JPH05166353A - 携帯用画像映出機 - Google Patents

携帯用画像映出機

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Publication number
JPH05166353A
JPH05166353A JP3352405A JP35240591A JPH05166353A JP H05166353 A JPH05166353 A JP H05166353A JP 3352405 A JP3352405 A JP 3352405A JP 35240591 A JP35240591 A JP 35240591A JP H05166353 A JPH05166353 A JP H05166353A
Authority
JP
Japan
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drive unit
display unit
view
unit
display
Prior art date
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Application number
JP3352405A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kawasaki
和男 川崎
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Original Assignee
Individual
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯用の、記憶映出機を作る。 【構成】 携帯時には、画像表示用の液晶画面などの表
面を、ガードカバーなどで覆うようにした。 【効果】 傷つきやすい液晶画面の表面を、保護できる
ようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMなどから
情報を読み出して画面に表示する、携帯用の画像映出機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザー発光素子の小型化、低価格化が
進んだ上、感光素子を半導体上に集積配置できるように
なったため、光学式記憶装置を携帯容易な大きさにまで
小型化し、コンパクトディスクに記憶させた大量の情報
を手軽に読み出して利用できるようになった。しかし、
コンパクトディスク内の情報によっては、画像表示装置
に出力する方が便利な場合が多く、画像表示装置と記憶
装置とをどのようにして組み合わせたならば携帯に便利
となるか、問題となっていた。というのも、携帯用の画
像表示装置として大変優れた液晶表示装置の場合は、画
面が大きな衝撃に弱く、携帯時には何かの手段でガード
してやらなければならなかったからである。例えば、V
TR装置と液晶表示装置との組み合わせの場合、巷間出
回っている商品の多くが、両装置を蝶番式に連結し、V
TR装置で液晶画面を保護するようになっている。しか
し、この方式では、両装置を開いたときと閉じたときで
重心位置が変化するために、閉じて何処かに置いたとき
に安定し、開いて机上に置いたときにも液晶画面が見易
い位置に安定するよう、重力バランスに配慮して特殊な
形状にせねばならず、その結果、外観が野暮ったくなっ
てしまうという欠点があったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては、構造上使用時と携帯時で重心の変化が少なく、デ
ザイン上の自由度が大きい携帯用メモリドライバを提供
することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、記憶
媒体を読み取りするドライブユニットと画像表示器を備
えたディスプレイユニットとを設ける一方、ディスプレ
イユニットの画像表示器を、ガードカバー若しくはガー
ドシャッター若しくはハードケースで保護してやるか、
あるいは、ディスプレイユニットがドライブユニット上
面をスライドし、回動するように構成するという手段を
採用することによって、上記課題を解決する携帯用画像
映出機を実現したのである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を第1〜5実施例に基づいて説
明する。
【0006】A.第1実施例(図
1〜11参照)
【0007】平面形状が長方形をしている平板状ディス
プレイユニット1aと、これにほぼ同形のドライブユニ
ット2aとが、互いの長辺を突き合わせるようにして一
体に連結される。ディスプレイユニット1aの上面に
は、液晶画面11aと操作スイッチ12a・12a・…が配置さ
れている。また、ドライブユニット2aは、上部に蓋21a
が枢設されていて、この蓋21aを上方へ撥ね上げるとC
D−ROMをセットできるようになっている。更に、ド
ライブユニット2aの後面にはスタンド22aが枢設されて
おり、このスタンド22aを引き起こすことによって、両
ユニット1a・2aを起立させて使用することもできるよ
うになっている。
【0008】また、ディスプレイユニット1aとドライ
ブユニット2aの両側は、辺に沿って欠き込まれてい
て、当該欠き込み部分にガードカバー4aの両側に突設
された鉤状ガイド41a・41aが嵌まり込み、ガードカバー
4aが両ユニット1a・2a上方をスライドするのであ
る。ガードカバー4aは、硬質合成樹脂を用いてディス
プレイユニット1aやドライブユニット2aを丁度1つず
つ被覆できる大きさに構成されており、携帯時にはディ
スプレイユニット1a上にスライドさせて液晶画面を保
護し、使用時にはドライブユニット2a上にスライドさ
せて蓋21aと共に撥ね上げられるようになっている。ま
た、前記欠き込み部分には、図示こそしていないが、鉤
状ガイド41aのスライドにより入り切りされる接触スイ
ッチが設けてあり、ガードカバー4aをディスプレイユ
ニット1a上からドライブユニット2a上へスライドさせ
ると、映出機全体の主電源がオンされる。逆に、ガード
カバー4aをドライブユニット2a上からディスプレイユ
ニット1a上へスライドさせると、映出機全体の主電源
がオフする。
【0009】また、当然ながら、ドライブユニット2a
は、CD−ROMを回転させつつ、図示しないレーザー
発光素子のレーザー光を光学系を用いてCD−ROMの
記憶面に照射し、その反射光を光学系で図示しない光電
変換素子上に集束させて、光電変換素子からの信号を図
示しない処理回路で解析し、解析結果を信号としてディ
スプレイユニット1aへ送るようになっている。そし
て、ディスプレイユニット1aは、送られた信号に従い
液晶画面11a上に画像を映出する。また、ディスプレイ
ユニット1a上の操作スイッチ12a・12a・…を操作した
場合は、その信号がドライブユニット2aの処理回路へ
送られて、適宜処理される。
【0010】この他、ドライブユニット2aの底部でス
タンド22aを引き起こして現れる部分には、集積回路応
