JPH0516348A - インクジエツトプリントヘツド及びそれを備える電子機器 - Google Patents

インクジエツトプリントヘツド及びそれを備える電子機器

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JPH0516348A
JPH0516348A JP17537791A JP17537791A JPH0516348A JP H0516348 A JPH0516348 A JP H0516348A JP 17537791 A JP17537791 A JP 17537791A JP 17537791 A JP17537791 A JP 17537791A JP H0516348 A JPH0516348 A JP H0516348A
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JP
Japan
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groove
piezoelectric element
print head
grooves
head base
Prior art date
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Pending
Application number
JP17537791A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】印字の高密度化・高品質化を実現すると共に、
生産性の良い且つ信頼性の高い低廉なインクジェットプ
リントヘッド、並びにこのプリントヘッドを備える電子
機器を提供することである。 【構成】ヘッド基台10に溝11をアレイ状に形成し、
このヘッド基台10上に振動板20を取付け、溝11の
長手方向に各溝11に沿って延びると共に、溝11の開
口幅よりも若干狭い幅を有する2つの振動部20aを振
動板20に形成し、各振動部20a上にこれに沿って延
びる圧電素子30aを設け、振動部20aと圧電素子3
0aで2つのユニモルフ40を構成し、間隙が封止され
るように、ユニモルフ40が配列された領域全体をコー
ティング膜50で被覆した。 【作用】各溝11に対する2つのユニモルフ40の圧電
素子30aが電圧印加により同期振動し、この振動によ
る両ユニモルフ40の上下方向の同期振動によって、溝
11のインク容積が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
トヘッド、並びにそれを備える、プリンタ、ワープロ、
ファクシミリ、プロッタ等の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ワープロ等の各種電子機器に
搭載されるインクジェットプリントヘッドにカイザー方
式がある。カイザー方式のプリントヘッドは、一般には
ヘッド基台に形成した共通インク路から分岐する個別イ
ンク路を覆うようにヘッド基台に振動板を取付け、振動
板上における個別インク路の対応位置にそれぞれ圧電素
子を配置したものである。このプリントヘッドでは、圧
電素子に電界を加えて圧電素子を変位させ、この変位に
伴って振動板を動かすことによりインクを個別インク路
の先端口から押し出すものである。又、印字を高密度化
するために、ヘッド自体をその走査方向に対して傾斜さ
せることも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなカイザー方式に代表される圧電素子を利用する通
常のインクジェットプリントヘッドでは、これまで以上
に印字ドットを高密度化すると共に印字を高品質化する
のは機構的に至難である。又、一般的に圧電素子は個別
インク路の対応位置毎に振動板上に個別に貼付している
ため、生産性が非常に悪く、コスト高になる。更には、
インク路(特に個別インク路)が比較的長いため信頼性
に難があり、多数の溝(個別インク路)をアレイ状に配
列したプリントヘッドを製作し難い。
【0004】従って、本発明の目的は、印字の高密度化
・高品質化を実現すると共に、生産性の良い且つ信頼性
の高い低廉なインクジェットプリントヘッド、並びにこ
のプリントヘッドを備える電子機器を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットプリントヘッドは、ヘッド
基台にその一端から他端まで延びる溝を一定間隔を置い
てアレイ状に形成し、ヘッド基台の溝形成側の表面上に
溝を覆う振動板を取付け、溝の長手方向に各溝に沿って
延びると共に、溝の開口幅よりも若干狭い幅を有する複
数の振動部が各溝毎に振動板に形成されるように、ヘッ
ド基台の溝間の各隔壁に沿って延びる複数のスリットを
振動板の一部分に各隔壁毎に形成すると共に各スリット
から露出する隔壁の一部を除去し、各振動部上にこれに
沿って延びる圧電素子を設け、前記溝の開口幅と振動部
の幅との差によって形成される間隙と、前記隔壁の一部
を除去することによって形成される間隙とが封止される
ように、振動部と圧電素子が配列された領域全体をコー
