JPH05161648A - 体腔内用超音波探触子 - Google Patents

体腔内用超音波探触子

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Publication number
JPH05161648A
JPH05161648A JP3330185A JP33018591A JPH05161648A JP H05161648 A JPH05161648 A JP H05161648A JP 3330185 A JP3330185 A JP 3330185A JP 33018591 A JP33018591 A JP 33018591A JP H05161648 A JPH05161648 A JP H05161648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
magnetic body
ultrasonic
ultrasonic probe
body cavity
Prior art date
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Pending
Application number
JP3330185A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ito
寿夫 伊藤
Yasushi Kawakami
保志 川上
Toshiyuki Matsunaka
敏行 松中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP3330185A priority Critical patent/JPH05161648A/ja
Publication of JPH05161648A publication Critical patent/JPH05161648A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波振動子を回転して所望の断層画像を得
られる操作が容易な体腔内用超音波探触子を得る。 【構成】 膜状部材22と台20とで構成される空間内
に超音波を送受波する超音波振動子を搭載した永久磁石
28を移動自在に配置した。更に、永久磁石28と台2
0を挟持する位置に永久磁石32を回転自在に配置し
た。そして、永久磁石32を回転するワイヤー38を設
けた。超音波診断を行う場合、超音波探触子10を被検
者の体腔内に挿入し、振動子部14より超音波を送受波
して体腔内の被検部の断層画像を得る。そして、得られ
た断層画像を見ながらダイアル40を回動することによ
り、ワイヤー38を介してプーリ34を回動し、プーリ
34と一体に回動する永久磁石32に磁着している永久
磁石28を回動する。これにより、振動子30も永久磁
石28と一体に回動し、振動子30の走査方向を任意に
変更して所望の断層画像を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検者の体腔内に挿入
して体腔内の被検部の超音波画像を得る体腔内用超音波
探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被検者の体腔内に挿入して体腔内
の被検部の超音波画像を得る体腔内用超音波探触子が知
られている。この体腔内用超音波探触子10は、図6に
示すように、先端に振動子12を備えており、超音波振
動子12は、予め機械的に決定された1方向又は2方向
(図6においては2方向)の超音波断層画像を撮るよう
になっている。また、体腔内用超音波探触子10は、図
示しないワイヤーを操作することにより先端部分が上下
左右に所定範囲だけ湾曲するようになっている。超音波
診断を行う場合、体腔内用超音波探触子10を被検者の
体腔内に挿入し、超音波振動子12より1方向又は2方
向(図4においては2方向)を走査し、体腔内の被検部
の超音波画像を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の体腔内用超音波
探触子は、以上のように構成されており、被検部の所望
の断層画像を得るためにはワイヤーを操作して体腔内用
超音波探触子10の先端部分を上下左右に湾曲して所望
の断層画像を得ていたが、ワイヤーによって伝達される
駆動力を超音波振動子に伝えるための有効な手段が限ら
れているという問題があった。そしてこのために、超音
波振動子を所望の方向に向けることが困難で容易に所望
の断層画像を得ることができないという問題点があっ
た。
【0004】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされるものであり、ワイヤーの駆動力を超音波
振動子に有効に伝達する手段を提供することによって、
超音波振動子を回転して所望の断層画像を得られる操作
が容易な体腔内用超音波探触子を得ることを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、本発明に係る体腔内用超音波
探触子は、台の上部に配設された膜状部材と、膜状部材
と台とで構成される音響媒体を封入した空間内に移動自
在に配置された第1の磁性体と、第1の磁性体上に配設
された超音波を送受波する振動子と、第1の磁性体と台
を挟持する位置に回転自在に配置された第2の磁性体
と、第2の磁性体を回転する駆動手段とを備え、ワイヤ
ーにて第2の磁性体を回転することにより第2の磁性体
と台を介して磁着する第1の磁性体を回動して振動子の
走査方向を任意に変更するように構成したことを特徴と
するものである。
【0006】また、本発明に係る体腔内用超音波探触子
は、台の上部に配設された膜状部材と、膜状部材と台と
で構成される音響媒体を封入した空間内に移動自在に配
置された第1の磁性体と、第1の磁性体上に配設された
超音波を送受波する振動子と、第1の磁性体と台を挟持
する位置に回転自在に配置された第2の磁性体と、第2
の磁性体を回転する第2の磁性体に巻回されたワイヤー
とを備え、ワイヤーにて第2の磁性体を回転することに
より第2の磁性体と台を介して磁着する第1の磁性体を
回動して振動子の走査方向を任意に変更するように構成
したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上述構成に基づき、本発明における体腔内用超
音波探触子は、駆動手段により第2の磁性体を回転し、
第2の磁性体を回転により第2の磁性体と台を介して磁
着する第1の磁性体を回動し、第1の磁性体と一体に振
動子を回動し、振動子の走査方向を任意に変更する。
【0008】また、本発明における体腔内用超音波探触
子は、第2の磁性体に巻回されたワイヤーにて第2の磁
性体を回転し、第2の磁性体を回転により第2の磁性体
と台を介して磁着する第1の磁性体を回動し、第1の磁
性体と一体に振動子を回動し、振動子の走査方向を任意
に変更する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図を用いて
説明する。
【0010】本発明の第一実施例に係る体腔内用超音波
探触子10は、図1に示すように、先端に振動子部14
を備えており、基端側には超音波診断装置に接続するた
めのコード16が接続されている。更に、体腔内用超音
波探触子10は、図示しないワイヤーを操作することに
より振動子部14が上下左右に所定範囲だけ湾曲するよ
うになっている。
【0011】そして、振動子部14は、図2に詳示する
ように、空間18が形成された低摩擦材から成る台20
を有しており、台20の上部には膜状部材22が膨出し
た状態で配設されており、台20と膜状部材22とで構
成される空間24には音響媒体26が封入されている。
更に、空間24内には移動自在に第1の磁性体としての
永久磁石28が配置されており、永久磁石28上には、
超音波を送受波する振動子30が配設されている。
【0012】また、空間18内には、永久磁石28と台
20を挟持する位置に第2の磁性体としての永久磁石3
2が回転自在に配置されており、永久磁石28と永久磁
石32とは磁着している。そして、永久磁石32の下部
にはプーリ34が固定されており、プーリ34と体腔内
用超音波探触子10の基端側に設けられているプーリ3
6(図1参照)とにはワイヤー38が巻回されている。
【0013】更に、体腔内用超音波探触子10の基端側
に設けられているプーリ36の軸には、プーリ36を回
動操作するダイアル40(図1参照)が固定されてお
り、ダイアル40を回動することによりワイヤー38が
矢印AB方向に回動するようになっている。
【0014】一方、振動子30にはリード線42が接続
されており、リード線42の先端にはピン44が接続さ
れている。そして、ピン44は、台20の穿設された穴
に嵌入された金属製の接続用パイプ状部材46の上部に
打ち込まれており、これにより空間24に充填されてい
る音響媒体26が漏れることはない。更に、パイプ状部
材46の下部にはリード線48が半田付け等により接続
されており、リード線48はコード16(図1参照)に
接続されている。
【0015】なお、前記永久磁石28、32は、図3に
示すように、N極とS極とが交互に配置、又は図4に示
すように、永久磁石28は複数のN極のみが所定間隔だ
け離間して配置されており、永久磁石32は複数のS極
のみが所定間隔だけ離間して配置されている。
【0016】ついで、本第一実施例の作用について説明
する。
【0017】超音波診断を行う場合、体腔内用超音波探
触子10を被検者の体腔内に挿入し、振動子部14より
超音波を送受波して体腔内の被検部の断層画像を得る。
【0018】そして、得られた断層画像を見ながらダイ
アル40を回動すると、ワイヤー38が矢印AB方向に
回動し、プーリ34は矢印CD方向に最大で90°だけ
回動する。更に、プーリ34の回動と一体に、永久磁石
32も矢印CD方向に最大で90°だけ回動し、永久磁
石32に磁着している永久磁石28も矢印CD方向に回
動する。
【0019】それから、永久磁石28の矢印CD方向へ
の回動により、振動子30も永久磁石28と一体に矢印
CD方向へリード線42が絡まない範囲すなわち最大で
90°だけ回動し、これにより振動子30の走査方向を
任意に変更して所望の断層画像を得る。
【0020】次に本発明の第二実施例、すなわち永久磁
石32を駆動手段としてのステップモータ50により回
動する例を図5により説明する。なお、前述図1と同じ
部分には同一符号を付して説明を省略する。永久磁石3
2の下側には、永久磁石32を矢印CD方向に所望の角
度(最大で90°)だけ回動するステップモータ50が
配設されている。
【0021】従って、超音波診断を行う場合、体腔内用
超音波探触子10を被検者の体腔内に挿入し、振動子部
14より超音波を送受波して体腔内の被検部の断層画像
を得る。
【0022】そして、得られた断層画像を見ながらステ
ップモータ50の回動量(最大で90°)を図示しない
指示部より入力する。すると、ステップモータ50によ
り永久磁石32は矢印CD方向に指示量(最大で90
°)だけ回動し、永久磁石32と相互に磁着している永
久磁石28も矢印CD方向に最大で90°だけ回動す
る。
【0023】それから、永久磁石28の矢印CD方向へ
の回動により、振動子30も永久磁石28と一体に矢印
CD方向へ最大で90°だけ回動し、これにより振動子
30の走査方向を任意に変更して所望の断層画像を得
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2の磁性体に巻回されたワイヤーにて第2の磁性体を
回転し、第2の磁性体を回転により第2の磁性体と台を
介して磁着する第1の磁性体を回動し、第1の磁性体と
一体に振動子を回動し、振動子の走査方向を任意に変更
するように構成したので、振動子を所望の位置に回転し
て、所望の断層画像を容易に得ることができる。
【0025】また、本発明における体腔内用超音波探触
子は、駆動手段により第2の磁性体を回転し、第2の磁
性体を回転により第2の磁性体と台を介して磁着する第
1の磁性体を回動し、第1の磁性体と一体に振動子を回
動し、振動子の走査方向を任意に変更するように構成し
たので、振動子を所望の位置に回転して、所望の断層画
像を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る体腔内用超音波探触子を示す斜視
図である。
【図2】請求項1記載の発明に係る体腔内用超音波探触
子の振動子部を示す断面図である。
【図3】本発明に係る永久磁石を示す平面図である。
【図4】本発明に係る永久磁石を示す平面図である。
【図5】請求項2記載の発明に係る体腔内用超音波探触
子の振動子部を示す断面図である。
【図6】従来の体腔内用超音波探触子を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 台 22 膜状部材 26 音響媒体 28 永久磁石 30 振動子 32 永久磁石 38 ワイヤー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜状部材と台とで構成される空間内に備
    えられ、振動子が設置された第1の磁性体と、 この第1の磁性体と台を挟持する位置に設置された第2
    の磁性体と、 この第2の磁性体を回転させる回転手段と、を備え、 前記回転手段にて第2の磁性体を回転させることにより
    台を介して第1の磁性体を回動させて振動子の走査方向
    を任意に変更することを特徴とする体腔内用超音波探触
    子。
JP3330185A 1991-12-13 1991-12-13 体腔内用超音波探触子 Pending JPH05161648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330185A JPH05161648A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 体腔内用超音波探触子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3330185A JPH05161648A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 体腔内用超音波探触子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05161648A true JPH05161648A (ja) 1993-06-29

Family

ID=18229783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3330185A Pending JPH05161648A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 体腔内用超音波探触子

Country Status (1)

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JP (1) JPH05161648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5469852A (en) * 1993-03-12 1995-11-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasound diagnosis apparatus and probe therefor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60261442A (ja) * 1984-06-08 1985-12-24 株式会社 日立メデイコ 体腔内用超音波診断装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

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