用記憶カードの挿入口51aが設けられており、当該挿入
口51aにROMカードなどを差し込み、システムプログ
ラムなどを読み取りすることができる。また、ディスプ
レイユニット1aのドライブユニット反対側には、シリ
アルポート52a、ビデオ端子53aが配置され、他のコンピ
ュータやビデオ、テレビなどと通信できる。更に、ドラ
イブユニット2aのディスプレイユニット反対側には、
音声出力端子54aが設けられ、イヤホーンなどを使用し
て、音声を聴取できるようになっている。また、ディス
プレイユニット1a底部の両脇には、コントラスト調節
撮み55aやボリューム調節撮み56aが、設けられ、画面の
コントラストや出力音声の調整ができる。
【0011】B.第2実施例(図
12〜23参照)
【0012】平面形状が長方形をしている平板状ディス
プレイユニット1bと、これに似た形状のドライブユニ
ット2bとが、互いの長辺で枢支連結される。しかし
て、両ユニット1b・2bは、両ユニット上面を山にする
ように凸折れした状態から両ユニットが真っ直ぐに並ん
だ状態まで回動することができる。また、第1実施例同
様、ディスプレイユニット1bの上面には液晶画面11bと
操作スイッチ12b・12b・…が配置され、ドライブユニッ
ト2bの後面にはスタンド22bが枢設されている。
【0013】第1実施例と第2実施例の最も大きな違い
は、第2実施例映出機においては、両ユニット1b・2b
を折り曲げると、ドライブユニット2bの連結面からテ
ーブルシート24bが現われ、ここからディスクテーブル2
3bを引き出すと、CD−ROMのセットを行えるように
なっている点にある。そして、引き出したディスクテー
ブル23bを軽く押し戻し、両ユニット1b・2bを真っ直
ぐに伸ばすと、CD−ROMの読み取りが行える状態に
なる。なお、第2実施例においては、テーブルシート24
bが両ユニットの翼動の邪魔にならないよう、ドライブ
ユニット2bの突き合わせ面の一部をテーパ状に切り欠
いている。
【0014】また、第2実施例のガードカバー4bの装
設方式は、第1実施例のそれと全く同じであり、ガード
カバー4bをスライドさせることにより主電源のオンオ
フが行える点も同様である。更に、映出機主要部である
CD−ROMのドライブ方式も第1実施例と同様の構成
を採っている他、集積回路応用記憶カード挿入口51bや
シリアルポート52b、ビデオ端子53b、音声出力端子54
b、コントラスト調節撮み55bやボリューム調節撮み56b
も、若干の配置変更を受けていることを除けば、第1実
施例同様である。
【0015】C.第3実施例(図
24〜35参照)
【0016】直方体状のドライブユニット2c上面の両
側には、辺に沿うようにしてスライドブラケット25c・2
5cが配設されている。このスライドブラケット25c・25c
の対向面には、ガイド突起が対向的に突設されており、
当該ガイド突起が平板状ディスプレイユニット1c両側
に沿設されたスライド溝13c・13cに嵌まり込むことによ
り、ディスプレイユニット1cがドライブユニット2cに
対してスライドしあるいは回動するようになる。また、
ディスプレイユニット1c両側面端部にはロック突起14c
・14cが突設され、ドライブユニット2cの所要部位には
ロック溝26c・26c・…が穿設されており、両者が適宜嵌
合することにより、ディスプレイユニット1cのスライ
ド及び回動が規制されることとなる。また、当然なが
ら、ディスプレイユニット1c片面には、液晶画面11c及
び操作スイッチ12c・12c・…が配設されており、当該面
をドライブユニット2c側に向けた状態でディスプレイ
ユニット1cをスライドさせてロック突起14c・14cとロ
ック溝26c・26cとを嵌合させると、液晶画面11cがドラ
イブユニット2cにより保護された状態となるのであ
る。また、逆に、液晶画面11c配設面を上方に向けた状
態でディスプレイユニット1cをスライドさせてロック
突起14c・14cとロック溝26c・26cとを嵌合させると、液
晶画面11cが上面に表われて映出機が使用可能となる。
なお、ディスプレイユニット1cをスライドさせてロッ
クを外し、回動させて撥ね上げると、ドライブユニット
2c上面が現れて、ここにCD−ROMをセットし、読
み取りすることができる。
【0017】第3実施例においては、映出機全体で使用
する電力を供給するバッテリーは、図示こそしていない
が、ドライブユニット2cに内蔵されている。そして、
ディスプレイユニット1cで使用される電力は、ディス
プレイユニット1cのロック突起14c・14cとドライブユ
ニット2cのロック溝26c・26cとが接点の役割を兼任す
ることによって供給されている。
【0018】また、第3実施例においては、ディスプレ
イユニット1cの液晶画面11cで表示する画像信号波は、
ドライブユニット2c側のガイド突起とディスプレイユ
ニット1c側のスライド溝13c・13cとがカップリング
し、前者から後者へレーザー光の形で導波されることに
よって通信される。
【0019】この他、CD−ROMのドライブ方式は、
第1、第2実施例と同様の構成を採っている。また、集
積回路応用記憶カード挿入口51cやシリアルポート52c、
ビデオ端子53c、音声出力端子54c、コントラスト調節撮
み55cやボリューム調節撮み56cも、若干の配置変更を受
けていることを除けば、両実施例と同様である。更に、
ドライブユニット2c下面には、スタンド22cが枢設され
ており、映出機全体を立てて使用することもできるよう
になっている。
【0020】D.第4実施例(図
36〜46参照)
【0021】第4実施例においては、ドライブユニット
とディスプレイユニットとが一体化されている。この一
体化ユニット3d上面には、ガードシャッターが装設さ
れており、当該ガードシャッター下に配置されているタ
ッチセンサパネル15d及び液晶画面を保護するようにな
っている。
【0022】このガードシャッターは、それぞれ2枚ず
つのパネルが枢支連結されてなる左右のシャッター扉4
d・4dから構成される。これら両シャッター扉は、それ
ぞれの外側寄り下面に配設された回転軸42d・42dが、一
体化ユニット3dの両側に枢支される一方、両シャッタ
ー扉のそれぞれの内側辺から延設されたガイドピンが、
タッチセンサパネル15dの上下辺に沿って設けられる規
制溝内に嵌り込むことにより、左右のシャッター扉をそ
れぞれ左と右とに開放したり、その逆に閉じたりするこ
とができる。更に、図示しないギアリング機構により、
左右両回転軸42d・42dは同期して逆向きに回転するよう
になっており、左右どちらかのシャッター扉が運動する
と、もう片方のシャッター扉も対称的に運動する。ま
た、両シャッター扉が完全に閉じられると、図示しない
ロック機構が突出してきて、回転軸42d・42dに嵌まり込
み、これを制動する。そこで、シャッターが完全に閉じ
られた状態から両シャッター扉を開く際には、一体化ユ
ニット3d裏面のロック解除ボタン31d・31dを同時に押
しながら開いてやる必要がある。そして、シャッターを
完全に開放すると、シャッター扉の外側辺が図示しない
