JPH05166273A - 処理装置用記録媒体の記録および再生装置 - Google Patents

処理装置用記録媒体の記録および再生装置

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JPH05166273A
JPH05166273A JP3332096A JP33209691A JPH05166273A JP H05166273 A JPH05166273 A JP H05166273A JP 3332096 A JP3332096 A JP 3332096A JP 33209691 A JP33209691 A JP 33209691A JP H05166273 A JPH05166273 A JP H05166273A
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JP3332096A
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Tetsuya Sato
哲哉 佐藤
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ホストコンピュータの演算結果のデータを日
曜日から土曜日までの各曜日毎に対応した磁気テープカ
セットにストアしてバックアップし、ホストコンピュー
タに本来備えられている磁気ティスクが損傷したとき、
その損傷したデータを再生すべき対応する曜日の磁気テ
ープカセットを取出して再生するために、マガジンに
は、各曜日毎の記録媒体よりも少なくとも1つ余分に格
納場所を設けておき、各格納場所と、日曜日から土曜日
までの各曜日とを、個別的に対応させ、各格納場所から
取出した記録媒体が、その格納場所に対応する曜日とは
異なる曜日のデータがストアされているときには、前記
余分の空の格納場所を利用して磁気テープカセットの格
納場所を変更して交換する。 【効果】 ホストコンピュータは、格納場所を指定する
ことによって、希望する曜日のバックアップデータを得
ることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばホストコンピ
ュータなどの処理装置によって、複数の磁気テープカセ
ットなどの記録媒体の1つを選択して記録および/また
は再生を行うための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような装置は、たとえばホストコン
ピュータの日曜日、月曜日、火曜日、…、土曜日の各曜
日毎の演算結果を磁気テープカセットに個別的に記録し
てバックアップし、ホストコンピュータに本来備えてあ
る磁気ディスクなどの記録媒体が損傷したときに、その
損傷した演算結果がストアしてある曜日に対応する磁気
テープカセットを選択して、その磁気テープカセットに
バックアップしてあるストア内容を読出して用いるため
に必要になる。
【0003】先行技術では、このような複数のバックア
ップ用磁気テープカセットは、マガジンに収納されてお
り、このマガジンは、磁気テープカセットを駆動して記
録/再生する手段から分離して取外すことができるよう
に構成されている。このようにマガジンが磁気テープカ
セット記録/再生装置から取外された状態では、作業者
が磁気テープカセットをマガジンの予め定めた格納場所
とは異なる別の格納場所に誤って収納するおそれがあ
る。マガジンの各磁気テープカセットの格納場所は、前
記各曜日に個別的に対応している。ホストコンピュータ
は、この格納場所を指定して、その格納場所にストアさ
れている各曜日の磁気テープカセットを取出して記録/
再生を行うように構成される。したがって作業者が磁気
テープカセットを、マガジンの予め定めた曜日毎の格納
場所とは異なる格納場所に誤って入れたときには、希望
する曜日のバックアップデータを磁気テープカセットか
ら再生することができなくなってしまい、これによって
ホストコンピュータは必要な処理が実行できなかった
り、誤った演算処理を行う危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、複数
