JPH0516372A - インクジエツトプリントヘツドの製造方法 - Google Patents

インクジエツトプリントヘツドの製造方法

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JPH0516372A
JPH0516372A JP17537891A JP17537891A JPH0516372A JP H0516372 A JPH0516372 A JP H0516372A JP 17537891 A JP17537891 A JP 17537891A JP 17537891 A JP17537891 A JP 17537891A JP H0516372 A JPH0516372 A JP H0516372A
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JP
Japan
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piezoelectric element
groove
partition wall
width
grooves
Prior art date
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Application number
JP17537891A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Fujimoto
久義 藤本
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Publication date
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】印字の高密度化・高品質化、良好な生産性、低
コストを実現すると共に、長尺のプリントヘッドの製造
を可能にするインクジェットプリントヘッドの製造方法
を提供することである。 【構成】ヘッド基台10に溝11をアレイ状に形成し、
このヘッド基台10上に振動板20と圧電素子体30を
順に取付け、溝11間の各隔壁12上に位置する振動板
20及び圧電素子体30の部分と各隔壁12の一部と
を、隔壁12の幅よりも若干広い幅で隔壁12に沿って
除去し、この除去によって溝の長手方向に各溝11に沿
って延びると共に溝11の開口幅よりも若干狭い幅を有
する振動部20aと圧電素子30aを、各溝11毎にそ
れぞれ振動板20と圧電素子体30に形成し、前記除去
によって生ずる間隙を封止するために、振動部20aと
圧電素子30aが配列された領域全体をコーティング膜
50で被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、ワープロ、
ファクシミリ、プロッタ等の電子機器に搭載するインク
ジェットプリントヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ワープロ等の各種電子機器に
搭載されるインクジェットプリントヘッドにカイザー方
式がある。カイザー方式のプリントヘッドは、一般には
ヘッド基台に形成した共通インク路から分岐する個別イ
ンク路を覆うようにヘッド基台に振動板を取付け、振動
板上における個別インク路の対応位置にそれぞれ圧電素
子を配置したものである。このプリントヘッドでは、圧
電素子に電界を加えて圧電素子を変位させ、この変位に
伴って振動板を動かすことによりインクを個別インク路
の先端口から押し出すものである。又、印字を高密度化
するために、ヘッド自体をその走査方向に対して傾斜さ
せることも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなカイザー方式に代表される圧電素子を利用する通
常のインクジェットプリントヘッドの製造方法によれ
ば、一般的に圧電素子を個別インク路の対応位置毎に振
動板上に個別に貼付しているため、工数が非常に多くな
り、生産性が非常に悪く、コスト高になる。又、圧電素
子の貼付に際しては、振動板上への位置決めから接着剤
による接着・接着剤の硬化までの固定工程が煩雑であ
り、これも生産性の悪化、高コストの要因になる。更
に、製造したプリントヘッドにおいても、印字の高密度
化、高品質化をより一層推進するのは構造上至難であ
る。特に、多数の溝(個別インク路)をアレイ状に配列
したアレイ方向に長く溝の長手方向に短い所謂長尺のプ
リントヘッドを製作し難い。
【0004】従って、本発明の目的は、印字の高密度化
・高品質化、良好な生産性、低コストを実現すると共
に、長尺のプリントヘッドの製造を可能にするインクジ
ェットプリントヘッドの製造方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のインクジェットプリントヘッドの製造方法
は、ヘッド基台にその一端から他端まで延びる溝を一定
間隔を置いてアレイ状に形成し、ヘッド基台の溝形成側
の表面上に溝を覆う振動板を取付け、更に振動板上に各
溝の少なくとも一部分とオーバーラップする大きさの圧
電素子体を取付け、ヘッド基台の溝間の各隔壁上に位置
