JPH0516524U - ウインドウオツシヤ装置 - Google Patents

ウインドウオツシヤ装置

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JPH0516524U
JPH0516524U JP6669591U JP6669591U JPH0516524U JP H0516524 U JPH0516524 U JP H0516524U JP 6669591 U JP6669591 U JP 6669591U JP 6669591 U JP6669591 U JP 6669591U JP H0516524 U JPH0516524 U JP H0516524U
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JP
Japan
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cleaning liquid
tank
liquid
conduit
deicing
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JP6669591U
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English (en)
Inventor
忠彦 赤沢
Original Assignee
忠彦 赤沢
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温めた洗浄液を必要な時に直に噴射できるウ
ィンドウォッシャ装置を提供する。 【構成】 タンク1内に温めた洗浄液を保温して貯留
し、ここから導管2を通じて洗浄液を付設したポンプ7
によって圧送し、噴射ノズル3からフロンガラスBに噴
射する。また、タンク1には、加熱手段のヒータ6を設
け、タンク1内の洗浄液を所定温度に加熱する。さらに
導管2には、解氷液の供給手段4を連結し、管内を流れ
る洗浄液の凍結防止を図る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の窓ガラスに洗浄液を噴射するためのウィンドウォッシャ 装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
冬期においては、自動車の窓ガラスに氷が凍結したり、霜が付着したりするが 、ウィンドウォッシャ装置によって洗浄液を自動車の窓ガラスに噴射してワイパ ーを作動させるだけでは、上記の付着した氷や霜を除去ができない場合が多い。 このような場合、窓ガラスに湯をかけることにより、凍結した氷や霜を簡単に 除去できることは広く知られている。 そのため、従来では、ウィンドウォッシャ装置にエンジンの排気熱を利用した 加熱手段を付設して洗浄液を温め、これを窓ガラスに噴射して、凍結した氷や霜 の除去ができるようにした装置が案出されている(実願平1−32394号)。
【0003】 しかし、上記のウィンドウォッシャ装置では、エンジンを始動させてから暫く 時間を置かないと加熱手段の温度が上がらず、温められた洗浄液の噴射が直ぐに できない不便さがあると共に、排気ガス管を分解して加熱用導管等を組込む必要 があるため、使い勝手が悪い欠点がある。
【0004】 そこで、この考案の課題は、必要な時に所定温度に温めた洗浄液の噴射できる 使い勝手の良いウィンドウォッシャ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するため、この考案にあっては、タンク内部に貯留された 洗浄液を、導管を通じて噴射ノズルに圧送するウィンドウォッシャ装置において タンクを保温容器としたのである。 この場合、上記タンクに洗浄液の加熱手段を設けたものが挙げられる。 また、上記導管に解氷液の供給手段を連結することができる。
【0006】
【作用】
上記した構成からなる、ウィンドウォッシャ装置は、タンク内に洗浄液を温め た状態で貯留し、その洗浄液を適宜導管を通じて窓ガラスに噴射する。この場合 、タンクに洗浄液の加熱手段を設けておくと、新たにタンクに供給した洗浄液を 温め、タンク内には常に温めた洗浄液を貯留しておくことができる。 また、導管に解氷液の供給手段を連結し解氷液を導管内に供給して洗浄液の凍 結を防止する。
【0007】
【実施例】
図1及び図2には、自動車の車体AのフロントガラスBのウィンドウォッシャ 装置が示されている。自動車の車体Aの後部トランク室Cに、洗浄液を貯留する タンク1が配置され、このタンク1に連結した導管2を通じてフロントガラスB の前面に対峙させて設けた噴射ノズル3に接続されている。
【0008】 タンク1は、魔法瓶構造からなるタンク本体1aと外容器1bの二層からなり 、この間に断熱材5を介在させた構成からなる保温容器である。このタンク1に は、洗浄液を温める加熱手段のヒータ6を設けると共に、導管2を通じて噴射ノ ズル3に洗浄液を圧送するポンプ7が付設してある。 また、タンク本体1a内には、洗浄液の液位を検出するフロート8と液温を検 出する温度センサ9が配置されている。フロート8には、液位が下がってフロー ト接点10が閉じると液量ランプ11が点燈する回路が接続してある。また、温 度センサ9には、洗浄液が所定温度まで温まると液温ランプ12が点燈する回路 が接続してある。
