JPH05157236A - 容器へのガス充填機構及びガス充填方法 - Google Patents
容器へのガス充填機構及びガス充填方法Info
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- JPH05157236A JPH05157236A JP34395291A JP34395291A JPH05157236A JP H05157236 A JPH05157236 A JP H05157236A JP 34395291 A JP34395291 A JP 34395291A JP 34395291 A JP34395291 A JP 34395291A JP H05157236 A JPH05157236 A JP H05157236A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ガス充填時、ガス漏れのない確実
なガス充填ができて気密密封の高い容器へのガス充填機
構及びガス充填方法に関する 【構成】 ガス燃料容器の一部又はガス燃料容器に密着
させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスライター及び
ガス容器において、前記ガス充填部は、ガス流路と流路
閉塞栓とより構成し、且つガス流路は、ガス充填ノズル
を遊挿できて、流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ流
路閉塞栓は前記ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の
打込み軸により押圧しガス流路内に圧入されて、ガス流
路を閉塞し得る寸法とたことを特徴とする。
なガス充填ができて気密密封の高い容器へのガス充填機
構及びガス充填方法に関する 【構成】 ガス燃料容器の一部又はガス燃料容器に密着
させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスライター及び
ガス容器において、前記ガス充填部は、ガス流路と流路
閉塞栓とより構成し、且つガス流路は、ガス充填ノズル
を遊挿できて、流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ流
路閉塞栓は前記ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の
打込み軸により押圧しガス流路内に圧入されて、ガス流
路を閉塞し得る寸法とたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス充填時、ガス漏れ
のない確実なガス充填ができて気密密封の高 ページ（２） い容器へのガス充填機構及びガス充填方法に関する。
のない確実なガス充填ができて気密密封の高 ページ（２） い容器へのガス充填機構及びガス充填方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、容器内へＬＰＧ等のガスを充填す
る場合、一般的なエアゾールや注入式のライターに於い
ては、図12及び図13に示すようにガス燃料容器15に段部
16を備えた透孔17付きの凹部18を設けてこの凹部18に、
ガス流路19を設けたノズル20を上げ下げ自在に収容し、
このノズル20にはガス流路19の通気口21を開閉する弁ゴ
ム22を外装して該弁ゴム22の一部を前記凹部18の段部16
へ係止させると共に、これを弁ゴム抑え23により変形自
在に止め、且つノズル20の下端に凹部底に当接するスプ
リング24を当てた構成によるもので、図13に示すように
ノズル20を押し下げることにより弁ゴム22が変形して今
までこの弁ゴム22により閉塞されたノズル20の通気口21
を開放し前記ガス流路19は凹部18底の透孔17と連通して
燃料容器15内へガス充填を可能とし、この状態にてノズ
ル20に当てたガスボンベ等よりそのままガス充填する。
充填後は前記ノズル20の押圧を解除するこにより内装し
たスプリング24の弾性作用に伴いノズル20は上がり弁ゴ
ム22は元の形状に復帰してノズル20の通気口21を閉塞さ
せるものである。
る場合、一般的なエアゾールや注入式のライターに於い
ては、図12及び図13に示すようにガス燃料容器15に段部
16を備えた透孔17付きの凹部18を設けてこの凹部18に、
ガス流路19を設けたノズル20を上げ下げ自在に収容し、
