JPH05158001A - 光制御デバイス - Google Patents

光制御デバイス

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JPH05158001A
JPH05158001A JP32335591A JP32335591A JPH05158001A JP H05158001 A JPH05158001 A JP H05158001A JP 32335591 A JP32335591 A JP 32335591A JP 32335591 A JP32335591 A JP 32335591A JP H05158001 A JPH05158001 A JP H05158001A
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JP
Japan
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substrate
optical
optical waveguide
resistivity
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP32335591A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Mitomi
修 三冨
Hiroshi Miyazawa
弘 宮沢
Mitsuaki Yanagibashi
光昭 柳橋
Minoru Kobayashi
小林  実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH05158001A publication Critical patent/JPH05158001A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F2203/00Function characteristic
    • G02F2203/21Thermal instability, i.e. DC drift, of an optical modulator; Arrangements or methods for the reduction thereof

Abstract

(57)【要約】 【目的】 DCドリフト現象による信頼性の問題を解決
し、安定性の優れた光制御デバイスを提供する。 【構成】 LiNbO3 基板100のうちクラッド部1
00Aの抵抗率を光導波路のコア部101,102の抵
抗率と同程度もしくは小さくし、基板100の上にコア
部101,102をはさんで中心電極103とアース電
極104を配置する。この光導波路に誘起される電圧の
初期値VW1に対して長時間経過後の電圧VW2はVW2>V
W1またはVW2≒VW1となるので、DCドリフト現象は時
間の経過と共に飽和し、長期安定性が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気信号によって、光
の変調,光路切り替え等を行う光制御デバイスに関し、
特に動作安定性・信頼性を改善した光制御デバイスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムにおいては、電気光学効
果を有する強誘電体,半導体あるいは有機材料等を利用
して、例えば光変調器や光スイッチ、あるいは偏波制御
器等のような電気信号によって光の変調,スイッチン
グ,偏波制御等を行う光制御デバイスが多く用いられて
いる。
【0003】例えば、LiNbO3 結晶を用いた、従来
の高速光強度変調器の構成例を図8および図9に示す。
図8はその平面図、図9は図8におけるA−A’線断面
図である。
【0004】この例では、電気光学効果を持つxもしく
はy板LiNbO3 基板500にTiの熱拡散によりマ
ッハツェンダ形光導波路501および502が形成され
ている。その基板500の上には、中心電極503およ
びアース電極504から構成されるコプレーナウェーブ
ガイド(Co−Planar Waveguide:C
PW)が形成されている。505は終端抵抗、506は
変調信号を電極503および504に入力する給電線で
ある。509は入射光、510は出射光である。
【0005】このような光変調器を動作させる場合、適
切な出力変調波形を得るために、給電線506には変調
信号として、信号源507からのマイクロ波信号(交流
成分)以外に、通常、DCバイアス電源508から電圧
Ve(直流成分)が印加される。この時の入力変調信号
と出力波形との関係を図10に示す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の光変
調器において、このバイアス電圧Veを印加した状態で
長時間動作させると、動作点が経時的に変動し、出力波
形が次第に歪む現象(いわゆるDCドリフト)が生じ、
信頼性上の問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、このようなDC
ドリフト現象による信頼性の問題を解決し、安定性の優
れた光制御デバイスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1記載の発明は、電気光学効果を有す
る基板と、該基板に設けた少なくとも1本の光導波路
と、前記基板上に配置された電極とを有する光制御デバ
イスにおいて、前記基板のうち、前記少なくとも1本の
