JPH0516324A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH0516324A
JPH0516324A JP16956191A JP16956191A JPH0516324A JP H0516324 A JPH0516324 A JP H0516324A JP 16956191 A JP16956191 A JP 16956191A JP 16956191 A JP16956191 A JP 16956191A JP H0516324 A JPH0516324 A JP H0516324A
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Mutsumi Namihana
華 睦 浪
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凸版、凹版、平版のいずれの刷版の直刷り印
刷またはオフセット印刷にも適用可能であり、平版の場
合湿し水の有無のいずれにも適用可能であって、多色刷
りであっても同時に全部の刷版の作製が1つの版胴上で
可能であり、製版時間を短縮でき、製版から印刷までの
全印刷時間を短縮でき、構造が簡単でコンパクト化およ
び小型化が図れるばかりでなく、比較的高速印刷が可能
な操作性のよい印刷装置の提供。 【構成】 n色の刷版を所定の間隔で円筒状に配置可能
な1個の版胴と、この版胴の外周に沿って配置される、
n色分刷版をそれぞれ同時に作製するn個の製版部と、
n色分のインキ供給装置と、前記版胴の1/nの直径を
有し、1枚の印刷用紙を巻き付けてn回連続して回転し
た後に前記印刷用紙を排出する圧胴と、必要に応じて前
記版胴と圧胴との間に介在するゴム(ブランケット)胴
および前記刷版に湿し水を供給する湿し水供給装置のい
ずれか一方または両方とを有することを特徴とする印刷
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に関し、詳し
くは、構造が簡単でコンパクトかつ小型であり、しかも
多色印刷を短時間で行うことができる、操作性の良い印
刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、版胴に取り付けられた円筒状
の刷版と圧胴面との間で印圧を与えて、圧胴面上の印刷
用紙に刷版上のインキを転写する輪転式印刷機が多数用
いられている。このような輪転式印刷機は、平圧式印刷
機に比べて刷版と圧胴面との接触面がほぼ線状になり、
加圧力を小さくできることと、往復運動を使わないので
駆動機構が簡単となり高速印刷が可能なことから、凸
版、凹版および平版のいずれの版式においても広く用い
られている。
【0003】ところで、輪転式印刷機においては、刷版
を取り付けた版胴に印刷用紙を圧胴によって直接押し付
ける直刷り印刷法および版胴と圧胴との間にブランケッ
ト胴と呼ばれるゴム胴を介在させ、刷版上のインキをゴ
ム胴に転写し、このゴム胴上の転写インキ像を圧胴上の
印刷用紙に再転写するオフセット印刷法のいずれも用い
られているが、凸版や凹版では刷版の強度が比較的強い
ことから直刷り印刷法が多く用いられ、平版では刷版の
強度が比較的弱いことからオフセット印刷法が多く用い
られている。
【0004】このような輪転式印刷機は、給紙装置、イ
ンキ供給装置、加圧装置および排紙装置さらに平版印刷
機の場合は湿し水供給装置などからなり、多くのシリン
ダやロールを必要とするが、特に1枚のシートの多色の
インキを重ね刷りする枚葉式の多色刷印刷機において
は、加圧装置だけでも、多くのシリンダを必要とする。
例えば、4色直刷りの場合でも版胴4本、圧胴4本およ
び渡し胴少なくとも3本の計11本が最低必要になる。
さらにオフセット印刷機の場合にはゴム(ブランケッ
ト)胴4本が必要になる。
【0005】図9に示す従来の一般的な輪転式4色平版
オフセット枚葉印刷機100の構成においては、版胴1
02、ゴム胴104、圧胴106および紙渡し胴108
いずれもが、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)およびB(ブラック)の4色についてそれぞれ1
本ずつ4組用いられており、全部で16本のシリンダが
用いられている。なお、ここで参照符号110は湿し水
供給装置、112はインキ供給装置、114は給紙装置
(フィーダー部)および116は排紙装置(デリバリ
部)を示す。
【0006】また、原稿や版下原稿などから読み取られ
た画像データまたはコンピュータまたは画像処理装置な
どによって合成された画像データを処理した後、各色の
画像を版材にレーザ光などを用いてデジタル露光した
後、現像処理などを施して刷版を作製するダイレクト製
版も行われている。しかし、刷版の作製は、各色毎に製
