JPH0515734Y2 - - Google Patents

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JPH0515734Y2
JPH0515734Y2 JP1988068746U JP6874688U JPH0515734Y2 JP H0515734 Y2 JPH0515734 Y2 JP H0515734Y2 JP 1988068746 U JP1988068746 U JP 1988068746U JP 6874688 U JP6874688 U JP 6874688U JP H0515734 Y2 JPH0515734 Y2 JP H0515734Y2
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jack
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はモジユラープラグに係り、より詳細に
は、ローゼツトと電話機、電話機とフアクシミリ
装置やパーソナルコンピユータ、その他の各種端
末装置相互間を接続する場合に使用されている簡
易モジユラープラグの改良に関する。
[従来の技術] 従来から、ローゼツトと電話機との接続等には
第4図に示すようなモジユラープラグ51とジヤ
ツク52が使用されている。
このプラグ51は、コンタクト53と該コンタ
クト53に接続されたリード線コード54を固定
した本体部55と、該本体部55に対し傾斜させ
て本体部55と一体的に形成された係合レバー部
56からなるものであり、一般的には本体部55
と係合レバー部56がガラス繊維入りポリエステ
ル樹脂等の絶縁性素材によつてモールデイング成
型されている。
従つて、係合レバー部56を本体部55側へ押
圧すると、素材の弾性によりその傾斜角度が小さ
くなるように撓むと共に、開角方向への反力が生
じることになる。
このプラグ51は、前記の係合レバー部56の
機能により、第4図の状態からジヤツク52側の
孔52aへ挿入されると、ジヤツク52側の壁面
により自動的に係合レバー部56が撓んで嵌着さ
れると共に、係合レバー部56の外側面に形成さ
れている凸部56aがジヤツク52側の内壁面に
形成されている凹部52bに嵌合して第5図のよ
うな状態になり、その係止により、リード線コー
ド54を引いただけでは容易に外れないようにな
る。尚、この嵌着時には、プラグ51側のコンタ
クト53とジヤツク52側のコンタクト52cが
圧接状態となり、電気的接続が維持される。
一方、取外しの際には、ジヤツク52側の孔5
2aから僅かに突出した状態になつている係合レ
バー部56の先端56bを本体部55側へ押圧し
て係合レバー部56を撓ませ、これにより前記の
凸部56aと凹部52bの係合関係を解除した状
態でプラグ51を引抜く。
ところで、従来から、プラグ51の係合レバー
部56の長さは、第5図に示すように、嵌着状態
においてジヤツク52側の孔52aから指先また
は爪が掛る程度に先端56bが僅かに突出するよ
うに設計されている。
これは、プラグ51の使用が電話機への接続
を主目的としていたため、着脱の回数が極めて少
ない、突出部分56bが長いと外観上見苦し
い、誤つて突出部分56bに触れてプラグ51
が電話機から外れたままになる可能性がある、
この種のプラグ51は小型のものであり、係合レ
バー部56の厚さを大きくとることができず、押
圧によりスパン全体が撓むと係止部を解除できな
くなる等の理由による。
[考案が解決しようとする課題] しかし、最近ではOA機器や各種端末装置の普
及や電話機の多種多様化に伴い、それらの装置を
希望の場所へ自由に移動させて接続することが多
くなり、必然的にモジユラープラグの着脱回数が
多くなる。
従つて、従来のように係合レバー部56が短く
設計されていると、通常の装置ではジヤツク孔5
2aが装置の背面に設けられているため、着脱操
作が困難になり、また、着脱回数か多くなるに比
例して係合レバー部56の撓み箇所の疲労が大き
くなり、破損してプラグ51が引抜けなくなるよ
うな場合が生じる。更に、プラグ51の小型化を
図るため、係合レバー部56を薄く設計し、係合
レバー部56とジヤツク52側との係止力を素材
の弾性だけに依存していることから、十分な係止
力を得られないという欠点があつた。
そこで、本考案は、着脱操作が容易で、且つ着
脱に際しての耐疲労性や機械的強度に優れたモジ
ユラープラグを提供することを目的として創作さ
れた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、コンタクトと該コンタクトに接続さ
れたリード線コードを固定した本体部と、該本体
部の側面に対して傾斜させた状態で先端の支点が
連結されていると共に外面側に係止用凸部を設け
た係合レバー部とが絶縁性合成樹脂素材によるモ
ールデイング成型で一体的に形成されており、係
合レバー部の支点の弾発力によりジヤツク側のコ
ンタクト接続孔に係合させて嵌着し、また係合レ
バー部を本体部側へ押圧して取外すことが可能な
モジユラープラグにおいて、係合レバー部の長手
方向に沿つて、その支点近傍から先端部近傍まで
補強部材を設けると共に、本体部と係合レバー部
の間に係合レバー部を開角方向へ付勢するバネを
設けたモジユラープラグに係る。
[作用] 本考案においては、補強部材を係合レバー部の
長手方向に沿つて設けたため、係合レバー部を薄
く構成しても十分な剛性をもたせることができ、
係合レバー部をプラグの取外しの際に指の腹で押
圧できる程度にまで長く設計することが可能にな
る。この結果、嵌着時においては延長された部分
を持つてプラグを挿入することができ、一方、係
合レバー部を指の腹で押圧して取外すことができ
