JPH05166249A - 回転ヘッドドラム装置 - Google Patents

回転ヘッドドラム装置

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Publication number
JPH05166249A
JPH05166249A JP3332387A JP33238791A JPH05166249A JP H05166249 A JPH05166249 A JP H05166249A JP 3332387 A JP3332387 A JP 3332387A JP 33238791 A JP33238791 A JP 33238791A JP H05166249 A JPH05166249 A JP H05166249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
rotary
fixed
head
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3332387A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sawada
高志 澤田
Shinichi Hasegawa
真一 長谷川
Shuichi Ota
修一 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP3332387A priority Critical patent/JPH05166249A/ja
Publication of JPH05166249A publication Critical patent/JPH05166249A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープに発生する静電気を確実かつ低コスト
で放電させることができると共に、回転ドラムの回転時
の騒音及びロストルクをなくす。 【構成】 シャーシ1にドラムベース3を介して固定さ
れた固定ドラム10と、この固定ドラム10上に回転軸
20を介して回転自在に支持され、テープが走行する外
周面30aにヘッド31を突出した回転ドラム30と、
この回転ドラム30上まで延びるようにドラムベース3
上のコーナ部に立設されたアース部材40とを備えた回
転ヘッドドラム装置1において、アース部材40の取付
板42の先端42aにホルダ43を介して導電製ブラシ
46を設け、この導電製ブラシ46を、回転軸20に固
定された取付フランジ21の上面に接触自在にしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テープに発生する静
電気の電荷を放電させるアース部材を備えた回転ヘッド
ドラム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置としてのVTR(ビデ
オテープレコーダ)には、ビデオ信号を記録,再生する
ヘッドを有した回転ドラムをテープ走行方向より少し傾
けて配置し、回転させながらテープ上に斜めのパターン
で記録等するヘリカルスキャン方式の回転ヘッドドラム
装置が用いられている。これを、図7によって具体的に
説明すると、100はヘリカルスキャン方式の回転ヘッ
ドドラム装置であり、シャーシ(図示しない)上に固定
された固定ドラム110と、この固定ドラム110に軸
受(図示しない)及び回転軸120を介して回転自在に
支持され、テープ(図示しない)が走行する外周面13
0aにヘッド131を突出させた回転ドラム130と、
上記シャーシに立設されて上記回転ドラム130の上面
に突出した上記回転軸120の頂面120aまで延びる
アース部材140とを備えている。このアース部材14
0は、上記シャーシに立設された取付板141と、この
取付板141の先端の上面に固定されたアース板142
と、このアース板142の先端下面中央に取付けられ、
回転軸120の頂面120aに接触するカーボン,貴金
属等で半球状に形成された接触端子143等から構成さ
れている。そして、上記回転ドラム130の外周面13
0aに走行するテープに発生する静電気の電荷を、アー
ス板142等を介して上記シャーシ側に放電するように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記回転ヘッドドラム装置100のアース部材140で
は、回転軸120の頂面120aに点接触するアース部
材140の接触端子143のコストが高いため、回転ヘ
ッドドラム装置100全体がコスト高になる不利点があ
った。また、上記アース部材140のアース板142の
バネ力により接触端子143が常に上記回転軸120の
頂面120aに圧接状態で摺動するようになっているた
め、回転ドラム130の回転により接触端子143を介
してアース板142が振動して騒音が発生したり、上記
接触端子143が摩耗したり、回転ドラム130の回転
時にその負荷が増加する(ロストルクが増える)欠点が
あった。
【0004】そこで、この発明は、テープに発生する静
