JPH05166014A - 履物とその識別管理方法と符号の形成方法 - Google Patents

履物とその識別管理方法と符号の形成方法

Info

Publication number
JPH05166014A
JPH05166014A JP3330212A JP33021291A JPH05166014A JP H05166014 A JPH05166014 A JP H05166014A JP 3330212 A JP3330212 A JP 3330212A JP 33021291 A JP33021291 A JP 33021291A JP H05166014 A JPH05166014 A JP H05166014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
footwear
forming
molding
shoes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3330212A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Shimizu
薫 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3330212A priority Critical patent/JPH05166014A/ja
Publication of JPH05166014A publication Critical patent/JPH05166014A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はバーコード(またはマトリクスコー
ド)を配設してなる運動靴などの履物に関するもので、
バーコード付与を容易にすると共にバーコードが消えた
り剥離したりするのを防止し、履物の生産管理や販売ま
たは貸与などの管理の機械化を目的とする。 【構成】 靴底2に一体的にバーコード3を配設するこ
とにより、バーコードが消えたり剥離したりするのを防
止しバーコード読み取りの信頼性を向上させると共に、
管理能率の向上を可能にし、有益な経営情報を提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード(一次元コ
ード)またはマトリクスコード(二次元コード)等のコ
ード(符号)を備えてなる履物とその識別管理方法およ
び履物への符号の形成方法に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】従来、皮靴または合成皮革靴または運動
靴またはスリッパまたはツッカケまたはサンダル等の履
物を識別し、商品管理,または販売管理,またはボーリ
ング場やスケート場における貸靴の仕分け・管理を行う
手段としては、履物に名札または付箋を付けたり貼り付
けたりまたはバーコードを印刷したラベルを貼付して認
識し管理する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来方法に於いては、人手を要し時間とコストが掛
るうえ、機械化が困難でデータ管理も困難である。また
ラベルが剥がれるといった課題を有していた。本発明は
上記問題に鑑み、機械的に識別管理可能な履物と、その
識別管理方法および符号の形成方法を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の履物は、バーコード(一次元コード)または
マトリクスコード(二次元コード)を所定の手段たとえ
ば射出成型にて履物と一体的に備え、該バーコードまた
はマトリクスコードを市販のコードリーダにて機械的に
読み取り所定にデータ管理する構成。または、コンピュ
ータの指令に基づき履物の表面に符号を描画した後、コ
ードリーダ(符号読み取り機と呼ぶ。)を用いて前記符
号を識別管理方法する構成。または、コンピュータの指
令に基づき符号を描画してなるラベルを履物の表面に貼
付した後、符号読み取り機を用いて前記符号を識別管理
方法する構成等としている。
【0005】
【作用】本発明は上記した構成によって、従来の履物等
の外観を若干変更するのみで、機械的・定量的な商品管
理または販売管理または仕分け管理が可能となる。その
結果、統計的・計画的な管理が行え経営情報として有効
活用が図れる。またラベルを貼付する手間を省き、識別
管理の能率が飛躍的に向上するだけでなく迅速な対応が
でき、人手による誤判定を防止するものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例について、バーコード
を具備してなる運動靴の例により図1から図3に示す図
面とともに説明する。図1は本発明実施例の運動靴の平
面図、図2は運動靴の底面図、図3は図2を切断線S1
〜S1方向から見た要部断面図を示す。
【0007】本発明の運動靴1は布地またはプラスチッ
クまたは皮革などからなる靴本体5と、皮やゴムまたは
