JPH05166328A - ディスク駆動装置のクランプ機構 - Google Patents

ディスク駆動装置のクランプ機構

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JPH05166328A
JPH05166328A JP33062791A JP33062791A JPH05166328A JP H05166328 A JPH05166328 A JP H05166328A JP 33062791 A JP33062791 A JP 33062791A JP 33062791 A JP33062791 A JP 33062791A JP H05166328 A JPH05166328 A JP H05166328A
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JP
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hub
ring
retaining ring
holding
grip ring
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JP33062791A
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English (en)
Inventor
Eru Jiyonson Jieemusu
ジェームス・エル・ジョンソン
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、保持リングによる挟持力を、ディ
スクパックのバランス調整に適した力と、ディスク駆動
装置内におけるディスクパックの作動時に適した力と、
に選択的に変更可能なクランプ機構の提供を目的とす
る。 【構成】回転自在なスピンドルハブに形成された位置決
め溝28に分割把持リング30が着脱可能に嵌合されて
いる。分割把持リングの外周面には互いに軸方向に離間
した第1および第2の止め溝34、36が形成されてい
る。径方向内方へ延出した複数の弾性を有する歯40を
備えた保持リング32は、歯を第1あるいは第2の止め
溝に係合させることにより、分割把持リングの周囲に装
着される。保持リングは、第1の止め溝に係合すること
により比較的小さな挟持力をディスク18に与え、第2
の止め溝に係合することによりディスクを確実に固定す
る挟持力を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディスク駆動装置に
おいて、複数の情報記憶ディスクを回転自在なスピンド
ルハブに固定するクランプ機構、複数の記憶ディスクを
スピンドルハブに固定する固定方法、および上記クラン
プ機構を用いて複数のディスクをスピンドルハブに固定
するための取付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク駆動装置等のダイレクト
アクセス記憶装置(DASD)が広く知られている。一
般に、従来のディスク記憶装置は、ハブに装着された1
つあるいは複数の記憶ディスクと、このハブを回転させ
るモータと、を備えている。このような記憶装置、およ
び記憶ディスクをハブに固定するために使用されるクラ
ンプ機構は、例えば、米国特許第4、918、545号に開示さ
れている。
【0003】記憶ディスクの基板としてガラスが使用さ
れている場合、ガラスがスリップ、湾曲、および破損し
ないように記憶ディスクを保持することが重要となる。
また、記憶ディスクに加えられる力は、ガラスを破壊す
る程高くなく、かつ、衝撃および振動による記憶ディス
クのスリップが生じる程低くないように調整されていな
ければならない。このような挟持力は、温度変化に起因
する寸法変化が生じた場合でも、ほぼ一定に保たれなけ
ればならない。
【0004】また、記憶ディスクをハブに固定するため
のクランプ機構は、バランス調整のために記録ディスク
とハブとの間の相対移動をある程度許容でき、かつ、記
録装置の作動時には、記憶ディスクをハブに確実に固定
できることが望ましい。そして、理想的には、記憶ディ
スクの再調整ができるように、クランプを容易に解除で
きることが望ましい。
【0005】従来、複数の部材をシャフトに固定するた
めの押し込み式の保持リングが知られている。これらの
保持リングは、鍛金属で形成されているとともに、径方
向内方へ延出しシャフトと係合する複数の歯を有してい
る。このような保持リングは、自動車および農業機械に