ティング膜で被覆したことを特徴とする。
【0006】本発明のプリントヘッドは、ヘッド基台に
形成した各溝上に溝に沿って延在する、振動板の振動部
と圧電素子からなる複数の変位部分(以下、この変位部
分をユニモルフという)を溝の長手方向に同時に変位さ
せ、この複数のユニモルフの変位によって溝のインク容
積を変化させて、溝内のインクを押し出す新しい印字機
構を取り入れたものである。この印字機構について詳述
すると、ヘッド基台の各溝毎に対応する複数のユニモル
フの各圧電素子に電圧を印加すると、圧電素子が同期振
動し、この振動が圧電素子と一体の振動板の振動部に伝
わって各ユニモルフが大きく同期振動し、これらのユニ
モルフに対応する溝のインク容積が増減し、インク容積
が減少に転じた時に溝内のインクが押されて、溝の先端
口(ノズル)からインクが噴出される。
【0007】このように、本発明のプリントヘッドは、
圧電素子の変位をユニモルフの大きな変位とし、ユニモ
ルフの振幅を利用して溝のインク容積を変化させて、溝
内のインクを押し出すという作用を有する。この印字機
構のために、従来よりもより高密度でありながら、溝
(個別インク路)の短いプリントヘッドを実現できる。
又、各溝に対して複数のユニモルフを設けてあるので、
単一の場合に比べてユニモルフ自体の長さが短くなって
その共振周波数が高くなり、印加電圧に対する応答速度
が大きくなる。
【0008】なお、本発明のプリントヘッドに用いるヘ
ッド基台は、溝の易形成性等から、素材としては感光性
ガラス、Siウエハ等が最良である。又、ユニモルフが
配列された領域全体を被覆するコーティング膜は、ユニ
モルフの変位に容易に追随するよう弾性を有することが
好ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明のインクジェットプリントヘッ
ド、及びこれを備える電子機器を実施例に基づいて説明
する。図1はプリンタ、ワープロ等の電子機器に搭載す
るプリントヘッドの一実施例の要部断面図を、図2は別
の箇所における要部断面図を、図3は正面図を示す。プ
リントヘッド以外の電子機器の構造については通常と大
差なく、ここではプリントヘッドを中心に述べる。図4
に示すヘッド基台10の平面図において、このヘッド基
台10には、図示の如きパターンに従って、個別インク
路となる複数(この実施例では8つ)の溝11が、一定
深さで一定間隔を置いてアレイ状に形成されている。但
し、実際のプリントヘッドではもっと多数の溝を有する
が、紙面スペースの都合上少数に留めてある。この溝1
1は、断面が矩形状を呈する(図1と図2参照)と共
に、ヘッド基台10の一端から他端まで延び、一定広幅
の長尺部11aと、狭幅部11bと、一定広幅の短尺部
11cとからなり、長尺部11aの先端がテーパ状にな
ってヘッド基台10の前端面に開口し、この開口がノズ
ル11dとなる(図3参照)。又、溝11によって、溝
11の間には細長い一条の隔壁12が形成される。な
お、ヘッド基台10の一対の対角隅には、ヘッド基台1
0上に取付ける振動板や圧電素子の位置決め指標となる
アライメントマーク19が付されている。
【0010】図5において、ヘッド基台10の溝形成側
の表面上には、全ての溝11を覆う振動板20が取付け
られ、この振動板20の前後方向の長さはヘッド基台1
0と同一であるが、左右方向の長さはヘッド基台10よ
りも短い。図1と図4を参照して、各溝11の長尺部1
1aに対向する振動板20の部分には、溝11の長手方
向に長尺部11aに沿って延びる2つの振動部20aが
形成されている。即ち、長尺部11aの真中部分に対応
する部分を挟む前後の2箇所では、図1に示す如く相互
に分離した振動部20aがアレイ状に配置され、長尺部
11aの真中部分に対応する部分では、図2に示す如く
振動板20は分離されずにアレイ方向と前後方向に連続
している。
【0011】各溝11の長尺部11a上に設けた2つの
振動部20aは、図1から分かるように、長尺部11a
の幅よりも若干狭い幅を有するが、これは、溝11間の
隔壁12上に位置する振動板20の部分に、隔壁12の
幅よりも幾分大きい幅の2つの平面長方形状スリット
(図示せず)を隔壁12に沿って形成することによって
構成される。各溝11に対する2つの振動部20aは、
振動作用的には長尺部11aの長手方向に二分される
が、実質的には長尺部11aの長手方向に連続するもの
である。従って、2つの振動部20aの長手方向の両端
が振動板20につながると共に、真中部分がアレイ方向
に接続しているため、言わば各溝11上に2つの両持梁
が存在する様相であり、各振動部20aは溝の長手方向
には容易に変位するようになっている。又、各スリット
から露出する隔壁12の一部は除去されており、このた
め振動板20の各振動部20aとこれに関連する隔壁1
2との間には図面の上下方向に僅かな間隙が存在し、こ
こまでの説明では溝11の長尺部11aは当該間隙を通
じて隣接の長尺部と連通することになる(図1参照)。
【0012】更に、各溝11に対する2つの振動部20
a上には、これと同幅且つ同長の圧電素子30aがそれ
ぞれ一体に設けられ、圧電素子30aと振動部20aで
