JPH05164238A - 走行車両の油圧変速装置用連れ回り防止構造 - Google Patents

走行車両の油圧変速装置用連れ回り防止構造

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JPH05164238A
JPH05164238A JP33226091A JP33226091A JPH05164238A JP H05164238 A JPH05164238 A JP H05164238A JP 33226091 A JP33226091 A JP 33226091A JP 33226091 A JP33226091 A JP 33226091A JP H05164238 A JPH05164238 A JP H05164238A
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JP
Japan
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gear
brake
hydraulic
transmission
oil
Prior art date
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JP33226091A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kitao
裕一 北尾
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力部材3又は出力部材26aの一方に設け
た伝動体18を油圧クラッチ15又は17を介して他方
に連動連結可能にする。前記伝動体に軸心方向コーン形
状のブレーキ面43を形成し、このブレーキ面に軸心方
向からバネ圧で弾圧されるブレーキ部材44を設け、こ
のブレーキ部材に油圧クラッチが接状態のときに圧油が
供給されてブレーキ部材をブレーキ面から離隔させるピ
ストン46を連結する。 【効果】 油圧クラッチを接続したときに伝動体の制動
を解除でき、油圧クラッチを断状態にしたときにブレー
キ部材で伝動体を制動でき、小さく且つ少ない部品で油
圧変速装置14の連れ回りを確実且つ自動的に防止する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトラクタ等の走
行車両の油圧変速装置用連れ回り防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】トラクタのトランスミッションにおいて
は、エンジン動力を高低又は正逆に切換えるため、又は
断接自在に伝達するために、湿式油圧クラッチを使った
油圧変速装置が設けられている。この油圧変速装置は、
入力部材又は出力部材の一方に設けた伝動体を油圧クラ
ッチを介して他方に連動連結可能にし、切換弁を切換え
るだけで入力部材から出力部材へ動力を断接操作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような油圧変速装
置の場合、湿式油圧クラッチは中立時において潤滑油が
供給されており、低温時には油の粘性が高いため、ギヤ
等の回転伝動体の連れ回りを生じることがあり、択一的
に動力が伝達されるべき2つのギヤに同時に動力が伝達
される状態となったり、オぺレータの意思に反して車両
が動くという可能性がある。
【0004】これを防止するには、伝動体を中立時に制
動するブレーキを設ければ良いのであるが、多板ディス
クを油圧で押圧するようなブレーキであると、制動能力
のわりに部品点数が多く、部品が大型で、専有スペース
も大きくなり、コンパクトに構成し難いものである。本
発明は、コーン形状のブレーキ面にブレーキ部材をバネ
圧で押圧して制動力を与え、油圧で制動解除できるよう
に構成することにより、前記問題点を解決できるように
した走行車両の油圧変速装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的構成は、入力部材又は出力部材の一方に
設けた伝動体を油圧クラッチを介して他方に連動連結可
能にし、入力部材から出力部材へ動力を断接自在に伝達
する走行車両の油圧変速装置において、前記伝動体に軸
心方向コーン形状のブレーキ面を形成し、このブレーキ
面に軸心方向からバネ圧で弾圧されるブレーキ部材を設
け、このブレーキ部材に油圧クラッチが接状態のときに
圧油が供給されてブレーキ部材をブレーキ面から離隔さ
せるピストンを連結していることである。
【0006】
【作用】切換弁51が中立位置Nにあるとき、第1・第
2油圧クラッチ15,17の油はドレンされ、ブレーキ
部材44に連結されたピストン46の油室45の油もド
レンされ、ブレーキ部材44はバネ48の付勢作用によ
り、第2ギヤ18のコーン形ブレーキ面43に弾圧さ
れ、第2ギヤ18および変速手段21を介して第1ギヤ
16を制動し、これらが走行推進軸3と連れ回りを生じ
ないようになっている。
【0007】切換弁51を高速位置H又は低速位置Lへ
切換えると、ポンプ52からの圧油が油圧クラッチ15
又は17へ供給され、この圧油供給回路53又は54か
ら分岐した回路55又は56にも供給され、油室45に
圧が立ってピストン46をバネ48に抗して押動し、ブ
レーキ部材44をブレーキ面43から離隔して第2ギヤ