プラスチック等の部材からなる靴底2と、靴紐6とで構
成している。さらに、靴底2は表面にバーコード3を所
定に配設している。次に、靴底2の表面にバーコード3
を形成する各種方法について説明する。
【0008】(実施例1) 靴底2の凹部表面に、バー
コード3を所定に印刷することにより形成。この場合、
凹部への印刷手段としてはタンポ印刷の手段を用いて実
施している。タンポ印刷とは一般的に用いられているパ
ッド印刷手段で、軟質のシリコンゴム部材等で形成した
凸面状の版(パッド)を用い、所定のバーコード状態に
印刷されたインクを靴底2に転写するものである。
【0009】(実施例2) 靴底2の表面に、非接触型
の描画手段(印刷またはマーキング)を用いてバーコー
ドを形成。非接触型の印刷またはマーキングの手段とし
ては、静電印刷,インクジェット,レーザマーキングを
用いた。なお、管理データを入出力するコンピュータが
前記非接触型の描画手段と連繋している。
【0010】(実施例3) 靴底2の表面に、凹凸状に
バーコード3を一体成形。すなわち靴底2を成型する際
バーコード3も同時に一体的に射出成型または圧縮成型
してなるものである。この場合、バーコードとしてのコ
ントラストを明瞭に発揮するため必要に応じ、バーコー
ドの突起表面に所定の色たとえば黒または白または緑な
どを任意に所定手段で塗布している。図3に示す実施例
のバーコードでは、靴底2より所定寸法高さを有する突
起状にバーコード3を形成したが、勿論、靴底2を凹ま
せる方向に押圧成型してよいことは言うまでもない。こ
の場合も必要に応じ、凹部または靴底2に所定の色を塗
布してよいことも同様である。さらに、色を塗布するこ
とに代え、靴底2とコード部との色を、二色成型法によ
り異ならせるようにしてもよい。二色成型法は一般的
に、2つのキャビティを有する金型と2つの射出成型ノ
ズル(すなわち異なる二色の樹脂)を用いて行われ、前
記金型を回転させたりずらせたりして実施する。
【0011】(実施例4) 靴底2の表面に、焼印また
は刻印の手段を用いてバーコードを形成。靴底2が皮革
製の場合に特に有効である。
【0012】(実施例5) 靴底2の表面に、紫外線ま
たはハロゲンランプ照射で消去可能なインクを印刷また
は塗布することによりバーコードを形成。すなわち、コ
ードの書き換え可能を目的とするもので、400nm〜
200nmの可視光波長域より外れた光に反応し消滅す
るインクを用いるものである。
【0013】(実施例6) 黒色または白色など、任意
の色のインク材料を所定のバーコード状態に印刷してな
る転写フィルムを用意し、ホットスタンプまたは加熱ロ
ールの手段により靴底2に転写してバーコード3を形
成。
【0014】(実施例7) 予め印刷等の手段でバーコ
ードを備えてなるラベルを、靴底2に埋設するごとく、
射出成型手段または押圧成型手段により一体成形。
【0015】(実施例8) コンピュータ制御の符号描
画手段を用い符号を描画してなるラベルを靴底2の表面
に貼付。
【0016】上記実施例1〜8に述べた手段により靴底
の表面に構成したバーコード3は、非接触型のカードリ
ーダ(図示せず。)を介しデータを送信できる。図2の
実施例では、靴底2の表面にバーコード3を配設してい
るが、図1に示すごとく靴内の踵部分にバーコード4を
配設するようにしても一向に差し支えない。
【0017】さらに、耐摩滅・耐スクラッチ・耐水など
を目的として、前記バーコード3または4に重ねて透明
樹脂部材たとえばエポキシ、ポリイミド、ポリエステル
樹脂などをコーティングするようにしても一向に差し支
えない。なお、運動靴の所定に決められた位置内にバー
コードを配設することにより、コードの向きや位置など
が一定範囲内に収まる。その結果、バーコード読み取り
の機械化が容易で読み取りの信頼性が向上する。
【0018】バーコード3の入出力情報としては、色・
大きさ・形状・ロット番号・品番・製造年月日・コスト
などの商品管理情報や、運動靴所有者の姓名・住所など
任意の情報が可能で、管理目的に応じて実施すればよ
い。
【0019】次に、上記構成の運動靴を用いた識別管理
方法について説明する。まず、予めバーコードが上記手
段により靴底または靴内の踵部分に配設されているか,
またはそうでない場合は靴の生産工程において,または
店頭における靴の販売準備時点において,コンピュータ
指令される符号描画手段により直接運動靴上にバーコー
ドを描画,またはコンピュータ指令される符号描画手段
により貼付用ラベル上にバーコードを描画しこのラベル
を運動靴の所定凹部に貼付する。次に、靴の生産工程ま
たは店頭販売時点または仕分け時点で、バーコードリー
ダ(図示せず。)により前記バーコードから目的とする
必要データを読み取る。上記動作により、読み取りデー
タを機械的に集計・管理したり靴を所定に仕分け格納す
る。
【0020】上述の如く本発明の履物はバーコードを所
定に備えることにより、機械的に履物を識別管理でき、
かつ管理データを各種目的に有効活用できるものであ
