JPH05161235A - 電線貫通装置 - Google Patents
電線貫通装置Info
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- JPH05161235A JPH05161235A JP3349657A JP34965791A JPH05161235A JP H05161235 A JPH05161235 A JP H05161235A JP 3349657 A JP3349657 A JP 3349657A JP 34965791 A JP34965791 A JP 34965791A JP H05161235 A JPH05161235 A JP H05161235A
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- Japan
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- electric wire
- conductor
- conductors
- cylindrical case
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原子炉格納容器の壁等を貫通する電気配線の
形成等に好適な電線貫通装置を得ること。 【構成】 筒状ケース（１）内に、その半径方向に配置
されたセラミック製の絶縁シール板（２）を有すると共
に、前記筒状ケースの長さ方向に配置された貫通導体
（３）を有し、その貫通導体が充填樹脂によりシール
（４）されてなり、かつ前記の貫通導体が耐熱性金属か
らなる線材（３１）の両端に屈曲容易な電線（３２）を
接続したものからなる電線貫通装置。 【効果】 貫通導体の端部において線間を拡開処理でき
て外部電線との接続に必要な作業空間を形成でき、筒状
ケース内に耐熱性金属からなる線材部分を有する貫通導
体の複数本を高密度に配置できる。
形成等に好適な電線貫通装置を得ること。 【構成】 筒状ケース（１）内に、その半径方向に配置
されたセラミック製の絶縁シール板（２）を有すると共
に、前記筒状ケースの長さ方向に配置された貫通導体
（３）を有し、その貫通導体が充填樹脂によりシール
（４）されてなり、かつ前記の貫通導体が耐熱性金属か
らなる線材（３１）の両端に屈曲容易な電線（３２）を
接続したものからなる電線貫通装置。 【効果】 貫通導体の端部において線間を拡開処理でき
て外部電線との接続に必要な作業空間を形成でき、筒状
ケース内に耐熱性金属からなる線材部分を有する貫通導
体の複数本を高密度に配置できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電所の原子炉
格納容器の壁等を貫通する電気配線などの形成に好適な
電線貫通装置に関する。
格納容器の壁等を貫通する電気配線などの形成に好適な
電線貫通装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、原子炉格納容器の壁等に電線を貫
通配線するための装置として、筒状の金属ケース内に樹
脂からなる絶縁シール板を配置し、金属ケースの長さ方
向に電線を貫通させてそれを樹脂シールしたものが知ら
れていた（特公昭５４−３３３５７号公報）。かかる金
属ケースを用いた貫通配線の装置化によるユニット化
は、現場での溶接等の繁雑な作業を回避できて、信頼性
に優れる配線を効率的に形成できる利点などを有する。
通配線するための装置として、筒状の金属ケース内に樹
脂からなる絶縁シール板を配置し、金属ケースの長さ方
向に電線を貫通させてそれを樹脂シールしたものが知ら
れていた（特公昭５４−３３３５７号公報）。かかる金
属ケースを用いた貫通配線の装置化によるユニット化
は、現場での溶接等の繁雑な作業を回避できて、信頼性
に優れる配線を効率的に形成できる利点などを有する。
【０００３】一方、前記のような原子炉を対象とした用
途にあっては、予測される原子炉事故に耐え、格納容器
内の放射線汚染気体を外部に漏らさず、原子炉事故によ
る圧力サージや残留圧力の所定値に耐え、所定の温度に
も耐える必要がある。
途にあっては、予測される原子炉事故に耐え、格納容器
内の放射線汚染気体を外部に漏らさず、原子炉事故によ
る圧力サージや残留圧力の所定値に耐え、所定の温度に
も耐える必要がある。
【０００４】しかしながら前記の従来技術にあっては、
樹脂からなる絶縁シール板が高温状態で炭化し、高い圧
力の作用で破損する問題点があつた。
樹脂からなる絶縁シール板が高温状態で炭化し、高い圧
力の作用で破損する問題点があつた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前記に鑑みて本発明者