接触スイッチを押入し、映出機全体の主電源がオンす
る。また、逆に、シャッターを閉じると、図示しない接
触スイッチが切れて、映出機全体の主電源がオフされ
る。
【0023】また、本第4実施例においては、液晶画面
の手前には透明なタッチセンサパネル15dが装設されて
おり、液晶画面に表示した画像を、タッチセンサパネル
15dを通して見透すことができる。このタッチセンサパ
ネル15dの、表面所要部位をペン状のスタイラス57dで押
圧すると、当該押圧部位を含む所要領域内の容量が変化
し、この変位により電圧を生じせしめて、押圧箇所の位
置信号を出力することができる。
【0024】第4実施例においては、操作スイッチ12d
・12d・…はガードシャッター4dの下に配設される。ま
た、CD−ROMは、一体化ユニット3dの後方からデ
ィスクテーブルが出没することによってセットできる。
なお、ディスクテーブルの手前には、ホルダー32d・32d
が対設されており、当該ホルダー32d・32dがスタイラス
57dを把持できるようになっているので、実際のCD−
ROMのセットに当たっては、スタイラス57dをホルダ
ー32d・32dから外してやる必要がある。実際に外す時に
は、スタイラス57dの長さを若干縮めてホルダー32d・32
dの間隔よりも短くしてやればよい。スタイラス57dは、
両端が外向きに付勢されながら、望遠鏡的に伸縮するよ
うになっているのである。
【0025】この他、CD−ROMのドライブ方式は、
第1〜第3実施例と同様の構成を採っている。また、集
積回路応用記憶カード挿入口51dやシリアルポート52d、
ビデオ端子53d、音声出力端子54d、コントラスト調節撮
み55dやボリューム調節撮み56dも、上記3実施例と同様
である。
【0026】E.第5実施例(図
47〜58参照)
【0027】長方形平板状のドライブユニット2eに、
略同形のディスプレイユニット1eが枢支連結されてい
る。両者は完全に伸びた状態から1方向へのみ折り曲げ
ることができ、両者を完全に折り畳むと、その上面には
ディスプレイユニット1eのタッチセンサパネル15e及び
液晶画面、操作スイッチ12e・12e・…が現れる。また、
連結ユニットを完全に折り畳んだ状態では、その上面と
下面とが平行になり、全体として直方体形状を呈する。
【0028】硬質合成樹脂を成形してなる有底角筒状の
ハードケース4eは、連結ユニット1e・2eによって構
成される前記直方体形状を、ちょうどその内部に収める
ことができる。このハードケース4eは、その表面が装
飾のため波立たさせてあり、また、その片面には反底側
の開口にまで達するウインドー43eが開設されている。
しかして、ディスプレイユニット1eとウインドー43eの
向きを合せた状態で、前記直方体状の連結ユニットをハ
ードケース4e内に収めると、ウインドー43eからタッチ
センサパネル15e及び液晶画面と操作スイッチ12e・12e
・…を臨むことができる。また、ディスプレイユニット
1eとウインドー43eの向きを逆にすると、タッチセンサ
パネル15e及び液晶画面がハードケース4eによって隠さ
れ、保護される。なお、前述のごとく、連結ユニット1
e・2eは、完全に折り畳んだ状態では直方体形状を呈す
るので、天地をひっくり返してもそのままハードケース
4e内に収めることができるのである。
【0029】また、連結ユニット1e・2eには、上記4
例同様に、集積回路応用記憶カード挿入口51eやシリア
ルポート52e、ビデオ端子53e、音声出力端子54e、コン
トラスト調節撮み55eやボリューム調節撮み56eが設けら
れている。これらの内、シリアルポート52e及びビデオ
端子53e、コントラスト調節撮み55e、ボリューム調節撮
み56eについては、ディスプレイユニット1eとウインド
ー43eの向きを合せた状態で連結ユニットをハードケー
ス4e内に収めると、ハードケース4eの所定位置に切り
抜かれた窓から覗く。しかし、これらは、非対称的に配
置されており、ディスプレイユニット1eとウインドー4
3eの向きを逆にすると、ハードケース4e内に隠れてし
まう。なお、集積回路応用記憶カード挿入口51eについ
ては、ハードケース4eの反底側にある開口から覗くよ
うになっている。
【0030】この第4実施例においては、CD−ROM
のセットは、連結ユニットをハードケース4e内から引
き出し、ディスプレイユニット1eを撥ね上げることに
よって行える。また、連結ユニットには図示しない接触
スイッチが設けられており、ディスプレイユニット1e
とウインドー43eの向きを合せた状態で連結ユニットを
ハードケース4e内に挿入すると、ハードケース4eの図
示しない突起に接触スイッチを入れて、映出機全体の主
電源がオンされる。また、連結ユニットを引き抜くと、
映出機全体の主電源がオフとなる。
【0031】ハードケース4eの周面には、装飾のため
溝が設けてあり、この溝内にペン状のスタイラスを嵌め
ておくこともできる。また、ハードケース4eのウイン
ドー面反対側は、そのケース壁の一部が回動するように
なっており、これをスタンド22eとして使用することも
できる。普段は、このスタンド22eがケース4eの他の部
分にロックされており、勝手に回動してタッチセンサパ
ネル15eなどが露出しないようになっている。
【0032】この他の構成については、第4実施例など
とほぼ同様である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明の映出機は、使用
時と携帯時で重心の位置があまり変化しないので、自由
なデザインを行っても比較的全体のバランスを失わな
い。このように、本発明の映出機は、産業上の利用価値
が高いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の携帯時における平面図である。
【図2】第1実施例の携帯時における側面図である。
【図3】第1実施例の携帯時における正面図である。
【図4】第1実施例の携帯時における背面図である。
【図5】第1実施例の携帯時における底面図である。
【図6】第1実施例の使用時における平面図である。
【図7】第1実施例の使用時における側面図である。
【図8】第1実施例において、CD−ROMをセットす
る時の平面図である。
【図9】第1実施例において、CD−ROMをセットす
る時の側面図である。
【図10】第1実施例の、ガードカバーを外したヌード
図である。
【図11】第1実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図12】第2実施例の携帯時における平面図である。
【図13】第2実施例の携帯時における側面図である。
【図14】第2実施例の携帯時における正面図である。
【図15】第2実施例の携帯時における背面図である。
【図16】第2実施例の携帯時における底面図である。
【図17】第2実施例の使用時における平面図である。
【図18】第2実施例の使用時における側面図である。
【図19】第2実施例において、両ユニットを折り曲げ
た状態の平面図である。