このノズル20にはガス流路19の通気口21を開閉する弁ゴ
ム22を外装して該弁ゴム22の一部を前記凹部18の段部16
へ係止させると共に、これを弁ゴム抑え23により変形自
在に止め、且つノズル20の下端に凹部底に当接するスプ
リング24を当てた構成によるもので、図13に示すように
ノズル20を押し下げることにより弁ゴム22が変形して今
までこの弁ゴム22により閉塞されたノズル20の通気口21
を開放し前記ガス流路19は凹部18底の透孔17と連通して
燃料容器15内へガス充填を可能とし、この状態にてノズ
ル20に当てたガスボンベ等よりそのままガス充填する。
充填後は前記ノズル20の押圧を解除するこにより内装し
たスプリング24の弾性作用に伴いノズル20は上がり弁ゴ
ム22は元の形状に復帰してノズル20の通気口21を閉塞さ
せるものである。
【０００３】又、使い捨てライターのガス充填法は、燃
料（液化石油ガス）を沸点（例えばプロパンであれば−
42.07℃）以下の温度にし、これを蒸発気化しないよう
にして液体の状態で燃料容器に注入した後、注入口へ直
ちに蓋を嵌めて超音波熔着法等を用いて気密密封したも
のであった。
料（液化石油ガス）を沸点（例えばプロパンであれば−
42.07℃）以下の温度にし、これを蒸発気化しないよう
にして液体の状態で燃料容器に注入した後、注入口へ直
ちに蓋を嵌めて超音波熔着法等を用いて気密密封したも
のであった。
【０００４】しかし、前記従来の充填に於いて前者の手
段に於いては、構成部品の点数が多くそれに使用する部
品の加工も高い精度を要求されるので、部品加工、組立
コストを低減させることが困難であった。又、後者のガ
ス気化抑制の充填法に於いては、ガスを沸点以下に冷却
するため又、安全性を考慮して、液化窒素やドライアイ
ス等の不活性ガスや固形物を媒体として熱交換し燃料ガ
スを冷却気化抑制している。このために本来燃料として
必要のない液化窒素やドライアイスが消耗材と ページ（３） して使用され、冷却コストが高いものとなっていた。
又、燃料は沸点以下の温度に冷却し気化抑制していても
充填時、常温の大気と触れることや、燃料容器そのもの
が常温に近い温度にあるため、充填時、燃料温度が上昇
し気化放出されることで危険性が極めて高い作業環境と
なる課題もあった。
段に於いては、構成部品の点数が多くそれに使用する部
品の加工も高い精度を要求されるので、部品加工、組立
コストを低減させることが困難であった。又、後者のガ
ス気化抑制の充填法に於いては、ガスを沸点以下に冷却
するため又、安全性を考慮して、液化窒素やドライアイ
ス等の不活性ガスや固形物を媒体として熱交換し燃料ガ
スを冷却気化抑制している。このために本来燃料として
必要のない液化窒素やドライアイスが消耗材と ページ（３） して使用され、冷却コストが高いものとなっていた。
又、燃料は沸点以下の温度に冷却し気化抑制していても
充填時、常温の大気と触れることや、燃料容器そのもの
が常温に近い温度にあるため、充填時、燃料温度が上昇
し気化放出されることで危険性が極めて高い作業環境と
なる課題もあった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記した従来
の課題を解消するためになされたもので、その目的とす
るところは ガス燃料容器の一部か燃料容器の蓋の一部
に、ガス流路と流路閉塞栓とより構成するガス充填部を
設けてこのガス流路を、ガス充填ノズルを遊挿できて、
流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ流路閉塞栓は前記
ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の打込み軸により
押圧しガス流路内に圧入されて、ガス流路を閉塞し得る
寸法とすることにより部品加工、組立てコストの低減化
を可能とし併せて燃料の歩留まりを良好とし、且つ安全
な作業環境のものとで製作し得る容器へのガス充填機構
及びガス充填方法の提供にある。
の課題を解消するためになされたもので、その目的とす
るところは ガス燃料容器の一部か燃料容器の蓋の一部
に、ガス流路と流路閉塞栓とより構成するガス充填部を
設けてこのガス流路を、ガス充填ノズルを遊挿できて、
流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ流路閉塞栓は前記
ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の打込み軸により
