JPH05156819A - 防護パネル - Google Patents
防護パネルInfo
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- JPH05156819A JPH05156819A JP34879391A JP34879391A JPH05156819A JP H05156819 A JPH05156819 A JP H05156819A JP 34879391 A JP34879391 A JP 34879391A JP 34879391 A JP34879391 A JP 34879391A JP H05156819 A JPH05156819 A JP H05156819A
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- Japan
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- panel
- protective
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- frame members
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Abstract
(57)【要約】
【目的】建築物の周囲に構築する鋼製足場に装着する防
護パネルとして、強度および耐久性に優れたものを提供
する。 【構成】表裏の金属薄板11、12間で形成された中空
部内に樹脂製発泡材10でなるパネルを一体に充填して
構成されたパネル本体1と、少なくとも一方の前記金属
薄板11の両端側に形成された凹溝11aと、これら両
凹溝11a内の全長にまたは部分的に嵌入された枠材固
定部材13と、パネル本体1の4周に外嵌され、かつ、
枠材固定部材13に固定具5により固定された金属製枠
材2と、この金属製枠材2の4隅に固定された防護パネ
ル係止用コーナー金具4とを有する。枠材の外周に隣接
パネル間を塞ぐ弾性材3を設ける。
護パネルとして、強度および耐久性に優れたものを提供
する。 【構成】表裏の金属薄板11、12間で形成された中空
部内に樹脂製発泡材10でなるパネルを一体に充填して
構成されたパネル本体1と、少なくとも一方の前記金属
薄板11の両端側に形成された凹溝11aと、これら両
凹溝11a内の全長にまたは部分的に嵌入された枠材固
定部材13と、パネル本体1の4周に外嵌され、かつ、
枠材固定部材13に固定具5により固定された金属製枠
材2と、この金属製枠材2の4隅に固定された防護パネ
ル係止用コーナー金具4とを有する。枠材の外周に隣接
パネル間を塞ぐ弾性材3を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の解体、建築あ
るいは補修作業時に発生する騒音や解体物等の飛散等を
防止するために、建築物の外側を囲むように構築される
鋼製足場に金具を介して係止される防護パネルに関す
る。
るいは補修作業時に発生する騒音や解体物等の飛散等を
防止するために、建築物の外側を囲むように構築される
鋼製足場に金具を介して係止される防護パネルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の防護パネルは、発砲材等
でなるパネル本体の4周に補強材としての木枠をねじで
固定し、その4隅にパネル係止用のコーナー金具を取付
けたものであった。
でなるパネル本体の4周に補強材としての木枠をねじで
固定し、その4隅にパネル係止用のコーナー金具を取付
けたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建築物
の解体作業は、建築物の大きさにもよるが、一般には3
月ないし5月間の長期間を要するものであり、この間に
降った雨水が防護パネルの木枠に染み込んで補強材とし
ての強度が低下し、数回程度しか使用できず、耐久性が
落ちるという問題点があった。
の解体作業は、建築物の大きさにもよるが、一般には3
月ないし5月間の長期間を要するものであり、この間に
降った雨水が防護パネルの木枠に染み込んで補強材とし
ての強度が低下し、数回程度しか使用できず、耐久性が
落ちるという問題点があった。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、強度および耐久性に優れた防護パネルを提供す