2つのユニモルフ40が構成される。この圧電素子30
aは、平面形状も振動部20aのそれと全く同一であ
り、長尺部11aの長手方向の両端が分離しているが、
長手方向とアレイ方向には連続する。そして、前述した
ように、振動部20aの幅が溝11の長尺部11aの幅
よりも狭いことから、各ユニモルフ40と隔壁12との
間には図面の左右方向に若干の間隙が生じ、この間隙及
び前記振動部20aと隔壁12との上下方向の間隙を封
止するように、弾性を持つ適当な封止材からなるコーテ
ィング膜50がユニモルフ40が配列された領域全体に
施されている(図1及び図2参照)。このコーティング
膜50によって、各ユニモルフ40は対応溝11の長尺
部11a上に保持・封入された形態になり、各長尺部1
1aも密閉される。
【0013】なお、図面には特に示していないが、各圧
電素子30aに電圧を印加するための一対の電極は、例
えば圧電素子30aの上側面と下側面に沿って設けてあ
る。上側面の電極は、圧電素子30aのアレイ方向の連
続部分で分離されると共にスリットで分断され、各溝1
1毎に溝の長手方向に延びる個別電極となり、下側面の
電極は、アレイ方向の連続部分では続き、全圧電素子3
0aの共通電極となる。この両電極は所定の配線パター
ンに則ってヘッド基台10の背面側に導かれている。
又、各溝11はヘッド基台10の背面側に設けた共通イ
ンク路(図示せず)とヘッド基台10の内部でそれぞれ
連通している。従ってインクは、共通インク路を経て、
各溝11に分流し、ノズル11dから噴出される。
【0014】次に、このように構成したプリントヘッド
の作用について述べる。要部の断面図を示す図1におい
て、今仮に、1つの溝11の長尺部11aに対して符号
を付したユニモルフ40の圧電素子30aの一対の電極
に電圧を印加して、圧電素子30aに電界を加えると、
圧電素子30aがアレイ方向と溝の長手方向に垂直な方
向(図面の上下方向)に振動板20の振動部20aとコ
ーティング膜50の対応部分と一体に振動する。この長
尺部11aには前後に2つのユニモルフ40が存在する
が、両ユニモルフ40が同期振動するため、両ユニモル
フ40が関連溝11の長尺部11aに向かって下降した
時に、長尺部11aのインク容積が減少し、容積減少に
より溝11内のインクが押され、対応ノズル11dから
インクが噴出される。両ユニモルフ40が上昇すれば、
インク容積が増えるため、次のインク噴出に備えてこの
溝11にインクが充足される。但し、電圧印加時に、振
動部20aと圧電素子30aがアレイ方向に連続する部
分は殆ど振動しない。
【0015】上記実施例のプリントヘッドの製造例につ
いて図4〜図9を参照して簡潔に述べる。まず図4に示
すヘッド基台10に、前述の如き長尺部11a、狭幅部
11b、短尺部11cからなる溝11を図示のパターン
通りに一定間隔を置いて形成する。次に、全ての溝11
を覆い隠す振動板20をヘッド基台10上に適当な接着
剤で接着し(図5参照)、更に溝11の長尺部11aに
ほぼ重合する大きさの圧電素子体30を、振動板20上
の対応位置に適当な接着剤によって接着する(図6参
照)。この圧電素子体30の上側面と下側面には全面に
薄膜の上部及び下部電極(図示せず)が各々形成されて
いる。
【0016】その後、図7に示すように、圧電素子体3
0において、溝11の長尺部11aに平行する隔壁12
のほぼ真中部分に対応する部分31の上部電極のみを、
エキシマレーザの照射等によって長尺部11aの長手方
向に長方形状に除去する。この上部電極の除去部分31
は、次の振動板20と圧電素子体30の分離加工で形成
するスリット60と同幅である。
【0017】そして、図8の如く、各溝11に対して振
動板20に2つの振動部20a(図1参照)を形成する
と同時に、圧電素子体30を2つの個別圧電素子30a
に分離するために、エキシマレーザの照射やダイシング
等の加工によって、圧電素子体30と振動板20を溝1
1の長手方向に長尺部11aに沿って2箇所分離する。
この分離は、前記上部電極の除去部分31を挟んで2つ
の平面長方形状スリット60を振動板20と圧電素子体
30に形成することで行われ、前述したようにスリット
60は、隔壁12に沿うものであり、隔壁12の幅より
も若干大きい幅を有する。従って、スリット60の形成
後には、スリット60から溝11の長尺部11aの一部
と隔壁12が露出する。又、スリット60を形成する際
に、隔壁12の一部も同時に取り除く。このスリット6
0を形成した段階で、各溝11に対して、振動板20に
は長尺部11aに沿って延びる2つの両持梁状の振動部
20aが、圧電素子体30には振動部20aと同幅且つ
同長の圧電素子30aが形成され、振動部20aと圧電
素子30aからなる2つのユニモルフ40が構成される
(図1参照)。これらのユニモルフ40は、長尺部11
aの長手方向の前後においてはそれぞれ隣接のユニモル
フと分離しているが(図1参照)、長尺部11aの真中
部分においては隣接のユニモルフと連続している(図2
参照)。なお、圧電素子体30の上部電極は、2箇所の
スリット60と除去部分31によって個別電極として、
下部電極は、真中部分でアレイ方向につながっているた
