JPH05158167A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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Publication number
JPH05158167A
JPH05158167A JP3348811A JP34881191A JPH05158167A JP H05158167 A JPH05158167 A JP H05158167A JP 3348811 A JP3348811 A JP 3348811A JP 34881191 A JP34881191 A JP 34881191A JP H05158167 A JPH05158167 A JP H05158167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
dichroic mirror
cross dichroic
mirror
mirrors
Prior art date
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Pending
Application number
JP3348811A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsuki Tsuchiya
夏木 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOSHINA KK
Cosina Co Ltd
Original Assignee
KOSHINA KK
Cosina Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by KOSHINA KK, Cosina Co Ltd filed Critical KOSHINA KK
Priority to JP3348811A priority Critical patent/JPH05158167A/ja
Publication of JPH05158167A publication Critical patent/JPH05158167A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光路長を短く、かつ等しく設計できる投射型
表示装置を提供する。 【構成】 2枚のダイクロイックミラー31、32を所
定角度を持たせて交差して設けた2つのクロスダイクロ
イックミラーA、Bを交差軸を一致させて2段に重ねて
配置し、一方のクロスダイクロイックミラーAの前方に
ランプ33を配置して一方のクロスダイクロイックミラ
ーAにより3色光に分解可能にし、分解された各色光を
他方のクロスダイクロイックミラーBに導いて合成すべ
く、一方のクロスダイクロイックミラーAの側方および
他方のクロスダイクロイックミラーBの側方に各色光に
対応して傾斜した各2枚の反射ミラーを配置したことを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶パネル等のライトバ
ルブからの画像を投射レンズによりスクリーン上に投影
する投射型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】3つに色分解した液晶パネル等のライト
バルブに3色光を投射し、合成して投射レンズ系により
拡大してスクリーンに投影する投射型表示装置が普及し
始めている。図2はこの液晶プロジェクター装置の光学
系の一例を示す。10はランプ、11、12、13、1
4はダイクロイックミラーである。ダイクロイックミラ
ー11はG光を選択的に反射し、ダイクロイックミラー
12、13はB光を選択的に反射し、ダイクロイックミ
ラー14はR光を透過し、G、B光は反射する。ランプ
10からの光はコールドミラー15を経てダイクロイッ
クミラー11に入り、ここでG光は反射され、このG光
はミラー16で反射されて液晶パネル17、ダイクロイ
ックミラー13、14を経て投射レンズ系18に入光さ
れる。ダイクロイックミラー11を透過した光はダイク
ロイックミラー12でB光が反射され、このB光は液晶
パネル19を経てダイクロイックミラー13、14で反
射されて投射レンズ系18に入光される。ダイクロイッ
クミラー12を透過したR光は液晶パネル20を経てミ
ラー21で反射され、ダイクロイックミラー14を透過
して投射レンズ系18に入光される。各液晶パネル1
7、19、20を通過したG、B、R光はダイクロイッ
クミラー14を経て合成され、投射レンズ系19に入光
され、液晶パネルの画像が拡大されてスクリーンに投影
されるのである。この場合色バランスをとるため、R、
G、Bの各色光はその光路長が等しくなるよう各ダイク
ロイックミラー、ミラー等が配置される光学的設計にな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液晶プロジ
ェクター装置では、各ダイクロイックミラーを平面的に
配置しているのでその光学系の設計上光路長が必然的に
長くなり、光の強度の減衰の面で問題があり、また装置
が大型化すると共に、投射レンズ系18のバックフォー
カスが大きくなる問題点がある。発明者は光路長を短く
しうるクロスダイクロイックミラーを用いることを検討
した。クロスダイクロイックミラーは2枚のダイクロイ
