JPH05162322A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH05162322A
JPH05162322A JP3327710A JP32771091A JPH05162322A JP H05162322 A JPH05162322 A JP H05162322A JP 3327710 A JP3327710 A JP 3327710A JP 32771091 A JP32771091 A JP 32771091A JP H05162322 A JPH05162322 A JP H05162322A
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JP
Japan
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ink tank
recording head
recording
ink
carriage
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Application number
JP3327710A
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English (en)
Inventor
Tadashi Hanabusa
端 花房
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to DE69232471T priority patent/DE69232471T2/de
Priority to DE69229509T priority patent/DE69229509T2/de
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Priority to US08/544,852 priority patent/US5534899A/en
Priority to US08/677,202 priority patent/US6003985A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録ヘッドの破壊を防止することができるイ
ンクジェット記録装置を提供する。 【構成】 記録ヘッド4を装着し、記録媒体に沿って移
動するためのキャリッジ1と、記録ヘッド4に着脱自在
に装着しうるインクタンク6を具え、インクタンク6が
記録ヘッド4に対して近接する方向を規制するストッパ
2をキャリッジ1に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、OHP用シートなどの記録媒
体(以下記録紙または単に紙ともいう)に対して記録を
行う記録装置は、種々の記録方式による記録ヘッドを搭
載した形態で提案されている。この記録ヘッドには、ワ
イヤードット方式、感熱方式、熱転写方式、インクジェ
ット方式によるものなどがある。
【0003】この中でも、特にインクジェット方式は、
記録用紙に直接インクを噴射するものであり、ランニン
グコストが安く、記録動作が静かである等の利点を有し
た記録方式として注目されている。
【0004】また、近年のインクジェット記録装置、と
りわけ記録ヘッドにあっては、その製造が、半導体ディ
バイスにおける成膜技術やマイクロ加工技術によって行
われるようになり、より小型でかつ廉価な記録ヘッドが
実現されつつある。これにより、例えば、記録ヘッドを
キャリッジに着脱自在に装着し、さらに、この記録ヘッ
ドに対してインクタンクを着脱自在に装着しうる記録ヘ
ッドやインクタンクも提案されており、これに伴い、ラ
ンニングコストがさらに安くなり、装置自体の構成も小
型かつ簡潔なものとされる。
【0005】一方、以上述べたような数々の利点を有す
るインクジェット記録装置は、電子タイプライタ、ワー
ドプロセッサ、ファクシミリ、複写機等、種々の装置の
記録装置として広範囲に用いられつつある。この場合、
インクジェット記録装置は、これら装置固有の機能、使
用態様等に対応した構成を具える。
【0006】また、電子タイプライタ、ワードプロセッ
サ等では、小型かつ軽量で携帯可能なものが、その傾向
の1つとしてあり、この見地からも、これら装置に用い
られるインクジェット記録装置の小型かつ簡潔な構成が
望まれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様
に、キャリッジ上で記録ヘッドに対して、インクタンク
を装着するようなタイプでは、インクタンクの装着時
に、余計な装着力が加わった場合、記録ヘッドを押して
しまうため、最悪な場合、記録ヘッドを破壊してしまう
という問題点があった。
【0008】本発明の目的は、記録ヘッドの破壊を防止
することができるインクジェット記録装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、記録媒体にインク滴を吐出する記録ヘッド
