JPH0614165A - 印刷版の作製方法および作製装置 - Google Patents
印刷版の作製方法および作製装置Info
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- JPH0614165A JPH0614165A JP4093182A JP9318292A JPH0614165A JP H0614165 A JPH0614165 A JP H0614165A JP 4093182 A JP4093182 A JP 4093182A JP 9318292 A JP9318292 A JP 9318292A JP H0614165 A JPH0614165 A JP H0614165A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41C—PROCESSES FOR THE MANUFACTURE OR REPRODUCTION OF PRINTING SURFACES
- B41C1/00—Forme preparation
- B41C1/10—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme
- B41C1/1066—Forme preparation for lithographic printing; Master sheets for transferring a lithographic image to the forme by spraying with powders, by using a nozzle, e.g. an ink jet system, by fusing a previously coated powder, e.g. with a laser
Abstract
(57)【要約】
【構成】 作製すべき印刷版５０の版模様を有した原図
８をスキャナー１３により画像データに変換し、この画
像データをレイアウトスキャナー１５により作製すべき
印刷版５０に合った所要の画像パターン２０に変換した
後、版体１の親水性処理面３ａ上にインキジェット装置
１７によりインキ受容性物質９を付着させて画像パター
ン２０を形成することにより印刷版５０を作製する。 【効果】 製版フィルム等の中間材料を用いずに印刷版
５０を作製することができる。また、版体１の露光、現
像工程が省略できるので、材料コストの低減および、印
刷版５０作製の納期の短縮が可能になる。
８をスキャナー１３により画像データに変換し、この画
像データをレイアウトスキャナー１５により作製すべき
印刷版５０に合った所要の画像パターン２０に変換した
後、版体１の親水性処理面３ａ上にインキジェット装置
１７によりインキ受容性物質９を付着させて画像パター
ン２０を形成することにより印刷版５０を作製する。 【効果】 製版フィルム等の中間材料を用いずに印刷版
５０を作製することができる。また、版体１の露光、現
像工程が省略できるので、材料コストの低減および、印
刷版５０作製の納期の短縮が可能になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット印刷等の印
刷に用いる印刷版を、製版フィルムを用いずに画像パタ
ーンを形成して作製するのに好適な印刷版の作製方法及
び作製装置に関するものである。
刷に用いる印刷版を、製版フィルムを用いずに画像パタ
ーンを形成して作製するのに好適な印刷版の作製方法及
び作製装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】印刷版の作製においては、一般に、感光
により画像パターンを形成する感光性版体を用いる。図
９は、現在、感光性版体として一般的なＰＳ版（プレセ
ンシタイズド・プレート）１２を示すもので、アルミ支
持体２の表面に親水層３を形成し、さらに、その上部に
感光層４を設けたものである。このＰＳ版１２に、図１
０に示すように、原図より作製した製版フィルム５を所
定の位置に載置した後、図１１に示すように、露光光源
１１からの紫外線により前記感光層４を露光し、さら
に、図１３に示すように、ＰＳ版１２を現像することに
より、画線部２０ａと非画線部２０ｂからなる画像パタ
ーン２０を形成して、図１４の如く印刷版３０を作製し
ている。
により画像パターンを形成する感光性版体を用いる。図
９は、現在、感光性版体として一般的なＰＳ版（プレセ
ンシタイズド・プレート）１２を示すもので、アルミ支
持体２の表面に親水層３を形成し、さらに、その上部に
感光層４を設けたものである。このＰＳ版１２に、図１
０に示すように、原図より作製した製版フィルム５を所
定の位置に載置した後、図１１に示すように、露光光源
１１からの紫外線により前記感光層４を露光し、さら
に、図１３に示すように、ＰＳ版１２を現像することに
より、画線部２０ａと非画線部２０ｂからなる画像パタ
ーン２０を形成して、図１４の如く印刷版３０を作製し
ている。
【０００３】このようにして作製した印刷版３０を用い
て、図１４に示すように、オフセット印刷を行う。すな
わち、親油性の画線部２０ａに印刷用インキ２４が塗布
され、非画線部２０ｂの親水層には湿し水２５が満たさ
れ、油と水の反発を利用して印刷が行われる。
て、図１４に示すように、オフセット印刷を行う。すな
わち、親油性の画線部２０ａに印刷用インキ２４が塗布
され、非画線部２０ｂの親水層には湿し水２５が満たさ
れ、油と水の反発を利用して印刷が行われる。
【０００４】また、近年では、画像処理装置を用いて、
原図を読み込み、Ｘ、Ｙの２値からなる画像データに変
換し、文字や図、写真などをコンピュータのデジタルデ
ータとして扱うことが多くなっている。
原図を読み込み、Ｘ、Ｙの２値からなる画像データに変
換し、文字や図、写真などをコンピュータのデジタルデ
ータとして扱うことが多くなっている。
【０００５】さらには、この画像データを用いて、製版
フィルム５を作製せずに、図１２に示すように、レーザ
ー照射装置２３を用い、感光性版体６の画線部２０ａの
