JPH0516614U - ラベル自動貼付機 - Google Patents
ラベル自動貼付機Info
- Publication number
- JPH0516614U JPH0516614U JP6283291U JP6283291U JPH0516614U JP H0516614 U JPH0516614 U JP H0516614U JP 6283291 U JP6283291 U JP 6283291U JP 6283291 U JP6283291 U JP 6283291U JP H0516614 U JPH0516614 U JP H0516614U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- shaped steel
- pusher
- sticking
- web
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大きいサイズの形鋼のウェブ面、小さいサイ
ズの形鋼のウェブ面及びフランジ面へのラベル自動貼付
を可能とすること。 【構成】 H形鋼、I形鋼、鋼矢板などの形鋼が側面で
接触して幅方向に搬送されるライン上で、ラベルを吸着
した貼付プッシャーにより該形鋼にラベル貼付を行うラ
ベル自動貼付機において、鋭利な先端で台紙を折り返す
ことによりラベルを剥離する剥離板を備え、シリンダー
により昇降する大形ウェブ用貼付プッシャー、揺動装置
により旋回動するフランジ貼付プッシャー及びベローの
伸縮により昇降する小形ウェブ用貼付プッシャーを同一
移動台上に配設したこと。
ズの形鋼のウェブ面及びフランジ面へのラベル自動貼付
を可能とすること。 【構成】 H形鋼、I形鋼、鋼矢板などの形鋼が側面で
接触して幅方向に搬送されるライン上で、ラベルを吸着
した貼付プッシャーにより該形鋼にラベル貼付を行うラ
ベル自動貼付機において、鋭利な先端で台紙を折り返す
ことによりラベルを剥離する剥離板を備え、シリンダー
により昇降する大形ウェブ用貼付プッシャー、揺動装置
により旋回動するフランジ貼付プッシャー及びベローの
伸縮により昇降する小形ウェブ用貼付プッシャーを同一
移動台上に配設したこと。
Description
【0001】
本考案は、H形鋼、I形鋼、鋼矢板などの形鋼が隙間無く側面で接触し、該形 鋼の幅方向に搬送されるライン上で、該形鋼を停止することなく1本毎にラベル 貼付を行うラベル自動貼付機に関するものである。
【0002】
一般的に形鋼の製品には、材質、サイズ、長さ、社章などを印字したラベルを 1本毎に貼付する必要があり、従来から形鋼の搬送ライン上で形鋼を停止するこ となく、ラベル自動貼付機によりラベル貼付を行っていた。 ところが、大きいサイズの形鋼の水平面となるウェブ面には貼付可能であった が、小さいサイズの形鋼のウェブ面及び形鋼の側面となるフランジ面には貼付で きず、このため予め印字されたラベルを人手により貼付を行っていた。また、ラ ベルの自動貼付機に関する考案として実開昭52−65495号公報のようなも のがある。
【0003】
このように搬送中の形鋼を停止することなく、形鋼のウェブ面及びフランジ面 にラベルを貼付する場合、ラベルの剥離板及び貼付プッシャー下面のラベル吸着 面と被貼付面を近づけることができないため、剥離し吸着したラベルの移動を大 きくとれるシリンダーで昇降する貼付プッシャーにより貼付する必要があった。 ところが、この一つのシリンダーで昇降する貼付プッシャーを用いたラベル貼付 機に於いては、貼付時間の短い小さいサイズの形鋼のウェブ面への貼付、及び側 面となるフランジ面への貼付は不可能である。
【0004】 また、ゴム製ベローの伸縮により進退動する貼付プッシャーは高速貼付が可能 であることは特開昭57−48458号公報などで公知であるが、これらのラベ ル自動貼付機を各々設置することは非常に投資効率が悪く、現実的でない。 その他、実開昭52−65495号公報に示す装置は、自由落下による貼付プ ッシャーとして下降速度を大きくすると共に、リンク機構による貼付プッシャー の昇降により、貼付プッシャー昇降時の吸着ラベルと剥離板との接触によるラベ ルの落下を防止するものである。ところが、逆に貼付プッシャーの動作距離が大 きくなるため、貼付時間の短い小さいサイズの形鋼のウェブ面への貼付はできず 、貼付プッシャーの動作構造上フランジ面への貼付はできない。 本考案は大きいサイズの形鋼のウェブ面、小さいサイズの形鋼のウェブ面、及 びフランジ面へのラベルの自動貼付を可能とし、且つ安価なラベル自動貼付機を 提供するものである。
【0005】
