JPH0515774Y2 - - Google Patents

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JPH0515774Y2
JPH0515774Y2 JP11676888U JP11676888U JPH0515774Y2 JP H0515774 Y2 JPH0515774 Y2 JP H0515774Y2 JP 11676888 U JP11676888 U JP 11676888U JP 11676888 U JP11676888 U JP 11676888U JP H0515774 Y2 JPH0515774 Y2 JP H0515774Y2
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pipe
shaft
horizontally
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scoreboard
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Special Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はベンチに係り、さらに詳しくはテニス
や野球あるいはゲートボール等のスコアラーが使
用するに適したベンチに関するものである。
[従来の技術] テニスや野球あるいはゲートボールなどのスコ
アラーは首から紐で吊した四辺形のスコアボード
を用いてスコアの記入を行なつていた。このよう
なスコアボードは移動に適する点、あるいは安価
であるなどと言う理由により広く利用されてい
た。
しかし、スコアボードを用いたスコアの記入は
極めて不安定で、記入しずらいと言う問題があつ
た。
そこで本出願人は先にこれらの問題点を解決す
るためにベンチの基板に対して脚と、背もたれと
を折り畳み可能に設け、さらに基板に対してアー
ムを介してスコアボードを折り畳み可能に取付け
た構造を提案した(実願昭62−143998号)。
[考案が解決しようとする問題点] 上述した構造のものは全体を折り畳むことがで
き、ハンドリングし易く、今までにないベンチで
はあるが、スコアボードの高さが固定的であるこ
と、また、スコアボードが水平のままであるため
スコアラーの体格や太陽光線の状態等に合わせて
傾斜角度を調節できないと言う問題点があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案においては上述した問題点を解決するた
めに、全体を折り畳み可能とすると共にスコアボ
ードの支軸を昇降自在にすると共に、スコアボー
ドの傾斜角度の調整機構を設け、さらにスコアボ
ード位置を左右に変化させることができるスライ
ド機構を設けた構造を採用した。
[作用] 上述した構造を採用すると、スコアボードの位
置は上下、左右および前後と三次元に変化させる
ことができ、使用条件に対応させてスコアボード
を調整することができる。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細
を説明する。
第1図以下は本考案の一実施例を説明するもの
で、本考案になるベンチは基板1と2組の脚2
と、背もたれ3およびスコアボード4とから構成
されている。
基板1は本実施例の場合、複数人が座れるよう
に長方形の金属板から形成されており、その下面
に2組の脚2が折り畳み可能に取付けられてい
る。
脚2は基板1の下面に溶接などの手段によつて
固定された金属パイプ製の偏平な逆U字状の基枠
5の下端間に横架、固定された水平な支持枠6に
折り畳み可能に取付けられる。
即ち、脚2は「コ」の字状に配置された前後2
本の金属パイプからなる腕2a,2aと、その上
端間に横架、固定された横枠2bとからなる。
前記支持枠6の内側面側には蝶番7の一方の半
体が固定されており、蝶番7の他方の半体は脚2
の横枠2bの内側面に固定されている。
また、各脚2の腕2a,2aの中央部間には支
持枠2cが水平に横架されており、その中央部に
はパイプ8aを介して腕8の一端が回動可能に取
付けられている。
また、基板1の下側において基枠5,5の手前
側の角部の外側にはパイプ9が横架されており、
基枠5,5の後方側の角部の内側面間にはパイプ
10が横架されている。
そして、パイプ9,10の左右端近傍において
両パイプ間には支持枠11が横架されており、そ
の中央部はそれぞれパイプ12aを介して腕12
の一端が回動可能に取付けられている。
一方、腕8,12の先端間は軸承部を介して連
結されている。即ち、腕8の先端の下側には1個
の突片13が突設され、腕12の他端側には突片
13が嵌合する2個の突片14が突設され、それ
ぞれの先端部間にピン15を通すことにより回動
自在に連結されている。
また、一方の腕12の先端の上側には半円筒状
の支持板16が突設されている。
なお、基枠5の左右の下端間の間隔と、腕2
a,2aの上端間の間隔とは等しく、脚2を開い
た場合にはそれぞれの端面同志が接触し、全体と
して逆U字状の脚を構成する。
一方、背もたれ3は細長い背板17を有し、こ
の背板17の左右の端部の裏面にはほぼL字状の
腕18,18の垂直部の上端が固定されており、
腕18,18の下端の先平部の途中は前記基枠5
の後方の屈曲部近傍にピン19を介して回動自在
に軸承されている。
即ち、基枠5の後方角部には第5図に示すよう
に水平方向に貫通して透孔20が形成されてお
り、パイプ10の両端部近傍にはそれぞれ突片2
1が突設されており、各突片21には透孔20と
対向して透孔が形成されている。
基枠5と突片21との間には腕18の下端の水
平部の先端が嵌合され、ピン19を貫通して通
し、ナツト22をかけることにより腕18は回動
自在に軸承される。
なお、腕18の下端の水平部の先端の上側には
腕を起こした時、パイプ10の下側に当たる当て
板23が固定されている。
一方、スコアボード4は両ひじが載せられる程
度の大きさを有する長方形の板体として形成され
ており、その下面の手前側には支持板24が固定
されている。
支持板24にはシヤフト25の両端が軸受26
を介して固定される。シヤフト25にはパイプ2
7が摺動自在に嵌合されている。
パイプ27の中央部にはこれと直角に2本のロ
ツド28,28の上端が固定されている。
また、パイプ27の一端の下側にはストツパと
なるねじ29が直角に螺合されている。このねじ
29をゆるめると、シヤフト25を介してスコア
ボード4は左右に移動できる。
さらに、ロツド28,28間において、パイプ
27の下側にはロツド28と直角方向に回動自在
に回動アーム30の一端が軸承されている。回動
アーム30の先端には上下方向に沿つて、ねじ筒
31が固定されており、これには逆T字状のねじ
軸32が下方から螺合されている。ねじ軸32の
上端にはスコアボード4の下面に当たる頭部32
aがねじ軸32のストツパを兼ねて設けられてい
る。このねじ軸32を上下させると、スコアボー
ド4がシヤフト25を介して回動し、その傾斜角
度が変化する。
ところで、前記パイプ9の中央寄りには斜め下
方に向かつて1組の突片33,33が支持板34
を水平に挟んで固定されている。
各突片33,33にはその先端部の対向する位
置に透孔33aがそれぞれ形成されており、一方
の突片33の外側にはこの透孔を囲んでナツト3
5が固定されている。
2つの突片33,33間にはパイプ36が水平
に嵌合される。パイプ36には支持板34側に向
かつて突片37が突設されており、この突片37
には下方からねじ軸38が螺合されている。ねじ
軸38の上端にはストツパを兼ねた頭部38aが
設けられており、これは支持板34の下面に接す
る。
一方、パイプ36には「し」の字状に曲がつた
案内筒39,39の下端が固定されており、これ
ら案内筒39,39中には前記ロツド28,28
が嵌合される。
案内筒39の一方の上端にはその側面に直角に
ねじ40が螺合しており、これを締めることによ
り、ロツド28を介してスコアボード4を任意の
高さに停めることができる。
なお、パイプ36はL字状のねじ軸41によつ
て突片33,33間に回動自在に軸承され、ねじ
軸41の先端はナツト35に螺合される。また、
パイプ10の背面側には把手42が設けられてい
る。
次に、以上のように構成された本考案に係るベ
ンチの使用方法について説明する。
まず、非使用時における折り畳み状態について
説明する。
折り畳み時には案内筒39のねじ40をゆる
め、ロツド28を最下降位置にまで下降させてね
じ40を締めて固定する。
次に、第7図に示すようにスコアボード4をね
じ29をゆるめることにより、ほぼ垂直の状態に
なるようにし、回動アーム30を第7図中反時計
方向に回動させ、シヤフト25と平行にする。
つづいてL字状のねじ軸41をゆるめ、スコア
ボード4を案内筒39上に重ねると共に、案内筒
39を基板1上に重なるように回動させ、スコア
ボード4と共に基板1上に重ねる。
つづいて、背もたれ3を腕18,18をスコア
ボード4上に回動させ、スコアボード4上に背も
たれ3を重ねる。
さらに、脚2の左右の腕2a,2aを蝶番7を
介して基板1の下側に折り畳む。この時、腕8,
12をピン15を中心としてV字状に折り畳む。
この状態が第2図に示す折り畳んだ状態で、こ
のままで保管、ハンドリングが行なわれる。ハン
ドリング時には把手42が用いられる。
一方、使用時においては上述したのと逆の動作
によつて、背もたれ3、スコアボード4および脚
2が広げられる。
各部が広げられた後、まず、L字状のねじ軸4
1を締めて案内筒39を固定し、ねじ40をゆる
めてロツド28を上昇させ、高さを調節してねじ
40を締めて固定する。
次に、ねじ29をゆるめてシヤフト25を自由
にし、シヤフト25をパイプ27に対して左右に
スライドさせ、左右方向の位置決めを行ない、回
動アーム30をパイプ27と直交するように回動
させ、ねじ軸32を回して上下に移動させ、スコ
アボードの傾斜角度を調整をし、ねじ29を締め
て固定する。
この状態が第1図に示す使用状態である。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、全体を座席となる基板を中心に小形態に折り
畳みできるように構成したので運搬及び収納が容
易であると共に、スコアボードを前後、左右、上
下の三方向と更にスコアボードの傾斜を調整する