感光層７に直接レーザービーム２３ａを照射して露光を
行った後、図１３に示すように現像して画線部２０ａと
非画線部２０ｂからなる画像パターン２０を形成するダ
イレクト製版法が実用化されつつある。
フィルム５を作製せずに、図１２に示すように、レーザ
ー照射装置２３を用い、感光性版体６の画線部２０ａの
感光層７に直接レーザービーム２３ａを照射して露光を
行った後、図１３に示すように現像して画線部２０ａと
非画線部２０ｂからなる画像パターン２０を形成するダ
イレクト製版法が実用化されつつある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の印刷版の作製方法には、それぞれ以下の
ような課題が存在する。まず、図１０、図１１に示した
方法では、上記の如く製版フィルム５を作製するため、
中間材料が必要になり、コストが高くなる。また、感光
性版体１２の露光、現像等の処理が必要で、かつ、製版
フィルム５の作製、感光性版体１２の露光、現像の各工
程が分断されるので、各工程間で待ち時間によるロスが
生じ、納期が長くなるという問題がある。
たような従来の印刷版の作製方法には、それぞれ以下の
ような課題が存在する。まず、図１０、図１１に示した
方法では、上記の如く製版フィルム５を作製するため、
中間材料が必要になり、コストが高くなる。また、感光
性版体１２の露光、現像等の処理が必要で、かつ、製版
フィルム５の作製、感光性版体１２の露光、現像の各工
程が分断されるので、各工程間で待ち時間によるロスが
生じ、納期が長くなるという問題がある。
【０００７】また、図１２に示した方法では、製版フィ
ルム５を使用しないため、コスト低減が図れ、さらに、
画像処理装置とレーザー照射装置とのオンライン化によ
り、工程間のロスが削減でき、かつ、製版精度の向上が
図れるといった利点がある。しかしながら、レーザービ
ームの照射による露光をするためには、感光性版体６の
感光層７として、例えば、ＯＰＣ感材や銀塩乳剤等の高
感度の感材を用いる必要がある。ところが、これらの感
材を用いた印刷版では、従来のＰＳ版等を用いることが
出来ないため、耐刷性が従来の印刷版に比べて劣り、ま
た、印刷版の保管場所を新規に設ける必要があり、さら
に、露光、現像等の際の諸条件が異なるので、専用設備
を必要とする、等の問題がある。
ルム５を使用しないため、コスト低減が図れ、さらに、
画像処理装置とレーザー照射装置とのオンライン化によ
り、工程間のロスが削減でき、かつ、製版精度の向上が
図れるといった利点がある。しかしながら、レーザービ
ームの照射による露光をするためには、感光性版体６の
感光層７として、例えば、ＯＰＣ感材や銀塩乳剤等の高
感度の感材を用いる必要がある。ところが、これらの感
材を用いた印刷版では、従来のＰＳ版等を用いることが
出来ないため、耐刷性が従来の印刷版に比べて劣り、ま
た、印刷版の保管場所を新規に設ける必要があり、さら
に、露光、現像等の際の諸条件が異なるので、専用設備
を必要とする、等の問題がある。
【０００８】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、製版フィルム等の中間材料を用いずに印刷
版を作製することのでき、しかも、版体の露光工程及び
現像工程をも省略できる印刷版の作製方法及び作製装置
を提供することを目的とする。
れたもので、製版フィルム等の中間材料を用いずに印刷
版を作製することのでき、しかも、版体の露光工程及び
現像工程をも省略できる印刷版の作製方法及び作製装置
を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明は、
作製すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに
変換し、該画像データを、作製すべき印刷版に合った所
要の画像パターンに変換した後、少なくとも一方面に親
水性処理を施した版体の該親水性処理面上にインキ受容
性物質を付着させて前記画像パターンを形成することに
より印刷版を作製することを特徴としている。
作製すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに
変換し、該画像データを、作製すべき印刷版に合った所
要の画像パターンに変換した後、少なくとも一方面に親
水性処理を施した版体の該親水性処理面上にインキ受容
性物質を付着させて前記画像パターンを形成することに
より印刷版を作製することを特徴としている。
【００１０】請求項２に係る発明は、作製すべき印刷版
の版模様を有した原図を画像データに変換する画像変換
手段と、前記画像データを、作製すべき印刷版に合った
所要の画像パターンに変換するデータ変換手段と、親水
性処理を施した版体にインキ受容性物質を付着させて前
記画像パターンを形成するインキ受容性物質付着手段
と、を具備することを特徴としている。
の版模様を有した原図を画像データに変換する画像変換
手段と、前記画像データを、作製すべき印刷版に合った
所要の画像パターンに変換するデータ変換手段と、親水
性処理を施した版体にインキ受容性物質を付着させて前
記画像パターンを形成するインキ受容性物質付着手段
と、を具備することを特徴としている。
【００１１】請求項３に係る発明は、作製すべき印刷版
の版模様を有した原図を画像データに変換し、該画像デ
ータを、作製すべき印刷版に合った所要の画像パターン
に変換した後、少なくとも一方面に親油性処理を施した
版体の該親油性処理面上にインキ反発性物質を付着させ
て前記画像パターンを形成することにより印刷版を作製
することを特徴としている。
の版模様を有した原図を画像データに変換し、該画像デ
ータを、作製すべき印刷版に合った所要の画像パターン
に変換した後、少なくとも一方面に親油性処理を施した
版体の該親油性処理面上にインキ反発性物質を付着させ
て前記画像パターンを形成することにより印刷版を作製
することを特徴としている。
【００１２】請求項４に係る発明は、作製すべき印刷版