ックミラーを所定角度を持たせて交差して設けたもの
で、その分光路長を短くしうる。発明者は、クロスダイ
クロイックミラーを1つ用いた場合、さらに2つのクロ
スダイクロイックミラーを同一平面内で前後に2つ配置
した場合について検討した。しかしながら上記どちらの
場合も設計上各色光の光路長を等しくできない問題点が
あることが判明した。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされたものであり、その目的とするところは、光路長
を短く、かつ等しくでき、色むらがなく、明るい高画質
の画面が得られると共に、投射レンズ系のバックフォー
カスを短くできる投射型表示装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、2枚のダイクロ
イックミラーを所定角度を持たせて交差して設けた2つ
のクロスダイクロイックミラーを交差軸を一致させて2
段に重ねて配置し、前記一方のクロスダイクロイックミ
ラーの前方にランプを配置して該一方のクロスダイクロ
イックミラーにより3色光に分解可能にし、該分解され
た各色光を他方のクロスダイクロイックミラーに導いて
合成すべく、前記一方のクロスダイクロイックミラーの
側方および前記他方のクロスダイクロイックミラーの側
方に各色光に対応して傾斜した各2枚の反射ミラーを配
置し、前記一方のクロスダイクロイックミラーと他方の
クロスダイクロイックミラーとの間の各色光の光路中に
ライトバルブを配置し、前記他方のクロスダイクロイッ
クミラーの合成光が出射する方向に投射レンズ系を配設
したことを特徴としている。
【0006】
【作用】ランプ33からの光はまずクロスダイクロイッ
クミラーAにて3色光に分解され、この分解された各色
光が全反射ミラーおよび各液晶パネルを経てクロスダイ
クロイックミラーBにて合成される構成、すなわち1個
所で各色光に分解され、他の1個所で合成されるように
したので、各色光の光路長は格段に短縮され、しかも光
路長を等しく設計できる。これはクロスダイクロイック
ミラーA、Bを交差軸を一致させて上下2段に配設し、
各色光の光路を3次元的に構成したことによる。その結
果光の強度の減衰も抑えられ、それだけ効率が上がり、
かつ色むらのない明るい高画質の画面が得られ、また投
射レンズ系43のバックフォーカスも短く設定でき、装
置の小型化が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1は液晶プロジェクター装置
30の光学系の斜視図を示す。図においてA、Bは上下
2段に配置したクロスダイクロイックミラーを示す。ク
ロスダイクロイックミラーA、Bは、G光用のダイクロ
イックミラー31とB光用のダイクロイックミラー32
とを90度の角度で交差させて設けられており、上下に
重ねて、すなわち交差軸を一致させて上下にずらして配
置されている。クロスダイクロイックミラーAの前方に
はランプ33を配設する。クロスダイクロイックミラー
Aのランプ33に対して反対側には全反射ミラー34を
配設し、この全反射ミラー34の下方にクロスダイクロ
イックミラーBに対応させて全反射ミラー35を配設す
る。全反射ミラー35とクロスダイクロイックミラーB
との間にはR光に対する液晶パネル36が配設される。
クロスダイクロイックミラーAの側方にはクロスダイク
ロイックミラーAにて反射されたB光をクロスダイクロ
イックミラーBに導くための全反射ミラー37と全反射
ミラー38とを配設する。全反射ミラー38とクロスダ
イクロイックミラーBとの間にはB光に対する液晶パネ
ル39を配設する。クロスダイクロイックミラーAのも
う一方の側方にはクロスダイクロイックミラーAにて反
射されたG光をクロスダイクロイックミラーBに導くた
めの全反射ミラー40と全反射ミラー41とを配設す
る。全反射ミラー41とクロスダイクロイックミラーB
との間にはG光に対する液晶パネル42を配設する。ラ
ンプ33の下方のクロスダイクロイックミラーBに体面
する位置に投射レンズ系43を配設する。各光路上には
図示しないが必要に応じてコンデンサレンズを配置す
る。
【0008】次いで動作について説明する。ランプ33
から発光された光はクロスダイクロイックミラーAに入
光され、ここでR光は透過し、G光とB光はそれぞれダ
イクロイックミラー31、32により全反射ミラー3
7、全反射ミラー40方向に反射される。クロスダイク
ロイックミラーAを透過したR光は全反射ミラー34、
35で反射され、液晶パネル36を経てクロスダイクロ
イックミラーBに入光され、かつ透過されて投射レンズ
系43に入光する。クロスダイクロイックミラーAで反
射されたG光は全反射ミラー40、41で反射され、液
晶パネル42を経てクロスダイクロイックミラーBに入
光され、ここでダイクロイックミラー31にて反射され
て投射レンズ系43に入光する。またクロスダイクロイ
ックミラーAで反射されたB光は全反射ミラー37、3
8で反射され、液晶パネル39を経てクロスダイクロイ
ックミラーBに入光され、ここでダイクロイックミラー
32にて反射されて投射レンズ系43に入光する。すな
わち各液晶パネル36、39、42を経た色光はクロス
ダイクロイックミラーBを経て合成され、液晶パネルの
画像が投射レンズ系により拡大されてスクリーン44に
投影されるのである。上記のようにランプ33からの光
はまずクロスダイクロイックミラーAにて3色光に分解
