JPH0516081Y2 - - Google Patents

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JPH0516081Y2
JPH0516081Y2 JP16190088U JP16190088U JPH0516081Y2 JP H0516081 Y2 JPH0516081 Y2 JP H0516081Y2 JP 16190088 U JP16190088 U JP 16190088U JP 16190088 U JP16190088 U JP 16190088U JP H0516081 Y2 JPH0516081 Y2 JP H0516081Y2
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JP
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folding
coil
roll
contact
side end
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コイルを被包し、該コイルの側端面
で耳折りされた包装材を、該コイル内周へ折り込
む装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、コイル外周包装における耳折りについて
は、例えば特開昭58−134825号公報が知られてい
るが、包装材を内周へ折り込むための具体的手段
が開示されていない。
本出願人においても、さきに特願昭63−63092
号明細書に記載されるような外周紙装着紙折り装
置を提案した。
この装置は、第4図に示すように、被包装物の
形状に応じて予め裁断された外周包装紙を、被包
装物(以下コイルという)に供給する過程で、逆
U字形に成形してコイルC上に導き、その先端を
テーピング装置でコイルに接着したのち、クレイ
ドルロールRでコイルCを回転させることによ
り、逆U字形に成形された紙Pを、コイルC外周
に巻付けてゆき、この紙の側面垂直部即ちコイル
側面部において、ひだ形成装置でひだ12を規則
的に形成しながら、紙の巻付けを完了する。
この紙巻付けの過程で内周折込み装置の螺旋状
に配置された回転ローラの当接によつて、コイル
中心側に形成された紙のひだ部は、徐々にコイル
内周へと折り込まれ、最終的には完全にコイル内
周へと折り込まれるようになつており、紙の後端
はコイル上に達した所で、テーピング装置でテー
ピングされる。
以上の工程で紙装着、紙折りと内周折り込みを
完了するものである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案はコイル端面に生成した包装材ひだをコ
イル内周に整斉に折込む装置を提供するものであ
る。より具体的には本出願人の出願になる前記特
願昭63−63092号の発明において開示される螺旋
状回転ローラによる内周折込み装置の技術思想を
ベースとして、その具体的構造を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案はコイルの外周を被包し該コイルの端面
に耳折りされた包装材を該コイルの内周に折込む
装置において、回転自在に支持されたコイルの側
端側に対して複数の折込みロールを配設した支持
体を進退自在に設けて、該折込みロールをコイル
側端側に当接自在とし、この各折込みロールをコ
イル側端部に当接したとき該当接位置における各
折込みロール回転軸とコイル内周面とがなす角度
αが、上流側第1ロールから下流端末ロール側に
順次小さくなるように、各折込みロールの回転軸
方向を夫々所定角度異なる方向に指向させて配置
したことを特徴とする包装材の内周折込み装置で
ある。
以下本考案をその一実施例を第1図〜第3図に
基づいて説明する。
本考案の包装材の内周折込み装置1は、第1図
に示すようにコイルC、回転するクレードルロー
ルRの近傍において、このクレードルロールRに
支持されたコイルCの両側端面側に夫々配設さ
れ、その基台2に取付けられたエアシリンダー3
によつて作動し、コイルCに対して移動自在なロ
ール支持体4を有している。
このロール支持体4には、このロール支持体の
移動によつて、クレードルロールR上のコイルC
の側端面部に当接される複数の折込みロール5,
6,7,8,9が回転自在に取付けられている。
又最初に折込み作用をする第1の折込みロール
5の上流側には、該折込みロールをコイルCの側
端面部に当接した場合に、包装材Pのゆるみを防
止して、その当接による折込み作用を効果ならし
めるための包装材Pの押えロール10が回転自在
に取付けられている。
この折込みロール群の回転軸は、夫々異なる方
向を指向しており、例えば第3図に示すように、
これらの折込みロール群がコイル側端面に当接さ
れた状態において見た場合、夫々の折込みロール
5,6,7,8,9の当接点A1,A2,A3,A4
A5における夫々の折込みロールの回転軸5c,
6c,7c,8c,9cと、コイル内周面B1
B2,B3,B4,B5となす角度α1,α2,α3,α4,α5
は最上流の第1の折込みロール5の場合のα1が最
大で、最下流の第5の折込みロール9の場合が最
小で0°即ち、第5の折込みロール9の回転軸9c
は、コイル内周面B5と平行になるように設定さ
れている。
この実施例では、第1の折込みロール5の角度
α1を60°、第5の折込みロール9の角度α5を0°と