版製造によって1色ずつ行われていた。すなわち、製版
工程と印刷工程は全く独立して行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の輪転
式多色印刷機においては、版胴、圧胴、渡し胴、図9に
示すオフセット印刷機ではさらにゴム胴が各色について
それぞれ1組ずつ必要になるため、必然的にシリンダが
多くなり、例えば、図9では16本となり、その構造が
複雑になる。このため、部品点数が多くなり、組立やメ
ンテナンスが大変であるばかりか、駆動時の騒音も大き
く、さらに大型装置となるためコストが高くなるという
問題があった。
【0008】また、ダイレクト製版を行う場合であって
も、製版装置は印刷装置から全く独立しており、製版か
ら印刷を経て印刷物を得るまでの工程が簡単化できない
という問題があった。また、製版自身も各色毎に行われ
るため時間がかかるという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、多色刷であっても同時製版が可能で、製版から
印刷までの時間を短縮できる、構造が簡単でコンパクト
化および小型化が図れるばかりでなく、比較的高速印刷
が可能な操作性のよい印刷装置を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、n色の刷版を所定の間隔で円筒状に配置
可能な1個の版胴と、この版胴の外周に沿って配置され
る、それぞれ1色分刷版を作製するn個の製版部と、n
色分のインキ供給装置と、前記版胴の1/nの直径を有
し、1枚の印刷用紙を巻き付けてn回連続して回転した
後に前記印刷用紙を排出する圧胴とを有することを特徴
とする印刷装置を提供するものである。
【0011】上記印刷装置であって、前記製版部および
インキ供給装置は、前記版胴の中心軸方向に移動可能で
あり、前記版胴の同一位置に交互に配備されることを特
徴とする印刷装置を提供するものである。
【0012】前記製版部は、前記版胴に巻き付けられた
未使用の版材に画像を書き込む描画部と、描画された版
材を処理して刷版を製版する版材処理部からなるのが好
ましく、前記版材が感光材料であり、前記描画部がレー
ザ露光装置からなるのが好ましく、前記版材が電子写真
感光材料であり、前記版材処理部が湿式現像装置からな
るのが好ましい。
【0013】また、本発明は、上記印刷装置であって、
さらに、前記版胴内に、印刷終了した版材を巻き取っ
て、未使用の版材を繰り出す版材供給機構を有すること
を特徴とする印刷装置を提供するものである。
【0014】上記印刷装置において、前記刷版は、凸
版、凹版もしくは平版であるのが好ましい。
【0015】また、本発明は、前記刷版として平版を用
いる上記印刷装置であって、さらに、前記刷版に湿し水
を供給するための湿し水供給装置を有することを特徴と
する印刷装置を提供するものである。
【0016】
【発明の作用】本発明の印刷装置は、1つの版胴に未使
用版材(未処理刷版)を予めその外周に沿って巻回する
ことにより装着しておき、n個の製版部において、n色
分の画像を例えば、n個の描画部によりデジタル処理し
た後レーザ光などを用いて版胴に巻回した状態で未使用
版材上に1色分ずつ潜像または顕像として同時に書き込
み、対応するそれぞれのn個の版材処理部で同時に処理
して版胴上で刷版化して、版胴の版面上に版胴の円周長
の1/n毎に等間隔で正確にn色分の画像が書き込まれ
刷版を得る。こうしてn色分の刷版を得た後、前記版胴
の周囲に配置された各色のインキ供給装置によって各色
とも版胴上のその色に該当する画像(刷版)がきた時の
み該当する色のインキを供給する。前記刷版が平版であ
る場合は、必要に応じてこのインキ供給前に湿し水供給
装置により湿し水を前記刷版に供給しておく。前記版胴
に直接隣接するあるいはゴムブランケット胴を介して接
触する、前記版胴直径の1/nの直径を持ち、1枚の印
刷用紙を巻回保持する圧胴が版胴の回転に従って版胴の
刷版面と同周速で順転し、圧胴が1回転することにより
版胴上の刷版の1色分のインキ画像が直接もしくはゴム
胴に転写された後に印刷用紙に転写される。圧胴は印刷
用紙を保持したままn回転することにより、版胴が1回
転し、上記転写工程をn回繰り返して印刷用紙にn色の
印刷を行う。こうしてn色の印刷が終了すると、圧胴は
n色が印刷された紙を離し、新たな印刷用紙を保持し、
再び印刷を行うことを繰り返す。
【0017】従って、本発明の印刷装置は、構造が簡単
でコンパクトであり、小型化が可能であるばかりでな
く、多色刷であっても全色同時製版が可能であり、製版
から印刷までの時間を短縮でき、操作性もよく、比較的
高速の印刷ができる。また、本発明の印刷装置は、凸
版、凹版、平版(水有、水無)のいずれの刷版にもかつ
