JP2002105827A - 生分解性不織布およびその製造方法 - Google Patents

生分解性不織布およびその製造方法

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JP2002105827A JP2000290713A JP2000290713A JP2002105827A JP 2002105827 A JP2002105827 A JP 2002105827A JP 2000290713 A JP2000290713 A JP 2000290713A JP 2000290713 A JP2000290713 A JP 2000290713A JP 2002105827 A JP2002105827 A JP 2002105827A
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nonwoven fabric
biodegradable
binder
flame retardant
polyvinyl alcohol
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JP2000290713A
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Kenji Yamada
憲二 山田
Seiji Kono
誠司 河野
Yumi Akui
由美 阿久井
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Casle Co Ltd
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Casle Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 生分解性を有する繊維の集合体を、ポリビニ
ルアルコール系樹脂をバインダーとして接合してなる生
分解性不織布である。 【効果】 本発明に係る生分解性不織布は、使用材料が
何れも生分解性を示すので、そのまま廃棄しても環境に
寄与するものである。また、製造段階において不織布を
構成する繊維に適したバインダーを選択することが可能
である。かつ、添加物による改質が可能である。このた
め、その生産品種は限定されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は生分解性不織布お
よびその製造方法、詳しくはポリビニルアルコール系樹
脂をバインダーとして使用し、生分解性、難燃性を付与
した生分解性不織布に関する。
【0002】
【従来の技術】生分解性を有する不織布(以下、生分解
性不織布)は、生ゴミの処理及び農業部門などにおいて
用途が拡大している。例えば紙おむつ、生理用品、おむ
つカバーなどである。生分解性不織布は土壌中または水
中の微生物により分解されるからである。従来の生分解
性不織布としては、例えば特開平6−248548号公
報に記載されたものがある。この生分解性不織布は、生
分解性を有する主体繊維を、抗菌性を付与した水溶性ポ
リビニルアルコール系バインダー繊維で結合したもので
ある。詳しくは、生分解性を有する主体繊維を、生分解
性を有する熱可塑性繊維状樹脂をバインダーとして加熱
軟化させ、さらに溶融して主体繊維を接着する(サーマ
ルボンド法)。この生分解性不織布は、その水溶性バイ
ンダー繊維が水に溶解することにより、主体繊維を水中
に分散させ、これを微生物で分解させることとなる。ま
た、不織布が、例えば台所の換気扇、レンジフード等の
油汚れ防止フィルターとして使用される場合において
は、火炎が不織布に当たり、火災発生の原因となること
がある。そこで、このような用途に使用される不織布自
体に難燃性を付与することが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の生分解性を有する不織布にあっては、上述の
サーマルボンド法により製造されていたため、製造段階
においてその膨潤や溶解のコントロールが難しかった。
また、バインダーを繊維状に加工する必要があり、工程
上も煩雑となっていた。さらに、製品は、100%生分
解性繊維で形成されているが、添加物による改質が行え
ず、よって、その生産品種は限定されたものとなってい
た。
【0004】そこで、この発明の目的は、製造が容易な
生分解性を有する不織布を提供することである。この発
明の他の目的は、難燃性が付与された生分解性不織布
を、提供することである。この発明の別の目的は、難燃
性を有する生分解性不織布の製造方法を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、生分解性を有する繊維の集合体を、ポリビニルアル
コール系樹脂をバインダーとして接合してなる生分解性
不織布である。
【0006】請求項2に記載の発明は、上記生分解性不
織布は難燃性を有する請求項1に記載の生分解性不織布
である。
【0007】請求項3に記載の発明は、生分解性を有す