【図20】第2実施例において、両ユニットを折り曲げ
た状態の側面図である。
【図21】第2実施例において、ディスクテーブルを引
き出した状態の平面図である。
【図22】第2実施例において、ディスクテーブルを引
き出した状態の側面図である。
【図23】第2実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図24】第3実施例の携帯時における平面図である。
【図25】第3実施例の携帯時における側面図である。
【図26】第3実施例の携帯時における正面図である。
【図27】第3実施例の携帯時における背面図である。
【図28】第3実施例の携帯時における底面図である。
【図29】第3実施例の使用時における平面図である。
【図30】第3実施例の使用時における側面図である。
【図31】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせた状態の平面図である。
【図32】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせた状態の側面図である。
【図33】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせ、更に回動させた状態の平
面図である。
【図34】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせ、更に回動させた状態の側
面図である。
【図35】第3実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図36】第4実施例の携帯時における平面図である。
【図37】第4実施例の携帯時における側面図である。
【図38】第4実施例の携帯時における正面図である。
【図39】第4実施例の携帯時における背面図である。
【図40】第4実施例の携帯時における底面図である。
【図41】第4実施例の使用時における平面図である。
【図42】第4実施例の使用時における側面図である。
【図43】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図44】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図45】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図46】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図47】第5実施例の携帯時における平面図である。
【図48】第5実施例の携帯時における右側面図であ
る。
【図49】第5実施例の携帯時における左側面図であ
る。
【図50】第5実施例の携帯時における正面図である。
【図51】第5実施例の携帯時における背面図である。
【図52】第5実施例の携帯時における底面図である。
【図53】第5実施例の使用時における平面図である。
【図54】第5実施例の使用時における右側面図であ
る。
【図55】第5実施例の使用時における左側面図であ
る。
【図56】第5実施例の使用時における正面図である。
【図57】第5実施例において、ハードケースを外し、
ディスプレイユニットを撥ね上げたところの側面図であ
る。
【図58】第5実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイユニット 2 ドライブユニット 3 一体化ユニット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 携帯用画像映出機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CD−ROMなどから
情報を読み出して画面に表示する、携帯用の画像映出機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザー発光素子の小型化、低価格化が
進んだ上、感光素子を半導体上に集積配置できるように
なったため、光学式記憶装置を携帯容易な大きさにまで
小型化し、コンパクトディスクに記憶させた大量の情報
を手軽に読み出して利用できるようになった。しかし、
コンパクトディスク内の情報によっては、画像表示装置
に出力する方が便利な場合が多く、画像表示装置と記憶
装置とをどのようにして組み合わせたならば携帯に便利
となるか、問題となっていた。というのも、携帯用の画
像表示装置として大変優れた液晶表示装置の場合は、画
面が大きな衝撃に弱く、携帯時には何かの手段でガード
してやらなければならなかったからである。例えば、V
TR装置と液晶表示装置との組み合わせの場合、巷間出
回っている商品の多くが、両装置を蝶番式に連結し、V
TR装置で液晶画面を保護するようになっている。しか
し、この方式では、両装置を開いたときと閉じたときで
重心位置が変化するために、閉じて何処かに置いたとき
に安定し、開いて机上に置いたときにも液晶画面が見易
い位置に安定するよう、重力バランスに配慮して特殊な
形状にせねばならず、その結果、外観が野暮ったくなっ
てしまうという欠点があったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては、構造上使用時と携帯時で重心の変化が少なく、デ
ザイン上の自由度が大きい携帯用メモリドライバを提供
することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、記憶
媒体を読み取りするドライブユニットと画像表示器を備
えたディスプレイユニットとを設ける一方、ディスプレ
イユニットの画像表示器を、ガードカバー若しくはガー
ドシャッター若しくはハードケースで保護してやるか、
あるいは、ディスプレイユニットがドライブユニット上
面をスライドし、回動するように構成するという手段を
採用することによって、上記課題を解決する携帯用画像
映出機を実現したのである。
【0005】
【実施例】以下、本発明を第1〜5実施例に基づいて説
明する。
【0006】A. 第1実施例(図1〜11参照)
【0007】平面形状が長方形をしている平板状ディス
プレイユニット1aと、これにほぼ形のドライブユニッ
ト2aとが、互いの長辺を突き合わせるようにして一体
に連結される。ディスプレイユニット1aの上面には、
液晶画面11aと操作スイッチ12a・12a・…が配
置されている。また、ドライブユニット2aは、上部に
蓋21aが枢設されていて、この蓋21aを上方へ撥ね
上げるとCD−ROMをセットできるようになってい
る。更に、ドライブユニット2aの後面にはスタンド2
2aが枢設されており、このスタンド22aを引き起こ
すことによって、両ユニット1a・2aを起立させて使
用することもできるようになっている。
【0008】また、ディスプレイユニット1aとドライ
ブユニット2aの両側は、辺に沿って欠き込まれてい
て、当該欠き込み部分にガードカバー4aの両側に突設
された鉤状ガイド41a・41aが嵌まり込み、ガード
カバー4aが両ユニット1a・2a上方をスライドする