るため、着脱操作が容易になる。また、係合レバ
ー部が薄く設計できるため、押圧時の撓みによつ
て生じる内部応力を小さくでき、頻繁な着脱があ
つても疲労による破壊を防止できる。尚、係止力
は係合レバー部を開角方向へ付勢するバネによつ
て補償することができ、従来方式よりも大きい係
止力を供給し得る。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第5図を用
いて説明する。
第1図及び第2図はそれぞれモジユラープラグ
の正面図及び平面図を示す。
同図において、1は本体部、2は本体部1に対
して一定の傾斜角を有して結合されている係合レ
バー部を示し、両部分1,2はガラス繊維入りポ
リエステル樹脂によりモールデイングで一体成型
されている。
この本体部1には、コンタクト3と該コンタク
ト3に接続されたリード線コード4が埋設固定さ
れている。
一方、係合レバー部2には、その長手方向にモ
ールデイング成型の際に金属製薄板または針金か
らなる補強部材5が埋設されており、本体部1に
おけるリード線コード4の挿入側面1aより外側
へ延長せしめられて、指の腹で押圧できる程度の
ボタン部2aが形成されている。また、係合レバ
ー部2の本体部1との結合部寄りには係止部に相
当する凸部2bが形成されている。
更に、前記の本体部1と係合レバー部2がなす
開角部6にはつる巻きバネ7が嵌着されており、
係合レバー部2を開角方向へ付勢させてある。
尚、このつる巻きバネ7は、本体部1と係合レバ
ー部2の開角部6側の面にスリツトを形成してお
き、該スリツトにつる巻きバネ7のアーム部を嵌
着させることにより固定されている。
以上の構成において、第3図に示すように、こ
のプラグ10をジヤツク11側の孔へ挿入するに
は、プラグ10をジヤツク11側へ押すだけで係
合レバー部2が押圧されて撓み、凸部2bがジヤ
ツク11側の内壁面に形成された凹部に嵌合した
状態で嵌着される。尚、この際に、ボタン部2a
を把持して挿入すると操作が簡単になる。この嵌
着状態では、つる巻きバネ7がその弾性復元力に
より係合レバー部の開角部6側の面を強力に押圧
するため、凸部2bによる係止状態が強固に維持
されて、リード線コード4を引いてもプラグ10
がジヤツク11側から外れることはない。また当
然に、この状態ではコンタクト3がジヤツク11
側のコンタクト12に圧接して電気的接続がなさ
れる。
一方、プラグ10を取外す際には、第3図に示
すように、指の腹等でボタン部2aを下側へ押す
と、係合レバー部2は補強部材5が埋設されてい
ることにより高剛性を有し、スパン部全体が真直
状態を維持したまま凸部2bの形成部分が下側へ
移動して係止部が解除される。
従つて、ボタン部2aを押圧したまま同部2a
をリード線コード4側へ引くと、プラグ10はジ
ヤツク11側から容易に取外され、つる巻きバネ
7の復元力によつて第1図の状態に戻ることにな
る。尚、ボタン部2aの表面に凹凸を形成してお
くと、指の滑りを防止でき同部2aを押しながら
引くことが容易になる。
[考案の効果] 本考案のモジユラープラグは以上のような構成
を有しているため、次のような効果を奏する。
本考案は、係合レバー部に補強部材を設けて高
剛性化したことにより、取外し時の押圧部を大き
くとることを可能にし、着脱操作を容易にする。
また、係合レバー部の復元力をバネで供給するこ
とにより、同部を薄く構成して撓み時に発生する
応力を抑制できるため、疲労が少なく、頻繁な着
脱によつても破損しないものを実現できる。
尚、本考案のモジユラープラグは、ジヤツク側
に嵌着された状態でボタン部が突出るため、誤つ
て押してしまう可能性があるが、ジヤツク側の上
下を反転させて、嵌着状態でボタン部をリード線
コードの下側に位置させれば、その不具合も解消
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1のモジヤラープラグの正面
図、第2図は同側面図、第3図は同プラグがジヤ
ツクに嵌着された状態を示す図、第4図は従来の
モジユラープラグの正面図とジヤツク側の断面
図、第5図は同プラグがジヤツクに嵌着された状
態を示す図である。 1……本体部、2……係合レバー部、3……コ
ンタクト、4……リード線コード、5……補強部
材、6……開角部、7……つる巻きバネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンタクトと該コンタクトに接続されたリード
    線コードを固定した本体部と、該本体部の側面に
    対して傾斜させた状態で先端の支点が連結されて
    いると共に外面側に係止用凸部を設けた係合レバ
    ー部とが絶縁性合成樹脂素材によるモールデイン
    グ成型で一体的に形成されており、係合レバー部
    の支点の弾発力によりジヤツク側のコンタクト接
    続孔に係合させて嵌着し、また係合レバー部を本
    体部側へ押圧して取外すことが可能なモジユラー
    プラグにおいて、 係合レバー部の長手方向に沿つて、その支点近
    傍から先端部近傍まで補強部材を設けると共に、
    本体部と係合レバー部の間に係合レバー部を開角
    方向へ付勢するバネを設けたことを特徴とするモ
    ジユラープラグ。
JP1988068746U 1988-05-26 1988-05-26 Expired - Lifetime JPH0515734Y2 (ja)

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JPH01172277U JPH01172277U (ja) 1989-12-06
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