18の制動を解除する。
【0008】ブレーキ面43は軸心方向に先細りのテー
パであって、ブレーキ部材44が軸心方向に当接するも
のであり、ブレーキ面43が小さくとも、必要な制動能
力を発揮し、ブレーキ部材44も小さい部材になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3に示すトラクタのトランスミッションにおい
て、1はエンジンのクランク軸に固定のフライホィール
で、PTO推進軸2が直結され、走行推進軸3が緩衝手
段4を介して連結されており、走行推進軸3は筒軸で、
PTO推進軸2に相対回転自在に嵌合している。
【0010】ミッションケース5には軸支持体6が固定
され、この軸支持体6に走行推進軸3とそれに平行な変
速軸7の前部とが支持されている。走行推進軸3の後方
にはPTO推進軸2に遊嵌した走行伝動軸8が設けら
れ、この走行伝動軸8の下方にカウンタ軸9が平行に配
置されている。ミッションケース5には第1中間壁12
と第2中間壁13とが形成され、これらで走行伝動軸8
およびカウンタ軸9を支持し、第1中間壁12で変速軸
7の後部も支持している。
【0011】前記走行推進軸3および変速軸7上には油
圧変速装置14が配置されており、走行推進軸3の回転
動力を、第1油圧クラッチ15を介して第1ギヤ16へ
伝達する高速状態と、第2油圧クラッチ17を介して第
2ギヤ18を駆動し、この第2ギヤ18からギヤ19,
20および変速軸7から成る変速手段21を介して第1
ギヤ16へ伝達する低速状態とを切換可能になってい
る。
【0012】前記走行伝動軸8とカウンタ軸9とには副
変速装置24と主変速装置25とが設けられている。副
変速装置24は第1ギヤ26を走行伝動軸8に直結する
高速状態と、第1ギヤ26からギヤ27,28を有する
ギヤ体29および第2ギヤ30を介して走行伝動軸8に
動力を減速して伝達する低速状態とを切換可能になって
いる。
【0013】主変速装置25は3段変速であり、走行伝
動軸8からカウンタ軸9へ、第1段ギヤ32,33を介
して伝動する第1速状態と、第2段ギヤ34,35を介
して伝動する第2速状態と、第3段ギヤ36,37を介
して伝動する第3速状態とに切換えられる。カウンタ軸
9は後輪デフ装置へ動力を伝達する。図1〜3において
油圧変速装置14を詳述する。この油圧変速装置14は
走行推進軸3に共通クラッチボディ40がキー着され、
この共通クラッチボディ40の軸方向両側に第1、第2
油圧クラッチ15,17が背中合わせに配置され、各油
圧クラッチ15,17のピストン41A,41Bを押動
するための圧油を供給する油路42A,42Bが共通ク
ラッチボディ40および走行推進軸3内に形成されてい
る。
【0014】第1ピストン41Aを押動すると第1油圧
クラッチ15が接状態になり、共通クラッチボディ40
と第1ギヤ16とを連結する。第1ギヤ16は副変速装
置24の第1ギヤ26の筒部26aにスプライン嵌合さ
れていて、走行推進軸3から直接系統の動力が筒部26
aに伝達される。第2ピストン41Bを押動すると第2
油圧クラッチ17が接状態になり、共通クラッチボディ
40と第2ギヤ18とを連結する。第1、第2ギヤ1
6,18は変速軸7に固定のギヤ19,20とそれぞれ
噛合しているので、第2ギヤ18の動力は変速手段21
を介して第1ギヤ16で伝達され、第1ギヤ16から副
変速装置24へ伝達される。従って走行推進軸3から減
速系統の動力が筒部26aに伝達される。
【0015】前記走行推進軸3を入力部材とした場合、
第1ギヤ16、第2ギヤ18、変速手段21および共通
クラッチボディ40が伝動体、副変速第1ギヤ26の筒
部26aが出力部材となり、前記各伝動体は走行推進軸
3が回転しているとき、油圧クラッチ15,17の断接
に拘わらず常に回転している。前記第2ギヤ18には軸
心方向前方側に先細り状となった筒部18aが一体成形
され、この筒部18aの外周面が先細りコーン状のブレ
ーキ面43となっており、このブレーキ面43に環状の
ブレーキ部材44が接離自在に対向配置されている。
【0016】軸支持体6には周方向等間隔に偶数個の油
室45が形成され、各油室45にはピストン46が設け
られ、この全ピストン46の先端はブレーキ部材44に
連結されている。47は油室45を閉鎖しているシール
体で、このシール体47とブレーキ部材44との間に
は、ピストン46に嵌装したコイル状のバネ48が設け
られていて、ピストン46を突出する方向に付勢してお
り、このバネ48の作用力がブレーキ部材44をブレー
キ面43へ押圧する制動力となる。従って、油室45に
圧油を供給すると、ピストン46をバネ48に抗して戻
し、制動を解除することになる。
【0017】51はポンプ52に接続された電磁式(又
は手動式)の切換弁であり、高速位置Hと低速位置Lと
それらの間の中立位置Nとを有して3位置切換え可能で
あり、高速位置Hにしたとき、第1供給油路53および
油路42Aを介して第1油圧クラッチ15へ圧油を供給
し、低速位置Lにしたとき、第2供給油路54および油
路42Bを介して第2油圧クラッチ17へ圧油を供給す
る。そして中立位置Nにしたとき、両油圧クラッチ1
5,17から油をミッションケース5内に戻し可能にな
っている。
【0018】前記ピストン46は総て同じようにブレー
キ部材44を押動できるが、油圧系統は2種に分かれて