らは、絶縁シール板に耐熱性に優れるセラッミック製の
ものを用いることに想到し、その場合において絶縁シー
ル板との熱膨張率差による空隙の形成で密閉性が損なわ
れることを回避するために、コバール等の耐熱性金属か
らなる電線を用いることを試みた。
らは、絶縁シール板に耐熱性に優れるセラッミック製の
ものを用いることに想到し、その場合において絶縁シー
ル板との熱膨張率差による空隙の形成で密閉性が損なわ
れることを回避するために、コバール等の耐熱性金属か
らなる電線を用いることを試みた。
【０００６】しかし、コバール等の耐熱性金属からなる
電線は堅く、外部電線との接続に際して屈曲させること
が困難であり、そのために耐熱性金属からなる貫通電線
間に外部電線との接続作業に要する空間を設ける必要が
あり、その設けるべき空間が大きくて貫通電線の配置密
度を高めることができない難点のあることが判明した。
本発明は、かかる難点を克服して、耐熱性金属からなる
貫通電線を高密度に配置できる装置の開発を課題とす
る。
電線は堅く、外部電線との接続に際して屈曲させること
が困難であり、そのために耐熱性金属からなる貫通電線
間に外部電線との接続作業に要する空間を設ける必要が
あり、その設けるべき空間が大きくて貫通電線の配置密
度を高めることができない難点のあることが判明した。
本発明は、かかる難点を克服して、耐熱性金属からなる
貫通電線を高密度に配置できる装置の開発を課題とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状ケース内
に、その半径方向に配置されたセラミック製の絶縁シー
ル板を有すると共に、前記筒状ケースの長さ方向に配置
された貫通導体を有し、その貫通導体が充填樹脂により
シールされてなり、かつ前記の貫通導体が耐熱性金属か
らなる線材の両端に屈曲容易な電線を接続したものから
なることを特徴とする電線貫通装置を提供するものであ
る。
に、その半径方向に配置されたセラミック製の絶縁シー
ル板を有すると共に、前記筒状ケースの長さ方向に配置
された貫通導体を有し、その貫通導体が充填樹脂により
シールされてなり、かつ前記の貫通導体が耐熱性金属か
らなる線材の両端に屈曲容易な電線を接続したものから
なることを特徴とする電線貫通装置を提供するものであ
る。
【０００８】
【作用】コバール等の耐熱性金属からなる線材の両端に
屈曲容易な電線を接続し、これにより貫通導体を形成す
ることにより、耐熱性金属からなる部分に基づいてセラ
ミック製絶縁シール板の熱膨張率との均等化をはかって
漏れの原因となる空隙の発生を防止しつつ、屈曲容易な
電線部分に基づいてその折り曲げにより外部電線との接
続に要する作業空間を容易に形成することができる。そ
の結果、貫通導体を高密度に配置した電線貫通装置の形
成が可能となる。
屈曲容易な電線を接続し、これにより貫通導体を形成す
ることにより、耐熱性金属からなる部分に基づいてセラ
ミック製絶縁シール板の熱膨張率との均等化をはかって
漏れの原因となる空隙の発生を防止しつつ、屈曲容易な
電線部分に基づいてその折り曲げにより外部電線との接
続に要する作業空間を容易に形成することができる。そ
の結果、貫通導体を高密度に配置した電線貫通装置の形
成が可能となる。
【０００９】
【実施例】本発明の電線貫通装置を図１に例示した。１
が筒状ケース、２がセラミック製の絶縁シール板、３が
貫通導体、３１が貫通導体３の耐熱性金属からなる線材
部分、３２が耐熱性金属からなる線材３１の両端に接続
された屈曲容易な電線部分、４が充填樹脂によるシール
層である。
が筒状ケース、２がセラミック製の絶縁シール板、３が
貫通導体、３１が貫通導体３の耐熱性金属からなる線材
部分、３２が耐熱性金属からなる線材３１の両端に接続
された屈曲容易な電線部分、４が充填樹脂によるシール
層である。
【００１０】筒状ケース１は、リング状のヘッダー１１
の両端に、筒体１０を溶接等により一体的に固着したも
のよりなる。ヘッダー１１は、外周に装着位置決定用の
フランジ１２を有すると共に、Ｏリング５を篏着するた
めの溝１４を有しており、かつモニタリング用の貫通孔
１５を有している。
の両端に、筒体１０を溶接等により一体的に固着したも
のよりなる。ヘッダー１１は、外周に装着位置決定用の
フランジ１２を有すると共に、Ｏリング５を篏着するた
めの溝１４を有しており、かつモニタリング用の貫通孔
１５を有している。
【００１１】筒状ケース１は、金属やセラミックなどの
耐熱性材料で一般に形成される。大きさは、貫通電線の
配置本数などに応じて適宜に決定してよい。一般には２
〜５０cm程度の直径とされる。なお前記のＯリング５
