JPH0515981B2 - - Google Patents

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JPH0515981B2
JPH0515981B2 JP8337388A JP8337388A JPH0515981B2 JP H0515981 B2 JPH0515981 B2 JP H0515981B2 JP 8337388 A JP8337388 A JP 8337388A JP 8337388 A JP8337388 A JP 8337388A JP H0515981 B2 JPH0515981 B2 JP H0515981B2
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JP
Japan
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electrode
conductivity
outer cylinder
liquid
terminal
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JP8337388A
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English (en)
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JPH01254853A (ja
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Akio Ikeda
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NIKOKU KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
NIKOKU KIKAI KOGYO KK
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Publication date
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は工業用水や汚水等の導電率を測定する
導電率測定用の電極、さらに詳しく言えば投げ込
み形や流通形の応用に適した導電率測定用の電極
に関する。
(従来の技術) 液体の導電率を測定する電極として、4端子抵
抗測定法を利用した4電極形の導電率測定用の電
極が知られている。
第6図は4端子抵抗測定法の原理を説明するた
めの回路図である。
測定対象の抵抗器に電流端子c1、c2を通じて電
流が流れているとき、電圧端子p1、p2の間に生
じている電圧Vを測る。
このようにした抵抗器を、四端子抵抗器(four
terminal resistor)という。
,は、電流検出用の電極、,は、電圧
検出用の電極である。
電圧計の抵抗が高く、ここに流れる電流が非常
に小さいときは、リード線の抵抗Rp1、Rp2があ
つてもここには殆ど電圧を生じないから、Rの両
端の電圧はVに等しくなる。また電流端子を通る
回路に抵抗があつてもRを通る電流は電流計によ
つてIとして測られる。ゆえにR以外のすべての
回路中の抵抗の影響を除いてR=V/Iとして低
い抵抗Rの値を求めることができる。
液体の抵抗Rは必ずしも小さいものばかりはな
いが、電極と液との間の接触抵抗も大きいので4
端子抵抗測定法を用いることができる。
第4図は工場用水のタンク等に投入されて使用
される従来の4端子4電極の導電率測定用電極を
示す図である。
内部構造を示すために一部破断して示してい
る。
第5図は第4図に示した従来の4端子4電極の
導電率測定用電極の動作を説明するための等価回
路図である。
基部30と電極〜と絶縁筒36,37,3
8から形成される電極棒は一体に設けられてい
る。
基部30に設けられたねじ部30aに外筒32
が結合させられている。
この電極は前述したように、被測定液が充填さ
れているタンク等に投入されると、外筒32と電
極棒間の円筒状の空間に被測定液体が充填され
る。
,は電流検出用の電極であり交流電源Sか
らの電流Iが電流検出手段Aを介して接続され
る。
,は電圧検出用の電極でありこの間の電圧
降下は電圧検出手段Vにより検出され、前述した
原理により液体の抵抗、あるいは導電率が測定さ
れる。
Rs1,Rs2,Rs3,Rs4はそれぞれ、各電極
〜の表面に形成される接触抵抗である。
R12は電極と間の前記外筒32内の液体
の抵抗値(ただし前記接触抵抗値を除く、以下同
様)、R23は電極と間の前記外筒32内の
液体の抵抗値、R34は電極と間の前記外筒
32内の液体の抵抗値である。
導電率の算定には、前述した電圧検出手段Vお
よび電流検出手段Aの指示値と、電極と外筒の幾
何学的な形状できまるセル定数が利用される。
(発明が解決しようとする課題) 前述した電極の外筒32には気泡抜き孔33a
〜d、34a〜dが設けられ、筒の内部に発生ま
たは侵入してきた気泡等が電極周辺に付着するこ
となく抜けて行く構成になつている。
ところが、この気泡抜き孔33a〜d、34a
〜dが存在することにより、第5図に示すように
電極と間に第5の抵抗R14が発生すること
になる。
この抵抗R14は外筒32が配置される位置に
より変わる。またタンク容器内の電界が変動する
ような場合にも変動し、セル定数が外界の影響を
受けることになる。
本発明の目的は前述した外筒外の液体に発生す
る変動し得る抵抗の影響を受けない測定を可能に
する導電率測定用の電極を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明による導電率
測定用の電極は、泡抜き孔を持ちセル空間を形成
する外筒内に液体の導電率を測定する電流測定用
および電圧測定用の端子各一対が軸方向に設けら
れている電極棒が配置されている4端子4電極の
導電率測定用の電極において、前記電極群の軸方
向の配列の外側にさらに第5の電極を設け、この
第5の電極を前記電極群中のより離れた位置にあ
る電流電極に接続して構成されている。
(実施例) 以下、図面等を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。
