JPH05165805A - かな漢字変換装置 - Google Patents

かな漢字変換装置

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JPH05165805A
JPH05165805A JP3328587A JP32858791A JPH05165805A JP H05165805 A JPH05165805 A JP H05165805A JP 3328587 A JP3328587 A JP 3328587A JP 32858791 A JP32858791 A JP 32858791A JP H05165805 A JPH05165805 A JP H05165805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
prefix
affix
character string
kana
Prior art date
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Pending
Application number
JP3328587A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikito Itakura
幹人 板倉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH05165805A publication Critical patent/JPH05165805A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接辞が付いた派生語を自立語と接辞語に分離
してかな漢字変換を行い、正しい変換結果を得る。 【構成】 かな文字入力手段11と、入力された文字列
を文節単位に区切る文節解析手段16と、見出しをかな
文字とした漢字辞書20と、接辞の付いた派生語である
ことを指示する接辞語変換指示手段13と、指示された
ときに入力かな文字列を接頭語と自立語に分離する接頭
語分離手段17を有し、接辞語変換指示手段13の指示
により接頭語分離手段17が入力文字列を自立語と接辞
語に分離して変換し、これを変換結果とする。 【効果】 接辞を助詞や助動詞等と混同せずに正しく自
立語と接辞語からなる派生語に変換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、日本語ワードプロセッ
サ、ワークステーション等の日本語入力における、かな
漢字変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の文節かな漢字変換装置の
構成図である。図7において、キーボード等のかな文字
入力手段71はよみ文字列バッファ72に接続され入力
された文字列を保持する。かな漢字変換の開始を指示す
る変換指示手段78は、文字列を文節単位に区切る文節
解析手段73に対し変換開始指示をし、文節解析手段7
3は、かな文字を見出しとする漢字辞書74と検索した
結果を格納する候補語スタック75に接続され、さらに
変換結果を表示する変換結果表示手段76にも接続され
る。変換結果表示手段76は、候補語スタック75と接
続して候補語を取り出し、確定結果バッファ77に確定
指示手段79の指示で確定したかな漢字文字列を格納す
る。
【0003】次に上記従来例の文節解析の流れについて
図8とともに説明する。ステップ1で入力されたかな入
力文字列に対してステップ2で変換開始を指示すると、
ステップ3で文節単位に区切り、ステップ4で区切った
文節毎に漢字辞書74を引き自立語を探し、ステップ5
で候補となったかな混じりの漢字を候補語スタック75
に格納する。辞書検索の方法としては、辞書中の見出し
との一致語を探す方法が一般的である。次に候補語スタ
ック75から候補語を取り出し、それが活用語のときは
ステップ6でその対応する活用語尾表を引き、活用語尾
を求める。さらにステップ7で残りの文字列に対し、付
属語表を引き、接続が成立するかを調べる付属語処理を
行い、接続が成立すればステップ8、9で変換結果を表
示して、ステップ10、11で確定指示して文節解析が
終了し、入力したかな文字に対するかな漢字変換処理が
終了する。
【0004】このように、従来のかな漢字変換方法にお
いてもかな文字列をかな漢字混じり文字列に変換するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のかな漢字変換方法では、「お」、「ご」等の接頭語
や「省」、「課」等の接尾語が付いた派生語を正しく変
換することができないという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、接辞が付いた派生語であることを操作者
が指示することにより、正しい接辞の付いたかな漢字文
字に変換することができる、優れたかな漢字変換装置を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1に記載の発明は接辞の付いた派生
語であることを操作者が指示する手段と、指示されたと
きに入力されたかな文字列を接頭語と自立語に分離する
手段を備え、かな漢字変換するようにしたものである。
【0008】また、請求項2に記載の発明は入力された
文字列を自立語と接尾語に分離する手段を備え、かな漢
字変換するようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、請求項1に記載の本発明によれ
ば、操作者がかな漢字変換を行うときに、かな漢字変換
する対象の文字列に接辞が付いていることを指示するこ
とにより、入力かな文字列を接頭語と自立語を分離して
文節の解析を行い、接辞の付いた派生語を正しいかな漢
字文字列に変換できるという効果を有する。
【0010】また、請求項2に記載の本発明によれば入
力文字列を自立語と接尾語に分離して文節の解析を行
い、接辞の付いた派生語を正しいかな漢字文字列に変換