の記録媒体を、マガジンの各格納場所から正確に取出し
て記録または再生のいずれか少なくとも一方を行うこと
ができるようにした処理装置用記録媒体の記録および再
生装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、処理装置用記
録媒体の記録および再生装置において、自己の記録媒体
を識別する識別情報と、処理装置用の情報とがストアさ
れる記録媒体と、記録媒体を個別的に格納し、記録媒体
の数よりも少なくとも1つ多い数の格納場所を有するマ
ガジンと、格納場所を検出する手段と、記録媒体の識別
情報を再生し、その再生した識別情報と、再生した記録
媒体が格納されていた検出手段によって検出される格納
場所とが、予め定める対応状態でないとき、空の格納場
所を利用して記録媒体の格納場所を交換する手段とを含
み、処理装置は、格納場所を指定して記録媒体を選択し
て記録/再生をすることを特徴とする処理装置用記録媒
体の記録および再生装置である。
【0006】また本発明は、処理装置用記録媒体の記録
および再生装置において、自己の記録媒体を識別する識
別情報と、処理装置用の情報とがストアされる記録媒体
と、記録媒体を個別的に格納する格納場所を有するマガ
ジンと、格納場所を検出する手段と、記録媒体の識別情
報を再生し、その再生した識別情報を、格納場所に対応
してストアするメモリとを含み、処理装置は、識別情報
を指定し、前記メモリのストア内容に基づき、前記識別
情報を有する記録媒体が格納されている格納場所から記
録媒体を選択して記録/再生をすることを特徴とする処
理装置用記録媒体の記録および再生装置である。
【0007】さらにまた本発明は、処理装置用記録媒体
の記録および再生装置において、自己の記録媒体を識別
する識別情報と、処理装置用の情報とがストアされる記
録媒体と、記録媒体を個別的に格納する格納場所を有す
るマガジンと、各格納場所に識別情報を予め対応させて
おき、格納場所から記録媒体を取出してその記録媒体の
識別情報を再生し、再生した識別情報が格納場所に対応
しているかどうかを判断し、対応しているとき、元の格
納場所に戻し、対応していないとき、格納場所を記録媒
体の識別情報に対応し直し、かつ前記再生した識別情報
に予め対応させた格納場所に格納されている記録媒体を
再生し、前記判断を行う動作を繰返す記録媒体再生移動
手段と、再生した識別情報を格納場所に対応してストア
するメモリとを含み、処理装置は、識別情報を指定し、
その指定した指定情報を有する記録媒体が格納されてい
る格納場所から、記録媒体を選択して記録/再生するこ
とを特徴とする処理装置用記録媒体の記録および再生装
置である。
【0008】
【作用】本発明に従えば、磁気テープカセットなどの記
録媒体には、自己の記録媒体を識別する識別情報と、ホ
ストコンピュータなどの処理装置用の情報とがストアさ
れる。前記識別情報というのは、たとえば処理装置用情
報を、各曜日毎に個別的に対応した記録媒体にストアす
るとき、その各曜日であり、このような各記録媒体は、
マガジンの個別的な格納場所に格納される。このマガジ
ンは、記録媒体の数よりも少なくとも1つ余分に格納場
所を有しており、記録媒体の識別情報を再生して、前記
余分の、したがって空の格納場所を利用して、再生した
識別情報と、その識別情報に対応する格納場所とが予め
定める対応状態となるように、たとえば日曜日から土曜
日まで順番に隣接する各格納場所に記録媒体が格納され
るように、記録媒体の格納場所を交換し、ホストコンピ
ュータなどの処理装置は、格納場所を指定することによ
って、希望する曜日などの識別情報を有する記録媒体に
ストアされている処理装置用情報を選択して記録または
再生をすることが可能となる。
【0009】また本発明に従えば、マガジンはたとえば
記録媒体と同一数の格納場所を有し、記録媒体の識別情
報を再生し、その再生した識別情報と、その記録媒体の
格納場所とを対応してメモリにストアしておき、ホスト
コンピュータなどの処理装置は、識別情報を指定し、こ
れによってその指定された識別情報を有する記録媒体が
ストアされている格納場所をメモリのストア内容から検
出して、希望する識別情報を有する記録媒体に記録され
