JPH0515710Y2 - - Google Patents

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JPH0515710Y2
JPH0515710Y2 JP1987083706U JP8370687U JPH0515710Y2 JP H0515710 Y2 JPH0515710 Y2 JP H0515710Y2 JP 1987083706 U JP1987083706 U JP 1987083706U JP 8370687 U JP8370687 U JP 8370687U JP H0515710 Y2 JPH0515710 Y2 JP H0515710Y2
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JP
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actuator
spring member
resilient member
coefficient
resilient
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JP1987083706U
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JPS63192644U (ja
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は積層型圧電素子をアクチユエーターと
する圧電アクチユエーターリレーに関する。
(従来の技術) 従来、アクチユエーターの駆動部にコイルを用
いた電磁型アクチユエーターリレーが使用されて
いた。この様な電磁型アクチユエーターリレーで
はコイルに電流を流し、その磁力によりアクチユ
エーターを動かし、アクチユエーターの動作が直
接接点駆動系に伝達されていた。
しかしながら、このような電磁型アクチユエー
ターリレーではアクチユエーターの動作が直接駆
動系に伝達されていた為、オン・オフ動作の開始
及び終了で必要以上の力が働き破壊する恐れがあ
つた。
又、電磁駆動であつた為、インダクタンスの影
響で立ち上りが遅く、数μsecが限界であつた。
更に、コイルの磁力を利用していた為、大型化
すると共に入力エネルギーが大きくなる欠点があ
り、しかも熱の発生があると共に磁気の影響が大
きいという欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
で、オン・オフ動作の開始及び終了時の衝撃を軽
減し得、且つ立ち上りを速くし得、しかも小型化
し得ると共に入力エネルギーを小さくし得、又発
熱及び磁気の影響を軽減し得る圧電アクチユエー
ターリレーを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段と作用) 本考案は上記目的を達成するために、支持部材
に支持されたスプリング部材と、このスプリング
部材に取付けられた積層型圧電素子よりなるアク
チユエータと、このアクチユエータに対向して設
けられ前記スプリング部材より弾発係数が小さく
接点を有する弾発部材とを具備することを特徴と
するもので、弾発部材及びスプリング部材によ
り、オン・オフ動作時のアクチユエーターの衝撃
力を吸収し、更に、アクチユエーターに積層型圧
電素子を用いることにより、立ち上りを速くした
ものである。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の実施例を詳細に説
明する。
即ち、第1図は本考案の一実施例である並列型
の圧電アクチユエーターを示し、支持部材1上に
は矩形板状のスプリング部材2の一端が取付けら
れ、このスプリング部材2の他端部には例えば圧
電セラミツク等の積層型圧電素子よりなるアクチ
ユエーター3の一端が取付けられる。このアクチ
ユエーター3と微小間隔を隔てて対向した位置に
は板状の弾発部材4が前記支持部材1に取付けら
れて設けられる。前記支持部材1の上部には図示
しないコモン接点が設けられ、このコモン接点に
対応してメーク接点が設けられる。前記スプリン
グ部材2の反発係数K2は弾発部材4の反発係数
K1より大きくなるように構成される。
次に、第2図a,b,cを参照して動作を説明
する。即ち、第2図aはアクチユエーター3に端
子5,6より電圧が加えられていない場合を示
し、弾発部材4は接点7と接触接続され端子8と
9が接続される。端子5,6に電圧が印加される
と第2図bに示すようにアクチユエーター3自身
の圧電現象により電圧が機械的変位置に変換され
てアクチユエーター3は伸びるが、この場合アク
チユエーター3により弾発部材4が押圧されて変
形すると共にスプリング部材2も押圧されて変形
するため、アクチユエーター3による急激な立ち
上りの衝撃力を弾発部材4及びスプリング部材2
により吸収することができる。その後、第2図c
に示すように、スプリング部材2の反発係数K2
が弾発部材4の反発係数K1より大きいため、ス
プリング部材2がアクチユエーター3を介して弾
発部材4を押圧して弾発変形させ弾発部材4を接
点10と接触接続し端子8と11を接続する。こ
の場合、アクチユエーター3への入力電圧に対す
る伸び変形は第3図に示すようにほぼ直線状にな
る。又、前記スプリング部材2に加わる力に対す
る伸び変形(反発係数K2)は第4図のAに示す
ようにほぼ直線状になり一定であるが、弾発部材
4の反発係数K1は第4図のBに示すように弾発
動作のため曲線状になり一定でなくなる。なお、
第2図cに示す状態において、アクチユエータ3
に端子5,6より電圧が加えられず印加電圧が0
になると、アクチユエータ3は縮まる。このアク
チユエータ3の縮まりにより弾発部材4は弾発部
