JPH05156959A - ターボチャージャのスラスト軸受 - Google Patents
ターボチャージャのスラスト軸受Info
- Publication number
- JPH05156959A JPH05156959A JP3343993A JP34399391A JPH05156959A JP H05156959 A JPH05156959 A JP H05156959A JP 3343993 A JP3343993 A JP 3343993A JP 34399391 A JP34399391 A JP 34399391A JP H05156959 A JPH05156959 A JP H05156959A
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- JP
- Japan
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- thrust bearing
- side member
- oil
- passage
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- Pending
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Abstract
に回転力または減速力を与える。 【構成】 ターボチャージャのハウジング1と回転軸2
との間に設けられ、ハウジング1に固定されたスラスト
軸受固定側部材5と、回転軸2に固定されスラスト軸受
固定側部材5に支持されて回転軸2と共に回転するスラ
スト軸受回転側部材6と、スラスト軸受固定側部材5と
スラスト軸受回転側部材6との間に潤滑油を供給する給
油通路11と、回転軸2の中心軸線15に直交する方向
でしかもスラスト軸受回転側部材6の半径に対し斜めに
交わる方向でスラスト軸受回転側部材6に穿設され給油
通路11に連通した噴出油路14とを備え、噴出油路1
4がスラスト軸受回転側部材6の半径に対して交わる斜
めの方向を変えることにより、回転軸2に加速力を与え
たり、又は減速力を与える。
Description
ラスト軸受に関するものである。
は、スラスト軸受によって回転軸の中心軸線の方向にタ
ーボチャージャのハウジングに支持されている。そして
このスラスト軸受は給油通路から潤滑油が供給されるよ
うになっている。
動時には、過給圧力を高めるためターボチャージャの回
転数を高くしたいが、内燃機関の排ガスの量が少ないの
で、ターボチャージャの回転数を高くすることは困難で
ある。
ージャの回転数が高くなり過ぎると、過給圧力が高くな
ってしまうので、過給圧力を下げたい場合がある。
に供給される潤滑油の油圧に着目し、スラスト軸受に供
給される潤滑油の油圧を利用してターボチャージャに回
転力を与えるようにしたり、あるいは減速力を与えたり
できるようにしたターボチャージャのスラスト軸受を提
供することを目的とするものである。
ャのスラスト軸受は、ターボチャージャのハウジングと
回転軸との間に設けられ、前記ハウジングに固定された
スラスト軸受固定側部材と、前記回転軸に固定され前記
スラスト軸受固定側部材に支持されて前記回転軸と共に
回転するスラスト軸受回転側部材と、前記スラスト軸受
固定側部材とスラスト軸受回転側部材との間に潤滑油を
供給する給油通路と、前記回転軸の中心軸線に直交する
方向でしかも前記スラスト軸受回転側部材の半径に対し
斜めに交わる方向で前記スラスト軸受回転側部材に穿設
され前記給油通路に連通した噴出油路とを備えたことを
特徴とし、又噴出油路に給油通路を連通するに代えて、
スラスト軸受固定側部材に別途噴出油路に連通する回転
制御用潤滑油供給油路を備えたことを特徴とするもので
ある。
の一部は噴出油路に流れ、ターボチャージャの回転軸の
中心軸線に直交する方向でしかもスラスト軸受回転側部
材の半径方向に対し斜めに交わる方向に噴出し、ターボ
チャージャの回転軸に回転力を与えたり、あるいは減速
力を与えたりするようになる。
からの潤滑油が噴出油路に導かれ、回転軸に回転力を与
えたり、或いは減速力を与えたりする。
る。
て、ターボチャージャのハウジング1の内部には回転軸
2がフローティングメタル(ラジアル軸受)12とスラ
スト軸受3により回転自在に支持されていて、回転軸2
にはターボチャージャのインペラ4が固定されている。
ている円盤状のスラスト軸受固定側部材5と、回転軸2
に固定されていてスラスト軸受固定側部材5の中心部分
との嵌合によりスラスト軸受固定側部材5に支持されて
いるスラスト軸受回転側部材6とによって構成されてい
る。そしてスラスト軸受固定側部材5とスラスト軸受回
転側部材6との間には、次に説明するように潤滑油が供
給されるようになっている。
って送られて来た潤滑油は、調圧弁7によって圧力が調
整された後、ハウジング1に設けてある給油孔8に供給
されるようになっている。給油孔8には油路9,10が
接続されていて、一方の油路9はスラスト軸受固定側部
材5の半径方向に穿設してある給油通路11につながっ
ており、他方の油路10はフローティングメタル12に
達していて、フローティングメタル12と回転軸2との
間に潤滑油を供給するようになっている。
回転側部材6との間には油流入路13が設けてあって、
前述の給油通路11は環状の油流入路13に達してい
る。またスラスト軸受回転側部材6には、油流入路13
からスラスト軸受回転側部材6の外周に達する噴出油路
14が設けられている。噴出油路14は回転軸2の中心
軸線15に直交する方向で、しかも図2に示すようにス
ラスト軸受回転側部材6の半径方向の線16に対して斜
めに交わる方向に設けられている。
って送られて来た潤滑油は、調圧弁7によって圧力が調
整された後、ハウジング1に設けてある給油孔8に入
り、油路9を経てスラスト軸受固定側部材5の給油通路
11を通り、スラスト軸受固定側部材5とスラスト軸受
回転側部材6との間に供給されて両者間の潤滑を行うこ
とになる。
回転側部材6との間に供給された潤滑油の一部は油流入
路13を通って噴出油路14に入り、噴出油路14から
スラスト軸受回転側部材6の外周に向けて噴出する。図
2に示すように噴出油路14は、スラスト軸受回転側部
材6の半径方向の線16に対し斜めに交わる方向に穿設
されているので、噴出油路14から噴出する潤滑油の反
力により、スラスト軸受回転側部材6は図2において時
計方向の回転力を受け、これに伴ってスラスト軸受回転
側部材6に固着されている回転軸2は、時計方向に増速
することになる。
の半径方向の線16に対して交わる斜めの方向を、図2
とは反対の方向になるように設けておくと、回転軸2
は、時計方向の回転に対して減速力を受けることにな
る。そして回転軸2の受ける回転力または減速力の増減
は、調圧弁7の開度を調節して給油孔8に入る潤滑油の
圧力を変えることによって行うことができる。
るものではなく、噴出油路14に連通する給油通路11
に代えて、図3に示す如くスラスト軸受固定側部材5に
別途噴出油路14に連通する回転制御用潤滑油供給油路
17を備えるようにしてもよい。更にその他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
ーボチャージャの回転の立上がりを早くし、内燃機関の
増速の時間遅れをなくすことができる。
半径に対して交わる斜めの方向を反対の方向にすること
によって、排気ブレーキ作動時の制動力を高めることが
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ターボチャージャのハウジングと回転軸
との間に設けられ、前記ハウジングに固定されたスラス
ト軸受固定側部材と、前記回転軸に固定され前記スラス
ト軸受固定側部材に支持されて前記回転軸と共に回転す
るスラスト軸受回転側部材と、前記スラスト軸受固定側
部材とスラスト軸受回転側部材との間に潤滑油を供給す
る給油通路と、前記回転軸の中心軸線に直交する方向で
しかも前記スラスト軸受回転側部材の半径に対し斜めに
交わる方向で前記スラスト軸受回転側部材に穿設され前
記給油通路に連通した噴出油路とを備えたことを特徴と
するターボチャージャのスラスト軸受。 - 【請求項2】 請求項1記載のターボチャージャのスラ
スト軸受において、噴出油路に給油通路を連通するに代
えて、スラスト軸受固定側部材に別途噴出油路に連通す
る回転制御用潤滑油供給油路を備えたことを特徴とする
ターボチャージャのスラスト軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343993A JPH05156959A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ターボチャージャのスラスト軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3343993A JPH05156959A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ターボチャージャのスラスト軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05156959A true JPH05156959A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18365828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3343993A Pending JPH05156959A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | ターボチャージャのスラスト軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05156959A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243306A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Ihi Corp | 過給機及び過給機の冷却方法 |
DE102008025058A1 (de) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Man Diesel Se | Axiallagerdichtung für einen Abgasturbolader |
-
1991
- 1991-12-02 JP JP3343993A patent/JPH05156959A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009243306A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Ihi Corp | 過給機及び過給機の冷却方法 |
DE102008025058A1 (de) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Man Diesel Se | Axiallagerdichtung für einen Abgasturbolader |
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Legal Events
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