JPH0515940A - 鋳物砂再生装置 - Google Patents

鋳物砂再生装置

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JPH0515940A
JPH0515940A JP19863791A JP19863791A JPH0515940A JP H0515940 A JPH0515940 A JP H0515940A JP 19863791 A JP19863791 A JP 19863791A JP 19863791 A JP19863791 A JP 19863791A JP H0515940 A JPH0515940 A JP H0515940A
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JP
Japan
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sand
cooling device
air
foundry
molding
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JP19863791A
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English (en)
Inventor
Yusuke Furui
佑介 古居
Yasuhiko Koike
康彦 小池
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風選分級性能を安定させて良質な鋳物砂を回
収する。 【構成】 再生炉2で焙焼された鋳物砂1は、砂流動槽
10a,20aによって砂冷却装置10、風選分級装置
20の順に内部を流動しながら鋳物砂回収口まで導かれ
る。このため鋳物砂1は砂冷却装置10内を空気で攪拌
された状態で通過して全体が均等に冷却される。そして
この鋳物砂1は流動層を形成したままの状態で連続的に
風選分級装置20に導かれる。この結果、風選分級装置
20にはほぼ一定温度の鋳物砂1が供給され、風選分級
時に鋳物砂1の内部を通過する空気の体積が温度により
変動することがなく流速が一定となる。また、砂冷却装
置10と風選分級装置20とは、鋳物砂1の流動層が通
過できる開口31を備える仕切壁32によってシールさ
れているために、風選分級装置20が砂冷却装置10か
らの内圧の影響を受けることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋳型の素材として既に使
用された鋳物砂を再生するための鋳物砂再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の鋳物砂再生装置では、鋳型の素材
として使用された鋳物砂を再生炉において約800℃の
温度で焙焼し、鋳物砂を結合させている結合剤を焼却除
去する。この焙焼された鋳物砂は砂冷却装置に導かれ、
ここでスプレー水を噴霧されて約800℃から150℃
程度にまで冷却される。なお砂冷却装置で冷却後の鋳物
砂の温度を100℃以上にしている理由は、鋳物砂の内
部にスプレーされた水が残らないようにするためであ
る。砂冷却装置で150℃程度にまで冷却された鋳物砂
は鋳物砂タンクに供給されてストックされるとともに、
100℃以下の温度にまで自然冷却される。そして、こ
の鋳物砂はベルトコンベアによって連続的に風選分級装
置に供給される。風選分級装置では、供給される鋳物砂
に規定流速の空気を通過させることにより、この鋳物砂
に含まれる150メッシュより細かい粒度の物質を吹き
飛ばして除去(風選分級)し、鋳物砂の再生を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの鋳物
砂再生装置によると、鋳物砂をストックする鋳物砂タン
クでは、一般的に中央部よりも壁面に近い位置の冷却効
率が高いために、ストックされた鋳物砂の温度は位置に
よってバラツキが生じる。このため、風選分級装置に供
給される鋳物砂の温度も変動する。鋳物砂の温度が変動
すると風選分級時に鋳物砂の内部を通過する空気流速が
この空気の温度による体積変化に起因して変化し、風選
分級性能が不安定になる。また前記砂タンクは、風選分
級装置に連続的に鋳物砂が供給されるように前記鋳物砂
をストックする機能を有するとともに、鋳物砂をベルト
コンベアで運搬できる温度にまで自然冷却させる機能を
併せ持っている。このために、砂冷却装置から連続的に
高温(約150℃)の鋳物砂を直接風選分級装置に運搬
できる手段があれば、前記砂タンクおよび前記ベルトコ
ンベアは不要となる。本発明の技術的課題は、鋳物砂を
直接砂冷却装置から風選分級装置に所定温度で連続的に
供給できるようにすることにより、風選分級性能を安定
させるとともに従来の鋳物砂再生装置で必要とされた砂
タンクやベルトコンベアを省略して設備費を安価にする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、以下に
示す各部構造を有する鋳物砂再生装置によって解決され
る。即ち、本発明に係る鋳物砂再生装置は、鋳型の素材
として使用された鋳物砂を焙焼するための再生炉と、前
記再生炉で焙焼された鋳物砂を所定温度にまで冷却する
砂冷却装置と、前記砂冷却装置で冷却された鋳物砂に規
定流速の空気を通し、この鋳物砂に含まれる基準粒度以
下の物質を吹き飛ばして除去する風選分級装置とを備え
る鋳物砂再生装置において、前記再生炉から供給された
焙焼後の鋳物砂を空気により流動層を形成させながら前
記砂冷却装置と前記風選分級装置とを通過させて鋳物砂
回収口にまで導く砂流動槽と、前記砂冷却装置と前記風
選分級装置との間に配設され、前記砂流動槽内を流動層
を形成して移動している前記鋳物砂のみを通過させる開
口を備える仕切壁とを有している。
【0005】
【作用】本発明によると、鋳物砂は空気により流動層を
形成した状態、即ち空気で攪拌された状態で砂冷却装置
を通過するために鋳物砂の全体が均等に所定温度まで冷
却される。そして、この冷却された鋳物砂は流動層を形
成したままの状態で連続的に風選分級装置に導かれる。
このため風選分級装置にはほぼ一定温度の鋳物砂が供給
される。この結果、風選分級時に鋳物砂の内部を通過す
る空気の体積が温度によって変動することがなく、空気
流速が一定となって風選分級性能が安定する。また砂冷
却装置と風選分級装置との間には仕切壁が設けられてい
るために、風選分級装置は砂冷却装置からの内圧の影響
を受けることはなく、風選分級性能が不安定になること
がない。さらに、砂流動槽によって砂冷却装置から風選
分級装置に鋳物砂が連続的に供給されるため、従来の鋳
物砂再生装置で砂冷却装置と風選分級装置との間に必要
とされた、砂タンクおよびベルトコンベアが必要なくな
る。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る鋳物砂再
生装置の一実施例を説明する。図3は、本実施例に係る
鋳物砂再生装置の全体概略図を示しており、図1は、こ
の鋳物砂再生装置の要部を構成する砂冷却装置10およ
び風選分級装置20の縦断面図を示している。また、図
2は図1の砂流動槽部分の平面図である。砂冷却装置1
0は再生炉2で焙焼された鋳物砂1を冷却するための装
置であり、その底部に風箱12を備えている。風箱12
の下面12bには空気流入口12cが設けられており、
この流入口12cに送風機13からの配管が接続され
る。さらに、風箱12の上面12aには一定間隔で複数
のノズル14が設置されている。ノズル14は、砂冷却
装置10の左側にその断面図が示されているように、風
箱12に連通して上方に延びる主通路14aと、この主
通路14aの上端から4方向に水平に延びて砂冷却装置
10の内部で開口する分岐通路14bとを備えている。
なお分岐通路14bは、ノズル14の上に鋳物砂1の層
が形成されてもこの鋳物砂1が分岐通路14bから主通
路14a内に入り込まないように、鋳物砂1の安息角
(36°)を考慮して通路長さが設定されている。この
構造により、前記送風機13から圧送された空気は風箱
12を経由して前記ノズル14の分岐通路14bから砂
冷却装置10の内に噴出される。
【0007】砂冷却装置10の内部には、砂冷却装置1
0の側壁と風箱12の上面12aとによって槽10aが