ることを目的とする。
であり、強度および耐久性に優れた防護パネルを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、金属薄板でなる表面材および裏面材の間で形成され
た中空部内に樹脂製発泡材でなるパネルを一体に充填し
て構成されたパネル本体と、少なくとも一方の前記金属
薄板の両端側にそれぞれ形成された凹溝と、これら両凹
溝内の全長にまたは部分的に嵌入された枠材固定部材
と、前記パネル本体の4周に外嵌され、かつ、前記枠材
固定部材に固定具により固定された金属製枠材と、この
金属製枠材の4隅に固定された防護パネル係止用コーナ
ー金具とを有することを特徴とする。
め、金属薄板でなる表面材および裏面材の間で形成され
た中空部内に樹脂製発泡材でなるパネルを一体に充填し
て構成されたパネル本体と、少なくとも一方の前記金属
薄板の両端側にそれぞれ形成された凹溝と、これら両凹
溝内の全長にまたは部分的に嵌入された枠材固定部材
と、前記パネル本体の4周に外嵌され、かつ、前記枠材
固定部材に固定具により固定された金属製枠材と、この
金属製枠材の4隅に固定された防護パネル係止用コーナ
ー金具とを有することを特徴とする。
【0006】また、本発明の防護パネルは、前記枠材の
外側に、隣接パネル間の隙間を防ぐ弾性材を配設したも
のである。
外側に、隣接パネル間の隙間を防ぐ弾性材を配設したも
のである。
【0007】
【作用】本発明の防護パネルによれば、パネル本体に凹
溝を形成したことと、溝に枠材固定部材を設けてこれに
枠材を固定した構造により、外力による変形が起こりに
くくなる。これにより風等に耐え得るものとなる。ま
た、パネル本体及び枠材に木材を使用していないので、
雨等により劣化しにくい。外周に隣接パネル間のシール
用の弾性材を設けたものにおいては、弾性材により防護
パネル間の隙間を塞ぎ、防護効果がより完全なものとな
る。
溝を形成したことと、溝に枠材固定部材を設けてこれに
枠材を固定した構造により、外力による変形が起こりに
くくなる。これにより風等に耐え得るものとなる。ま
た、パネル本体及び枠材に木材を使用していないので、
雨等により劣化しにくい。外周に隣接パネル間のシール
用の弾性材を設けたものにおいては、弾性材により防護
パネル間の隙間を塞ぎ、防護効果がより完全なものとな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。図1は本発明の防護パネルの一実施例をコーナー
金具を省いて示す分解斜視図、図2(A)はコーナー金
具の取付け状態を示す斜視図、図2(B)は完成品を示
す斜視図である。図1、図2に示すように、本防護パネ
ルは、パネル本体1と、このパネル本体1の4周に外嵌
されたL字形をなす一対の枠材2、2と、各枠材2、2
の外側に配設された弾性材3と、各枠材2、2の各角部
に固定され、該防護パネルを足場に係止するコーナー金
具4とで構成されている。
する。図1は本発明の防護パネルの一実施例をコーナー
金具を省いて示す分解斜視図、図2(A)はコーナー金
具の取付け状態を示す斜視図、図2(B)は完成品を示
す斜視図である。図1、図2に示すように、本防護パネ
ルは、パネル本体1と、このパネル本体1の4周に外嵌
されたL字形をなす一対の枠材2、2と、各枠材2、2
の外側に配設された弾性材3と、各枠材2、2の各角部
に固定され、該防護パネルを足場に係止するコーナー金
具4とで構成されている。
【0009】前記パネル本体1は、例えばアルミニウム
あるいはステンレス製の表裏の金属薄板11、12で中
空に組まれたものの中にウレタン樹脂等の樹脂製発砲材
10を充填して一体に構成されたものである。該パネル
本体1は、一例として厚さ約20mm、幅約860m
m、長さ約1800mmの大きさを有するものであり、
表裏の金属薄板11、12は、厚さ約0.4mmに製作
されるものである。なお、軽量化の点では金属薄板1
1、12としてアルミニウムを用いることが好ましい。
あるいはステンレス製の表裏の金属薄板11、12で中
空に組まれたものの中にウレタン樹脂等の樹脂製発砲材
10を充填して一体に構成されたものである。該パネル
本体1は、一例として厚さ約20mm、幅約860m
m、長さ約1800mmの大きさを有するものであり、
