JPH05157645A - 圧力検出回路 - Google Patents

圧力検出回路

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JPH05157645A
JPH05157645A JP3349186A JP34918691A JPH05157645A JP H05157645 A JPH05157645 A JP H05157645A JP 3349186 A JP3349186 A JP 3349186A JP 34918691 A JP34918691 A JP 34918691A JP H05157645 A JPH05157645 A JP H05157645A
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JP
Japan
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pressure
voltage
output
amplifier
sensitive sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP3349186A
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English (en)
Inventor
Osamu Yaguchi
修 矢口
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Riken Corp
Original Assignee
Riken Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧力検出回路において、感圧センサの押圧感度
の低下を防止する。 【構成】反転増幅器1の入力端と出力端との間に、加圧
力に応じて抵抗値Rsが変化する感圧センサ2を接続
し、この入力端に抵抗3を接続する。一方、出力端に出
力端子5と、第2の増幅器6の非反転入力端とを接続す
る。第2の増幅器6の反転入力端に、基準電圧Eref を
発生する基準電圧源7を接続し、その出力端に時定数回
路8を介して電圧フォロア11を接続する。時定数回路
8は、第2の増幅器6の出力端と電圧フォロア11の非
反転入力端との間に接続された抵抗9と、同非反転入力
端に接続されたコンデンサ10とを備える。電圧フォロ
ア11の出力端に抵抗3の他端を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のパワーウイン
ド装置等の自動開閉装置に用いて好適な圧力検出回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のパワーウインド装置等
の自動開閉装置では、窓ガラスなどの移動体がモータに
より開閉動作させられるが、窓ガラスの閉塞時に手や指
が挟み込まれた時には、モータを停止或は逆転させて手
や指を引っ込めさせる必要があり、従って手や指等の異
物の挟込みを検出する必要がある。この異物の挟込検出
には、感圧型導電ゴムや感圧型導電塗料を用いた感圧セ
ンサが用いられる。
【0003】この種の感圧センサの電気特性は、一般
に、加圧力が大きくなるに従って抵抗値が指数的に減少
する。また、この感圧センサを用いた圧力検出回路は、
本出願人によって特願平3−228390号に開示さ
れ、図1に示すように、第1の増幅器1の反転入力端及
び出力端の間に感圧センサ2が接続される。この第1の
増幅器1は、反転入力端に接地抵抗3が接続され、出力
端が出力端子5及び第2の増幅器6の反転入力端に接続
される。一方、第2の増幅器6は、基準電圧源7が非反
転入力端に接続され、出力端と第1の増幅器1の非反転
入力端との間に、抵抗9及びコンデンサ10を備えた時
定数回路8が介挿される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1の増幅
器1において、未加圧時の感圧センサ2の抵抗値をR
s、接地抵抗3の抵抗値をRi、非反転入力端の入力電
圧をEiとすると、出力端の出力電圧Eoは、次の式で
表される。 Eo=Ei×(Ri+Rs)/Ri ………………………(1)
【0005】感圧センサ2が加圧された時の感圧センサ
2の抵抗値をRs’とすると、出力端の出力電圧Eo’
は、次の式で表される。 Eo’=Ei×(Ri+Rs’)/Ri ………………(2)
【0006】従って、感圧センサ2の未加圧時及び加圧
時の間の電圧変化率Eo’/Eo即ち感圧回路の感度
は、入力電圧Eiがコンデンサ10によって瞬間的に一
定に保持させられるので、式1及び2から次の式3が求
められる。 Eo’/Eo=(Ri+Rs’)/(Ri+Rs)……………(3)
【0007】ここで、感圧センサ2の抵抗値Rsが接地
抵抗3の抵抗値Riより極めて大きい場合即ち1≪Rs
/Riの場合、感圧センサ2の抵抗値の変化率に対して
出力電圧の変化率が略同じであるが、抵抗値Rsが抵抗
値Riと略同等の場合には、感圧センサ2の抵抗値の変
化率に対して出力電圧の変化率が極めて小さくなり、従
って、感圧センサ2への押圧力に対する感度が低下する
問題がある。
【0008】本発明は、上述した問題点を、接地抵抗3
と対応する基準抵抗の他端に出力電圧と異極性の電圧を
供給することによって、押圧感度の低下を防止し、即ち
感圧センサの抵抗値Rsの大小に拘わらず感圧感度を一
定にさせて、異物挟込み検出の信頼性を向上させられる
圧力検出回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の圧力検出回路は、加圧力に応じて抵抗値が
変化する感圧センサと、この感圧センサが各々接続され
る第1の入力端と第1の出力端とを含む第1の反転増幅
器と、この第1の出力端が接続される第2の非反転入力
端と、基準電圧源が接続される第2の反転入力端と、第
2の出力端を含む第2の増幅器と、抵抗を介して前記第
1の反転入力端に接続される第3の出力端と、第3の入
力端とを含む電圧フォロアと、前記第2の出力端と、前
記第3の入力端との間に接続される時定数回路とを備
え、前記第1の出力端から、前記感圧センサに加えられ
る圧力に応じた検出信号が出力されることを特徴とす
る。
【0010】かかる構成によれば、第1の増幅器の出力
電圧は、無負荷時に、感圧センサの抵抗値に関係なく基
準電圧に等しい。感圧センサに圧力が加えられた場合に
は、感圧センサの抵抗値が急激に減少し、第1の増幅器
の増幅率が急激に増加するが、感圧センサの反転入力端
側の電圧を略ゼロボルトにするように、接地抵抗3の接
地側の端子に電圧が供給されている。この時点では、第
1の増幅器は、この電圧は、一定に保持されているの
で、出力電圧が感圧センサの抵抗値の減少に対応して減
少する。この第1の増幅器の出力電圧が基準電圧から所
定の電圧値分低い閾値(電圧)を越えた場合に、圧力検
出信号とすることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明による圧力検出回路の一実施
例を図面を参照して説明する。図2において、図1に示
す部品と対応する部品には同一の符号が付してある。
【0012】図2において、本発明による圧力検出回路
は、反転増幅器1の入力端及び出力端の間に、加圧力に
応じて抵抗値が変化する感圧センサ2が接続される。ま
た、反転増幅器1は、入力端に抵抗3が接続され、出力
端が出力端子5と第2の増幅器6の非反転入力端とに接
続される。この第2の増幅器6の反転入力端には、一定
の基準電圧Eref を発生する基準電圧源7が接続され
る。
【0013】また、第2の増幅器6の出力端は、時定数
回路8及び電圧フォロア11を介して反転増幅器1の入
力端に接続されている。この時定数回路8は、1次、2
次或はn次ハイカットフィルタを構成するもので、第2
の増幅器6の出力端と電圧フォロア11の非反転入力端
との間に接続された抵抗9と、電圧フォロア11の非反
転入力端に接続されたコンデンサ10とを備える。この
コンデンサ10は接地される。また、電圧フォロア11
は、出力端が反転入力端及び抵抗3の他端に接続され
る。
【0014】反転増幅器1において、感圧センサ2の抵
抗値をRs、抵抗3の抵抗値をRi、電圧フォロア11
から抵抗3に供給される入力電圧をEiとすると、出力
端の出力電圧Eoは、次の式で表される。 Eo=−Ei×(Rs/Ri) ………………………(4)
【0015】一方、第2の増幅器6は、反転入力端に基
準電圧源7から基準電圧Erefが供給され、従って、2
つの入力端の比較結果に基づいて、出力端の電圧が略正
負電源電圧間の所定の電圧値になり、この値が抵抗9を
介してコンデンサ10に供給されて、コンデンサ10を
充電或は放電させる。最終的には、反転増幅器1の出力
電圧Eoが基準電圧Eref に等しい値になる定常状態に
移行させる。この定常状態では、入力電圧Eiが、 Ei=−Eref ×(Ri/Rs) ………………………(5) となる。
【0016】定常状態では、Eref 及びRsが一定であ
るので、Eiも一定である。これを式4に代入して、 Eo=K・Rs ………………………(6) 但し、K=−Ei/Ri となる。従って、出力電圧の変化率は、感圧センサ2の
抵抗値の変化率と同一になる。
【0017】今、取付けられている感圧センサ2の抵抗
値を例えば10kΩとし、抵抗3の抵抗値を10kΩと
し、基準電圧Eref を5ボルトとすると、出力電圧Eo
は5ボルトで平衡する。また、入力電圧Eiは−5ボル
トであり、この電圧がコンデンサ10に充電されてい
る。
【0018】この10kΩの感圧センサ2を、抵抗値が
9kΩである(ばらつきのある)感圧センサ2と瞬時に
交換した時には、出力電圧Eoが瞬時に4.5ボルトに
減少する。第2の増幅器6は、非反転入力端の電圧4.