によって記録を行うインクジェット記録装置において、
前記記録ヘッドを装着し、前記記録媒体に沿って移動す
るためのキャリッジと、前記記録ヘッドに着脱自在に装
着しうるインクタンクを具え、前記インクタンクが記録
ヘッドに対して近接する方向を規制する手段を前記キャ
リッジもしくはインクタンクまたはキャリッジおよびイ
ンクタンクに設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明によれば、インクタンクが記録ヘッドに
対して近接する方向を規制する手段を設けることによ
り、インクタンクの装着時に余計な力が加わった場合で
も、記録ヘッドを押して、記録ヘッドを破壊してしまう
ことはない。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図14は本実施例に関する記録装置を組み
込んだ情報処理装置604の外観を表わす模式的斜視図
である。
【0013】図14において、601は上述のプリンタ
部、602は文字や数字およびその他のキャラクタを入
力するためのキーや、各種指令を与えるためのキーなど
を備えたキーボード部、603は表示器を備える表示部
である。
【0014】なお、他に上記の電気回路に電力を供給す
るための電源部があり、これには例えば充電式のバッテ
リーや、使い捨ての乾電池、あるいは情報処理装置本体
を固定して使用する場合のAC電源用交換器などがあ
る。
【0015】図3は本発明に係るインクジェット記録装
置のプリンタ部の構成略図である。ここで、4はインク
タンク6を装着したインクジェット記録ヘッド、1は、
これを搭載して図中S方向に走査するためのキャリッジ
である。キャリッジ1は不図示の手段により、キャリッ
ジモータ14より、S方向に走査するための駆動力を伝
達される。12は、紙等の記録媒体10の被記録面を規
制するとともに記録等に際して、これを搬送するための
搬送ローラであり、フレーム11に回動可能に支持され
ており、搬送モータ13より、不図示の手段で駆動力を
伝達される。
【0016】[実施例1]図1ないし図2は本発明の第
1の実施例を示し、図1はインクタンクを記録ヘッドに
装着する以前の状態を示す斜視図、図2は、インクタン
クを記録ヘッドに装着した後の状態を示す斜視図であ
る。
【0017】図1および図2において、6は内部にイン
クが入っているインクタンクであり、記録ヘッド4のノ
ズル5よりインクタンク6の穴7を介して記録ヘッド4
へインクが供給される。また、記録ヘッド4は、キャリ
ッジ1の穴部3に不図示の手段にて着脱自在に係合され
ている。ここで、キャリッジ1の走査方向は図中矢印S
方向であり、記録ヘッド4から記録媒体に対するインク
の吐出方向は図中矢印T方向である。
【0018】記録装置の操作者は、インクタンク6にイ
ンクが空になることを知ると、空のインクタンク6をは
ずし、インクの入っているインクタンク6を記録ヘッド
4に装着する。
【0019】その際、図1におけるインクタンク6の位
置より図中矢印P方向にインクタンク6を移動させ、記
録ヘッド4のノズル5とインクタンク6の穴部7を係合
させる。このとき、インクタンク6は記録ヘッド4に突
き当たる以前にキャリッジ1のストッパ2に係合する
(図2)。
【0020】この様に、キャリッジ1上にストッパ2を
設けることにより、インクタンク6の装着時にインクタ
ンク6に余計な力が加わったとしても、インクタンク6
が記録ヘッド4に突き当たる以前にキャリッジ1のスト
ッパ2に係合するため、記録ヘッド4を損傷することが
ない。
【0021】[実施例2]図4ないし図5は本発明の第
2の実施例を示し、図4はインクタンクを記録ヘッドに
装着する以前の状態を示す斜視図、図5は、インクタン
クを記録ヘッドに装着した後の状態を示す斜視図であ
る。
【0022】図4および図5において、26は内部にイ
ンクが入っているインクタンクであり、記録ヘッド4の
インク供給ノズル5よりインクタンク26の穴28を介
して記録ヘッド4へインクが供給される。また、記録ヘ
ッド4はキャリッジ20の穴部21に不図示の手段にて
着脱自在に係合されている。ここで、キャリッジ20の
走査方向は図中矢印S方向であり、記録ヘッド4から記
録媒体に対するインク吐出方向は図中矢印T方向であ
る。27は、インクタンク26に設けてあるインクタン
ク装着用の溝であり、キャリッジ20の両側部に設けて
ある腕22の上部穴23に回動可能に取付けられたキャ
リッジレバー24に設けられたボス25と係合する。
【0023】操作者はインクタンク26を記録ヘッド4
に装着する際、キャリッジレバー24を起した状態でイ
ンクタンク26の溝27がボス25に係合する様に装着
する(図4)。次に、キャリッジレバー24を矢印A方
向に倒す。これにより、インクタンク26は記録ヘッド
4に近接する方向(矢印B方向)に移動し、記録ヘッド
4のインク供給ノズル5とインクタンク26の穴部28
が係合する(図5)。このとき、操作者がキャリッジレ