光導波路のクラッド部を構成する少なくとも表面付近の
部分の抵抗率を前記少なくとも1本の光導波路のコア部
の抵抗率と同程度もしくは小さくしたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記コア部を前記基板の前記表面付近の部分に配設
したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1におい
て、前記コア部を前記基板の表面上にリッジ形状に配置
したことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1におい
て、前記基板の表面上に誘電体を装荷して、前記基板の
前記表面付近の部分に構成したことを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、電気光学効果を有
する基板と、該基板に設けた少なくとも1本の光導波路
と、前記基板上の一部もしくは全面に配置されたバッフ
ァ層と、該バッファ層の上に配置された電極とを有する
光制御デバイスにおいて、前記基板のうち、前記少なく
とも1本の光導波路のクラッド部を構成する少なくとも
表面付近の部分の抵抗率を前記少なくとも1本の光導波
路のコア部の抵抗率と同程度もしくは小さくし、および
前記バッファ層の層厚方向の抵抗を、前記基板もしくは
前記光導波路のコア部の抵抗と同程度もしくは小さくし
たことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明では、基板のうち少なくともクラッド部
の抵抗率を光導波路のコア部の抵抗率より小さくし、ま
たは、これに加えてバッファ層として層厚方向の抵抗が
比較的小さくなるようにして光制御デバイスを構成する
ことによって、光導波路に誘起される電圧は、初期値V
W1と長時間経過後の電圧VW2との間でVW2>VW1または
W2≒VW1となるので、長期安定性の問題は解決され
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0015】まず、LiNbO3 基板を用いた光強度変
調器を例にとって、本発明の実施例を説明する。
【0016】図1は、本発明による高速LiNbO3
変調器の1実施例を示す断面図である。ここで、100
は、例えばTi,Mg,Er,Ta等の金属を基板表面
付近のクラッド部100Aに予めドーピングしたLiN
bO3 基板である。101および102は基板100に
Tiを熱拡散させて形成したマッハツェンダ形光導波路
のコア部である。103および104は、それぞれ、基
板100の上に配置した中心電極およびアース電極であ
る。この場合、基板100の抵抗率は、ノンドープLi
NbO3 基板より小さくしており、Tiの拡散されてい
る光導波路102の抵抗率ρ2 はクラッド部100Aの
抵抗率ρ1 と同程度の大きさ(ρ2 〜ρ1 )になってい
る。
【0017】図2は、図1に示した光変調器の電極10
3および104、および光導波路101および102付
近の電気的等価回路を示し、図3は中心電極103とア
ース電極104との間に印加した一定バイアス電圧Ve
に対して、光導波路に誘起される実効的な電圧VW の経
時変化を示している。このVW の大きさに基づいて光波
が変調を受けるので、VW の経時変化がDCドリフト現
象に対応する。
【0018】図2において、R1 およびC1 は、それぞ
れ、LiNbO3 基板100のクラッド部100Aの実
効的な抵抗および静電容量である。R2 およびC2 は、
それぞれ、LiNbO3 光導波路101および102
(Ti拡散コア部)の実効的な抵抗および静電容量であ
る。
【0019】図3において、VW の大きさは、初期(t
=0)においては、クラッド部100Aおよび光導波路
102の各容量C1 およびC2 の大きさで決まる値(V
W1=C1 /(2C2 +C1 ))になる。時定数τ(=
(2C2 +C1 )R1 ・R2 /(2R1 +R2 ))より
も充分に長い時間経過した後(t=∞)には、VW の大
きさは抵抗R1 およびR2 の大きさで決まる値(VW2
2 /(2R1 +R2 ))に収束する。
【0020】光導波路部101および102とクラッド
部100Aにおいて、それぞれの抵抗Rおよび容量Cの
大きさは、各部の材質,形状,寸法により決まり、ま
た、容量Cは電極の特性インピーダンスの大きさに応じ
て設定される。この時、中心電極103とアース電極1
04との間のギャップに対して、光導波路の光閉じ込め
係数を考慮した時のクラッド部100Aおよび光導波路
部101および102の等価的な長さをそれぞれl1
よびl2 とすると、R1 および1/C1 はl1 に比例す
る大きさになり、R2 および1/C2 はl2 に比例する
大きさになる。従って、各部のマイクロ波に対する誘電
率ε1 およびε2 と抵抗率ρ1 およびρ2が互いに同じ
大きさ(ε1 =ε2 ,ρ1 =ρ2 )の場合、等価的には
1 /C2=R2 /R1 となり、したがってVW1=VW2
になるので、DCドリフト現象は発生しない。
【0021】しかし、従来のデバイスにおいては、光導
波路部にはTiが拡散されているので、その抵抗率の大
きさρ2 は、LiNbO3 結晶の抵抗率ρ1 より小さく
なっている。さらに、光励起導電現象や焦電・圧電効果
等によって実効的に抵抗が減少することも知られてい
る。一方、IiのLiNbO3 中における密度が小さい
ので、誘電率の大きさは、光導波路部とクラッド部でほ
