JPH05157511A - レーザ干渉変位計 - Google Patents

レーザ干渉変位計

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Publication number
JPH05157511A
JPH05157511A JP3324332A JP32433291A JPH05157511A JP H05157511 A JPH05157511 A JP H05157511A JP 3324332 A JP3324332 A JP 3324332A JP 32433291 A JP32433291 A JP 32433291A JP H05157511 A JPH05157511 A JP H05157511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pbs
light
polarization
beam splitter
laser
Prior art date
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Pending
Application number
JP3324332A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhito Kosugi
泰仁 小杉
Katsumi Isozaki
克己 磯崎
Katsuya Ikezawa
克哉 池澤
Shunji Hayashi
俊二 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP3324332A priority Critical patent/JPH05157511A/ja
Publication of JPH05157511A publication Critical patent/JPH05157511A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成、調整手順でコヒーレント・ノイ
ズを低減できるレーザ干渉変位計を実現する。 【構成】 レーザ光源と、このレーザ光源の出力が入射
されるマイケルソンの干渉光学系を用いた干渉計部と、
この干渉計部から得られる干渉出力を受光する受光部
と、この受光部からの光電変換出力が入力されて演算処
理する演算部とを備えたレーザ干渉変位計において、前
記干渉計部を構成する偏光ビームスプリッタと固定コー
ナーキューブ間および可動コーナーキューブ間にそれぞ
れ1/2波長板を付加した構成としたことを特徴とする
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザ干渉変位計に関
し、特に干渉計部に偏光ビームスプリッタ(以下、単に
PBSという)を用いた際に生じるコヒーレント・ノイ
ズの低減を簡単な構成の光学系で実現できるようにした
レーザ干渉変位計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、干渉法による変位測定には、2
つの周波数間のクロストークに起因する波長周期のコヒ
ーレント・ノイズが存在することが指摘されている。こ
のコヒーレント・ノイズは、レーザ光の偏光の直交性の
不完全さや、光学部品により偏光の乱れのために、各々
の偏光状態の光は、1つの周波数成分の光と対応してい
ないために起こるものであり、干渉測定の大きな誤差と
なる。
【0003】このようなコヒーレント・ノイズを低減す
るために、図2に示すような構成のレーザ干渉変位計が
ある。図2において、レーザ光源1から出射した直交2
周波(偏光方向Es、Ep)のレーザ光は、ハーフミラー
2により反射光と透過光に分割される。反射光は、偏光
板3を透過後、フォトダイオード(以下、単にPDとい
う)4で受光され、参照信号として位相計12に入力さ
れる。一方、透過光は、PBS5で偏光に応じて反射
(偏光方向Es)若しくは透過(偏光方向Ep)する。そ
れぞれの偏光は、PBS5を出射後、入射光軸の回りに
π/4ラジアン傾けられたPBS8を用いて、2つの信
号の和成分 (1/21/2)・(Ep+Es) と差成分 (1/21/2)・(Ep−Es) を作りだす。各々の光はPD9,10に入り、電気信号
に変換された後、差動増幅器11でその出力信号の差を
とり、その出力は位相計12に入力され、参照信号との
位相差が求められ、この位相差から測長値が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術に示すようなコヒーレントノイズを低減させるた
めの構成のレーザ干渉変位計では、干渉計部を構成する
PBS以外に、検出部にもPBSが必要であり、そのた
め、干渉計部の光軸合わせ以外に、検出部の光軸合わせ
も行わなければならないという課題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の課題を踏まえて
成されたものであり、検出部のPBSの働きを干渉計部
のPBSに持たせることにより、従来のレーザ干渉変位
計より簡単な構成および調整手順でコヒーレント・ノイ
ズを低減できるレーザ干渉変位計を提供することを目的
としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、レーザ光源と、このレーザ光源の出
