JPH05158896A - 構成制御方式 - Google Patents
構成制御方式Info
- Publication number
- JPH05158896A JPH05158896A JP32275691A JP32275691A JPH05158896A JP H05158896 A JPH05158896 A JP H05158896A JP 32275691 A JP32275691 A JP 32275691A JP 32275691 A JP32275691 A JP 32275691A JP H05158896 A JPH05158896 A JP H05158896A
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- Japan
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- coupled
- processor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】疎結合にするためのスイッチとシステムの状態
をチェックする処理とを合わせ持つことにより、システ
ムが不安定な状態で疎結合状態に移行することのないよ
うなガードを行い、効率の良い構成制御方式を提供す
る。 【構成】保守パネル1は密結合のプロセッサを疎結合に
するための分離指示スイッチ4を有し、オペレータ部3
はシステム運用中OSとの会話を行うコンソール機能に
より密結合のプロセッサを疎結合にするための疎結合要
求を行う。各RASプロセッサ2a〜2nは分離指示ス
イッチ4の押下状態を保持する分離可能状態保持手段5
と、分離指示スイッチ4の押下後のオペレータ3からの
疎結合要求に対して状態チェックして疎結合処理かどう
かを判断する状態チェック手段6と、この判断した分離
可能結果のみを保持しておく分離状態保持手段7とを備
えている。
をチェックする処理とを合わせ持つことにより、システ
ムが不安定な状態で疎結合状態に移行することのないよ
うなガードを行い、効率の良い構成制御方式を提供す
る。 【構成】保守パネル1は密結合のプロセッサを疎結合に
するための分離指示スイッチ4を有し、オペレータ部3
はシステム運用中OSとの会話を行うコンソール機能に
より密結合のプロセッサを疎結合にするための疎結合要
求を行う。各RASプロセッサ2a〜2nは分離指示ス
イッチ4の押下状態を保持する分離可能状態保持手段5
と、分離指示スイッチ4の押下後のオペレータ3からの
疎結合要求に対して状態チェックして疎結合処理かどう
かを判断する状態チェック手段6と、この判断した分離
可能結果のみを保持しておく分離状態保持手段7とを備
えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構成制御方式に関し、特
に情報処理装置の診断処理を行うRASプロセッサが情
報処理システムの不安定な状態で疎結合状態に移行する
ことのないようにガードする構成制御方式に関する。
に情報処理装置の診断処理を行うRASプロセッサが情
報処理システムの不安定な状態で疎結合状態に移行する
ことのないようにガードする構成制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、RASプロセッサ上での疎結合処
理においては、疎結合にするためのスイッチを押下する
ことだけで処理を実施しており、密結合のプロセッサが
疎結合状態に確実に移行できるかどうかをチェックする
ような処理はなかった。従って、両系のプロセッサやイ
ンターフェースがどのような状態であってもスイッチを
押下すれば疎結合処理を実施してしまっていた。
理においては、疎結合にするためのスイッチを押下する
ことだけで処理を実施しており、密結合のプロセッサが
疎結合状態に確実に移行できるかどうかをチェックする
ような処理はなかった。従って、両系のプロセッサやイ
ンターフェースがどのような状態であってもスイッチを
押下すれば疎結合処理を実施してしまっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のRAS
プロセッサ上での疎結合処理方法では、密結合のプロセ
ッサを疎結合にできるかどうかの状態チェックをする処
理がなく、疎結合にするためのスイッチの押下のみで動
作していたのて、システムがどんな状態であろうと疎結
合状態に移行してしまい誤動作をガードできない欠点が
あり、また誤ってスイッチを押下してしまう等の危険性
もある。
プロセッサ上での疎結合処理方法では、密結合のプロセ
ッサを疎結合にできるかどうかの状態チェックをする処
理がなく、疎結合にするためのスイッチの押下のみで動
作していたのて、システムがどんな状態であろうと疎結
合状態に移行してしまい誤動作をガードできない欠点が
あり、また誤ってスイッチを押下してしまう等の危険性
もある。
【0004】例えば、障害が起きたときRASプロセッ
サがプログラムの再ロードを行う自動再立ち上げ中であ
った場合や、疎結合要求を行った系のRASプロセッサ
が故障中である場合など、本来ならば抑止されなければ
ならない状態であっても状態チェックをしないまま疎結
合処理を行っていたため、誤動作してしまうという効率
的でない欠点があった。
サがプログラムの再ロードを行う自動再立ち上げ中であ
った場合や、疎結合要求を行った系のRASプロセッサ
が故障中である場合など、本来ならば抑止されなければ
ならない状態であっても状態チェックをしないまま疎結
合処理を行っていたため、誤動作してしまうという効率
的でない欠点があった。
【0005】本発明の目的は、疎結合にするためのスイ
ッチとシステムの状態をチェックする処理とを合わせ持
つことにより、システムが不安定な状態で疎結合状態に