上記課題を解決するための本考案の骨子は、大形ウェブ用貼付プッシャー、フ ランジ用貼付プッシャー、小形ウェブ用貼付プッシャーを使い分けること、及び これらを移動可能として貼付プッシャー以外の装置を共用していることである。 即ち、H形鋼、I形鋼、鋼矢板などの形鋼が隙間無く側面で接触し、該形鋼の 幅方向に搬送されるライン上で、ラベルを吸着した貼付プッシャーにより該形鋼 にラベル貼付を行うラベル自動貼付機に於いて、鋭利な先端で台紙を折り返すこ とによりラベルを剥離する剥離板を備え、シリンダーにより昇降する大形ウェブ 用貼付プッシャー、揺動装置により旋回動するフランジ用貼付プッシャー、及び ベローの伸縮により昇降する小形ウェブ用貼付プッシャーを同一移動台上に配設 したラベル自動貼付機である。
【0006】
本考案の実施例を図面により説明する。 本考案に係わるラベル貼付機は図1に示す如く、裏面に接着剤が塗布され帯状 の台紙6上に連続して並びコイル状に巻き取られているラベル1を取り付ける供 給リール2、ラベル1毎に材質、長さ、社章などを印字するプリンター3、該プ リンター3でラベル1に印字中に於いても剥離及び貼付を可能とするために印字 したラベル1を蓄えるラベルストック4、ラベル1を台紙6から剥離する前後進 可能で先端5Aを鋭利な形状とした剥離板5、ラベル1が剥離された台紙6を巻 き取る巻取リール7から構成されている。この経路中に、ラベル1及び台紙6を 供給リール2と巻取リール7の両方向に駆動可能な駆動ローラー8A及び8B、 駆動ローラー8A、8Bにラベル1及び台紙6を押し付けるピンチローラー9A 及び9B、ラベル1及び台紙6の進行方向を変更するベンドローラー10が適宜 配置されている。前記剥離板5の近傍に、ラベル1を吸着する吸着面11を下面 に有する3種類の貼付プッシャー12、13、14が配設されている。また、鋼 材15のサイズに応じて剥離板、貼付プッシャー等を昇降する昇降ジャッキ16 を具備している。
【0007】 図2はラベル貼付機の要部を例示する側面図である。図2に示す如く、シリン ダー22により昇降してラベル貼付を行う貼付プッシャー12、揺動装置23に より旋回動してラベル貼付を行う貼付プッシャー13、及びベロー24の伸縮に よりラベル貼付を行う貼付プッシャー14は移動可能な同一移動台17に取り付 けられている。該移動台17をガイドするスライドガイド18及び該移動台17 を駆動する駆動モーター19及びスクリュー20が固定フレーム21に取り付け られている。
【0008】
先ず、ラベル1を貼付する鋼材15の種類及びサイズにより鋼材15が貼付位 置に搬送される以前に、大きいサイズのウェブにラベル1を貼付する場合はシリ ンダー22により吸着面11Aを昇降する貼付プッシャー12を、フランジ面に ラベル1を貼付する場合は揺動装置23により吸着面11Bを旋回動する貼付プ ッシャー13を、小さいサイズのウェブにラベル1を貼付する場合はゴム製ベロ ー24の伸縮により吸着面11Cを昇降する貼付プッシャー14を、スクリュー 20を介して駆動モーター19により、いずれの貼付プッシャーも剥離板5の近 傍に移動しておく。また、貼付する鋼材15に対して剥離板5及び貼付プッシャ ー12、または貼付プッシャー13、または貼付プッシャー14が適正位置とな るように昇降ジャッキ16で昇降しておく。 次に、剥離板5の上に予め印字したラベル1があることを確認した後、巻取リ ール7側に台紙6を巻き取ることでラベル1を台紙6から剥離し、ラベル1を吸 着面11に吸着させる。
【0009】 以降は図3により貼付作用を詳細に説明する。 吸着面11にラベル1が吸着したことを確認した後、大きいサイズのウェブに ラベル1を貼付する場合は図3(a)に示す如く、ラベル1を吸着した吸着面1 1Aを(上段の図)シリンダー22の伸長により(中段の図)ウェブ面に貼付し 、直ちにシリンダー22の縮小(下段の図)によりラベル1の吸着位置に戻る。 フランジ面にラベル1を貼付する場合は図3(b)に示す如く、ラベル1を吸着 した吸着面11Bを(上段の図)揺動装置23による旋回(中段の図)によりフ ランジ面に貼付し、直ちに揺動装置23により逆旋回(上段の図)によりラベル 1の吸着位置に戻る。小さいサイズのウェブにラベル1を貼付する場合は図3( c)に示す如く、ラベル1を吸着した吸着面11Cを(上段の図)をゴム製ベロ ー24の伸長により(中段の図)ウェブ面に貼付し、直ちにベロー24の縮小( 下段の図)によりラベル1の吸着位置に戻る。
【0010】
以上説明した本考案によって次のような効果が得られる。 (イ)鋼材を停止することなく、連続して、全ての形鋼のウェブ及びフランジに ラベルを自動貼付可能である。 (ロ)高速貼付(本実施例に於いては0.83秒/枚)が可能である。 (ハ)印字装置、剥離装置、供給リール、巻取リール等を共用しているため、ロ ーコストである。
【図1】本考案の実施例装置の全体図であり、正面から
見た図である。
