JPH0516647U - 柄物フアスナーを利用した袋物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】柄物ファスナーを利用した袋物を提供する。 【構成】１本のファスナーの使用メートル数の違いと、
布の底辺にあたる部分の長さを変える事によって大小の
袋物になる。また、スライダーを下げた状態で布部分を
一回り縫う。それだけだと１本の紐でしかないがスライ
ダーを上げると袋物になる。

Description

【考案の詳細な説明】

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【産業上の利用分野】

従来のファスナーの用途は開閉口など隠れた部分でしか利用目的が無か ったが、本考案のファスナーは布の部分を広くしたり、プリントする事に より、それのみで洋服になったり、デザインのアクセントになったり、自 分のアイデアで多様な物が作り出せる事が可能である。 ０００２

【従来の技術】

従来の袋物は布地にファスナーをつけた物しかない。また袋物自体を折 りたたんでも生地によっては場所をとる。 ０００３

【考案が解決しようとする課題】

従来のファスナーの用途は開閉口など隠れた部分での利用目的しかなか ったが、ファスナー自体を工夫する事により袋物になる。 ０００４ たとえば、外出先で物が増えた場合に、紙袋だと雨に弱く、使用回数に 耐えられず型くずれも早い。また、ナイロン性の物は小さくまとめられる がファッション性がない。厚地の袋物は小さくたたんで持ち運びには不向 きである。本考案はこれらの欠点を除くために考案された物である。 ０００５

【課題を解決するための手段及び作用】

１本のファスナーの使用メートル数の違いと、布の底辺にあたる部分（ ２）（３）の長さを変えることによって大小の袋物になる。また、スライ ダーを下げた状態で布部分を一回り縫う。それだけだと１本の紐でしかな いがスライダーを上げると袋物になる。 ０００６

【実施例】

第１図においてスライダーＣを下げて開いた状態にしてファスナーＡの （１）の点で中表に折り、布（２）と布（３）と重なり合った部分を縫い その続きで布（４）と布（５）の重なり合う部分を縫い、同じく布（６） と布（７）を縫う。布（８）と布（９）の中間点である布（１０）の位置 で中表に折り重ね、布（８）と布（９）を縫い合わせる。 ０００７ この時に袋状にしたさい、まっすぐ縫えばファスナーの端の部分布（１ １）と布（１２）が表に出でくる為、第２図の様に斜めに折り返し縫い終 わりにするとよい。尚、手提げひもを付ける場合は布（６）と布（７）及 び布（８）と布（９）を縫い合わせるときに適当な位置に別布を挟みこん で手提げ紐とする。 ０００８

【考案の効果】

ファスナーだけで長さを変える事により、大きな袋物とか、小さな小銭 入れになるという意外性がおもしろい。また、使用しない時には１本の紐 状になり、小さくまとめられ持ち運びも便利であり、必要な時には簡単に 早変わりするのも特徴であり、製作する時にも１回りを一気に縫いあがる のも特徴の一つである等、多くの効果を持つものである。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本考案の実施例を示すものである。

【図１】はスライダーを下ろし、開いた図

【図２】は最後の布部分の始末図

【図３】は小銭入れの全体図

【図４】は手提げバックの全体図

【図５】は手提げバックの際の手付を付けた図

【符号の説明】

Ａ……ファスナー１片 Ｂ……ファスナー１片 Ｃ……スライダー （１）〜（１２）……布

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ファスナーの布部分の巾を広げたり、布部分の材質を変
   えたりして、そこにプリントとか刺繍を施して柄物にし
   たファスナーを利用した袋物。