移行することのないようなガードを行い、効率の良い構
成制御方式を提供することにある。
ッチとシステムの状態をチェックする処理とを合わせ持
つことにより、システムが不安定な状態で疎結合状態に
移行することのないようなガードを行い、効率の良い構
成制御方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の構成制御方式
は、複数の情報処理装置からなる情報処理システムの構
成制御方式であって、前記情報処理装置の立ち上げ,障
害処理を実施するRASプロセッサを前記情報処理装置
の制御単位毎に複数台設け、密結合のプロセッサを疎結
合にする処理を行う場合に保守,診断に関するオペレー
ションを行う保守パネルは密結合のプロセッサを疎結合
にする分離指示スイッチを備え、前記RASプロセッサ
は前記分離指示スイッチの押下により前記分離指示スイ
ッチの状態を保持しておく分離可能状態保持手段と、前
記分離指示スイッチ押下後のオペレータからの指示によ
る疎結合要求によって他系の前記RASプロセッサの状
態などをチェックし疎結合処理が可能かどうかを判断す
る状態チェック手段と、前記状態チェック手段により判
断した分離可能結果のみを保持しておく分離状態保持手
段とを備えている。
は、複数の情報処理装置からなる情報処理システムの構
成制御方式であって、前記情報処理装置の立ち上げ,障
害処理を実施するRASプロセッサを前記情報処理装置
の制御単位毎に複数台設け、密結合のプロセッサを疎結
合にする処理を行う場合に保守,診断に関するオペレー
ションを行う保守パネルは密結合のプロセッサを疎結合
にする分離指示スイッチを備え、前記RASプロセッサ
は前記分離指示スイッチの押下により前記分離指示スイ
ッチの状態を保持しておく分離可能状態保持手段と、前
記分離指示スイッチ押下後のオペレータからの指示によ
る疎結合要求によって他系の前記RASプロセッサの状
態などをチェックし疎結合処理が可能かどうかを判断す
る状態チェック手段と、前記状態チェック手段により判
断した分離可能結果のみを保持しておく分離状態保持手
段とを備えている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の構成制御方式の一実施例を示すブロ
ック図である。
る。図1は本発明の構成制御方式の一実施例を示すブロ
ック図である。
【0008】図1において、情報処理装置における保
守,診断に関するオペレーションを行う保守パネル1は
密結合のプロセッサを疎結合にするための分離指示スイ
ッチ4を有している。オペレータ部3はシステム運用中
OSとの会話を行うコンソール機能(OSヘのコマンド
入力,OSからのメッセージ出力)により、密結合のプ
ロセッサを疎結合にするための疎結合要求を行う。情報
処理装置の処理を行う各RASプロセッサ2a,〜2n
は分離指示スイッチ4の押下による状態を保持しておく
分離可能状態保持手段5と、分離指示スイッチ4の押下
後のオペレータ部3からの疎結合要求に対して状態チェ
ックなどを行って疎結合処理が可能かどうかを判断する
状態チェック手段6と、状態チェック手段6により判断
した分離可能結果のみを保持しておく分離状態保持手段
7とを備えている。密結合のプロセッサを疎結合にする
処理が保守パネル1,オペレータ部3,RASプロセッ
サ2上で動作する。
守,診断に関するオペレーションを行う保守パネル1は
密結合のプロセッサを疎結合にするための分離指示スイ
ッチ4を有している。オペレータ部3はシステム運用中
OSとの会話を行うコンソール機能(OSヘのコマンド
入力,OSからのメッセージ出力)により、密結合のプ
ロセッサを疎結合にするための疎結合要求を行う。情報
処理装置の処理を行う各RASプロセッサ2a,〜2n
は分離指示スイッチ4の押下による状態を保持しておく
分離可能状態保持手段5と、分離指示スイッチ4の押下
後のオペレータ部3からの疎結合要求に対して状態チェ
ックなどを行って疎結合処理が可能かどうかを判断する
状態チェック手段6と、状態チェック手段6により判断
した分離可能結果のみを保持しておく分離状態保持手段
7とを備えている。密結合のプロセッサを疎結合にする
処理が保守パネル1,オペレータ部3,RASプロセッ
サ2上で動作する。
【0009】次に本実施例の動作について説明する。図
2は図1のプロセッサにおける疎結合処理動作を示すフ
ローチャートである。現在、密結合で処理中のプロセッ
サを疎結合に移行しようとした場合には、保守パネル1
にある分離指示スイッチ4をオンして起動をかける(処
理100)。起動がかかると、RASプロセッサ内の分
離可能状態保持手段5は分離指示スイッチ4による状態
を保持する(処理101)。次にオペレータ部3が密結
合状態のRASプロセッサに対して疎結合状態への変更
要求を行うと(処理102)、状態チェック手段6に起
動がかかる。状態チェック手段6はオペレータ部3から
の要求を受け付けると、RASプロセッサの動作状態や
故障状態などをチェックして分離可能かどうかの判定を
行う(処理103)。ここで、分離状態保持手段7は判
定した分離可能結果のみを保持する(処理104)。分
離可能状態保持手段5に保持された状態がオン状態で且
つ分離状態保持手段7に分離可能結果が保持されている
場合は疎結合状態に移行する(処理105)。また分離
可能状態保持手段5に保持された状態がオン状態でも状
態チェック手段6による判定が分離不可能状態である場
合は、状態チェック手段6は処理103においてオペレ
ータ部3に分離不可能であることを通知して(処理10
6)疎結合状態には移行しない。
2は図1のプロセッサにおける疎結合処理動作を示すフ
ローチャートである。現在、密結合で処理中のプロセッ
サを疎結合に移行しようとした場合には、保守パネル1
にある分離指示スイッチ4をオンして起動をかける(処