は、電線貫通装置を原子炉格納容器の壁等に形成した孔
に装着した場合に孔との間に空隙が形成されることを防
止するためのものである。
耐熱性材料で一般に形成される。大きさは、貫通電線の
配置本数などに応じて適宜に決定してよい。一般には２
〜５０cm程度の直径とされる。なお前記のＯリング５
は、電線貫通装置を原子炉格納容器の壁等に形成した孔
に装着した場合に孔との間に空隙が形成されることを防
止するためのものである。
【００１２】絶縁シール板２は、ヘッダー１１の半径方
向に配置されてシール用の樹脂（４）を充填した際に隔
壁となるものである。ヘッダー１１内には、一対の絶縁
シール板２がモニタリング用の貫通孔１５に対応した間
隔で圧力嵌めされている。絶縁シール板２の貫通孔１５
に対応した位置決めは、ヘッダー１１の内側に形成した
段差からなる係止部１３を介して行えるようになってい
る。
向に配置されてシール用の樹脂（４）を充填した際に隔
壁となるものである。ヘッダー１１内には、一対の絶縁
シール板２がモニタリング用の貫通孔１５に対応した間
隔で圧力嵌めされている。絶縁シール板２の貫通孔１５
に対応した位置決めは、ヘッダー１１の内側に形成した
段差からなる係止部１３を介して行えるようになってい
る。
【００１３】本発明において絶縁シール板２は、通電時
等の貫通導体の発熱で軟化することがないように、ホウ
ケイ酸ガラスやソーダライムガラス等のガラスなどから
なるセラミックにより形成される。厚さは、シール用樹
脂の充填圧などに応じて適宜に決定される。貫通導体の
所定位置への保持に寄与する点より厚くて強度に優れる
ことが好ましいが、一般には１〜５０mm程度とされる。
等の貫通導体の発熱で軟化することがないように、ホウ
ケイ酸ガラスやソーダライムガラス等のガラスなどから
なるセラミックにより形成される。厚さは、シール用樹
脂の充填圧などに応じて適宜に決定される。貫通導体の
所定位置への保持に寄与する点より厚くて強度に優れる
ことが好ましいが、一般には１〜５０mm程度とされる。
【００１４】貫通導体３は、筒状ケース１の長さ方向に
任意な本数が配置される。筒状ケース内に貫通電線の複
数本を高密度に配置した電線貫通装置として、可及的に
少ない電線貫通装置の設置数で必要な本数の貫通電線を
設けることが作業効率や、原子炉格納装置等の信頼性の
維持などに有利である。貫通電線が絶縁被覆層を有する
ものである場合には、その結束体をユニットとしてその
ユニットの複数を筒状ケース内に配置することも可能で
ある。
任意な本数が配置される。筒状ケース内に貫通電線の複
数本を高密度に配置した電線貫通装置として、可及的に
少ない電線貫通装置の設置数で必要な本数の貫通電線を
設けることが作業効率や、原子炉格納装置等の信頼性の
維持などに有利である。貫通電線が絶縁被覆層を有する
ものである場合には、その結束体をユニットとしてその
ユニットの複数を筒状ケース内に配置することも可能で
ある。
【００１５】本発明において用いる貫通導体３は、耐熱
性金属からなる線材３１の両端に、銅やアルミニウムな
どからなる屈曲容易な電線３２を接続したものである。
耐熱性金属としては、コバール、シルバニア、Ｆe-Ｎi
系合金、Ｆe-Ｃr系合金の如き、Ｆe、Ｎi又はＣo等を主
成分とする合金などがあげられる。
性金属からなる線材３１の両端に、銅やアルミニウムな
どからなる屈曲容易な電線３２を接続したものである。
耐熱性金属としては、コバール、シルバニア、Ｆe-Ｎi
系合金、Ｆe-Ｃr系合金の如き、Ｆe、Ｎi又はＣo等を主
成分とする合金などがあげられる。
【００１６】耐熱性金属からなる線材と屈曲容易な電線
との接続は、例えば銀ロウ付方式、ネジ接合方式、スリ
ーブを用いた圧着方式など、適宜に行うことができる。
用いる貫通導体の太さは、必要に応じて適宜に決定され
るが、一般には断面積が２〜２５０mm2程度の太さのも
のである。
との接続は、例えば銀ロウ付方式、ネジ接合方式、スリ
ーブを用いた圧着方式など、適宜に行うことができる。
用いる貫通導体の太さは、必要に応じて適宜に決定され
るが、一般には断面積が２〜２５０mm2程度の太さのも
のである。
【００１７】貫通導体３を配置した筒状ケース１の内部
は、充填樹脂によりシール（４）されている。好ましく
用いうるシール用樹脂は、エポキシ系樹脂などの圧縮硬
化性樹脂である。シール層４は、その両端に屈曲容易な
電線３２の端部が突き出るように設けられる。その屈曲
容易な電線３２の、シール層４より突き出た部分が外部
電線６との接続に利用される。
は、充填樹脂によりシール（４）されている。好ましく
用いうるシール用樹脂は、エポキシ系樹脂などの圧縮硬
化性樹脂である。シール層４は、その両端に屈曲容易な
