JPH0515715A - 換気扇、レンジフード等のフイルター材 - Google Patents

換気扇、レンジフード等のフイルター材

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Publication number
JPH0515715A
JPH0515715A JP32799591A JP32799591A JPH0515715A JP H0515715 A JPH0515715 A JP H0515715A JP 32799591 A JP32799591 A JP 32799591A JP 32799591 A JP32799591 A JP 32799591A JP H0515715 A JPH0515715 A JP H0515715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter material
fibers
fiber
woven fabric
binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP32799591A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
健司 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CASTLE SANGYO KK
KAASURU SANGYO KK
Original Assignee
CASTLE SANGYO KK
KAASURU SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by CASTLE SANGYO KK, KAASURU SANGYO KK filed Critical CASTLE SANGYO KK
Publication of JPH0515715A publication Critical patent/JPH0515715A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D39/00Filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D39/08Filter cloth, i.e. woven, knitted or interlaced material
    • B01D39/083Filter cloth, i.e. woven, knitted or interlaced material of organic material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2239/00Aspects relating to filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D2239/04Additives and treatments of the filtering material
    • B01D2239/0457Specific fire retardant or heat resistant properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2239/00Aspects relating to filtering material for liquid or gaseous fluids
    • B01D2239/06Filter cloth, e.g. knitted, woven non-woven; self-supported material
    • B01D2239/0604Arrangement of the fibres in the filtering material
    • B01D2239/0618Non-woven

