JP3844187B2 - アクチュエータユニット及びインクジェット式記録ヘッド - Google Patents

アクチュエータユニット及びインクジェット式記録ヘッド Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクチュエータユニット及び同ユニットを備えたインクジェット式記録ヘッドに係わり、特に、圧力室の上面開口を封止する弾性膜を圧電体膜の変位により振動させ、これにより圧力室内のインクの圧力を変化させてノズル開口からインク滴を吐出させるアクチュエータユニット及びインクジェット式記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、圧力発生手段によって圧力室内のインクを加圧してノズルプレートのノズル開口からインク滴を吐出させるインクジェット式記録ヘッドとして、軸方向に伸縮する縦振動モードの圧電振動子を圧力発生手段として利用するものと、たわみ振動モードの圧電振動子を圧力発生手段として利用するものとがある。
【0003】
前者は、圧電振動子の端面を弾性板に当接させて圧電振動子の伸縮動作により圧力室の容積を変化させるものであり、高密度印刷に適した記録ヘッドの製作が可能である反面、圧電振動子をノズル開口の配列ピッチに一致させて櫛歯状に切り分けるという困難な工程や、切り分けられた圧電振動子を圧力室に位置決めして固定する作業が必要となり、製造工程が複雑であるという問題がある。
【0004】
これに対して後者は、圧電材料のグリーンシートを圧力室の形状に合わせて貼付し、これを焼成するという比較的簡単な工程で弾性膜に圧電振動子(圧電体膜)を作りつけることができる。
【0005】
図10及び図11は、たわみ振動モードの圧電振動子(圧電体膜)を備えた従来のインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの平面図及び透視図である。このアクチュエータユニットは、互いに対向する一対の縁部に、複数の端子100、101から成る一対の端子列102を備えている。端子100は互いに分離されたセグメント端子であり、端子101はコモン端子である。また、このアクチュエータユニットは、後述する連通孔形成基板105(図12(a))を備えており、この連通孔形成基板105は、複数のノズル開口に連通するノズル連通孔103を列状に配置して成るノズル連通孔列104を2列備えている。
【0006】
図12及び図13は、図10及び図11に示したアクチュエータユニットの各層を示した図である。図12(a)は連通孔形成基板105を示し、図12(b)は圧力室形成基板106を示している。連通孔形成基板105には複数のノズル開口に連通する複数のノズル連通孔103が2列形成されており、また、リザーバに連通する複数のリザーバ連通孔108が2列形成されている。
【0007】
圧力室形成基板106には、ノズル連通孔103及びリザーバ連通孔108に連通する複数の圧力室109がノズル連通孔103及びリザーバ連通孔108の各列に対応して2列形成されている。図12(c)に示したように圧力室形成基板106の上面には弾性膜110が形成されており、この弾性膜110によって複数の圧力室109の上面開口が封止されている。弾性膜110の上面には、図12(d)に示したように圧力室形成基板106の対向する両縁部に端子形成用の台座部111が形成されている。
【0008】
さらに、図13(a)に示したように弾性膜110の上面及び台座部111の上面には、複数の圧力室109の上方を通るようにして所定のパターンにて一対の下部電極膜112が、白金等の導電材料を用いた印刷工程によって形成されている。なお、図13(a)において符号113は次述する複数の圧電体膜114の一部を支持する台座部である。
【0009】
図13(b)に示したように、下部電極膜112の上面には、複数の圧力室109に対応して複数の圧電体膜114が印刷工程にて形成されている。複数の圧電体膜114の上面には、図13(c)に示したように複数の上部電極膜115が形成されている。
【0010】
図13(d)に示したように、各上部電極膜115に接続するようにして各セグメント端子100が台座部111上に形成されている。また、台座部111上には下部電極膜112に接続されたコモン端子101も形成されており、圧力室109の各列の両端に位置するコモン端子101同士の間は端子延長部116によって連結されている。なお、コモン端子101に対応する位置にある上部電極膜115は端子延長部116で覆われており、この位置にある圧力室109は使用されない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来の記録ヘッドにおいては、端子列102の両端に各コモン端子101を配置しているので、一方のコモン端子101から他方のコモン端子101までの距離が長くなっている。このため、何らかの措置を講じなければ、一方のコモン端子101から
他方のコモン端子101に至るまでの間に電圧降下が発生し、各アクチュエータの特性が不均一になってしまう恐れがある。そこで、従来は、図13(a)で示した下部電極膜112の一部に重ねるようにして、図13(d)に示したように、コモン端子101同士の間を、導電率の高い金属(例えば銀)から成る、太い線の端子延長部116によって連結するようにしていた。
