JPH05161234A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH05161234A
JPH05161234A JP3317737A JP31773791A JPH05161234A JP H05161234 A JPH05161234 A JP H05161234A JP 3317737 A JP3317737 A JP 3317737A JP 31773791 A JP31773791 A JP 31773791A JP H05161234 A JPH05161234 A JP H05161234A
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洋行 村越
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哲朗 斉本
毅之 ▲柳▼瀬
Tsuyoshi Yanase
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車種、グレード、バリエーションに対応する
内部回路構成、コネクタの数、極数をもつ電気接続箱を
容易に製作する。 【構成】 電気接続箱Aは、複数のブロックケース11
(111 〜114 )とフレーム17とからなるカセット
式上部ケース10、これとスライド自在に組み合わされ
る下部ケース32、ブスバーの一側縁に複数のタブを分
岐形成すると共に電線圧接部を設け、他側縁にブスバー
圧接部を設けてなる複数の分岐回路体および下部ケース
32に並設された複数のジャンクションバー38とから
成る。各ブロックケース11は上面に複数のコネクタハ
ウジング12A〜12Cを有すると共に一側壁に複数の
電線引出溝15を有し、分岐回路体のタブはコネクタハ
ウジングに収容配列されてコネクタを形成する。一方、
電線圧接部は電線引出溝15に配列されると共にそのス
ロットには電線41の端末部が圧接により接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネスの相互
接続等に用いられる電気接続箱に関し、とくにその内部
回路構成を車種、グレード、バリエーションに対応して
容易に変更、製作できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】車両には、装備しているシステムの数、
内容によるグレードおよびバリエーションがある。この
グレード、バリエーションによってワイヤハーネスの回
路本数、ジョイント数などが変化する。このような回路
やジョイントの吸収を電気接続箱で行うことにより、ワ
イヤハーネスの複雑化、肥大化を回避してこれを作りや
すくし、製造の自動化、生産性向上を図っている。
【0003】図11は従来の電気接続箱の一例を示す。
図において、1は上部ケース1aと下部ケース1bとか
らなる合成樹脂製のケース、2はヒューズ、3はリレ
ー、4はヒュージブルリンク(複数のヒューズ2の電源
側に接続される大容量のヒューズ)である。また、5a
〜5hはワイヤハーネス(W/H)の端末のコネクタを
接続するためのハーネス結合用コネクタであって、コネ
クタ5a〜5cにはエンジンルーム用W/H、5d,5
eにはインストルメントパネル用W/H、5fにはドア
用W/H、5gにはフロア用W/H、5hにはカウルサ
イド用W/Hがそれぞれ接続される。なお、ケース1内
には、複数のブスバーと絶縁基板とを重ねた積層ブスバ
ー配線板が収容され、各ブスバーに上向きまたは下向き
に起立連成したタブがコネクタ端子として上記ハーネス
結合用コネクタ5a〜5h群およびヒューズ用コネクタ
2a,リレー用コネクタ3a,ヒュージブルリンク用コ
ネクタ4a内に収容配列されるが、これらは既知の構成
に従えばよく、図示を省略する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気接続箱は、
図11に示すように、ヒューズブロックa,リレーブロ
ックb,ヒュージブルリンクブロックcおよびハーネス
接続ブロックd〜fを一体に組み込んだ形態で形成して
ある。したがって、例えば低いグレードに合わせると、
当然のことながら高いグレードのW/Hのジョイントな
どが吸収されず、逆に高いグレードに合わせると、電気
接続箱が大型化して低グレードの無駄な回路が多く発生