のである。ガードカバー4aは、硬質合成樹脂を用いて
ディスプレイユニット1aやドライブユニット2aを丁
度1つずつ被覆できる大きさに構成されており、携帯時
にはディスプレイユニット1a上にスライドさせて液晶
画面を保護し、使用時にはドライブユニット2a上にス
ライドさせて蓋21aと共に撥ね上げられるようになっ
ている。また、前記欠き込み部分には、図示こそしてい
ないが、鉤状ガイド41aのスライドにより入り切りさ
れる接触スイッチが設けてあり、ガードカバー4aをデ
ィスプレイユニット1a上からドライブユニット2a上
へスライドさせると、映出機全体の主電源がオンされ
る。逆に、ガードカバー4aをドライブユニット2a上
からディスプレイユニット1a上へスライドさせると映
出機全体の主電源がオフする。
【0009】また、当然ながら、ドライブユニット2a
は、CD−ROMを回転させつつ、図示しないレーザー
発光素子のレーザー光を光学系を用いてCD−ROMの
記憶面に照射し、その反射光を光学系で図示しない光電
変換素子上に集束させて、光電変換素子からの信号を図
示しない処理回路で解析し、解析結果を信号としてディ
スプレイユニット1aへ送るようになっている。そし
て、ディスプレイユニット1aは、送られた信号に従い
液晶画面11a上に画像を映出する。また、ディスプレ
イユニット1a上の操作スイッチ12a・12a・…を
操作した場合は、その信号がドライブユニット2aの処
理回路へ送られて、適宜処理される。
【0010】この他、ドライブユニット2aの底部でス
タンド22aを引き起こして現れる部分には、集積回路
応用記憶カードの挿入口51aが設けられており、当該
挿入口51aにROMカードなどを差し込み、システム
プログラムなどを読み取りすることができる。また、デ
ィスプレイユニット1aのドライブユニット反対側に
は、シリアルポート52a、ビデオ端子53aが配置さ
れ、他のコンピュータやビデオ、テレビなどと通信でき
る。更に、ドライブユニット2aのディスプレイユニッ
ト反対側には、音声出力端子54aが設けられ、イヤホ
ーンなどを使用して、音声を聴取できるようになってい
る。また、ディスプレイユニット1a底部の両脇には、
コントラスト調節撮み55aやボリューム調節撮み56
aが、設けられ、画面のコントラストや出力音声の調整
ができる。
【0011】B. 第2実施例(図12〜23参照)
【0012】平面形状が長方形をしている平板状ディス
プレイユニット1bと、これに似た形状のドライブユニ
ット2bとが、互いの長辺で枢支連結される。しかし
て、両ユニット1b・2bは、両ユニット上面を山にす
るように凸折れした状態から両ユニットが真っ直ぐに並
んだ状態まで回動することができる。また、第1実施例
同様、ディスプレイユニット1bの上面には液晶画面1
1bと操作スイッチ12b・12b・…が配置され、ド
ライブユニット2bの後面にはスタンド22bが枢設さ
れている。
【0013】第1実施例と第2実施例の最も大きな違い
は、第2実施例映出機においては、両ユニット1b・2
bを折り曲げると、ドライブユニット2bの連結面から
テーブルシート24bが現われ、ここからディスクテー
ブル23bを引き出すと、CD−ROMのセットを行え
るようになっている点にある。そして、引き出したディ
スクテーブル23bを軽く押し戻し、両ユニット1b・
2bを真っ直ぐに伸ばすと、CD−ROMの読み取りが
行える状態になる。なお、第2実施例においては、テー
ブルシート24bが両ユニットの翼動の邪魔にならない
よう、ドライブユニット2bの突き合わせ面の一部をテ
ーパ状に切り欠いている。
【0014】また、第2実施例のガードカバー4bの装
設方式は、第1実施例のそれと全く同じであり、ガード
カバー4bをスライドさせることにより主電源のオンオ
フが行える点も同様である。更に、映出機主要部である
CD−ROMのドライブ方式も第1実施例と同様の構成
を採っている他、集積回路応用記憶カード挿入口51b
やシリアルポート52b、ビデオ端子53b、音声出力
端子54b、コントラスト調節撮み55bやポリューム
調節撮み56bも、若干の配置変更を受けていることを
除けば、第1実施例同様である。
【0015】C. 第3実施例(図24〜35参照)
【0016】直方体状のドライブユニット2c上面の両
側には、辺に沿うようにしてスライドブラケット25c
・25cが配設されている。このスライドブラケット2
5c・25cの対向面には、ガイド突起が対向的に突設
されており、当該ガイド突起が平板状ディスプレイユニ
ット1c両側に沿設されたスライド溝13c・13cに
嵌まり込むことにより、ディスプレイユニット1cがド
ライブユニット2cに対してスライドしあるいは回動す
るようになる。また、ディスプレイユニット1c両側面
端部にはロック突起14c・14cが突設され、ドライ
ブユニット2cの所要部位にはロック溝26c・26c
・…が穿設されており、両者が適宜嵌合することによ
り、ディスプレイユニット1cのスライド及び回動が規
制されることとなる。また、当然ながら、ディスプレイ
ユニット1c片面には、液晶画面11c及び操作スイッ
チ12c・12c・…が配設されており、当該面をドラ
イブユニット2c側に向けた状態でディスプレイユニッ
ト1cをスライドさせてロック突起14c・14cとロ
ック溝26c・26cとを嵌合させると、液晶画面11
cがドライブユニット2cにより保護された状態となる
のである。また、逆に、液晶画面11C配設面を上方に
向けた状態でディスプレイユニット1cをスライドさせ
てロック突起14c・14cとロック溝26c・26c
とを嵌合させると、液晶画面11cが上面に表われて映
出機が使用可能となる。なお、ディスプレイユニット1
cをスライドさせてロックを外し、回動させて撥ね上げ
ると、ドライブユニット2c上面が現れて、ここにCD
−ROMをセットし、読み取りすることができる。
【0017】第3実施例においては、映出機全体で使用
する電力を供給するバッテリーは、図示こそしていない
が、ドライブユニット2cに内蔵されている。そして、
ディスプレイユニット1cで使用される電力は、ディス
プレイユニット1cのロック突起14c・14cとドラ
イブユニット2cのロック溝26c・26cとが接点の
役割を兼任することによって供給されている。
【0018】また、第3実施例においては、ディスプレ
イユニット1cの液晶画面11cで表示する画像信号波
は、ドライブユニット2c側のガイド突起とディスプレ
イユニット1c側のスライド溝13c・13cとがカッ
プリングし、前者から後者へレーザー光の形で導波され
ることによって通信される。
【0019】この他、CD−ROMのドライブ方式は、
第1、第2実施例と同様の構成を採っている。また、集
積回路応用記憶カード挿入口51cやシリアポート52
c、ビデオ端子53c、音声出力端子54c、コントラ
スト調節撮み55cやボリューム調節撮み56cも、若
干の配置変更を受けていることを除けば、両実施例と同
様である。更に、ドライブユニット2c下面には、スタ
ンド22cが枢設されており、映出機全体を立てて使用
することもできるようになっている。
【0020】D. 第4実施例(図36〜46参照)
【0021】第4実施例においては、ドライブユニット
とディスプレイユニットとが一体化されている。この一
体化ユニット3d上面には、ガードシャッターが装設さ
れており、当該ガードシャッター下に配置されているタ
ッチセンサパネル15d及び液晶画面を保護するように
なっている。
【0022】このガードシャッターは、それぞれ2枚ず
つのパネルが枢支連結されてなる左右のシャッター扉4
d・4dから構成される。これら両シャッター扉は、そ
れぞれの外側寄り下面に配設された回転軸42d・42
dが、一体化ユニット3dの両側に枢支される一方、両
シャッター扉のそれぞれの内側辺から延設されたガイド
ピンが、タッチセンサパネル15dの上下辺に沿って設
けられる規制溝内に嵌り込むことにより、左右のシャッ
ター扉をそれぞれ左と右とに開放したり、その逆に閉じ
たりすることができる。更に、図示しないギアリング機
構により、左右両回転軸42d・42dは同期して逆向
きに回転するようになっており、左右どちらかのシャッ
ター扉が運動すると、もう片方のシャッター扉も対称的
に運動する。また、両シャッター扉が完全に閉じられる
と、図示しないロック機構が突出してきて、回転軸42
d・42dに嵌まり込み、これを制動する。そこで、シ
ャッターが完全に閉じられた状態から両シャッター扉を
開く際には、一体化ユニット3d裏面のロック解除ボタ
ン31d・31dを同時に押しながら開いてやる必要が
ある。そして、シャッターを完全に開放すると、シャッ
ター扉の外側辺が図示しない接触スイッチを押入し、映
出機全体の主電源がオンする。また、逆に、シャッター
を閉じると、図示しない接触スイッチが切れて、映出機
全体の主電源がオフされる。
【0023】また、本第4実施例においては、液晶画面
の手前には透明なタッチセンサパネル15dが装設され
ており、液晶画面に表示した画像を、タッチセンサパネ
ル15dを通して見透すことができる。このタッチセン
サパネル15dの、表面所要部位をペン状のスタイラス
57dで押圧すると、当該押圧部位を含む所要領域内の
容量が変化し、この変位により電圧を生じせしめて、押
圧箇所の位置信号を出力することができる。
【0024】第4実施例においては、操作スイッチ12
d・12d・…はガードシャッター4dの下に配設され
る。また、CD−ROMは、一体化ユニット3dの後方
からディスクテーブルが出没することによってセットで
きる。なお、ディスクテーブルの手前には、ホルダー3
2d・32dが対設されており、当該ホルダー32d・
32dがスタイラス57dを把持できるようになってい
るので、実際のCD−ROMのセットに当たっては、ス
タイラス57dをホルダー32d・32dから外してや
る必要がある。実際に外す時には、スタイラス57dの
長さを若干縮めてホルダー32d・32dの間隔よりも
短くしてやればよい。スタイラス57dは、両端が外向
きに付勢されながら、望遠鏡的に伸縮するようになって
いるのである。
【0025】この他、CD−ROMのドライブ方式は、
第1〜第3実施例と同様の構成を採っている。また、集
積回路応用記憶カード挿入口51dやシリアルポート5
2d、ビデオ端子53d、音声出力端子54d、コント
ラスト調節撮み55dやボリューム調節撮み56dも、
上記3実施例と同様である。
【0026】E. 第5実施例(図47〜58参照)
【0027】長方形平板状のドライブユニット2eに、
略同形のディスプレイユニット1eが枢支連結されてい
る。両者は完全に伸びた状態から1方向へのみ折り曲げ
ることができ、両者を完全に折り畳むと、その上面には
ディスプレイユニット1eのタッチセンサパネル15e
及び液晶画面、操作スイッチ12e・12e・…が現れ
る。また、連結ユニットを完全に折り畳んだ状態では、
その上面と下面とが平行になり、全体として直方体形状
を呈する。
【0028】硬質合成樹脂を成形してなる有底角筒状の
ハードケース4eは、連結ユニット1e・2eによって
構成される前記直方体形状を、ちょうどその内部に収め
ることができる。このハードケース4eは、その表面が
装飾のため波立たさせてあり、また、その片面には反底
側の開口にまで達するウインドー43eが開設されてい
る。しかして、ディスプレイユニット1eとウインドー
43eの向きを合せた状態で、前記直方体状の連結ユニ
ットをハードケース4e内に収めると、ウインドー43
eからタッチセンサパネル15e及び液晶画面と操作ス
イッチ12e・12e・…を臨むことができる。また、
ディスプレイユニット1eとウインドー43eの向きを
逆にすると、タッチセンサパネル15e及び液晶画面が
ハードケース4eによって隠され、保護される。なお、
前述のごとく、連結ユニット1e・2eは、完全に折り
畳んだ状態では直方体形状を呈するので、天地をひっく
り返してもそのままハードケース4e内に収めることが
できるのである。
【0029】また、連結ユニット1e・2eには、上記
4例同様に、集積回路応用記憶カード挿入口51eやシ
リアルポート52e、ビデオ端子53e、音声出力端子
54e、コントラスト調節撮み55eやボリューム調節
撮み56eが設けられている。これらの内、シリアルポ
ート52e及びビデオ端子53e、コントラスト調節撮
み55e、ボリューム調節撮み56eについては、ディ
スプレイユニット1eとウインドー43eの向きを合せ
た状態で連結ユニットをハードケース4e内に収める
と、ハードケース4eの所定位置に切り抜かれた窓から
覗く。しかし、これらは、非対称的に配置されており、
ディスプレイユニット1eとウインドー43eの向きを
逆にすると、ハードケース4e内に隠れてしまう。な
お、集積回路応用記憶カード挿入口51eについては、
ハードケース4eの反底側にある開口から覗くようにな
っている。
【0030】この第4実施例においては、CD−ROM
のセットは、連結ユニットをハードケース4e内から引
き出し、ディスプレイユニット1eを撥ね上げることに
よって行える。また、連結ユニットには図示しない接触
スイッチが設けられており、ディスプレイユニット1e
とウインドー43eの向きを合せた状態で連結ユニット
をハードケース4e内に挿入すると、ハードケース4e
の図示しない突起に接触スイッチを入れて、映出機全体
の主電源がオンされる。また、連結ユニットを引き抜く
と、映出機全体の主電源がオフとなる
【0031】ハードケース4eの周面には、装飾のため
溝が設けてあり、この溝内にペン状のスタイラスを嵌め
ておくこともできる。また、ハードケース4eのウイン
ドー面反対側は、そのケース壁の一部が回動するように
なっており、これをスタンド22eとして使用すること
もできる。普段は、このスタンド22eがケース4eの
他の部分にロックされており、勝手に回動してタッチセ
ンサパネル15eなどが露出しないようになっている。
【0032】この他の構成については、第4実施例など
とほぼ同様である。
【0033】F. 第6実施例(図59〜68参照)
【0034】第6実施例においては、第4実施例におい
て左右開きであったガードシャッターが、上方へのみ開
く単一シャッター扉によって構成されている。
【0035】詳しく説明すると、まず、ドライブユニッ
ト2fの上面に、ディスプレイユニット1fが枢設され
ている。このディスプレイユニット1fを撥ね上げるよ
うに回動させると、ドライブユニット2fの上面が露呈
する。そして、この露呈した上面に、CD−ROMをセ
ットして、ディスプレイユニット1fをその上に倒し重
ねることにより、CD−ROMから読み取りが行える。
【0036】ディスプレイユニット1fの反ドライブユ
ニット側には、液晶画面11fとタッチセンサパネル1
5fが装設される。タッチセンサパネル15fと液晶画
面11fとの構成は、第4実施例と同様であるが、本第
6実施例においては、操作スイッチが採用されないの
で、全操作をタッチセンサパネル上から入力できるよう
に配慮する必要がある。
【0037】ディスプレイユニット1fの液晶画面11
f、タッチセンサパネル15fの装設位置両側には、規
制溝が設けられている。そして、この規制溝に、液晶画
面11f、タッチセンサパネル15fの上方に枢支され
たシャッター扉4fに突設されたガイドピンが嵌入し
て、シャッターの開閉を規制するのである。なお、シャ
ッター扉4fを開くときには、ロック解除ボタン21f
を操作してロックを外す必要のあることは、第4実施例
と同様である。
【0038】この他、ドライブユニット2fの側面に
は、バッテリー28fの装入口や、集積回路応用記憶カ
ード挿入口51f、シリアルポート52f、ビデオ端子
53f、音声出力端子54f、コントラスト調節撮み5
5f、ボリューム調節撮み56fなどが配置されてい
る。
【0039】また、ドライブユニット2fの裏面には、
スタンド22fが枢設されており、このタンド22fを
引き起こすことによって、映出機全体を立てて使用する
ことができるようになる。なお、ドライブユニット2f
の裏面でスタンド22fに被覆される箇所に、タッチセ
ンサパネル15f上で点を指定するのに使用するため
の、スタイラス57fを保持できるようになっている。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明の映出機は、使用
時と携帯時で重心の位置があまり変化しないので、自由
なデザインを行っても比較的全体のバランスを失わな
い。このように、本発明の映出機は、産業上の利用価値
が高いのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の携帯時における平面図である。
【図2】第1実施例の携帯時における側面図である。
【図3】第1実施例の携帯時における正面図である。
【図4】第1実施例の携帯時における背面図である。
【図5】第1実施例の携帯時における底面図である。
【図6】第1実施例の使用時における平面図である。
【図7】第1実施例の使用時における側面図である。
【図8】第1実施例において、CD−ROMをセットす
る時の平面図である。
【図9】第1実施例において、CD−ROMをセットす
る時の側面図である。
【図10】第1実施例の、ガードカバーを外したヌード
図である。
【図11】第1実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図12】第2実施例の携帯時における平面図である。
【図13】第2実施例の携帯時における側面図である。
【図14】第2実施例の携帯時における正面図である。
【図15】第2実施例の携帯時における背面図である。
【図16】第2実施例の携帯時における底面図である。
【図17】第2実施例の使用時における平面図である。
【図18】第2実施例の使用時における側面図である。
【図19】第2実施例において、両ユニットを折り曲げ
た状態の平面図である。
【図20】第2実施例において、両ユニットを折り曲げ
た状態の側面図である。
【図21】第2実施例において、ディスクテーブルを引
き出した状態の平面図である。
【図22】第2実施例において、ディスクテーブルを引
き出した状態の側面図である。
【図23】第2実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図24】第3実施例の携帯時における平面図である。
【図25】第3実施例の携帯時における側面図である。
【図26】第3実施例の携帯時における正面図である。
【図27】第3実施例の携帯時における背面図である。
【図28】第3実施例の携帯時における底面図である。
【図29】第3実施例の使用時における平面図である。
【図30】第3実施例の使用時における側面図である。
【図31】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせた状態の平面図である。
【図32】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせた状態の側面図である。
【図33】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせ、更に回動させた状態の平
面図である。
【図34】第3実施例において、携帯状態からディスプ
レイユニットをスライドさせ、更に回動させた状態の側
面図である。
【図35】第3実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図36】第4実施例の携帯時における平面図である。
【図37】第4実施例の携帯時における側面図である。
【図38】第4実施例の携帯時における正面図である。
【図39】第4実施例の携帯時における背面図である。
【図40】第4実施例の携帯時における底面図である。
【図41】第4実施例の使用時における平面図である。
【図42】第4実施例の使用時における側面図である。
【図43】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図44】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図45】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図46】第4実施例において、ガードシャッターを開
くところを示す説明図である。
【図47】第5実施例の携帯時における平面図である。
【図48】第5実施例の携帯時における右側面図であ
る。
【図49】第5実施例の携帯時における左側面図であ
る。
【図50】第5実施例の携帯時における正面図である。
【図51】第5実施例の携帯時における背面図である。
【図52】第5実施例の携帯時における底面図である。
【図53】第5実施例の使用時における平面図である。
【図54】第5実施例の使用時における右側面図であ
る。
【図55】第5実施例の使用時における左側面図であ
る。
【図56】第5実施例の使用時における正面図である。
【図57】第5実施例において、ハードケースを外し、
ディスプレイユニットを撥ね上げたところの側面図であ
る。
【図58】第5実施例において、スタンドを使用したと
ころの側面図である。
【図59】第6実施例の携帯時における平面図である。
【図60】第6実施例の携帯時における右側面図であ
る。
【図61】第6実施例の携帯時における左側面図であ
る。
【図62】第6実施例の携帯時における正面図である。
【図63】第6実施例の携帯時における底面図である。
【図64】第6実施例の使用時における平面図である。
【図65】第6実施例の使用時における左側面図であ
る。
【図66】第6実施例において、ディスプレイユニット
を撥ね上げたところの平面図である。
【図67】第6実施例において、ディスプレイユニット
を撥ね上げたところの側面図である。
【図68】第6実施例において、スタンドを使用し、ス
タイラスを取り外すところの側面図である。
【符号の説明】 1 ディスプレイユニット 2 ドライブユニット 3 一体化ユニット
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図9】
【図14】
【図23】
【図8】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図15】
【図20】
【図48】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図21】
【図22】
【図25】
【図27】
【図62】
【図24】
【図26】
【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図35】
【図37】
【図49】
【図55】
【図32】
【図33】
【図34】
【図36】
【図38】
【図39】
【図40】
【図42】
【図54】
【図60】
【図41】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図57】
【図58】
【図56】
【図59】
【図61】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶媒体をセットして読み取り可能なド
    ライブユニットと上面に画像表示器を備えたディスプレ
    イユニットとが隣接して配置されると共に、この両ユニ
    ット両側に沿ってスライド溝が設けられ、上面面積が画
    像表示器よりは大きいかあるいは同一のガードカバーの
    両側に設けた鉤状ガイドが、前記スライド溝に嵌合し
    て、ガードカバーがディスプレイユニット上面からディ
    スクドライブユニット上面までスライド可能に構成した
    ことを特徴とする携帯用画像映出機。
  2. 【請求項2】 ドライブユニット上面の蓋が開いて、記
    憶媒体をセットできるようになっていることを特徴とす
    る請求項1記載の携帯用画像映出機。
  3. 【請求項3】 ドライブユニットとディスプレイユニッ
    トとが下面で蝶番により枢支連結して隣接配置されると
    共に、両ユニットを拡展したときに突き合うドライブユ
    ニットの面から媒体テーブルが出し入れ可能に配設さ
    れ、両ユニットを相対回動させて前記面が現れたときに
    媒体テーブルを出し入れして、記憶媒体をセットできる
    ようになっていることを特徴とする請求項1記載の携帯
    用画像映出機。
  4. 【請求項4】 記憶媒体がCD−ROMであることを特
    徴とする請求項1記載の携帯用画像映出機。
  5. 【請求項5】 画像表示器が液晶ディスプレイであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯用画像映出機。
  6. 【請求項6】 記憶媒体をセットして読み取り可能なド
    ライブユニットの上部両側にスライドブラケットが配設
    され、当該スライドブラケットの内側にはガイド突起が
    対向突設されると共に、片面に画像表示器を備えたディ
    スプレイユニット所定部位には1対のスライド溝が穿設
    され、前記ガイド突起が当該スライド溝内に遊嵌される
    ことにより、ディスプレイユニットがドライブユニット
    に対して回動可能かつ摺動可能となっていることを特徴
    とする携帯用画像映出機。
  7. 【請求項7】 ディスプレイユニットをドライブユニッ
    トに対し回動させてドライブユニット上面を露出させる
    ことにより、記憶媒体をセットできるようになっている
    ことを特徴とする請求項6記載の携帯用画像映出機。
  8. 【請求項8】 記憶媒体がCD−ROMであることを特
    徴とする請求項6記載の携帯用画像映出機。
  9. 【請求項9】 画像表示器が液晶ディスプレイであるこ
    とを特徴とする請求項6記載の携帯用画像映出機。
  10. 【請求項10】 記憶媒体をセットして読み取り可能な
    ドライブユニットと画像表示器を備えたディスプレイユ
    ニットとが一体化されて、一体化ユニットが構成される
    と共に、画像表示器前方にはガードシャッターが開閉可
    能に装設されていることを特徴とする携帯用画像映出
    機。
  11. 【請求項11】 記憶媒体がCD−ROMであることを
    特徴とする請求項10記載の携帯用画像映出機。
  12. 【請求項12】 画像表示器がタッチセンサパネルを備
    えた液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項1
    0記載の携帯用画像映出機。
  13. 【請求項13】 画像表示器を備えたディスプレイユニ
    ットと記憶媒体をセットして読み取り可能なドライブユ
    ニットとが上下に重ね可能である一方、両ユニットを外
    包できる形状のハードケース平板片面には、ウインドー
    が設けられており、当該ウインドー配設面を、ディスプ
    レイユニット側に向けてもドライブユニット側に向けて
    も、ハードケース内に両ユニットを収納することができ
    るようになっていることを特徴とする携帯用画像映出
    機。
  14. 【請求項14】 記憶媒体がCD−ROMであることを
    特徴とする請求項13記載の携帯用画像映出機。
  15. 【請求項15】 画像表示器がタッチセンサパネルを備
    えた液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項1
    3記載の携帯用画像映出機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990016232A (ko) * 1997-08-13 1999-03-05 윤종용 영상 재생 장치

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KR19990016232A (ko) * 1997-08-13 1999-03-05 윤종용 영상 재생 장치

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