の版模様を有した原図を画像データに変換する画像変換
手段と、前記画像データを、作製すべき印刷版に合った
所要の画像パターンに変換するデータ変換手段と、親油
性処理を施した版体にインキ反発性物質を付着させて前
記画像パターンを形成するインキ反発性物質付着手段
と、を具備することを特徴としている。
の版模様を有した原図を画像データに変換する画像変換
手段と、前記画像データを、作製すべき印刷版に合った
所要の画像パターンに変換するデータ変換手段と、親油
性処理を施した版体にインキ反発性物質を付着させて前
記画像パターンを形成するインキ反発性物質付着手段
と、を具備することを特徴としている。
【００１３】
【作用】請求項１記載の発明では、親水性処理面上に、
インキ受容性物質によって所要の画像パターンを描くこ
とにより、インキ受容性物質のみにインキが付着する印
刷版が形成される。
インキ受容性物質によって所要の画像パターンを描くこ
とにより、インキ受容性物質のみにインキが付着する印
刷版が形成される。
【００１４】請求項２記載の発明では、原図を画像デー
タに変換し、この画像データにより、版体の画像パター
ンに直接インキ受容性物質を付着させることにより、画
線部と非画線部からなる画像パターンが形成されるの
で、画像変換工程と、データ変換工程と、インキ受容性
物質付着手段と、のオンライン化が可能である。
タに変換し、この画像データにより、版体の画像パター
ンに直接インキ受容性物質を付着させることにより、画
線部と非画線部からなる画像パターンが形成されるの
で、画像変換工程と、データ変換工程と、インキ受容性
物質付着手段と、のオンライン化が可能である。
【００１５】請求項３記載の発明では、親油性処理面上
に、インキ反発性物質によって所要の画像パターンを描
くことにより、親油性処理面のみにインキが付着する印
刷版が形成される。
に、インキ反発性物質によって所要の画像パターンを描
くことにより、親油性処理面のみにインキが付着する印
刷版が形成される。
【００１６】請求項４記載の発明では、原図を画像デー
タに変換し、この画像データにより、版体の画像パター
ンに直接インキ反発性物質を付着させることにより、画
線部と非画線部からなる画像パターンが形成されるの
で、画像変換工程と、データ変換工程と、インキ反発性
物質付着手段と、のオンライン化が可能である。
タに変換し、この画像データにより、版体の画像パター
ンに直接インキ反発性物質を付着させることにより、画
線部と非画線部からなる画像パターンが形成されるの
で、画像変換工程と、データ変換工程と、インキ反発性
物質付着手段と、のオンライン化が可能である。
【００１７】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。図１は、本発明の請求項２に係る印刷版の作
製装置の一実施例を示すものである。これらの図におい
て、従来例として示した図９ないし図１４と共通する部
分については、同一符号を付してある。この印刷版の作
製装置２６は、作製すべき印刷版の版模様を有した原図
８から印刷版５０を作製するものであって、原図８を画
像データに変換するスキャナー（画像変換手段）１３
と、画像データを画像パターン２０に変換するレイアウ
トスキャナー（データ変換手段）１５と、版体１に画像
パターン２０を形成するインキ受容性物質９を付着させ
る、例えば、インキジェット装置（インキ受容性物質付
着手段）１７と、を具備している。
説明する。図１は、本発明の請求項２に係る印刷版の作
製装置の一実施例を示すものである。これらの図におい
て、従来例として示した図９ないし図１４と共通する部
分については、同一符号を付してある。この印刷版の作
製装置２６は、作製すべき印刷版の版模様を有した原図
８から印刷版５０を作製するものであって、原図８を画
像データに変換するスキャナー（画像変換手段）１３
と、画像データを画像パターン２０に変換するレイアウ
トスキャナー（データ変換手段）１５と、版体１に画像
パターン２０を形成するインキ受容性物質９を付着させ
る、例えば、インキジェット装置（インキ受容性物質付
着手段）１７と、を具備している。
【００１８】前記スキャナー１３は、文字や図、写真等
の原図を読み込み、Ｘ、Ｙの２値からなる数値データに
変換する画像処理装置、および、原図の色をＹ：イエロ
ー、Ｃ：シアン、Ｍ：マゼンダ、ＢＬ：ブラック、の４
色に分解する色分解装置を有している。
の原図を読み込み、Ｘ、Ｙの２値からなる数値データに
変換する画像処理装置、および、原図の色をＹ：イエロ
ー、Ｃ：シアン、Ｍ：マゼンダ、ＢＬ：ブラック、の４
色に分解する色分解装置を有している。
【００１９】前記レイアウトスキャナー１５は、色の濃
淡を網点に分解する網点分解装置を有している。
淡を網点に分解する網点分解装置を有している。
【００２０】前記インキジェット装置１７は、通常一般
のインキジェット装置と同様に、物質を、ノズル１７ａ
から液滴粒子として噴出させ、粒子の噴出方向を電気的
に制御してパターンを描く装置であり、本発明ではイン
キ受容性物質９をノズル１７ａから噴出させている。
のインキジェット装置と同様に、物質を、ノズル１７ａ
から液滴粒子として噴出させ、粒子の噴出方向を電気的
に制御してパターンを描く装置であり、本発明ではイン
キ受容性物質９をノズル１７ａから噴出させている。
【００２１】また、完成後の印刷版５０をインキジェッ
ト装置１７より受け取り、一時ストックしておく為のス
トッカー２９が、インキジェット装置１７の後段に設け
られている。
ト装置１７より受け取り、一時ストックしておく為のス
トッカー２９が、インキジェット装置１７の後段に設け
られている。
【００２２】また、ここで、版体１の完成後、耐刷性を
さらに向上させるバーニング処理装置や、版体１の非画
線部の保護と親水性を高めるガムコーティング処理装置
を設けてもよい。
さらに向上させるバーニング処理装置や、版体１の非画
線部の保護と親水性を高めるガムコーティング処理装置
を設けてもよい。
【００２３】前記インキ受容性物質物質９としては、例
