JPH05162047A - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JPH05162047A
JPH05162047A JP35203791A JP35203791A JPH05162047A JP H05162047 A JPH05162047 A JP H05162047A JP 35203791 A JP35203791 A JP 35203791A JP 35203791 A JP35203791 A JP 35203791A JP H05162047 A JPH05162047 A JP H05162047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
machining
completion
working
programs
Prior art date
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Pending
Application number
JP35203791A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Miwa
三輪  修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP35203791A priority Critical patent/JPH05162047A/ja
Publication of JPH05162047A publication Critical patent/JPH05162047A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加工が中断して再起動するときに、オペレー
タによる加工段階の判断を必要とせずに、加工済み工程
の次のプログラムから自動的に起動できるようにする。 【構成】 加工プログラム2における各工程プログラム
7a〜7dに、工程別完了表示コード8a〜8dを入れ
ておく。各工程のプログラム7a〜7dが順次実行され
ると、その実行の都度、工程プログラムに記述されてい
る工程別完了表示コード8a〜8dが工程完了判別手段
9で読み出され、対応する工程完了段階が状態記憶手段
12に記憶される。運転が中断して再起動するときは、
運転準備スイッチ14のオンおよび自動モードスイッチ
15をオンすることにより、プログラムサーチ手段11
により、状態記憶手段12の記憶内容から、加工プログ
ラム2における既に完了している工程の次の工程プログ
ラム7a〜7dを呼び出して自動起動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、旋盤やパンチプレス
その他の工作機械一般に適用される数値制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】NC工作機械において、ワーク加工中に
何らかの停止、例えばアラーム停止や非常停止等が生じ
る場合がある。このような場合、その後の継続加工が可
能なものであると、今まではワークを目で見てどの工程
まで進んだかを判断し、次の加工のプログラムをオペレ
ータが判断して、そこから個別の工程プログラム呼出
し、再起動している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにオ
プレータがワークを見て加工が何処まで行われたを判断
し、次の加工プログラムの判断をしなければならないた
め、判断が難しく、再起動までに時間がかかるという問
題点がある。
【0004】この発明の目的は、加工が中断して再起動
するときに、加工済み工程の次のプログラムから自動的
に起動できる数値制御装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の構成を実施例
に対応する図1と共に説明する。この数値制御装置は、
状態記憶手段(12)に工程完了段階を記憶させる工程
完了判別手段(9)と、運転中断後の再起動時に前記状
態記憶手段(12)の記憶内容から、加工プログラム
(2)における既に完了している工程の次の工程プログ
ラム(7a)〜(7d)を呼び出すプログラムサーチ手
段(11)とを設けたものである。加工プログラム
(2)には、各工程プログラム(7a)〜(7d)に工
程別完了表示コード(8a)〜(8d)を記述してお
く。
【0006】
【作用】加工プログラム(2)の各工程のプログラム
(7a)〜(7d)が順次実行されると、各工程プログ
ラムの実行の都度、その工程プログラム(7a)〜(7
d)に記述されている工程別完了表示コード(8a)〜
(8d)が工程完了判別手段(9)で読み出され、前記
コード(8a)〜(8d)に対応する工程完了段階が状
態記憶手段(12)に記憶される。したがって、この記
憶内容から、何処まで加工が終わったかが識別できる。
運転が中断して再起動するときは、プログラムサーチ手
段(11)により、状態記憶手段(12)の記憶内容か
ら、加工プログラム(2)における既に完了している工
程の次の工程プログラム(7a)〜(7d)を呼び出
す。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。この数値制御装置は、加工プログラムメモリ1に記
憶された加工プログラム2を、演算制御部3の加工プロ
グラム実行手段4で実行して工作機械5を制御するもの
である。工作機械5は、例えばタレット旋盤からなる。
【0008】加工プログラム2は、メインプログラム6
と、このメインプログラム6の各呼出し命令のMコード
で呼び出されるサブプログラムからなる各工程プログラ
ム7a〜7dからなる。図示した加工プログラム2の内
容は、旋削加工例であり、各工程プログラム7a〜7d
は、各々荒加工プログラム、荒面取加工プログラム、計
測サイクルプログラム、および仕上げ加工プログラムか
らなる。これら各工程プログラム7a〜7dにおいて、
終了コード「M99」の前に、工程別完了表示コード8
a〜8dを、各々「M80」,「M81」,「M8
2」,および「M83」で示すMコードで記述してあ
る。すなわち、「M80」は、荒加工工程完了表示コー
ド、「M81」は荒面取加工工程完了表示コード、「M
82」は計測サイクル工程完了表示コード、「M83」
は、仕上げ加工工程完了表示コードである。
【0009】演算制御部3には、加工プログラム実行手
段4の他に、工程完了判別手段9と、アラーム解除判定
手段10と、プログラムサーチ自動起動手段11とが設
けてある。
【0010】工程完了判別手段9は、各工程プログラム
7a〜7dの実行過程で工程別完了表示コード8a〜8
dが読み出されたときに、そのコード8a〜8dに対応
する所定のデータを状態記憶手段12に記憶させる手段
である。状態記憶手段12は、演算制御部3の電源が遮
断されても記憶内容の保持が可能なスタティックメモリ
が使用される。
【0011】アラーム解除判定手段10は、工作機械5
の運転停止が必要な状態になった後、その停止必要条件
が解消されたことを工作機械5の各種センサからの入力
等によって判定し、その判定結果をフラグ等で示す手段
である。
【0012】プログラムサーチ自動起動手段11は、ア
ラーム解除判定手段10のアラーム解除状態と、操作盤
13の運転準備スイッチ14のオンと、自動モードスイ
ッチ15のオンとの各条件が整ったときに、状態記憶手
段12の記憶内容と対応する次の工程プログラム7a〜
7dを呼び出して自動起動させる手段である。自動モー
ドスイッチ15は、工作機械5の運転を、操作盤13の
操作による手動運転モードから、加工プログラム1の実
行による自動運転モードに切り換えるスイッチである。
【0013】上記構成の動作を説明する。加工プログラ
ム2の各工程プログラム7a〜7dが加工プログラム実
行手段4で実行されて工作機械5による加工が行われる
と、各工程プログラム7a〜7dの終了時に工程別完了
表示コード8a〜8dが読み出されることにより、その
コード8a〜8dと対応するデータが状態記憶手段12
に記憶される。例えば、状態記憶手段12の記憶内容
は、素材搬入状態では、「1」となり、荒加工が終了す
ると「10」、荒面取加工が終了すると「20」、計測
サイクルが終了すると「30」、「仕上げ加工が終了す
ると「40」の値に各々更新される。なお、状態記憶手
段12は、記憶データを更新する代わりに、工程終了の
データを次の記憶エリアに順次書き加えるようにしても
良い。
【0014】運転途中において、なんらかの原因で加工
が中断した場合に、再度運転可能状態になると、オペレ
ータは、操作盤13の運転準備スイッチ14をオンした
後、自動モードスイッチ15をオンにして自動運転モー
ドとする。これにより、プログラムサーチ自動起動手段
11は、アラー解除判定手段10のアラーム解除状態を
確認して、状態記憶手段12の記憶内容から、加工プロ
グラム2における既に完了している工程の次の工程プロ
グラムを7a〜7dを呼出し、自動起動させる。例え
ば、荒面取り加工の途中で運転が中断した場合は、状態
記憶手段12の記憶内容は「10」となっており、これ
に対応して荒面取り加工のプログラム7bが呼び出され
て、荒面取り加工の最初から運転が再開される。
【0015】この数値制御装置によると、このように既
に完了している工程を判別して次の工程プログラムを呼
び出し、自動起動することができる。そのため、オペレ
ータがワークの加工段階を判別したり、工程プログラム
を検索することなく適正な工程から再起動することがで
き、作業能率の向上および省人化が図れる。なお、前記
実施例では工作機械5が旋盤である場合につき説明した
が、この発明は、数値制御の工作機械一般に適用するこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の数値制御装置は、加工プログ
ラムの各工程プログラムに工程別完了表示コードを記述
しておき、その工程プログラムが実行される都度、工程
完了判別手段により工程完了段階を記憶させるようにし
たため、加工中断後の再起動時に、プログラムサーチ手
段により、既に完了している工程を前記の記憶内容から
判別して次の工程プログラムを呼び出すことができる。
そのため、作業者がワークの加工段階を判別したり、工
程プログラムを検索することなく適正な工程から再起動
を自動的に行うことができ、作業能率の向上および省人
化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概念構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
2…加工プログラム、3…演算制御部、4…加工プログ
ラム実行手段、5…工作機械、6…メインプログラム、
7a〜7d…工程プログラム、8a〜8d…工程別完了
表示コード、9…工程完了判別手段、10…アラーム解
除判定手段、11…プログラムサーチ自動起動手段、1
2…状態記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工プログラムの各工程プログラムに記
    述された工程別完了表示コードを、各工程プログラムの
    実行過程で読出して状態記憶手段に工程完了段階を記憶
    させる工程完了判別手段と、運転中断後の再起動時に前
    記状態記憶手段の記憶内容から、前記加工プログラムに
    おける既に完了している工程の次の工程プログラムを呼
    び出すプログラムサーチ手段とを備えた数値制御装置。
JP35203791A 1991-12-13 1991-12-13 数値制御装置 Pending JPH05162047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35203791A JPH05162047A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 数値制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35203791A JPH05162047A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 数値制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05162047A true JPH05162047A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18421351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35203791A Pending JPH05162047A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 数値制御装置

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JP (1) JPH05162047A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185748A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Nakamura Tome Precision Ind Co Ltd 工作機械の再起動方法
JP2019200644A (ja) * 2018-05-17 2019-11-21 ファナック株式会社 制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP2020019097A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 中村留精密工業株式会社 工作機械

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US11650571B2 (en) 2018-05-17 2023-05-16 Fanuc Corporation Control device, control method, and control program for executing a machining program using flag indications
JP2020019097A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 中村留精密工業株式会社 工作機械

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