JPH05164672A - 湿り度測定装置 - Google Patents

湿り度測定装置

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JPH05164672A
JPH05164672A JP35241791A JP35241791A JPH05164672A JP H05164672 A JPH05164672 A JP H05164672A JP 35241791 A JP35241791 A JP 35241791A JP 35241791 A JP35241791 A JP 35241791A JP H05164672 A JPH05164672 A JP H05164672A
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Uiriamu Ratsutokurifu Deibitsudo
ウイリアム ラットクリフ ディビッド
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿り度の測定範囲が広く、湿り度を簡単に測
定する。 【構成】 蒸気配管1に気水分離器2を配し、気水分離
器2の蒸気出口3に蒸気流量計5を連結し、排水口4に
ドレン流量計7を連結する。演算部9は蒸気流量計5で
測定した蒸気量W2とドレン流量計7で測定した水分量
W1に基いて、湿り度W1/(W1+W2)を算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は気体配管を流れる蒸気等
の湿り度を測定する装置に関する。各種ボイラや蒸気動
力を利用する機器では、蒸気中の水分の含有量、即ち蒸
気流の単位体積あたりの全質量に対する乾き飽和蒸気の
占める質量の割合を示す乾き度X、あるいは湿り度(1
−X)を知る必要がある。これは水分の含有量によって
蒸気のエンタルピが異なるためである。
【0002】
【従来の技術】従来の蒸気の湿り度測定装置としては、
絞り乾き度計がある。これは、被測定湿り蒸気をノズル
を通して温度計及び圧力計を取付けた測定容器内に噴射
して断熱膨脹させ、過熱蒸気状態にして湿り度を測定す
るものである。また他の湿り度測定装置としては、二重
管の内側管内に被測定湿り蒸気を流し、外側管内に同量
の過熱蒸気を流し、この過熱蒸気流によって湿り蒸気を
加熱して過熱蒸気化し、被測定蒸気をサンプリングして
湿り度を測定するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記前者のものでは、
測定可能な湿り蒸気の範囲が限られる問題がある。即
ち、蒸気の圧力が低い場合は、容器内で過熱蒸気状態に
するのに圧力を非常に低くする必要があり、また蒸気の
湿り度が大きい場合には、膨脹後過熱蒸気状態にならな
いためである。また上記後者のものでは、加熱源として
過熱蒸気を必要とし、被測定湿り蒸気と同量の過熱蒸気
を流すことや被測定湿り蒸気をサンプリングすることも
困難である。従って、本発明の技術的課題は、測定可能
な湿り度の範囲が広く、簡単に湿り度を測定できるよう
にすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、気体配管に気
体中の水分を分離する気水分離器を配し、気体配管に気
体配管を流れる流体量を測定する流量計を設けると共
に、気水分離器の排水口に水分量を測定するドレン流量
計を設け、両流量計で測定した流量値に基いて湿り度を
算出する演算部を設けたものである。
【0005】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
気体配管を流れる流体量を測定する流量計を気水分離器
の入口に設けた場合は、水分を含んだ気体の全流量が測
定され、気体配管を流れる流体量を測定する流量計を気
水分離器の蒸気出口に設けた場合は、気体のみの流体量
が測定される。また気水分離器で分離された水分量がド
レン流量計で測定される。水分量の全流量に対する割合
を演算部で算出することにより、湿り度を求めることが
できる。
【0006】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1ないし図4参照)。蒸気配管1に気水分離
器2を取付ける。気水分離器2には、蒸気出口3と排水
口4を設ける。蒸気出口3は蒸気流量計5の入口6と連
通し、排水口4はドレン流量計7の入口8と連通する。
参照番号9は演算部である。
【0007】気水分離器2の一例を図2に示す。ケ―シ
ング10に入口11、蒸気出口3、排水口4を形成し、
入口11に連通して円筒形状の隔壁部材12を取付け、