され、この分解された各色光が全反射ミラーおよび各液
晶パネルを経てクロスダイクロイックミラーBにて合成
される構成、すなわち1個所で各色光に分解され、他の
1個所で合成されるようにしたので、各色光の光路長は
格段に短縮され、かつ各光路長は等しくできる。これは
クロスダイクロイックミラーA、Bを交差軸を一致させ
て上下2段に配設し、各色光の光路を3次元的に構成し
たことによる。その結果光の強度の減衰も抑えられ、そ
れだけ効率が上がり、且つ色むらのない明るい高画質の
画面が得られ、また投射レンズ系43のバックフォーカ
スも短く設定でき、装置の小型化が可能となる。上記実
施例では液晶パネルを例に説明したが他のライトバルブ
でも同様に構成しうることはもちろんである。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る投射型表示装置によれば、
上述したように、2つのクロスダイクロイックミラーを
交差軸を一致させて2段に配設し、各色光の光路を3次
元的に構成したことにより、各色光の光路長を格段に短
くでき、しかも光路長を等しく設計できる。その結果光
の強度の減衰も抑えられ、それだけ効率が上がり、かつ
色むらのない明るい高画質の画面が得られると共に、投
射レンズ系のバックフォーカスも短く設定でき、装置の
小型化が可能となるという著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投射型表示装置の一例を示す斜視
図である。
【図2】従来の投射型表示装置の光学系を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
30 投射型表示装置 31、32 ダイクロイックミラー 33 ランプ 34、35、37、38、40、41 反射ミラー 36、39、42 液晶パネル 43 投射レンズ系 A、B クロスダイクロイックミラー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のダイクロイックミラーを所定角度
    を持たせて交差して設けた2つのクロスダイクロイック
    ミラーを交差軸を一致させて2段に重ねて配置し、 前記一方のクロスダイクロイックミラーの前方にランプ
    を配置して該一方のクロスダイクロイックミラーにより
    3色光に分解可能にし、 該分解された各色光を他方のクロスダイクロイックミラ
    ーに導いて合成すべく、前記一方のクロスダイクロイッ
    クミラーの側方および前記他方のクロスダイクロイック
    ミラーの側方に各色光に対応して傾斜した各2枚の反射
    ミラーを配置し、 前記一方のクロスダイクロイックミラーと他方のクロス
    ダイクロイックミラーとの間の各色光の光路中にライト
    バルブを配置し、 前記他方のクロスダイクロイックミラーの合成光が出射
    する方向に投射レンズ系を配設したことを特徴とする投
    射型表示装置。
JP3348811A 1991-12-04 1991-12-04 投射型表示装置 Pending JPH05158167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3348811A JPH05158167A (ja) 1991-12-04 1991-12-04 投射型表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3348811A JPH05158167A (ja) 1991-12-04 1991-12-04 投射型表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05158167A true JPH05158167A (ja) 1993-06-25

Family

ID=18399532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3348811A Pending JPH05158167A (ja) 1991-12-04 1991-12-04 投射型表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05158167A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5883681A (en) * 1994-07-29 1999-03-16 Victor Company Of Japan, Ltd. Video projector
US6481852B2 (en) 2000-03-06 2002-11-19 Nec Corporation Projector apparatus comprising a light composing optical system vertically stacked with respect to a light separation optical system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5883681A (en) * 1994-07-29 1999-03-16 Victor Company Of Japan, Ltd. Video projector
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