【0012】
このように従来の記録ヘッドは、下部電極膜112の一部に重ねて端子延長部116を形成するという追加の工程が必要になり、製造工程の複雑化と製造コストの上昇を招いていた。
【0013】
また、従来の記録ヘッドにおいては、図13(d)に示したように両端に位置する4つの上部電極膜115が端子延長部116によって覆われてしまうので、これらの上部電極膜115に対応する圧電体膜114が使用不能となり、有効なノズル開口の数が減少してしまうという問題もあった。
【0014】
本発明は、上述した事情を考慮して成されたものであって、その目的とするところは、製造工程の簡略化を図ることができると共に有効なノズル開口の数の減少を招くことなく、また、コモン端子における電圧降下を防止して複数のノズル開口の特性の均一化を図ることができるアクチュエータユニット及びインクジェット式記録ヘッドを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明によるアクチュエータユニットは、複数のノズル開口とそれぞれ連通する複数の圧力室と、前記圧力室の一壁面を構成する弾性膜と、前記複数の圧力室に対応して前記弾性膜上に形成された複数のアクチュエータと、前記複数のアクチュエータに接続される複数の端子から成る端子列と、を備え、前記複数のアクチュエータは、前記複数の圧力室に対応して前記弾性膜上に形成された複数の下部電極膜と、前記複数の下部電極膜上に形成された複数の圧電体膜と、前記複数の圧電体膜上に形成された複数の上部電極膜と、を有し、前記複数の端子は、前記複数の上部電極膜のそれぞれに対応して設けられた複数のセグメント端子と、前記複数の下部電極膜をいくつかのグループに分類して前記各グループに対応して設けられた各コモン端子と、を有し、前記各グループに属する前記下部電極膜同士を連結すると共に対応する前記コモン端子に前記下部電極膜を接続するコモン連絡導線をさらに有し、前記コモン連絡導線は、前記端子列に近い側において、隣接する前記下部電極膜の端部同士を連結していることを特徴とする。
【0016】
また、好ましくは、前記各グループには一対の前記下部電極膜が属している。
【0017】
また、好ましくは、前記コモン連絡導線は、前記下部電極膜と同一平面上に形成されている。
【0021】
また、好ましくは、前記端子列は、前記アクチュエータユニットの互いに対向する一対の縁部のそれぞれに形成されている。
【0022】
また、好ましくは、前記複数の圧力室が2列に形成されている。
【0023】
上記課題を解決するために、本発明によるインクジェット式記録ヘッドは、上記いずれかのアクチュエータユニットと、前記複数のノズル開口が形成されたノズルプレートと、を備えたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の参考例の第1実施形態によるインクジェット式記録ヘッドについて図1乃至図5を参照して説明する。
【0025】
図1は本実施形態による記録ヘッドにおける1つのアクチュエータ及びその周辺を拡大して示した縦断面図であり、図1に示したようにこの記録ヘッドは、ノズル開口1を有するノズルプレート2と、このノズルプレート2に積層された流路形成基板3と、この流路形成基板3に積層された供給口形成基板17と、この供給口形成基板17に積層されたアクチュエータユニット5とを備えている。
【0026】
アクチュエータユニット5は、圧力室6が形成された圧力室形成基板7を有し、この圧力室形成基板7の上面には弾性膜8が形成されている。弾性膜8の上面には下部電極膜9及び台座膜25が所定のパターンにて形成されており、下部電極膜9の上面には圧電体膜11が形成されている。圧電体膜11の上面には上部電極膜12が形成されており、この上部電極膜12はセグメント端子20に接続されている。1つの圧電体膜11、1つの上部電極膜12、及び1つの下部電極膜9によって1つのアクチュエータ30が構成される。アクチュエータユニット5の一部を構成する連通孔形成基板4には、複数のノズル連通孔13及び複数のリザーバ連通孔14が形成されている。
【0027】
供給口形成基板17には、ノズル連通孔13に連通する第2のノズル連通孔18と、リザーバ連通孔14に連通するインク供給口19とが形成されている。流路形成基板3には、ノズル開口1及び第2のノズル連通孔18に連通する接続孔15と、インク供給口19に連通するリザーバ16が形成されている。リザーバ16には、複数の圧力室6に供給されるインクが貯留されている。なお、圧力室6からノズル開口1に連通するノズル連通孔13と、リザーバ16に連通するリザーバ連通孔14とは、2つある孔のうちどちらかがそれぞれの役目を果たせば良い。
【0028】
図2及び図3は、本実施形態による記録ヘッドのアクチュエータユニット5の平面図及び透視図である。このアクチュエータユニット5は、互いに対向する一対の縁部に、複数のセグメント端子20及び複数のコモン端子21から成る一対の端子列22を備えている。
【0029】
