JPH0516010A - 電着エンドミル - Google Patents
電着エンドミルInfo
- Publication number
- JPH0516010A JPH0516010A JP16673791A JP16673791A JPH0516010A JP H0516010 A JPH0516010 A JP H0516010A JP 16673791 A JP16673791 A JP 16673791A JP 16673791 A JP16673791 A JP 16673791A JP H0516010 A JPH0516010 A JP H0516010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- margin
- end mill
- abrasive grains
- flank
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2226/00—Materials of tools or workpieces not comprising a metal
- B23C2226/31—Diamond
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2228/00—Properties of materials of tools or workpieces, materials of tools or workpieces applied in a specific manner
- B23C2228/10—Coating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電着エンドミルの工具寿命を改善する。
【構成】 母材となるエンドミルの外周切刃(1)の逃げ
面(2)に、0.3〜1.5mmの幅でマージン(3)を形成し、
そのマージンに砥粒(4)を電着する。
面(2)に、0.3〜1.5mmの幅でマージン(3)を形成し、
そのマージンに砥粒(4)を電着する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電着エンドミルに係
り、特にその外周切刃の逃げ面形状の改良に関する。
り、特にその外周切刃の逃げ面形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術・発明の解決課題】従来、主にグラファイ
ト加工用のエンドミルとして、切刃にダイヤモンド砥粒
を電着したものが知られている。この電着エンドミルの
母材には通常のエンドミルが一般には用いられている。
通常のエンドミルの外周切刃は、所謂たち切り刃と称さ
れて、逃げ角0°の部分を残さない逃げ面、すなわちマ
ージン残しをしていない逃げ面を有している。
ト加工用のエンドミルとして、切刃にダイヤモンド砥粒
を電着したものが知られている。この電着エンドミルの
母材には通常のエンドミルが一般には用いられている。
通常のエンドミルの外周切刃は、所謂たち切り刃と称さ
れて、逃げ角0°の部分を残さない逃げ面、すなわちマ
ージン残しをしていない逃げ面を有している。
【0003】電着エンドミルのダイヤモンド砥粒は、そ
の逃げ面にも電着されているが、実際に切削に寄与する
ダイヤモンド砥粒は切刃に近い箇所にあるものだけで、
切刃上の一点に対しては1個ないし多くとも数個程度で
ある。すなわち、逃げ面に電着されているダイヤモンド
砥粒のうち、その殆どは切削に関与しない。また、切削
に寄与できる位置にあるダイヤモンド砥粒の数が少ない
ことから、その砥粒が摩耗したり或いは脱落したりする
と、その砥粒に代わって切削に寄与できる砥粒がなく、
十分な工具寿命が得られていない。
の逃げ面にも電着されているが、実際に切削に寄与する
ダイヤモンド砥粒は切刃に近い箇所にあるものだけで、
切刃上の一点に対しては1個ないし多くとも数個程度で
ある。すなわち、逃げ面に電着されているダイヤモンド
砥粒のうち、その殆どは切削に関与しない。また、切削
に寄与できる位置にあるダイヤモンド砥粒の数が少ない
ことから、その砥粒が摩耗したり或いは脱落したりする
と、その砥粒に代わって切削に寄与できる砥粒がなく、
十分な工具寿命が得られていない。
【0004】本発明は上述のごとき従来の技術的課題に
鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。
したがって本発明の目的は、電着エンドミルの工具寿命
を改善することにある。
鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。
したがって本発明の目的は、電着エンドミルの工具寿命
を改善することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電着エンド
ミルは、上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目
的を達成するために以下のような構成を備えている。即
ち、外周切刃の逃げ面が、所定の幅でマージンを有し、
該マージンに砥粒が電着されている。上記マージンの幅
は、0.3mm以上1.5mm以下であることが好ましい。
ミルは、上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目
的を達成するために以下のような構成を備えている。即
ち、外周切刃の逃げ面が、所定の幅でマージンを有し、
該マージンに砥粒が電着されている。上記マージンの幅
は、0.3mm以上1.5mm以下であることが好ましい。
【0006】
【作用および発明の効果】本発明に係る電着エンドミル
では、外周切刃の逃げ面に形成されたマージンに砥粒が
電着されるので、マージン幅の部分だけその周面に電着
された砥粒が切削に寄与する。その砥粒の数は、たち切
り刃の逃げ面に電着される砥粒の数よりも多く、したが
って工具寿命も延びる。また、マージン幅が大きすぎる
と切り屑詰まりを生じたり、切削抵抗が過大になって切
削機能を損なうのが、0.3mm以上1.5mm以下であれば