押圧しガス流路内に圧入されて、ガス流路を閉塞し得る
寸法とすることにより部品加工、組立てコストの低減化
を可能とし併せて燃料の歩留まりを良好とし、且つ安全
な作業環境のものとで製作し得る容器へのガス充填機構
及びガス充填方法の提供にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】叙上の課題を課題を解消
するための本発明に係る容器へのガス充填機構は、ガス
燃料容器の一部又はガス燃料容器に密着させた蓋の一部
にガス充填部を設けたガスライター及びガス容器におい
て、前記ガス充填部は、ガス流路と流路閉塞栓とより構
成し、且つガス流路は、ガス充填ノズルを遊挿できて、
流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ流路閉塞栓は前記
ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の打込み軸により
押圧しガス流路内に圧入されて、ガス流路を閉塞し得る
寸法としたことを特徴とする構成にある。又、このガス
充填機構による充填方法は、ガス燃料容器の一部又はガ
ス燃料容器に密着させた蓋の一部にガス充填部を設けた
ガスライターに於いて、前記ガス充填部は、ガス流路
と、流路閉塞栓とより構成し、ガス流路を遊挿したガス
充填ノズルにより燃料容器内へガスを充填し、充填後、
ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の打込ち軸により
流路閉塞栓を押圧し、これをガス流路へ圧入して該流路
を閉塞したことを特徴とする。更に、本発明の ページ（４） 流路閉塞栓は、ガス充填部を形成する部材と全周又は部
分的に結合又は一体で形成されることがある。又、流路
閉塞栓は、ガス充填部と別部材で形成することも、更に
ガス流路内壁に係止凹凸部を、流路閉塞栓に前記係止凹
凸部に係合する凹凸部を形成する場合もある。
するための本発明に係る容器へのガス充填機構は、ガス
燃料容器の一部又はガス燃料容器に密着させた蓋の一部
にガス充填部を設けたガスライター及びガス容器におい
て、前記ガス充填部は、ガス流路と流路閉塞栓とより構
成し、且つガス流路は、ガス充填ノズルを遊挿できて、
流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ流路閉塞栓は前記
ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の打込み軸により
押圧しガス流路内に圧入されて、ガス流路を閉塞し得る
寸法としたことを特徴とする構成にある。又、このガス
充填機構による充填方法は、ガス燃料容器の一部又はガ
ス燃料容器に密着させた蓋の一部にガス充填部を設けた
ガスライターに於いて、前記ガス充填部は、ガス流路
と、流路閉塞栓とより構成し、ガス流路を遊挿したガス
充填ノズルにより燃料容器内へガスを充填し、充填後、
ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿の打込ち軸により
流路閉塞栓を押圧し、これをガス流路へ圧入して該流路
を閉塞したことを特徴とする。更に、本発明の ページ（４） 流路閉塞栓は、ガス充填部を形成する部材と全周又は部
分的に結合又は一体で形成されることがある。又、流路
閉塞栓は、ガス充填部と別部材で形成することも、更に
ガス流路内壁に係止凹凸部を、流路閉塞栓に前記係止凹
凸部に係合する凹凸部を形成する場合もある。
【０００７】
【実施例】次に本発明に係る容器へのガス充填機構の実
施例を図面に基づいて説明すると図１は流路閉塞栓をガ
ス充填部を形成する部材と全周が一体に形成されてるも
のを示し、図２はその横断面図示し又、図３は流路閉塞
栓がガス充填部を構成する部材と部分的に結合されてい
るものを示し、図４はその横断面図を示す。更に図５か
ら図７は流路閉塞栓の圧入状態を示す説明図であって、
ガス燃料容器１と、このガス燃料容器１の一部又は燃料
容器１へ密着する蓋の一部に設けたガス充填部２と、ガ
ス充填部２へ遊挿するガス充填ノズル３とより構成す
る。
施例を図面に基づいて説明すると図１は流路閉塞栓をガ
ス充填部を形成する部材と全周が一体に形成されてるも
のを示し、図２はその横断面図示し又、図３は流路閉塞
栓がガス充填部を構成する部材と部分的に結合されてい
るものを示し、図４はその横断面図を示す。更に図５か