【0009】 さらに、ポンプ7及びヒータ6には、それぞれポンプスイッチ13とヒータス イッチ14を設けた回路が接続され、それぞれのスイッチに連結している。また 、温度センサ9とヒータスイッチ14とは温度センサ9が所定温度より低下した 際にヒータスイッチ14を自動的にONにするように接続してある。これらの回 路の主スイッチ15は、自動車のキースイッチと連動し、ON状態でバッテリか ら電圧が加わるように構成してある。
【0010】 また、導管2には、導管2内を流れる洗浄液が凍結するのを防止するために解 氷液の供給手段4が連結してある。この供給手段4は解氷液タンク16に貯留さ れる解氷液を液量調整バルブ17によって供給量を調整して方向切換弁18を介 して導管2に供給するように構成してある。 方向切換弁18は、タンク1から送り出された洗浄液に解氷液を供給する流路 と、タンク1から送り出された洗浄液の流入を防ぎ解氷液だけを噴射ノズル3に 導く流路とに切換える電磁弁であり、流路切換スイッチ19を設けた回路に接続 しており、この回路は主スイッチ15に接続している。
【0011】 上記したような構成のウィンドウォッシャ装置においては、自動車のキースイ ッチをONにすると、これに連動して主スイッチ15がONとなり、液温ランプ 12及び、液量ランプ11によってタンク本体1a内の洗浄液が適正な状態にあ るかどうかが指示される。次に、ポンプスイッチ13をONにしてポンプ7を作 動させると、タンク本体1aによって所定温度に保温された洗浄液を導管2に圧 送して、噴射ノズル3から洗浄液をフロントガラスBに噴射する。 一方、液量ランプ11が点燈してタンク本体1a内の洗浄液の量が不足してい ることが確認された場合は、タンク本体1aに洗浄液を供給し、温度センサ9に よって洗浄液の温度の低下が検知されるとヒータスイッチ14が自動的に働いて ONとなりヒータ6を働かせて洗浄液の加熱を行なう。そして、液温ランプ12 が点燈して所定温度まで温度が上がったことを知らせるまで加熱する。これによ りタンク本体1a内には、所定温度に温められた洗浄液を常に貯留しておくこと ができる。
【0012】 また、寒冷地で使用する場合、導管2を流れる洗浄液に解氷液の供給手段4か ら解氷液を供給すると、導管2内に残留する洗浄液の凍結を防止することができ る。この場合、地域や季節などの使用条件に応じて解氷液の供給量を液量バルブ 17によって調整するのが望ましい。 さらに、流路切換スイッチ19をONにして方向切換弁18を働かせ、洗浄液 に解氷液を供給する流路を閉じ、洗浄液の流入を防ぎ、解氷液だけを噴射ノズル 3に導く流路に切換え、ポンプ7を作動させて方向切換弁18から噴射ノズル3 までの間の導管2内を解氷液で満すと、洗浄液が導管2内で凍結する問題を完全 に解消できる。
【0013】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したようにウィンドウォッシャ装置のタンク内に所定温 度に温められた洗浄液を保温した状態で貯留するので、冬期において、自動車の エンジンを始動させた直後であっても直ぐにウィンドウォッシャ装置から温かい 洗浄液を噴射でき氷や霜を簡単に除去できる効果がある。 また、必要な時には直ぐに温かい洗浄液を噴射することができ、洗浄液が温ま るまで待つ不便さがないので、使い勝手が良くなる利点がある。 さらに、自動車にこの装置のタンクを搭載して、タンクから導出された導管と 既設の噴射ノズルを連結するだけでこの装置の設置ができるので、各種型式の自 動車にも簡単に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の概略構成を示す系統図
【図2】同上を自動車に設置した状態を示す平面図
【符号の説明】
1 タンク 1a タンク本体 2 導管 3 噴射ノズル 4 解氷液の供給手段 6 ヒータ 7 ポンプ 8 フロート 9 温度センサ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク内部に貯留された洗浄液を、導管
    を通じて噴射ノズルに圧送するウィンドウォッシャ装置
    において、前記タンクを保温容器としたことを特徴とす
    るウィンドウォッシャ装置。
  2. 【請求項2】 タンクに、洗浄液を温める加熱手段を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載のウィンドウォッ
    シャ装置。
  3. 【請求項3】 導管に解氷液の供給手段を連結したこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のウィンド
    ウォッシャ装置。
JP6669591U 1991-08-22 1991-08-22 ウインドウオツシヤ装置 Pending JPH0516524U (ja)

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JP6669591U JPH0516524U (ja) 1991-08-22 1991-08-22 ウインドウオツシヤ装置

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JPH0516524U true JPH0516524U (ja) 1993-03-02

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