表裏の金属薄板11、12は、厚さ約0.4mmに製作
されるものである。なお、軽量化の点では金属薄板1
1、12としてアルミニウムを用いることが好ましい。
【0010】また、パネル本体1の表側金属薄板11の
幅方向の両端側に長手方向に沿ってそれぞれ凹溝11a
を形成しており、パネル本体1の裏側金属薄板12の中
央に長手方向に沿って凹溝12aを形成している。両金
属薄板11、12は、例えばプレス加工、押出し加工等
により製造され、組合わせて一体化される。
幅方向の両端側に長手方向に沿ってそれぞれ凹溝11a
を形成しており、パネル本体1の裏側金属薄板12の中
央に長手方向に沿って凹溝12aを形成している。両金
属薄板11、12は、例えばプレス加工、押出し加工等
により製造され、組合わせて一体化される。
【0011】また、本防護パネルは、前記枠材2をパネ
ル本体1に確実に固定するための塩化ビニル樹脂等でな
る表裏の枠材固定部材13、14と、L字金具15を具
備している。
ル本体1に確実に固定するための塩化ビニル樹脂等でな
る表裏の枠材固定部材13、14と、L字金具15を具
備している。
【0012】表側の枠材固定部材13は、中空角棒状を
有し、表側の金属薄板11の各凹溝11aに嵌合され、
弾性接着剤により接着される。なお、表側枠材固定部材
13は、図示のように溝11aの全長にわたって嵌め込
むのではなく、必要な個所に部分的に配設してもよい。
有し、表側の金属薄板11の各凹溝11aに嵌合され、
弾性接着剤により接着される。なお、表側枠材固定部材
13は、図示のように溝11aの全長にわたって嵌め込
むのではなく、必要な個所に部分的に配設してもよい。
【0013】裏側枠材固定部材14は、図1、図3
(A)に示すように、断面が裏側の金属薄板12の凹溝
12aの断面形状に対応した形状を有し、凹溝12aの
両端側にそれぞれ嵌入され、弾性接着剤29により接着
される。なお、裏側枠材固定部材14は、凹溝12aの
全長にわたって配設してもよい。
(A)に示すように、断面が裏側の金属薄板12の凹溝
12aの断面形状に対応した形状を有し、凹溝12aの
両端側にそれぞれ嵌入され、弾性接着剤29により接着
される。なお、裏側枠材固定部材14は、凹溝12aの
全長にわたって配設してもよい。
【0014】L字金具15は、例えばアルミニウムから
なり、パネル本体1の長手方向の両端面の発泡材10と
表側の金属薄板11との間に挿入し、接着剤等で固定さ
れる。
なり、パネル本体1の長手方向の両端面の発泡材10と
表側の金属薄板11との間に挿入し、接着剤等で固定さ
れる。
【0015】前記枠材2は、図3(B)、(C)に示す
ように、パネル本体1の4周に嵌合し得る断面略U字状
の嵌合部20と、この嵌合部20の底部20aをそのま
ま延長した延長部21とから構成されている。また、こ
の枠材2は、アルミニウム等からなり、例えば、押出し
加工により製造され、その後図1に示すように、パネル
本体1の角に対応する部分に切り込み22を入れ、L字
状に折曲して形成される。また、この枠材2は、取付孔
23を適宜の箇所に有し、後述するコーナー金具4をリ
ベット30で締結するための雌ねじ孔24と係止孔25
とを備えている。
ように、パネル本体1の4周に嵌合し得る断面略U字状
の嵌合部20と、この嵌合部20の底部20aをそのま
ま延長した延長部21とから構成されている。また、こ
の枠材2は、アルミニウム等からなり、例えば、押出し
加工により製造され、その後図1に示すように、パネル
本体1の角に対応する部分に切り込み22を入れ、L字
状に折曲して形成される。また、この枠材2は、取付孔
23を適宜の箇所に有し、後述するコーナー金具4をリ
ベット30で締結するための雌ねじ孔24と係止孔25
とを備えている。
【0016】図1、図2に示すように、パネル本体1
に、表側枠材固定部材13、裏側枠材固定部材14、L
字金具15が取り付けられた後、両枠材2、2をパネル
本体1の外周に外嵌し、両枠材2、2の取付孔23にね
じ5を通して表側枠材固定部材13、裏側枠材固定部材
14およびL字金具15にねじ5をねじ込むことによ
り、両枠材2、2がパネル本体1の外周に固定される。
なお、枠材2をねじ5で固定する際に、各材13、1
4、L字金具15には、予め雌ねじを設けておかず、ね
じ5を直接食い込ませて締結する。これにより、枠材2
の長手方向の部分2aは、外側への引張力に対し、外れ