ぼ等しく(ε1 〜ε2 )なっている。このため、V
W2(〜0)<VW1の関係となり、連続使用時間が時定数
τと同程度の長さになると、DCドリフト現象が原理的
に生ずることになり、変調動作の長期安定性が問題にな
る。なお、時定数τの大きさは、通常、変調速度(周
期)より充分長くなるように設定される。
【0022】従って、DCドリフト現象に対しては、誘
電率ε1 ,ε2 と抵抗率ρ1 ,ρ2の大きさの関係が重
要になる。
【0023】従来の光変調器においては、LiNbO3
基板の通常の抵抗率ρ1 は、常温において1013〜10
18Ω・cm程度であり、電極長が1cm程度の場合、R
1 =1013〜1018Ω程度の大きさになる。光導波路部
のρ2 の大きさは、Ti熱拡散条件に大きく依存し、ρ
1 の数分の1以下になる。ここで、ρ2 が小さい(ρ2
<<ρ1 )場合、VW2〜0になる。通常、このドリフト
現象による変調動作の不安定性を解消するために、ドリ
フト量に合わせて、バイアス電圧を調整する動作点ロッ
キング制御がとられるが、この場合、Veを経時時間と
共に大きくする必要がある。しかし、調整できるVeの
大きさの範囲は、デバイスの耐圧や電源の制御可能範囲
に制限されるので、長期間にわたって連続的に制御する
ことができず、長期安定性および信頼性の点から問題が
あった。
【0024】これに対して、本発明では、LiNbO3
基板100のうちクラッド部100Aの抵抗率ρ1 を、
光励起導電性等の効果も考慮した光導波路部101およ
び102の実効的な抵抗率ρ2 と同程度、もしくはρ2
より充分小さく設定する。これにより、VW2〜VW1もし
くはVW2(=Ve)>vw1となるので、ドリフト現象
は、初期的には生ずるが、時間経過と共に飽和すること
になる。また、動作点をロッキング制御する場合、初期
の設定電圧Veに対して、バイアス電圧を次第に小さく
すれば良く、しかもある一定値で飽和して変動が収まる
ので、長期安定性上の問題は解決されることになる。
【0025】ただし、ρ1 を小さくし過ぎると、以下の
問題が生ずる。
【0026】誘電体損失により、光やマイクロ波に対
する伝搬損失が増大する。
【0027】時定数τが小さくなり、変調帯域の低限
周波数が大きくなる。
【0028】従って、これらのことを考慮して、最適な
ρ1 の大きさを設定すれば良い。
【0029】図1に示した実施例の構成において、クラ
ッド部100Aの抵抗率を低減するには、例えばノンド
ープLiNbO3 基板100に光導波路101および1
02を形成した後、基板100の上面より、基板全面も
しくはクラッド部100Aのみに、ドーピング材を熱拡
散やイオンインプラ等により注入する、あるいは放射線
を照射する等の方法により結晶欠陥を形成する方法があ
る。あるいはまた、光導波路部101および102はノ
ンドープとし、クラッド部100Aに例えばMg等をド
ープして、抵抗率と屈折率を同時に低減しても良い。
【0030】図4は、本発明による高速LiNbO3
変調器の他の1実施例を示す断面図であり、基板100
に対して光導波路部201および202をリッジ形状に
形成した場合を示す。この場合、光導波路部201およ
び202をノンドープLiNbO3 で構成できるので、
クラッド部100Aの抵抗率ρ1 を光導波路部201,
202の抵抗率ρ2 より充分小さくできる特長がある。
本実施例の構成において、低抵抗のLiNbO3 基板あ
るいは他の材料を用いた基板100上に、リッジ形状の
光導波路部201および202をエピタキシャル成長等
の方法で形成してもよい。
【0031】図5は、本発明による高速LiNbO3
変調器の他の1実施例を示す断面図であり、ノンドープ
LiNbO3 基板100上に光導波路301および30
2を誘電体303および304の各々の装荷により構成
しており、空気中の屈折率n 0 、誘電体303,304
の屈折率n1 および基板100の屈折率n2 に対して、
これら各屈折率をn0 <n1 <n2 の関係に定めてあ
る。この場合、基板100と光導波路301および30
2を均質材料で構成できるので、図1に示した実施例と
同様に本発明の効果を実現できる。
【0032】以上では、x,y板LiNbO3 基板を用
いた本発明の実施例について説明してきたが、その他の
結晶軸の基板を用いた場合にも、同様に本発明を適用で
きる。例えば、図6は、z板LiNbO3 基板400を
用いた場合の、本発明の1実施例を示し、ここで、40
1はSiO2等で構成されるバッファ層である。電極1
03および104を、それぞれ、光導波路402および
403を覆うようにバッファ層401上に配置する。4
00Aは、例えばTi,Mg,Er,Ta等の金属を基
板400の表面付近にドープして形成したクラッド部で
ある。バッファ層401の層厚方向の実効的な抵抗およ
び容量をそれぞれR0 およびC0 とすると、光導波路4
02および403付近の電気的等価回路は、図7のよう
になる。この場合、光導波路部402および403に印
加される初期(t=0)の電圧VW1は、
【0033】
【数1】 VW1={C01 /(C12 +C20 +C01 )}Ve …(1) となり、充分時間が経過した後の電圧VW2は、
【0034】
【数2】 VW2={R2 /(R0 +R1 +R2 )}Ve …(2) になる。従って、クラッド部400Aの抵抗率ρ1 を光
導波路部402,403の抵抗率ρ2 より小さくし、か
つ、R0 をR2 ,R1 と同程度、もしくは小さくなるよ
うに、バッファ層401の材質と厚さを設定することに