えば、οーナフトキノンジアジド化合物、等の化合物と
樹脂を混合した親油性の物質を用いている。
えば、οーナフトキノンジアジド化合物、等の化合物と
樹脂を混合した親油性の物質を用いている。
【００２４】また、本実施例における前記版体１は、図
３に示したように、アルミ支持体２の表面に親水層３が
形成されたものである。アルミ支持体２には、純度９９
％以上の高純度かつ高強度のアルミ板が用いられてい
る。アルミ支持体２の表面２ａは、網点再現性、印刷中
の保水性等を高めるため、砂目立てが施されている。
３に示したように、アルミ支持体２の表面に親水層３が
形成されたものである。アルミ支持体２には、純度９９
％以上の高純度かつ高強度のアルミ板が用いられてい
る。アルミ支持体２の表面２ａは、網点再現性、印刷中
の保水性等を高めるため、砂目立てが施されている。
【００２５】本実施例による印刷版の作製装置２６は、
以上説明したような構成からなるが、設備の構造上、ス
キャナー１３、レイアウトスキャナー１５、及び、イン
キジェット装置１７、の各装置は、一体化した構造とし
てもよいし、分割した構造としてもよい。
以上説明したような構成からなるが、設備の構造上、ス
キャナー１３、レイアウトスキャナー１５、及び、イン
キジェット装置１７、の各装置は、一体化した構造とし
てもよいし、分割した構造としてもよい。
【００２６】また、前記インキ受容性物質９としては、
親油性で、親水層に付着し、付着後硬化する物質であれ
ば他の物質を用いてもよい。
親油性で、親水層に付着し、付着後硬化する物質であれ
ば他の物質を用いてもよい。
【００２７】次に、上記印刷版の作製装置２６の作用と
共に、本発明の請求項１に係る印刷版の作製方法の一実
施例について、図１ないし図４を参照しながら説明す
る。まず、文字や図、写真等の原図８は、前記スキャナ
ー１３の画像処理装置により読み込まれ、Ｘ、Ｙの２値
からなる画像データに変換される。また、ここで、原図
がカラーの場合は、Ｙ：イエロー、Ｃ：シアン、Ｍ：マ
ゼンダ、ＢＬ：ブラックの４色に分解した４つの画像パ
ターンの画像データに変換される（ＳＰ１）。
共に、本発明の請求項１に係る印刷版の作製方法の一実
施例について、図１ないし図４を参照しながら説明す
る。まず、文字や図、写真等の原図８は、前記スキャナ
ー１３の画像処理装置により読み込まれ、Ｘ、Ｙの２値
からなる画像データに変換される。また、ここで、原図
がカラーの場合は、Ｙ：イエロー、Ｃ：シアン、Ｍ：マ
ゼンダ、ＢＬ：ブラックの４色に分解した４つの画像パ
ターンの画像データに変換される（ＳＰ１）。
【００２８】次いで、前記レイアウトスキャナー１５に
おいて、この画像データを用いて、版体１内での画像パ
ターン２０のレイアウト位置が指定される。また、ここ
で、版体１内に多数個の画像パターン２０を配置する、
いわゆる”面付け”を行うことも出来る。また、網点分
解装置を用い、色の濃淡は、網点に分解される。さら
に、ここで、ポジ印刷、ネガ印刷の指定を行い、画像パ
ターン２０をポジ画像またはネガ画像の所望の形態に変
換する。このレイアウトスキャナー１５で変換された作
製すべき印刷版５０に合った所要の画像パターン２０の
画像データは、インキジェット装置１７に、オンライ
ン、または、磁性テープなどの媒体を用いて伝達される
（ＳＰ２）。
おいて、この画像データを用いて、版体１内での画像パ
ターン２０のレイアウト位置が指定される。また、ここ
で、版体１内に多数個の画像パターン２０を配置する、
いわゆる”面付け”を行うことも出来る。また、網点分
解装置を用い、色の濃淡は、網点に分解される。さら
に、ここで、ポジ印刷、ネガ印刷の指定を行い、画像パ
ターン２０をポジ画像またはネガ画像の所望の形態に変
換する。このレイアウトスキャナー１５で変換された作
製すべき印刷版５０に合った所要の画像パターン２０の
画像データは、インキジェット装置１７に、オンライ
ン、または、磁性テープなどの媒体を用いて伝達される
（ＳＰ２）。
【００２９】次に、前記インキジェット装置１７におい
て、図３に示したように、インキジェット装置１７の先
端のノズル１７ａから、インキ受容性の物質、例えば、
οーナフトキノンジアジド化合物９が噴出され、版体１
の親水層３の表面３ａの画線部３ｂに、οーナフトキノ
ンジアジド化合物９によるインキ受容性の画線部２０ａ
が形成される（ＳＰ３）。
て、図３に示したように、インキジェット装置１７の先
端のノズル１７ａから、インキ受容性の物質、例えば、
οーナフトキノンジアジド化合物９が噴出され、版体１
の親水層３の表面３ａの画線部３ｂに、οーナフトキノ
ンジアジド化合物９によるインキ受容性の画線部２０ａ
が形成される（ＳＰ３）。
【００３０】また、ここで、版体１の作製後、耐刷性を
さらに向上させるバーニング処理や、版体１の非画線部
の保護と親水性を高めるガムコーティング処理を行って
もよい。
さらに向上させるバーニング処理や、版体１の非画線部
の保護と親水性を高めるガムコーティング処理を行って
もよい。
【００３１】以上の工程により、所定の印刷版５０が作
製される。そして、この印刷版５０では、図４に示した
ように、親油性の画線部２０ａに印刷用インキ２４が塗
布され、親水性の非画線部２０ｂには湿し水２５が満た
され、油と水の反発を利用して印刷が行われる。なお、
この方法により作製された印刷版５０は、版体１の上面
に親水層３が形成され、その上面に親油性の画線部２０
ａが形成されている点で、従来のＰＳ版より作製された
印刷版と同等の構成をなしているといえる。
製される。そして、この印刷版５０では、図４に示した
ように、親油性の画線部２０ａに印刷用インキ２４が塗
布され、親水性の非画線部２０ｂには湿し水２５が満た
され、油と水の反発を利用して印刷が行われる。なお、
この方法により作製された印刷版５０は、版体１の上面
に親水層３が形成され、その上面に親油性の画線部２０
ａが形成されている点で、従来のＰＳ版より作製された
印刷版と同等の構成をなしているといえる。