これを囲むケ―シング10との間に環状空間13を形成
する。環状空間13に傾斜壁からなる旋回羽根14と水
切り部材15を配置する。入口11から流入した被測定
蒸気は環状空間13を通過するときに、旋回羽根14で
方向を曲げられて旋回せしめられ、水分は蒸気より質量
が大きいので外側へ振出されて周囲のケ―シング10内
壁に沿って流下し、排水口4から流出する。軽い気体は
隔壁部材12の中央開口を経て蒸気出口3から流出す
る。尚、気水分離器としては、この旋回式に限らずあら
ゆるものを用いることができる。
【0008】ドレン流量計7の一例を図3に示す。ケ―
シング16に入口8と出口17を形成する。ケ―シング
16の内部にカップ形状の仕切壁部材18を配置する。
仕切壁部材18の内部及び上方は入口8に連通し、外周
及び下方は出口17に連通する。仕切壁部材18の内外
は通孔19と堰20を通して連通する。出口17にフロ
―ト弁等の自動排水弁(図示せず)を取付ける。仕切壁
部材18内に球形の中空のフロ―ト21を配置する。フ
ロ―ト21にケ―シング16を気密的に貫通した作動棒
22を連結し、作動棒22にポテンショ・メ―タ23を
連結する。フロ―ト21が液面と共に浮上降下し、これ
と共に作動棒22が同時に変位する。この作動棒22の
変位をポテンショ・メ―タ23で電気信号に変換する。
この電気信号が演算部9に送られる。演算部9はポテン
ショ・メ―タ23で検出された液位と堰20を通過する
流量との関係に基いて水分量(W1)を算出する。尚、
ドレン流量計としては、この堰式に限らずあらゆるもの
を用いることができる。
【0009】蒸気流量計5の一例を図4に示す。管形状
のケ―シング24の両端に入口6と出口25を形成し、
途中にオリフィス26を開けた絞り部材27を設ける。
オリフィス26の前後に圧力センサ―28,29を設
け、演算部9に連結する。演算部9は圧力センサ―2
8,29で検出された圧力による差圧に基いて蒸気量
(W2)を算出する。尚、蒸気流量計としては、この差
圧式に限らずあらゆるものを用いることができる。
【0010】演算部9は算出した水分量W1と蒸気量W
2に基いて、湿り度W1/(W1+W2)を算出する。
上記実施例では、気水分離器の蒸気出口に蒸気流量計を
設けたが、気水分離器の入口に流量計を設けることもで
きる。この場合は、水分を含んだ蒸気量W3を測定し、
ドレン流量計で測定した水分量W1とに基いて、湿り度
W1/W3を算出する。また気水分離器2の分離効率が
100パ―セントでなく、kパ―セントの場合は、水分
量W2を100・W2/kに補正して湿り度を算出す
る。
【0011】
【発明の効果】本発明は下記の特有の効果を生じる。上
記のように本発明によれば、水分を含んだ気体を過熱状
態にしたり、過熱蒸気を必要としないので、測定可能な
湿り度の範囲が広くなると共に、簡単に湿り度を測定で
きる。また気体配管を流れる流量が判るので、気体配管
に連結する機器の運転効率を改善したり、気体配管の異
常を判断するデ―タが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の湿り度測定装置の構成
図である。
【図2】図2は図1の気水分離器の断面図である。
【図3】図3は図1のドレン流量計の断面図である。
【図4】図4は図1の蒸気流量計の断面図である。
【符号の説明】
1 蒸気配管 2 気水分離器 3 蒸気出口 4 排水口 5 蒸気流量計 7 ドレン流量計 9 演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体配管に気体中の水分を分離する気水
    分離器を配し、気体配管に気体配管を流れる流体量を測
    定する流量計を設けると共に、気水分離器の排水口に水
    分量を測定するドレン流量計を設け、両流量計で測定し
    た流量値に基いて湿り度を算出する演算部を設けた湿り
    度測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016200413A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 東京電力ホールディングス株式会社 湿り度計測システム及び方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61246515A (ja) * 1985-04-23 1986-11-01 Takuma Co Ltd ごみ焼却炉における排ガス中の水分濃度検出方法とその装置

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