る。なお、本発明実施例において配設するコードとして
バーコードの例を述べたが、バーコードに代えマトリク
スコード等の二次元コードを任意に用いてよいことは言
うまでもない。さらには、バーコードを配設する対象と
しては皮靴や運動靴の他に、スリッパやツッカケまたは
サンダル等であっても一向に差し支えない。
【0021】さらには、履物を構成する部材についても
任意で、樹脂部材の他に、自然蛋白質からなるグルテン
と溶剤との混練部材を圧縮成型または射出成型して構成
してもよい。自然蛋白質のグルテンは水や土中の微生物
により容易に分解するので、使用後の処分に極めて便利
で、使い捨てによる環境汚染の心配がない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の履物とその識別管
理方法および符号の形成方法は、商品管理または販売管
理において有益な情報を提供し経営に寄与するだけでな
く、履物の仕分け管理を自動化し能率の飛躍的向上と迅
速な対応および誤判定防止を可能にするなど多くの効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における運動靴の平面図
【図2】本発明の一実施例における運動靴の底面図
【図3】図2を切断線S1〜S1方向から見た要部断面
【符号の説明】
1 運動靴 2 靴底 3 4 バーコード 5 靴本体 6 靴紐

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 履物と、符号を描画したラベルとを一体
    的に成形したことを特徴とする履物。
  2. 【請求項2】 一体的に成形する手段として射出成型手
    段または押圧成型手段を用いたたことを特徴とする請求
    項1記載の履物への符号の形成方法。
  3. 【請求項3】 履物に符号を一体成型したことを特徴と
    する履物。
  4. 【請求項4】 履物の表面に符号を凹凸状に一体成型し
    たことを特徴とする履物。
  5. 【請求項5】 履物に符号を一体成型する手段として射
    出成型または圧縮成型または押圧成型の手段により、履
    物に符号を一体成形するようにしたことを特徴とする請
    求項1または2記載の履物への符号の形成方法。
  6. 【請求項6】 履物の色と,符号の色とを二色成型法に
    より異ならせたことを特徴とする履物への符号の形成方
    法。
  7. 【請求項7】 刻印または焼印により、履物に符号を形
    成するようにしたことを特徴とする符号の形成方法。
  8. 【請求項8】 符号を印刷してなる転写フィルムを用意
    し,ホットスタンプまたは加熱ロールの手段により、履
    物に前記符号を転写するようにしたことを特徴とする履
    物への符号の形成方法。
  9. 【請求項9】 履物に非接触型の符号描画手段で符号を
    描画するようにしたことを特徴とする履物への符号の形
    成方法。
  10. 【請求項10】 非接触型の符号描画手段をレーザマー
    キング、インクジェット、静電印刷としたことを特徴と
    する請求項9記載の履物への符号の形成方法。
  11. 【請求項11】 非可視光域波長の光照射で消去可能な
    インクを印刷または塗布して符号を形成したことを特徴
    とする履物。
  12. 【請求項12】 非可視光域波長の光を紫外線またはハ
    ロゲンとしたことを特徴とする請求項11記載の履物。
  13. 【請求項13】 自然蛋白質のグルテンと溶液との混練
    部材を射出成型または圧縮成型してなり、表面に符号を
    一体成型して配設したことを特徴とする履物。
  14. 【請求項14】 非接触型の符号描画手段を用い履物の
    表面に管理データを符号化して描画したのち、符号読み
    取り機を用いて前記符号を識別し管理するようにしたこ
    とを特徴とする履物の識別管理方法。
  15. 【請求項15】 履物の種類を皮靴または合成皮革靴ま
    たは運動靴またはスリッパまたはツッカケまたはサンダ
    ルとしたことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6,7,8,9,10,11,12,13または14記
    載の履物とその識別管理方法と符号の形成方法。
  16. 【請求項16】 符号の種類を一次元符号または二次元
    符号としたことを特徴とする請求項1,2,3,4,
    5,3,7,2,9,1,11,12,13,14また
    は15記載の履物とその識別管理方法と符号の形成方
    法。