ことができる構造を採用しているため、使用条件
に応じてスコアボードを調整できると言う優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は使用状態の斜視図、第2図は折り畳み状態の
斜視図、第3図および第4図は骨組みだけで示し
た使用状態および組立状態の斜視図、第5図は使
用状態の要部の斜視図、第6図は折り畳み状態の
要部の斜視図、第7図はスコアボードの取付構造
を説明する分解斜視図、第8図および第9図は使
用状態の正面図および側面図である。 1……基板、2……脚、2b,2c,6,11
……支持枠、3……背もたれ、4……スコアボー
ド、5……基枠、7……蝶番、8,12,18…
…腕、9,10,27,36……パイプ、17…
…背板、25……シヤフト、28……ロツド、2
9,40……ねじ、32,38,42……ねじ
軸、34……支持板、42……把手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 長方形状の基板1と、この基板1の下面に下
    方に向かつて固定された少なくとも1組の偏平
    な逆U字状の基枠5と、この基枠5の下端間に
    横架された支持枠6と、上端間に横架された支
    持枠2bを有する1組の腕2a,2aを有し、
    前記支持枠6と支持枠2bの内側面間は蝶番7
    によつて内側に向かつて折り畳み可能に連結さ
    れた脚2,2と、基板1の下側において基枠
    5,5の手前側の角部の外側間に横架されたパ
    イプ9と、基枠5,5の後方角部の内側面間に
    横架されたパイプ10と、基枠5,5の後方角
    部とパイプ10に突設された突片21との間に
    ピン19を介して軸承されたL字状の腕18,
    18の下端の先端部を前記パイプ10の下側に
    接する位置に臨まされ、上端部間には背板17
    が横架された背もたれ3と、前記パイプ9の中
    央部寄りに下端を回動自在に軸承され、基板1
    上に折り畳まれる位置と、垂直な位置とに変位
    可能な2本の案内筒39,39と、これら案内
    筒39,39中にその下端を昇降自在に嵌合さ
    れ、上端にはパイプ27が水平に固定された1
    組のロツド28,28と、四辺形状に形成さ
    れ、その後方の裏面には前記パイプ27中に回
    動自在に嵌合されるシヤフト25がその両端を
    軸受26を介して固定されたスコアボード4
    と、前記ロツド28,28の間において前記パ
    イプ27の下面に回動自在に軸承され、前記ス
    コアボード4の下面を支持する回動アーム30
    とを備え、前記案内筒39,39の一方の側面
    の上端部近傍にはロツド28を固定、解放する
    ためのねじ40が螺合されていることを特徴と
    するベンチ。 (2) スコアボード4の下面に設けられたシヤフト
    25はパイプ27に対して摺動自在に嵌合され
    ており、パイプ27の下面にはシヤフト25を
    固定、解除するねじ29が螺合されている請求
    項1記載のベンチ。 (3) 回動アーム30の先端には垂直方向にねじ筒
    31が設けられ、このねじ筒31にはねじ軸3
    2が貫通して螺合され、このねじ軸32上端に
    はストツパを兼ねた頭部32aが設けられてい
    る請求項1又は2記載のベンチ。 (4) パイプ9の中央部寄りの側面には斜め下方に
    向かつて突片33,33、支持板34を水平に
    横架した状態で固定され、案内筒39,39の
    下端は「し」の字状にわん曲され、その先端間
    にはねじ軸41によつて突片33,33間に軸
    承されるパイプ36が水平に固定され、このパ
    イプ36には前記支持板34の下側に位置する
    突片37が固定され、この突片37には下方か
    ら貫通するねじ軸38が螺合されている請求項
    1、2又は3記載のベンチ。 (5) 突片33,33の一方の外側面にはナツト3
    5が固定されており、ねじ軸41の先端はこの
    ナツト35に螺合されている請求項4記載のベ
    ンチ。 (6) パイプ10の背面側には把手42が設けられ
    ている請求項1,2,3,4又は5記載のベン
    チ。
JP11676888U 1988-09-05 1988-09-05 Expired - Lifetime JPH0515774Y2 (ja)

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JP11676888U JPH0515774Y2 (ja) 1988-09-05 1988-09-05

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JPH0238930U JPH0238930U (ja) 1990-03-15
JPH0515774Y2 true JPH0515774Y2 (ja) 1993-04-26

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