ら図７は流路閉塞栓の圧入状態を示す説明図であって、
ガス燃料容器１と、このガス燃料容器１の一部又は燃料
容器１へ密着する蓋の一部に設けたガス充填部２と、ガ
ス充填部２へ遊挿するガス充填ノズル３とより構成す
る。
【０００８】前記ガス燃料容器１はプラスチック等の合
成樹脂によって成形され、このガス燃料容器１の開口部
に蓋４が密嵌されている。この蓋４にはガス燃料容器１
内に通じる大径孔部５と小径孔部６と、前記異径差よる
段部７とより構成するガス流路Ａと、該ガス流路Ａの中
間に設けてこのガス流路Ａを閉塞する流路閉塞栓８とよ
りなるガス充填部２が設けてある。尚、前記大径部５は
ガス充填ノズル３を遊挿できて、又、小径孔部６は流路
閉塞栓８を圧挿密嵌し得る径としてある。
成樹脂によって成形され、このガス燃料容器１の開口部
に蓋４が密嵌されている。この蓋４にはガス燃料容器１
内に通じる大径孔部５と小径孔部６と、前記異径差よる
段部７とより構成するガス流路Ａと、該ガス流路Ａの中
間に設けてこのガス流路Ａを閉塞する流路閉塞栓８とよ
りなるガス充填部２が設けてある。尚、前記大径部５は
ガス充填ノズル３を遊挿できて、又、小径孔部６は流路
閉塞栓８を圧挿密嵌し得る径としてある。
【０００９】ガス流路Ａ中間に設けた流路閉塞栓８は、
ガス燃料容器１と同質材により形成し圧入前に於いて、
図１及び図２に示すように端部を尖頭状としその傾斜部
の一部を前記ガス流路Ａの段部７縁に於いてフィルム状
の結合部９により全周に亘って結合された状態にある場
合と、図３及び図４に示すように圧入前に於いて前後を
ガス流路Ａの内壁へ結合させて予め左右にガス通気部1
0、10を形成した状態にある場合とがあって、前記ガス充
填ノズル３に貫挿した打込み軸11により押圧しガス流路
Ａ内に圧入されて、ガス流路Ａを閉塞し得る寸法として
ある。 ページ（５）
ガス燃料容器１と同質材により形成し圧入前に於いて、
図１及び図２に示すように端部を尖頭状としその傾斜部
の一部を前記ガス流路Ａの段部７縁に於いてフィルム状
の結合部９により全周に亘って結合された状態にある場
合と、図３及び図４に示すように圧入前に於いて前後を
ガス流路Ａの内壁へ結合させて予め左右にガス通気部1
0、10を形成した状態にある場合とがあって、前記ガス充
填ノズル３に貫挿した打込み軸11により押圧しガス流路
Ａ内に圧入されて、ガス流路Ａを閉塞し得る寸法として
ある。 ページ（５）
【００１０】又、前記ガス充填ノズル３は、ガス流路Ａ
の大径部５へ緊密的に挿入されるように外周にはシール
材12が周設されている。更に、ガス充填路には前記流路
閉塞栓８を打ち込んでこれを小径孔部６へ圧入させる打
込み軸11が出没自在に貫挿してある。
の大径部５へ緊密的に挿入されるように外周にはシール
材12が周設されている。更に、ガス充填路には前記流路
閉塞栓８を打ち込んでこれを小径孔部６へ圧入させる打
込み軸11が出没自在に貫挿してある。
【００１１】尚、図８に示すように、ガス充填後流路閉
塞栓８を打込む場合、前記のようにガス充填ノズル３の
打込み軸11によらず、直接ノズル３の先端で打込む場合
もある。
塞栓８を打込む場合、前記のようにガス充填ノズル３の
打込み軸11によらず、直接ノズル３の先端で打込む場合
もある。
【００１２】以上、この容器へのガス充填機構によって
ガスライターの容器へＬＰＧ等の燃料ガスを充填する場
合は、図１、図２に示すガス充填部イか、図３及び図４
に示すガス充填部２の構成に於いて、ガス流路Ａの大径
孔部５にガス充填ノズル３を差込んでそのままガスを充
填させた場合、図１に示すフィルム状の結合部９を全周
に設けたものに於いては、ガスの充填圧力で前記結合部
９が破れてその隙間より充填ガスが通り小径孔部６より
燃料容器内へ充填される。又、図３に示す部分的に結合
させたものに於いては、充填ガスはそのまま左右のガス
通気部10、10よりガス流路Ａの小径孔部６を通って燃料
容器１内へ充填され所定量充填した後、前記何れの構成
のものに於いてもガス充填ノズル３に貫挿の打込み軸11
によって流路閉塞栓８を打込み、これを前記小径孔部６
へ圧入してガス流路Ａを閉塞するものである。
ガスライターの容器へＬＰＧ等の燃料ガスを充填する場
合は、図１、図２に示すガス充填部イか、図３及び図４
に示すガス充填部２の構成に於いて、ガス流路Ａの大径
孔部５にガス充填ノズル３を差込んでそのままガスを充
填させた場合、図１に示すフィルム状の結合部９を全周
に設けたものに於いては、ガスの充填圧力で前記結合部