する振動板及び圧電素子体の部分と各隔壁の一部とを、
隔壁の幅よりも若干広い幅で隔壁に沿って少なくとも1
箇所除去し、この除去によって溝の長手方向に各溝に沿
って延びると共に溝の開口幅よりも若干狭い幅を有する
少なくとも1つの振動部と圧電素子を、各溝毎にそれぞ
れ振動板と圧電素子体に形成し、前記除去によって生ず
る間隙を封止するために、振動部と圧電素子が配列され
た領域全体をコーティング膜で被覆することを特徴とす
る。
【0006】本発明の製造方法によれば、ヘッド基台上
に振動板と圧電素子体を順に取付け、この振動板と圧電
素子体を溝(個別インク路)の長手方向に分離して、ヘ
ッド基台の各溝上に溝に沿って延びる振動部と圧電素子
からなる変位部分(以下、この変位部分をユニモルフと
いう)を形成する。このため、従来のように個別インク
路毎に圧電素子を振動板上に個別に貼付するのとは全く
異なり、全圧電素子を見込んだ大きさの圧電素子体を振
動板上に貼付するだけでよく、作業性が大幅に簡素化さ
れる。しかも、圧電素子体は、接着剤の一回の塗布で貼
付することができ、接着のための圧力固定も均一に行
え、硬化後の接着剤の厚みも薄く一定にすることができ
る。この結果、圧電素子体と振動板を分離した後の圧電
素子と振動部からなるユニモルフの動きのばらつきは随
分小さくなる。
【0007】なお、プリントヘッドのヘッド基台は、溝
の易形成性等から、素材としては感光性ガラス、又は合
成樹脂等が最良である。又、ユニモルフが配列された領
域全体を被覆するコーティング膜は、間隙を確実に密封
し、ユニモルフの変位に容易に追随するよう高粘度及び
高弾性を有することが好ましい。
【0008】
【実施例】以下、本発明のインクジェットプリントヘッ
ドの製造方法を実施例に基づいて説明する。図1〜図5
はプリンタ、ワープロ等の電子機器に搭載するプリント
ヘッドの製法例の工程図を示す。まず図1に示す如きヘ
ッド基台10を作製するのであるが、このヘッド基台1
0は、感光性ガラスからなる基台をエッチング加工し
て、図示のようなインク路パターンの溝11を形成して
もよいし、或いは合成樹脂材を成型加工でヘッド基台に
成型すると同時に溝11を形成してもよく、溝11を有
するヘッド基台10の作製には特に制限はない。ここに
溝11は、個別インク路となる複数(この実施例では8
つ)の溝であり、一定深さで一定間隔を置いてアレイ状
に形成する。但し、実際のプリントヘッド(特に前記長
尺ヘッド)ではもっと多数の溝を有するが、紙面スペー
スの都合上少数に留めてある。又、溝11は、断面が矩
形状を呈すると共に、ヘッド基台10の一端から他端ま
で延び、一定広幅の長尺部11aと、狭幅部11bと、
一定広幅の短尺部11cとからなり、長尺部11aの先
端がテーパ状になってヘッド基台10の前端面に開口
し、この開口がノズル11dとなる。
【0009】複数の溝11を形成することによって、溝
11間には細長い一条の隔壁12が同時に形成される。
なお、ヘッド基台10の一対の対角隅には、これに取付
ける振動板や圧電素子の位置決め、分離加工等の際の指
標となるアライメントマーク19を付しておく。又、ヘ
ッド基台10には、例えば背面側に共通インク路(図示
せず)を設けておき、各溝11がヘッド基台10の内部
で共通インク路にそれぞれ連通するようにしておく。従
ってインクは、共通インク路を経て、各溝11に分流
し、ノズル11dから噴出されることになる。
【0010】次に、図2に示すように、ヘッド基台10
の溝形成側の表面上に、全ての溝11を覆う振動板20
を取付ける。これには、例えば基台10が感光性ガラス
からなる場合は熱融着による接着を、合成樹脂からなる
場合は接着剤による接着を行う。この振動板20の前後
方向の長さはヘッド基台10と同一であるが、左右方向
の長さはヘッド基台10よりも短い。
【0011】更に、図3に示すように、溝11の長尺部
11aにほぼオーバーラップする大きさの圧電素子体3
0を、振動板20上の対応位置に適当な接着剤によって
接着し、接着剤を硬化させる。この圧電素子体30の上
側面と下側面には全面に薄膜の上部及び下部電極(図示
せず)を各々設けてある。その後、図4の如く、ヘッド
基台10の溝11間の各隔壁12上に位置する振動板2
0及び圧電素子体30の部分と、各隔壁12の一部と
を、エキシマレーザの照射やダイシング等の加工によっ
て、隔壁12の幅よりも若干広い幅で隔壁12に沿って
除去する。この除去部分は細長い平面長方形状スリット
60であり、プリントヘッドの要部断面を示す図6から
も分かるように、除去により溝11の長手方向に各長尺
部11aに沿って延びると共に、長尺部11aの開口幅
よりも幾分狭い幅を有する振動部20aが振動板20
に、振動部20aと同幅且つ同長の圧電素子30aが圧
電素子体30に、それぞれ各長尺部11a毎に形成され
る。この振動部20aと圧電素子30aでユニモルフ4
0が構成される。各ユニモルフ40の振動部20aはア
レイ方向には分離して存在するが、その長手方向の両端
は振動板20に連続しており、言わば両持梁のような様
相であり、長手方向には容易に変位するようになってい
る。各圧電素子30aは完全に個別に分離しており、振
動部20a上にそれぞれ載置されている。なお、上部及