図4及び図5は、アクチュエータユニット5の各層を示した図である。図4(a)は連通孔形成基板4を示し、図4(b)は連通孔形成基板4に積層される圧力室形成基板7を示している。連通孔形成基板4には、2列のノズル開口1に対応して2列のノズル連通孔13が形成されており、ノズル連通孔13に対応して2列のリザーバ連通孔14が形成されている。
【0030】
一方、圧力室形成基板7には、ノズル連通孔13及びリザーバ連通孔14に連通する複数の圧力室6が、ノズル連通孔13及びリザーバ連通孔14の各列に対応して2列形成されている。図4(c)に示したように圧力室形成基板7の上面には弾性膜(振動板)8が形成されており、この弾性膜8によって複数の圧力室6の上面開口が封止されている。弾性膜8の上面には、図4(d)に示したようにアクチュエータユニット5の両縁部に端子形成用の台座部24が形成されている。
【0031】
さらに、図5(a)に示したように弾性膜8の上面には、複数の圧力室6に対応して形成された複数の下部電極膜9と、隣接する下部電極膜9同士を連結すると共に対応するコモン端子21(図2参照)に下部電極膜9を接続する略T字状のコモン連絡導線10とが、白金等の導電材料を用いた印刷工程にて形成されている。下部電極膜9とコモン連絡導線10とは、少なくとも圧電体膜11を形成する前に、印刷により同時に形成される。コモン連絡導線10の一部は、アクチュエータ60同士の間を通って延設された細線部分10aで構成されている。細線部分10aの線幅は、圧力室6間の隔壁の幅よりも狭くなっている。なお、図5(a)において符号25は圧電体膜11の一部を支持する台座膜である。
【0032】
図5(b)に示したように、複数の下部電極膜9の上面には複数の圧電体膜11が印刷工程にて形成されている。複数の圧電体膜11の上面には、図5(c)に示したように複数の上部電極膜12が形成されている。
【0033】
図5(d)に示したように、台座部24上には、各上部電極膜12に接続された各セグメント端子20と、各細線部分10aに接続された各コモン端子21とが形成されている。このように本実施形態においては、隣接する一対の下部電極膜9を1つのグループとして、各グループに対応して各コモン端子21を設けている。
【0034】
以上述べたように本実施形態によるインクジェット式記録ヘッドによれば、複数の下部電極膜9をいくつかのグループに分類して各グループに対応して各コモン端子21を設けたので、コモン連絡導線10の全長が短くなって電圧降下の問題が解消される。このため、コモン連絡導線10の上に銀等から成る太い線を重ねて形成しなくとも、複数のノズル開口の特性を均一化することが可能であり、記録ヘッドの製造工程の簡素化を図ることができると共に、両端の上部電極膜12が使用不可能となることがないので有効なノズル開口の数の減少を招くことがない。
【0035】
また、圧電体膜11を形成する前にコモン連絡導線10を下部電極膜9と同一平面上に同時に形成するようにしたので、圧電体膜11間の狭い間隙に印刷を施す必要がなく、印刷工程が容易になる。
【0036】
次に、本発明の第2実施形態によるインクジェット式記録ヘッドについて図6乃至図9を参照して説明する。なお、本実施形態は、上述した第1実施形態におけるコモン連絡導線の構成を変更したものであり、以下では、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
【0037】
図6及び図7は、本実施形態による記録ヘッドのアクチュエータユニット35の平面図及び透視図である。また、図8及び図9は、アクチュエータユニット35の各層を示した図である。
【0038】
図6及び図7に示したように、隣接する一対のアクチュエータユニット70を1つのグループとして各グループ毎に各コモン端子21を設けている点は上記第1実施形態と同様である。また、図8(a)乃至(d)に示したように、連通孔形成基板4及び圧力室形成基板7の構成も上記第1実施形態と同様であり、圧力室形成基板7の上面に弾性膜8が形成され、その上に台座部24が形成される点も上記第1実施形態と共通する。
【0039】
そして、本実施形態においては、図9(a)に示したようにコモン連絡導線30は、端子列22(図6参照)に近い側において、隣接する下部電極膜9の端部同士を連結している。上記第1実施形態とは異なり、アクチュエータ70同士の間にはコモン連絡導線30は形成されていない。
【0040】
なお、図9(b)乃至(d)に示したように圧電体膜11、上部電極膜12、セグメント端子20及びコモン端子21のそれぞれの構成は上記第1実施形態と同様である。
【0041】
本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果が得られると共に、アクチュエータ70同士の間に細い導線を延設する必要がないので印刷精度に対する要求が緩和される。
【0042】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、複数の下部電極膜をいくつかのグループに分類して各グループに対応して各コモン端子を設けたので、下部電極膜同士を連結するコモン連絡導線の全長が短くなって電圧降下の問題が解消される。このため、コモン連絡導線の上に銀等から成る太い線を重ねて形成しなくとも、複数のノズル開口の特性を均一化することが可能であり、製造工程の簡素化を図ることができると共に、両端の上部電極膜が使用不可能となることがないので有効なノズル開口の数の減少を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例の第1実施形態によるインクジェット式記録ヘッドにおける1つのアクチュエータ及びその周辺を拡大して示した縦断面図。
