JPH051607U - 車載用機器 - Google Patents

車載用機器

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JPH051607U
JPH051607U JP5783591U JP5783591U JPH051607U JP H051607 U JPH051607 U JP H051607U JP 5783591 U JP5783591 U JP 5783591U JP 5783591 U JP5783591 U JP 5783591U JP H051607 U JPH051607 U JP H051607U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車載用機器の取り付け状態を変更する場合で
あっても弾性部材の取付状態を変更することなく、ケー
ス内の機構部を正常に釣支できるようにする。 【構成】 機構部13が弾性部材14を介してケース1
1内で釣支されている車載用機器において、ほぼ鉛直面
内で回動自在な回動支持部材としての取付部材12をケ
ース11に設けて、この回動支持部材12との間に張設
された弾性部材14より機構部13を釣支するようにし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等に搭載されるCDチェンジャやCDプレーヤ等の車載用機 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11(A),(B)は、従来の車載用機器のそれぞれ正面断面図,側面断面 図、図12は図11に示す車載揺機器を90°だけ回動させた状態を示す正面断 面図である。 図11に示すように、従来のCDチェンジャ等の車載用機器1は、自動車のト ランク等の固定部2に固定されるケース3と、このケース3内に弾性部材4,4 を介して支持された機構部5と、この機構部5の横方向の動きを抑制する空気ダ ンパー6とを備えて構成されている。
【0003】 上記弾性部材4は一端部4aがケース3内の図示上面に取り付けられ、この他 端部4bに上記機構部5が取り付けられた構造となっている。従って、機構部5 はケース3内で弾性部材4により釣支された状態となっている。
【0004】 上記のように弾性部材4,4により機構部5をケース3内に支持させれば、例 えば自動車から加えられる振動が機構部5に直接伝達することがない。他方、こ のような弾性部材4,4を設けない場合では、外部からの振動が直接機構部5に 伝達される結果、たとえばCDに記録されているデータを光ピックアップ(図示 しない)により読み出そうとする場合には、振動によりフォーカス補正動作やト ラッキング動作が正常に行なわれないことになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ケース3を当初の状態から所定角度たとえば90°だけ変位させた 状態で使用したい場合がある。この場合、上記図11に示すような弾性部材4の 取付状態のままでは、図12に示すように弾性部材4の一端部4aが他端部4b の鉛直上方に位置しないことになる。このような状態では機構部5をケース3内 で釣支することができず、機構部5がケース3内壁面に当接した状態となる。こ のような状態を回避するため、従来では弾性部材4の一端部4aをケース3の傾 斜状態を考慮したケース3内の他の部分(図12では3aで示す部分)に付け換 える必要があった。
【0006】 しかしながら、このような弾性部材4の取付状態の変更作業は煩雑であり、ま た迅速に対応することができないという欠点がある。これにより上記と同様に正 常な読み出し動作を行なうことができないという問題が未解決のままであった。 そこで本考案は、弾性部材の取付状態を変更することなく、ケースの取り付け 状態を変更する場合であっても、機構部を正常に釣支できる車載用機器の提供を 目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成は、ケース内にて機構部が弾性部材を 介して釣支されている車載用機器において、ケースには、ほぼ鉛直面内で回動さ せてその位置を変えることができる回動支持部材が設けられ、上記弾性部材の一 端部がこの回動支持部材に取り付けられ、他端部が前記機構部に取り付けられて 、ケース内で機構部が弾性部材により鉛直方向に支持されることを特徴とするも のである。この場合、回動支持部材は、車体への取付部が一体に形成されたもの であってもよく、また両者が別体であってもよい。
【0008】
【作用】
上記構成を備えた本考案の作用は、回動支持部材をいずれかの方向に回転させ て、弾性部材により常に機構部を鉛直方向に支持できるようにする。このように して、弾性部材を付け換えなどすることなく、かつ、ケースの傾斜姿勢にかかわ らず機構部が常に弾性部材により鉛直に釣支された状態となる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。 図1は一実施例としての車載用機器の外観斜視図、図2は図1のAA部分断面 図、図3は図1に示す車載用機器の一部断面で示す透視側面図、図4は同側面図 である。 図示の車載用機器10はCDチェンジャを示すもので、操作面11aに矢印C 方向に摺動する扉11bを備えたケース11によって全体が覆われ、このケース 11の両側面11c,11c(一方の側面は図示しない)には一対の回動支持部 材としての取付部材12,12が取り付けられている。