見た図である。
【図2】本考案の実施例装置の貼付プッシャー移動部の
詳細であり、側面から見た図である。
詳細であり、側面から見た図である。
【図3】本考案の作用を説明する図であり、(a)は大
きいサイズのウェブ面への貼付、(b)はフランジ面へ
の貼付、(c)は小さいサイズのウェブ面への貼付を示
す図である。
きいサイズのウェブ面への貼付、(b)はフランジ面へ
の貼付、(c)は小さいサイズのウェブ面への貼付を示
す図である。
1 ラベル 2 供給リール 3 プリンター 4 ラベルスト
ック 5 剥離板 6 台紙 7 巻取リール 8 駆動ローラ
ー 10 ベンドローラー 11 吸着面 12 貼付プッシャー 13 貼付プッ
シャー 14 貼付プッシャー 15 鋼材 16 昇降ジャッキ 17 移動台 18 スライドガイド 19 駆動モー
ター 20 スクリュー 21 固定フレ
ーム 22 シリンダー 23 揺動装置 24 ベロー
ック 5 剥離板 6 台紙 7 巻取リール 8 駆動ローラ
ー 10 ベンドローラー 11 吸着面 12 貼付プッシャー 13 貼付プッ
シャー 14 貼付プッシャー 15 鋼材 16 昇降ジャッキ 17 移動台 18 スライドガイド 19 駆動モー
ター 20 スクリュー 21 固定フレ
ーム 22 シリンダー 23 揺動装置 24 ベロー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 臼井 一陽 東京都町田市忠生1−8−13 東英工業株 式会社内 (72)考案者 西尾 哲朗 東京都町田市忠生1−8−13 東英工業株 式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 H形鋼、I形鋼、鋼矢板などの形鋼が側
面で接触し形鋼の幅方向に搬送されるライン上で、ラベ
ルを吸着した貼付プッシャーにより該形鋼にラベル貼付
を行うラベル自動貼付機に於いて、鋭利な先端で台紙を
折り返すことによりラベルを剥離する剥離板を備え、シ
リンダーにより昇降する大形ウェブ用貼付プッシャー、
揺動装置により旋回動するフランジ用貼付プッシャー、
及びベローの伸縮により昇降する小形ウェブ用貼付プッ
シャーを同一移動台上に配設したことを特徴とするラベ
ル自動貼付機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062832U JP2508050Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | ラベル自動貼付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991062832U JP2508050Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | ラベル自動貼付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516614U true JPH0516614U (ja) | 1993-03-02 |
JP2508050Y2 JP2508050Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=13211690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991062832U Expired - Lifetime JP2508050Y2 (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | ラベル自動貼付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2508050Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444411U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-16 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP1991062832U patent/JP2508050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6444411U (ja) * | 1987-09-14 | 1989-03-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2508050Y2 (ja) | 1996-08-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |