JPH05163877A - ドア装置 - Google Patents
ドア装置Info
- Publication number
- JPH05163877A JPH05163877A JP33190591A JP33190591A JPH05163877A JP H05163877 A JPH05163877 A JP H05163877A JP 33190591 A JP33190591 A JP 33190591A JP 33190591 A JP33190591 A JP 33190591A JP H05163877 A JPH05163877 A JP H05163877A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- sealing material
- rack
- gap
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアの遮音性、気密性を向上すること。
【構成】 ドア１１をドア枠１２に開閉可能に配設して
なるドア装置１０において、ドア１１もしくはドア枠１
２の一方に封止材２０を内蔵し、ドア１１閉止時に、該
封止材２０をドア１１もしくはドア枠１２の一方から他
方に向けて突出し、ドア１１とドア枠１２との隙間を封
止可能としてなるものである。
なるドア装置１０において、ドア１１もしくはドア枠１
２の一方に封止材２０を内蔵し、ドア１１閉止時に、該
封止材２０をドア１１もしくはドア枠１２の一方から他
方に向けて突出し、ドア１１とドア枠１２との隙間を封
止可能としてなるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はドア装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、実開昭56-5796 号公報に記載の如
くの防音用建具がある。この防音用建具は、遮音シート
の両面に半硬質発泡体を積層してなる心材を用いたもの
である。この防音用建具をドアに用いれば、ドアの遮音
性を向上できる。
くの防音用建具がある。この防音用建具は、遮音シート
の両面に半硬質発泡体を積層してなる心材を用いたもの
である。この防音用建具をドアに用いれば、ドアの遮音
性を向上できる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、ドア開口
部にドアを設けるに際し、床段差をなくすため、ドア開
口部を構成するドア枠から下枠を省いたり、下枠に戸当
りを設けないものがある。この場合には、ドア下部に隙
間を生じ、ドア自体に前述した従来の防音用建具を用い
たとしても、該隙間の存在がドアの遮音性、気密性を損
なわざるを得ない。
部にドアを設けるに際し、床段差をなくすため、ドア開
口部を構成するドア枠から下枠を省いたり、下枠に戸当
りを設けないものがある。この場合には、ドア下部に隙
間を生じ、ドア自体に前述した従来の防音用建具を用い
たとしても、該隙間の存在がドアの遮音性、気密性を損
なわざるを得ない。
【０００４】本発明は、ドアの遮音性、気密性を向上す
ることを目的とする。
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、ドアをドア開口部に開閉可能に配設してなるドア装
置において、ドアもしくはドア開口部の一方に封止材を
内蔵し、ドア閉止時に、該封止材をドアもしくはドア開
口部の一方から他方に向けて突出し、ドアとドア開口部
との隙間を封止可能としてなるようにしたものである。
は、ドアをドア開口部に開閉可能に配設してなるドア装
置において、ドアもしくはドア開口部の一方に封止材を
内蔵し、ドア閉止時に、該封止材をドアもしくはドア開
口部の一方から他方に向けて突出し、ドアとドア開口部
との隙間を封止可能としてなるようにしたものである。
【０００６】請求項２に記載の本発明は、請求項１に記
載の本発明において更に、前記ドアに、前記封止材を内
蔵するとともに、該封止材をドア開口部に向けて突出可
能とする中間作動部を内蔵し、前記ドア開口部に、該ド
ア閉止時に上記中間作動部と衝合して該中間作動部を駆
動する突出駆動部を設けてなるようにしたものである。
載の本発明において更に、前記ドアに、前記封止材を内
蔵するとともに、該封止材をドア開口部に向けて突出可
能とする中間作動部を内蔵し、前記ドア開口部に、該ド
ア閉止時に上記中間作動部と衝合して該中間作動部を駆
動する突出駆動部を設けてなるようにしたものである。
【０００７】
【作用】本発明によれば、下記、の作用がある。 ドア開口部内のドア回りにおいて隙間があったとして
も、ドア閉止時に、封止材の突出動作を得て、該隙間を
封止できる。これにより、該隙間の存在に起因するドア
の遮音性、気密性の低下を回避できる。
も、ドア閉止時に、封止材の突出動作を得て、該隙間を
封止できる。これにより、該隙間の存在に起因するドア
の遮音性、気密性の低下を回避できる。
【０００８】ドアに封止材と中間作動部を内蔵し、ド
ア開口部に突出駆動部を設けることにより、ドアの閉止
動作を動力源とする簡素な構成により、上記の封止材
の突出動作を得ることができる。
ア開口部に突出駆動部を設けることにより、ドアの閉止
動作を動力源とする簡素な構成により、上記の封止材
の突出動作を得ることができる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明の一実施例に係るドア装置を示
す模式図、図２はドアに設けた中間作動部とドア枠に設
けた突出駆動部との衝合開始状態を示す模式図、図３は
ドアに設けた封止材の突出過程を示す模式図である。
す模式図、図２はドアに設けた中間作動部とドア枠に設
けた突出駆動部との衝合開始状態を示す模式図、図３は
ドアに設けた封止材の突出過程を示す模式図である。
【００１０】ドア装置１０は、図１に示す如く、ドア１
１をドア枠１２に蝶番１３、１３により開閉可能に支持
している。ドア枠１２は、上枠１２Ａ、下枠１２Ｂ、左
