JPH05159479A - 磁気テープ装置 - Google Patents
磁気テープ装置Info
- Publication number
- JPH05159479A JPH05159479A JP35084291A JP35084291A JPH05159479A JP H05159479 A JPH05159479 A JP H05159479A JP 35084291 A JP35084291 A JP 35084291A JP 35084291 A JP35084291 A JP 35084291A JP H05159479 A JPH05159479 A JP H05159479A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気テープ媒体を繰り返して使用するため、
その取扱や保管条件により低下する磁気テープ品質をデ
ータの記録の際に分かるようにする。 【構成】 ホストから送られてくるデータを制御部1は
記録データ発生回路23,記録回路22および磁気ヘッ
ド21を介して磁気テープ20に記録する。それととも
に再生回路24およびデータ復元回路25によりデータ
を再生する。このときエラーがあればこれを検出してエ
ラーと処理総数を計数する。そしてエラーレートを算出
し、処理される磁気テープ単位でEEPROMに格納し
今までに処理されたエラーレートの平均値を算出して今
回処理した磁気テープのエラーレートと比較して規定値
以上のときに磁気テープの表示部28にメッセージを出
力する。
その取扱や保管条件により低下する磁気テープ品質をデ
ータの記録の際に分かるようにする。 【構成】 ホストから送られてくるデータを制御部1は
記録データ発生回路23,記録回路22および磁気ヘッ
ド21を介して磁気テープ20に記録する。それととも
に再生回路24およびデータ復元回路25によりデータ
を再生する。このときエラーがあればこれを検出してエ
ラーと処理総数を計数する。そしてエラーレートを算出
し、処理される磁気テープ単位でEEPROMに格納し
今までに処理されたエラーレートの平均値を算出して今
回処理した磁気テープのエラーレートと比較して規定値
以上のときに磁気テープの表示部28にメッセージを出
力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気テープ装置、さらに
詳しくいえば、磁気テープを交換して運用するためにエ
ラー処理を施す磁気テープ装置に関する。
詳しくいえば、磁気テープを交換して運用するためにエ
ラー処理を施す磁気テープ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の磁気テープ装置はデータ
を磁気テープに記録するとともに記録したデータを直後
に読み取るいわゆるリードアフタライト(Read a
fter write)処理によりデータが正しく記録
されたかを判断し、もし異常(エラー)であれば、再び
データを記録するというリトライ処理を行っている。一
般に、磁気テープ装置は記録するデータの量とリトライ
処理の実行回数を制御部の中のレジスタに格納してホス
トからの要求に応じてその内容を出力するように構成さ
れている。
を磁気テープに記録するとともに記録したデータを直後
に読み取るいわゆるリードアフタライト(Read a
fter write)処理によりデータが正しく記録
されたかを判断し、もし異常(エラー)であれば、再び
データを記録するというリトライ処理を行っている。一
般に、磁気テープ装置は記録するデータの量とリトライ
処理の実行回数を制御部の中のレジスタに格納してホス
トからの要求に応じてその内容を出力するように構成さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気テープ装置
は近年のディスクの大容量化に伴い、磁気テープ装置も
大容量化が進んでいる。一般に磁気テープはJISX6
123およびX6124で規定されるようにその形状お
よび記録フォーマットは定められているため互換性を有
している。また、磁気テープ装置の特徴として磁気テー
プを交換して使用できるため、その取扱いや保管環境の
善し悪しによって磁気テープの品質は低下していく。こ
のような背景の中で重要なデータを正しく磁気テープに
記録していくためには磁気テープの品質を見極めていく
必要がある。
は近年のディスクの大容量化に伴い、磁気テープ装置も
大容量化が進んでいる。一般に磁気テープはJISX6
123およびX6124で規定されるようにその形状お
よび記録フォーマットは定められているため互換性を有
している。また、磁気テープ装置の特徴として磁気テー
プを交換して使用できるため、その取扱いや保管環境の
善し悪しによって磁気テープの品質は低下していく。こ
のような背景の中で重要なデータを正しく磁気テープに
記録していくためには磁気テープの品質を見極めていく
必要がある。
【0004】例えば、著しく品質の低下した磁気テープ
を使用した場合、エラー発生頻度は高くなり、一旦記録
したデータを消去するために磁気テープの走行を停止さ
せ逆方向に走行させて停止し、次に順方向に走行させて