難い強度を有することになる。また、枠材2の短手方向
の部分2bは、ねじ5の締結では強度不足となるところ
を、L字金具15及び裏側枠材固定部材14の併用によ
り外側への引張力に対し、外れ難い強度を確保できる。
に、表側枠材固定部材13、裏側枠材固定部材14、L
字金具15が取り付けられた後、両枠材2、2をパネル
本体1の外周に外嵌し、両枠材2、2の取付孔23にね
じ5を通して表側枠材固定部材13、裏側枠材固定部材
14およびL字金具15にねじ5をねじ込むことによ
り、両枠材2、2がパネル本体1の外周に固定される。
なお、枠材2をねじ5で固定する際に、各材13、1
4、L字金具15には、予め雌ねじを設けておかず、ね
じ5を直接食い込ませて締結する。これにより、枠材2
の長手方向の部分2aは、外側への引張力に対し、外れ
難い強度を有することになる。また、枠材2の短手方向
の部分2bは、ねじ5の締結では強度不足となるところ
を、L字金具15及び裏側枠材固定部材14の併用によ
り外側への引張力に対し、外れ難い強度を確保できる。
【0017】前記コーナー金具4は、L字状を有し、強
度のある例えば鋼からなり、図2(A)及び図3(B)
に示すように、このコーナー金具4を枠材2に取り付け
るための取付孔40と、一対の係止孔41とを備えてい
る。各コーナー金具4の一方の係止孔41は、枠材2の
係止孔25に対応する位置に設けてある。これらのコー
ナー金具4は、前述のように両枠材2、2をパネル本体
1に取り付けた後、図2(A)、(B)に示すように、
リベット30により取り付ける。このコーナー金具4に
より本体パネル1(枠材2)の角部が保護される。
度のある例えば鋼からなり、図2(A)及び図3(B)
に示すように、このコーナー金具4を枠材2に取り付け
るための取付孔40と、一対の係止孔41とを備えてい
る。各コーナー金具4の一方の係止孔41は、枠材2の
係止孔25に対応する位置に設けてある。これらのコー
ナー金具4は、前述のように両枠材2、2をパネル本体
1に取り付けた後、図2(A)、(B)に示すように、
リベット30により取り付ける。このコーナー金具4に
より本体パネル1(枠材2)の角部が保護される。
【0018】前記弾性材3は、発泡樹脂からなり、弾性
変形の大きいものであり、弾性接着剤により両枠材2、
2の底部20aに全周に渡って接着される。
変形の大きいものであり、弾性接着剤により両枠材2、
2の底部20aに全周に渡って接着される。
【0019】次に、このように構成された上記実施例の
防護パネルは、図4に示すように使用される。すなわ
ち、解体、建築あるいは補修対象の建築物6の周囲に作
業者が立つことのできる横板7を敷設するためのパイプ
枠でなる足場8を構築し、この足場8に多数のクランプ
9を防護パネル1を併設する間隔に対応させて取り付け
る。クランプ9は、上方に折曲したL字状の係止片9a
を備えるものである。
防護パネルは、図4に示すように使用される。すなわ
ち、解体、建築あるいは補修対象の建築物6の周囲に作
業者が立つことのできる横板7を敷設するためのパイプ
枠でなる足場8を構築し、この足場8に多数のクランプ
9を防護パネル1を併設する間隔に対応させて取り付け
る。クランプ9は、上方に折曲したL字状の係止片9a
を備えるものである。
【0020】次に、防護パネルのコーナー金具4の係止
孔41および枠材2の係止孔25にクランプ9の係止片
9aがそれぞれ入るように掛けて防護パネルを張る。こ
のようにして、次々と上方に向かって防護パネルを装着
する。防護パネル間は、弾性材3どうしが接触し、防
音、防塵効果がより完全となる。
孔41および枠材2の係止孔25にクランプ9の係止片
9aがそれぞれ入るように掛けて防護パネルを張る。こ
のようにして、次々と上方に向かって防護パネルを装着
する。防護パネル間は、弾性材3どうしが接触し、防
音、防塵効果がより完全となる。
【0021】このような上記実施例の防護パネルによれ
ば以下の効果を奏する。
ば以下の効果を奏する。
【0022】(1) パネル本体1の表裏の金属薄板11、
12でなる中空部内に発砲材を充填し固着しているの
で、軽量な割にパネル本体1自体の強度が大であること
と、パネル本体1に凹溝11a、12aを設けて曲げ強
度を大きくしていると共に、該凹溝11a、12aに枠
材固定部材13、14を設けて強度を高めていること
と、外周の枠材2、2を前記枠材固定部材13、14に