び下部電極は各圧電素子30aの上側面と下側面に沿っ
て存在する。
【0012】スリット60を形成した段階では、各スリ
ット60から溝11の長尺部11aの一部と隔壁12が
露出するだけでなく、前記スリット60の幅が隔壁12
の幅よりも大きいことから、ユニモルフ40と隔壁12
との間には図面の左右方向に若干の間隙が、また前記隔
壁12の一部を除去することから、各振動部20aとこ
れに関連する隔壁12との間には図面の上下方向の間隙
が生ずる。
【0013】そして、上記間隙を封止するために、高粘
度且つ高弾性の封止材をユニモルフ40が配列された領
域全体に成膜し、これをコーティング膜50とする(図
5参照)。このコーティング膜50によって、各ユニモ
ルフ40は対応溝11の長尺部11a上に保持・封入さ
れた形態になり、各長尺部11aも完全に密閉される。
このようにして完成したプリントヘッドの線A−Aにお
ける断面が図6に示す通りになり、正面が図7に示す形
状になる。
【0014】次に、作製したプリントヘッドの作用につ
いて述べる。要部の断面図を示す図6において、今仮
に、符号を付したユニモルフ40の圧電素子30aの上
部及び下部電極に電圧を印加して、圧電素子30aに電
界を加えると、圧電素子30aがアレイ方向と溝の長手
方向に垂直な方向(図面の上下方向)に振動部20aと
コーティング膜50の関連部分と一体に振動する。この
ユニモルフ40が振動することで、ユニモルフ40が対
応溝11の長尺部11aに向かって下降した時に、長尺
部11aのインク容積が減少し、容積減少により溝11
内のインクが押され、対応ノズル11dからインクが噴
出される。ユニモルフ40が上昇すれば、インク容積が
増えるため、次のインク噴出に備えてこの溝11にイン
クが充足される。
【0015】上記実施例では、各溝11に対して1つの
ユニモルフ40を形成したが、複数(2つ)のユニモル
フを形成する製法例について次に述べる。但し、溝11
を有するヘッド基台10上に振動板20、圧電素子体3
0を順に取付ける工程までは、図1〜図3に示す工程と
全く同じであるためここでは省略する。圧電素子体30
の上側面と下側面には全面に上部及び下部電極を各々設
けてあるが、この両電極のうち、上部電極の一部を除去
する工程を分離工程の前に追加することが本製法例の特
徴である。即ち、図8に示す工程では、圧電素子体30
において、溝11の長尺部11aに平行する隔壁12の
ほぼ真中部分に対応する部分31の上部電極のみを、エ
キシマレーザの照射等によって長尺部11aの長手方向
に長方形状に除去する。この上部電極の除去部分31
は、次の振動板20と圧電素子体30の分離工程で形成
するスリット60と同幅である。
【0016】この後、エキシマレーザの照射やダイシン
グ等の加工によって、先の製法例と同様に、各隔壁12
上に位置する振動板20及び圧電素子体30の部分と、
各隔壁12の一部とを、隔壁12の幅よりも若干広い幅
で隔壁12に沿って2箇所に渡って除去する。この除去
部分は、前記上部電極の除去部分31を挟んで形成した
2つの平面長方形状スリット60である。このスリット
60を形成した段階では、各溝11に対して、振動板2
0には長尺部11aに沿って延びる2つの両持梁状の振
動部20aが、圧電素子体30には振動部20aと同幅
且つ同長の圧電素子30aが形成され、振動部20aと
圧電素子30aからなる2つのユニモルフ40が構成さ
れる(図6参照)。各ユニモルフ40は、長尺部11a
の長手方向の前後においてはそれぞれ隣接のユニモルフ
と分離しているが(図6参照)、長尺部11aの真中部
分においては隣接のユニモルフと連続している(図11
参照)。
【0017】このユニモルフ40の形状についてもう少
し説明すると、各溝11に対する2つの振動部20a
は、振動作用的には長尺部11aの長手方向に二分され
るが、実質的には長手方向に連続するものである。従っ
て、2つの振動部20aの長手方向の両端が振動板20
につながると共に、真中部分がアレイ方向に接続してい
るため、言わば各長尺部11a上に2つの両持梁が存在
する様相であり、各振動部20aは溝の長手方向には容
易に変位するようになっている。圧電素子30aは、平
面形状も振動部20aのそれと全く同一であり、長尺部
11aの長手方向の両端が分離しているが、アレイ方向
には連続する。なお、圧電素子体30の上部電極は、2
箇所のスリット60と除去部分31によって個別電極と
して、下部電極は、真中部分でアレイ方向につながって
いるため共通電極として機能する。
【0018】そして、スリット60の形成によって生ず
る全ての間隙を封止するために、高粘度且つ高弾性の封
止材からなるコーティング膜50でユニモルフ40が配
列された領域全体を被覆する(図10参照)。このコー
ティング膜50によって、各ユニモルフ40は対応長尺
部11a上に保持・封入された形態になり、各長尺部1
1aも密閉される。完成したプリントヘッドの線B−B
及び線D−Dにおける断面図は、先の製法例で得られた
プリントヘッドの要部断面図(図6参照)と同一にな
り、正面図も図7に示す形状になり、線C−Cにおける
断面図だけは図11に示す通りになる。
【0019】このプリントヘッドでは、長尺部11aの