エラー発生した箇所のデータを消して次の位置に同じデ
ータを連続して記録というリトライ動作を実行すること
なる。そのため、データを連続して記録するという処理
が一旦途切れるのでシステムのスループットが低下す
る。さらに磁気テープの品質が極悪な状況にあれば、リ
トライ動作では回復できなくなり、ついにはジョブのア
ボートという最悪の状況に落ちいってしまう。本発明の
目的は磁気テープを交換して用いる磁気テープ装置にお
いて、処理する磁気テープの品質を表示することによ
り、システムのスループットの低下を未然に防止すると
ともに装置の信頼性を高くした磁気テープ装置を提供す
ることにある。
を使用した場合、エラー発生頻度は高くなり、一旦記録
したデータを消去するために磁気テープの走行を停止さ
せ逆方向に走行させて停止し、次に順方向に走行させて
エラー発生した箇所のデータを消して次の位置に同じデ
ータを連続して記録というリトライ動作を実行すること
なる。そのため、データを連続して記録するという処理
が一旦途切れるのでシステムのスループットが低下す
る。さらに磁気テープの品質が極悪な状況にあれば、リ
トライ動作では回復できなくなり、ついにはジョブのア
ボートという最悪の状況に落ちいってしまう。本発明の
目的は磁気テープを交換して用いる磁気テープ装置にお
いて、処理する磁気テープの品質を表示することによ
り、システムのスループットの低下を未然に防止すると
ともに装置の信頼性を高くした磁気テープ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による磁気テープ装置は磁気テープを交換して
使用する磁気テープ装置であって、データを磁気テープ
上に記録するとともに記録したデータを再生し再生時に
エラーが検出されたとき前記記録されたデータを再度記
録するというリトライ処理を行い、かつ、前記エラーと
データ処理の総数をそれぞれ計数する磁気テープ装置に
おいて、前記計数した結果からエラーレートを計算する
エラーレート算出手段と、前記エラーレート算出手段に
より得られた結果を磁気テープ単位に格納するEEPR
OM格納手段と、前記磁気テープが複数巻処理された結
果の平均値を算出するエラーレート平均値算出手段と、
前記エラーレート平均値算出手段より得られた結果と今
回処理した前記磁気テープのエラーレートを比較し、そ
の割合が規定以上のときに前記処理された磁気テープの
劣化を示すメッセージを表示するエラーレート判定手段
とを含み、ジョブの終了時に記録した磁気テープの品質
を明示するように構成されている。
に本発明による磁気テープ装置は磁気テープを交換して
使用する磁気テープ装置であって、データを磁気テープ
上に記録するとともに記録したデータを再生し再生時に
エラーが検出されたとき前記記録されたデータを再度記
録するというリトライ処理を行い、かつ、前記エラーと
データ処理の総数をそれぞれ計数する磁気テープ装置に
おいて、前記計数した結果からエラーレートを計算する
エラーレート算出手段と、前記エラーレート算出手段に
より得られた結果を磁気テープ単位に格納するEEPR
OM格納手段と、前記磁気テープが複数巻処理された結
果の平均値を算出するエラーレート平均値算出手段と、
前記エラーレート平均値算出手段より得られた結果と今
回処理した前記磁気テープのエラーレートを比較し、そ
の割合が規定以上のときに前記処理された磁気テープの
劣化を示すメッセージを表示するエラーレート判定手段
とを含み、ジョブの終了時に記録した磁気テープの品質
を明示するように構成されている。
【0006】また、本発明は上記構成に加えて、前記エ
ラーレート判定手段はジョブの実行途中においてもブロ
ック単位に実行し、現在処理している磁気テープのエラ
ーレートが規定値以上にあったとき前記磁気テープの劣
化を示すメッセージを表示する出力手段と前記磁気テー
プの交換をホスト側へ要求するテープ交換要求手段とを
備えて構成されている。
ラーレート判定手段はジョブの実行途中においてもブロ
ック単位に実行し、現在処理している磁気テープのエラ
ーレートが規定値以上にあったとき前記磁気テープの劣
化を示すメッセージを表示する出力手段と前記磁気テー
プの交換をホスト側へ要求するテープ交換要求手段とを
備えて構成されている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、磁気テープの劣化をオペレ
ータが知ることができ、ジョブのアボートやリトライ処
理の多発によるシステムのスループットの低下を防止で
きる。
ータが知ることができ、ジョブのアボートやリトライ処
理の多発によるシステムのスループットの低下を防止で
きる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明による磁気テープ装置の実施例
を説明するためのフローチャートである。本実施例は磁
気テープにデータを記録する記録手段10と、記録した
データを直後に読み取る、いわゆるリードアフタライト
(Read after write)またはリードホ
ワイルライト(Read while write)と
いわれる再生手段11と、再生したデータが正常である