電気を確実かつ低コストで放電させることができると共
に、回転ドラムの回転時の騒音及びロストルクをなくす
ことができる回転ヘッドドラム装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】シャーシに固定された固
定ドラムと、この固定ドラム上に軸を介して回転自在に
支持され、テープが走行する外周面にヘッドを突出した
回転ドラムと、この回転ドラム上まで延びるように上記
シャーシに立設されたアース部材とを備えた回転ヘッド
ドラム装置において、上記アース部材の先端に導電性繊
維を設け、この導電性繊維を上記軸上或は上記回転ドラ
ム上に接触自在にしてある。
【0006】
【作用】アース部材の先端に設けられた導電性繊維を軸
上或は回転ドラム上に接触自在にしたので、テープに発
生する静電気の電荷が確実かつ低コストでシャーシ側に
放電され、また、回転ドラムの回転時の騒音及びロスト
ルクもない。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述
する。
【0008】図1において、1はヘリカルスキャン方式
の回転ヘッドドラム装置であり、磁気記録再生装置とし
ての8ミリVTRに用いられるものである。この回転ヘ
ッドドラム装置1は、シャーシ2にドラムベース3を介
して固定された固定ドラム10と、この固定ドラム10
に軸受(図示しない)及び回転軸20を介して回転自在
に支持され、テープ(図示しない)が走行する外周面3
0aにヘッド31を突出させた回転ドラム30と、上記
ドラムベース3に立設されて上記回転ドラム30の上面
30bに突出した上記回転軸20の頂面20a側まで延
びるアース部材40とを備えている。
【0009】このアース部材40は、上記ドラムベース
3上のコーナ部に、底部41aがねじ止めされた図3に
示す取付ベース41と、この取付ベース41の起立部4
1bにねじ止めされ、上記回転ドラム30の上面30b
上まで延びる図4に示す取付板42と、この取付板42
の下方に折り曲げ形成された先端部42aにねじ44で
固定された図5に示すホルダ43と、このホルダ43の
U字形の先端部43a側にカシメ固定され、上記回転軸
20の上部に固定された取付フランジ21の上面に垂下
して接触する導電性繊維(金属細線,金属メッキ繊維,
炭素繊維等)から成る導電製ブラシ46とで構成されて
いる。このホルダ43はアルミニウムで形成してあり、
その略中央に位置決めピン45を植設してある。このホ
ルダ43を上記ねじ44で取付板42の先端部42aに
固定するとき、上記位置決めピン45が上記取付板42
の先端部42aに形成された位置決め孔42bに嵌合す
ることにより、上記ホルダ43が取付板42の先端部4
2aの所定の位置に位置決めされて固定されるようにな
っている。尚、上記回転ドラム30は上記取付フランジ
21に固定されている。この取付フランジ21を固定し
た回転軸20は図示しないモータの軸からなっており、
このモータの駆動により回転ドラム30を回転させるよ
うになっている。
【0010】以上実施例の回転ヘッドドラム装置1によ
れば、回転ドラム30の外周面30aに走行するテープ
に発生する静電気は、アース部材40の導電製ブラシ4
6等を介して上記シャーシ2側に放電される。このアー
ス部材40の導電製ブラシ46は導電性繊維から成って
いるので、アース部材40を低コストで製造することが
できると共に、上記回転ドラム30の回転時にその負荷
の増加にはならない。これにより、上記テープから回転
ドラム30側に滞留しようとする静電気の電荷を、アー
ス部材40の導電製ブラシ46,ドラムベース3を介し
てシャーシ2側へ確実に放電させることができるので、
上記回転ドラム30及びヘッド31にはテープに発生す
る静電気の電荷が溜まることがなく、その記録,再生時
にジッター等が発生することがない。
【0011】また、従来のように、上記回転ドラム30
の回転時に、アース部材40の取付板41,ホルダ42
等が振動することがなく、騒音が発生することがない。
さらに、上記回転ヘッドドラム装置1を小型にしても、
アース部材40を簡単に組み付けることができ、その組
付け加工費も低コストにすることができる。
【0012】尚、前記実施例によれば、アース部材の導
電性繊維からなる導電製ブラシは、回転軸に固定された
取付フランジに接触するようにしたが、回転軸の頂面や
回転ドラムの上面に接触するようにしてもよい。この回
転ドラムの上面に導電製ブラシを接触させる場合でも、
回転ドラムの回転時にその負荷の増加にはならない。ま
た、アース部材を、取付ベースと取付板とホルダと導電
製ブラシとで構成したが、取付ベースと取付板とホルダ
を1枚の金属製の板で形成して、この1枚の板の先端に
上記導電製ブラシをカシメ固定するようにしてもよい。
さらに、回転ドラムを回転軸に取付けたものについて説
明したが、固定ドラムに固定された固定軸に軸受を介し
て回転ドラムを回転自在に支持したものに、前記実施例
を適用できることは勿論である。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明の回転ヘッドド