材4の反発力により第2図aに示す初期状態に自
動的に復帰する。この場合、アクチユエーター3
の伸縮は0となつてスプリング部材2及び弾発部
材4への応力は消失するから、スプリング部材2
及び弾発部材4はそれぞれの反発力により第4図
の反発係数A及びBに沿つて応力も変形も受けな
い第2図aに示す初期状態に向けて自己復帰し静
止状態に戻る。
第5図は第1図の具体例を示し、筐体よりなる
支持部材1内にスプリング部材2、アクチユエー
ター3、弾発部材4、接点7,10を設けたもの
で、端子5,6,8,9,11は筐体の外壁面に
設けたものである。
第6図及び第7図は直列型の圧電アクチユエー
ターリレーを示し、弾発部材12の両端はコ字状
の支持部材13に取付けられ、この弾発部材12
はほぼ中央部が湾曲状に形成される。この湾曲部
の外面には接点14が設けられ、この接点14に
対向して接点15が設けられる。前記接点14,
15にはそれぞれ端子16,17が設けられる。
前記支持部材13にはスプリング部材18が取付
けられ、このスプリング部材18には前記接点1
4に対応して積層型圧電素子よりなるアクチユエ
ーター19が設けられる。この場合にもアクチユ
エーター19を伸縮することによりスプリング部
材18及び弾発部材12を変形して接点14と1
5をオン・オフすることが出来る。なお、アクチ
ユエータ19に所定電圧が印加され、アクチユエ
ータ19が伸びてスプリング部材18及び弾発部
材12に応力が加えられ弾発部材12が変形し接
点14と15がオン状態において、アクチユエー
タ19の印加電圧が0になると、アクチユエータ
19は縮まる。このアクチユエータ19の縮まり
により弾発部材12は弾発部材12の反発力によ
り初期状態に自動的に復帰する。この場合、アク
チユエータ19の伸縮は0となつてスプリング部
材18及び弾発部材12への応力は消失するか
ら、スプリング部材18及び弾発部材12はそれ
ぞれの反発力により第4図の反発係数A及びBに
沿つて応力も変形も受けない初期状態に向けて自
己復帰し静止状態に戻る。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、弾発部材及
びスプリング部材により、オン・オフ動作時のア
クチユエーターの衝撃力を吸収することができる
ため破壊を防止することができる。更に、アクチ
ユエーターに積層型圧電素子を用いることによ
り、立ち上りを速くすることができると共に、熱
の発生及び磁気の影響を軽減でき、又容易に小型
化できる圧電アクチユエーターリレーを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は第1図の圧電アクチユエーターリレーの動作
を示す説明図、第3図は第1図のアクチユエータ
ーの伸び変形特性の一例を示す特性図、第4図は
第1図のスプリング部材及び弾発部材の伸び変形
特性の一例を示す特性図、第5図は本考案の具体
例を示す断面図、第6図及び第7図は本考案の他
の実施例を示す構成図である。 1……支持部材、2……スプリング部材、3…
…アクチユエーター、4……弾発部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持部材に支持されたスプリング部材と、この
    スプリング部材に取付けられた積層型圧電素子よ
    りなるアクチユエータと、このアクチユエータに
    対向して設けられ前記スプリング部材より反発係
    数が小さくS字曲線状の力・変形関係の反発係数
    を有し接点を有する弾発部材とを具備することを
    特徴とする圧電アクチユエーターリレー。
JP1987083706U 1987-05-30 1987-05-30 Expired - Lifetime JPH0515710Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987083706U JPH0515710Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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JP1987083706U JPH0515710Y2 (ja) 1987-05-30 1987-05-30

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Publication Number Publication Date
JPS63192644U JPS63192644U (ja) 1988-12-12
JPH0515710Y2 true JPH0515710Y2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=30937536

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175532A (ja) * 1983-03-25 1984-10-04 日本電気株式会社 圧電継電器
JPS6174230A (ja) * 1984-09-18 1986-04-16 オムロン株式会社 リレ−

Family Cites Families (2)

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JPS58162543U (ja) * 1982-04-22 1983-10-29 オムロン株式会社 リレ−
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JPS63192644U (ja) 1988-12-12

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