ている処理装置用情報を記録または再生することができ
る。
【0010】さらに本発明に従えば、マガジンの各格納
場所と、その格納場所に収納されるべき識別情報を有す
る記録媒体とを予め想定しておき、或る格納場所に格納
されている記録媒体を取出してその識別情報を再生し、
その再生した識別情報が格納場所に対応しているなら
ば、その記録媒体を元の収納場所に戻して格納する。再
生された識別情報が格納場所に対応していないときに
は、メモリの格納場所に対応する識別情報を訂正してメ
モリにストアするとともに、その再生した記録媒体を、
元の格納場所に戻し、さらに前記再生した記録媒体の識
別情報に対応してメモリにストアされている対応した格
納場所に格納されている記録媒体を取出して、その記録
媒体の識別情報を再生し、もしもその新たに再生した識
別情報が、前述の最初の格納場所に対応した識別情報で
あるならば、その記録媒体の処理装置用情報をそのまま
再生するとともに、新たな格納場所の対応する識別情報
を、そこに格納される記録媒体に記録されている識別情
報に書換える。もしも前記新たな格納場所に格納されて
いる磁気テープカセットを取出して再生した識別情報
が、その新たな格納場所に予め対応した識別情報ではな
いときには、その新たな格納場所に対応する識別情報
を、そこに格納されている磁気テープカセットの識別情
報にメモリの内容を訂正してその記録媒体を前記新たな
格納場所に戻し、次にその新たな格納場所に格納されて
いる記録媒体が有している識別情報に対応するさらに次
の格納場所に格納されている記録媒体の識別情報を読出
し、以下同様にして動作を繰返す。こうしてマガジンに
格納される格納場所とそれに対応する識別情報とを正し
くメモリにストアし、ホストコンピュータなどの処理装
置は、この識別情報を指定し、メモリのストア内容に基
づいて格納場所を判断し、こうして希望する識別情報を
有する記録媒体にストアされている処理装置用情報を記
録/再生することが可能になる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の全体のブロック
図である。バス10は、複数のホストコンピュータH1
〜Hiに接続され、このバス1は、記録媒体である磁気
テープカセットC1〜C7の記録/再生手段20に接続
される。本発明の実施例では、磁気テープカセットC1
〜C7は、日曜日、月曜日、火曜日、…、土曜日までの
合計7つの各曜日に個別的に対応した個数を有する。こ
の磁気テープカセットC1〜C7を収納するマガジン2
3は、参照符1〜8で示される個別的な格納場所を示
し、このようにして磁気テープカセットC1〜C7の数
よりも少なくとも1つだけ多い数8の格納場所1〜8を
有している。
【0012】チェンジャ手段24は、このマガジン23
を図1の左右方向に、あるいはまたこの磁気テープカセ
ットC1〜C7が上下に並んでいるときには上下に移動
し、検出手段25によってそのチェンジャ手段24によ
って取出しまたは格納する格納場所1〜8を検出するこ
とができる。チェンジャ手段24によって取出された磁
気テープカセットC1〜C7は、駆動手段D1〜Diに
装着されてその磁気テープカセットC1〜C7に記録お
よび/または再生される。
【0013】マイクロコンピュータなどによって実現さ
れる制御手段26は、駆動手段D1〜Diにコマンド信
号を与えて記録/再生を行わせ、またチェンジャ手段2
4を能動化し、希望する格納場所1〜8のうちの1つに
ある磁気テープカセットC1〜C7を取出し/格納し、
このような格納場所1〜8は検出手段25によって検出
される。
【0014】制御手段26にはメモリMが備えられてお
り、このメモリMのメモリマップは図2に示されてい
る。メモリMは、マガジン23の各格納場所1〜8に個
別的に対応した識別情報である曜日27が日曜日から土
曜日にわたって対応してストアされており、各格納場所
1〜8に対応するフラグ28が設けられる。格納場所1
〜7は前述のように日曜日ないし土曜日に個別的に対応
しており、格納場所8は空の格納場所である。格納場所
1〜7に予め定めた日曜日〜土曜日に対応する磁気テー