直刷り印刷にもオフセット印刷にも適用可能である。ま
た、前記製版部と前記インキ供給装置を交互に配備可能
なものでは、前記版胴に電子写真感光体、銀塩写真式感
光材料などの感光材料に取り付け、前記製版部を描画部
と感光材料処理部で構成し、プルーフを作成することも
できる。
【0018】
【実施例】本発明に係る印刷装置を添付の図面に示す好
適実施例に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
印刷装置の一実施例の構成を示す線図的断面図である。
同図に示すように、本発明の印刷装置10は、湿し水を
用いる、ダイレクト製版輪転式4色平版オフセット枚葉
印刷機であって、4色分の刷版28を所定間隔で形成可
能な1つの版胴12と、版胴12の外周に沿って近傍に
配置される4色分の刷版を同時に作製する4つの製版部
14、B、C、M、Yの4色分のインキ供給装置16、
刷版28上のインキ画像を転写するゴムブランケットを
被着したゴム胴18および4色分の湿し水供給装置20
と、版胴12の1/4の直径を有する圧胴22と、圧胴
22に印刷用紙を供給するフィーダ部24と印刷済用紙
を積載するデリバリ部25と、版胴12内に使用済の刷
版28を巻き取り、未使用の版材29を巻き出す版材供
給装置26とを有する。
【0019】版胴12は、B(ブラック)、C(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の4色の刷版2
8をその外周に所定の間隔、例えば等間隔で配置するた
めのシリンダである。この版胴12の外周には全周に亘
って版材29を取り付けることができ、この版材29に
等間隔、すなわち位相を90°ずつずらして、B、C、
M、Yの4色についての画像を書き込んで4色の刷版2
8とすることができる。この版胴12は版材29を巻く
分だけ細くつくられ、この版胴12の外周に版材29を
引っ張ってぴったりと巻き付けて固定される。図1では
版材29は版材供給装置26によって版胴12の外周に
引っ張って固定されるが、本発明はこれに限定されず、
図5等に示すように1枚の版材を版胴12の全外周に亘
って巻き付け、引っ張って固定するための版クランプ
(図示せず)等を用いてもよく、版材の版胴12への固
定法は、特に制限的ではなく、上記の他にも従来公知の
方法はいずれも適用可能である。
【0020】図示例においては、B、C、M、Yの4色
分の刷版28を1本の版胴12に形成し、版胴12を4
倍胴としているけれども、本発明はこれに限定されず、
n色の刷版28を1本の版胴12に形成して所定の間隔
で配置し、n倍胴として用いることができる。ここでn
は自然数であればよいが、2以上の多色であるのがよ
い。n色の刷版28の間隔は、所定の間隔であれば特に
制限的ではないが、版胴12の全外周長の1/n毎に等
間隔に配置しておくのがよい。
【0021】製版部14は、描画部30と版材処理部3
2とからなり、n色分の製版が同時に行われるように、
版胴12をn等分した位置、すなわち360°/nずつ
ずらして版胴12の外周に等間隔に配置される。ここで
図1に示す例では、B、C、MおよびYの4色の製版部
14B、14C、14Mおよび14Yからなり、4色分
の刷版の作製を同時に行うことができるように、版胴1
2の外周に90°ずつ等間隔にずらして配置される。そ
して各製版部14B、14C、14Mおよび14Yは、
それぞれ描画部30B、30C、30Mおよび30Y
と、版材処理部32B、32C、32Mおよび32Yか
ら構成されるが、描画部30B、30C、30Mおよび
30Yは同様な構成を有し、版材処理部32B、32
C、32Mおよび32Yも同様な構成を有しているの
で、代表例として図2に示す製版部14Bの一実施例を
用いて以下に説明する。
【0022】ここで、図2に示す例においては、版材2
9として、電子写真感光材料を用いるものであるので、
描画部30(30B)は、感光材料29の感光層を一様
帯電するための帯電部を構成するコロナ帯電器34と、
一様帯電された感光材料29にレーザ光を照射して静電
潜像を形成する露光装置36とからなる。また、版材処
理部32(32B)は、露光済感光材料29に形成され
ている静電潜像を湿式トナー現像する現像部38と、感
光材料29上の現像されたトナー像を定着するための定
着部40と、定着された感光材料29を親水化処理する
親水化処理部42からなる。
【0023】帯電部にはコロナ帯電器34が配設される
が、感光材料29を一様帯電可能なものであれば何でも
よい。露光装置36は、所定速度で回転する版胴12上
の所定副走査速度で移動する感光材料(版材)29上に
レーザ光により露光して、ある1色のデジタル網点画像
を潜像として書き込むもので、レーザ光Lを射出するレ
ーザ光源44と、レーザ光Lを版下原稿画像に応じて強
度変調する例えばAOM(音響光学変調器)等の光変調
器45と、強度変調されたレーザ光Lを反射偏向して、
露光位置36a上において版胴12の回転方向(感光材
料の送動方向)と略直交する方向に主走査させる回転多
面鏡等の光偏向器46と、レーザ光Lを版胴12の版材
29上のいずれの主走査位置においても均一なビーム径
に集束させるfθレンズ等からなる走査レンズ47と、
光変調器45を駆動する変調回路48と、版下原稿画像
をデジタル処理してデジタル網点画像信号とした後、こ
れをD/A変換してアナログ画像信号として供給する画
像処理装置49とから構成される。
【0024】ここで、レーザ光源44は、半導体レーザ
(LD)、He−NeレーザやArレーザやCO2 レー
ザなどのガスレーザなど、感光材料の分光感度が所定値
以上となる発光波長を有するレーザであればいずれのレ
ーザも使用可能であり、また、十分光強度を有していれ
ば発光ダイオード(LED)も使用可能である。なお、
LDやLEDを用いる場合には光変調器45を用いない
で、LDやLEDを直接変調してもよい。また、レーザ
光源44の他、光源として、ナトリウムランプ、キセノ
ンランプ、水銀灯などの通常の光源を用いてもよい。あ
るいは、光変調器45の代りに液晶シャッタやPLZT
などを用いた電気光学効果シャッタなど種々の線型およ
び非線型電気光学材料を用いる公知の光シャッタを用い
てもよい。また、光偏向器46を用いない場合には、上
述の光シャッタを露光位置36aに画成される主走査線
上にアレイ状に並べて、この光シャッタアレイを像様に
オンオフ(開閉)してもよい。さらに、光シャッタアレ
イの代りにLDやLEDをアレイ状に並べて、LDアレ
イやLEDアレイを像様にオンオフすることにより露光
を行ってもよい。
【0025】光偏向器46としては、ポリゴンミラーす
なわち回転多面鏡に限定されず、レーザ光Lを1次元方
向に所定角度偏向できるものであればなんでもよく、ガ
ルバノメータミラー、レゾナントスキャナなどをも使用
可能である。
【0026】画像処理装置49によって画像処理される
画像情報信号は版下原稿から読み取られた画像信号であ
っても、ワードプロセッサーやコンピュータなどの電子
出版やDTP(デスクトップ・パブリッシング:卓上出
版)などによって合成又は作製されたデジタル化画像信
号であってもよい。
【0027】現像部38は、液体トナー現像剤Fを入れ
るタンク50と、液体トナー現像剤Fの噴出ノズル51
と、噴出ノズル51を形成する2枚の現像電極52,5
2と、液体トナー現像剤Fを噴出ノズル51から噴出さ
せる液体トナー現像剤Fの噴出手段53と、スクイズロ
ーラ54とから構成される。現像部38では、噴出手段
53により噴出ノズル51から噴出される液体トナー現
像剤F中の帯電されたトナー粒子が現像電極52,52
と感光体材料との間の電解強度に応じて静電潜像が形成
されている画像部分に所定量だけ付着することによりト
ナー現像が行われる。
【0028】定着部40は、現像部38によってトナー
現像され、スクイズローラ54によって余分な液体トナ
ー現像液をスクイズされた版材29上のトナー像を定着
するためのもので、ランプヒータ、パネルヒータなどの
版材29を乾燥し、かつ版材29上のトナー像を加熱定
着するヒータから構成される。
【0029】親水化処理部42は、親水化処理液、例え
ばフェロシアン化化合物を含む水溶を入れるタンク5
5、タンク55内の処理液をくみ上げるローラ56およ
びくみ上げられた処理液を版材29に付着させるローラ
57から構成され、トナー現像定着後の版材29の感光
層の非画像部を付着された親水化処理液によって親水化
するものである。
【0030】こうして、電子写真感光材料からなる版材
29は製版部14(14B)によって露光、現像、定
着、親水化処理され、B(ブラック)の刷版28が作製
される。このような製版部14(14B、14C、14
M、14Y)による刷版作製が4色同時に行われ、B、
C、M、Yの4色分の画像を1つの版胴12の円周方向
に等間隔で正確に書き込んだ刷版28を製造する。n色
刷の場合は、同様にしてn色分の画像を円周方向に等間
隔で正確に書き込んだ刷版28を有するn倍胴とすれば
よい。
【0031】ここで、版材29として用いられる電子写
真感光材料は、アルミニウム、導電化したプラスチック
や紙などの可撓性導電性支持体上に酸化亜鉛(ZnO)
や硫化カドミウム(CdS)等の光導電性物質を樹脂等
のバインダに分散した光導電性物質を含む感光層を設け
たいわゆる樹脂分散型電子写真感光材料はすべて用いる
ことができる。感光層としては、上述した酸化亜鉛、硫
化カドミウムの他、酸化チタン、アモルファスシリコン
などの無機光導電物質を含む光導電層、フタロシアニン
化合物などの有機光導電物質を含む光導電層が用いられ
る。このような電子写真感光材料としては、代表的に、
酸化亜鉛−樹脂分散型である電子写真マスターELPマ
ークIおよび電子写真マスターELPマークII(共に富
士写真フイルム(株)製)を挙げることができる。
【0032】図示例では、現像部38によるトナー現像
は湿式トナー現像を行っているが、版材29となる電子
写真感光材料を選択することにより、現像部38を乾式
トナー現像装置として、ドライ現像を行ってもよい。
【0033】また、本発明に用いられる版材29は、電
子写真感光材料に限定されることはないし、製版部14
(14B、14C、14M、14Y)も図示例のものに
限定されるわけではない。図示例のように、製版部14
(14B、14C、14M、14Y)は、描画部30
(30B、30C、30M、30Y)および版材処理部
32(32B、32C、32M、32Y)を有している
必要はなく、描画部30(30B、30C、30M、3
0Y)のみからなるものであってもよい。このように版
材29によって、描画部30(30B、30C、30
M、30Y)さらに版材処理部32(32B、32C、
32M、32Y)を適宜選択すればよい。
【0034】例えば、版材29として、感光性樹脂材料
(フォトポリマー)などのダイレクトデジタルプリンテ
ィングプレス(DDPP)用版材や、感光性樹脂材料を
用い、露光後、露光部分または非露光部分を剥離して画
像部または非画像部を残し、凸版(樹脂凸版などの)ま
たは凹版に仕上げる剥離現像を行ってもよい。また、版
材29として感光性樹脂材料、感光感圧性樹脂材料また
は感光感熱性樹脂材料などを用いて、画像部また非画像
部を露光して硬化し、平版または凹版もしくは凸版を作
製してもよい。ここで、平版を作製する場合には版材処
理部32は設けても設けなくてもよい。さらに、PS感
材を用い、画像露光後、PS現像を行って刷版を作製し
てもよい。この他、銀塩写真式感光材料を単独もしく
は、他の感光材料に付加して用いてもよい。また、感熱
性樹脂材料等の感熱材料を用い、レーザ光等の熱線を照
射し、画像部または非画像部を熱硬化させ、刷版を作製
してもよい。
【0035】本発明の印刷装置10に用いられる製版部
14(14B、14C、14M、14Y)の描画部30
(30B、30C、30M、30Y)としては、レーザ
光などの光源を用いて露光や熱照射を行うものの他、針
などで物理的に版材29の表面の画像部または非画像部
に穴を穿けるインパクト方式によって、凹版または凸版
などの刷版を作製するもの、液状物質を特殊なノズルで
ジェット状に噴射し、その飛跡を制御して版材29の画
像部または非画像部に付着させるインクジェット方式に
よって、版材29の表面に親油性部分または親水性部分
を形成して平版を作製するもの、およびアルミ支持体な
どの導電性支持体上にシリコン(Si)層を形成したも
のを版材29として用い、電気的スパークで画像状にシ
リコン層をとばして除去することにより刷版を作製する
もの、さらにデジタル網点画像信号によって画像が形成
された刷版を作製する公知の方法が利用できる。
【0036】インキ供給装置16は、印刷時、刷版28
上のその色の画像がきた時のみ刷版28にインキを供給
するもので、図1に示す例ではB、C、M、Yの4色の
インキ供給装置16B、16C、16M、16Yの4台
からなる。これらのインキ供給装置16(16B、16
C、16M、16Y)は、特に制限的ではなく、従来公
知のインキ供給装置を用いることができる。例えば、凸
版および平版の場合には、図3に示すインキ供給装置1
6(16Y)を用いることができる。このインキ供給装
置16(16Y)では、インキつぼ58に盛られたイン
キがつぼローラ59と底板60との間からつぼローラ5
9の回転によって塗り出される。このインキはつぼロー
ラ59に接触して回転する移しローラ61に渡された
後、この移しローラ61は、インキを付けたまま多数の
ローラからなるインキローラ列62側に移動し、インキ
ローラ列62の先頭のローラにインキを渡す。この後イ
ンキはインキローラ列62の多数のローラに移りながら
練られて均一かつ均量にされた後、当該色の画像の時の
み刷版28に接触する着けローラ(図では2本)63に
よって版胴12に取り付けられた刷版28の該当する色
の画像部分に均等に付着する。ここで、異なる色の画像
の場合には、着けローラ63は刷版28から離脱する。
こうして、刷版28の画像部、凸版の場合は凸版部、図
示の平版の場合には湿し水が付着していない親油性部分
(非画像部は親水化処理され、湿し水供給装置によって
湿し水膜が形成されている親水化部分となっている。)
に該当する色のインキを付着させることができる。
【0037】一方、凹版(グラビア)印刷用インキ供給
装置では、図示しないが、溶剤分散形の流動性の高いイ
ンキをインキ皿にためておき、これに版胴12を直接浸
すか、ファニッシャローラを使ってインキを版胴12上
の刷版に付着させた後、もしくはインキの噴流を刷版に
直接流しかけた後、ドクターでインキをかき落して、画
像を形成する微小セル(グラビアセル)にインキを残す
方法がとられる。
【0038】このように、本発明においては、刷版28
の種類に応じて、適当な従来公知のインキ供給装置を用
いることができる。インキ供給装置16はn色分の刷版
を用いる場合にはn色のインキ供給装置を用いる必要が
ある。
【0039】ゴム胴18は、版胴12上の刷版28の画
像状に付着したインキを刷版28から一旦移し取り、圧
胴22に巻回された印刷用紙に再び転写するもので、最
外層にはゴムブランケットなどを被着したもので、従来
公知のゴム胴であればよい。版胴12上の刷版28の4
色またはn色分の全インキ画像が同様に移し取ることが
できるので、このゴム胴18の直径は、版胴12の直径
と同じであるのが好ましい。しかし、本発明はこれに限
定されず、1つの版胴12上の刷版28の1色分のイン
キ画像のみを転写するように、ゴム胴18の直径は、版
胴12が4倍胴であれば、版胴の直径の1/4、版胴が
n倍胴であれば版胴の直径の1/nとしてもよいし、そ
の他の寸法としてもよい。
【0040】湿し水供給装置20は、平版の非画像部に
はインキを付着させないように、必要最小限度の湿し水
膜を常に保持させておくためのものであって、通常平版
の非画像部は親水化処理されており、湿し水膜の付着を
許容するものである。図1に示す例では、4色分の湿し
水供給装置20B、20C、20M、20Yの4台から
なる。図4に示す湿し水供給装置20(20C)は、湿
し水を貯溜する湿し水だめ64、湿し水だめ64から湿
し水をくみ上げる水元ローラ65、水移しローラ66、
および水着けローラ67からなる。ここで湿し水だめ6
4よりくみ上げられた湿し水は、上記ローラ列を移りな
がら均一かつ均量な水膜となり当該色の画像の時のみ刷
版28に接触する水着けローラ67によって版胴12に
取付けられた刷版28の該当する色の非画像部に均等に
付着する。ここで異なる色の場合には、水着けローラ6
7は刷版28から離脱する。湿し水供給装置20は版胴
12が4倍胴であれば4台、版胴がn倍胴であればn台
あるのが望ましい。しかし本発明はこれに限定されず、
版胴12が4(n)倍胴に対して1台の湿し水供給装置
を用いてもよい。この他平版の場合には、上記ローラ構
成のものの他に、種々のタイプの公知の湿し水供給装置
を用いることができる。
【0041】圧胴22は、その外周に印刷用紙を巻き付
けて、公知の保持手段、例えば紙くわえつめ等により保
持し、ゴム胴に所定の印圧で接触することにより、ゴム
胴18に担持されているインキ画像を、その外周に保持
された印刷用紙23に移し取るためのものである。ここ
で、版胴12上の刷版28がB、C、M、Yの4色の版
画像を有している場合には版胴が1回転する間に圧胴2
2は、1枚の印刷用紙23をその外周に保持したまま、
4回転することにより、保持した印刷用紙23に4色の
フルカラー印刷を行う。この後、圧胴22は印刷が終了
した用紙を離し、新たな印刷用紙を保持する。このた
め、圧胴22の直径は、版胴12の直径の1/4であ
り、圧胴22は版胴12の周速度と同じ周速度で順転す
る。もちろん、版胴がn倍胴であれば、圧胴の直径は1
/nであり、版胴が1回転する間に圧胴はn回転するの
は勿論である。
【0042】フィーダ部24は、積み重ねられている枚
葉印刷用紙を1枚ずつ自動的に送り出して、圧胴22に
供給するもので、図示しないが、ゆび状体または車輪を
最上の印刷用紙に押し付けて最上紙のみを移動させる摩
擦式あるいは吸盤を用いる吸着式および、これに空気ま
たは振動等によるさばきなどを用いる、従来公知の枚葉
紙用自動給紙装置を用いることができる。またデリバリ
部25は印刷の終了した用紙を圧胴22から受け取って
所定の位置に積み重ねるもので、自動もしくは半自動排
紙装置を適用することができる。例えば、チェーンデリ
バリーやパイルデリバリーなどの従来公知の排紙装置を
用いることができる。
【0043】版材供給装置26は、版胴12内に配置さ
れ、版胴12の全周の使用済刷版28を巻き取ると同時
に版胴12の全外周に未使用版材29を巻き出し、未使
用版材29を版胴12の外周に固定するためのもので、
使用済刷版28を巻き取る巻取ローラ68、未使用版材
29が巻回された繰り出しローラ69およびこれらのロ
ーラ68、69を固定する図示しない固定手段とを有す
る。
【0044】このような本発明の印刷装置10において
は、製版部14(14B、14C、14M、14Y)の
各描画部30(30B、30C、30M、30Y)のレ
ーザ光源44による版胴12上の版材29への書き込み
タイミングおよび主走査ならびに版胴12自身の回転に
よる副走査を同期して調整することにより、版胴12上
の版材29へのB、C、M、Yの4色の各画像の書き込
み位置を正確に設定し、B、C、M、Yの4色分の画像
を1つの版胴12の円周方向に等間隔で正確に位置合わ
せして書き込んだ刷版を製造することができる。従っ
て、印刷に際して多色刷であっても見当合わせの必要が
なく、熟練オペレータでなくても操作が可能で、省略
化、省人化も可能である。なお、本発明の印刷装置10
には、必要に応じて、各色、例えばB、C、M、Yの画
像間の見当合わせを行うための見当調整装置を有してい
てもよい。
【0045】本発明に係る印刷装置を湿し水を用いる平
版オフセット印刷機を代表例として説明したが、本発明
はこれに限定されるわけではなく、図5に示す印刷装置
70、図6に示す印刷装置72および図7に示す印刷装
置80などの装置構成も本発明の印刷装置に含まれる。
ここで、これらの印刷装置70、72および80は、図
1に示す印刷装置10の構成から版材供給装置26が除
かれ、版材29は版胴12に使用時に取り付け、取り外
しを行うように構成されている点において異なり、さら
に、ゴム胴18および湿し水供給装置26のいずれか一
方または両方を有していない点で異なるものであるが、
他の構成は全く同一であるので、同一の構成要素には同
一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0046】図5に示す印刷装置70は、凸版印刷機、
凹版印刷機または湿し水を用いない水無しダイリソ(ダ
イレクトリソグラフィ:平版直刷り)印刷機として用い
ることが可能なもので、図1に示す印刷装置10の構成
からゴム胴18および湿し水供給装置20を除いて、刷
版28を巻回した版胴12と印刷用紙23を巻回した圧
胴22を直接接触させて直刷りを行うものである。ま
た、図6に示す印刷装置72は、湿し水を用いるダイリ
ソ印刷機として用いることができ、図5に示す印刷装置
70に湿し水供給装置20を付加したもので、平版の直
刷り印刷を行うものである。
【0047】図7に示す印刷装置80は、凸版オフセッ
ト印刷、凹版オフセット印刷、または水無し平版オフセ
ット印刷に適用可能なもので、図1に示す印刷装置10
から湿し水供給装置20を除いたものである。
【0048】また、本発明においては、図9に示す印刷
装置90のように、描画部30および版材処理部32か
らなる製版部14と、インキ供給装置16とを版胴12
の中心軸に平行な方向(図中矢印Aで示す方向)に移動
可能とすることができる。まず、デジタル画像のダイレ
クト製版時には製版部14を版胴12の外周の版材29
上に正確に配置して、相当する色の画像を描画部30に
より書き込み、版材処理部32により現像等の処理を施
して、刷版28を作製する。この後、描画部30および
版材処理部32を有する製版部14を図中矢印Aに沿っ
て図示しない移動装置によって、移動し、刷版28上か
ら除き、インキ供給装置16を図示しない移動装置によ
って刷版28上にスライドして、正確な位置に配置して
各色の相当する画像の刷版に相当する色のインキを供給
する。こうして、インキが供給された各画像を印刷用紙
に重ねて形成し、多色刷りを行うことができる。図8に
は、1色分の製版部14およびインキ供給装置16しか
図示されていないが、n色分の製版部14およびn色分
のインキ供給装置16とが同時にn色分交互に交換さ
れ、使用されるのはもちろんである。ここで、製版部1
4およびインキ供給装置16の移動装置は、図示しては
いないが、特に制限的ではなく、個々に独立した移動装
置であっても一部あるいは全部が一体化されたものであ
ってもよい。
【0049】また、製版部14とインキ供給装置16と
が移動可能な印刷装置90は、版材29を被着した版胴
12を光導電体を表層に有する円筒状電子写真感光体ド
ラムまたは感光材料(例えば、電子写真感光材料、銀塩
写真感光材料、感光感圧性感光材料、感光性樹脂材料、
感光感熱性感光材料など)を被着した露光ドラムとして
用い、圧胴を転写ドラムとして用い、この転写ドラムに
被着された受像紙に形成された画像を順次転写して、カ
ラー画像を形成することにより、プルーフを得るように
してもよい。すなわち、インキ供給装置16を用いない
場合は、プルーフ作成のための画像形成装置として用い
ることも可能である。ここで用いられる感光材料および
受像紙は特に制限的ではなく、従来公知のものを用いる
ことができる。
【0050】以上、本発明に係る印刷装置を好適実施例
を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるわけで
はなく、例えば、印刷用紙に転写されたインキを乾燥す
る乾燥装置や、ゴム(ブランケット)胴に転写されたイ
ンキを除去するブレードや洗浄装置などの種々の部材や