右の縦枠１２Ｃ、１２Ｄにより構成されている。
１をドア枠１２に蝶番１３、１３により開閉可能に支持
している。ドア枠１２は、上枠１２Ａ、下枠１２Ｂ、左
右の縦枠１２Ｃ、１２Ｄにより構成されている。
【００１１】ドア１１の下端凹部１１Ａには封止材２０
が内蔵されると共に、封止材２０を下枠１２Ｂに向けて
突出可能とする中間作動部１４を内蔵している。
が内蔵されると共に、封止材２０を下枠１２Ｂに向けて
突出可能とする中間作動部１４を内蔵している。
【００１２】中間作動部１４は、ドア１１の縦枠１２Ｃ
と対面する横向ガイド孔１５にガイドされると共にばね
１６により横向きガイド孔１５の外方に向けて弾発され
る横行ラック１４Ａと、上下のピン１７、１７によりガ
イドされると共に封止材２０を保持する昇降ラック１４
Ｂと、横行ラック１４Ａと昇降ラック１４Ｂとの間に介
装されて両ラック１４Ａ、１４Ｂと噛合い、横行ラック
１４Ａの横移動を昇降ラック１４Ｂの昇降動に変換する
ピニオン１４Ｃとを有して構成される。
と対面する横向ガイド孔１５にガイドされると共にばね
１６により横向きガイド孔１５の外方に向けて弾発され
る横行ラック１４Ａと、上下のピン１７、１７によりガ
イドされると共に封止材２０を保持する昇降ラック１４
Ｂと、横行ラック１４Ａと昇降ラック１４Ｂとの間に介
装されて両ラック１４Ａ、１４Ｂと噛合い、横行ラック
１４Ａの横移動を昇降ラック１４Ｂの昇降動に変換する
ピニオン１４Ｃとを有して構成される。
【００１３】他方、ドア枠１２の縦枠１２Ｃには、ドア
１１の閉止時に、中間作動部１４の横行ラック１４Ａと
衝合して該横行ラック１４Ａを駆動する突片状突出駆動
部１８を備えている。
１１の閉止時に、中間作動部１４の横行ラック１４Ａと
衝合して該横行ラック１４Ａを駆動する突片状突出駆動
部１８を備えている。
【００１４】即ち、ドア装置１０にあっては、ドア１１
の閉止時に、ドア１１内の中間作動部１４を構成してい
る横行ラック１４Ａがドア枠１２の縦枠１２Ｃに設けら
れている突出駆動部１８に衝合せしめられると（図２参
照）、これによる横行ラック１４Ａの横移動がピニオン
１４Ｃを介して昇降ラック１４Ｂの下降動に変換せしめ
られ、結果として昇降ラック１４Ｂが保持している封止
材２０を図３（Ａ）〜（Ｂ）に示す如く、ドア１１の下
端凹部１１Ａからドア枠１２の下枠１２Ｂに向けて突出
せしめる。これにより、ドア１１の下端面とドア枠１２
の下枠１２Ｂとの隙間ｇ（図３（Ｂ）参照）を、上記封
止材２０により封止可能とするのである。
の閉止時に、ドア１１内の中間作動部１４を構成してい
る横行ラック１４Ａがドア枠１２の縦枠１２Ｃに設けら
れている突出駆動部１８に衝合せしめられると（図２参
照）、これによる横行ラック１４Ａの横移動がピニオン
１４Ｃを介して昇降ラック１４Ｂの下降動に変換せしめ
られ、結果として昇降ラック１４Ｂが保持している封止
材２０を図３（Ａ）〜（Ｂ）に示す如く、ドア１１の下
端凹部１１Ａからドア枠１２の下枠１２Ｂに向けて突出
せしめる。これにより、ドア１１の下端面とドア枠１２
の下枠１２Ｂとの隙間ｇ（図３（Ｂ）参照）を、上記封
止材２０により封止可能とするのである。
【００１５】次に、本実施例の作用について説明する。 ドア枠１２の下枠１２Ｂとドア１１との間に隙間があ
ったとしても、ドア１１の閉止時に、封止材２０の突出
動作を得て、該隙間を封止できる。これにより、該隙間
の存在に起因するドア１１の遮音性、気密性の低下を回
避できる。
ったとしても、ドア１１の閉止時に、封止材２０の突出
動作を得て、該隙間を封止できる。これにより、該隙間
の存在に起因するドア１１の遮音性、気密性の低下を回
避できる。
【００１６】ドア１１に封止材２０と中間作動部１４
を内蔵し、ドア枠１２の縦枠１２Ｃに突出駆動部１８を
設けることにより、ドア１１の閉止動作を動力源とする
簡素な構成により、上記の封止材２０の突出動作を得
ることができる。
を内蔵し、ドア枠１２の縦枠１２Ｃに突出駆動部１８を
設けることにより、ドア１１の閉止動作を動力源とする
簡素な構成により、上記の封止材２０の突出動作を得
ることができる。
【００１７】尚、本発明の実施において、ドア開口部は
ドア枠によって構成されることを必須としない。
ドア枠によって構成されることを必須としない。
【００１８】また、本発明の実施において、封止材は、
ドア下端面とドア開口部との隙間を封止するものに限ら
ず、ドア上端面もしくは側面とドア開口部との隙間を封
止するのもであっても良い。
ドア下端面とドア開口部との隙間を封止するものに限ら
ず、ドア上端面もしくは側面とドア開口部との隙間を封
止するのもであっても良い。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドアの遮
音性、気密性を向上することができる。
音性、気密性を向上することができる。
【図１】図１は本発明の一実施例に係るドア装置を示す
模式図である。
模式図である。
【図２】図２はドアに設けた中間作動部とドア枠に設け
た突出駆動部との衝合開始状態を示す模式図である。
た突出駆動部との衝合開始状態を示す模式図である。
【図３】図３はドアに設けた封止材の突出過程を示す模
式図である。
式図である。
１０ ドア装置 １１ ドア １２ ドア枠（ドア開口部） １４ 中間作動部 １８ 突出駆動部 ２０ 封止材
Claims (2)
- 【請求項１】 ドアをドア開口部に開閉可能に配設して
なるドア装置において、ドアもしくはドア開口部の一方
に封止材を内蔵し、ドア閉止時に、該封止材をドアもし
くはドア開口部の一方から他方に向けて突出し、ドアと
ドア開口部との隙間を封止可能としてなることを特徴と
するドア装置。 - 【請求項２】 前記ドアに、前記封止材を内蔵するとと
もに、該封止材をドア開口部に向けて突出可能とする中
間作動部を内蔵し、前記ドア開口部に、該ドア閉止時に
上記中間作動部と衝合して該中間作動部を駆動する突出