プカセットC1〜C7が格納されているときにはフラグ
28には論理「1」をストアし、対応する曜日とは異な
る曜日の磁気テープカセットが格納されているときには
論理「0」をフラグ28としてストアする。
【0015】図3は、磁気テープカセットC1〜C7の
磁気テープの記録状態を示す図である。参照符29は走
行方向30の始端であり、ストア領域31にはその磁気
テープカセットC1の自己を表す識別情報、すなわち前
述のようにたとえば日曜日を表す識別情報をストアして
おく。このストア領域31に続くストア領域32には、
ホストコンピュータH1〜Hiのための演算結果などの
情報がストアされる。
【0016】図4は、制御手段26の動作を説明するた
めのフローチャートである。ステップa1からステップ
a2に移り、検出手段25の出力に基づき、スロットで
ある格納場所1〜7のうちの1つ、たとえば1を選択し
て、チェンジャ手段24を用いて駆動手段D1に装着
し、その格納場所1に格納されていた磁気テープカセッ
トC1を再生し、そのストア領域31の識別情報を再生
して読出す。図4では、識別情報を図解のためにスロッ
トNOと称する。ステップa3では磁気テープカセット
C1と、その磁気テープカセットC1を取出した格納場
所1のメモリMに予め対応してストアした曜日とが一致
しているかどうかを判断し、一致しているならばステッ
プa9に移ってそのまま再生を行ってストア領域32の
データを読出す。またステップa3において駆動手段D
1によって読出した磁気テープカセットC1のストア領
域31の識別情報が、その格納場所1に対応した日曜日
と一致しないときにはステップa4に移り、フラグ28
を論理「0」にセットし、次のステップa5では、磁気
テープカセットC1の再生された識別情報がたとえば月
曜日であるとき、その月曜日に対応する格納場所2に磁
気テープカセットC2が格納されているかどうかを判断
する。この場合、格納場所2に磁気テープカセットC2
が格納されているので、余分の空いている格納場所8を
利用して、磁気テープカセットC1,C2の交換を行
う。
【0017】マガジン23は、本件記録/再生手段20
から着脱可能であり、マガジン23を取出して、磁気テ
ープカセットC1〜C7を作業者が個別的に取出すこと
が可能であり、このようなとき、作業者は同時に複数の
磁気テープカセットを取出したとき、作業者はその複数
の取出した各磁気テープカセットを、本来返却すべき格
納場所とは異なる格納場所に戻して格納するおそれがあ
り、このようなときにおいても、本発明によれば、ホス
トコンピュータH1〜Hiは、希望する曜日の磁気テー
プカセットC1〜C7を選択して再生することが可能で
ある。
【0018】マガジン23の各格納場所1〜8には個別
的に対応して、各格納場所1〜8に磁気テープカセット
C1〜C7が収納されているかどうかを検出するための
検出素子E1〜E8が備えられ、この検出素子E1〜E
8の各出力は制御手段26に与えられる。
【0019】ステップa6における磁気テープカセット
C1,C2の交換の動作を説明すると、まず駆動手段D
1で駆動して識別情報を再生した記録媒体は、チェンジ
ャ手段24によって駆動手段D1から取出し、検出手段
25によって検出される格納場所8に磁気テープカセッ
トC1を一旦、格納する。次にその磁気テープカセット
C1の識別情報に対応してメモリMにストアされている
格納場所2に格納されている磁気テープカセットC2を
チェンジャ手段24によって取出し、駆動手段D1〜D
iのうちの1つ、たとえばD1に装着してその磁気テー
プカセットC2の識別情報を再生する。このときチェン
ジャ手段24は、空き格納場所8に格納した磁気テープ
カセットC1を格納場所2に格納し、これとともに、格
納場所2に対応するメモリのフラグ28を論理「1」に
セットする。駆動手段D1によって再生した磁気テープ
カセットC2の識別情報を表す曜日が日曜日であるなら
ば、チェンジャ手段24によって駆動手段D1から磁気
テープカセットC2を取出して、格納場所1に格納する
とともに、格納場所1に対応するフラグ28を論理
「1」に訂正する。こうして磁気テープカセットC1,
C2の交換を終了する。