JP3330212A 1991-12-13 1991-12-13 履物とその識別管理方法と符号の形成方法 Pending JPH05166014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330212A JPH05166014A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 履物とその識別管理方法と符号の形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330212A JPH05166014A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 履物とその識別管理方法と符号の形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05166014A true JPH05166014A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18230102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330212A Pending JPH05166014A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 履物とその識別管理方法と符号の形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05166014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002511168A (ja) * 1997-06-07 2002-04-09 アクアゾル リミテッド コーディングシステム
KR100396480B1 (ko) * 2000-06-07 2003-09-06 주식회사 청진알에프 무선인식태그를 내장한 신발의 관리장치
KR20160124548A (ko) * 2015-04-20 2016-10-28 한국신발피혁연구원 사물인터넷 활용 빅데이터 수집 분석에 의한 실시간 신발솔 제조관리 시스템

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002511168A (ja) * 1997-06-07 2002-04-09 アクアゾル リミテッド コーディングシステム
KR100396480B1 (ko) * 2000-06-07 2003-09-06 주식회사 청진알에프 무선인식태그를 내장한 신발의 관리장치
KR20160124548A (ko) * 2015-04-20 2016-10-28 한국신발피혁연구원 사물인터넷 활용 빅데이터 수집 분석에 의한 실시간 신발솔 제조관리 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6220333B1 (en) Bar code stencil and method of use
EP0986793B1 (en) Coding systems
EP1860598A2 (en) Garment marking clip and label strip
CN108601982A (zh) 形象物以及形象物的制造方法
JPH0596914A (ja) タイヤと識別管理方法と符号の形成方法
JPH0584970A (ja) 搬送容器とその識別管理方法と符号の形成方法
JPH05166014A (ja) 履物とその識別管理方法と符号の形成方法
JPH0575222A (ja) 電気回路用印刷配線基板とその識別管理方法と印刷配線基板への符号の形成方法
JPH05123237A (ja) 符号を備えた食器と符号の形成方法
KR101914430B1 (ko) 농산물 직접표식 기반 농산물 관련정보 표시방법 및 농산물 관련정보 직접표식 유도구
JP3047602B2 (ja) 符号を備えたタイル
JPH0597160A (ja) 筒形容器または筒形容器の蓋と識別管理方法と符号の形成方法
CN209103682U (zh) 一种凹版型轮胎硫化标签
CN101311992A (zh) 具隐藏式条形码及其图形的层叠体
CN201876902U (zh) 一种母子明暗码多重表达的标签
JPH0577836A (ja) 外箱とその識別管理方法と外箱への符号の形成方法
CN109839194B (zh) 一种皮革生产用依据潘通色卡制作的通用色卡的方法
JPH1196278A (ja) 情報コード形成方法
JPH0568606A (ja) ケースまたはバツグとその識別管理方法と符号の形成方法
CN212233359U (zh) 装饰性鞋类产品
JP2002254897A (ja) ワッペン及びその製造方法
US11958311B2 (en) Additive manufacturing for personalization or serialization of a substrate
EP1265758B1 (en) Markings on transparent plastic
KR100663961B1 (ko) 라벨
CN2788615Y (zh) 鞋底模具