理100)。起動がかかると、RASプロセッサ内の分
離可能状態保持手段5は分離指示スイッチ4による状態
を保持する(処理101)。次にオペレータ部3が密結
合状態のRASプロセッサに対して疎結合状態への変更
要求を行うと(処理102)、状態チェック手段6に起
動がかかる。状態チェック手段6はオペレータ部3から
の要求を受け付けると、RASプロセッサの動作状態や
故障状態などをチェックして分離可能かどうかの判定を
行う(処理103)。ここで、分離状態保持手段7は判
定した分離可能結果のみを保持する(処理104)。分
離可能状態保持手段5に保持された状態がオン状態で且
つ分離状態保持手段7に分離可能結果が保持されている
場合は疎結合状態に移行する(処理105)。また分離
可能状態保持手段5に保持された状態がオン状態でも状
態チェック手段6による判定が分離不可能状態である場
合は、状態チェック手段6は処理103においてオペレ
ータ部3に分離不可能であることを通知して(処理10
6)疎結合状態には移行しない。
【0010】このように本実施例では、密結合で処理中
のプロセッサを疎結合に移行する場合、疎結合にするた
めのスイッチとシステムの状態をチェックする処理とを
合わせ持つことにより、システムが不安定な状態で疎結
合状態に移行することのないようなガードを行い、確実
に疎結合状態に移行できる場合にのみ実行するので、効
率の良い疎結合処理が実現できる。
のプロセッサを疎結合に移行する場合、疎結合にするた
めのスイッチとシステムの状態をチェックする処理とを
合わせ持つことにより、システムが不安定な状態で疎結
合状態に移行することのないようなガードを行い、確実
に疎結合状態に移行できる場合にのみ実行するので、効
率の良い疎結合処理が実現できる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、密結合で
処理中のプロセッサを疎結合に移行する疎結合処理につ
いて、疎結合するためのスイッチとシステムの状態をチ
ェックする処理とを合わせ持つことにより、システムが
不安定な状態で疎結合状態に移行することのないような
ガードを行い、確実に疎結合状態に移行できる場合にの
み疎結合状態に移行できるようにしたので、効率が向上
するという効果を有する。
処理中のプロセッサを疎結合に移行する疎結合処理につ
いて、疎結合するためのスイッチとシステムの状態をチ
ェックする処理とを合わせ持つことにより、システムが
不安定な状態で疎結合状態に移行することのないような
ガードを行い、確実に疎結合状態に移行できる場合にの
み疎結合状態に移行できるようにしたので、効率が向上
するという効果を有する。
【図1】本発明の構成制御方式の一実施例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1のプロセッサにおける疎結合処理動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1 保守パネル 2 RASプロセッサ 3 オペレータ部 4 分離指示スイッチ 5 分離可能状態保持手段 6 状態チェック手段 7 分離状態保持手段
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の情報処理装置からなる情報処理シ
ステムの構成制御方式であって、前記情報処理装置の立
ち上げ,障害処理を実施するRASプロセッサを前記情
報処理装置の制御単位毎に複数台設け、密結合のプロセ
ッサを疎結合にする処理を行う場合に保守,診断に関す
るオペレーションを行う保守パネルは密結合のプロセッ
サを疎結合にする分離指示スイッチを備え、前記RAS
プロセッサは前記分離指示スイッチの押下により前記分
離指示スイッチの状態を保持しておく分離可能状態保持
手段と、前記分離指示スイッチ押下後のオペレータから
の指示による疎結合要求によって他系の前記RASプロ
セッサの状態などをチェックし疎結合処理が可能かどう
かを判断する状態チェック手段と、前記状態チェック手
段により判断した分離可能結果のみを保持しておく分離
状態保持手段とを備えることを特徴とする構成制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32275691A JPH05158896A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 構成制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32275691A JPH05158896A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 構成制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05158896A true JPH05158896A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18147295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32275691A Pending JPH05158896A (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 構成制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05158896A (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP32275691A patent/JPH05158896A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011204 |