９が破れてその隙間より充填ガスが通り小径孔部６より
燃料容器内へ充填される。又、図３に示す部分的に結合
させたものに於いては、充填ガスはそのまま左右のガス
通気部10、10よりガス流路Ａの小径孔部６を通って燃料
容器１内へ充填され所定量充填した後、前記何れの構成
のものに於いてもガス充填ノズル３に貫挿の打込み軸11
によって流路閉塞栓８を打込み、これを前記小径孔部６
へ圧入してガス流路Ａを閉塞するものである。
【００１３】次に本発明の他の実施例によるものを図９
によって説明すると、この実施例によるものは前記ガス
充填部２を構成する小径孔部５ａの周壁に係止凹凸部13
を、又、流路閉塞栓８aの外周に前記係止凹凸部13に係
合する凹凸部14を形成したもので、両凹凸部13、14共に
断面鋸歯状とし、ガス充填後、ガス充填ノズル３の先端
又はこれに貫挿した打込み軸11により流路閉塞栓８aを
打込んで、閉塞栓８aの凹凸部14を小径孔部５ａの係止
凹凸部13へ係止させてガス流路Ａを閉塞させるも ページ（６） のである。
によって説明すると、この実施例によるものは前記ガス
充填部２を構成する小径孔部５ａの周壁に係止凹凸部13
を、又、流路閉塞栓８aの外周に前記係止凹凸部13に係
合する凹凸部14を形成したもので、両凹凸部13、14共に
断面鋸歯状とし、ガス充填後、ガス充填ノズル３の先端
又はこれに貫挿した打込み軸11により流路閉塞栓８aを
打込んで、閉塞栓８aの凹凸部14を小径孔部５ａの係止
凹凸部13へ係止させてガス流路Ａを閉塞させるも ページ（６） のである。
【００１４】
【発明の効果】本発明に係る容器へのガス充填機構は、
前記のようにガス燃料容器の一部又はガス燃料容器に密
着させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスライター及
びガス容器において、前記ガス充填部は、ガス流路と流
路閉塞栓とより構成し、且つガス流路は、ガス充填ノズ
ルを遊挿できて、流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ
流路閉塞栓は前記ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿
の打込み軸により押圧しガス流路内に圧入されて、ガス
流路を閉塞し得る寸法とた構成であり、又本発明の容器
へのガス充填方法は、ガス燃料容器の一部又はガス燃料
容器に密着させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスラ
イターに於いて、前記ガス充填部は、ガス流路と、流路
閉塞栓とより構成し、ガス流路を遊挿したガス充填ノズ
ルにより燃料容器内へガスを充填し、充填後、ガス充填
ノズルの先端又はノズル貫挿の打込ち軸により流路閉塞
栓を押圧し、ガス流路へ圧入して該流路を閉塞させるも
のであるから、この機構よれば部品点数が少なくてすむ
と共に、使用する部品の加工も高い精度を必要としない
ので部品加工や組立てコストの低減化を図ることのでき
る特有の効果を奏する。更に、前記方法よれば、従来の
ような液化窒素やドライアイス等の加工媒体を使用する
ことはないので、冷却に要する費用がなくなり、しかも
充填時燃料温度が上昇することはないので、気化ガスの
無駄な放出は解消され燃料歩留まりは極めて良好とな
り、併せて気化ガスの放出がないのから、極めて安全な
作業環境となる特有の効果がある。尚、本発明に於いて
流路閉塞栓はガス充填部を形成する部材と全周又は部分
的に結合又は一体で形成させることにより、加工性に優
れ確実な密封を得ることのできる実施上の効果がある。
また、本発明は流路閉塞栓を、ガス充填部と別部材で形
成することにより、硬度の異なる部材のものが使用でき
る実施上の効果がある。更に又、本発明はガス流路内壁
に係止凹凸部を、流路閉塞栓に前記係止凹凸部 ページ（７） に係合する凹凸部を形成することにより、流路閉塞栓は
堅牢に密嵌し脱抜のない強固な取付けが得られる実施上
の効果がある。
前記のようにガス燃料容器の一部又はガス燃料容器に密
着させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスライター及
びガス容器において、前記ガス充填部は、ガス流路と流
路閉塞栓とより構成し、且つガス流路は、ガス充填ノズ
ルを遊挿できて、流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且つ