よって、DCドリフト現象を抑制できる。
【0035】以上では、LiNbO3 を用いた高速光変
調器を例にとって本発明の原理,効果および実施例を述
べたが、この他に、電気光学効果を有する強誘電体,半
導体あるいは有機材料等を利用して、光変調器や光スイ
ッチ、あるいは偏波制御器等のような、電気信号によっ
て光出力を制御するあらゆる光導波路形制御デバイス
に、本発明を適用できることは自明である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板のうち少なくともクラッド部の抵抗率を光導波路の
コア部の抵抗率より小さくし、または、これに加えてバ
ッファ層として層厚方向の抵抗が比較的小さくなるよう
にして光制御デバイスを構成することによって、光導波
路に誘起される電圧は、初期値VW1と長時間経過後の電
圧VW2との間でVW2>VW1またはVW2≒VW1となるの
で、DCドリフト現象は時間の経過と共に飽和し、した
がって、長期安定性の問題は解決される。
【0037】しかもまた、本発明によれば、バッファ層
自体を低抵抗にしているため、文献「NTT R&D,
vol.38,no.6,pp.629−640,19
89.」で述べられているように、温度変動に伴い基板
表面に発生する電荷を、短時間に緩和できるので、デバ
イスの温度変動に対する動作不安定性(いわゆる熱ドリ
フト)の問題も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示したデバイスの等価回路図である。
【図3】図1に示した本発明実施例の動作原理の説明図
である。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す断面図であ
る。
【図7】図6に示した本発明実施例の動作原理の説明図
である。
【図8】従来のマッハツェンダ光強度変調器の1例を示
す平面図である。
【図9】図8に示した従来例の断面図である。
【図10】入力変調信号と出力波形の関係を示す説明図
である。
【符号の説明】
100,400 低抵抗LiNbO3 基板 100A,400A クラッド部 101,102,201,202,301,302,4
02,403,501,502 光導波路 103,503 CPWの中心電極 104,504 CPWのアース電極 303,304 低屈折率誘電体 401 バッファ層 500 LiNbO3 基板 505 終端抵抗 506 入力信号給電線 507 マイクロ波信号源 508 DCバイアス電源 509 入射光 510 出射光
フロントページの続き (72)発明者 小林 実 東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目27番1号 エヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロ ジ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学効果を有する基板と、該基板に
    設けた少なくとも1本の光導波路と、前記基板上に配置
    された電極とを有する光制御デバイスにおいて、 前記基板のうち、前記少なくとも1本の光導波路のクラ
    ッド部を構成する少なくとも表面付近の部分の抵抗率を
    前記少なくとも1本の光導波路のコア部の抵抗率と同程
    度もしくは小さくしたことを特徴とする光制御デバイ
    ス。
  2. 【請求項2】 前記コア部を前記基板の前記表面付近の
    部分に配設したことを特徴とする請求項1記載の光制御
    デバイス。
  3. 【請求項3】 前記コア部を前記基板の表面上にリッジ
    形状に配置したことを特徴とする請求項1記載の光制御
    デバイス。
  4. 【請求項4】 前記基板の表面上に誘電体を装荷して、
    前記基板の前記表面付近の部分に構成したことを特徴と
    する請求項1記載の光制御デバイス。
  5. 【請求項5】 電気光学効果を有する基板と、該基板に
    設けた少なくとも1本の光導波路と、前記基板上の一部
    もしくは全面に配置されたバッファ層と、該バッファ層
    の上に配置された電極とを有する光制御デバイスにおい
    て、 前記基板のうち、前記少なくとも1本の光導波路のクラ
    ッド部を構成する少なくとも表面付近の部分の抵抗率を
    前記少なくとも1本の光導波路のコア部の抵抗率と同程
    度もしくは小さくし、および前記バッファ層の層厚方向
    の抵抗を、前記基板もしくは前記光導波路のコア部の抵
    抗と同程度もしくは小さくしたことを特徴とする光制御
    デバイス。
JP32335591A 1991-12-06 1991-12-06 光制御デバイス Pending JPH05158001A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1043617A1 (en) * 1999-04-07 2000-10-11 Lucent Technologies Inc. Optical waveguide device with enhanced stability
JP2015014715A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 Tdk株式会社 電気光学デバイス

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