公司 | 用于致冷设备的改进的风扇组件 |
| US10012241B2 (en) | 2013-06-20 | 2018-07-03 | Arcelik Anonim Sirketi | Fan assembly for a refrigeration appliance |
| WO2015086421A1 (de) * | 2013-12-11 | 2015-06-18 | BSH Hausgeräte GmbH | Haushaltskältegerät mit einem maschinenraum und einem an einem querbalken des maschinenraums montierten ventilator-gehäuse sowie verfahren zur montage eines derartigen ventilators im maschinenraum |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990311 |