バー24に余計な力を加えたとしても、キャリッジレバ
ー24に設けられたストッパ29がキャリッジ20に突
き当たるため、それ以上インクタンク26が記録ヘッド
4に近づくことはない。ここで、図6は、第2の実施例
における記録ヘッド4とインクタンク26の溝27のキ
ャリッジレバー24のボス25との位置関係を示す図で
ある。操作者が誤って、インクタンク26を記録ヘッド
4に近接する方向に押してしまったとしても、図6に示
すように、記録ヘッド4とインクタンク26とのすきま
yがボス25と溝27のすきまxよりも大きければ(y
>x)、インクタンク26が記録ヘッド4を押してしま
うことはない。
【0024】以上、述べた様な構成により、インクタン
ク26に余計な力が加わったとしても記録ヘッド4に損
傷を与えることはなくなった。
【0025】また、本実施例では、キャリッジレバー2
4にボス25を設けたが、ボス25は、突起形状になっ
ていれば必ずしもボス形状でなくても良い。
【0026】[実施例3]図7ないし図10は本発明の
第3の実施例を示し、図7はインクタンク単体の斜視
図、図8は図7における矢印C方向より見たインクタン
クの側面図である。図9はインクタンクをキャリッジに
装着する前の記録ヘッドがキャリッジに装着されている
状態を示す斜視図、図10はキャリッジに装着されてい
る記録ヘッドにインクタンクが装着されている状態を示
す斜視図である。
【0027】図7、図8および図9において、46は内
部にインクが入っているインクタンクであり、記録ヘッ
ド4のインク供給ノズル5よりインクタンク46の穴4
8を介して記録ヘッド4へインクが供給される。また、
記録ヘッド4はキャリッジ40の穴部41に不図示の手
段にて着脱自在に係合されている。42はキャリッジ4
0に設けられているインクタンク装着用のガイドであ
る。また、47はインクタンク46に設けられたストッ
パ用のリブである。
【0028】操作者は、インクタンク46を記録ヘッド
4に装着する際、インクタンク46のリブ47が無い方
向(E)とキャリッジ40のF部とが一致する様にし
て、穴48の方から図9の矢印D方向にインクタンク4
6をキャリッジ40のガイド42に挿入し、インクタン
ク46のリブ47がキャリッジ40のガイド42のヘリ
43に突き当たるまで挿入する。そして、記録ヘッド4
のインク供給ノズル5とインクタンク46の穴部48が
係合し、インクタンク46の装着は完了する(図1
0)。
【0029】この様に、インクタンク46にストッパ用
のリブ47を設けることにより、インクタンク46に余
計な力が加わったとしても、記録ヘッド4を押して記録
ヘッド4に損傷を与えることはなくなった。
【0030】[実施例4]図11ないし図13は本発明
の第4の実施例を示し、図11はインクタンク単体の斜
視図、図12はインクタンクをキャリッジに装着する前
の記録ヘッドがキャリッジに装着されている状態を示す
斜視図、図13はキャリッジに装着されている記録ヘッ
ドにインクタンクが装着されている状態を示す斜視図で
ある。
【0031】図11および図12において、56は内部
にインクが入っているインクタンクであり、記録ヘッド
4のインク供給ノズル5より、インクタンク56の穴5
8を介して記録ヘッド4へインクが供給される。また、
記録ヘッド4はキャリッジ50の穴部51に不図示の手
段にて着脱自在に係合されている。52はキャリッジ5
0に設けられているインクタンク装着用のガイドであ
る。また、57はインクタンク56に設けられたストッ
パであり、ガイド52の溝53と係合する。
【0032】操作者は、インクタンク56を記録ヘッド
4に装着する際、インクタンク56の突起57とキャリ
ッジ50の溝53とが一致する様にして、穴58の方か
ら図12の矢印D方向にインクタンク56をキャリッジ
50のガイド52に挿入し、突起57が溝53の奥に突
き当たるまで挿入する。そして、記録ヘッド4のインク
供給ノズル5とインクタンク56の穴部58が係合し、
インクタンク56の装着は完了する(図13)。
【0033】この様に、インクタンク56にストッパ用
の突起57を設け、キャリッジ50上のガイド52に溝
53を設けることにより、インクタンク56に余計な力
が加わったとしても記録ヘッド4を押して記録ヘッド4
に損傷を与えることはなくなった。
【0034】本発明は、特にインクジェット記録装置の
中でも、インクの吐出を行わせるために利用されるエネ
ルギーとして熱エネルギーを発生する手段を備え、前記
熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式
の記録ヘッド、記録装置において、優れた効果をもたら
すものである。かかる方式によれば記録の高密度化、高
精細化が達成できるからである。
【0035】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや流路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生
せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的
にこの駆動信号に一対一対応し液体(インク)内の気泡
を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮に
より吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、
少なくとも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス
形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。このパルス形状の駆動信号として
は、米国特許第4463359号明細書、同第4345
262号明細書に記載されているようなものが適してい
る。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米
国特許第4313244号明細書に記載されている条件
を採用すると、更に優れた記録を行うことができる。
【0036】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
ほかに熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に有効
である。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通す
るスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示す
る特開昭59−123670号公報や熱エネルギーの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基づいた構成とし
ても本発明は有効である。
【0037】更に、実施例ではシリアルタイプのインク
ジェット記録装置を示したが、記録可能な最大幅に対応
した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対し
ても本発明は有効に適用できる。フルラインタイプの記
録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを
満たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとし
ての構成のいずれでも良いが、本発明は、上述した効果
を一層有効に発揮することができる。
【0038】また、本発明のインクジェット記録装置の
構成として設けられる、記録ヘッドに対しての回復手
段、予備的な補助手段を付加することは本発明の効果を
一層安定できるので好ましいものである。これらを具体
的に挙げれば、記録ヘッドに対しての、キャッピング手
段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱
変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの
組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効である。
【0039】また、搭載される記録ヘッド、インクの種
類ないし個数についても、例えば単色のインクおよび一
個の記録ヘッドが設けられたもののほか、記録色や濃度
を異にする複数のインクに対応して複数のヘッドが設け
られるものであってもよく任意の組み合わせにおいても
有効である、記録装置の記録モードとしては黒色等の記
録モードだけでなく、異なる色の複色カラー、または混
色によるフルカラーの各記録モードにおいても本発明は
有効である。
【0040】以上説明した本発明実施例においては、イ
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で凝
固するインクであって、室温で軟化もしくは融解するも
のや、あるいは、上述のインクジェットではインク自体
を30℃以上70℃以下の範囲で温度調整を行ってイン
クの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するもの
が一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液
状をなすものであれば良い。加えて、熱エネルギーによ
る昇温を防止するため、積極的にインクの固体状態から
液体状態への相変化のエネルギーとして使用せしめるか
または、インクの蒸発防止を目的として放置状態で固化
するインクを用いるかして、いずれにしても熱エネルギ
ーの記録信号に応じた付与によってインクが液化してイ
ンク液状として吐出するものや記録媒体に到達する時点
ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギー
によって初めて液化する性質のインク使用も本発明には
適用可能である。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
【0041】また、本発明は電気を力に変換させてイン
クを吐出させるピエゾジェット方式等、記録媒体と非接
触に記録ヘッドを配設させ、インクを噴射させて記録す
る記録方式等のインクジェット方式において有効であ
る。
【0042】更に加えて、本発明の記録装置の形態とし
ては、上述のようなワードプロセッサやコンピュータ等
の情報処理機器の出力端末として一体あるいは別体に設
けられるもののほかスキャナー等と組み合わせた複写装
置、さらには送信受信機能を有するファクシミリ装置の
形態をとるものであっても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、インクタンクが記
録ヘッドに対して近接する方向を規制する手段をキャリ
ッジもしくはインクタンクまたはキャリッジおよびイン
クタンクに設けることにより、操作者がインクタンクを
装着する際に余計な力が加わったり、誤ってインクタン
クを押してしまったとしても、インクタンクが記録ヘッ
ドに押力を与える以前にインクタンクが規制されるた
め、記録ヘッドに損傷を与えることがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクタンク装着前のキャリッジの斜視図。
【図2】インクタンク装着後のキャリッジの斜視図。
【図3】本発明に係るインクジェット記録装置のプリン
タ部の構成略図。
【図4】インクタンク装着前のキャリッジの斜視図。
【図5】インクタンク装着後のキャリッジの斜視図。
【図6】記録ヘッドとインクタンクの溝とキャリッジレ
バーのボスとの位置関係を示す図。
【図7】インクタンクの斜視図。
【図8】インクタンクの側面図。
【図9】インクタンク装着前のキャリッジの斜視図。
【図10】インクタンク装着後のキャリッジの斜視図。
【図11】インクタンクの斜視図。
【図12】インクタンク装着前のキャリッジの斜視図。
【図13】インクタンク装着後のキャリッジの斜視図。
【図14】本実施例に関する記録装置を組込んだ情報処
理装置の一例を示す摸式的斜視図。
【符号の説明】
1 キャリッジ 2 ストッパ 4 記録ヘッド 6 インクタンク 20 キャリッジ 24 キャリッジレバー 25 ボス 26 インクタンク 27 溝 40 キャリッジ 42 ガイド 46 インクタンク 47 リブ 50 キャリッジ 52 ガイド 53 溝 57 突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にインク滴を吐出する記録ヘッ
    ドによって記録を行うインクジェット記録装置におい
    て、 前記記録ヘッドを装着し、前記記録媒体に沿って移動す
    るためのキャリッジと、 前記記録ヘッドに着脱自在に装着しうるインクタンクを
    具え、 前記インクタンクが記録ヘッドに対して近接する方向を
    規制する手段を前記キャリッジに設けたことを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体にインク滴を吐出する記録ヘッ
    ドによって記録を行うインクジェット記録装置におい
    て、 前記記録ヘッドを装着し、前記記録媒体に沿って移動す
    るためのキャリッジと、 前記記録ヘッドに着脱自在に装着しうるインクタンクを
    具え、 前記インクタンクが記録ヘッドに対して近接する方向を
    規制する手段を前記インクタンクに設けたことを特徴と
    するインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体にインク滴を吐出する記録ヘッ
    ドによって記録を行うインクジェット記録装置におい
    て、 前記記録ヘッドを装着し、前記記録媒体に沿って移動す
    るためのキャリッジと、 前記記録ヘッドに着脱自在に装着しうるインクタンクを
    具え、 前記インクタンクが記録ヘッドに対して近接する方向を
    規制する手段を前記キャリッジおよびインクタンクに設
    けたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 記録ヘッドは、熱エネルギーを利用して
    インクを吐出するものであり、前記熱エネルギーを発生
    する電気熱変換体を備えたことを特徴とする請求項1、
    2または3記載のインクジェット記録装置。
JP3327710A 1991-12-11 1991-12-11 インクジェット記録装置 Pending JPH05162322A (ja)

Priority Applications (17)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3327710A JPH05162322A (ja) 1991-12-11 1991-12-11 インクジェット記録装置
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