流路閉塞栓は前記ガス充填ノズルの先端又はノズル貫挿
の打込み軸により押圧しガス流路内に圧入されて、ガス
流路を閉塞し得る寸法とた構成であり、又本発明の容器
へのガス充填方法は、ガス燃料容器の一部又はガス燃料
容器に密着させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスラ
イターに於いて、前記ガス充填部は、ガス流路と、流路
閉塞栓とより構成し、ガス流路を遊挿したガス充填ノズ
ルにより燃料容器内へガスを充填し、充填後、ガス充填
ノズルの先端又はノズル貫挿の打込ち軸により流路閉塞
栓を押圧し、ガス流路へ圧入して該流路を閉塞させるも
のであるから、この機構よれば部品点数が少なくてすむ
と共に、使用する部品の加工も高い精度を必要としない
ので部品加工や組立てコストの低減化を図ることのでき
る特有の効果を奏する。更に、前記方法よれば、従来の
ような液化窒素やドライアイス等の加工媒体を使用する
ことはないので、冷却に要する費用がなくなり、しかも
充填時燃料温度が上昇することはないので、気化ガスの
無駄な放出は解消され燃料歩留まりは極めて良好とな
り、併せて気化ガスの放出がないのから、極めて安全な
作業環境となる特有の効果がある。尚、本発明に於いて
流路閉塞栓はガス充填部を形成する部材と全周又は部分
的に結合又は一体で形成させることにより、加工性に優
れ確実な密封を得ることのできる実施上の効果がある。
また、本発明は流路閉塞栓を、ガス充填部と別部材で形
成することにより、硬度の異なる部材のものが使用でき
る実施上の効果がある。更に又、本発明はガス流路内壁
に係止凹凸部を、流路閉塞栓に前記係止凹凸部 ページ（７） に係合する凹凸部を形成することにより、流路閉塞栓は
堅牢に密嵌し脱抜のない強固な取付けが得られる実施上
の効果がある。
【図１】本発明に係る容器へのガス充填機構の実施例を
示すもので、圧入前、流路閉塞栓がガス流路の全周に亘
って結合している状態のものの断面図である。
示すもので、圧入前、流路閉塞栓がガス流路の全周に亘
って結合している状態のものの断面図である。
【図２】前記実施例による横断面図である。
【図３】前記実施例に於いて圧入前、流路閉塞栓がガス
流路へ部分的に係合している状態のものの断面図であ
る。
流路へ部分的に係合している状態のものの断面図であ
る。
【図４】前記図３に示すＢーＢ線の横断面図である。
【図５】前記実施例に於いてガスの充填状態を示す説明
図である。
図である。
【図６】同実施例に於いて流路閉塞栓を打込み軸により
打込んだ状態を示す説明図である。
打込んだ状態を示す説明図である。
【図７】同実施例に於いて流路閉塞栓によりガス流路を
閉塞した状態の断面図である。
閉塞した状態の断面図である。
【図８】前記実施例に於いて流路閉塞栓をガス充填の先
端で圧入させた例を示す断面図である。
端で圧入させた例を示す断面図である。
【図９】本発明の他の実施例を示すもので、ガス流路側
に係止凹凸部を、栓側に凹凸部をそれぞれ形成した例を
示す断面図である。
に係止凹凸部を、栓側に凹凸部をそれぞれ形成した例を
示す断面図である。
【図10】燃料容器の下部に蓋を設けたものを示し、ガス
充填後の容器を示す断面図であ ページ（８） る。
充填後の容器を示す断面図であ ページ（８） る。
【図11】燃料容器の上部に蓋を設けたものを示し、ガス
充填後の容器を示す断面図である。
充填後の容器を示す断面図である。
【図12】従来の容器へのガス充填方法を示すもので、充
填前の断面図である。
填前の断面図である。
【図13】前記従来のガス充填方法に於ける充填状態の説
明図である。
明図である。
１ 燃料容器 ２ ガス充填部 ３ ガス充填ノズル ４ 蓋 Ａ ガス流路 ８ 流路閉塞栓 ９ 結合部 11 打込み軸ち 13 係止凹凸部 14 凹凸部
Claims (5)
- 【請求項１】 ガス燃料容器の一部又はガス燃料容器に
密着させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスライター
及びガス容器において、前記ガス充填部は、ガス流路と
流路閉塞栓とより構成し、且つガス流路は、ガス充填ノ
ズルを遊挿できて、流路閉塞栓を挿入し得る径とし、且
つ流路閉塞栓は前記ガス充填ノズルの先端又はノズル貫
挿の打込み軸により押圧しガス流路内に圧入されて、ガ
ス流路を閉塞し得る寸法とたことを特徴とする容器への