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理しても環境破壊の少ない換気扇、レンジ
フード等のフイルター材を提供する。 【構成】 動物性繊維及び/又は植物性繊維を主素材と
する不織布または織布を難燃処理してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自然環境によって腐食
する換気扇、レンジフード等のフイルター材に関する。
【0002】
【従来の技術】換気扇、レンジフードは、台所等で発生
する空気を室外に排気する為に使用されるが、室内の空
気に含まれる水蒸気、油煙等によって換気扇、レンジフ
ード装置が汚れるので、その前面に不織布からなるフイ
ルター材を被せることが行われている。そして、一定期
間使用すると油煙、水蒸気等で汚れるので、該フイルタ
ー材のみを交換し、使い捨てのフイルター材はゴミとし
て処分していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
フイルター材はポリエステル等の合成樹脂素材からなっ
ているので、都市ゴミとして廃棄しゴミ処理場で焼却処
分をする場合は塩素、弗素等の有害物質を発生するので
大気汚染を生じるという問題点があった。また、焼却処
理しない場合には腐敗しないので、そのまま残り環境汚
染を生ずるという問題点があった。本発明は、かかる事
情に鑑みてなされたもので、処理しても環境破壊の少な
い換気扇、レンジフード等のフイルター材を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う請求項1
記載の換気扇、レンジフード等のフイルター材は、動物
性繊維及び/又は植物性繊維を主素材とする不織布を難
燃処理して構成されている。また、請求項2記載の換気
扇、レンジフード等のフイルター材は、請求項1記載の
フイルター材において、不織布を形成するバインダーは
植物性または動物性のバインダーによって構成されてい
る。そして、請求項3記載の換気扇、レンジフード等の
フイルター材は、動物性繊維及び/又は植物性繊維を主
素材とする織布を難燃処理して構成されている。ここ
で、前記動物性繊維及び植物性繊維を素材として使用す
る不織布及び織布には、動物性繊維あるいは植物性繊維
をそのまま素材として使用する場合の他、例えば、天然
に大量に存在する木材等のセルローズを原料とし、これ
を化学的な方法で溶解し、繊維状に凝固して得られた再
生セルロース人造繊維(レーヨン)あるいはこれに類似
し放置すると腐食する繊維も含まれる。
【0005】
【作用】請求項1〜3記載の換気扇、レンジフード等の
フイルター材は、その素材に植物繊維及び/又は動物繊
維を使用しているので、そのまま捨てた場合、細菌によ
って浸食され分解する。そして、燃焼させた場合には、
炭酸ガス、水、場合によっては窒素化合物を発生する。
そして、難燃処理が施されているので、火炎に当たって
も直ちに火災が発生しない。
【0006】
【実施例】続いて、本発明を具体化した実施例につき説
明し、本発明の理解に供する。まず、材料として植物性
繊維を選択する場合には、種子毛繊維(綿、カポッ
ク)、靱皮繊維(楮、三椏、アマ、ラミー)、葉脈繊維
(マニラアサ)等の繊維を用意し、マット状のウェブと
する。このウェブを作るには梳毛機を用いる方法と、繊
維を空気や水の流体中に流して移動するスクリーン上に
補修して行う方法とがあるが、梳毛機を使用する場合に
はウェブに方向性を有しているので、方向を違えて複数
層を重ね合わせる。
【0007】この後、このウェブを接着する必要がある
が、これにはバインダーとなる繊維を混入し、熱によっ
て該繊維バインダーを溶かしウェブを接合する方法と、
上記ウェブをバインダーに浸漬するかあるいはバインダ
ーをスプレーしてバインダーを繊維に付着させ後に乾
燥、熱処理を行って接合する方法とがある。ここで、上
記バインダーとなる繊維を混入する方法において使用さ
れる繊維バイダーとしては熱可塑性繊維があり、可塑化
アセテート、低融点ナイロン、ポリエステル、ビニロン
等がある。これらのバインダーとなる繊維を上記植物性
繊維の3〜40%程度の範囲で混入する。ここで、その
混入量を増やすと強い繊維となるが、後処理の問題があ
るので、できるだけ少量とする。
【0008】上記ウェブをバインダーに浸漬あるいはス
プレーする方法においては、バインダーとしてラテック
スを使用する。この場合、このラテックスとしては天然
ゴムから取る材料を使用するのが廃棄後の処理上好まし
いが、場合によっては合成ラテックスを使用しても良
い。
【0009】なお、以上の工程で製造された不織布は、
充分に通気性を有する必要があるので、目詰まりを起こ
すことがないようにする。次に、熱可塑性繊維を混合し
た物については、ホットプレス、超音波処理等の加熱処
理をして全体の繊維を接合する。
【0010】このようにして製造された不織布の難燃処
理(自己消火性処理)は以下のようにして行う。セルロ
ース等を主体とする植物繊維の表面に炭酸塩、硼酸塩、
アンモニウム塩を使用し、これらで繊維を被覆すること
によって難燃処理を施すことができ、これらは燃焼の際
に二酸化炭素、水蒸気、アンモニア等を放出しながら、
繊維に泡状物を発生して繊維の燃焼するのを防止する。
また、このような方法の他に繊維を化学的に難燃処理す
ることもでき、例えば、セルロースをエステル化あるい
はエーテル化して難燃処理を行うことも可能である。な
お、動物性繊維を使用する場合には、上記の如く物理的
にコーティングして難燃処理を行うことも可能である
が、同じく化学的に難燃処理を施すことも可能である。
【0011】そして、上記実施例においては、植物性繊
維を主体として不織布の製造方法について説明したが、
動物性繊維を主体とする場合であっても同様であり、更
に植物性繊維と動物性繊維の混合物であっても良い。な
お、バインダーとしては、出来るだけ水によって溶解し
ないのが好ましいので、植物性バインダーの場合にはラ
テックスを使用するのが好ましいが、強度を問題とする
場合には、合成樹脂性のバインダーを使用しても良い。
また、強度を必要としない場合には、植物性の澱粉糊、
膠等であっても良い。
【0012】また、上記実施例は、不織布について説明
したが、動物繊維、植物繊維あるいはこれらの混合繊維
から織布を造り、これを難燃処理しても良い。
【0013】
【発明の効果】請求項1〜3記載の換気扇、レンジフー
ド等のフイルター材は、以上の説明からも明らかなよう
に、その原料として植物性繊維及び/又は動物性繊維を
使用しているので、廃棄した場合腐食し、環境汚染を起
こし難い。勿論、バインダーに合成樹脂素材を使用した
場合には、単に廃棄した場合にはその部分は腐食せず部
分的に残ることとなるが、強度を有せず編み目状である
ので、特に問題とはならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // D06M 11/76

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物性繊維及び/又は植物性繊維を主素
    材とする不織布を難燃処理してなることを特徴とする換
    気扇、レンジフード等のフイルター材。
  2. 【請求項2】 不織布を形成するバインダーは植物性ま
    たは動物性のバインダーである請求項1記載の換気扇、
    レンジフード等のフイルター材。
  3. 【請求項3】 動物性繊維及び/又は植物性繊維を主素
    材とする織布を難燃処理してなることを特徴とする換気
    扇、レンジフード等のフイルター材。
JP32799591A 1990-12-29 1991-11-15 換気扇、レンジフード等のフイルター材 Pending JPH0515715A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-418657 1990-12-29
JP41865790 1990-12-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0515715A true JPH0515715A (ja) 1993-01-26

Family

ID=18526453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32799591A Pending JPH0515715A (ja) 1990-12-29 1991-11-15 換気扇、レンジフード等のフイルター材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0515715A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093819A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Takenaka Komuten Co Ltd エアフィルタ濾材及びそれを備えたエアフィルタ
JP2009233513A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Japan Vilene Co Ltd エアフィルタ用濾材

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919458A (ja) * 1972-06-07 1974-02-20
JPS62106815A (ja) * 1985-10-31 1987-05-18 Kanai Hiroyuki 難燃性エア−フイルタ−
JPH0244814U (ja) * 1988-09-22 1990-03-28

Patent Citations (3)

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