前後に2つのユニモルフ40が存在するが、溝11の長
手方向に連続する圧電素子30aに電圧を印加すれば、
両ユニモルフ40が同期振動するため、両ユニモルフ4
0が対応長尺部11aに向かって下降した時に、インク
容積の減少により溝11内のインクが対応ノズル11d
から押し出される。両ユニモルフ40が上昇すれば、イ
ンク容積が増えて、インクが充足される。但し、電圧印
加時に、振動部20aと圧電素子30aがアレイ方向に
連続する部分は殆ど振動しない。このプリントヘッド
は、各溝11毎に2つのユニモルフ40を設けてあるた
め、圧電素子30aと振動部20aの共振周波数が高く
なり、印加電圧に対する応答速度が向上する。
【0020】なお、本発明では、ユニモルフ40の数は
前記実施例に特定されるものではなく、3つ以上であっ
ても構わない。その場合には、振動板20と圧電素子体
30の除去部分(スリット60)の数を増やすと共に、
各除去部分の形状を小さくすればよい。
【0021】
【発明の効果】本発明のインクジェットプリントヘッド
の製造方法は、以上説明したように構成されるので、下
記の如き効果を奏する。 (1)振動板上に圧電素子体を取付けた後に個別圧電素
子に分離するから、従来のように個別インク路毎に圧電
素子を振動板上に個別に貼付する必要がなく、生産性が
非常に高い廉価なプリントヘッドを提供できる。 (2)高密度且つ高品質な印字が得られるプリントヘッ
ドを容易に提供できる。 (3)個別インク路となる溝を相当短縮(溝の長手方向
を短縮)できるため、信頼性が高くなると共に、多数の
溝を配列したアレイ方向に長く溝の長手方向に短い長尺
プリントヘッドの製作が可能になる。 (4)圧電素子体を振動板上に取付ける際に用いる接着
剤の厚みが薄く均一になるため、分離後に振動部と圧電
素子で構成される変位部分(ユニモルフ)の動きのばら
つきが小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の一実施例に係る第1段階の
工程図である。
【図2】本発明の製造方法の一実施例に係る第2段階の
工程図である。
【図3】本発明の製造方法の一実施例に係る第3段階の
工程図である。
【図4】本発明の製造方法の一実施例に係る第4段階の
工程図である。
【図5】本発明の製造方法の一実施例に係る第5段階の
工程図である。
【図6】図5に示すプリントヘッドの線A−Aにおける
断面図である。
【図7】図5に示すプリントヘッドの正面図である。
【図8】本発明の製造方法の別実施例に係る第4段階の
工程図である。
【図9】本発明の製造方法の別実施例に係る第5段階の
工程図である。
【図10】本発明の製造方法の別実施例に係る第6段階
の工程図である。
【図11】図10に示すプリントヘッドの線C−Cにお
ける断面図である。
【符号の説明】
10 ヘッド基台 11 溝 12 隔壁 20 振動板 20a 振動板の振動部 30 圧電素子体 30a 個別圧電素子 40 ユニモルフ 50 コーティング膜 60 スリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド基台にその一端から他端まで延びる
    溝を一定間隔を置いてアレイ状に形成し、ヘッド基台の
    溝形成側の表面上に溝を覆う振動板を取付け、更に振動
    板上に各溝の少なくとも一部分とオーバーラップする大
    きさの圧電素子体を取付け、ヘッド基台の溝間の各隔壁
    上に位置する振動板及び圧電素子体の部分と各隔壁の一
    部とを、隔壁の幅よりも若干広い幅で隔壁に沿って少な
    くとも1箇所除去し、この除去によって溝の長手方向に
    各溝に沿って延びると共に溝の開口幅よりも若干狭い幅
    を有する少なくとも1つの振動部と圧電素子を、各溝毎
    にそれぞれ振動板と圧電素子体に形成し、前記除去によ
    って生ずる間隙を封止するために、振動部と圧電素子が
    配列された領域全体をコーティング膜で被覆することを
    特徴とするインクジェットプリントヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の製造方法によって作製して
    なるインクジェットプリントヘッドを具備することを特
    徴とする電子機器。
JP17537891A 1991-07-16 1991-07-16 インクジエツトプリントヘツドの製造方法 Pending JPH0516372A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6214684B1 (en) 1995-09-29 2001-04-10 Canon Kabushiki Kaisha Method of forming a semiconductor device using an excimer laser to selectively form the gate insulator

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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