電線３２の端部が突き出るように設けられる。その屈曲
容易な電線３２の、シール層４より突き出た部分が外部
電線６との接続に利用される。
【００１８】従って、シール層４より突き出させる屈曲
容易な電線部分の長さは、その部分を折り曲げて線間を
拡開し、外部電線６と接続するための作業空間を形成で
きる長さとされる。その長さは、貫通導体の配置密度な
どにより異なるため適宜に決定する必要があるが、一般
には１０mm以上、就中３〜３０cmである。
容易な電線部分の長さは、その部分を折り曲げて線間を
拡開し、外部電線６と接続するための作業空間を形成で
きる長さとされる。その長さは、貫通導体の配置密度な
どにより異なるため適宜に決定する必要があるが、一般
には１０mm以上、就中３〜３０cmである。
【００１９】本発明の電線貫通装置の形成は例えば、絶
縁シール板に必要に応じ所定の間隔を設けて孔を形成
し、その孔に貫通導体を挿通して耐熱性金属からなる線
材部分、就中その中央部分で保持させた後、それを筒状
ケース内に圧力嵌めして所定位置に装着し、次いでシー
ル用の樹脂を充填して固化させる方法などにより行うこ
とができる。
縁シール板に必要に応じ所定の間隔を設けて孔を形成
し、その孔に貫通導体を挿通して耐熱性金属からなる線
材部分、就中その中央部分で保持させた後、それを筒状
ケース内に圧力嵌めして所定位置に装着し、次いでシー
ル用の樹脂を充填して固化させる方法などにより行うこ
とができる。
【００２０】前記において、シール用樹脂の充填に際し
ては必要に応じて、筒状ケースの開口端に対し充填樹脂
の漏洩を防止するための適宜な蓋１６が設けられる。そ
の蓋は、貫通導体における屈曲容易な電線部分の外部電
線との接続部分を外部にはみ出させうる、例えば孔付き
のものなどである。かかる蓋は、シール処理後も筒状ケ
ースの開口端に存置できるものが封止の信頼性向上の点
より好ましく、その場合には耐熱性の絶縁性材料で形成
される。なお筒状ケースの長さ方向をその絶縁シール板
が底板となるよう上下方向に設置して、蓋が不要な充填
方法なども採用しうる。
ては必要に応じて、筒状ケースの開口端に対し充填樹脂
の漏洩を防止するための適宜な蓋１６が設けられる。そ
の蓋は、貫通導体における屈曲容易な電線部分の外部電
線との接続部分を外部にはみ出させうる、例えば孔付き
のものなどである。かかる蓋は、シール処理後も筒状ケ
ースの開口端に存置できるものが封止の信頼性向上の点
より好ましく、その場合には耐熱性の絶縁性材料で形成
される。なお筒状ケースの長さ方向をその絶縁シール板
が底板となるよう上下方向に設置して、蓋が不要な充填
方法なども採用しうる。
【００２１】シール用の充填樹脂に対しては、ガラス粉
末やその他のセラミック粉末などからなる耐熱性粉末が
必要に応じて添加される。その添加量は、樹脂１００重
量部あたり５０〜４００重量部が一般的である。
末やその他のセラミック粉末などからなる耐熱性粉末が
必要に応じて添加される。その添加量は、樹脂１００重
量部あたり５０〜４００重量部が一般的である。
【００２２】本発明の電線貫通装置の適用は、例えば図
２に例示の如く、壁等の被装着部９に設けた孔に当該電
線貫通装置を装着後、外部電線６を銀ロウ付やネジ接
合、あるいはスリーブ圧着などの適宜な方式で貫通導体
３の屈曲容易な電線部分３２の端部と接続６１する方法
などにより行うことができる。
２に例示の如く、壁等の被装着部９に設けた孔に当該電
線貫通装置を装着後、外部電線６を銀ロウ付やネジ接
合、あるいはスリーブ圧着などの適宜な方式で貫通導体
３の屈曲容易な電線部分３２の端部と接続６１する方法
などにより行うことができる。
【００２３】前記において、外部電線６と貫通導体３の
屈曲容易な電線部分３２の接続部６１は、その外側に他
の筒状ケース７を設けて樹脂を充填し、シール処理８す
ることが好ましい。そのシール処理は、本発明の電線貫
通装置の場合に準じて行うことができる。
屈曲容易な電線部分３２の接続部６１は、その外側に他
の筒状ケース７を設けて樹脂を充填し、シール処理８す
ることが好ましい。そのシール処理は、本発明の電線貫
通装置の場合に準じて行うことができる。
【００２４】
【発明の効果】本発明によれば、貫通導体の屈曲容易な
電線部分の折曲げに基づく線間の拡開処理により外部電
線の接続に必要な作業空間を形成することができる結
果、筒状ケース内に耐熱性金属からなる線材部分を有す
る貫通導体の複数本を高密度に配置することができる。
また、セラミック製の絶縁シール板と耐熱性金属からな
る線材部分を有する貫通導体の組合せとしたので、原子
炉格納容器内が事故等で非常な高温、高圧状態となって
も破損を防止することができる。