ラム装置によれば、シャーシに固定された固定ドラム
と、この固定ドラム上に軸を介して回転自在に支持さ
れ、テープが走行する外周面にヘッドを突出した回転ド
ラムと、この回転ドラム上まで延びるように上記シャー
シに立設されたアース部材とを備えた回転ヘッドドラム
装置において、上記アース部材の先端に導電性繊維を設
け、この導電性繊維を上記軸上或は上記回転ドラム上に
接触自在に構成したので、該回転ドラムの外周面を走行
するテープに発生する静電気をシャーシ側に確実に放電
させることができる。また、上記アース部材の先端に安
価な導電性繊維を設けるだけでよいので、上記アース部
材及び回転ヘッドドラム装置全体を低コストで製造する
ことができる。さらに、上記アース部材の導電性繊維が
回転ドラム等に接触していても該回転ドラムの回転時に
その負荷の増加になることがなく、上記導電性繊維の摩
耗も殆どないので、高精度の回転ヘッドドラム装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回転ヘッドドラム装置
の側面図。
【図2】上記回転ヘッドドラム装置の平面図。
【図3】上記回転ヘッドドラム装置に用いられるアース
部材の取付ベースの平面図。
【図4】上記アース部材の取付板の正面図。
【図5】上記アース部材のホルダの平面図。
【図6】上記アース部材のホルダと導電製ブラシの分解
斜視図。
【図7】従来の回転ヘッドドラム装置の斜視図。
【符号の説明】
1…回転ヘッドドラム装置、2…シャーシ、10…固定
ドラム、20…回転軸、30…回転ドラム、30a…外
周面、31…ヘッド、40…アース部材、46…導電製
ブラシ(導電性繊維)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに固定された固定ドラムと、こ
    の固定ドラム上に軸を介して回転自在に支持され、テー
    プが走行する外周面にヘッドを突出した回転ドラムと、
    この回転ドラム上まで延びるように上記シャーシに立設
    されたアース部材とを備えた回転ヘッドドラム装置にお
    いて、上記アース部材の先端に導電性繊維を設け、この
    導電性繊維を上記軸上或は上記回転ドラム上に接触自在
    にしたことを特徴とする回転ヘッドドラム装置。
JP3332387A 1991-12-17 1991-12-17 回転ヘッドドラム装置 Pending JPH05166249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332387A JPH05166249A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 回転ヘッドドラム装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332387A JPH05166249A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 回転ヘッドドラム装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05166249A true JPH05166249A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18254402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3332387A Pending JPH05166249A (ja) 1991-12-17 1991-12-17 回転ヘッドドラム装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05166249A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5486966A (en) * 1993-08-24 1996-01-23 Daewoo Electronics Co., Ltd. Head drum ground system for use in a video cassette recorder
US5724214A (en) * 1995-11-30 1998-03-03 Daewoo Electronics Co., Ltd. Discharging device for head drum
US6961220B2 (en) * 2001-03-01 2005-11-01 Thomson Licensing Laser welded head drum for VCR
US7911731B2 (en) 2007-04-05 2011-03-22 International Business Machines Corporation Fiber brush for cable-less accessors in a tape library

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