JPH05162716A - 真空包装機 - Google Patents

真空包装機

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JPH05162716A
JPH05162716A JP36086591A JP36086591A JPH05162716A JP H05162716 A JPH05162716 A JP H05162716A JP 36086591 A JP36086591 A JP 36086591A JP 36086591 A JP36086591 A JP 36086591A JP H05162716 A JPH05162716 A JP H05162716A
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JP
Japan
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bag
chamber
gripping
holding part
vacuum
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JP36086591A
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Shinichi Hiramoto
真一 平本
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Toyo Jidoki Co Ltd
Original Assignee
Toyo Jidoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のチャンバー内に於ける袋把持機構が
複雑でサイズチェンジが容易でなく、又袋把持のための
停止時間が長い点を改良することを目的とする。 【構成】 チャンバー内へ取付けた袋把持用固定部の
袋当接面に相当する長さ寸法とほぼ等しい長さ寸法とな
した袋把持部を、その基端側がチャンバー内の片側隅角
部へ立設した駆動軸の上部へ取付け、チャンバー内の片
側位置で90°より小なる角度範囲で前記袋当接面に対
し開閉させるようになすことにより袋を固定部との間で
把持又は開放するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充填物を収納した袋を真
空包装する真空包装機の袋把持装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は真空包装システムの概要を示した
もので、充填工程Aに於て袋1をテーブルTと共に間
歇回動させながら、内部へ充填物及び充填液を収納した
後、真空包装工程Bへ受渡し該工程Bでは袋1を真空チ
ャンバー2内へ受入れて袋把持装置(図示せず)で把持
し、テーブルTと共に間歇回動させながら真空包装し
た後、次工程へ排出させるようになっている。ところ
で、真空チャンバー2内に設置される従来の袋把持装置
は、一般に図9に示す如くチャンバー2内に可動部5’
と固定部6’よりなるチャックを左右に配置し、左右夫
々れに配置した駆動軸3’a,3’bを別途設けた駆動
機構を介し駆動して可動部5’、5’を開閉し、袋1の
両側端部を把持するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の真
空包装機の袋把持装置は左右にチャックを配置し、夫々
れを駆動する方式なのでチャック開閉機構が複雑となる
し、且つ左右のチャック間隔が固定されているのでサイ
ズチェンジ(袋巾が変わる)の際には使用出来ない。或
いは、その都度チャック間隔を調整し直す必要がある。
一方真空作用を付与する際、充填物が袋口からこぼれな
いように、又シールする部分の皺を伸ばすために把持し
た袋を左右に引張る必要があるが、そのための装置が別
途必要となり、更に図10に示す通り袋1を把持する際
はテーブルT(図8参照)を停止させて左右のチャッ
ク可動部5’、5’を一様に(90°に)開き、その後
に袋1を矢印方向へ供給し、左右のチャック可動部
5’、5’を閉じて把持し、続いて袋1を左右に引張る
と云う手順を踏むことからテーブルTの停止時間が長
くなるという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決せんとするものであって,その特徴とするところはチ
ャンバー内へ取付けた袋把持用固定部の袋当接面に相当
する長さ寸法とほぼ等しい長さ寸法となした袋把持部
を、その基端側がチャンバー内の片側隅角部へ立設した
駆動軸の上部へ取付け、チャンバー内の片側位置で90
°より小なる角度範囲で前記袋当接面に対し開閉させる
ようになすことにより袋を固定部との間で把持又は開放
するように構成するのであり、その際把持部には袋巾よ
り短い切欠が形成されるようになしてある。
【0005】
【作用】本発明では駆動軸を駆動して可動部を関閉する
ことにより、1対の把持部で供給された袋をその袋巾の
ほぼ全長に亘って簡単に把持、または開放することが出
来、又把持部に所定長さの切欠きを形成したことから、
袋を把持した際にこの切欠きに相当する把持部分には所
定の隙間が生じ、真空作用を付与したとき該隙間部分に
位置する袋口から内部のエアーが放出されるものとな
る。
【0006】
【実施例】図1〜図3は、本発明の真空包装機に設置し
た袋把持装置の構成を示したものである。図示する通
り、該把持装置はチャンバー2内に取付けてある袋把持
用固定部6に対し、該固定部6の袋当接面6aに相当す
る長さ寸法の把持部5aをその基端側がチャンバー2内
の隅角側へ立設した駆動軸3の上部へ取付けて可動部5
を構成するのであり、この際4a及び4bは上記駆動軸
3のための軸受であって、夫々れブッシュ11a、11
bを介し支承されてなり、駆動軸3の下端はチャンバー
2の外方へ突出させると共に、アーム7を介してエアー
シリンダ8のピストンロッド8aと連結させてなる。し
かして、シリンダ8を駆動してピストンロッド8aを伸
縮すると、可動部5は駆動軸3を中心にして矢印
(イ)、(ロ)の如く揺動し、把持部5aと固定部6の
袋当接面6a間で袋1を把持し、又は解放することが出
来るようになっている。尚、この際10は真空チャンバ
ー2をテーブルT(図8参照)に連結する連結部材で
ある。
【0007】図4〜図6は上記可動部5及び固定部6に
於ける把持部5a及び袋当接面6aの具体的実施例を示
すものであって、図4は固定部6の袋当接面6aに対応
して袋巾とほぼ同じ長さを有する把持部5aの複数個所
に切欠き12を形成した例である。この場合、切欠き1
2は中央部分の1個所に形成しても良いが、切欠き12
の合計長さが対象とする袋の袋巾より少し短めとなし、
切欠き深さSは0.1〜0.5mm程度とする。
【0008】図5は上記切欠き12を固定部6の袋当接
面6aに設けた例であって、切欠き12の数、長さ、深
さ等は上例と同様である。尚、上記に於て切欠き12を
形成していない側の把持部5aや袋当接面6aは連続し
た平面や曲面等に形成する。
【0009】図6は上記した1対の把持部5aや袋当接
面6aの側断面の構成例を示したもので、可動部5の把
持部5aの押圧面を曲面状に形成し、これに対応する固
定部6の袋当接面6aはV状溝に形成して、袋1の抜け
落ちが効果的に図られるようにしたものである。
【0010】次に本発明に係わる袋把持装置の作用を説
明する。袋1の把持前の可動部5は90°より小なる所
定角に開放された状態にあり、真空チャンバー2が所定
位置に来て停止すると共に充填物を収納した袋1が供給
されると、エアーシリンダ8が作動して可動部5が駆動
部3を中心に矢印(イ)方向へ回動して閉じられ、その
把持部5aと片方の袋当接面6aとの間に袋1を挟んで
把持する。その際、袋1は袋幅のほぼ全長を均等に把持
されているが、前記の通り把持部5a或いは袋当接面6
aには切欠き12が形成されているので、該切欠き12
の個所には所定の隙間が生じて把持圧は零であり、従っ
て真空チャンバー2は扉を閉めて真空作用を付与する
と、充填部内に残留したエアーは該部分に位置する袋口
から外部へ放出されて、充分なエアー抜きが行われるも
のとなる。この場合、切欠き12の深さSの値を適切に
定めることにより、把持部に生ずる隙間にエアー抜きの
機能と共に、袋1の表面に生ずる皺を伸ばす機能も兼ね
備えた袋口のシールを可能となすことが出来る。
【0011】尚、図7は本装置による袋1の把持タイミ
ングを示したもので、図示する通り可動部5の把持部5
aは当初一点鎖線の90°より少し小なる角度に開いて
おり、又袋1は回転テーブルTの矢印(ハ)方向の回
動に合わせて矢印(ニ)方向位置から供給されることか
ら、真空チャンバー2が停止すると同時に把持部5aを
閉じて袋1が把持されるものとなり、袋1を把持するた
めに要するテーブルTの停止時間を非常に少ないもの
に済ませることが出来るものとなる。上記実施例の説明
で把持部5aの開閉操作にエアシリンダ8を使用するも
のについて説明したが、これに代えて所定の剛性を有す
るバネ等を使用することも差支えない。
【0012】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成のため、構成が
簡単で且つ把持作用も適確に且つ簡便に行われるものと
なって保守管理が容易となる。又、袋把持部には切欠き
が形成されていることから袋を把持しチャンバーの扉を
閉めて真空作用を行った際に、充填物内に残留したエア
ーが該切欠きによる隙間の形成部から放出されて、充分
なエアー抜きの行われるものとなる。
【0013】更に、上記切欠きの深さを適切に定めるこ
とにより袋の表面に生ずる皺を伸ばす作用を奏せしめる
ことが出来るのであり、又本把持装置はチャンバー内で
1組の把持部をその片側隅角部から行う構成のため、回
転テーブルTの回動方向側でチャンバーが停止位置に
来る前のタイミングに合わせて事前に行うことが出来る
ものとなり、従ってテーブルの停止時間が短くてすみ、
生産性向上に寄与すること大なるものとなる。又、サイ
ズチェンジ(袋巾の変更)にも即座に対応出来る等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる真空包装機の袋把持装置の構成
を示す正面図である。
【図2】同X−X線側断面図である。
【図3】同Y−Y線側断面図である。
【図4】上記に於ける袋把持部の具体例を示す説明図で
ある。
【図5】同じく他の例を示す説明図である。
【図6】上記袋把持部の構成例に於ける側断面図であ
る。
【図7】上記袋把持部のタイミング説明図である。
【図8】真空包装システムの概要を示す全体斜視図であ
る。
【図9】従来に於けるチャンバー内の構成を示す斜視図
である。
【図10】従来における袋把持のタイミング説明図であ
る。
【符号の説明】
1 袋 2 チャンバー 3 駆動軸 4a、4b 軸受 5 可動部 5a 把持部 6 固定部 6a 袋当接面 8 エアーシリンダ 12 切欠き

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバー内へ取付けた袋把持用固定部
    の袋当接面に相当する長さ寸法とほぼ等しい長さ寸法と
    なした袋把持部を、その基端側がチャンバー内の片側隅
    角部へ立設した駆動軸の上部へ取付け、チャンバー内の
    片側位置で90°より小なる角度範囲で前記袋当接面に
    対し開閉させるようになすことにより袋を固定部との間
    で把持又は開放するように構成したことを特徴とする真
    空包装機。
  2. 【請求項2】 袋当接面或いは袋把持部に袋把持の際、
    袋巾より短い隙間が生ずるよう適当長さの切欠きを形成
    したことを特徴する請求項1記載の真空包装機。
JP3360865A 1991-12-10 1991-12-10 真空包装機 Expired - Lifetime JP2538473B2 (ja)

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JPS5597309A (en) * 1978-09-11 1980-07-24 Tex Innovation Ab Packing device of commodity
JPS62220420A (ja) * 1986-03-19 1987-09-28 株式会社ジンダイゴ 真空包装装置

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