電線部分の折曲げに基づく線間の拡開処理により外部電
線の接続に必要な作業空間を形成することができる結
果、筒状ケース内に耐熱性金属からなる線材部分を有す
る貫通導体の複数本を高密度に配置することができる。
また、セラミック製の絶縁シール板と耐熱性金属からな
る線材部分を有する貫通導体の組合せとしたので、原子
炉格納容器内が事故等で非常な高温、高圧状態となって
も破損を防止することができる。
【図１】実施例の部分断面側面図。
【図２】適用状態を説明した部分断面側面図。
１：筒状ケース ２：セラミック製の絶縁シール板 ３：貫通導体 ３１：耐熱性金属からなる線材部分 ３２：屈曲容易な電線部分 ４：充填樹脂からなるシール層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 好永 功夫 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町１丁目１番２ 号 三菱電機株式会社神戸製作所内 (72)発明者 枝嶋 敏数 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町１丁目１番２ 号 三菱電機株式会社神戸製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 筒状ケース内に、その半径方向に配置さ
れたセラミック製の絶縁シール板を有すると共に、前記
筒状ケースの長さ方向に配置された貫通導体を有し、そ
の貫通導体が充填樹脂によりシールされてなり、かつ前
記の貫通導体が耐熱性金属からなる線材の両端に屈曲容
易な電線を接続したものからなることを特徴とする電線
貫通装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349657A JPH05161235A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 電線貫通装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3349657A JPH05161235A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 電線貫通装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161235A true JPH05161235A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18405218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3349657A Pending JPH05161235A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 電線貫通装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05161235A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009145351A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Schott Ag | 電気リードスルーモジュール及びそれを製造する方法 |
| CN115798747A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-03-14 | 中国核动力研究设计院 | 一种适用于小堆的单体扩容中压电气贯穿件 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP3349657A patent/JPH05161235A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009145351A (ja) * | 2007-12-17 | 2009-07-02 | Schott Ag | 電気リードスルーモジュール及びそれを製造する方法 |
| CN115798747A (zh) * | 2022-12-02 | 2023-03-14 | 中国核动力研究设计院 | 一种适用于小堆的单体扩容中压电气贯穿件 |
| CN115798747B (zh) * | 2022-12-02 | 2024-04-23 | 中国核动力研究设计院 | 一种适用于小堆的单体扩容中压电气贯穿件 |
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