る繊維の集合体を、ポリビニルアルコール系樹脂と難燃
剤とを混合した混合物をバインダーとして接合すること
により、難燃性を付与した生分解性不織布である。
【0008】請求項4に記載の発明は、生分解性を有す
る繊維の集合体について難燃化処理を施し、この難燃化
処理済みの繊維の集合体をポリビニルアルコール系樹脂
をバインダーとして接合することにより、難燃性を付与
した生分解性不織布である。
【0009】請求項5に記載の発明は、ポリビニルアル
コール系樹脂と難燃剤とを混合した混合物を生成する工
程と、この混合物をバインダーとして、生分解性を有す
る繊維の集合体を、接合することにより、難燃性を付与
する工程とを含む生分解性不織布の製造方法である。
【0010】請求項6に記載の発明は、生分解性を有す
る繊維の集合体について難燃化処理を施す工程と、この
難燃化処理済みの繊維の集合体をポリビニルアルコール
系樹脂をバインダーとして接合して難燃性を付与する工
程とを含む生分解性不織布の製造方法である。
【0011】
【作用】請求項1に記載の発明に係る生分解性不織布
は、生分解性を有する繊維の集合体を接合する際、その
バインダーとしてポリビニルアルコール系樹脂を使用し
ている。したがって、このPVA系樹脂中に所望の添加
剤を付加することが容易であり、得られる生分解性不織
布に所望の性質を付与することが可能となる。また、繊
維およびバインダーがともに生分解性を有するため、そ
の廃棄処分が容易である。
【0012】請求項2に記載の発明では、生分解性不織
布が難燃性を有する。よって、換気扇、レンジフードフ
ィルタ等の油汚れ防止フィルタにこの不織布を使用した
場合も、その廃棄処分が容易となる。
【0013】請求項3に記載の発明では、生分解性を有
する繊維の集合体を接合するバインダーとして、ポリビ
ニルアルコール系樹脂と難燃剤とを混合した混合物を使
用する。この結果、生分解性不織布に対して容易に難燃
性を付与することができる。その製造が容易である。ま
た、不織布の廃棄処分も簡易に行える。
【0014】請求項4に記載の発明では、生分解性を有
する繊維の集合体(ウェブ)について難燃化処理を施
し、この難燃化処理済みのウェブをポリビニルアルコー
ル系樹脂をバインダーとして接合する。この難燃化処理
方法としては、難燃化剤を、上記各繊維の表面に付着、
或いは上記各繊維の内部に難燃化剤を含浸させる方法な
どを例示することが出来る。
【0015】請求項5に記載の発明では、まず、ポリビ
ニルアルコール系樹脂に難燃剤を混合し、混合物(混合
液)を生成する。次に、この混合物をバインダーとし
て、生分解性を有する繊維の集合体を接合する。この結
果、難燃性が付与された生分解性不織布を製造すること
ができる。バインダーに難燃剤を混入することで、きわ
めて容易に不織布を製造することができる。
【0016】請求項6に記載の発明にあっては、まず、
生分解性を有する繊維の集合体について難燃化処理を施
す。例えば繊維表面に難燃剤を付着させる。または、繊
維の内部に難燃剤を含浸させる。次に、この難燃化処理
済みの繊維の集合体をポリビニルアルコール系樹脂をバ
インダーとして接合して難燃性を付与する。この結果、
難燃性を有する生分解性不織布を製造することができ
る。
【0017】
【発明の実施の態様】この発明に係る生分解性不織布
は、ポリビニルアルコール系樹脂をバインダーとしてケ
ミカルボンド法により製造されている。このケミカルボ
ンド法では、カードパラレルやカードクロスレイド、エ
アレイド等の短繊維ウェブ、または、長繊維ウェブを上
記ポリビニルアルコール系樹脂バインダーで接合して製
造する。この不織布を構成する主繊維(ウェブ)は生分
解性を有するものであれば特に限定されない。例えば、
植物繊維、動物繊維等の天然繊維、あるいはレーヨン等
の再生繊維、乳酸系共重合ポリエステル樹脂などの生分
解性樹脂よりなる合成繊維である。
【0018】バインダーとして使用するポリビニルアル
コール系樹脂は、その重合度は限定されない。この場
合、樹脂の重合度が高くなるにつれて不織布の風合いや
性能に変化をもたらす傾向があるので、目的とする不織
布に応じたPVA樹脂を選択することが好ましい。
【0019】難燃性を付与する難燃剤も生分解性を有す
るものを使用することが好ましい。ここで、生分解性と
は、有機炭素化合物が微生物などによって二酸化炭素と
水に分解されることの他、環境上無害となるまで分解さ
れること、または、植物や動物などの生態系内に取り込
まれることを含むことができる。上記、難燃化処理とし
ては、塩素系、臭素系、リン系の難燃剤を利用すること
ができる。この他、水溶性の難燃剤を利用することもで
きる。例えば、あらかじめポリビニルアルコール系樹脂
を水に溶解させてバインダー水溶液を調製した後に、リ
ン系の難燃剤を溶解してバインダー水溶液と混合するこ
とにより、難燃化剤を含有したバインダー水溶液を作成
する。この難燃化剤混合バインダー水溶液に上記ウェブ
を浸漬するか、または、バインダー水溶液をウェブにス
プレーまたは塗布した後、乾燥させてリン系難燃化剤を
固定させ難燃性の不織布を製造する。また、上記ウェブ
を、濃度調整した難燃化剤水溶液に浸漬して各繊維内に
含浸させてもよい。さらに、スプレーなどにより繊維表
面に付着させ、乾燥してリン系難燃化剤を繊維に固定さ
せた後、これにポリビニルアルコール溶液をスプレー
し、乾燥して難燃性不織布を製造することもできる。
【0020】バインダーとして使用する上記ポリビニル
アルコール水溶液の濃度は、1〜15g/l程度であ
る。濃度が1g/l未満であると、薄すぎて繊維間の接
着性が弱くなる。濃度が15g/lを越えると、濃くな
り過ぎ不経済である。好ましい濃度範囲としては、5〜
10g/lである。上記リン系の難燃化剤の場合は、ウ
ェブ全体に対して14重量%以上含ませる。14重量%
未満では耐火性が悪い。特に15重量%以上含ませると
JIS L1091A−1法(ミクロバーナ法)に準ず
る耐火試験において、顕著な難燃性を示すことが確認さ
れた。その添加量が多くなりすぎると、可塑効果を示す
ので注意を要する。
【0021】
【実施例】以下に実施例に基づきこの発明をさらに詳細
に述べる。この発明はこれらに限定されるものではな
い。 [実施例1]ポリビニルアルコール系樹脂として、平均
重合度2000,けん化度98mo1%以上のポリビニ
ルアルコール粉末(製造会社名:和光純薬株式会社)を
用いた。イオン交換水300mlとポリビニルアルコー
ル粉末3gとをセパラブルフラスコに加えて、90℃に
保持されたオイルバス上にて45分間攪拌し、濃度10
g/lのポリビニルアルコール水溶液を作成し、バイン
ダー溶液とした。生分解性繊維として、レーヨンを目付
40g/mのマット状ウェブとし、このウェブを、上
記バインダー溶液中に繊維表面が濡れるまで浸漬、また
は、スプレーした。これを90℃にて乾燥し、単体繊維
同士を接着させ不織布とした。この不織布のバインダー
含有率は、17重量%であった。この不織布を150℃
にて1分間空気中で熱処理して水に不溶化した。この不
織布を真砂土中に埋め、表面が乾燥しないように定期的
に水を与えて、夏季の3ヶ月間分解状態を確認した結
果、良好な分解性を示すことが確認された。
【0022】[実施例2]実施例1のポリビニルアルコ
ール粉末と実施例1記載の方法で濃度10g/lのポリ
ビニルアルコール水溶液を作成した。このポリビニルア
ルコール水溶液に市販の水溶性の無機リン系難燃剤(製
造会社名:太平化学産業株式会社、商品名:タイエン
N)を難燃化剤濃度5〜40g/lとなるように添加し
て、難燃化剤混合ポリビニルアルコール水溶液を作成
し、バインダー溶液とした。実施例1に使用した不織布
を上記難燃化剤混合ポリビニルアルコール水溶液に浸漬
した後、90℃の条件下で乾燥し、単位繊維同士を付着
させるとともに、上記難燃化剤を固定させ難燃性の不織
布を作成した。次に、この不織布を温度150℃で1分
間空気中で熱処理して水に不溶化した。水に不溶化した
不織布をJIS L1091A-1法(ミクロバーナ法)に準
じて耐火試験を行った。不織布中の難燃化剤の濃度と耐
火性の関係は、表1に示すとおりである。この結果よ
り、難燃化剤が15重量%以上含まれていれば耐火性を
示すことが確認された。また、実施例1と同一条件で分
解性を調査した結果は、実施例1と同様に良好な分解性
能を示すことが確認された。また、分解試験後採取した
使用土からも目立った不織布構成材料は確認されなかっ
た。
【0023】
【表1】
【0024】[実施例3]実施例1のウェブに実施例1
のポリビニルアルコール溶液中に浸漬またはスプレーし
て上記ウェブの繊維表面を濡らした後、90℃の温度で
乾燥して不織布を製作した。実施例2の水溶性の無機リ
ン系難燃剤を用い、難燃化剤濃度200g/lの難燃化
剤水溶液、または温度30〜70℃で調製した難燃剤飽
和液中に上記不織布を浸漬若しくはスプレーした後、7
0℃の条件下で減圧乾燥して難燃化剤を固定させた。こ
の難燃性不織布を温度150℃の条件下で1分間気中で
熱処理して水に不溶性とした。このようにして製作され
た難燃性不織布の難燃化剤含有率は、20〜36重量%
であった。この難燃性不織布を実施例2の条件にて耐火
試験と、実施例1と同一条件にて分解試験を行った結果
は、良好な耐火性能と分解性を有していることが確認さ
れた。また、試験後採取した使用土からも目立った不織
布構成材料は確認されなかった。
【0025】[実施例4]実施例1の難燃化剤を用い
て、温度30〜70℃にて濃度200g/lの難燃化剤
水溶液を調製した。この難燃化剤水溶液に実施例1のウ
ェブ1gを浸漬させ、温度30〜70℃の状態で1時間
保持して、上記ウェブ繊維中に難燃化剤を浸透させた
後、イオン交換水で余分な難燃化剤をリンスし、温度7
0℃の条件下で減圧乾燥させ、難燃化剤を固定させた。
この際の難燃化剤の含有率は、35重量%であった。実
施例1記載のポリビニルアルコール粉末を用いて濃度1
〜5g/lのポリビニルアルコール水溶液を作成した。
このポリビニルアルコール水溶液をバインダーとして、
上記難燃化剤含浸ウェブにスプレーにて塗布した後、9
0℃の条件下で乾燥させ不織布とした。この不織布中の
バインダー重量は5〜20重量%であった。続いてこの