【００３２】本発明は、このように、原図８を画像デー
タに変換し、この画像データにより、インキジェット装
置１７を用いて版体１の画像パターン２０に直接οーナ
フトキノンジアジド化合物等のインキ受容性物質９を付
着させるので、製版フィルム５を用いずに印刷版５０を
作製することができ、材料コストの低減が可能になり、
しかも、露光、現像の両工程も省略できる。
タに変換し、この画像データにより、インキジェット装
置１７を用いて版体１の画像パターン２０に直接οーナ
フトキノンジアジド化合物等のインキ受容性物質９を付
着させるので、製版フィルム５を用いずに印刷版５０を
作製することができ、材料コストの低減が可能になり、
しかも、露光、現像の両工程も省略できる。
【００３３】また、原図８の読み込みから、印刷版５０
の完成まで画像データを用いるので、スキャナー１３
と、レイアウトスキャナー１５と、インキジェット装置
１７と、をオンライン化が可能である。これにより、工
程間のロスをなくすことができ、印刷版作製の納期の短
縮が可能になり、かつ、高精度の印刷版の作製が可能に
なる。
の完成まで画像データを用いるので、スキャナー１３
と、レイアウトスキャナー１５と、インキジェット装置
１７と、をオンライン化が可能である。これにより、工
程間のロスをなくすことができ、印刷版作製の納期の短
縮が可能になり、かつ、高精度の印刷版の作製が可能に
なる。
【００３４】図８に示すものは、本発明の請求項４の係
る印刷版の作製装置の一実施例を示すものである。この
図において、図１ないし図４と共通する部分には、同一
符号を付して説明を省略化する。先の実施例では、版体
１の親水性処理面３ａ上に、インキ受容性物質９を付着
させて画像パターン２０を形成したのに対し、本実施例
では、版体３１の親油性処理面３３ａ上に、インキ反発
性物質３９を付着させて画像パターン２０を形成させ
る。
る印刷版の作製装置の一実施例を示すものである。この
図において、図１ないし図４と共通する部分には、同一
符号を付して説明を省略化する。先の実施例では、版体
１の親水性処理面３ａ上に、インキ受容性物質９を付着
させて画像パターン２０を形成したのに対し、本実施例
では、版体３１の親油性処理面３３ａ上に、インキ反発
性物質３９を付着させて画像パターン２０を形成させ
る。
【００３５】図５は、本実施例に係る方法を実施するた
めの印刷版の作製装置の一例を示すもので、原図８を画
像データに変換するスキャナー（画像変換手段）１３
と、画像データを画像パターン２０に変換するレイアウ
トスキャナー（データ変換手段）１５と、版体３１に画
像パターン２０を形成するインキ反発性物質３９を付着
させる、例えば、インキジェット装置（インキ反発性物
質付着手段）３７と、を具備している。
めの印刷版の作製装置の一例を示すもので、原図８を画
像データに変換するスキャナー（画像変換手段）１３
と、画像データを画像パターン２０に変換するレイアウ
トスキャナー（データ変換手段）１５と、版体３１に画
像パターン２０を形成するインキ反発性物質３９を付着
させる、例えば、インキジェット装置（インキ反発性物
質付着手段）３７と、を具備している。
【００３６】前記インキジェット装置３７は、通常一般
のインキジェット装置と同様に、物質をノズル３７ａか
ら液滴粒子として噴出させ、粒子の噴出方向を電気的に
制御してパターンを描く装置であり、本実施例では、イ
ンキ反発性物質３９をノズル３７ａから噴出させる。
のインキジェット装置と同様に、物質をノズル３７ａか
ら液滴粒子として噴出させ、粒子の噴出方向を電気的に
制御してパターンを描く装置であり、本実施例では、イ
ンキ反発性物質３９をノズル３７ａから噴出させる。
【００３７】前記インキ反発性物質３９としては、例え
ば、シリコンゴム等の公知のシリコン系反発材が用いら
れている。
ば、シリコンゴム等の公知のシリコン系反発材が用いら
れている。
【００３８】本実施例における前記版体３１は、図７に
示したように、アルミ支持体２の表面に親油層３３が形
成されたものである。この親油層３３は、例えば、先の
方法においてインキ受容性物質９として用いたοーナフ
トキノンジアジド化合物と樹脂とを混合した物質により
形成されている。
示したように、アルミ支持体２の表面に親油層３３が形
成されたものである。この親油層３３は、例えば、先の
方法においてインキ受容性物質９として用いたοーナフ
トキノンジアジド化合物と樹脂とを混合した物質により
形成されている。
【００３９】本実施例による印刷版の作製装置３６は、
以上説明したような構成からなるが、設備の構造上、ス
キャナー１３、レイアウトスキャナー１５、及び、イン
キジェット装置３７、の各装置は、一体化した構造とし
てもよいし、分割した構造としてもよい。
以上説明したような構成からなるが、設備の構造上、ス
キャナー１３、レイアウトスキャナー１５、及び、イン
キジェット装置３７、の各装置は、一体化した構造とし
てもよいし、分割した構造としてもよい。
【００４０】次に、上記印刷版の作製装置３６の作用と
共に、本発明の請求項３に係る印刷版の作製方法の一実
施例について、図５ないし図８を参照しながら説明す
る。ここで先の実施例と同じ構成要素には、同一符号を
付し、説明を省略する。まず、作製すべき印刷版４０の
版模様を有した原図８を画像データに変換し（ＳＰ
１）、次に、画像データを作製すべき印刷版４０に合っ
た所要の画像パターン２０に変換し（ＳＰ２）、次い
で、少なくとも一方面に親油性処理を施した版体３１の
親油性処理面３３ａ上にインキ反発性物質３９を付着さ
せて画像パターン２０を形成する（ＳＰ３）ことにより
印刷版４０を作製する。
共に、本発明の請求項３に係る印刷版の作製方法の一実
施例について、図５ないし図８を参照しながら説明す
る。ここで先の実施例と同じ構成要素には、同一符号を
付し、説明を省略する。まず、作製すべき印刷版４０の
版模様を有した原図８を画像データに変換し（ＳＰ
１）、次に、画像データを作製すべき印刷版４０に合っ
た所要の画像パターン２０に変換し（ＳＰ２）、次い
で、少なくとも一方面に親油性処理を施した版体３１の
親油性処理面３３ａ上にインキ反発性物質３９を付着さ
せて画像パターン２０を形成する（ＳＰ３）ことにより
印刷版４０を作製する。
【００４１】ここで、前記インキジェット装置３７にお
いて、図７に示したように、インキジェット装置３７の
先端のノズル３７ａから、インキ反発性の物質、例えば
シリコンゴム３９が噴出され、版体３１の親油層３３の
表面３３ａの非画線部３３ｂに、シリコンゴム３９によ
るインキ反発性の非画線部２０ｂが形成される（ＳＰ
３）。
いて、図７に示したように、インキジェット装置３７の
先端のノズル３７ａから、インキ反発性の物質、例えば
シリコンゴム３９が噴出され、版体３１の親油層３３の
表面３３ａの非画線部３３ｂに、シリコンゴム３９によ
るインキ反発性の非画線部２０ｂが形成される（ＳＰ
３）。
【００４２】以上の工程により、所定の印刷版４０が作
製される。そして、この印刷版４０では、図８に示した
ように、親油性の画線部２０ａに印刷用インキ２４が満
たされ、インキ反発性の非画線部２０ｂでは印刷用イン
キ２４をはじき、印刷が行われる。なお、この方法によ
り作製された印刷版４０は、版体３１の上面に親油層３
３が形成され、その上面にインキ反発性の非画線部２０
ｂが形成されている点で、従来の水なし版より作製され
た印刷版とほぼ同等の構成をなしているといえる。
製される。そして、この印刷版４０では、図８に示した
ように、親油性の画線部２０ａに印刷用インキ２４が満
たされ、インキ反発性の非画線部２０ｂでは印刷用イン
キ２４をはじき、印刷が行われる。なお、この方法によ
り作製された印刷版４０は、版体３１の上面に親油層３
３が形成され、その上面にインキ反発性の非画線部２０
ｂが形成されている点で、従来の水なし版より作製され
た印刷版とほぼ同等の構成をなしているといえる。
【００４３】本発明は、このように、原図８を画像デー
タに変換し、この画像データにより、インキジェット装
置３７を用いて版体３１の画像パターン２０に直接シリ
コンゴム３９を付着させるので、製版フィルム５を用い
ずに印刷版４０を作製することができ、材料コストの低
減が可能になり、さらに、露光、現像の両工程をも省略
できる。
タに変換し、この画像データにより、インキジェット装
置３７を用いて版体３１の画像パターン２０に直接シリ
コンゴム３９を付着させるので、製版フィルム５を用い
ずに印刷版４０を作製することができ、材料コストの低
減が可能になり、さらに、露光、現像の両工程をも省略
できる。
【００４４】また、原図の読み込みから、印刷版４０の
完成まで画像データを用いるので、スキャナー１３と、
レイアウトスキャナー１５と、インキジェット装置３７
と、をオンライン化できるので、工程間のロスをなくす
ことができ、印刷版作製の納期の短縮が可能になり、か
つ、高精度の印刷版の作製が可能になる。
完成まで画像データを用いるので、スキャナー１３と、
レイアウトスキャナー１５と、インキジェット装置３７
と、をオンライン化できるので、工程間のロスをなくす
ことができ、印刷版作製の納期の短縮が可能になり、か
つ、高精度の印刷版の作製が可能になる。
【００４５】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１に係る方
法によれば、作製すべき印刷版の版模様を有した原図を
画像データに変換し、該画像データを、作製すべき印刷
版に合った所要の画像パターンに変換した後、少なくと
も一方面に親水性処理を施した版体の該親水性処理面上
にインキ受容性物質を付着させて前記画像パターンを形
成することにより印刷版を作製するため、製版フィルム
等の中間材料を用いずに印刷版を作製することができ、
しかも、版体の露光、現像工程をも省略できるので、材
料コスト、製作コストの大幅低減および、印刷版作製の
納期の短縮を実現する。
法によれば、作製すべき印刷版の版模様を有した原図を
画像データに変換し、該画像データを、作製すべき印刷
版に合った所要の画像パターンに変換した後、少なくと
も一方面に親水性処理を施した版体の該親水性処理面上
にインキ受容性物質を付着させて前記画像パターンを形
成することにより印刷版を作製するため、製版フィルム
等の中間材料を用いずに印刷版を作製することができ、
しかも、版体の露光、現像工程をも省略できるので、材
料コスト、製作コストの大幅低減および、印刷版作製の
納期の短縮を実現する。
【００４６】また、請求項２に係る装置によれば、作製
すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに変換
する画像変換手段と、前記画像データを、作製すべき印
刷版に合った所要の画像パターンに変換するデータ変換
手段と、親水性処理を施した版体にインキ受容性物質を
付着させて前記画像パターンを形成するインキ受容性物
質付着手段と、を具備するので、請求項１の係る方法を
実現し得、かつ画像変換工程と、データ変換工程と、イ
ンキ受容性物質付着手段と、のオンライン化ができ、高
精度の印刷版の作製が可能になる。さらに、原図の読み
込みから印刷版の完成まで、工程間のロスなくできるの
で、印刷版作製の納期の短縮を実現する。
すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに変換
する画像変換手段と、前記画像データを、作製すべき印
刷版に合った所要の画像パターンに変換するデータ変換
手段と、親水性処理を施した版体にインキ受容性物質を
付着させて前記画像パターンを形成するインキ受容性物
質付着手段と、を具備するので、請求項１の係る方法を
実現し得、かつ画像変換工程と、データ変換工程と、イ
ンキ受容性物質付着手段と、のオンライン化ができ、高
精度の印刷版の作製が可能になる。さらに、原図の読み
込みから印刷版の完成まで、工程間のロスなくできるの
で、印刷版作製の納期の短縮を実現する。
【００４７】また、請求項３に係る方法によれば、作製
すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに変換
し、該画像データを、作製すべき印刷版に合った所要の
画像パターンに変換した後、少なくとも一方面に親油性
処理を施した版体の該親油性処理面上にインキ反発性物
質を付着させて前記画像パターンを形成することにより
印刷版を作製するため、製版フィルム等の中間材料を用
いずに印刷版を作製することができ、かつ、版体の露
光、現像工程が省略できるので、材料コストの低減およ
び、印刷版作製の納期の短縮を実現する。
すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに変換
し、該画像データを、作製すべき印刷版に合った所要の
画像パターンに変換した後、少なくとも一方面に親油性
処理を施した版体の該親油性処理面上にインキ反発性物
質を付着させて前記画像パターンを形成することにより
印刷版を作製するため、製版フィルム等の中間材料を用
いずに印刷版を作製することができ、かつ、版体の露
光、現像工程が省略できるので、材料コストの低減およ
び、印刷版作製の納期の短縮を実現する。
【００４８】さらに、請求項４に係る装置によれば、作
製すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに変
換する画像変換手段と、前記画像データを、作製すべき
印刷版に合った所要の画像パターンに変換するデータ変
換手段と、親油性処理を施した版体にインキ反発性物質
を付着させて前記画像パターンを形成するインキ反発性
物質付着手段と、を具備するため、請求項３に係る方法
を実現し得、かつ、画像変換工程と、データ変換工程
と、インキ反発性物質付着手段と、のオンライン化が可
能ができ、高精度の印刷版の作製が可能になる。さら
に、原図の読み込みから印刷版の完成まで、工程間のロ
スなくできるので、印刷版作製の納期の短縮を実現す
る。
製すべき印刷版の版模様を有した原図を画像データに変
換する画像変換手段と、前記画像データを、作製すべき
印刷版に合った所要の画像パターンに変換するデータ変
換手段と、親油性処理を施した版体にインキ反発性物質
を付着させて前記画像パターンを形成するインキ反発性
物質付着手段と、を具備するため、請求項３に係る方法
を実現し得、かつ、画像変換工程と、データ変換工程
と、インキ反発性物質付着手段と、のオンライン化が可
能ができ、高精度の印刷版の作製が可能になる。さら
に、原図の読み込みから印刷版の完成まで、工程間のロ
スなくできるので、印刷版作製の納期の短縮を実現す
る。
【図１】本発明に係る印刷版の作製装置の一実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図２】本発明に係る印刷版の作製方法に従う工程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図３】本発明に係る印刷版の作製方法によるインキ受
容性物質付着工程を示す断面図である。
容性物質付着工程を示す断面図である。
【図４】本発明に係る印刷版をそれに付着された印刷用
インキ等と共に示す断面図である。
インキ等と共に示す断面図である。
【図５】本発明に係る印刷版の作製装置の他の実施例を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図６】本発明に係る印刷版の作製方法に従う工程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図７】本発明に係る印刷版の作製方法によるインキ反
発性物質付着工程を示す断面図である。
発性物質付着工程を示す断面図である。
【図８】本発明に係る印刷版をそれに付着された印刷用
インキ等と共に示す断面図である。
インキ等と共に示す断面図である。
【図９】従来の感光性版体の断面図である。
【図１０】従来の印刷版作製方法の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図１１】従来の印刷版作製方法の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図１２】他の従来例を示す断面図である。
【図１３】従来の印刷版作製方法の一例を示す断面図で
ある。
ある。
【図１４】従来方法により作製された印刷版をそれに付
着された印刷用インキ等と共に示す断面図である
着された印刷用インキ等と共に示す断面図である
１ 版体 ８ 原図 ９ οーナフトキノンジアジド化合物（インキ受容性物
質） １３ スキャナー（画像変換手段） １５ レイアウトスキャナー（データ変換手段） １７、３７ インキジェット装置（インキ受容性物質付
着手段） ２０ 画像パターン ２６、３６ 印刷版作製装置 ３９ シリコンゴム（インキ反発性物質） ４０、５０ 印刷版
質） １３ スキャナー（画像変換手段） １５ レイアウトスキャナー（データ変換手段） １７、３７ インキジェット装置（インキ受容性物質付
着手段） ２０ 画像パターン ２６、３６ 印刷版作製装置 ３９ シリコンゴム（インキ反発性物質） ４０、５０ 印刷版
Claims (4)
- 【請求項１】 作製すべき印刷版の版模様を有した原図
を画像データに変換し、該画像データを、作製すべき印
刷版に合った所要の画像パターンに変換した後、少なく
とも一方面に親水性処理を施した版体の該親水性処理面
上にインキ受容性物質を付着させて前記画像パターンを
形成することにより印刷版を作製することを特徴とする
印刷版の作製方法。 - 【請求項２】 作製すべき印刷版の版模様を有した原図
を画像データに変換する画像変換手段と、前記画像デー
タを、作製すべき印刷版に合った所要の画像パターンに
変換するデータ変換手段と、親水性処理を施した版体に
インキ受容性物質を付着させて前記画像パターンを形成
するインキ受容性物質付着手段と、を具備することを特
徴とする印刷版の作製装置。 - 【請求項３】 作製すべき印刷版の版模様を有した原図
を画像データに変換し、該画像データを、作製すべき印
刷版に合った所要の画像パターンに変換した後、少なく
とも一方面に親油性処理を施した版体の該親油性処理面
上にインキ反発性物質を付着させて前記画像パターンを
形成することにより印刷版を作製することを特徴とする
印刷版の作製方法。 - 【請求項４】 作製すべき印刷版の版模様を有した原図
を画像データに変換する画像変換手段と、前記画像デー
タを、作製すべき印刷版に合った所要の画像パターンに
変換するデータ変換手段と、親油性処理を施した版体に
インキ反発性物質を付着させて前記画像パターンを形成
するインキ反発性物質付着手段と、を具備することを特
徴とする印刷版の作製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4093182A JPH0614165A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 印刷版の作製方法および作製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4093182A JPH0614165A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 印刷版の作製方法および作製装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614165A true JPH0614165A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=14075439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4093182A Withdrawn JPH0614165A (ja) | 1992-04-13 | 1992-04-13 | 印刷版の作製方法および作製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614165A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998035832A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-20 | Taisei Plas Co., Ltd. | Procede et appareil pour former une surface d'impression |
| US6315916B1 (en) | 2000-05-08 | 2001-11-13 | Pisces-Print Image Sciences, Inc. | Chemical imaging of a lithographic printing plate |
| US6558458B1 (en) | 1999-09-17 | 2003-05-06 | American Ink Jet Corporation | Systems and methods for lithography |
| US6691618B2 (en) | 2000-05-08 | 2004-02-17 | Pisces-Print Imaging Sciences, Inc. | Chemical imaging of a lithographic printing plate |
| CN114274657A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-05 | 深圳市先地图像科技有限公司 | 一种激光直接制版控制方法、系统及相关设备 |
-
1992
- 1992-04-13 JP JP4093182A patent/JPH0614165A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998035832A1 (fr) * | 1997-02-14 | 1998-08-20 | Taisei Plas Co., Ltd. | Procede et appareil pour former une surface d'impression |
| US6558458B1 (en) | 1999-09-17 | 2003-05-06 | American Ink Jet Corporation | Systems and methods for lithography |
| US6315916B1 (en) | 2000-05-08 | 2001-11-13 | Pisces-Print Image Sciences, Inc. | Chemical imaging of a lithographic printing plate |
| US6523471B2 (en) | 2000-05-08 | 2003-02-25 | Pisces-Print Imaging Sciences, Inc. | Chemical imaging of a lithographic printing plate |
| US6691618B2 (en) | 2000-05-08 | 2004-02-17 | Pisces-Print Imaging Sciences, Inc. | Chemical imaging of a lithographic printing plate |
| US6796235B2 (en) | 2000-05-08 | 2004-09-28 | Maxryan Enterprises, Inc. | Chemical imaging of a lithographic printing plate |
| CN114274657A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-05 | 深圳市先地图像科技有限公司 | 一种激光直接制版控制方法、系统及相关设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |