JP2020175419A - 鋳物砂の熱交換装置 - Google Patents

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【課題】輸送管内部の摩耗を抑制することができる鋳物砂の熱交換装置を提供する。【解決手段】熱交換装置100は、鋳物砂Sが供給される供給口101Aを備え、下部から鋳物砂Sとは温度が異なる流動エアーが供給され、供給口101Aから離れるにしたがって高さが低くなる複数の仕切り板102A,102B,102Cが立設されている下段熱交換槽101と、下段熱交換槽101の供給口101A側とは反対側の位置に下段熱交換槽101の上下方向に沿って立設された管であって、当該管の下部が下段熱交換槽101の内部に挿入されている熱交換管107と、熱交換管107の下側から内部に向かって鋳物砂Sとは温度が異なる圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給管106と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、鋳物砂の熱交換装置に関する。
特許文献1には、鋳型を解砕した際に発生する鋳物砂(古砂とも称される。)を冷却する熱交換帯を形成する筒状の輸送管を備え、当該輸送管の一端に吸引式集塵機の吸引口が接続された鋳物砂の冷却装置が記載されている。具体的には、当該冷却装置では、輸送管が上下方向に形成されており、吸引式集塵機による吸引によって、輸送管内部に上昇気流が形成され、当該上昇気流と鋳物砂とを直接流動接触させることによって、鋳物砂を冷却している。
特開2011−224599号公報
しかしながら、特許文献1の冷却装置では、輸送管内部を吸引式集塵機によって吸引することにより鋳物砂を輸送する。この場合、輸送管内における流動砂の流動は均一流となっており、吸引される空気の量に対して輸送される鋳物砂の量が少ないため、鋳物砂の輸送速度が、例えば、20m/s程度と速くなる。そのため、当該輸送管の内部が早く摩耗してしまうという虞がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、輸送管内部の摩耗を抑制することができる鋳物砂の熱交換装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る鋳物砂の熱交換装置は、鋳物砂が供給される供給口を備え、下部から前記鋳物砂とは温度が異なる流動エアーが供給され、前記供給口から離れるにしたがって高さが低くなる複数の仕切り板が立設されている熱交換槽と、前記熱交換槽の前記供給口側とは反対側の位置に前記熱交換槽の上下方向に沿って立設された管であって、前記管の下部が前記熱交換槽の内部に挿入されている熱交換管と、前記熱交換管の下側から内部に向かって前記鋳物砂とは温度が異なる圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給部と、を備える。
本発明に係る鋳物砂の熱交換装置によれば、熱交換槽において、下部から供給された流動エアーによって熱交換槽内の鋳物砂が流動し、複数の仕切り板が供給口から離れるにしたがって低くなっているため、供給口から離れる方向に向かって鋳物砂が移動する。また、熱交換管の内部に向かって供給される圧縮エアーによって熱交換管の下付近まで移動した鋳物砂が熱交換管の内部に送り込まれ、熱交換管を上方に向かって移動する。そのため、熱交換槽内部及び熱交換管内部における鋳物砂の流動は、例えば、約3m/s以上5m/s以下の流動流となり、熱交換槽や熱交換管の内部の摩耗を抑制することができる。また、流動エアー及び圧縮エアーの温度は鋳物砂の温度とは異なるため、熱交換槽及び熱交換管において鋳物砂の熱交換を行うことができる。そのため、輸送管内部の摩耗を抑制することができる鋳物砂の熱交換装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る鋳物砂の再生処理方法と本発明の実施の形態1に係る熱交換装置の一例を側面側から見た断面とを模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換装置の下段熱交換帯の一例を上面側から見た断面を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る熱交換管の下部構造を側面側から見た断面を模式的に示す図である。
実施の形態1
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1に、本発明の実施の形態1に係る鋳物砂Sの再生処理方法と本発明の実施の形態1に係る熱交換装置100の一例を側面側から見た断面とを模式的に示す。また、図2に、実施の形態1に係る熱交換装置100の下段熱交換帯Z1の一例を上面側から見た断面を模式的に示す。また、図3に、実施の形態1に係る熱交換管107の下部構造を側面側から見た断面を模式的に示す。なお、図1乃至図3において、鋳物砂Sの流動方向を実線の矢印で示し、流動エアー(空気)の流動方向を太字矢印で示す。
図1に示すように、鋳物砂Sの再生処理方法は、鋳型を解砕した際に発生する鋳物砂Sを回収する工程(ステップS1)、鋳物砂Sを解砕する工程(ステップS2)、鋳物砂Sを加熱する工程(ステップS3)、鋳物砂Sを冷却する工程(ステップS4)、鋳物砂Sを研磨する工程(ステップS5)、鋳物砂Sを分級する工程(ステップS6)等を備える。
そして、本発明に係る熱交換装置100は、鋳物砂Sを加熱する工程(ステップS3)及び鋳物砂Sを冷却する工程(ステップS4)等において用いることができる。本実施の形態1では、熱交換装置100が鋳物砂Sを冷却する工程(ステップS4)において用いられる例について説明する。
また、図1に示すように、熱交換装置100は、下段熱交換帯Z1、輸送熱交換帯Z2、上段熱交換帯Z3を備える。そして、輸送熱交換帯Z2は、下段熱交換帯Z1から上段熱交換帯Z3へと鋳物砂Sを輸送しながら、当該鋳物砂Sの熱交換を行う。なお、上段熱交換帯Z3は、必要に応じて設けられれば良い。
具体的には、熱交換装置100は、下段熱交換槽101、仕切り板102A,102B,102C、下段流動エアーボックス103、下段多孔板104、下段流動エアー供給管105、圧縮エアー供給部としての圧縮エアー供給管106、熱交換管107、上段熱交換槽108、仕切り板109A,109B,109C、上段流動エアーボックス110、上段多孔板111、上段流動エアー供給管112等を備える。
そして、下段熱交換帯Z1は、下段熱交換槽101、仕切り板102A,102B,102C、下段流動エアーボックス103、下段多孔板104、下段流動エアー供給管105等を備えている。
また、輸送熱交換帯Z2は、圧縮エアー供給管106、熱交換管107等を備えている。
また、上段熱交換帯Z3は、上段熱交換槽108、仕切り板109A,109B,109C、上段流動エアーボックス110、上段多孔板111、上段流動エアー供給管112等を備えている。
なお、仕切り板102A,102B,102C及び仕切り板109A,109B,109Cが設けられる枚数は図1及び図2に示す枚数に限定されるものではなく、仕切り板102A,102B,102Cの枚数と仕切り板109A,109B,109Cの枚数が異なっていてもよい。
下段熱交換槽101は、鋳物砂Sが供給される供給口101Aを備える。供給口101Aは、図1及び図2に示すように、例えば、下段熱交換槽101の側面から突出するように、且つ、下段熱交換槽101の当該側面から離れるにしたがって上方に向かって傾斜するように、設けられている。また、供給口101Aは、下段熱交換槽101の側面の上部側に設けられている。
下段熱交換槽101の下部は、下段多孔板104を介して、下段流動エアーボックス103に接続されている。そして、下段流動エアー供給管105を介して流動エアーが下段流動エアーボックス103内に供給されると、下段多孔板104の孔を通って、流動エアーが下段熱交換槽101内部に入り込む。すなわち、下段熱交換槽101の下部から流動エアーが供給される。なお、流動エアーの温度は、下段熱交換槽101に供給される鋳物砂Sの温度と異なる温度となるように制御されている。流動エアーの温度が下段熱交換槽101に供給される鋳物砂Sの温度より低い場合、下段熱交換帯Z1は、鋳物砂Sを冷却する。反対に、流動エアーの温度が下段熱交換槽101に供給される鋳物砂Sの温度より高い場合、下段熱交換帯Z1は、鋳物砂Sを加熱する。
また、下段流動エアー供給管105は、下段熱交換槽101の供給口101Aとは反対側から延びて下段流動エアーボックス103へ接続されている。具体的には、後述する複数の仕切り板102A,102B,102Cによって区画される複数の熱交換帯毎に、下段流動エアー供給管105は分岐して下段流動エアーボックス103に接続されている。
また、下段熱交換槽101には、複数の仕切り板102A,102B,102Cが立設されている。また、複数の仕切り板102A,102B,102Cの面は、それぞれ、供給口101Aから熱交換管107に向かう方向に実質的に垂直となっている。これにより、下段熱交換槽101の内部及び下段流動エアーボックス103の内部は複数の熱交換帯に分割されている。
また、複数の仕切り板102A,102B,102Cの高さは、供給口101Aから離れるにしたがって低くなっている。これにより、下段熱交換槽101の下部から供給された流動エアーによって下段熱交換槽101内の鋳物砂Sが流動し、供給口101Aから離れる方向に向かって鋳物砂Sが移動する。
圧縮エアー供給管106は、図1及び図3に示すように、下段熱交換槽101の内部に挿入されている。また、熱交換管107は、下段熱交換槽101の供給口101A側とは反対側の位置に下段熱交換槽101の上下方向に沿って立設された管である。また、熱交換管107の下部は、下段熱交換槽101の内部に挿入されている。そして、圧縮エアー供給管106の先端部は、熱交換管107の下側の先端部107Aの内部に向けられている。また、圧縮エアー供給管106の先端部には、ノズル孔が少なくとも1つ以上設けられている。そのため、圧縮エアー供給管106を介して圧縮エアーが熱交換管107の下側から内部に向かって供給される。これにより、熱交換管107の下付近の鋳物砂Sは、圧縮エアーの流動に伴って、熱交換管107の内部へと送り込まれ、熱交換管107を上方に向かって移動する。なお、圧縮エアーの温度は、熱交換管107に送り込まれる鋳物砂Sの温度と異なる温度となるように制御されている。圧縮エアーの温度が熱交換管107に送り込まれる鋳物砂Sの温度より低い場合、輸送熱交換帯Z2は、鋳物砂Sを冷却する。反対に、圧縮エアーの温度が熱交換管107に送り込まれる鋳物砂Sの温度より高い場合、輸送熱交換帯Z2は、鋳物砂Sを加熱する。
また、図3に示すように、熱交換管107の先端部107Aは、下端に向かうにつれて径が大きくなる形状となっている。換言すれば、熱交換管107の先端部107Aは、ラッパ形状となっている。これにより、熱交換管107の下付近に位置する鋳物砂Sをより効率的に熱交換管107の内部へと送り込むことができる。すなわち、熱交換管107の鋳物砂Sの輸送効率を向上させることができる。なお、熱交換管107の鋳物砂Sの輸送効率は、(所定期間内に熱交換管107によって輸送された鋳物砂Sの量)/(所定期間内に圧縮エアー供給管106によって供給された圧縮エアーの量)で表すことができる。ここで、鋳物砂Sの量及び圧縮エアーの量は体積及び質量の何れであってもよい。
また、圧縮エアー供給管106の先端部の上端は、熱交換管107の先端部107Aの下端よりも上に位置している。これにより、圧縮エアー供給管106を介して熱交換管107の内部に向かって供給される圧縮エアーによって、鋳物砂Sをより確実に熱交換管107の内部へと送り込むことができる。
また、熱交換管107の上部は、上段熱交換槽108の内部に挿入されている。これにより、熱交換管107を上方に向かって移動した鋳物砂Sは、上段熱交換槽108の内部へと供給される。
上段熱交換槽108は、鋳物砂Sが排出される排出口108Aを備える。排出口108Aは、図1に示すように、例えば、上段熱交換槽108の側面から突出するように、且つ、上段熱交換槽108の当該側面から離れるにしたがって下方に向かって傾斜するように、設けられている。また、排出口108Aは、上段熱交換槽108の側面の下部側に設けられている。
上段熱交換槽108の下部は、上段多孔板111を介して、上段流動エアーボックス110に接続されている。そして、上段流動エアー供給管112を介して流動エアーが上段流動エアーボックス110内に供給されると、上段多孔板111の孔を通って、流動エアーが上段熱交換槽108内部に入り込む。すなわち、上段熱交換槽108の下部から流動エアーが供給される。なお、流動エアーの温度は、上段熱交換槽108に熱交換管107から供給される鋳物砂Sの温度と異なる温度となるように制御されている。流動エアーの温度が上段熱交換槽108に供給される鋳物砂Sの温度より低い場合、上段熱交換帯Z3は、鋳物砂Sを冷却する。反対に、流動エアーの温度が上段熱交換槽108に供給される鋳物砂Sの温度より高い場合、上段熱交換帯Z3は、鋳物砂Sを加熱する。
また、上段流動エアー供給管112は、上段熱交換槽108の排出口108Aとは反対側から延びて上段流動エアーボックス110へ接続されている。具体的には、後述する複数の仕切り板109A,109B,109Cによって区画される複数の熱交換帯毎に、上段流動エアー供給管112は分岐して上段流動エアーボックス110に接続されている。
また、上段熱交換槽108には、複数の仕切り板109A,109B,109Cが立設されている。また、複数の仕切り板109A,109B,109Cの面は、それぞれ、熱交換管107から排出口108Aに向かう方向に実質的に垂直となっている。これにより、上段熱交換槽108の内部及び上段流動エアーボックス110の内部は複数の熱交換帯に分割されている。
また、複数の仕切り板109A,109B,109Cの高さは、熱交換管107から離れるにしたがって低くなっている。これにより、上段熱交換槽108の下部から供給された流動エアーによって上段熱交換槽108内の鋳物砂Sが流動し、熱交換管107から離れる方向に向かって鋳物砂Sが移動する。
以上に説明した実施の形態1に係る熱交換装置100によれば、下段熱交換槽101において、下部から供給された流動エアーによって下段熱交換槽101内の鋳物砂Sが流動し、複数の仕切り板102A,102B,102Cが供給口101Aから離れるにしたがって低くなっているため、供給口101Aから離れる方向に向かって鋳物砂Sが移動する。また、熱交換管107の内部に向かって供給される圧縮エアーによって熱交換管107の下付近まで移動した鋳物砂Sが熱交換管107の内部に送り込まれ、熱交換管107を上方に向かって移動する。そのため、下段熱交換槽101内部及び熱交換管107内部における鋳物砂Sの流動は、例えば、約3m/s以上5m/s以下の流動流となり、下段熱交換槽101や熱交換管107の内部の摩耗を抑制することができる。また、流動エアー及び圧縮エアーの温度は鋳物砂Sの温度とは異なるため、下段熱交換槽101及び熱交換管107において鋳物砂Sの熱交換を行うことができる。そのため、輸送管内部の摩耗を抑制することができる鋳物砂Sの熱交換装置100を提供することができる。
また、熱交換管107の先端部107Aは、ラッパ形状となっているため、熱交換管107の下付近に位置する鋳物砂Sをより効率的に熱交換管107の内部へと送り込むことができる。すなわち、熱交換管107の鋳物砂Sの輸送効率を向上させることができる。また、圧縮エアー供給管106の先端部の上端は、熱交換管107の先端部107Aの下端よりも上に位置しているため、圧縮エアー供給管106を介して熱交換管107の内部に向かって供給される圧縮エアーによって、鋳物砂Sをより確実に熱交換管107の内部へと送り込むことができる。
また、下段熱交換槽101において、供給口101Aは、下段熱交換槽101の側面の上部側から当該側面から離れるにしたがって上方に向かって傾斜するように、設けられている。すなわち、供給口101Aは、自然落下のシュートとなっている。そのため、バケットエレベータ等の搬送装置を用いなくても、前工程から回収した鋳物砂Sを下段熱交換槽101の内部へと供給することができる。
同様に、上段熱交換槽108において、排出口108Aは、上段熱交換槽108の側面の下部側から当該側面から離れるにしたがって下方に向かって傾斜するように、設けられている。すなわち、排出口108Aは、自然落下のシュートとなっている。そのため、バケットエレベータ等の搬送装置を用いなくても、上段熱交換槽108の内部の鋳物砂Sを後工程へと供給することができる。
また、吸引式集塵機によって鋳物砂Sを輸送する場合、輸送する鋳物砂Sの量に対して大量の風量が必要となり大型のファンが必要になる。そのため、吸引式集塵機のフィルタを大型にする必要がある。また、鋳物砂Sに含まれる微粉ダストや添加物によって吸引式集塵機のフィルタが目詰まりするため、当該フィルタの清掃が必要となる。しかし、本実施の形態1に係る熱交換装置100では、熱交換管107における鋳物砂Sの輸送に圧縮エアーを用いるため、大型フィルタや大型ファンを必要とせず、フィルタの清掃も必要ない。
また、本実施の形態1に係る熱交換装置100では、鋳物砂Sの冷却に冷却水を用いる必要がない。そのため、ラジエータや熱交換用の細い配管等を省くことができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、仕切り板102A,102B,102Cの高さは、熱交換を行う材料の特性や熱交換仕様に合わせて適宜設定されるものであり、実施の形態1に示したものに限定されるものではない。これにより、仕切り板102A,102B,102Cによって区画される下段熱交換槽101の各熱交換帯における鋳物砂Sの滞留時間を鋳物砂Sの材料特性や所望する熱交換仕様に合わせて設定することができる。同様に、仕切り板109A,109B,109Cの高さを、熱交換を行う材料の特性や熱交換仕様に合わせて適宜設定することにより、仕切り板109A,109B,109Cによって区画される上段熱交換槽108の各熱交換帯における鋳物砂Sの滞留時間を所望する時間に設定することができる。
100 熱交換装置
101 下段熱交換槽
101A 供給口
102A,102B,102C 仕切り板
103 下段流動エアーボックス
104 下段多孔板
105 下段流動エアー供給管
106 圧縮エアー供給管(圧縮エアー供給部)
107 熱交換管
108 上段熱交換槽
109A,109B,109C 仕切り板
110 上段流動エアーボックス
111 上段多孔板
112 上段流動エアー供給管
Z1 下段熱交換帯
Z2 輸送熱交換帯
Z3 上段熱交換帯
S 鋳物砂

Claims (1)

  1. 鋳物砂が供給される供給口を備え、下部から前記鋳物砂とは温度が異なる流動エアーが供給され、前記供給口から離れるにしたがって高さが低くなる複数の仕切り板が立設されている熱交換槽と、
    前記熱交換槽の前記供給口側とは反対側の位置に前記熱交換槽の上下方向に沿って立設された管であって、前記管の下部が前記熱交換槽の内部に挿入されている熱交換管と、
    前記熱交換管の下側から内部に向かって前記鋳物砂とは温度が異なる圧縮エアーを供給する圧縮エアー供給部と、
    を備える、鋳物砂の熱交換装置。
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