力が入射されるマイケルソンの干渉光学系を用いた干渉
計部と、この干渉計部から得られる干渉出力を受光する
受光部と、この受光部からの光電変換出力が入力されて
演算処理する演算部とを備えたレーザ干渉変位計におい
て、前記干渉計部を構成するPBSと固定コーナーキュ
ーブ(以下、単にCCという)間および可動CC間にそ
れぞれ1/2波長板を付加した構成としたことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、検出部のPBSの働きを干渉
計部のPBSに行わせるような干渉計部の構成としたた
めに、PBSが1つで良く、検出部の光軸合わせを行う
必要がなくなり、光学系の調整が大幅に簡略化される。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明のレーザ干渉変位計の一実施例を示す構成図
である。なお、図1において図2と同一要素には同一符
号を付して重複する説明は省略する。図1と図2の相違
点は、干渉計部のPBS5と固定CC6の間および可動
CC7との間にそれぞれ1/2波長板13,14を設
け、検出部の構成を簡略している点である。なお、1/
2波長板13,14は、偏光が45°回転するように調
整してあるものとする。
【0009】このような構成において、レーザ光源1か
ら出射した直交2周波(偏光方向Es、Ep)のレーザ光
は、ハーフミラー2により反射光と透過光に分割され
る。反射光は、偏光板3を透過後、PD4で受光され、
参照信号として位相計12に入力される。一方、ハーフ
ミラー2を透過した直交2周波(Es、Ep)の光は、P
BS5で偏光に応じて反射(偏光方向Es)若しくは透
過(偏光方向Ep)する。それぞれの偏光は、PBS5
を出射後、1/2波長板13,14により偏光面が45
°回転する。1/2波長板13,14を透過後、各偏光
は、固定CC6および可動CC7で反射され、PBS5
に戻ってくる。なお、反射光の偏光面は、180°回転
して、再びPBS5に入射される。偏光面が45°回転
しているため、PBS5を出射する光は、図に示すよう
に2つの偏光の和になる。PBS5を透過する光は、 (1/21/2)・(Ep+Es) また、PBS5で反射される光は、 (1/21/2)・(Ep−Es) となる。これらをそれぞれPD9,10で受光し、その
出力信号の差を差動増幅器11でとることで、図2に示
した検出部と同様の働きを行うことができる。
【0010】なお、上記実施例において、1/2波長板
をファラデー回転素子で置き換えても良く、同様の効果
を期待できる。
【0011】このように本発明のレーザ干渉変位計で
は、コヒーレントノイズを低減するための構成として、
従来、検出部に設けていたPBSの働きを干渉計部のP
BSと固定CCおよび可動CCの間にそれぞれ1/2波
長板を設けた構成とすることにより行わせている。した
がって、光学系の構成を簡略できると共に、その調整も
大幅に簡略することができる。
【0012】
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに、本発明によれば、検出部のPBSの働きを干渉計
部のPBSに行わせるように干渉計部を構成している。
したがって、PBSが1つで良く、検出部の光軸合わせ
を行う必要がないため、光学系列の調整が大幅に簡略化
でき、簡単な構成および調整手順でコヒーレントノイズ
を低減できるレーザ干渉変位計を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ干渉変位計の一実施例を示す構
成図である。
【図2】従来のレーザ干渉変位計の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 レーザ光源 2 ハーフミラー 3 偏光板 4、9、10 フォトダイオード(PD) 5 偏光ビームスプリッタ(PBS) 6 固定コーナーキューブ(CC) 7 可動コーナーキューブ(CC) 11 差動増幅器 12 位相計 13、14 1/2波長板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 俊二 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光源と、このレーザ光源の出力が
    入射されるマイケルソンの干渉光学系を用いた干渉計部
    と、この干渉計部から得られる干渉出力を受光する受光
    部と、この受光部からの光電変換出力が入力されて演算
    処理する演算部とを備えたレーザ干渉変位計において、 前記干渉計部を構成する偏光ビームスプリッタと固定コ
    ーナーキューブ間および可動コーナーキューブ間にそれ
    ぞれ1/2波長板を付加した構成としたことを特徴とす
    るレーザ干渉変位計。
JP3324332A 1991-12-09 1991-12-09 レーザ干渉変位計 Pending JPH05157511A (ja)

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JPH05157511A true JPH05157511A (ja) 1993-06-22

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