する。また、車種、グレード毎に対応して電気接続箱を
作ると、その種類がきわめて多いから、金型費等を含め
て膨大な設備費を要し、コスト高となる。
【0005】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、車種、グレードおよびバリエーションに
対応して細かくジョイントや回路を吸収、変更すること
ができ、比較的容易にかつ低コストで製作できる構造の
電気接続箱を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の電気接続箱は、請求項1に記載のように、
複数のブロックケースをフレームに対して着脱可能に装
着してなるカセット式上部ケースと、該上部ケースとス
ライド自在に組み合わされる下部ケースを備えると共
に、ブスバーの一側縁に複数のタブを分岐形成すると共
に電線圧接部を設け、他側縁にブスバー圧接部を設けて
なる複数の分岐回路体と、前記下部ケースに並設された
複数のジャンクションバーとを含み、前記複数のブロッ
クケースはそれぞれ上面に複数のコネクタハウジングを
有すると共に一側壁に複数の電線引出溝を有し、前記複
数の分岐回路体のタブはそれぞれ前記ブロックケースの
コネクタハウジングに収容配列されてコネクタを形成
し、一方前記電線圧接部は電線引出溝に配列されると共
に該電線圧接部のスロットには電線の端末部が圧接され
ており、前記スライドにより上部ケースと下部ケースと
が対向した状態において、両ケースの少なくとも一方を
他方に向けて押圧移行させることにより、前記分岐回路
体のブスバー圧接部にジャンクションバーが圧接されて
内部回路が形成されることを特徴とする。
【0007】なお、各ブロックケースの電線引出溝と反
対側の側壁には、後述するように、複数の電線押さえ爪
を櫛歯状に突設して、各ブロックケース内の分岐回路体
の電線圧接部に接続された複数の電線を該電線押さえ爪
により押さえ込み、隣接する前記ジャンクションバー間
に配列収容されるようにするのが好ましい。
【0008】
【作用】電気接続箱の箱本体を構成する上部ケースが、
複数のブロックケースとこれらを着脱可能に装着するフ
レームとにより、カセット式上部ケースとして形成され
ているので、例えば車種毎に一つのカセット式上部ケー
スを設定し、同一車種内のグレードおよびバリエーショ
ンに対しては、複数のブロックケースのうちの一つを交
換するだけで容易に対処することが可能となり、製作す
る電気接続箱の種類を大巾に減らすことができ、コスト
も軽減される。
【0009】電気接続箱の組立は、上記カセット式上部
ケースと下部ケースとのスライドおよび両ケースの押圧
移行操作により、各ブロックケース内の分岐回路体のブ
スバー圧接部にジャンクションバーが圧接されて内部回
路が形成されるので、少ない工程で簡単に行うことがで
きる。また、各ブロックケースに接続された電線は、下
部ケースに並設した複数のジャンクションバーの間に配
列収容されるので、別個に電線収容スペースを設ける必
要がなく、電気接続箱自体をコンパクトに形成すること
ができる。
【0010】
【実施例】図1ないし図3において、Aは電気接続箱で
あって、その箱本体部分はカセット式上部ケース10と
下部ケース32とからなる。カセット式上部ケース10
は、4個のブロックケース111 ,112 ,113 およ
び114 (以下、代表して説明する場合には符号11を
用いる)と、これらを一体に結合するフレーム17とか
らなる。
【0011】上部ケース10を四つに分割したのは次の
理由による。一般に車種、グレードが変わり、ジョイン
トの吸収量が変わると、各W/Hとの接続コネクタの極
数、数および内部の回路構成も大きく変わるが、ヒュー
ズ、リレーなどの数も大巾に増減する。そこで、このよ
うな電気接続箱の機能に着目して、上部ケース10を接
続される各W/H毎に三つに分け(111 ,112,1
4 )、さらに電源の分配や回路の制御を行う部分(1
3 )に分割してある。図示の例では、ケース111
エンジンルーム用ハーネス接続ブロック、ケース112
はインパネ用ハーネス接続ブロック、113 は電源分配
用のヒューズ・リレー接続ブロック、ケース114 はド
ア用,カウルサイド用その他の各ハーネス接続ブロック
である。
【0012】ブロックケース11は箱型の蓋体であり、
その天井壁11aには各ブロックに必要な種類と数の複