し、各折込みロール間を15°に設定した。
即ち、包装材の内周への折込みは第1の折込み
ロール5で開始し、第5の折込みロール9で折込
みが終了するように設計されている。
かくして、内周折込みを行なう場合は、第1図
に示すように外周包装装置で外周包装したコイル
Cを本考案の内周折込み装置1近傍のクレードル
ロールR上に搬入し、このクレードルロールRを
回転してコイルCを回転し、アエシリンダー3を
作動して、基台4を該コイルCの側端面側に移動
する。
該基台4の移動によつて、押えロールがコイル
側端面に接触すると同時に、第1の折込みロール
5がコイルCの側端面に当接され、引き続きその
下流側の折込みロールが、順次コイル側端部に当
接されて行く。
これらの折込みロール群は、上流側から次第に
コイルC内周面Bとその観点軸がなす角度αが小
さくなるように当接されるため、最上流の第1の
折込みロール5でコイル端面に形成された包装材
Pの耳折部P0内周折込みが開始され、引き続き
第2の折込みロール6、第3の折込みロール7、
第4の折込みロール8で段階的に内周折込みが進
行し、最下流の第5の折込みロール9で内周折込
みが終了する。
この内周折込みの終了と同時に、エアーシリン
ダー3を作動し基台4を退避させ、この外周紙の
内周折込みが終了したコイルCを、次工程である
内周紙装着テーピング工程に移行させるものであ
る。
なお、異なる径のコイルの内周折込みを行なう
場合には、基台4を昇降装置11によつて、上下
位置を調整することによつて、折込みロールの当
接位置を調節することができる。
又、必要に応じて、この折込みロールの当接
(配置)角度を調節する機構を組込んでも良い。
なお、本実施例では、折込みロールの支持体4
の移動は、エアーシリンダーによつて行なうよう
にしたが、液圧シリンダーを用いても良く、又他
の移動の機構を用いても良い。
又、コイルを逆に回転させることもでき、この
場合もコイルの回転上流側から下流側へ当接角を
順次小さくするように配置すれば良い。
(考案の効果) 本考案は簡易機構によつて形成され、コイルを
回転状態にして、このコイル端面の包装材耳折り
部に、回転自在な複数の折込みロールを当接し
て、コイルの回転上流側から、該耳折り部を順次
コイル内周面側に折込むようにしているので、折
込みが円滑であり、包装材を損なうことなく、整
斉な折込みができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠正面説
明図、第2図は第1図の−′矢視説明図、第
3図は本考案の折込みロール群の配置角(コイル
の当接角)説明図、第4図は従来の外周紙紙折り
装置を概念的に示す立面説明図である。 1……内周折込み装置、2……基台、3……エ
アシリンダー、4……ロール支持体、5,6,
7,8,9……折込みロール、5c,6c,7
c,8c,9c……折込みロール回転軸、10…
…押えロール、11……昇降装置、C……コイ
ル、A1,A2,A3,A4,A5……コイルへの折込み
ロール当接点、P……包装材、B1,B2,B3
B4,B5……折込みロール当接点のコイル内周面、
P0……耳折り部、R……クレードルロール、α1
α2,α3,α4,α5……折込みロールへのコイルの当
接角(配置角)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルの外周を被包し該コイルの端面に耳折り
    された包装材を該コイルの内周に折込む装置にお
    いて、回転自在に支持されたコイルの側端側に対
    して複数の折込みロールを配設した支持体を進退
    自在に設けて、該折込みロールをコイル側端側に
    当接自在とし、この各折込みロールをコイル側端
    部に当接したとき該当接位置における各折込みロ
    ール回転軸とコイル内周面とがなす角度αが、上
    流側第1ロールから下流端末ロール側に順次小さ
    くなるように、各折込みロールの回転軸方向を
    夫々所定角度異なる方向に指向させて配置したこ
    とを特徴とする包装材の内周折込み装置。
JP16190088U 1988-12-15 1988-12-15 Expired - Lifetime JPH0516081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16190088U JPH0516081Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16190088U JPH0516081Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0283203U JPH0283203U (ja) 1990-06-27
JPH0516081Y2 true JPH0516081Y2 (ja) 1993-04-27

Family

ID=31445245

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JP16190088U Expired - Lifetime JPH0516081Y2 (ja) 1988-12-15 1988-12-15

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JPH0283203U (ja) 1990-06-27

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