形成され、砂入口15から供給された鋳物砂1がこの槽
10a内に溜められるようになっている。さらに、前記
鋳物砂1に対してノズル14から空気が噴出されるとこ
の鋳物砂1は浮遊して流動層を形成する。これによっ
て、砂入口15から連続的に鋳物砂1が供給されるとこ
の鋳物砂1は水の流れに類似した動きで出口方向(後述
する砂出口25a)に向かって流動する。このように砂
冷却装置10の槽10aが砂流動槽として機能する。こ
の砂流動槽10aは衝立て状のバッフルプレート16を
備えており、このバッフルプレート16が、図2に示す
ように流路部分が互い違いになるように配置されてい
る。バッフルプレート16は、鋳物砂1を砂冷却装置1
0の内部に所定時間滞留させるために設置されたもので
あり、鋳物砂1はこのバッフルプレート16にガイドさ
れて砂冷却装置10の内部を蛇行しながら満遍なく移動
する。
【0008】前記砂流動槽10aの上部には、流動して
いる鋳物砂1に水を噴霧するためのスプレーノズル17
aとこのノズル17aに水を供給するための水配管17
bが設置されている。なお水配管17bは図示されてい
ない水ポンプに接続されている。スプレーノズル17a
から噴霧された水は、流動層を形成しながら砂冷却装置
10内を移動している鋳物砂1に振り掛けられる。これ
によって鋳物砂1は噴霧水と熱交換を行い砂冷却装置1
0を通過するまでに約800℃の温度から約150℃の
温度にまで冷却される。ここで、鋳物砂1の冷却下限を
100℃以上にしたのは鋳物砂1の内部に水分が残らな
いようにするためである。砂冷却装置10の頂部には排
気口18aが設けられており、この排気口18aに集塵
配管18bが接続されている。ここで砂冷却装置10か
ら排出されるガスは、鋳物砂1の流動に使用された空気
や鋳物砂1の冷却で発生した蒸気が主成分であり、10
%程度の水分を含む温度約300℃のウエットガスであ
る。このウエットガスは集塵配管18bによって集塵主
配管29bまで導かれ、ここで後述する風選分級装置2
0から排出されるドライガスと混合されて、ある程度乾
燥された状態で集塵機(図示されていない)に吸引され
る。前記集塵配管18bには、砂冷却装置10から排出
されるガスの流量を調節するための流量調整弁19が設
置されており、この流量調整弁19が作動されることに
より砂冷却装置10の内部圧力が操業に適した圧力(−
29.4Pa〜−196Pa〔−3mmH2 O〜−20
mmH2 O〕)に保持される。
【0009】風選分級装置20は、砂冷却装置10で冷
却された鋳物砂1に規定流速(本風選分級装置では0.
456m/sec)の空気を通過させることにより、こ
の鋳物砂1に含まれる150メッシュよりも細かい粒度
の物質を吹き飛ばして除去(風選分級)するための装置
であり、前記砂冷却装置10と仕切壁30を隔てて一体
化構造で設置されている。この風選分級装置20の底部
には、砂冷却装置10と同様な構造の砂流動槽20aが
設けられている。即ち、風選分級装置20の風箱22、
ノズル24およびバッフルプレート26が、砂冷却装置
10の風箱12、ノズル14およびバッフルプレート1
6に相当して同様に機能する。なお風選分級装置20で
は、ノズル24から噴出された空気が鋳物砂1の流動だ
けではなく風選分級にも使用されることから、砂冷却装
置10のノズル14と比較すると噴出空気量が多くなっ
ている。風選分級装置20の砂流動槽20aは砂冷却装
置10の砂流動槽10aに対して仕切壁30の開口31
を通して接続されている。そしてこの開口31の高さH
が仕切壁30に沿って上下動する仕切板32によって調
整できるようになっている。一般的に開口31の高さH
はバッフルプレート16,26の高さの1/5〜1/2
程度に設定されており、仕切板32の下端が鋳物砂1の
層の表面よりも高くならないように配慮されている。こ
れによって、風選分級装置20と砂冷却装置10とは鋳
物砂1の通過のみが可能な状態でシールされる。
【0010】風選分級装置20の上部空間は、前記仕切
壁30に対して平行な整流板27aによって細分化され
て、複数の通路27cが形成されている。そしてこの各
々の通路27cの内部にバタフライ弁27bが設置され