装置を有していてもよいなど、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲において、様々な改良並びに設計の変更が可能な
ことは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
1つの版胴の外周上に巻回された未使用版材(未処理刷
版)にn色分の画像を同時に円周方向に等間隔で正確に
書き込んだ後、処理して刷版化した後、順次各色のイン
キを該当する刷版上の画像に付着させて圧胴に保持され
ている印刷用紙に転写することを繰り返すことにより、
n色刷のカラー印刷を行うので、多色刷であっても1色
分の製版時間で多色分の刷版の作製が可能であり、製版
から印刷までの全印刷工程の時間を短縮できる。従っ
て、省力化、省人化が可能である。
【0052】従って、本発明によれば、従来の多色刷印
刷装置に必要な多数の印刷胴を減らすことができ、構造
が簡単で小型化することができる。従って省スペースが
図れる。また、本発明によれば比較的高速の印刷まで可
能である。さらに本発明の印刷装置は、凸版、凹版、水
有平版、水無平版のいずれにも、また直刷りまたはオフ
セット印刷のいずれにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る印刷装置の一実施例の断面模式
図である。
【図2】 本発明に係る印刷装置の製版部の一実施例の
断面模式図である。
【図3】 本発明に係る印刷装置のインキ供給装置の一
実施例の断面模式図である。
【図4】 本発明に係る印刷装置の湿し水供給装置の一
実施例の断面模式図である。
【図5】 本発明に係る印刷装置の別の実施例の断面模
式図である。
【図6】 本発明に係る印刷装置の別の実施例の断面模
式図である。
【図7】 本発明に係る印刷装置の別の実施例の断面模
式図である。
【図8】 本発明に係る印刷装置の別の実施例の部分斜
視図である。
【図9】 従来の印刷装置の断面模式図である。
【符号の説明】
10、70、72、80 印刷装置 12 版胴 14、14B、14C、14M、14Y 製版部 16、16B、16C、16M、16Y インキ供給装
置 18 ゴム(ブランケット)胴 20、20B、20C、20M、20Y 湿し水供給装
置 22 圧胴 24 フィーダ
部 25 デリバリ部 26 版材供給
装置 28 刷版 29 版材 30、30B、30C、30M、30Y 描画部 32、32B、32C、32M、32Y 版材処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n色の刷版を所定の間隔で円筒状に配置
    可能な1個の版胴と、この版胴の外周に沿って配置され
    る、それぞれ1色分刷版を作製するn個の製版部と、n
    色分のインキ供給装置と、前記版胴の1/nの直径を有
    し、1枚の印刷用紙を巻き付けてn回連続して回転した
    後に前記印刷用紙を排出する圧胴とを有することを特徴
    とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷装置であって、前
    記製版部およびインキ供給装置は、前記版胴の中心軸方
    向に移動可能であり、前記版胴の同一位置に交互に配備
    されることを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記製版部は、前記版胴に巻き付けられ
    た未使用の版材に画像を書き込む描画部と、描画された
    版材を処理して刷版を製版する版材処理部からなる請求
    項1または2に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記版材が感光材料であり、前記描画部
    がレーザ露光装置からなる請求項3に記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の印
    刷装置であって、さらに、前記版胴内に、印刷終了した
    版材を巻き取って、未使用の版材を繰り出す版材供給機
    構を有することを特徴とする印刷装置。
JP16956191A 1991-05-10 1991-07-10 印刷装置 Withdrawn JPH0516324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0726851A1 (en) * 1993-11-03 1996-08-21 Corning Incorporated Color filter and method of printing
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Effective date: 19981008