おり、第1種は第1分岐油路55を介して第1供給油路
53に接続され、第2種は第2分岐油路56を介して第
2供給油路54に接続されている。従って、切換弁51
を高速位置Hへ切換えると、第1供給油路53と第1分
岐油路55とに圧油が供給されることになり、第1油圧
クラッチ15が接続されると同時に、第1種のピストン
46が押動して、ブレーキ部材44をブレーキ面43か
ら離隔することになり、切換弁51を低速位置Lに切換
えると、第2の供給油路54と分岐油路56とに圧油が
供給され、第2油圧クラッチ17が接続されると同時
に、第2種のピストン46が押動して、第2ギヤ18の
制動を解除する。
【0019】そして、切換弁51が高低速のどちらから
でも中立位置Nになると、第1、第2分岐油路55,5
6は共にドレンされることになり、ブレーキ部材44は
バネ48のバネ圧でブレーキ面43に弾圧され、第1ギ
ヤ16および第2ギヤ18が走行推進軸3と連れ回りす
るのを阻止する。前記ブレーキ部材44はバネ圧でブレ
ーキ面43に付勢されて制動力を発生するもので、油圧
で押圧されてロック状態にするようなものでないので、
主変速装置25又は副変速装置24等のシフトギヤを入
れるときに、若干のギヤの回転を許容することができ
る。
【0020】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、ブレー
キ面43は第2ギヤ18以外の伝動体16,21,40
等に形成しても良く、油圧変速装置14は高低切換式の
他に正逆切換式のもの又は動力断接式のものでも良く、
ピストンを押動する油圧は切換弁51以外の油圧回路で
供給しても良い。
【0021】図3において、主変速装置25の第1速状
態と第2速状態とを切換える機械式クラッチ装置58に
は、ダブルコーンシンクロメッシュ式が採用されてお
り、ギヤ32,34を走行伝動軸8に択一的に連結すべ
く、走行伝動軸8上に配置されている。従来、主変速装
置25の第1速、第2速切換え用クラッチ装置は、シン
グルコーンシンクロメッシュ式のものがカウンタ軸9上
に配置されていたが、減速機構の下流側にクラッチ装置
があると、上流側の被同期慣性モーメントが減速比の2
乗に比例して大きくなり、シフト操作が重くなるという
問題点があった。
【0022】そこで前述のように、駆動側の走行伝動軸
8上にダブルコーンシンクロメッシュ式のクラッチ装置
58を配置し、上流側のギヤ32,34を切換えるよう
にすることにより、等価慣性モーメントを小さくし、油
浴中でのドライブをなくし、変速操作をより軽くできる
ようになる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、伝動体に
軸心方向コーン形状のブレーキ面を形成し、このブレー
キ面に軸心方向からバネ圧で弾圧されるブレーキ部材を
設け、このブレーキ部材に油圧クラッチが接状態のとき
に圧油が供給されてブレーキ部材をブレーキ面から離隔
させるピストンを連結しているので、油圧クラッチを接
続したときに伝動体の制動を解除でき、油圧クラッチを
断状態にしたときにブレーキ部材で伝動体を制動でき、
小さく且つ少ない部品で油圧変速装置の連れ回りを確実
且つ自動的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の要部を示す断面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】トラクタのトランスミッションの略全体を示す
断面図である。
【符号の説明】
3 走行推進軸(入力部材) 6 軸支持体 14 油圧変速装置 15 第1油圧クラッチ 16 第1ギヤ 17 第2油圧クラッチ 18 第2ギヤ(伝動体) 26 第1ギヤ 26a 筒部(出力部材) 40 共通クラッチボディ 43 ブレーキ面 44 ブレーキ部材 45 油室 46 ピストン 48 バネ 51 切換弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部材又は出力部材の一方に設けた伝
    動体を油圧クラッチを介して他方に連動連結可能にし、
    入力部材から出力部材へ動力を断接自在に伝達する走行
    車両の油圧変速装置において、 前記伝動体に軸心方向コーン形状のブレーキ面を形成
    し、このブレーキ面に軸心方向からバネ圧で弾圧される
    ブレーキ部材を設け、このブレーキ部材に油圧クラッチ
    が接状態のときに圧油が供給されてブレーキ部材をブレ
    ーキ面から離隔させるピストンを連結していることを特
    徴とする走行車両の油圧変速装置用連れ回り防止構造。
JP33226091A 1991-12-16 1991-12-16 走行車両の油圧変速装置用連れ回り防止構造 Pending JPH05164238A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001123982A (ja) * 1999-10-25 2001-05-08 Hitachi Ltd 横軸ポンプ装置
WO2020137439A1 (ja) 2018-12-27 2020-07-02 株式会社クボタ 作業車

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