ガス充填機構。 - 【請求項２】 ガス燃料容器の一部又はガス燃料容器に
密着させた蓋の一部にガス充填部を設けたガスライター
に於いて、前記ガス充填部は、ガス流路と、流路閉塞栓
とより構成し、ガス流路を遊挿したガス充填ノズルによ
り燃料容器内へガスを充填し、充填後、ガス充填ノズル
の先端又はノズル貫挿の打込ち軸により流路閉塞栓を押
圧し、ガス流路へ圧入して該流路を閉塞したことを特徴
とする容器へのガス充填方法。 - 【請求項３】 流路閉塞栓はガス充填部を形成する部材
と全周又は部分的に結合又は一体で形成されたことを特
徴とする請求項１記載の容器へのガス充填機構。 - 【請求項４】 流路閉塞栓は、ガス充填部と別部材で形
成したことを特徴とす請求項１記載の容器へのガス充填
機構。 - 【請求項５】 ガス流路内壁に係止凹凸部を、流路閉塞
栓に前記係止凹凸部に係合する凹凸部を形成したことを
特徴とす請求項１、３、４、５記載の容器へのガス充填
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34395291A JPH05157236A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 容器へのガス充填機構及びガス充填方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34395291A JPH05157236A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 容器へのガス充填機構及びガス充填方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05157236A true JPH05157236A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18365507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34395291A Pending JPH05157236A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | 容器へのガス充填機構及びガス充填方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05157236A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014135911A1 (en) * | 2013-03-05 | 2014-09-12 | SOCIéTé BIC | Sealing assembly to fill and seal a reservoir of a disposable gas lighter |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP34395291A patent/JPH05157236A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014135911A1 (en) * | 2013-03-05 | 2014-09-12 | SOCIéTé BIC | Sealing assembly to fill and seal a reservoir of a disposable gas lighter |
| US20150377486A1 (en) * | 2013-03-05 | 2015-12-31 | SOCIéTé BIC | Sealing Assembly to Fill and Seal A Reservoir or a Disposable Gas Lighter |
| JP2016513782A (ja) * | 2013-03-05 | 2016-05-16 | ソシエテ ベ イ セ | 使い捨て型ガスライターのリザーバを充填してシールするためのシールアセンブリ |
| US10125989B2 (en) | 2013-03-05 | 2018-11-13 | Bic Violex S.A. | Sealing assembly to fill and seal a reservoir or a disposable gas lighter |
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