おいて広く使用されているとともに、例えば、ワールド
トゥラーチから購入可能である。本出願人により先に出
願された米国特許出願第07/428、848号は、複数の情報記
憶ディスクをハブに固定するために上記のような保持リ
ングを使用したクランプ機構を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
弾性を有する押し込み式の保持リングを用いて複数の情
報記憶ディスクをディスク駆動装置の回転自在なスピン
ドルハブに固定する改良されたクランプ機構に向けられ
たもので、その目的は、ディスク駆動装置のスピンドル
ハブに装着されたディスクパックに均一な軸方向の力を
与えるクランプ機構を提供することにある。
【0007】この発明の他の目的は、挟持力を、ディス
クパックのバランス調整に適した力と、ディスク駆動装
置内におけるディスクパックの作動時に適した力と、に
選択的に変更可能なクランプ機構を提供することにあ
る。
【0008】この発明の更に他の目的は、ディスクパッ
クを再調整するために容易に解除可能なクランプ機構を
提供することにある。
【0009】この発明の更なる目的は、バランス調整の
ためにディスクを緩く挟持する挟持力と、ディスク駆動
装置の作動時にディスクを確実に挟持する挟持力との2
段階の挟持力を有するクランプ機構を提供することにあ
る。
【0010】また、この発明の異なる目的は、軸方向の
押圧力を同方向へ与えることにより装着および解除が可
能なクランプ機構を提供することにある。
【0011】この発明の更に異なる目的は、保持リング
を用いて、複数の情報記憶ディスクをディスク駆動装置
の回転自在なスピンドルハブに固定する方法を提供する
ことにある。
【0012】この発明の他の目的は、ディスクパックを
保持し、クランプ機構の装着時および解除時の両方にお
いて、制御された軸方向力をクランプ機構に与えるため
の取付け具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るクランプ機構は、ハブの周囲に装着
される把持リングと、把持リングをハブに対して所定の
軸方向位置に位置決めする位置決め手段と、を備えてい
る。押し込み式の保持リングは上記把持リングの周囲に
装着可能に形成され、これらの把持リングと保持リング
とには、係合することにより保持リングを把持リングに
対して少なくとも1つの予め選択された位置へ保持する
相互係合手段が設けられている。
【0014】この発明の好ましい実施例によれば、位置
決め手段は、ハブの周囲に形成された溝と、上記溝と係
合可能に把持リングに形成された内周面と、を有してい
る。
【0015】また、上記把持リングは、上記溝と係合す
る際に収縮し、溝から離脱する際に拡径するように、ス
リットを有している。係合した状態において、上記相互
係合手段は把持リングの拡径を規制し上記溝からの離脱
を防止する。
【0016】上記相互係合手段は、上記把持リングに形
成され外側に位置した溝と、上記保持リングに形成され
ているとともに保持リングから径方向内方へ延出し、把
持リングの溝と係合可能な弾性を有する少なくとも1つ
の歯と、を備えている。
【0017】また、相互係合手段は、上記把持リングに
形成され軸方向に離間して位置した複数の溝と、上記保
持リングに形成されているとともに保持リングから内方
へ延出した少なくとも1つの弾性を有する歯と、を備
え、上記歯は上記把持リングに形成された溝に選択的に
係合し、把持リングに対して保持リングを異なる軸方向
位置に固定する。
【0018】この発明の好ましい実施例によれば、上記
位置決め手段は上記把持リングを上記ディスクから離間
した位置に位置決めし、上記保持リングは、上記相互係
合手段を係脱するようにディスク方向へ移動可能となっ
ている。
【0019】上記保持リングは、内方へ延出していると
ともに上記把持リングと係合可能な複数の歯を有し、上
記歯は所定の内径を規定している。上記ハブの内、少な
くとも把持リングとディスクとの間に位置した部分は、
上記所定の内径よりも小さな径を有している。
【0020】この発明に係る固定方法によれば、ハブの
周囲に、上記複数のディスクの一方の側に位置する環状
の溝を設け、上記保持リングの内径よりも僅かに大きな
径の外周面を有し、上記ハブの周囲に装着され上記環状
の溝に係合可能な分割リングを準備し、上記分割リング
を上記環状の溝に係合した状態で上記ハブの周囲に装着
し、上記歯が分割リングの外周面に係合した状態で上記
保持リングを分割リングの周囲に装着している。
【0021】この発明に係る固定方法の好ましい実施例
によれば、上記分割リングの外周面に環状の溝を形成
し、上記分割リングの外周面との上記歯の係合は、上記
溝との係合によってなされる。
【0022】また、この発明の固定方法によれば、上記
分割リングの外周面に互いに離間した一対の環状の溝を
形成し、上記分割リングの外周面と上記歯との係合は、
上記歯を初めに一方の溝に歯を係合させた後、他方の溝
に係合させることによりなされる。
【0023】上記歯と初めに係合する溝は、他方の溝よ
りも上記ディスクから離間している。
【0024】この発明の固定方法によれば、上記ディス
クがハブに固定された後、上記保持リングを上記分割リ
ングを越えて押圧し分割リングの外周面から上記歯を係
脱することにより、上記ディスクの挟持が解除される。
【0025】この発明に係る取付け具は、ハブが取り付
けられるベースと、上記ハブを挿通可能な開口を有する
保持板と、上記保持板を上記ベースの一側に支持し、上
記ベースに取り付けられたハブの周囲で、かつ、上記ハ
ブに固定されるディスクの上方に保持する第1の手段
と、上記ハブを挿通可能な開口を有するクランプ板と、
上記ベースに取り付けられたハブの周囲を移動可能に、
かつ、上記保持板に向かって移動可能に、保持板に取り
付けられ、保持板を上記ハブに沿って押圧する第2の手
段と、を備えている。
【0026】また、ハブと、上記ハブと同軸的に積層さ
れハブから径方向へ延出した複数のディスクおよびスペ
ーサを有するアッセンブリと、上記アッセンブリをハブ
に固定するクランプ機構と、を組み合わせたこの発明に
係る装置によれば、上記クランプ機構は、上記ハブの周
囲に装着される把持リングと、上記把持リングをハブに
対して上記アッセンブリの一側に位置決めする位置決め
手段と、上記把持リングの周囲に装着される保持リング
と、上記把持リングおよび保持リングに設けられ、係合
することにより上記保持リングを把持リングに対して少
なくとも1つの予め選択された位置へ保持する相互係合
手段と、を備えている。
【0027】この発明の好ましい実施例によれば、上記
装置に置いて、位置決め手段は、ハブの周囲に形成され
た溝と、上記溝と係合可能に把持リングに形成された内
周面と、を有している。
【0028】また、上記把持リングは、上記溝と係合す
る際に収縮し溝から離脱する際に拡径するように、スリ
ットを有している。係合した状態において、上記相互係
合手段は把持リングの拡径を規制し上記溝からの離脱を
防止する。
【0029】上記相互係合手段は、上記把持リングに形
成され外側に位置した溝と、上記保持リングに形成され
ているとともに保持リングから径方向内方へ延出し、把
持リングの溝と係合可能な弾性を有する少なくとも1つ
の歯と、を備えている。
【0030】また、相互係合手段は、上記把持リングに
形成され軸方向に離間して位置した複数の溝と、上記保
持リングに形成されているとともに保持リングから内方
へ延出した少なくとも1つの弾性を有する歯と、を備
え、上記歯は上記把持リングに形成された溝に選択的に
係合して、把持リングに対して保持リングを異なる軸方
向位置に固定し、上記クランプ機構によりアッセンブリ
に与えられる軸方向の圧縮力を変化させる。
【0031】この発明の好ましい実施例によれば、上記
位置決め手段は上記把持リングを上記ディスクから離間
した位置に位置決めし、上記保持リングは、上記相互係
合手段を係脱して上記クランプを解除するように上記ア
ッセンブリ方向へ移動可能となっている。
【0032】上記保持リングは、内方へ延出していると
ともに上記把持リングと係合可能な複数の歯を有し、上
記歯は所定の内径を規定している。上記ハブの内、少な
くとも把持リングとディスクとの間に位置した部分は、
上記所定の内径よりも小さな径を有している。
【0033】この発明によれば、軸方向の圧縮力を加え
た状態で複数のディスクをハブに固定するクランプ機構
は、上記ハブ上に設けられ、上記ディスクの一側に肩部
に形成する把持手段と、上記肩部の周囲に形成された環
状の溝と、上記ハブ上を摺動自在であるといともに上記
肩部に形成された環状の溝と係合可能に形成され、上記
環状の溝と係合した際に上記ディスクに軸方向の圧縮力
を与える保持リング手段と、を備えている。
【0034】好ましい実施例によれば、上記肩部の周囲
には、互いに軸方向に離間した少なくとも一対の環状の
溝が形成され、上記リング手段は、上記溝の1つに選択
的に係合してリング手段により上記ディスクに与えられ
る軸方向の圧縮力を変化させるように、上記肩部を越え
て移動可能となっている。
【0035】また、この発明によれば、上記把持手段の
肩部は上記ディスクから軸方向に離間して設けられ、上
記保持リング手段は、上記肩部を越えてディスク方向へ
押されることにより係脱される。
【0036】
【作用】上記のように構成された本願によれば、把持リ
ングを位置決め手段によりハブの所定位置に装着した
後、保持リングがハブの周囲に装着され相互係合手段に
より把持リングに対して選択された位置に保持される。
それにより、軸方向の挟持力が複数のディスクに加えら
れてディスクがハブに固定される。また、この発明によ
れば、クランプ機構は、把持リングに対する保持リング
の係合位置を変えることにより、ディスクのバランス調
整を許容する比較的緩い挟持力と、ディスク駆動装置内
におけるディスクの動作中の確実な挟持を提供する挟持
力と、選択することができる。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の一実施
例について詳細に説明する。
【0038】第1図には、基板12およびカバー14を
有するディスク駆動装置10が示されている(装置の内
部を図示するよう一部を破断して示す)。基板12上に
はディスクパック16が載置され、このディスクパック
は、スピンドルハブ20の周囲に同軸的に装着された複
数の記憶ディスク16を有している。ディスク駆動装置
の駆動機構として、例えば、本出願人の米国特許出願第
07/428,848号に開示されている駆動機構が用いられる。
最上部の記憶ディスク18上には、ヘッドアッセンブリ
22が延在している。
【0039】第2図は、複数の記憶ディスク18をスピ
ンドルハブ20に装着する方法を開示している。この図
から分かるように、スピンドルハブ20は、その下端外
周に固定され下端外周から延出したカラー24を有して
いる。最下部の記憶ディスク18はカラー24上に載置
されている。隣合う記憶ディスク18は、環状のスペー
サ26により互いに離間されている。これらの記憶ディ
スク18およびスペーサ26は、スピンドルハブ20上
を軸方向へ摺動可能となっている。スペーサ26とスピ
ンドルハブ20との間の公差は、スペーサをスピンドル
ハブ上に芯合わせできるように、充分小さく設定されて
いる。
【0040】第2図に示すように、スピンドルハブ20
の上端は、最上部の記憶ディスク18を越えて延出して
いる。スピンドルハブ20の上端部外周には、最上部の
記憶ディスク18から離間して、環状の位置決め溝28
が形成されている。第2図の右側部分に示されているよ
うに、開放した台形上の横断面を有している。
【0041】この発明に係るクランプ機構は、位置決め
溝28と、位置決め溝と補助的に係合可能に形成された
環状の分割把持リング30と、把持リングの外周面に係
合可能な弾性を有する保持リング32と、を備えてい
る。分割把持リング30は硬化された金属、例えば、P
H−17ステンレスで形成されている。分割把持リング
30の内周部の形状は、位置決め溝28に対応して台形
状をなしている。分割保持リング30の外周面には、環
状の第1および第2の止め溝34、36がそれぞれ形成
され、互いに軸方向に離間して位置している。保持リン
グ32は、公知の構造で商業的に購入可能な部品であ
り、例えば、ワールド−トゥルアークのような会社から
入手することができる。このような保持リングは、一般
に、自動車、農業機械等において、部品をシャフトに固
定するために用いられている。
【0042】分割把持リング30は弾性を有し、弾性変
形していない状態において、この把持リングの内径は位
置決め溝28と嵌合するのに適した径となっている。参
照符号38で示された分割把持リング30のスリット
は、把持リングをスピンドルハブ20に対して脱着する
際スピンドルハブを跨いで通過できるように、把持リン
グを弾性的に押し広げることを可能とする。保持リング
32は径方向内方へ延出した複数の歯40を有し、これ
らの歯により保持リングの内径が規定されている。ま
た、これらの歯40は弾性変形可能に形成され、分割把
持リング30上への保持リングの装着を許容する。第1
および第2の止め溝34、36は、歯40を受け入れる
ように形成されているとともに抜け止めとして作用し、
それにより、保持リング32は、軸方向へ離間した2つ
の位置で、分割把持リング30と選択的に係合可能とな
っている。
【0043】第3図は、ディスクパック16が装着され
たスピンドルハブ20、および分割把持リング30の第
1の止め溝34に係合した状態のクランプ機構を示して