不織布を150℃の温度で1分間処理して上記バインダ
ー(ポリビニルアルコール)を水に不溶化した。この難
燃性不織布を実施例2の条件にて耐火試験と、実施例1
と同一条件にて分解試験を行った結果は、良好な耐火性
能と分解性を有していることが確認された。また、試験
後採取した使用土からも目立った不織布構成材料は確認
されなかった。
【0026】
【発明の効果】この発明に係る生分解性不織布は、使用
材料が何れも生分解性を示すので、そのまま廃棄しても
環境に寄与するものである。また、製造段階において不
織布を構成する繊維に適したバインダーを選択すること
が可能である。かつ、添加物による改質が可能である。
このため、その生産品種は限定されない。また、ウェブ
にバインダー樹脂を付着させる方法が、浸漬、スプレー
などの簡単な方式であるので、工程の合理化が可能であ
る。また、使用するバインダーの濃度調整が可能であ
る。このため、膨潤や溶解をコントロールすることがで
きる。製造される不織布は柔軟性やドレープ性に長けて
いるほか、要求される複合性能を発揮することができ
る。さらに、生分解性ウェブに、生分解性を示すポリビ
ニルアルコール系樹脂をバインダーとして使用している
ので、完全に生分解性を示す不織布を製造することがで
きる。また、その製造が容易である。また、上記生分解
性不織布に難燃化剤、好ましくはリン系の難燃化剤を用
いることにより、完全に生分解性を示す難燃性不織布を
製造することができる。したがって、火気を取り扱う周
辺にも使用が可能となる。さらに、使用材料が何れも生
分解性を示すので、埋め立て処理場周辺の土壌を汚染す
る可能性がない。特にリン系の難燃化剤を使用する場合
においては、植物の生育に必要なリン分を補給すること
が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D04H 1/64 (72)発明者 阿久井 由美 福岡県北九州市門司区新門司1丁目9−6 カースル株式会社内 Fターム(参考) 4C003 CA07 HA04 4C098 AA09 CC01 CD10 DD10 DD23 4L047 AA12 AB02 BA16 BC05 CB05 CB10 CC03 CC04 CC05 CC15 CC16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生分解性を有する繊維の集合体を、ポリ
    ビニルアルコール系樹脂をバインダーとして接合してな
    る生分解性不織布。
  2. 【請求項2】 上記生分解性不織布は難燃性を有する請
    求項1に記載の生分解性不織布。
  3. 【請求項3】 生分解性を有する繊維の集合体を、ポリ
    ビニルアルコール系樹脂と難燃剤とを混合した混合物を
    バインダーとして接合することにより、難燃性を付与し
    た生分解性不織布。
  4. 【請求項4】 生分解性を有する繊維の集合体について
    難燃化処理を施し、この難燃化処理済みの繊維の集合体
    をポリビニルアルコール系樹脂をバインダーとして接合
    することにより、難燃性を付与した生分解性不織布。
  5. 【請求項5】 ポリビニルアルコール系樹脂と難燃剤と
    を混合した混合物を生成する工程と、この混合物をバイ
    ンダーとして、生分解性を有する繊維の集合体を、接合
    することにより、難燃性を付与する工程とを含む生分解
    性不織布の製造方法。
  6. 【請求項6】 生分解性を有する繊維の集合体について
    難燃化処理を施す工程と、この難燃化処理済みの繊維の
    集合体をポリビニルアルコール系樹脂をバインダーとし
    て接合して難燃性を付与する工程とを含む生分解性不織
    布の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010041816A2 (ko) * 2008-10-07 2010-04-15 한국생산기술연구원 벌키 구조를 가지는 생분해성 멀티필라멘트 가연사, 그의 제조방법 및 그를 이용한 의료용 용도
JP2014000736A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Hokuetsu Kishu Paper Co Ltd 難燃性インクジェット記録用不織布

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010041816A2 (ko) * 2008-10-07 2010-04-15 한국생산기술연구원 벌키 구조를 가지는 생분해성 멀티필라멘트 가연사, 그의 제조방법 및 그를 이용한 의료용 용도
WO2010041816A3 (ko) * 2008-10-07 2010-06-17 한국생산기술연구원 벌키 구조를 가지는 생분해성 멀티필라멘트 가연사, 그의 제조방법 및 그를 이용한 의료용 용도
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