できるという効果を有する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成図である。キ
ーボード等のかな文字入力手段11は、入力された文字
列を記憶するよみ文字列バッファ15に接続されてい
る。よみ文字列バッファ15は、入力文字列を文節単位
に区切り、よみ文字列をかな漢字文字列に変換する文節
解析手段16に接続され、入力した文字列をかな漢字変
換することを操作者が指示するかな漢字変換指示手段1
2、接辞語であることを操作者が指示する接辞変換指示
手段13も文節解析手段16に接続されている。文節解
析手段16は、接頭語と自立語を分離し接頭語を取り出
す接頭語分離手段17、接頭語候補スタック19、かな
文字を見出しとする漢字辞書20、漢字辞書から取り出
した候補となるかな漢字混じりの候補語を格納する候補
語スタック21、変換結果を表示する変換結果表示手段
22と接続されている。変換結果表示手段22は、文節
解析手段16から候補語取り出し終了の通知を受け、候
補語スタック21から候補語を取り出し、これをCRT
などの表示装置24に順次表示する。確定指示手段14
は複数の候補語の中から特定の候補を操作者が指示する
手段であり、変換結果表示手段22に特定候補に確定す
ることを通知する。変換結果表示手段22は、確定指示
手段14の指示通知により、特定した候補語を確定文字
列として、確定結果バッファ23に送出する。接頭語分
離手段17は、文節解析手段16が文節単位に区切った
文字列から接頭語を検索するための接頭語辞書18およ
び検索した結果取り出した接頭語候補語を格納する接頭
語候補スタック19と接続されている。変換指示手段1
2、接辞変換指示手段13、確定指示手段14などは、
キーボードのある任意の単独のキーやある任意の複数の
キーを同時に打鍵することにより構成される。
【0012】次に上記実施例の動作について図2の流れ
図をもとに説明する。ステップ1で入力されたかな入力
文字列に対して文節解析手段16は、変換指示手段12
の変換開始指示(ステップ2)により、よみ文字列バッ
ファ15からよみ文字列を取り出しステップ3で文字列
を文節単位に区切る。ステップ4で接辞変換指示手段1
3が接辞変換を指示したかどうかを判定し、変換開始指
示のばあい、ステップ5で区切った文字列を接辞語分離
手段17に送出する。接辞語分離手段17はステップ6
でカウンタを1にセットし、ステップ7で受信した文字
列の先頭からカウンタ数分の文字を取り出し、ステップ
8で接頭語辞書18の検索を行いステップ9で接頭語候
補を接頭語候補スタック19に格納する。次にステップ
10でカウンタを1加算し繰返して接頭語の検索を同様
に行う。ステップ11でカウンタが受信した文字列の長
さを越えたことを検知すると接頭語分離処理を終了し、
ステップ12で文節解析手段16に通知する。文節解析
手段16はステップ13、14で文節に区切った文字列
から接頭語を除いた部分について漢字辞書20を検索し
候補語を取り出し、ステップ15で候補語スタック21
に格納する。候補語の取り出しが終了すると文節解析手
段16はステップ16で変換結果表示手段22に通知す
る。変換結果表示手段22は接頭語候補スタック19お
よび候補語スタック21から候補語を取り出しステップ
17で表示装置24に表示する。確定指示手段14がス
テップ18で表示された候補の中からある候補を指示す
ると、ステップ19で指示された候補を確定結果バッフ
ァ23に格納してすべてのかな漢字変換処理が終了す
る。
【0013】図3に、本実施例により変換した例を示
す。かな文字列51が入力された場合、接頭語分離処理
結果として接頭語候補スタック19に接頭語候補が格納
される。本例文では先頭よみ文字「し」に該当する接頭
語は存在せず、「しん」に該当する接頭語「新」52が
候補として取り出されている。次に接頭語「しん」を除
いた文字列「かいはつの」について文節解析手段16が
漢字辞書を検索した結果として候補語スタック21に候
補語「開発の」53、「カイハツノ」54が格納され
る。表示装置24にこれらの候補語を表示させ確定指示
手段14で「新」52、「開発の」53を選択すると、
確定結果バッファ23に接頭語と自立語を結合したかな
漢字変換結果「新開発の」が格納される。
【0014】接辞変換指示がなかった場合の候補語スタ
ック21の内容は、接辞変換しなかった場合とはことな
るかな漢字変換結果となり、図示の例では「深海は角」
55、「新開初の」56等が候補語として生成されるこ
とになり、かな漢字変換が効果的に行われない。
【0015】図4は第2の実施例を示す。この実施例は
図1に示した実施例の接頭語分離の代わりに接尾語分離
を行うものである。図4において、37は接尾語分離手
段、38は接尾語辞書、39は接尾語候補スタックであ
る。その他の各図は図1の各部と同一であり、同一符号
を付して説明を省略する。
【0016】次に上記第2の実施例の動作について図5
の流れ図をもとに説明する。ステップ1で入力された入
力文字列に対して文節解析手段16は、変換指示手段1
2の変換開始指示(ステップ2)により、よみ文字列バ
ッファ15からよみ文字列を取り出しステップ3で文字
列を文節単位に区切る。次に文節解析手段16はステッ
プ4で漢字辞書20を用いて候補語の検索を行い、ステ
ップ5で取り出した候補語を候補語スタック21に格納
する。辞書検索の方法として、辞書中の見出しとの一致
語を探す方法が一般的である。次に候補語スタック21
から候補語を取り出し、それが動詞、助動詞、形容詞等
の活用語のときはステップ6でその対応する活用語尾表
を引き、活用語尾を求める活用語処理を行う。活用語で
あるか否かはあらかじめ漢字辞書20に漢字と共に登録
されている。さらにステップ7で残りの文字列に対し
て、付属語表を引き、接続が成立するかを調べる付属語
処理を行い、接続が成立すればこれで文節解析が終了
し、入力したかな文字に対するかな漢字変換処理が終了
する。
【0017】ここで、ステップ8で接辞語変換指示がさ
れているか否かを判別し指示がされていなければ処理を
終了しステップ13にとんで変換結果表示手段22に通