固定して枠体2とパネル本体1と枠材2との結合強度を
大としてパネル本体1と枠材2との位置関係の変位しに
くい構造としていることにより、強度の大きな防護パネ
ルが提供できる。また、これにより台風で強風を受けた
り、落下物等が当たってもたわみ変形が少なく、変形が
残留することも少ない。
12でなる中空部内に発砲材を充填し固着しているの
で、軽量な割にパネル本体1自体の強度が大であること
と、パネル本体1に凹溝11a、12aを設けて曲げ強
度を大きくしていると共に、該凹溝11a、12aに枠
材固定部材13、14を設けて強度を高めていること
と、外周の枠材2、2を前記枠材固定部材13、14に
固定して枠体2とパネル本体1と枠材2との結合強度を
大としてパネル本体1と枠材2との位置関係の変位しに
くい構造としていることにより、強度の大きな防護パネ
ルが提供できる。また、これにより台風で強風を受けた
り、落下物等が当たってもたわみ変形が少なく、変形が
残留することも少ない。
【0023】(2)当該防護パネルを構成する各要素に木
枠を使用していないため、枠材に雨が染み込んで強度が
低下することがないので、耐久性が向上し、繰返し長期
に渡り使用することが可能となる。
枠を使用していないため、枠材に雨が染み込んで強度が
低下することがないので、耐久性が向上し、繰返し長期
に渡り使用することが可能となる。
【0024】(3)パネル本体1の凹溝11a、12aに
枠材固定部材13、14を設け、外周の枠材2、2を前
記枠材固定部材13、14に固定しているので、解体作
業における被破壊物がパネルに衝突しても、枠材2がパ
ネル本体1から外れにくく、安全である。
枠材固定部材13、14を設け、外周の枠材2、2を前
記枠材固定部材13、14に固定しているので、解体作
業における被破壊物がパネルに衝突しても、枠材2がパ
ネル本体1から外れにくく、安全である。
【0025】(4)パネル本体1は表裏の金属薄板11、
12間に発砲材10を充填した残留変形の残りにくい柔
軟な構造であるため、パネル間の隙間ができにくく、遮
音性、防塵性が比較的良い。
12間に発砲材10を充填した残留変形の残りにくい柔
軟な構造であるため、パネル間の隙間ができにくく、遮
音性、防塵性が比較的良い。
【0026】また、各防護パネル間は、外周に設けた弾
性材3により隙間が塞がれ、チリや騒音等の洩れを防止
できるので、防音、防塵等の防護効果がより完全なもの
となる。
性材3により隙間が塞がれ、チリや騒音等の洩れを防止
できるので、防音、防塵等の防護効果がより完全なもの
となる。
【0027】(5) 当該防護パネルは、連続自動化ライン
で生産できるので、低コストで高品質なパネルが得られ
る。
で生産できるので、低コストで高品質なパネルが得られ
る。
【0028】(6) 前記パネル強度の増大により、従来よ
りも軽量化でき、高所での取付作業が容易となる。
りも軽量化でき、高所での取付作業が容易となる。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その要旨を変更しない範囲内で各構成部材やその組合わ
せについて、種々の変形、付加が可能である。
その要旨を変更しない範囲内で各構成部材やその組合わ
せについて、種々の変形、付加が可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1によれば、表裏の金属薄板の間
の中空部に発砲材を一体に充填してパネル本体を構成
し、また、パネル本体に凹溝を設けてその凹溝に枠材固
定部材を設け、その枠材固定部材に4周に外嵌した枠材
を固定した構造により、強度の大きな防護パネルが実現
できると共に、枠材がパネル本体から外れにくく、安全
性が向上する。また、金属製枠材を使用しているので、
従来の木枠使用の防護パネルに比較して耐久性の大きな
防護パネルが実現できる。また、パネル本体は残留変形
の少ない構造であるため、パネル間の隙間ができにく
く、遮音性、防塵性等の防護効果が比較的良好となる。
また、量産に適し、かつ軽量化できる。
の中空部に発砲材を一体に充填してパネル本体を構成
し、また、パネル本体に凹溝を設けてその凹溝に枠材固
定部材を設け、その枠材固定部材に4周に外嵌した枠材
を固定した構造により、強度の大きな防護パネルが実現
できると共に、枠材がパネル本体から外れにくく、安全
性が向上する。また、金属製枠材を使用しているので、
従来の木枠使用の防護パネルに比較して耐久性の大きな
防護パネルが実現できる。また、パネル本体は残留変形
の少ない構造であるため、パネル間の隙間ができにく
く、遮音性、防塵性等の防護効果が比較的良好となる。
また、量産に適し、かつ軽量化できる。
【0031】請求項2によれば、弾性材により各防護パ
ネル間の隙間を塞ぐことができるので、請求項1記載の
効果に加え、遮音性、防塵性等の防護効果がより完全な
ものとなる。
ネル間の隙間を塞ぐことができるので、請求項1記載の
効果に加え、遮音性、防塵性等の防護効果がより完全な
ものとなる。
【図1】本発明の防護パネルの一実施例を示す(ただし
コーナー金具を除く)分解斜視図である。
コーナー金具を除く)分解斜視図である。
【図2】(A)は本実施例のコーナー金具取付け構造を
説明する斜視図、(B)は本発明の防護パネルの一実施
例を示す斜視図である。
説明する斜視図、(B)は本発明の防護パネルの一実施
例を示す斜視図である。
【図3】(A)は本実施例の枠材固定部材の取付け構造
を説明する斜視図、(B)は本実施例のコーナー金具の
取付け構造を示す底面図、(C)は枠材のパネル本体へ
の固定構造を示す図2(B)のA−A断面図である。
を説明する斜視図、(B)は本実施例のコーナー金具の
取付け構造を示す底面図、(C)は枠材のパネル本体へ
の固定構造を示す図2(B)のA−A断面図である。
【図4】本実施例の防護パネルの使用方法を示す断面図
である。
である。
1 パネル本体 2 枠材 3 弾性材 4 コーナー金具 5 ねじ 10 発泡材 11、12 金属薄板 11a、12a 凹溝 13、14 枠材固定部材
Claims (2)
- 【請求項1】 金属薄板でなる表面材および裏面材の間
で形成された中空部内に樹脂製発泡材でなるパネルを一
体に充填して構成されたパネル本体と、少なくとも一方
の前記金属薄板の両端側にそれぞれ形成された凹溝と、
これら両凹溝内の全長にまたは部分的に嵌入された枠材
固定部材と、前記パネル本体の4周に外嵌され、かつ、
前記枠材固定部材に固定具により固定された金属製枠材
と、この金属製枠材の4隅に固定された防護パネル係止
用コーナー金具とを有することを特徴とする防護パネ
ル。 - 【請求項2】 前記枠材の外側全周に、隣接パネル間の
隙間を防ぐ弾性材を固着したことを特徴とする請求項1
記載の防護パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34879391A JPH0768775B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 防護パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34879391A JPH0768775B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 防護パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05156819A true JPH05156819A (ja) | 1993-06-22 |
JPH0768775B2 JPH0768775B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=18399402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34879391A Expired - Lifetime JPH0768775B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 防護パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0768775B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP34879391A patent/JPH0768775B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0768775B2 (ja) | 1995-07-26 |
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