【0010】 上記ケース11内には、挿入されたCDパック(複数のCDを積層状態で収納 したケース)から任意のCDを引き出し再生する再生部や増幅部等及びCDを回 転制御するモータ等の駆動系統からなる機構部13、この機構部13を釣支する 弾性部材14,14(一方の弾性部材14は図示しない)等が収納されている。
【0011】 上記弾性部材14,14は、本実施例では図示上端部14aが上記取付部材1 2,12の一部に取り付けられ、他端部14bは機構部13の重心を通る直線上 に突出して形成された突出部13aに取り付けられている。
【0012】 上記取付部材12は、ケース11の側面11cの外側に配置された脚部12a と、この脚部12aの図示上端側に形成された円柱状の軸部12bと、この軸部 12bの解放端部に形成された弾性部材14の上端部14aを支持する支持部1 2cとを備えたもので、上記軸部12bがケース11の側面11cに回動自在に 嵌合されている。
【0013】 上記支持部12cは、図3及び図4にも示すようにほぼ楕円形状の板部材であ り、その上端部に弾性部材14の図示上端部14aを取り付ける突出部12dが 突出形成されている。
【0014】 上記脚部12aの中間部分にはねじ15が挿入されるねじ挿入孔12e(図2 に示す)が形成され、他方このねじ挿入孔12eの移動軌跡上であってケース1 1の側壁11dには、取付部材12の軸部12bを中心とする所定角度間隔で複 数のめねじ部11d乃至11fが形成されている。なお、脚部12aの図示下端 部は折曲され、ここには自動車内の取付部にボルトで固定するためのボルト用孔 12fが形成されている。
【0015】 上記構成では、取付部材12のねじ挿入孔12eにねじ15を挿入すれば、こ の挿入されたねじ15はケース11のいずれかのめねじ部11d乃至11fに螺 入することができ、これにより取付部材12自体を所定の角度毎に固定させるこ とができるようにしている。
【0016】 以上の構成を備えた車載用機器10の動作について、図5(A)乃至(C)を も参照して説明する。図5は、図1に示す車載用機器10の動作状態を示す説明 図である。 当初の使用状態では、同図(A)に示すようにケース11自体は、図示水平状 態で使用するものとする。この使用態様では、弾性部材14の一端部14aは当 該他端部14bの鉛直上方に位置している。従って、この状態では機構部13は ケース11内で安定した状態で釣支されている。
【0017】 次に、たとえばケース11を鉛直状態で自動車内の固定部に取り付けようとす る場合には、以下のようにする。 まず、図5(A)に示す状態の車載揺機器10からねじ15を取り外す。この 状態では取付部材12は上記軸部12bを中心として回動自在な状態となる。こ の状態で、ケース11を図5(B)に示すように反時計方向に回転させる。この 回転途中であっても、弾性部材14の一端部14aと当該他端部14bが鉛直方 向の向きを保持した状態となる。しかも弾性部材14の他端部14bは機構部1 3の重心を通る直線上に一致させた突出部13bに取り付けてあるので、機構部 13を安定した状態で回転させることができる。
【0018】 そして、ケース11を同図(C)に示す位置に回転変位したら、上記ねじ15 をケース11のめねじ部11f(図5には図示しない)に螺入する。このねじ1 5の螺入によりケース11は同図(C)に示す状態に固定される。この状態であ っても、弾性部材14は常に鉛直方向に支持されるので、従来のように弾性部材 14の一端部14aをケース11内の他の部分に付け換えるという煩雑な作業を 省略することができる。従って、上記ケース11の取り付け姿勢を変更する場合 には、たんにねじ15を取り外して、ケース11をいずれかの方向に回動させ、 再度ねじ15を螺入すればよい。尚、ケース11と取付部材12との固定手段は 必ずしもねじ15によるものでなくともよい。 また、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内にお いて様々に変形実施が可能である。
【0019】 図6乃至図8は本考案の車載用機器の他の実施例を示すもので、図6は車載用 機器の部分正面断面図、図7は図6に示す車載用機器の側面図、図8(A)は図 6及び図7に示す車載用機器に取り付けられる取付部材の側面図、図8(B)は 同正面図である。なお、本実施例では上記実施例と同様のものについては同一の 符号を付してその説明を省略する。
【0020】 図示車載用機器20と上記車載用機器10との相違点は、取付部材21がケー ス11に対して着脱自在となっている点である。 図示車載用機器20のケース11の側面には、回動支持部材22が回動自在に 取り付けられている。この回動支持部材22には、上記弾性部材14の一端部1 4aが取り付けられる突出部22aが形成された支持部22bと、この支持部2 2bの他端部に形成された円柱状の軸部22cと、この軸部22cの中心に形成 された後述する取付部材21の一部が挿入される挿入孔22dとが設けられてい る。