【図2】 本発明の参考例の第1実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの平面図。
【図3】 本発明の参考例の第1実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの透視図。
【図4】 本発明の参考例の第1実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの各層を示した平面図。
【図5】 本発明の参考例の第1実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの各層を示した平面図。
【図6】 本発明の第2実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの平面図。
【図7】 本発明の第2実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの透視図。
【図8】 本発明の第2実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの各層を示した平面図。
【図9】 本発明の第2実施形態によるインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの各層を示した平面図。
【図10】 従来のインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの平面図。
【図11】 従来のインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの透視図。
【図12】 従来のインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの各層を示した平面図。
【図13】 従来のインクジェット式記録ヘッドのアクチュエータユニットの各層を示した平面図。
【符号の説明】
1 ノズル開口
2 ノズルプレート
3 流路形成基板
4 連通孔形成基板
5、35 アクチュエータユニット
6 圧力室
7 圧力室形成基板
8 弾性膜
9 下部電極膜
10、30 コモン連絡導線
10a コモン連絡導線の細線部分
11 圧電体膜
12 上部電極膜
13 ノズル連通孔
14 リザーバ連通孔
15 接続孔
16 リザーバ
17 供給口形成基板
18 第2のノズル連通孔
19 インク供給口
20 セグメント端子
21 コモン端子
22 端子列
60、70 アクチュエータ

Claims (6)

  1. 複数のノズル開口とそれぞれ連通する複数の圧力室と、
    前記圧力室の一壁面を構成する弾性膜と、
    前記複数の圧力室に対応して前記弾性膜上に形成された複数のアクチュエータと、
    前記複数のアクチュエータに接続される複数の端子から成る端子列と、を備え、
    前記複数のアクチュエータは、前記複数の圧力室に対応して前記弾性膜上に形成された複数の下部電極膜と、前記複数の下部電極膜上に形成された複数の圧電体膜と、前記複数の圧電体膜上に形成された複数の上部電極膜と、を有し、
    前記複数の端子は、前記複数の上部電極膜のそれぞれに対応して設けられた複数のセグメント端子と、前記複数の下部電極膜をいくつかのグループに分類して前記各グループに対応して設けられた各コモン端子と、を有し、
    前記各グループに属する前記下部電極膜同士を連結すると共に対応する前記コモン端子に前記下部電極膜を接続するコモン連絡導線をさらに有し、
    前記コモン連絡導線は、前記端子列に近い側において、隣接する前記下部電極膜の端部同士を連結していることを特徴とするアクチュエータユニット。
  2. 前記各グループには一対の前記下部電極膜が属していることを特徴とする請求項1記載のアクチュエータユニット。
  3. 前記コモン連絡導線は、前記下部電極膜と同一平面上に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータユニット。
  4. 前記端子列は、前記アクチュエータユニットの互いに対向する一対の縁部のそれぞれに形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアクチュエータユニット。
  5. 前記複数の圧力室が2列に形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のアクチュエータユニット。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のアクチュエータユニットと、
    前記複数のノズル開口が形成されたノズルプレートと、を備えたことを特徴とするインクジェット式記録ヘッド。
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