数のコネクタハウジング(以下、単にコネクタともい
う)12A,12B,12Cが設けられている。即ち、
ハーネス接続ブロック111 ,112 ,114 には相手
方コネクタに対する雌型コネクタ12Aが、ヒューズ・
リレー接続ブロック113 にはヒューズ用コネクタ12
B,リレー用コネクタ12Cと共に通常の雌型コネクタ
12Aが設けられている。また、ブロックケース11の
左右の側壁11bにはロック爪13が突設され、その前
方側壁11cには櫛歯状の電線押さえ爪14、後方側壁
11c′には天井壁11aの一部に食い込む電線引出溝
15が設けられ、更に天井壁11aの前方側壁11c側
には覆い板16が突出して形成されている。なお、図2
において、右下側の最外側のブロックケース111 には
覆い板16が省略されている。
【0013】フレーム17は長方形の枠体であり、長手
方向の対向する縦枠17a、両端側の横枠17bおよび
上面の覆い枠17cとからなる。フレーム17の縦枠1
7aの内面には各ブロックケース11のロック爪13と
係合するロック溝18が凹設され、外面には下部ケース
32に対するスライド溝19とロック爪20が設けられ
ている。スライド溝19は長溝であり、一端が一方の横
枠17b(図2中、右下側)に開口19aを有し、他端
が他方の横枠17b(図中左上側)付近までのびてお
り、その中間および終端部には位置決め溝19b,19
b′が連設されている。21は電気接続箱Aを車体パネ
ル等に固定するための取付板、22は同じく電気接続箱
Aを車体パネルに設けたブラケット(図示せず)に固定
するための係止部である。
【0014】カセット式上部ケース10の各ブロックケ
ース11には、図3および図4に示すように、分岐回路
体231 ,232 …が収容される。各分岐回路体は、帯
状ブスバー24の一側縁に連結部25を介してブスバー
面と直交する複数のタブ(コネクタ端子)26を起立連
成し、他側縁に連結部27を介してスロット28aを有
する相対する一対のブスバー圧接部28を下向きに突設
すると共に、タブ26側に同様に連結部29を介してス
ロット30aを有する電線圧接部30を突設した構成を
有する。これらの分岐回路体部231 ,232 …は、導
電性金属板の打抜きにより形成される標準化されたフラ
ットな連鎖状素分岐回路体Mのカット位置および折曲位
置を変えることにより、任意のパターンに形成される。
即ち、素分岐回路体Mは、ブスバー24の一側縁に連結
部25を介して4本のタブ26を連成した3個の分岐タ
ブ群31と1個の電線圧接部30を設け、他側縁に一対
のブスバー圧接部28を設けた繰り返し構造を有する。
縦連結片25aと左右の横連結片25b,25b′とか
らなる連結部25において、コネクタ極数に合わせて必
要なタブ26を残して横連結片25bをカットし、残り
の連結片25b′をブスバー24と直角に折曲する等の
工程により、所望のタブ26とパターンをもつ分岐回路
体231,232 …が得られる。
【0015】下部ケース32は、両端が開放された箱体
であり、その底壁32aには長手方向の側壁32bと平
行に複数のジャンクションバー収容溝33(図5(B)
参照)を設けると共に該溝33群の両端にストッパ34
が横設されている。また、両側の側壁32bには、その
内面の前後両側にフレーム17のスライド溝19に係合
するガイド突起35,35′が突設されると共に、2条
のスリット36,36を介してロック穴37aを有する
複数の可撓ロック片37が形成されている。2個のガイ
ド突起35,35′の間隔は、スライド溝19における
位置決め溝19b,19b′と等しく、また、複数の可
撓ロック片37はフレーム縦枠17aのロック爪20の
位置に合わせて形成される。
【0016】次に、電気接続箱Aの組立について説明す
る。最初に、ブロックケース111 〜114 と下部ケー
ス32の組立を行う。図3および図4に示すように、ブ
ロックケース114 に分岐回路体231 ,232 …をセ
ットする。セットは、各分岐回路体のタブ26をコネク
タ12Aの底壁(天井壁11a)に設けたタブ挿通孔1
2a(図9参照)に圧入固定し、その電線圧接部30を
電線引出溝15に位置させる。このようにして、複数の
コネクタ12Aの所定の位置に所望のパターンと複数の
タブ26をもつ分岐回路体231 ,232 …をセットし
