JPH0516727Y2 - - Google Patents

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JPH0516727Y2
JPH0516727Y2 JP3336082U JP3336082U JPH0516727Y2 JP H0516727 Y2 JPH0516727 Y2 JP H0516727Y2 JP 3336082 U JP3336082 U JP 3336082U JP 3336082 U JP3336082 U JP 3336082U JP H0516727 Y2 JPH0516727 Y2 JP H0516727Y2
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JP
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signal
output
input
circuit
attenuator
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JP3336082U
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子ボリユーム回路に関し、特にデ
イジタル入力信号に基づき被制御入力信号のボリ
ユームをコントロールするようにした音響機器に
おける電子ボリユーム回路に関するものである。
従来のこの種の電子ボリユーム回路の例とし
て、第1図又は第2図に示す如き回路がある。第
1図において、パラレルデイジタルデータ入力
D0〜DoをD/Aコンバータ1においてアナログ
信号に変換し、このアナログ変換出力と被制御入
力であるオーデイオ信号とを乗算器2によりアナ
ログ乗算し、デイジタルデータの制御によつてオ
ーデイオ信号のボリユームをコントロールするよ
うにしている。この乗算出力を更に減衰するため
に抵抗R1,R2による減衰器4が設けられており、
この減衰器4を通すか否かの選択スイツチ3を制
御することにより、減衰量のコントロールをも可
能としている。なお、パラレルデイジタルデータ
DO〜Doを発生するための構成としては例えば、
アツプダウンカウンタを用いたものが公知であ
る。これはアツプキーの操作に応じてアツプダウ
ンカウンタがアツプ計数しダウンキーの操作に応
じてアツプダウンカウンタがダウン計数するよう
にされ、アツプダウンカウンタの計数出力がデー
タDO〜Doとなるものである。減衰器4は例えば、
音楽の再生中に会話が必要なときにボリユームの
調整レベルをそのままにして一時的に音量を低下
させるために設けられている。また、減衰器4は
過大なレベルの入力信号に対して歪みの発生を防
止するためにも設けられ、乗算器2による音量調
整が適切な範囲で行なえるようになつている。
第2図の例では乗算器2の出力に直接抵抗R1
R2による減衰器4が接続されており、この減衰
器4の活性及び非活性のコントロールにスイツチ
ングトランジスタQ1を用い、このトランジスタ
Q1のオンオフ制御として外部制御信号CONTを
抵抗R3を介してベース入力とするようにしてな
るものであり、他の構成は第1図のそれと同一と
なつている。
第1図の回路動作は、乗算器2の出力つまりオ
ーデイオ信号がD/Aコンバータ1に入力される
パラレルデータに応じてボリユームコントロール
され、その出力がスイツチ3のオフ時には直接出
力端(OUT)に現われる。次に、スイツチ3を
オンとすると、乗算器2の出力がR2/(R1+R2
に減衰されて出力されることによりアツテネータ
動作がなされる。この回路方式では、アツテネー
タ用切換スイツチ3として2接点を必要とし、電
子スイツチとするには困難を伴いまた回路が複雑
化する欠点がある。
第2図の回路では、コントロール信号CONT
が高レベルのときに減衰器4が作動し、第1図と
同様R2/(R1+R2)なるアツテネート出力が導
出される。トランジスタQ1がオフとなつて減衰
動作をしない場合には、抵抗R1が信号ラインに
直列挿入されていることから、この抵抗R1によ
る熱雑音が発生しS/Nが低下すること、また出
力段における次段回路の入力インピーダンスZi
の間でZi/(R1+Zi)なる減衰が生じ、次段回路
の影響を受け易いこと等の欠点がある。
この考案の目的は出力段アツテネータを除いて
上記各種欠点を排除するようにした電子ボリユー
ム回路を提供することである。
本考案による電子ボリユーム回路は、デイジタ
ル信号をアナログ変換するアナログ変換手段と、
数値を示すゲイン制御信号として入力されたデイ
ジタル信号をアナログ変換手段に供給する入力手
段と、アナログ変換手段の出力信号と被制御入力
信号との乗算をなす乗算手段とを有し、乗算手段
の出力を電子ボリユーム出力とし、入力手段がア
ツテネータ指令に応じて前記ゲイン制御信号とし
てのデイジタル信号が示す値を所定値にて除算し
その算出結果を示す信号をアナログ変換手段に供
給するデイジタル演算手段を有することを特徴と
している。
以下に本考案を図面を用いて説明する。
第3図は本考案の原理を示すブロツク図であ
り、第1,2図と同等部分は同一符号により示さ
れている。ゲイン制御信号としてのパラレルデイ
ジタルデータD0〜Doはデイジタル演算回路5へ
入力され、外部制御信号CONTに従つて演算処
理が行われる。例えば、信号CONTが低レベル
のときには演算回路5は何等演算処理をなすこと
なく、パラレルデータをそのまま直接にD/Aコ
ンバータ1の入力とする。信号CONTが高レベ
ルになると、演算回路5は例えばある定められた
除算すなわちI/N(Nは整数)のデイジタル除
算が行われるように構成されている。この演算出
力がD/Aコンバータ1へ伝達されアナログ信号
に変換されてオーデイオ入力信号との乗算が乗算
器2においてなされる。この乗算出力がそのまま
電子ボリユーム出力となるものである。
第4図は本考案の実施例の回路図であり、第3