か否かを判定するエラー判定手段12と、エラー数およ
び処理数を計数してレジスタに格納する計数手段13
と、ジョブの終了を判定する終了判定手段14と、エラ
ー数と処理数からエラーレートを算出するエラーレート
算出手段15と、その結果と以前に処理した磁気テープ
単位のエラーレートを格納しているEEPROMに前記
エラーレートを格納するEEPROM格納手段16と、
EEPROMに格納されているエラーレートの平均値を
算出するエラーレート平均値算出手段17と、これによ
り求めた平均エラーレートと前記処理した磁気テープの
エラーレートを比較し判定するエラーレート判定手段1
8と、エラーレートが規定値以上あるとき磁気テープ装
置の表示部28にメッセージ表示する出力手段19によ
って構成されている。
説明する。図1は本発明による磁気テープ装置の実施例
を説明するためのフローチャートである。本実施例は磁
気テープにデータを記録する記録手段10と、記録した
データを直後に読み取る、いわゆるリードアフタライト
(Read after write)またはリードホ
ワイルライト(Read while write)と
いわれる再生手段11と、再生したデータが正常である
か否かを判定するエラー判定手段12と、エラー数およ
び処理数を計数してレジスタに格納する計数手段13
と、ジョブの終了を判定する終了判定手段14と、エラ
ー数と処理数からエラーレートを算出するエラーレート
算出手段15と、その結果と以前に処理した磁気テープ
単位のエラーレートを格納しているEEPROMに前記
エラーレートを格納するEEPROM格納手段16と、
EEPROMに格納されているエラーレートの平均値を
算出するエラーレート平均値算出手段17と、これによ
り求めた平均エラーレートと前記処理した磁気テープの
エラーレートを比較し判定するエラーレート判定手段1
8と、エラーレートが規定値以上あるとき磁気テープ装
置の表示部28にメッセージ表示する出力手段19によ
って構成されている。
【0009】図2は本発明による磁気テープ装置の実施
例を示す回路ブロック図である。図示しないホストより
受信したデータはまず始めに記録手段10により記録さ
れる。記録手段10は制御部1,記録データ発生回路2
3,記録回路22および磁気ヘッド21により構成され
る。制御部1はホストからのデータを内蔵するデータバ
ッファに一時蓄えた後、記録データ発生回路23に送出
する。記録データ発生回路23は磁気記録を行うに最も
適した状態にデータを変換したり(一般にコード変換と
いう)、エラー訂正コードであるECCを付加したり、
データの冗長性を計算してCRCデータを付与する。こ
れらはJISX6124で定められる磁気記録のフォー
マットに準じている。このように変換されたデータは記
録回路22によって磁気ヘッド21に記録電流を与え磁
気テープ20上に記録される。
例を示す回路ブロック図である。図示しないホストより
受信したデータはまず始めに記録手段10により記録さ
れる。記録手段10は制御部1,記録データ発生回路2
3,記録回路22および磁気ヘッド21により構成され
る。制御部1はホストからのデータを内蔵するデータバ
ッファに一時蓄えた後、記録データ発生回路23に送出
する。記録データ発生回路23は磁気記録を行うに最も
適した状態にデータを変換したり(一般にコード変換と
いう)、エラー訂正コードであるECCを付加したり、
データの冗長性を計算してCRCデータを付与する。こ
れらはJISX6124で定められる磁気記録のフォー
マットに準じている。このように変換されたデータは記
録回路22によって磁気ヘッド21に記録電流を与え磁
気テープ20上に記録される。
【0010】次に再生回路24は磁気テープ20に記録
されたデータを磁気ヘッド21によって読み取り、ディ
ジタル化したデータに変換する。この再生されたデータ
はデータ復元回路25によって記録データ発生回路23
で行った動作と逆のコード変換を行いデータを復元す
る。データ再生手段11はこの再生回路24とデータ復
元回路25により構成される。ついでエラー判定手段1
2であるエラー検出回路26はデータ復元回路25によ
り得られた再生データがパリティやCRCに合致してい
るかをチェックする。制御部1はエラー検出回路26が
エラーを検出すると、磁気テープ20の走行を停止さ
せ、逆方向に磁気テープ20を駆動して、先に記録した
エラーの個所まで戻し、再び停止させ、再度順方向に磁
気テープ20を駆動して先に記録したエラー個所に磁気
ヘッド21を位置付けてエラーした個所を消去し、内蔵
のデータバッファより再びデータを取り出し記録および
再生を行う。
されたデータを磁気ヘッド21によって読み取り、ディ
ジタル化したデータに変換する。この再生されたデータ
はデータ復元回路25によって記録データ発生回路23
で行った動作と逆のコード変換を行いデータを復元す
る。データ再生手段11はこの再生回路24とデータ復
元回路25により構成される。ついでエラー判定手段1
2であるエラー検出回路26はデータ復元回路25によ
り得られた再生データがパリティやCRCに合致してい
るかをチェックする。制御部1はエラー検出回路26が
