JP2563283B2 - 磁気共鳴診断装置 - Google Patents

磁気共鳴診断装置

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JP2563283B2 JP61279405A JP27940586A JP2563283B2 JP 2563283 B2 JP2563283 B2 JP 2563283B2 JP 61279405 A JP61279405 A JP 61279405A JP 27940586 A JP27940586 A JP 27940586A JP 2563283 B2 JP2563283 B2 JP 2563283B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は静磁場内に被検者を配置して被検者の診断に
供する磁気供鳴診断装置(MRI)に関する。
(従来の技術) 第3図に示すように、従来のMRIにおいて静磁場Hを
形成する磁石1及びヨーク2は床3に固定されており、
静磁場Hの方向は常に被検者Pに対して一定であった。
(発明が解決しようとする問題点) MRIにおいて、被検者Pの特定観察部位について高信
号を得たい場合には、第3図に示すようにその観察部位
に近接してサーフェスコイル4を配置するようになって
いるが、サーフェスコイル4を使用する場合には、サー
フェスコイル4のRF方向は静磁場Hの方向に対して垂直
でなければならない。
ところが、従来は静磁場Hの方向が被検者Pに対して
常に一定であったため、サーフェスコイル4を利用する
場合に、その観察部位によってはサーフェスコイルのRF
方向と静磁場Hの方向とが平行となってしまうことがあ
り、その部位をサーフェスコイルで観察することは困難
であった。
例えば第3図に示したような水平型固定磁場において
は、耳などのようにサーフェスコイル4のRF方向と静磁
場Hの方向とが平行になってしまう部位や、視神経、心
臓等、斜め方向から観察したい部位等については、サー
フェスコイルを使用することができないか、あるいは有
効な使用が困難であった。このような場合でも、被検者
の体位を変更すればサーフェスコイルを使用し得ないで
はないが、体位を変更することは被検者に苦痛を与える
こととなり好ましいものではなかった。
本発明の目的は、以上のような従来の問題点を解決
し、被検者に苦痛を与えることなく種々の観察部位につ
いてサーフェスコイルを有効に使用することができるよ
うにすることにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、静磁場を発生する
静磁場発生手段と、被検者の体軸又はこの体軸に平行な
軸を回転軸として前記静磁場発生手段を回転可能に支持
する支持手段とを有することを特徴とするものである。
(作 用) 本発明は上記の構成としたので、次のように作用す
る。
前述のように、被検者の任意の部位についてサーフェ
スコイルを設置する場合、そのサーフェスコイルのRF方
向と静磁場方向とは垂直にする必要があるが、本発明は
静磁場を発生する静磁場発生手段を被検体の体軸又は体
軸に平行な軸回りに回転可能としたので、静磁場の方向
を被検者に対して変化させることができ、従ってどのよ
うな部位、あるいは、被検者がどのような体位であった
としても、サーフェスコイルのRF方向と静磁場方向とを
垂直にすることができ、サーフェスコイルの利点を最大
限に引出すことができる。
(実施例) 以下図示の実施例について説明する。
<実施例1> 第1図は本発明に係る磁気供鳴診断装置の第1実施例
の要部を示す概略斜視図である。
10は基台であり、床に固定されている。
11は円筒状ヨークであり、その内壁には静磁場Hを発
生する一対の永久磁石12,12が固着されている。永久磁
石12は、ヨーク11の内面に密着するように断面円弧状の
板状体となっており、ヨーク11と同一の長さを有してい
る。ヨーク11は、前記基台10に形成した凹状部13によっ
て回転可能に支持されており、凹状部13にはヨーク11と
の間に図示しない支持ローラがあって、ヨーク11は円滑
に回転できるようになっている。14はヨーク11の外周面
に設けたギヤである。
15は基台10に取り付けたモータであり、そのギヤ16が
ギヤ17を介して前記ヨークのギヤ14に噛み合っており、
これらギヤの伝動によってヨーク11を回転させることが
できるようになっている。ギヤ17は、基台10の側部に形
成した凹部18に回転可能に軸支されている。
以上のような装置は、ヨーク11内に被検者Pを配置す
るようになっており、モータ15でヨーク11(即ち磁石1
2,12)を動かすことにより、被検者Pの体軸方向(体
軸)を回転軸として、任意の角度に静磁場Hの方向を向
けることができる。
<実施例2> 第2図は本発明に係る磁気供鳴診断装置の第2実施例
の要部を示す概略斜視図である。
20は基台であり、床に固定したモータ21で水平方向に
回転可能に支持されている。
22は一部切り欠いたリング状ヨークであり、その切り
欠き部分の対向面に静磁場Hを発生する一対の永久磁石
23,23が固着されている。ヨーク22は、被検者Pの体軸
又はこの体軸に平行な軸を回転軸として前記基台20に形
成したガイド穴24によって図示矢印A方向へ回動可能に
支持されている。ガイド穴24はリング状ヨーク22と同一
の曲率を持つ円弧状に形成されており、これによってヨ
ーク22は円滑に回動できるようになっている。25はヨー
ク22の外周部に形成したギヤである。
26は基台20の内部に設けたモータであり、その駆動軸
に取り付けたウォームギヤ27が前記ヨークのギヤ25に噛
み合っており、これらギヤの伝動によってヨーク22を回
動させることができるようになっている。
以上のような装置は、永久磁石23,23によって発生さ
れる静磁場H内に被検者Pを配置するようになってお
り、モータ26でヨーク22を回動させると共にモータ21で
基台20を水平方向に回動させることにより、被検者Pに
対し静磁場Hの方向を任意に可変することができる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範
囲内において適宜変形実施可能であることは言うまでも
ない。
例えば、上記実施例では永久磁石を用いた場合につい
て説明したが、常電導型、超伝導型を採用した場合につ
いても本発明を適用し得る。
傾斜磁場コイルも静磁場コイルと一体化して動くよう
にしてもよいし、又、傾斜磁場コイルと静磁場コイルと
を別々に動くようにしてもよい。このようにすれば傾斜
磁場コイルを移動させた静磁場方向に対して有効に傾斜
磁場をかけることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、静磁場発生手段
を被検体の体軸又は体軸に平行な軸回りに回転可能とし
たので、被検者に苦痛を与えることなく種々の観察部位
についてサーフェスコイルを有効に使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気共鳴診断装置の第1実施例の
要部を示す概略斜視図、第2図は同上第2実施例の要部
を示す概略斜視図、第3図は従来装置の概略正面図であ
る。 11,22……ヨーク、12,23……永久磁石、H……静磁場、
P……被検者。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静磁場を発生する静磁場発生手段と、 被検者の体軸又はこの体軸に平行な軸を回転軸として前
    記静磁場発生手段を回転可能に支持する支持手段と、 を有することを特徴とする磁気共鳴診断装置。
  2. 【請求項2】前記支持手段は、被検者の体軸又はこの体
    軸に平行な軸を回転軸として前記静磁場発生手段を回転
    可能に支持するとともに、前記回転軸に直交する軸回り
    に前記静磁場発生手段を回転可能に支持することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の磁気共鳴診断装置。
JP61279405A 1986-11-21 1986-11-21 磁気共鳴診断装置 Expired - Fee Related JP2563283B2 (ja)

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