良好である。
では、外周切刃の逃げ面に形成されたマージンに砥粒が
電着されるので、マージン幅の部分だけその周面に電着
された砥粒が切削に寄与する。その砥粒の数は、たち切
り刃の逃げ面に電着される砥粒の数よりも多く、したが
って工具寿命も延びる。また、マージン幅が大きすぎる
と切り屑詰まりを生じたり、切削抵抗が過大になって切
削機能を損なうのが、0.3mm以上1.5mm以下であれば
良好である。
【0007】
【実施例】以下に本発明の一実施例に係る電着エンドミ
ルについて、図1および図2を参照して説明する。図1
は本実施例の電着エンドミルの母材として用いられるエ
ンドミルの外周切刃周辺部形状を示す軸直角断面図であ
る。図示するように、外周切刃1の逃げ面2に0.3mm
以上1.5mm以下の幅tでマージン3が形成されてい
る。このマージン3における外周面は、外周切刃1が回
転によって描く円周面に一致しており、したがってその
逃げ角は0°である。
ルについて、図1および図2を参照して説明する。図1
は本実施例の電着エンドミルの母材として用いられるエ
ンドミルの外周切刃周辺部形状を示す軸直角断面図であ
る。図示するように、外周切刃1の逃げ面2に0.3mm
以上1.5mm以下の幅tでマージン3が形成されてい
る。このマージン3における外周面は、外周切刃1が回
転によって描く円周面に一致しており、したがってその
逃げ角は0°である。
【0008】図2は図1の母材にダイヤモンド砥粒を電
着した本実施例の電着エンドミルの外周切刃周辺部形状
を示す軸直角断面図である。図示するように、マージン
3の外周面には、その幅寸法tに応じた数のダイヤモン
ド砥粒4が付着している。この部分のダイヤモンド砥粒
4は、切削時にワークの被削面と接触して切削に寄与す
る。したがってその工具寿命は、たち切り刃のエンドミ
ルを母材にした電着エンドミルの数倍になる。
着した本実施例の電着エンドミルの外周切刃周辺部形状
を示す軸直角断面図である。図示するように、マージン
3の外周面には、その幅寸法tに応じた数のダイヤモン
ド砥粒4が付着している。この部分のダイヤモンド砥粒
4は、切削時にワークの被削面と接触して切削に寄与す
る。したがってその工具寿命は、たち切り刃のエンドミ
ルを母材にした電着エンドミルの数倍になる。
【図1】 本発明の一実施例に係る電着エンドミルの母
材として用いられるエンドミルの外周切刃周辺部形状を
示す軸直角断面図である。
材として用いられるエンドミルの外周切刃周辺部形状を
示す軸直角断面図である。
【図2】 図1の母材にダイヤモンド砥粒を電着した本
実施例の電着エンドミルの外周切刃周辺部形状を示す軸
直角断面図である。
実施例の電着エンドミルの外周切刃周辺部形状を示す軸
直角断面図である。
1 外周切刃
2 逃げ面
3 マージン
4 ダイヤモンド砥粒
Claims (2)
- 【請求項1】 外周切刃(1)の逃げ面(2)に砥粒(4)を電
着してなる電着エンドミルにおいて、 上記逃げ面(2)が、所定の幅でマージン(3)を有し、該マ
ージン(3)に上記砥粒(4)が電着されたことを特徴とする
電着エンドミル。 - 【請求項2】 上記マージン(3)の幅は、0.3mm以上
1.5mm以下である請求項1記載の電着エンドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16673791A JPH0516010A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 電着エンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16673791A JPH0516010A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 電着エンドミル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0516010A true JPH0516010A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=15836821
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16673791A Pending JPH0516010A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 電着エンドミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0516010A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107824854A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-03-23 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种新型防过切铣刀 |
US10618120B2 (en) | 2017-04-27 | 2020-04-14 | Rolls-Royce Plc | Cutting tool |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16673791A patent/JPH0516010A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10618120B2 (en) | 2017-04-27 | 2020-04-14 | Rolls-Royce Plc | Cutting tool |
CN107824854A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-03-23 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种新型防过切铣刀 |
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