エラーを検出すると、磁気テープ20の走行を停止さ
せ、逆方向に磁気テープ20を駆動して、先に記録した
エラーの個所まで戻し、再び停止させ、再度順方向に磁
気テープ20を駆動して先に記録したエラー個所に磁気
ヘッド21を位置付けてエラーした個所を消去し、内蔵
のデータバッファより再びデータを取り出し記録および
再生を行う。
【0011】この動作を繰り返すことがリトライ処理で
ある。計数手段13であるエラー計数回路27はデータ
復元回路25によって復元さされたデータの総数を計数
するとともにエラー検出回路26によって検出されたエ
ラー数を計数して制御部1のレジスタに格納する。この
ようにしてホストからのデータを順次磁気テープ20に
記録してジョブの終了までデータの総数とエラーの総数
が計数され累計した値が制御部1内のレジスタに格納さ
れ更新されていく。終了判定を行う制御部1はジョブの
終了を意味するエンドオブファイル(End of f
ile)やエンドオブボリューム(End of vo
lume)が実行され磁気テープ装置に装着されている
磁気テープ20に対しホストよりアンロード(巻き戻
し)が実行されることを判定する(終了判定手段1
4)。そして、ジョブ終了と判定した場合はレジスタに
格納されていたデータ総数,エラーの総数を読み出して
エラーレート(エラーの総数÷データの総数)の算出を
行う(エラーレート算出手段15)。制御部1はこのよ
うにして得られたエラーレートを図3に示すようにマッ
プの形でEEPROMに書き込む(EEPROM記録手
段16)。
ある。計数手段13であるエラー計数回路27はデータ
復元回路25によって復元さされたデータの総数を計数
するとともにエラー検出回路26によって検出されたエ
ラー数を計数して制御部1のレジスタに格納する。この
ようにしてホストからのデータを順次磁気テープ20に
記録してジョブの終了までデータの総数とエラーの総数
が計数され累計した値が制御部1内のレジスタに格納さ
れ更新されていく。終了判定を行う制御部1はジョブの
終了を意味するエンドオブファイル(End of f
ile)やエンドオブボリューム(End of vo
lume)が実行され磁気テープ装置に装着されている
磁気テープ20に対しホストよりアンロード(巻き戻
し)が実行されることを判定する(終了判定手段1
4)。そして、ジョブ終了と判定した場合はレジスタに
格納されていたデータ総数,エラーの総数を読み出して
エラーレート(エラーの総数÷データの総数)の算出を
行う(エラーレート算出手段15)。制御部1はこのよ
うにして得られたエラーレートを図3に示すようにマッ
プの形でEEPROMに書き込む(EEPROM記録手
段16)。
【0012】そして、処理された磁気テープ単位のエラ
ーレートから平均値を求め(エラーレート判定手段1
8)、この平均値と今回処理したエラーレートを比較し
平均値のn倍以上であるか否かを判定し、n倍以上であ
ったとき磁気テープ装置の表示部28にメッセージを表
示させる(出力手段19)。オペレータは今回処理した
磁気テープ20を取り出す際、表示部28のメッセージ
を確認することにより磁気テープ20が劣化しているこ
とを知ることができる。
ーレートから平均値を求め(エラーレート判定手段1
8)、この平均値と今回処理したエラーレートを比較し
平均値のn倍以上であるか否かを判定し、n倍以上であ
ったとき磁気テープ装置の表示部28にメッセージを表
示させる(出力手段19)。オペレータは今回処理した
磁気テープ20を取り出す際、表示部28のメッセージ
を確認することにより磁気テープ20が劣化しているこ
とを知ることができる。
【0013】つぎに図4を参照して本発明の第2の実施
例を説明する。この実施例は図1のフローチャートの計
数手段13と終了判定手段14の間に、逐次エラーレー
トを判定することができるようにエラーレート算出手段
15とエラーレート判定手段18と出力手段19とホス
トにテープ交換を要求するテープ交換手段30が挿入さ
れており、その他の構成は図1と同じである。このよう
に構成することにより磁気テープ20に書き込み動作を
行っている最中においてエラーレートの異常をリアルタ
イムに判断できるので、ジョブアボートを防ぐことがで
きる。
例を説明する。この実施例は図1のフローチャートの計
数手段13と終了判定手段14の間に、逐次エラーレー
トを判定することができるようにエラーレート算出手段
15とエラーレート判定手段18と出力手段19とホス
トにテープ交換を要求するテープ交換手段30が挿入さ
れており、その他の構成は図1と同じである。このよう
に構成することにより磁気テープ20に書き込み動作を
行っている最中においてエラーレートの異常をリアルタ
イムに判断できるので、ジョブアボートを防ぐことがで
きる。
【0014】
【発明の効果】以上,説明したように本発明は磁気テー
プに記録する際に生ずるエラーと処理総数を計数してエ
ラーレートを算出し、それぞれの磁気テープ単位のエラ
ーレートをEEPROMに格納しておいてその平均エラ
ー率を求めるようにしておき、今回処理した磁気テープ
とのエラーレートを平均エラー率と比較して規定以上で