いる。図から分かるように、分割把持リング30は位置
決め溝28に嵌合され、保持リング32は、位置決め溝
からの抜けないように分割把持リングを保持していると
ともに、最上部の記憶ディスクを通して記憶ディスクへ
軸方向の圧力を印加している。
【0044】第4図ないし第7図は、クランプ機構を装
着する過程をそれぞれ示している。第4図において、デ
ィスクパック16はスピンドルハブ20上に装着され、
分割把持リング30は位置決め溝28に装着される直前
にある。第5図は、分割把持リング30が位置決め溝2
8に嵌合され、保持リング32が分割把持リングの外周
に係合される直前の状態を示している。第5図から、分
割把持リング30は、最上部の記憶ディスク18の上面
から離間していることが分かる。この隙間は、保持リン
グ32の歯40の厚さよりも僅かに大きく、約0.05 mm
に設定されている。第6図において、保持リング32は
分割把持リング30の第1の止め溝34に係合されてい
る。これは第3図に示す状態に対応しており、この状態
いおいて、ディスクパック16には第1等級(低級)の
軸方向圧力が印加され、ディスクパック内の記憶ディス
ク18は比較的緩い平衡状態にある。第6図に示す段階
後、第7図に示す段階前において、ディスクパックアッ
センブリは、力学的に平衡な状態に調整される。第7図
は、第2の止め溝36に係合し最終的な挟持状態にある
保持リング32を示しており、この状態で、クランプ機
構は、ディスクパックが使用されるダイレクトアクセス
記憶装置の作動の間、ディスクパックを最適な状態に挟
持する。
【0045】第8図は、保持リング32が分割把持リン
グ30を越えて押し込まれた状態を示している。この場
合、ディスクパックの挟持が解除され、必要であれば、
ディスクパックの再調整が可能となる。クランプ機構が
第8図に示された状態ある場合、分割把持リング30を
位置決め溝28から容易に取り外し、スピンドルハブ2
0から取り外すことができる。
【0046】第9図ないし第12図は、ディスクパック
の組立、この発明に係るクランプ機構の取付けおよび取
り外しを容易にするために使用される取付け具を示して
いる。第12図から良く分かるように、この取付け具
は、傾斜した台46を有するベース44と、保持板54
と、挿入リング60と、つまみナット62と、スタッド
64、74と、クランプ板66と、を備えている。
【0047】台46には、スピンドルハブ20のカラー
24が嵌合可能な中央凹所48が形成されているととも
に、3本のディスク位置決めポスト50が立設されてい
る。これらのポスト50は、このポストから延出してい
るとともにねじの切られたスタッド52をそれぞれ有
し、これらのポスト間に装着された記憶ディスク18を
中央凹所48と芯合わせされた状態に保持するように、
互いに離間して設けられている。保持板54は、スタッ
ド52を摺動自在に受け入れ可能に形成された複数の透
孔56と、スピンドルハブ20の外径よりも大きな径の
中央開口58とを有している。挿入リング60(第10
図および第11図参照)は、中央開口58を通してかつ
スピンドルハブ20の外側を移動可能に形成されている
とともに、スピンドルハブに装着された保持リング32
と係合可能に形成されている。つまみナット62はスタ
ッド52と歯合し、保持板54をポスト50に固定す
る。スタッド64は保持板54に固定され、中央開口5
8の周囲に互いに等間隔離間して位置しているととも
に、保持板から突出している。クランプ板66は、挿入
リング60を支持した中央開口68と、つまみナット6
2を収容する円弧状の切欠70と、スタッド64が挿通
される透孔72とを有している。つまみナット74はス
タッド64と歯合し、クランプ板66の上面と係合す
る。
【0048】上記のように構成された取付け具42を用
いてディスクパックを組み立て、クランプ機構を装着す
る操作工程は以下の通りである。
【0049】(1)カラー24を下にして、スピンドル
ハブ20が中央凹所48内に挿入される(第11図参
照)。
【0050】(2)記憶ディスク18およびスペーサ2
6がスピンドルハブ20上に交互に装着される。この操
作の間、記憶ディスク18はポスト50により芯合わせ
され(第10図参照)、スペーサは、スペーサとスピン
ドルハブとの隙間が非常に小さいことから、同様に芯合
わせされる。
【0051】(3)記憶ディスクの装着終了後、分割把
持リング30が第5図に示すように位置決め溝28に嵌
合される。
【0052】(4)保持リング32がスピンドルハブ2