【0020】もしも、駆動手段D1によって再生した磁
気テープカセットC2の識別情報が火曜日であり、しか
もその火曜日に対応する格納場所3には検出素子E3に
よって磁気テープカセットC3が格納されていることが
判断されると、磁気テープカセットC2は、駆動手段D
1からチェンジャ手段24によって空き格納場所8に一
旦格納され、次に格納場所3にある磁気テープカセット
C3をチェンジャ手段24によって駆動手段D1に装着
し、このとき格納場所3には、格納場所8に格納した磁
気テープカセットC2をチェンジャ手段24によって格
納する。このような動作を繰返すことによって、ホスト
コンピュータH1〜Hiにおいて必要とする曜日の磁気
テープカセットC1〜C7を、その格納場所1〜7のう
ちの1つを指定することによって選択することが可能と
なる。
【0021】ステップa5において、格納場所1から取
出して駆動手段D1によって再生した磁気テープカセッ
トC1の識別情報が、たとえば金曜日であり、その金曜
日に対応した格納場所6に磁気テープカセットが格納さ
れていないことが判断されると、次のステップa7に移
り、磁気テープカセットC1は、チェンジャ手段24に
よって格納場所6に格納され、このとき格納場所6に対
応したフラグ28は論理「1」にセットされる。
【0022】次のステップa8は、フラグ28が論理
「0」であって、格納場所1〜7と、そこにストアされ
ている磁気テープカセットC1〜C7の識別情報である
曜日との確認を行っていないときには、そのフラグ28
が論理「0」である格納場所、たとえば格納場所3に格
納されている磁気テープカセットC3を取出して、駆動
手段D1〜Diによる識別情報の再生を行って確認を行
い、前述と同様な動作を繰返す。このようにして全ての
磁気テープカセットC1〜C7を、その識別情報が固定
的に対応した格納場所1〜7に格納することが可能にな
る。
【0023】図5は、ホストコンピュータH1〜Hiの
うちの1つ、たとえばH1の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。各ホストコンピュータH1〜Hiに
は、演算結果を各曜日毎にストアする磁気ディスクなど
の記録媒体が備えられており、その記録媒体の一部分ま
たは全体が損傷したときには、その損傷して再生不可能
なストア内容の曜日に対応する格納場所1〜7を、ステ
ップb2において指定する。これによって指定された格
納場所1〜7のうちの1つにある磁気テープカセットC
1〜C7を、ステップb3において制御手段26がチェ
ンジャ手段24を動作させてマガジン23から取出し、
駆動手段D1〜Diのうちの1つを用いて再生させる。
ステップb4では、再生後に、その磁気テープカセット
を取出した元の格納場所に戻し、ステップb5において
一連の動作を終了する。
【0024】図1〜図5に示される実施例では、マガジ
ン23は空の格納場所8を必要とし、したがってマガジ
ン23が大形化するという問題がある。また磁気テープ
の本来格納されるべき格納場所と、実際に誤って格納さ
れてしまった格納場所とずれ量が大きくなるに伴い、チ
ェンジャ手段24によるマガジン23の移動量が大きく
なり、したがって磁気テープカセットC1〜C7の交換
に必要な時間が増大するという問題が生じる。このよう
な問題を解決するための他の実施例は、図6〜図8に示
される。
【0025】図6〜図8に示される本発明の第2実施例
は、前述の図1〜図5に示される実施例に類似し、対応
する部分には同一の参照符を付す。この実施例では、制
御手段26に備えられているメモリMは図6に示されて
いるメモリマップを有する。各格納場所1〜7は、磁気
テープカセットC1〜C7と同一数だけ設けられてお
り、その格納場所1〜7に対応する曜日27の内容は、
書換え可能である。
【0026】図7は制御手段26の動作を説明するめた
のフローチャートである。ステップf1からステップf
2に移り、格納場所1に格納されている磁気テープカセ
ットC1を選択して取出し、チェンジャ手段24によっ
て駆動手段D1に装着して、ステップf3においてその
磁気テープカセットC1の識別情報を再生して読出す。
これによってメモリMにおける図6に示された格納場所
1に対応する曜日27には、ステップf4においてその
格納場所1から取出した磁気テープカセットC1の識別
情報を記録し、たとえばこの実施例では火曜日である。
次にステップf5では、駆動手段D1からチェンジャ手
段24によって磁気テープカセットC1を元の格納場所
1に戻す。次のステップf6では、全ての格納場所1〜
7にそれぞれ格納されている磁気テープカセットC1〜
C7の識別情報の読出しを行ってメモリMの曜日27の
ストア領域の確認ないしは書換えが終了したかどうかが
判断され、終了していなければ、再びステップf2に移
り、隣接する格納場所、たとえば2における磁気テープ
カセットC2を同様にして再生し、メモリMの曜日27
の確認ないしは書換えを行う。
【0027】このようにして、全ての格納場所1〜7の
磁気テープカセットC1〜C7の識別情報の再生を行っ
てメモリMの曜日27のストア領域の確認ないしは書換
えを行った後には、ステップf7に移って一連の動作を
終了する。
【0028】図8は、図6および図7に示される実施例
におけるホストコンピュータH1〜Hiの動作を説明す
るためのフローチャートである。ステップg1からステ
ップg2に移り、バックアップ用の希望する曜日の磁気
テープカセットC1〜C7のうちの1つを選択して記録
/再生する必要が生じたときには、その曜日である識別
情報を表す信号を制御手段26にバス10を介して与
え、これによってメモリMからは、その曜日に対応する
格納場所1〜7の1つを読出す。ステップg3では、そ
の格納場所に格納してある磁気テープカセットを取出し
て再生を行い、ステップg4では、再生後、元の格納場
所に戻し、こうしてステップg5で一連の動作を終了す
る。
【0029】このような図6〜図8に示される実施例に
よれば、マガジン23は空の格納場所8が不要となり、
したがって小形化され、また磁気テープカセットC1〜
C7の並び換えの必要がなくなるので、必要な磁気テー
プカセットC1〜C7の選択を短時間に行うことができ
るようになる。
【0030】図9および図10は、本発明の第3実施例
を示す。このうち図9は、メモリMのメモリマップを示
している。このメモリMは、マガジン23の格納場所1
〜7に個別的に対応する曜日27のストア領域が設けら
れ、またフラグ28のストア領域が設けられている。マ
ガジン27は日曜日から土曜日までの合計7つの各曜日
に対応する格納場所1〜7を上述のように有しており、
図1に示される実施例のように余分な格納場所8は設け
られていない。
【0031】この実施例では、曜日27のストア領域に
は格納場所1〜7に個別的に対応してまず、日曜日、月
曜日、火曜日、…、土曜日を個別的に対応してストア
し、これと同時にフラグ28のストア領域の全てを論理
「0」とする。このような初期状態において図10を参
照して制御手段26の動作を説明する。ステップr1か
らステップr2に移り、マガジン23の最初の格納場所
1に対応するフラグ28は論理「1」であるかどうかを
判断し、この場合、論理「0」であるので、ステップr
5に移り、その格納場所1に対応するフラグを論理
「0」から論理「1」に変更する。次にステップr6に
移り、その格納場所1の磁気テープカセットC1をチェ
ンジャ手段24によって駆動手段D1に装着してその磁
気テープカセットC1の識別情報を再生し、その識別情
報が、たとえば金曜日であるならば、このステップr6
において、格納場所1に対応する曜日27のストア領域
を金曜日に訂正し、その後ステップr7では、その磁気
テープカセットC1を元の格納場所1に戻す。
【0032】次にステップr8では、曜日27の予め設
定してある金曜日に対応する格納場所6に格納されてい
る磁気テープカセットC6をチェンジャ手段24によっ
て取出して駆動手段D1によって再生し、その後、磁気
テープカセットC6の識別情報がたとえば日曜日である
ならばステップr9からステップr10に移り、その格
納場所6に対応するフラグ28のストア領域を論理
「1」とし、その格納場所6の曜日27のストア領域を
日曜日に書換え、ステップr12では、ホストコンピュ
ータH1〜Hiの指令に応じて再生を行う。
【0033】ステップr9において、格納場所6から取
出した磁気テープカセットC6の識別情報が日曜日でな
いことが確認されるとステップr13に移り、まず格納
場所6のフラグ28を論理「1」にし、その磁気テープ
カセットC6の識別情報がたとえば木曜日であるなら
ば、ステップr14において格納場所6の曜日27のス
トア領域を木曜日に書換え、再びステップr7に移り、
その磁気テープカセットC6を駆動手段D1からチェン
ジャ手段24によって元の格納場所6に戻す。その後メ
モリMの曜日27のストア領域が木曜日に対応した格納
場所5に格納されている磁気テープカセットC5をステ
ップr8で取出して駆動手段D1において再生し、その
識別情報が元の曜日、すなわち日曜日と一致しているか
どうかをステップr9で判断し、日曜日であるならばス
テップr10に移ってその格納場所5に対応する曜日2
7のストア領域を日曜日に書換える。もしも、格納場所
5に格納されていた磁気テープカセットC5の識別情報
が日曜日でないならば、ステップr13以降に移り、こ
のような判断動作が繰返されることになる。
【0034】図9および図10に示される第3実施例に
おけるホストコンピュータH1〜Hiは、前述の第2実
施例の図8と同様にして、カセット識別情報を指定し、
これによってメモリMのストア内容に基づき、格納場所
1〜7の1つが設定されて、その設定された格納場所か
ら磁気テープカセットが取出されて再生されることにな
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マガジン
は複数の記録媒体よりも少なくとも1つ余分に格納場所
を有しており、この各格納場所に予め対応させた識別情
報を有する記録媒体を、前記余分の、すなわち空の格納
場所を利用して記録媒体の格納場所を変更して交換し、
ホストコンピュータなどの処理装置は、格納場所を指定
して、これによって格納場所に対応した識別情報を有す
る記録媒体を用いて記録/再生することができるように
なり、こうして正確に記録媒体の選択を行うことができ
るようになる。
【0036】またマガジンに前述の余分な格納場所を設
ける必要がないようにするために、本発明によれば、マ
ガジンの各格納場所に対応して、その各格納場所に格納
される記録媒体が有する識別情報を、各格納場所に対応
してメモリにストアしておき、処理装置は、識別情報を
指定し、これによってメモリにストアされている識別情
報に対応した格納場所にある記録媒体を選択してその記
録媒体の記録/再生を行うことができるようになる。
【0037】さらに本発明によれば、記録媒体が格納さ
れる格納場所を有するマガジンの前記格納場所と識別情
報とを予め設定してメモリにストアしておき、各格納場
所から取出した記録媒体の識別情報を再生し、その再生
した識別情報が、格納場所に対応して予め設定した識別
情報とは異なるときには、メモリのストア内容を訂正す
るとともに、その取出して再生した記録媒体を元の格納
場所に戻し、次にその記録媒体の再生した識別情報に対
応して予めメモリにストアしてある次の格納場所から新
たな記録媒体を取出して再生し、こうして得られた識別
情報が、最初の格納場所に予め対応させておいた識別情
報であるならば、その識別情報に無理のないよう訂正
し、異なる識別情報であるならば、その異なる識別情報
に対応して予めメモリにストアしてあるさらに次の格納
場所に格納してある記録媒体の再生を行い、このような
動作を繰返すことによって、できるだけ少ない再生回数
で、希望する識別情報を有する記録媒体を見つけ出して
再生を行うことができ、こうして格納場所とそこに格納
される記録媒体の識別情報とを対応してメモリにストア
し、こうしてホストコンピュータなどの処理装置は識別
情報を指定し、この識別情報に対応したメモリのストア
内容を読出すことによって、対応する格納場所から、希
望する識別情報を有する記録媒体を取出して記録/再生
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示される第1実施例のメモリMのメモリ
マップを示す図である。
【図3】磁気テープカセットC1〜C7の記録状態を示
す図である。
【図4】制御手段26の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】ホストコンピュータH1〜Hiの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例のメモリMのメモリマップ
を示す図である。
【図7】図6に示される第2実施例における制御手段2
6の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図6および図7に示される第2実施例のホスト
コンピュータH1〜Hiの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】本発明の第3実施例のメモリMの構成を示す図
である。
【図10】図9に示される第3実施例の制御手段26の
動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1〜8 格納場所 10 バス 20 記録/再生手段 23 マガジン 24 チェンジャ手段 25 検出手段 26 制御手段 C1〜C7 磁気テープカセット D1〜Di 駆動手段 H1〜Hi ホストコンピュータ 31 識別情報記録領域 32 ホストコンピュータ用情報記録領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理装置用記録媒体の記録および再生装
    置において、 自己の記録媒体を識別する識別情報と、処理装置用の情
    報とがストアされる記録媒体と、 記録媒体を個別的に格納し、記録媒体の数よりも少なく
    とも1つ多い数の格納場所を有するマガジンと、 格納場所を検出する手段と、 記録媒体の識別情報を再生し、その再生した識別情報
    と、再生した記録媒体が格納されていた検出手段によっ
    て検出される格納場所とが、予め定める対応状態でない
    とき、空の格納場所を利用して記録媒体の格納場所を交
    換する手段とを含み、 処理装置は、格納場所を指定して記録媒体を選択して記
    録/再生をすることを特徴とする処理装置用記録媒体の
    記録および再生装置。
  2. 【請求項2】 処理装置用記録媒体の記録および再生装
    置において、 自己の記録媒体を識別する識別情報と、処理装置用の情
    報とがストアされる記録媒体と、 記録媒体を個別的に格納する格納場所を有するマガジン
    と、 格納場所を検出する手段と、 記録媒体の識別情報を再生し、その再生した識別情報
    を、格納場所に対応してストアするメモリとを含み、 処理装置は、識別情報を指定し、前記メモリのストア内
    容に基づき、前記識別情報を有する記録媒体が格納され
    ている格納場所から記録媒体を選択して記録/再生をす
    ることを特徴とする処理装置用記録媒体の記録および再
    生装置。
  3. 【請求項3】 処理装置用記録媒体の記録および再生装
    置において、 自己の記録媒体を識別する識別情報と、処理装置用の情
    報とがストアされる記録媒体と、 記録媒体を個別的に格納する格納場所を有するマガジン
    と、 各格納場所に識別情報を予め対応させておき、格納場所
    から記録媒体を取出してその記録媒体の識別情報を再生
    し、再生した識別情報が格納場所に対応しているかどう
    かを判断し、対応しているとき、元の格納場所に戻し、
    対応していないとき、格納場所を記録媒体の識別情報に
    対応し直し、かつ前記再生した識別情報に予め対応させ
    た格納場所に格納されている記録媒体を再生し、前記判
    断を行う動作を繰返す記録媒体再生移動手段と、 再生した識別情報を格納場所に対応してストアするメモ
    リとを含み、 処理装置は、識別情報を指定し、その指定した指定情報
    を有する記録媒体が格納されている格納場所から、記録
    媒体を選択して記録/再生することを特徴とする処理装
    置用記録媒体の記録および再生装置。
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