第1図は、本発明による4端子5電極形の導電
率測定用電極の実施例を示す断面図である。
電流検出用の電極、絶縁筒19、電圧検出用
の電極、絶縁筒18、電圧検出用の電極、絶
縁筒17、電流検出用の電極、絶縁筒16、補
償用の電極(第5の電極)がこの順で配列され
ている。
そして、先端がねじで電流検出用の電極に結
合されている短絡金属棒22の他端を金属ワツシ
ヤ21とナツトで補償用の電極(第5の電極)
に固定することにより電極棒を形成する。
またこの短絡金属棒22により電極棒の内部で
電極とが短絡接続されることになる。
補償用の電極は、基部10にねじ結合され、
各電極は第2図に示されているようにケーブル1
1に接続され電圧、電流検出手段に接続される。
気泡抜き孔13a〜d、14a〜dをもつセル
外筒12は前記補償用の電極にねじ結合されて
いる。
なお基部10や電極棒の内部には樹脂が充填さ
れている。
第2図は、本発明による第1図に示した4端子
5電極形の導電率測定用電極の動作を説明するた
めの等価回路図である。
Rs1a、Rs1bはそれぞれ、電流検出用の電
極と液体間に形成される接触抵抗である。Rs
2a、Rs2bはそれぞれ、電圧検出用の電極
と液体間に形成される接触抵抗であり、Rs3a、
Rs3bはそれぞれ、電圧検出用の電極と液体
間に形成される接触抵抗である。
Rs4a、Rs4bはそれぞれ、電圧検出用の電
極と液体間に形成される接触抵抗であり、Rs
5a、Rs5bはそれぞれ、補償用の電極と液
体間に形成される接触抵抗である。
R12は電極と間の前記外筒32内の液体
の抵抗値(ただし前記接触抵抗値を除く、以下同
様)R23は電極と間の前記外筒32内の液
体の抵抗値、R34は電極と間の前記外筒3
2内の液体の抵抗値、R45は電極と間の前
記外筒32内の液体の抵抗値である。
この実施例においても第4図、第5図を参照し
た従来例と同様にセル外筒12には気泡抜き孔1
3a〜d、14a〜dが形成されているから、電
極と電極間にRs5a、R15、Rs1bの抵
抗経路が形成される。
そしてこのR15は前述の従来例と同様に、電
極が例えば、タンクの壁面近くに配置されたとき
や、中心に配置されたとき等、位置によつて変わ
る。またセル外筒12外のタンク容器内の電界が
変動するような場合にも変動する。
しかしながら、この抵抗R15の両端は、Rs
5aとRs1bを介して短絡金属棒22で短絡さ
れているので、この抵抗R15の変動は電圧、電
流検出手段の検出値に何等の影響を与えない。
また、セル外筒内部で形成されるRs5b、R
45、Rs4aの回路が端子と間に並列に接
続されることになる。
この抵抗成分は前述のような外界の影響を受け
るものではなく、セル定数決定の要因となるだけ
で不安定要因ではない。
以上詳しく説明した実施例について本発明の範
囲内で種々の変形を施すことができる。
第3図は前記実施例電極の電極棒を略実物大で
示した図である。
電極の位置をD1,D2,D3,D4,D5で
示してある。
前述した実施例はで示すように電極が前記D
1,D2,D3,D4,D5に,,,,
の順に対応させられている。
この配列を〔,,,,〕、〔,
,,,〕〔,,,,〕のよ
うに対応させることもできる。
(発明の効果) 以上詳しく説明したように本発明による導電率
測定用の電極は、泡抜き孔を持ちセル空間を形成
する外筒内に液体の導電率を測定する電流測定用
および電圧測定用の端子各一対が軸方向に設けら
れている電極棒が配置されている4端子4電極の
導電率測定用の電極において、前記電極群の軸方
向の配列の外側にさらに第5の電極を設け、この
第5の電極を前記電極群中のより離れた位置にあ
る電流電極に接続してある。
これにより、セル外筒にかなりの大きさの泡抜
き孔を形成しても、外部に形成されつ抵抗の影響
を受けないようにすることができる。
したがつて、本発明による導電率測定用の電極
の不安定要因は殆ど除去され、工業用水の測定や
測定結果を利用した制御の分野に広く利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による4端子5電極形の導電
率測定用電極の実施例を示す断面図である。第2
図は、本発明による第1図に示した4端子5電極
形の導電率測定用電極の動作を説明するための等
価回路図である。第3図は電極配列の変形例を示
す略図である。第4図は従来の4端子4電極の導
電率測定用電極の実施例を示す断面図である。第
5図は第3図に示した従来の4端子4電極の導電
率測定用電極の動作を説明するための等価回路図
である。第6図は4端子抵抗測定法の原理を説明
するための回路図である。 ,……電流検出用の電極、,……電圧
検出用の電極、……補償用の電極(第5の電
極)、10……基部、11……ケーブル、12…
…セル外筒、13,14……気泡抜き孔、16,
17,18,19……絶縁筒、20……ナツト、
21……金属ワツシヤ、22……短絡金属棒、3
0……基部、31……ケーブル、32……セル外
筒、33,34……気泡抜き孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 泡抜き孔を持ちセル空間を形成する外筒内に
    液体の導電率を測定する電流測定用および電圧測
    定用の端子各一対が軸方向に設けられている電極
    棒が配置されている4端子4電極の導電率測定用
    の電極において、前記電極群の軸方向の配列の外
    側にさらに第5の電極を設け、この第5の電極を
    前記電極群中のより離れた位置にある電流電極に
    接続して構成したことを特徴とする導電率測定用
    の電極。
JP8337388A 1988-04-05 1988-04-05 導電率測定用の電極 Granted JPH01254853A (ja)

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CN104502730A (zh) * 2014-11-07 2015-04-08 贝兹维仪器(苏州)有限公司 一种手持式泥浆电阻率测量装置
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