て、電線圧接部30群を電線引出溝15側に一列に配列
する。そして、電線引出溝15の上方開口部からワイヤ
ハーネスを構成する各電線41の端末部を図示しない圧
接治具によりスロット30aに圧接する。同様にして、
他のブロックケース111 〜113 についても分岐回路
体のセットと電線の圧接を行う。一方、下部ケース32
には、図5(B)に示すように、底壁32aにおけるス
トッパ34,34間のジャンクションバー収容溝33に
ジャンクションバー38を嵌め込み固定する。
【0017】次に、フレーム17に対して各ブロックケ
ース111 〜114 をロックし、図6のようにカセット
式上部ケース10を組み立てる。即ち、図2において、
最初にフレーム17の下方からブロックケース114
挿入し、ロック爪13とロック溝18との係合によりロ
ックする(図9参照)。図5(A)に示すように、フレ
ーム17の覆い枠17cがストッパとなるから、ブロッ
クケース114 の抜けが阻止される。以下、同様にし
て、ブロックケース113 ,112 ,111 の順にロッ
クする。その際、各ブロックケース11の覆い板16が
隣のブロックケースの電線引出溝15を被覆するから、
電線41の圧接部分が保護される。
【0018】次いで、カセット式上部ケース10におけ
るフレーム17の両側のスライド溝19,19に下部ケ
ース32のガイド突起35,35′を合わせて、図7に
示すように両者を矢線のようにスライドさせる。スライ
ドの初期段階において、例えばブロックケース111
接続された電線41群は、その一本または二本が図9に
示すように隣接するジャンクションバー38,38間に
位置するように手で梳き分け、整列させる。これによ
り、その後のスライド過程においても、各ブロックケー
ス11の電線押さえ爪14(図4参照)により上から押
さえ込まれると共に両側のジャンクションバー38,3
8により梳き分けられるから、該バー38,38間に整
然と配列収容される。また、スライド初期ないし中途段
階において、上部ケース10は、上記スライド溝19と
ガイド突起35,35′との係合により下部ケース32
に対して所定の位置に保持されており、図9に見るよう
に、各分岐回路体231 ,232 …のブスバー圧接部2
8とジャンクションバー38とが接触しないようになっ
ている。これにより、上部ケース10を下部ケース32
に対して電線41群の絡み合いや分岐回路体231 ,2
2 …とジャンクションバー38との接触抵抗がなく、
円滑にスライド嵌合させることができる。
【0019】次に、上記ガイド突起35,35′がスラ
イド溝19の終端に達すると、カセット式上部ケース1
0と下部ケース32とのスライドが終了し、両ケース1
0,32は対向する。この状態で、上部ケース10を図
示しないプレス治具で下部ケース32側に押圧すると、
両者のロックと共に前記分岐回路体231 ,232 …と
ジャンクションバー38とが圧接され、図8のように電
気接続箱Aの完成品が得られる。即ち、スライド終点に
おいて、下部ケース32のガイド突起35,35′はス
ライド溝19の両側の位置決め溝19b,19b′に位
置し、上部ケース10を下部ケース32に対して下降さ
せることができる。そこで、前記プレス治具により加圧
すると、図10に示すように、ブスバー圧接部28のス
ロット28aに所定のジャンクションバー38が圧入接
続され、これによりブロックケース111 〜114 にお
ける分岐回路体231 ,232 …がジャンクションバー
38を介して接続され、内部回路が形成される。同時
に、下部ケース32における側壁32bのロック片37
のロック穴37aが上部ケース10のロック爪20と係
合し、両者はロックされる。
【0020】以上は、カセット式上部ケース10を電気
接続箱の機能に基づいて四つのブロックケース111
114 に分割した例について説明したが、これに限定さ
れず、例えば全ての車種に共通する基本回路、その車両
だけが有する特別の回路、グレードによる異なるオプシ
ョン回路などの種々の回路に応じて、ブロックケースを
増減することができる。また、上部ケース10のスライ
ド溝19と下部ケース32のガイド突起35,35′は
それぞれ逆に設けてもよく、要は両ケース10,32が
スライドして所定の位置で対向し、分岐回路体231
232 …とジャンクションバー38との圧接による接続