【0021】 取付部材21は、図示下端部に折曲形成された自動車内への取付部21aと、 この取付部21aの上部に設けられた起立部21bと、この起立部21bの中間 部に折曲形成された上記挿入孔22dに挿入される折曲片21cと、起立部21 bの上端部に形成された 折曲片21cと同様の挿入片21dとを備えたほぼ板 状のものである。
【0022】 以上の構成を備えた車載用機器20の作用,効果について図9及び図10をも 参照して説明する。 まず、ケース11を水平状態として自動車内に取り付ける場合には、図9に示 すように取付部材21の折曲片21cを回動支持部材22の挿入孔22dに挿入 する。この状態では弾性部材14は鉛直方向となっている。従って機構部13は 弾性部材14によってケース11内に安定した状態で釣支されている。尚、本実 施例では折曲片21cを挿入孔22d内に挿入したときに、挿入片21dがケー ス11の上面11gから上方に離間した位置になるが、互いに対向する一対の取 付部材21,21の間は解放されているので、自動車内の取付スペースを有効荷 活用できるものである。
【0023】 この状態からケース11を90°だけ回転変位された状態で取り付けるには次 のようにする。 取付部材21を上記回動支持部材22から一旦取り外す。そして、上端部に形 成されている挿入片21dを上記挿入孔22d内に挿入する。この挿入片21d を挿入孔22d内に挿入した状態で、取付部材22をたとえば反時計方向に回転 させる。この取付部材21の回転により、回動支持部材22は図10に示す状態 に回転される。従って、ケース11を図10に示す状態で自動車内に取り付ける 場合であっても、弾性部材14は鉛直方向に支持されることになる。
【0024】 このような構成であっても、上記実施例と同様の効果を得ることができるばか りでなく、ケース11を水平状態や鉛直状態に変位させた場合であっても、ケー ス11の自動車内の取付部の取付面Gからの高さ寸法を上記実施例に比較して小 さい値とすることができ、自動車内の取付部分の省スペース化を図ることができ る。また、図10に示すように、取付部材11の挿入片21dを 回動支持部材 22の挿入孔22dに挿入した場合には、折曲片21cによってもケース11の 底面を支持させることができるので、さらに安定してケース11を支持させるこ とができる。
【0025】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、車載用機器の取り付け状態を変更する場合であ っても、弾性部材の取付状態を変更することなく、機構部を安定した状態で釣支 できる。特に取付部材がケースと一体として形成されているものであれば、取付 部材を回動させるだけでよいので調整作業が容易であり、取付部材と回動支持部 材とが別体として構成されているものであれば、ケースの取り付け高さ寸法を小 さく設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としての車載用機器の外観斜
視図。
【図2】図1のAA部分断面図。
【図3】図1に示す車載用機器の一部断面で示す側面
図。
【図4】図1に示す車載用機器の側面図。
【図5】(A)乃至(C)は図1に示す車載用機器の動
作状態を示す説明図。
【図6】本考案の他の実施例の車載用機器を示す部分正
面断面図。
【図7】図6に示す車載用機器の側面図。
【図8】(A),(B)は図6及び図7に示す車載用機
器に取り付けられる取付部材のそれぞれ側面図,正面
図。
【図9】図6に示す車載用機器を水平状態として取り付
けた状態を示す説明図。
【図10】図6に示す車載用機器を鉛直状態として取り
付けた状態を示す説明図。
【図11】(A),(B)は、従来の車載用機器のそれ
ぞれ正面断面図,側面断面図。
【図12】図11に示す車載用機器を90°だけ回動さ
せた状態を示す正面断面図。
【符号の説明】
10,20 車載用機器 11 ケース 12,21 取付部材 13 機構部 14 弾性部材 22 回動支持部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にて機構部が弾性部材を介して
    釣支されている車載用機器において、ケースには、ほぼ
    鉛直面内で回動させてその位置を変えることができる回
    動支持部材が設けられ、上記弾性部材の一端部がこの回
    動支持部材に取り付けられ、他端部が前記機構部に取り
    付けられて、ケース内で機構部が弾性部材により鉛直方
    向に支持されることを特徴とする車載用機器。
  2. 【請求項2】 上記回動支持部材には、車体への取付部
    が一体に形成されている請求項1記載の車載用機器。
  3. 【請求項3】 上記回動支持部材と車体への取付部とが
    別体であり、この取付部が回動支持部材に係止される請
    求項1記載の車載用機器。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61158554A (ja) * 1984-12-29 1986-07-18 鹿島建設株式会社 タイル付きパネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61158554A (ja) * 1984-12-29 1986-07-18 鹿島建設株式会社 タイル付きパネル

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