図における演算回路5の具体例を示している。こ
の回路5は、2入力アンドゲート51〜57と2
入力オアゲート58,59とを有しており、パラ
レルデイジタルデータD0〜D4(尚、n=4として
示しているがこれに限定されない)がゲート5
1,53,55,56,57の各1入力となつて
おり、その他入力には外部制御信号CONTのイ
ンバータ60による逆相信号が印加されている。
また、ゲート52と54の各1入力にはデイジタ
ル入力D3,D4が印加されており、各他入力には
信号CONTの正相信号が印加されている。そし
て、ゲート51,52の出力がオアゲート58の
2入力となり、ゲート53,54の出力がオアゲ
ート59の2入力となつており、ゲート58,5
9の出力がD/Aコンバータ1の入力DA,DB
なり、ゲート55,56,57の各出力がD/A
コンバータ1の入力DC,DD,DEとなつている。
かかる構成において、制御信号CONTが低レ
ベルであれば、アンドゲート51,53,55,
56及び57が開となるから、デイジタル入力
D0〜D4がこれらゲートを通つてそのままD/A
コンバータ1の各対応入力となる。よつて、この
場合演算回路5は何等デイジタル演算することな
く、パラレルデータD0〜D4をそのままD/Aコ
ンバータ1へ伝達するから何等アツテネータ動作
は行わない。
制御信号CONTが高レベルになると、これが
アツテネータ指令として演算回路5に供給されゲ
ート51,53,55,56及び57は閉となり
その出力はすべて低レベルとなる。一方、ゲート
52,54のみは開となるから、デイジタル入力
D3,D4が夫々これらゲート52,54を介しま
たゲート58,59を通してD/Aコンバータ1
の入力DA,DBとなる。他の入力DC〜DEは低レベ
ルに維持されることになる。第5図はかかる場合
のデイジタル入力D0〜D4の1例に対するD/A
コンバータ1の入力DA〜DEの関係を示しており、
結局、パラレル入力データD0〜D4がLSB(リース
トシグニフイカントビツト)側へ3ビツトシフト
したことになる。これはデイジタルデータD0
D4が1/23=1/8のデイジタルデータになつたこと
を意味するものであり、よつて、D/Aコンバー
タ1の出力も1/8に減衰することを意味しアツテ
ネータ動作をなすことになる。
尚、上記数値例は単なる1例を示すに止まり、
これに限定されるものではない。また、ゲート回
路により演算回路を構成したがマイクロコンピユ
ータ等による構成も考えられることは当然であ
る。
叙上の如く、本考案によればデイジタル的にア
ツテネータを構成しているのでデイジタル回路に
よる構成が可能となり集積回路化に好適となる。
また、抵抗アツテネータではないので抵抗による
熱雑音の発生もなくS/Nの劣化がないと共に次
段回路の入力インピーダンスの影響を受けない利
点もある。更に、既存のパラレルデイジタルデー
タD0〜Doを発生する回路をそのまま用いてオー
デイオ信号ライン内にアツテネータ用の抵抗を挿
入することなくアツテネータ機能を有する電子ボ
リユーム回路を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の電子ボリユーム回路
の例を示す図、第3図は本考案の原理図、第4図
は本考案の実施例の回路図、第5図は第4図の回
路の演算回路の入出力データ関係を示す図であ
る。 主要部分の符号の説明、1……D/Aコンバー
タ、2……乗算器、5……演算回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイジタル信号をアナログ変換するアナログ変
    換手段と、数値を示すゲイン制御信号として入力
    されたデイジタル信号を前記アナログ変換手段に
    供給する入力手段と、前記アナログ変換手段の出
    力信号と被制御入力信号との乗算をなす乗算手段
    とを有し、前記乗算手段の出力を電子ボリユーム
    出力とするようにした電子ボリユーム回路であつ
    て、前記入力手段はアツテネータ指令に応じて前
    記ゲイン制御信号が示す値を所定値にて除算しそ
    の算出結果を示す信号を前記アナログ変換手段に
    供給するデイジタル演算手段を有することを特徴
    とする電子ボリユーム回路。
JP3336082U 1982-03-10 1982-03-10 電子ボリュ−ム回路 Granted JPS58138412U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3336082U JPS58138412U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 電子ボリュ−ム回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3336082U JPS58138412U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 電子ボリュ−ム回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58138412U JPS58138412U (ja) 1983-09-17
JPH0516727Y2 true JPH0516727Y2 (ja) 1993-05-06

Family

ID=30044908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3336082U Granted JPS58138412U (ja) 1982-03-10 1982-03-10 電子ボリュ−ム回路

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JPS58138412U (ja) 1983-09-17

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