知する。接辞語変換指示がされている場合は、ステップ
9で接尾語分離手段37に通知し文節解析されたかな漢
字文字列の付属語のよみ文字とステップ10で取り出
し、接辞語としてステップ11で接尾語辞書検索を行い
自立語と接続できる接尾語候補を検索する。候補を検出
するとステップ12で当該の付属語を削除し候補語スタ
ック21に格納する。また検出した接尾語を自立語に接
続して派生語とするために接尾語候補スタック39に格
納する。接尾語分離手段37は候補語の取り出しを終了
するとステップ13で文節解析手段16に通知し文節解
析手段16は変換結果表示手段22に終了を通知する。
変換結果表示手段22は接尾語候補スタック39および
候補語スタック21から候補語を取り出しステップ14
で表示装置に表示する。ステップ15で確定指示手段1
4が表示された候補の中からある候補を指示するとステ
ップ16で指示された候補を確定結果バッファ23に格
納してすべてのかな漢字変換処理が終了する。
【0018】図6は第2の実施例のかな漢字変換結果で
あり、接辞変換指示がなかった場合の候補語61、接辞
変換指示があった場合の候補語62をそれぞれ示してい
る。接辞変換指示があった場合は、助詞の「か」が
「化」や「課」に変換されている。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、請求項1に記載の発明によれば、接辞変換を指示す
ることにより接頭語を分離して変換し正しい接辞付かな
漢字文字列に変換することができる。
【0020】また、請求項2に記載の発明では、接辞変
換指示によって付属語のなかの助詞や助動詞などを接尾
語として正しく接辞語付きのかな漢字混じり文字列に変
換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における漢字変換装置の
ブロック図
【図2】同実施例の動作を説明する流れ図
【図3】同実施例の変換結果の例を示す概念図
【図4】本発明の第2の実施例における漢字変換装置の
ブロック図
【図5】同実施例の動作を説明する流れ図
【図6】同実施例の変換結果の例を示す概念図
【図7】従来例の漢字変換装置の構成を示すブロック図
【図8】同装置の動作を説明する流れ図
【符号の説明】
11 文字入力手段 12 変換指示手段 13 接辞変換指示手段 14 確定指示手段 15 よみ文字列バッファ 16 文節解析手段 17 接頭語分離手段 18 接頭語辞書 19 接頭語候補スタック 20 漢字辞書 21 候補スタック 22 変換結果表示手段 23 確定結果バッファ 24 表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かな文字入力手段と、入力された文字列
    に文節単位に区切る文節解析手段と、見出しをかな文字
    とした漢字辞書と、接辞の付いた派生語であることを指
    示する手段と、指示されたときに入力かな文字列を接頭
    語と自立語に分離する手段を有することを特徴とするか
    な漢字変換装置。
  2. 【請求項2】 かな文字入力手段と、入力された文字列
    を文節単位に区切る文節解析手段と、見出しをかな文字
    とした漢字辞書と、接辞の付いた派生語であることを指
    示する手段と、指示されたときに入力かな文字列を自立
    語と接尾語に分離する手段を有することを特徴とするか
    な漢字変換装置。
JP3328587A 1991-12-12 1991-12-12 かな漢字変換装置 Pending JPH05165805A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3328587A JPH05165805A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 かな漢字変換装置

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JP3328587A JPH05165805A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 かな漢字変換装置

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JPH05165805A true JPH05165805A (ja) 1993-07-02

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ID=18211942

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JP3328587A Pending JPH05165805A (ja) 1991-12-12 1991-12-12 かな漢字変換装置

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JP (1) JPH05165805A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6385569B1 (en) * 1999-03-11 2002-05-07 Sharp Kabushiki Kaisha Translator, translating method and recording medium having translating program recorded thereon

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6385569B1 (en) * 1999-03-11 2002-05-07 Sharp Kabushiki Kaisha Translator, translating method and recording medium having translating program recorded thereon

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