0の上端に載置される。
【0053】(5)スタッド52が透孔56に挿通され
た状態で、保持板54がポスト50上に載置されるとと
もにつまみナット62により固定され、ディスクパック
をその上に保持リングが載置された状態に保持する。
【0054】(6)スタッド64が透孔72に挿通され
た状態で、かつ、挿入リング60が保持リング32の上
面に係合した状態で、クランプ板66が保持板54上に
位置決めされる。
【0055】(7)取付け具が上記のようにセットされ
た状態で、スタッド64につまみナット74が歯合さ
れ、以下に示す挟持工程を実施するために徐々に締め付
けられる。
【0056】(a)保持リング32の歯40が、第6図
に示すように、第1の止め溝34に押し込まれるように
クランプ板66が変位される(この位置は”軽挟持力”
のレベルに対応しており、この軽挟持力は、バランス調
整のための記憶ディスクの変位を許容するとともに、ス
ピンドルハブのアンバランスを補正するには充分強い力
となっている)。
【0057】(b)ディスクパックは取付け具から取り
外され、ダイナミックバランス調整用のバランス合わせ
治具に装着される。
【0058】(c)バランス調整後、ディスクパックは
再び取付け具に装着され、つまみナット74が締め込ま
れて、第7図に示すように、保持リング32が第2の止
め溝36と係合する位置へ押し込まれる(この位置は、
最終強挟持位置に対応している)。
【0059】上記工程後に再調整が必要な場合、ディス
クパックは再び取付け具に装着され、つまみナット74
を締め込で、分割把持リング30を通り越すまで保持リ
ング32を押し込む。これにより、第8図に示すよう
に、挟持が解除されされる。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、ディスクパックに均一に制御された挟持力を与え再
調整時に容易に解除可能なクランプ機構を提供すること
ができる。また、本発明に係るクランプ機構は、2段階
の挟持力、つまり、バランス調整を許容する比較的緩い
挟持を提供する挟持力と、ダイレクトアクセス記憶装置
内におけるディスクパックの動作中の確実な挟持を提供
する挟持力と、を供給することができる。
【0061】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れることなく、この発明の範囲内で種々変形可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施例に係るクランプ機構を有
するダイレクトアクセス収容装置を、上記クランプ機構
およびディスクパックが見えるようにカバーを破断して
示す斜視図。
【図2】分割把持リングおよび保持リングがスピンドル
ハブから取り外された状態を示す、上記ディスパックお
よびクランプ機構の分解斜視図。
【図3】この発明に係るクランプ機構により挟持された
ディスクパックの縦断面図。
【図4】分割把持リングがスピンドルハブに形成された
位置決め溝に装着される直前の状態にある、この発明に
係るクランプ機構の第1の装着工程を示す第3図の線4
ー4に沿った断面図。
【図5】分割把持リングが上記位置決め溝に装着され、
保持リングが分割把持リングに係合される直前の状態に
ある、上記クランプ機構の第2の装着工程を示す第4図
に対応の断面図。
【図6】ディスクパックのバランス調整が可能なように
保持リングが分割把持リングに形成された第1の止め溝
に係合されている状態にある、上記クランプ機構の第3
の装着工程を示す第4図に対応の断面図。
【図7】保持リングが分割把持リングに形成された第2
の止め溝に係合されている、上記クランプ機構の第4つ
まり最終装着工程を示す第4図に対応の断面図。
【図8】上記クランプ機構を解除するために、上記保持
リングを分割把持リングを越えて押圧した状態を示す第
4図に対応の断面図。
【図9】この発明に係るクランプ機構の保持リングに軸
方向の圧縮力を与えている状態におけるこの発明に係る
取付け具を示す平面図。
【図10】第9図の線10ー10に沿った上記取付け具
の断面図。
【図11】上記クランプ機構の保持リングに軸方向の圧
縮力を与える上記取付け具の動作を示す、第9図の線1
1ー11に沿った拡大断面図。
【図12】ディスクパックを取り除いた状態における、
上記取付け具の分解斜視図。
【符号の説明】
16…ディスクパック、18…記憶ディスク、20…ス
ピンドルハブ、28…位置決め溝、30…分割把持リン
グ、32…保持リング、34…第1の止め溝、36…第