5Vが反転入力端の電圧即ち基準電圧Eref (5ボル
ト)より低いので、出力端の電圧を瞬時に略負電源電圧
まで下降させる。この出力端の電圧は、抵抗9を経由し
てコンデンサ10の電荷を略−5.56ボルトまでに徐
々に放電させる。
【0019】一方、反転増幅器1は、入力電圧が−5ボ
ルトから−5.56ボルトに下降するにつれて、出力端
の出力電圧Eoを4.5ボルトから5ボルトに上昇さ
せ、これにより、第2の増幅器6の出力端の電圧がコン
デンサ10の端子電圧と等しくなって、コンデンサ10
の放電を停止させる。
【0020】このように、本来10kΩの仕様を持つ感
圧センサ2の抵抗値が9kΩにばらついても、定常時の
圧力検出回路の出力電圧は、基準電圧Eref例えば5ボ
ルトに等しくなり、また、感圧センサ2の温度特性或は
経年変化によって抵抗値が変化しても、基準電圧に等し
くなる。
【0021】上記の説明を感圧センサ2の加圧時の説明
に当てはめて見る。感圧センサ2の無負荷(未加圧)時
の抵抗値を10kΩとし、感圧センサ2が押圧されてそ
の抵抗値が9kΩになった場合にも、出力端子5の出力
電圧Eoが4.5ボルトに下降する。この出力電圧を例
えば4.8ボルトの第2の基準電圧を持つ比較器(図示
略)に印加した場合には、この比較器の出力が二値論理
の「H」になり、この「H」が圧力検出信号として、自
動車のパワーウインドのモータの制御に利用できる。従
って、第2の基準電圧値は、感圧センサ2が誤動作を起
こさない程度、第1の基準電圧Erefより低い。
【0022】次に、本実施例における圧力検出動作を説
明する。感圧センサ2に圧力が加え始められて、感圧セ
ンサ2の抵抗値Rsが急激に減少した場合には、反転増
幅器1は、入力電圧Eiが時定数回路8及び電圧フォロ
ア11の作用で一時的に一定に保持されるので、その出
力電圧Eoが定常状態の電圧値Erefから急激に下降す
る。
【0023】出力電圧Eoは、第1の基準電圧からの下
降過程で、第2の基準電圧より低くなり、この結果比較
器が圧力検出信号を出力する。一方、第2の増幅器6
は、非反転入力端に印加される電圧Eoが反転入力端の
基準電圧Erefより低くなっているので、出力端の電圧
を略負電源電圧に低下させる。これにより、入力電圧E
iは時定数τに応じた速度で緩やかに下降する。ここ
で、コンデンサ10の容量値をC、抵抗9の抵抗値をR
とすると、時定数τの値はC・Rである。
【0024】感圧センサ2に対する加圧力が飽和して、
感圧センサの抵抗値Rsが飽和した場合には、出力電圧
Eoが一転して上昇し始め、やがて基準電圧Eref と等
しい定常値まで戻る。
【0025】実際、この圧力検出回路を自動車のパワー
ウインドに適用した場合は、出力電圧Eoが第2の基準
電圧値Esまで下がった時点で、異物の挟込みを検知
し、窓ガラスを閉じさせるモータの正転駆動が所定の制
御回路により停止或は逆転駆動される。
【0026】なお、本実施例の圧力検出回路は不平衡型
であるが、図2に示す回路を2個組み合わせて平衡型を
構成してもよい。この場合、基準電圧源7及びコンデン
サ10は、不平衡型の場合の接地端がもう1つの組の第
2の増幅器の非反転入力端及び電圧フォロアの非反転入
力端に各々接続される。また、2組の反転増幅器の出力
端からは、外来ノイズに強い平衡型の出力電圧が得られ
る。
【0027】これら反転増幅器1、第2の増幅器6及び
電圧フォロア11は、汎用のオペアンプ例えば4558
或はLF412が用いられる。従って、このオペアンプ
は、反転増幅器1に用いた場合に、非反転入力端が接地
され、反転入力端が入力端として定義される。また、本
発明の圧力検出回路は、正負電源を用いているが、これ
の代りに単一正電源を用いる場合には、反転増幅器1に
相当するオペアンプの非反転入力端が、単一正電源の電
圧より低い所定の電圧を持つ正電源に接続される。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧力検出
回路は、感圧センサの押圧感度の低下を防止できる。勿
論、感圧センサの抵抗値に製造上のバラツキや温度変化
または経時変化が生じても、その影響を受けることのな
い安定な圧力検出信号即ち電圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願人による従来の圧力検出回路の一実施例
の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の圧力検出回路の一実施例の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 反転増幅器 2 感圧センサ 3 抵抗 6 第2の増幅器 7 基準電圧源 8 時定数回路 11 電圧フォロア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加圧力に応じて抵抗値が変化する感圧セン
    サと、 この感圧センサが各々接続される第1の反転入力端と第
    1の出力端とを含む第1の増幅器と、 この第1の出力端が接続される第2の非反転入力端と、
    基準電圧源が接続される第2の反転入力端と、第2の出
    力端を含む第2の増幅器と、 抵抗を介して前記第1の反転入力端に接続される第3の
    出力端と、第3の非反転入力端とを含む電圧フォロア
    と、 前記第2の出力端と、前記第3の非反転入力端との間に
    接続される時定数回路とを備え、 前記第1の出力端から、前記感圧センサに加えられる圧
    力に応じた検出信号が出力されることを特徴とする圧力
    検出回路。
JP3349186A 1991-12-06 1991-12-06 圧力検出回路 Pending JPH05157645A (ja)

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