ている。このバタフライ弁27bの開度は、各通路27
cを通過する空気の流量が一定になるように調整され
る。風選分級装置20の頂部には排気口28aが設けら
れており、この排気口28aに集塵配管28bが接続さ
れている。この集塵配管28bは集塵主配管29bを介
して前述の集塵機に接続される。集塵配管28bには、
風選分級装置20から排出されるガス流量を調節するた
めの流量調整弁29が設置されており、この流量調整弁
29が作動されることによって風選分級装置20の内部
圧力がコントロールされる。
【0011】この構造によって、ノズル24から噴出さ
れて鋳物砂1の内部を通過した空気は整流板27aによ
って形成される通路27cおよびバタフライ弁27bに
よって風選分級装置20の内部をほぼ均等に層流に近い
状態で流れて排気口28aから集塵配管28bに排出さ
れる。このため、風選分級装置20内で位置的に鋳物砂
1の内部を通過する空気の流速がバラツクことがなく風
選分級性能が均一化する。また風選分級装置20の内部
圧力を前記流量調整弁29によってコントロールするこ
とにより、鋳物砂1の内部を通過する空気の流速を調整
することができる。本実施例に係る風選分級装置20で
は、風選分級装置20の内部圧力をほぼ−39.2Pa
(−4mmH2 O)に保つことにより、鋳物砂1の内部
を通過する空気の流速を0.456m/secに制御し
ている。これによって、鋳物砂1に含まれる150メッ
シュより細かい粒度の物質が効率的に吹き飛ばされて除
去される。ここで風選分級装置20から排出されるガス
は鋳物砂1の流動および風選分級に使用された空気が主
成分であり、温度約100℃のドライガスである。風選
分級装置20の砂流動槽の端部には砂出口25aが設置
されており、砂出口25aの外側にこの砂出口25aか
ら流出する鋳物砂1の流出量を調整するためのフローシ
ル・バルブ25bが取り付けられている。このフローシ
ル・バルブ25bはバルブの下方から供給される空気の
流量に応じて鋳物砂1の流出量を調整する。
【0012】次に本実施例に係る鋳物砂再生装置の機能
を説明する。鋳型の素材として使用された鋳物砂は再生
炉2に搬入され、ここで約800℃の温度で焙焼され
て、鋳物砂を結束させている結束剤が焼却される。約8
00℃の温度で焙焼された鋳物砂1は、7ton/時間
の割合で砂入口15から連続的に砂冷却装置10に供給
される。この鋳物砂1はノズル14から噴出される空気
によって流動層を形成しながらバッフルプレート16に
ガイドされて砂冷却装置10の内部を図2の矢印の方向
に流動する。砂冷却装置10の内部を流動している鋳物
砂1は、スプレーノズル17aから噴霧される水と熱交
換を行うことにより、砂冷却装置10から風選分級装置
20に供給される段階で約150℃の温度にまで冷却さ
れる。
【0013】砂冷却装置10の砂流動槽10aを流動し
てきた鋳物砂1は、仕切板32の下方を通過しながら風
選分級装置20に導かれる。この鋳物砂1はノズル24
から噴出される空気によって流動層を形成しながらバッ
フルプレート26にガイドされて砂出口25aの方向に
流動する。さらにこの鋳物砂1は流動する過程でノズル
24から噴出される空気によって、前述のように分級が
行われる。この風選分級装置20を通過した鋳物砂1は
砂出口25a、フローシル・バルブ25bを経由して再
生鋳物砂出口25cから外部に取り出される。
【0014】このように本実施例に係る鋳物砂再生装置
では、鋳物砂1は空気により流動層を形成した状態、即
ち空気で攪拌された状態で砂冷却装置10を通過するた
めに鋳物砂1の全体が均等に150℃まで冷却される。
そして、この冷却された鋳物砂1は流動層を形成したま
まの状態で連続的に風選分級装置20に導かれる。この
ため風選分級装置20にはほぼ一定温度の鋳物砂1が供
給される。この結果、風選分級時に鋳物砂1の内部を通
過する空気の体積が温度により変動することがなく空気
流速が一定となって風選分級性能が安定する。また砂冷
却装置10と風選分級装置20とは仕切壁30および仕
切板32によってシールされているために、風選分級装
置20は砂冷却装置10からの内圧の影響を受けずに風