駆動部を設けてなる請求項１記載のドア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33190591A JPH05163877A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33190591A JPH05163877A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ドア装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05163877A true JPH05163877A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=18248947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33190591A Pending JPH05163877A (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | ドア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05163877A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002206378A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-26 | Ohbayashi Corp | シールドドア |
| US20120091749A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-19 | Gm Global Technology Operations, Inc. | System for controlling an access opening in a body of a vehicle |
| KR101359431B1 (ko) * | 2012-05-22 | 2014-02-07 | 박덕교 | 창호용 프레임의 바람막이 장치 |
| WO2017065499A1 (ko) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 차정윤 | 방풍 부재를 갖는 창 |
| CN107044250A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-08-15 | 重庆名风家俱有限公司 | 高密闭性门 |
| US10167666B2 (en) * | 2016-03-11 | 2019-01-01 | Westhampton Architectural Glass, Inc. | Fenestration member sealing system |
| CN114033290A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-02-11 | 张雪君 | 一种具有密封结构的防火型铝合金门窗 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP33190591A patent/JPH05163877A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002206378A (ja) * | 2001-01-05 | 2002-07-26 | Ohbayashi Corp | シールドドア |
| US20120091749A1 (en) * | 2010-10-14 | 2012-04-19 | Gm Global Technology Operations, Inc. | System for controlling an access opening in a body of a vehicle |
| US8328268B2 (en) * | 2010-10-14 | 2012-12-11 | GM Global Technology Operations LLC | System for controlling an access opening in a body of a vehicle |
| KR101359431B1 (ko) * | 2012-05-22 | 2014-02-07 | 박덕교 | 창호용 프레임의 바람막이 장치 |
| WO2017065499A1 (ko) * | 2015-10-13 | 2017-04-20 | 차정윤 | 방풍 부재를 갖는 창 |
| CN108138532A (zh) * | 2015-10-13 | 2018-06-08 | 车政伦 | 具有防风部件的窗 |
| CN108138532B (zh) * | 2015-10-13 | 2019-10-29 | 车政伦 | 具有防风部件的窗 |
| US10167666B2 (en) * | 2016-03-11 | 2019-01-01 | Westhampton Architectural Glass, Inc. | Fenestration member sealing system |
| CN107044250A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-08-15 | 重庆名风家俱有限公司 | 高密闭性门 |
| CN107044250B (zh) * | 2016-12-20 | 2018-08-17 | 重庆名风家俱有限公司 | 高密闭性门 |
| CN114033290A (zh) * | 2021-11-17 | 2022-02-11 | 张雪君 | 一种具有密封结构的防火型铝合金门窗 |
| CN114033290B (zh) * | 2021-11-17 | 2023-06-30 | 台山市艺欣装饰工程有限公司 | 一种具有密封结构的防火型铝合金门窗 |
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