め共通電極として機能する。
【0018】次いで、各ユニモルフ40と長尺部11a
との幅の差による左右方向の間隙、及び各ユニモルフ4
0と隔壁12との位置の差による上下方向の間隙を封止
するように、全てのユニモルフ40が存在する領域に弾
性封止材からなるコーティング膜50を成膜して、それ
らの間隙を塞ぐと共に、各ユニモルフ40が長尺部11
a上に保持・封止されるようにする(図9参照)。この
ようにして完成したプリントヘッドの線A−A及び線C
−Cにおける断面が図1に、線B−Bにおける断面が図
2に示す通りになり、正面が図3に示す形状になる。
【0019】なお、上記実施例では、ユニモルフ40の
数は各溝11に対して2つであるが、本発明ではこれに
限定されることはなく、3つ以上であっても構わない。
その場合には、スリット60の数を増やすと共に、各ス
リット60の形状を小さくすればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリントヘッド
は、以上説明したように構成されるので、各溝に対して
配置した複数の振動部上に設けた圧電素子に電圧を印加
することで、圧電素子がアレイ方向と溝の長手方向に垂
直な方向に振動部と一体に振動し、この振動によって溝
のインク容積が変化(増減)し、インク容積が減少に転
じた時に溝内のインクが押し出されるという画期的なも
のである。
【0021】従って、本発明のプリントヘッドは、印字
の高密度化、高品質化を容易に実現できる。又、従来の
ように個別インク路毎に圧電素子を個別に振動板上に貼
付する必要がないため、生産性が非常に高く廉価であ
る。更に、個別インク路となる溝を相当短縮(溝の長手
方向を短縮)できるため、信頼性が高くなると共に、多
数の溝を配列したアレイ方向に長く溝の長手方向に短い
ヘッドの製作が可能になる。
【0022】この他に、各溝毎に複数の振動部と圧電素
子を設けてあるため、圧電素子と振動部の共振周波数が
高くなり、印加電圧に対する応答速度が向上する。これ
らにより、上記プリントヘッドを具備する電子機器で
も、高品質な印字、印字性能の向上等の効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプリントヘッドの要部
断面図である。
【図2】図1に示すプリントヘッドの別の箇所における
要部断面図である。
【図3】図1に示すプリントヘッドの正面図である。
【図4】図1に示すプリントヘッドのヘッド基台の平面
図である。
【図5】図4に示すヘッド基台上に振動板を取付けた状
態の平面図である。
【図6】図5に示す振動板上に圧電素子体を取付けた状
態の平面図である。
【図7】図6に示す圧電素子体の上部電極の一部を除去
した状態の平面図である。
【図8】図7に示す振動板と圧電素子体にスリットを形
成した状態の平面図である。
【図9】図8に示すスリットを形成した領域にコーティ
ング膜を施した状態の平面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド基台 11 溝 12 隔壁 20 振動板 20a 振動板の振動部 30 圧電素子体 30a 個別圧電素子 40 ユニモルフ 50 コーティング膜 60 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド基台にその一端から他端まで延びる
    溝を一定間隔を置いてアレイ状に形成し、ヘッド基台の
    溝形成側の表面上に溝を覆う振動板を取付け、溝の長手
    方向に各溝に沿って延びると共に、溝の開口幅よりも若
    干狭い幅を有する複数の振動部が各溝毎に振動板に形成
    されるように、ヘッド基台の溝間の各隔壁に沿って延び
    る複数のスリットを振動板の一部分に各隔壁毎に形成す
    ると共に各スリットから露出する隔壁の一部を除去し、
    各振動部上にこれに沿って延びる圧電素子を設け、前記
    溝の開口幅と振動部の幅との差によって形成される間隙
    と、前記隔壁の一部を除去することによって形成される
    間隙とが封止されるように、振動部と圧電素子が配列さ
    れた領域全体をコーティング膜で被覆したことを特徴と
    するインクジェットプリントヘッド。
  2. 【請求項2】請求項1記載のインクジェットプリントヘ
    ッドを具備することを特徴とする電子機器。
JP17537791A 1991-07-16 1991-07-16 インクジエツトプリントヘツド及びそれを備える電子機器 Pending JPH0516348A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030278A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Samsung Electro Mechanics Co Ltd インクジェットヘッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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