ができる構造であればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来ヒューズブロック,リレーブロック,ヒュージブル
リンクブロック,ハーネス接続ブロックなどの全てのブ
ロックを一つの上部ケースに一体に組み込んで形成して
いたのに対して、複数のブロックケースとこれらを着脱
可能に装着するフレームとにより、カセット式上部ケー
スとしたので、各ブロックケースのユニット化などによ
り、グレードやバリエーションに対しては、複数のブロ
ックケースのうちの一部を交換するだけでよく、製作す
る電気接続箱の種類を大巾に減らすことができ、コスト
を軽減することができると共に、各グレードやバリエー
ションに対応して内部回路、コネクタの数、極数などに
無駄のない電気接続箱を提供することができる。
【0022】また、電気接続箱の組立は、前記カセット
式上部ケースと下部ケースとのスライドおよび両ケース
の押圧移行操作により、各ブロックケース内の分岐回路
体のブスバー圧接部にジャンクションバーが圧接されて
内部回路が形成されるので、少ない工程で簡単に行うこ
とができる。さらに、各ブロックケースに接続された電
線は、下部ケースに並設した複数のジャンクションバー
の間に配列収容されるので、別個に電線収容スペースを
設ける必要がなく、電気接続箱自体をコンパクトに形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す下部ケースを省いた電
気接続箱の斜視図である。
【図2】図1の電気接続箱の分解斜視図である。
【図3】図1のブロックケース114 の分解斜視図であ
る。
【図4】ブロックケース114 の要部の拡大透視図であ
る。
【図5】(A)は図2におけるフレームとブロックケー
スの組付構造を示す部分断面図、(B)は各部ケースの
部分拡大斜視図である。
【図6】電気接続箱の組立工程の説明図である。
【図7】図6の次の組立工程の説明図である。
【図8】電気接続箱の最終組立工程の説明図である。
【図9】図7の上部ケースと下部ケースの組立途中のス
ライド嵌合構造を示す部分断面図である。
【図10】図8における分岐回路体とジャンクションバ
ーとの圧接構造を示す部分断面図である。
【図11】従来の電気接続箱の斜視図である。
【符号の説明】
A 電気接続箱 10 カセット式上部ケース 11(111 〜114 ) ブロックケース 12A〜12C コネクタ(ハウジング) 14 電線押さえ爪 15 電線引出溝 17 フレーム 19 スライド溝 19b,19b′ 位置決め溝 231 ,232 分岐回路体 24 ブスバー 26 タブ 28 ブスバー圧接部 30 電線圧接部 32 下部ケース 35,35′ ガイド突起 38 ジャンクションバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲柳▼瀬 毅之 静岡県湖西市鷲津2464−48 矢崎部品株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックケースをフレームに対し
    て着脱可能に装着してなるカセット式上部ケースと、該
    上部ケースとスライド自在に組み合わされる下部ケース
    を備えると共に、ブスバーの一側縁に複数のタブを分岐
    形成すると共に電線圧接部を設け、他側縁にブスバー圧
    接部を設けてなる複数の分岐回路体と、前記下部ケース
    に並設された複数のジャンクションバーとを含み、前記
    複数のブロックケースはそれぞれ上面に複数のコネクタ
    ハウジングを有すると共に一側壁に複数の電線引出溝を
    有し、前記複数の分岐回路体のタブはそれぞれ前記ブロ
    ックケースのコネクタハウジングに収容配列されてコネ
    クタを形成し、一方前記電線圧接部は電線引出溝に配列
    されると共に該電線圧接部のスロットには電線の端末部
    が圧接されており、前記スライドにより上部ケースと下
    部ケースとが対向した状態において、両ケースの少なく
    とも一方を他方に向けて押圧移行させることにより、前
    記分岐回路体のブスバー圧接部にジャンクションバーが
    圧接されて内部回路が形成されることを特徴とする電気
    接続箱。
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