あったとき異常のメッセージを出力し今回処理した磁気
テープの品質を明示することができる。したがって、磁
気テープの劣化が酷くなってジョブのアボートやリトラ
イ処理の多発によるシステムのスループットの低下を未
然に防ぐことができる。 また、磁気テープの劣化に対
して早期発見ができるので、より信頼性の高い磁気テー
プ装置を実現できる。
プに記録する際に生ずるエラーと処理総数を計数してエ
ラーレートを算出し、それぞれの磁気テープ単位のエラ
ーレートをEEPROMに格納しておいてその平均エラ
ー率を求めるようにしておき、今回処理した磁気テープ
とのエラーレートを平均エラー率と比較して規定以上で
あったとき異常のメッセージを出力し今回処理した磁気
テープの品質を明示することができる。したがって、磁
気テープの劣化が酷くなってジョブのアボートやリトラ
イ処理の多発によるシステムのスループットの低下を未
然に防ぐことができる。 また、磁気テープの劣化に対
して早期発見ができるので、より信頼性の高い磁気テー
プ装置を実現できる。
【図1】本発明による磁気テープ装置の実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】本発明による磁気テープ装置の実施例を示す回
路ブロック図である。
路ブロック図である。
【図3】EEPROMの構成例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示すフローチャートで
ある。
ある。
1…制御部 10…記録手段 11…再生手段 12…エラー判定手段 13…計数手段 14…終了判定手段 15…エラーレート算出手段 16…EEPROM記録手段 17…エラーレート平均値算出手段 18…エラーレート判定手段 19…出力手段 20…磁気テープ 21…磁気ヘッド 22…記録回路 23…記録データ発生回路 24…再生回路 25…データ復元回路 26…エラー検出回路 27…エラー計数回路 28…表示部 30…テープ交換要求手段
Claims (2)
- 【請求項1】 磁気テープを交換して使用する磁気テー
プ装置であって、データを磁気テープ上に記録するとと
もに記録したデータを再生し、再生時にエラーが検出さ
れたとき前記記録されたデータを再度記録するというリ
トライ処理を行い、かつ、前記エラーとデータ処理の総
数をそれぞれ計数する磁気テープ装置において、 前記計数した結果からエラーレートを計算するエラーレ
ート算出手段と、 前記エラーレート算出手段により得られた結果を磁気テ
ープ単位に格納するEEPROM格納手段と、 前記磁気テープが複数巻処理された結果の平均値を算出
するエラーレート平均値算出手段と、 前記エラーレート平均値算出手段より得られた結果と今
回処理した前記磁気テープのエラーレートを比較し、そ
の割合が規定以上のときに前記処理された磁気テープの
劣化を示すメッセージを表示するエラーレート判定手段
とを含み、 ジョブの終了時に記録した磁気テープの品質を明示する
ように構成したことを特徴とする磁気テープ装置。 - 【請求項2】 前記エラーレート判定手段は、ジョブの
実行途中においてもブロック単位に実行し、現在処理し
ている磁気テープのエラーレートが規定値以上にあった
とき前記磁気テープの劣化を示すメッセージを表示する
出力手段と、 前記磁気テープの交換をホスト側へ要求するテープ交換
要求手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の磁気テープ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35084291A JPH05159479A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 磁気テープ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35084291A JPH05159479A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 磁気テープ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159479A true JPH05159479A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18413259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35084291A Pending JPH05159479A (ja) | 1991-12-10 | 1991-12-10 | 磁気テープ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05159479A (ja) |
-
1991
- 1991-12-10 JP JP35084291A patent/JPH05159479A/ja active Pending
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