選分級性能が不安定になることがない。さらに、砂流動
槽10aによって砂冷却装置10から風選分級装置20
に鋳物砂1が連続的に供給されるため、従来の鋳物砂再
生装置で砂冷却装置と風選分級装置との間に必要とされ
た、砂タンクおよびベルトコンベアが必要なくなる。
【0015】砂冷却装置から排出されるガスは前述のよ
うに10%程度の水分を含んだウェットガスであるため
に、従来の鋳物砂再生装置ではこのウェットガスに対し
て別の設備から80℃〜100℃のドライガスを供給し
て、ある程度乾燥させた状態で集塵機に導いている。こ
れに対して、本実施例に係る鋳物砂再生装置では砂冷却
装置10から排出されるウェットガスは集塵配管29b
で風選分級装置20から排出されるドライガスと合流さ
せることにより、ある程度乾燥させた状態で集塵機に導
いている。このために前記ドライガスを供給する設備を
新たに設置する必要がなくなり省エネルギーが図れる。
また従来の鋳物砂再生装置では、砂冷却装置で約150
℃の温度に冷却された鋳物砂をさらに鋳物砂タンクで1
00℃以下の温度にまで自然冷却してから風選分級装置
に供給している。これに対して、本実施例に係る鋳物砂
再生装置では冷却装置10によって約150℃の温度に
冷却された鋳物砂1が砂流動槽10aによって直接、風
選分級装置20に供給される。このために風選分級時に
鋳物砂1の内部を通過する空気温度が従来の風選分級装
置に比べて50℃程度高くなる。このために所定の流速
を得るのに必要となる空気量が従来の風選分級装置に比
べて少なくて済み省エネルギーが図れる。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、砂冷却装置から風選分
級装置にほぼ一定温度の鋳物砂が供給されるために、風
選分級性能が安定して良質な鋳物砂が回収できる。ま
た、従来の鋳物砂再生装置で砂冷却装置と風選分級装置
との間に必要とされた、砂タンクおよびベルトコンベア
が必要なくなるために、設備費が低下するとともに設備
の設置スペースが少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る砂冷却装置と風選分級装置の縦
断面図である。
【図2】図1の砂流動槽部分の平面図である。
【図3】本実施例に係る鋳物砂再生装置の全体概略図で
ある。
【符号の説明】
2 再生炉 10 砂冷却装置 20 風選分級装置 10a 砂流動槽 20a 砂流動槽 30 仕切壁 31 開口 32 仕切板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 鋳型の素材として使用された鋳物砂を焙
    焼するための再生炉と、前記再生炉で焙焼された鋳物砂
    を所定温度にまで冷却する砂冷却装置と、前記砂冷却装
    置で冷却された鋳物砂に規定流速の空気を通し、この鋳
    物砂に含まれる基準粒度以下の物質を吹き飛ばして除去
    する風選分級装置とを備える鋳物砂再生装置において、 前記再生炉から供給された焙焼後の鋳物砂を空気により
    流動層を形成させながら前記砂冷却装置と前記風選分級
    装置とを通過させて鋳物砂回収口にまで導く砂流動槽
    と、 前記砂冷却装置と前記風選分級装置との間に配設され、
    前記砂流動槽内を流動層を形成して移動している前記鋳
    物砂のみを通過させる開口を備える仕切壁と、を有する
    ことを特徴とする鋳物砂再生装置。
JP19863791A 1991-07-11 1991-07-11 鋳物砂再生装置 Pending JPH0515940A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109434015A (zh) * 2018-11-15 2019-03-08 重庆长江造型材料(集团)股份有限公司 一种焙烧进出砂装置
JP2020175419A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 トヨタ自動車株式会社 鋳物砂の熱交換装置

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