2の止め溝、40…歯、44…ベース、54…保持板、
66…クランプ板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスクを軸方向の圧縮力を与え
    た状態でハブの周囲に固定するクランプ機構において、 上記ハブの周囲に装着される把持リングと、 上記把持リングを上記ハブに対して所定の軸方向位置に
    位置決めする位置決め手段と、 上記把持リングの周囲に装着される保持リングと、 上記把持リングおよび保持リングに設けられ、係合する
    ことにより上記保持リングを把持リングに対して少なく
    とも1つの予め選択された位置へ保持する相互係合手段
    と、を備えたクランプ機構。
  2. 【請求項2】 ハブの周囲に装着された複数のディスク
    を、径方向内方へ延出して内径を規定しているとともに
    互いに離間した複数の弾性を有する歯を備えた保持リン
    グを用いて、上記ハブに固定する固定方法において、 上記ハブの周囲に、上記複数のディスクの一方の側に位
    置する環状の溝を設け、 上記保持リングの内径よりも僅かに大きな径の外周面を
    有し、上記ハブの周囲に装着され上記環状の溝に係合可
    能な分割リングを準備し、 上記分割リングを上記環状の溝に係合した状態で上記ハ
    ブの周囲に装着し、 上記歯が分割リングの外周面に係合した状態で上記保持
    リングを分割リングの周囲に装着することを特徴とする
    固定方法。
  3. 【請求項3】 径方向内方へ延出しているとともに互い
    に離間した複数の弾性を有する歯を備えた保持リングを
    用いて、複数のディスクをハブに固定するための取付け
    具において、 上記ハブが取り付けられるベースと、 上記ハブを挿通可能な開口を有する保持板と、 上記保持板を上記ベースの一側に支持し、上記ベースに
    取り付けられたハブの周囲で、かつ、上記ハブに固定さ
    れるディスクの上方に保持する第1の手段と、 上記ハブを挿通可能な開口を有するクランプ板と、 上記ベースに取り付けられたハブの周囲を移動可能に、
    かつ、上記保持板に向かって移動可能に、保持板に取り
    付けられ、保持板を上記ハブに沿って押圧する第2の手
    段と、 を備えた取付け具。
  4. 【請求項4】 ハブと、上記ハブと同軸的に積層されハ
    ブから径方向へ延出した複数のディスクおよびスペーサ
    を有するアッセンブリと、上記アッセンブリをハブに固
    定するクランプ機構と、を組み合わせた装置において、
    上記クランプ機構は、 上記ハブの周囲に装着される把持リングと、 上記把持リングをハブに対して上記アッセンブリの一側
    に位置決めする位置決め手段と、 上記把持リングの周囲に装着される保持リングと、 上記把持リングおよび保持リングに設けられ、係合する
    ことにより上記保持リングを把持リングに対して少なく
    とも1つの予め選択された位置へ保持する相互係合手段
    と、を備えた装置。
  5. 【請求項5】 軸方向の圧縮力を加えた状態で複数のデ
    ィスクをハブに固定するクランプ機構において、 上記ハブ上に設けられ、上記ディスクの一側に肩部に形
    成する把持手段と、 上記肩部の周囲に形成された環状の溝と、 上記ハブ上を摺動自在であるといともに上記肩部に形成
    された環状の溝と係合可能に形成され、上記環状の溝と
    係合した際に上記ディスクに軸方向の圧縮力を与える保
    持リング手段と、を備えたクランプ機構。
JP33062791A 1991-12-13 1991-12-13 ディスク駆動装置のクランプ機構 Pending JPH05166328A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5636083A (en) * 1994-02-22 1997-06-03 Nec Corporation Magnetic disk assembly
US7215509B2 (en) * 2003-08-11 2007-05-08 Seagate Technology Llc Pop-on disc clamp for a data storage device
CN115890357A (zh) * 2022-10-25 2023-04-04 昀昊精密模具五金(深圳)有限公司 一种球形刀快速加工设备

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