JPH0515653A - 遊技場の電子管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】稼動状態、打止状態、フィーバー状態等を一見
して全体的に把握することができる遊技場の電子管理装
置を提供する。 【構成】色配分手段および表示設定手段により、表示手
段は画面上に各遊技機ごとの稼動状況、打止表示、フィ
ーバー表示を色分けして示す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、遊技用媒介物として小
球を用いるパチンコ機、貨幣、メダルを用いるアレンジ
ボール機、雀球パチンコ台等のメダルゲーム機、その他
この種のパチンコ台に適用することができる遊技場の電
子管理装置に関するものであり、特に、これらのパチン
コ台を分散管理する電子管理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種の電子管理装置では、各台
毎の総出玉数、打止回数、フィーバー発生回数等を、表
示画面の縦軸に台番号を示し、横軸に各数値を示すこと
により表示し、稼動状態、打止状態、フィーバー状態等
にある台番号を、表の下欄に羅列していた。

【０００３】［発明が解決しようとする課題］しかしな
がら、上述した従来の電子管理装置は、各台毎の稼動状
態、打止状態、フィーバー状態等を一見して全体的に捕
えることができず、遊技場全体の総括的管理には適さな
いという問題点があった。

【０００４】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、稼動状態、打止状態、フィーバー状態等を
一見して全体的に把握することができる遊技場の電子管
理装置を提供することを目的をする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】かかる目的を解決するた
め、本発明の要旨とするところは、 １ 複数台配置された遊技機の各々に対応して、その稼
動状況を検出する遊技機検出器と、打止信号に応じてゲ
ームの打止を行うゲーム打止装置とを設け、前記遊技機
を管理する遊技場の電子管理装置であって、前記遊技機
検出器からの検出信号に応じて、すべての遊技機の稼動
状況総合表示信号を出力する稼動状況総合監視手段と、
すべての遊技機の打止数を予め設定可能であり、打止信
号を前記ゲーム打止装置に出力するとともに、すべての
遊技機の総合打止表示信号を出力する打止総合制御手段
と、前記遊技機検出器からの検出信号に応じて、すべて
の遊技機の総合フィーバー表示信号を出力するフィーバ
ー総合監視手段と、前記稼動状況総合表示信号、前記総
合打止表示信号および前記総合フィーバー表示信号の各
信号に応じて色分け配分し、配分した色分けに応じて色
配分信号を出力する色配分手段と、前記稼動状況総合表
示信号、前記総合打止表示信号および前記総合フィーバ
ー表示信号と、前記色配分信号とを結合させ、表示設定
信号を出力する表示設定手段と、前記表示設定信号に応
じて画面上に表示を行う表示手段とを有することを、特
徴とする遊技場の電子管理装置。

【０００６】２ 複数台配置された遊技機の各々に対応
して、その稼動状況を検出する遊技機検出器と、打止信
号に応じてゲームの打止を行うゲーム打止装置とを設
け、前記遊技機４台毎に１台の端末管理装置を付帯さ
せ、複数の前記端末管理装置を集積管理装置により集中
管理する遊技場の電子管理装置であって、前記端末管理
装置は、前記遊技機４台の、前記遊技機検出器からの検
出信号を受けて、各遊技機の端末稼動状況監視信号およ
び端末稼動状況監視表示信号を出力する稼動状況端末監
視手段と、前記遊技機４台の、打止数を予め設定可能で
あり、前記端末稼動状況監視信号を受けて、打止信号を
前記ゲーム打止装置に出力するとともに、各遊技機の端
末打止表示信号を出力する打止端末制御手段と、前記遊
技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を受け
て、各遊技機の端末フィーバー表示信号を出力するフィ
ーバー端末監視手段とを有し、前記集積管理装置は、前
記端末管理装置を介して、すべての遊技機の稼動状況総
合表示信号を出力する稼動状況総合監視手段と、すべて
の遊技機の打止数を予め設定可能であり、前記端末管理
装置に打止信号の出力を指示するとともに、すべての遊
技機の総合打止表示信号を出力する打止総合制御手段
と、前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の総合
フィーバー表示信号を出力するフィーバー総合監視手段
と、前記稼動状況総合表示信号、前記総合打止表示信号
および前記総合フィーバー表示信号の各信号に応じて色
分け配分し、配分した色分けに応じて色配分信号を出力
する色配分手段と、前記稼動状況総合表示信号、前記総
合打止表示信号および前記総合フィーバー表示信号と、
前記色配分信号とを結合させ、表示設定信号を出力する
表示設定手段と、前記表示設定信号に応じて画面上に表
示を行う表示手段とを有することを、特徴とする遊技場
の電子管理装置。

【０００７】３ 前記稼動状況端末監視手段は、前記遊
技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を受け
て、各遊技機の入玉数および出玉数の端末入玉・出玉表
示信号を出力し、入玉数と出玉数との差玉数を演算して
端末差玉数信号として出力するとともに、端末差玉表示
信号を出力する入玉・出玉端末監視手段を有し、前記打
止端末制御手段は、前記遊技機４台の、打止数を予め設
定可能であり、前記端末差玉数信号から前記差玉数が該
打止数に達したか否か比較し、該打止数に達すると打止
信号を前記ゲーム打止装置に出力するとともに、各遊技
機の端末打止表示信号を出力し、前記稼動状況総合監視
手段は、前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の
入玉数および出玉数の総合入玉・出玉表示信号を出力
し、入玉数と出玉数との差玉数の総合差玉表示信号を出
力する入玉・出玉総合監視手段を有し、前記色配分手段
は、前記総合入玉・出玉表示信号、前記総合差玉表示信
号、前記総合打止表示信号および前記総合フィーバー表
示信号の各信号に応じて、色分けの配分が可能であり、
配分した色分けに応じて色配分信号を出力し、前記表示
設定手段は、前記総合入玉・出玉表示信号、前記総合差
玉表示信号、前記総合打止表示信号および前記総合フィ
ーバー表示信号と前記色配分信号とを結合させ、表示設
定信号を出力することを、特徴とする１項または２項記
載の遊技場の電子管理装置。

【０００８】４ 前記遊技機の各々に、さらに、補給信
号に応じて玉の補給を行う補給装置を設け、前記ゲーム
打止装置は打止解放信号に応じて打止の解放を行い、前
記端末管理装置は、さらに、前記ゲーム打止装置に打止
解放信号を出力する端末打止解放手段と、前記ゲーム打
止装置に打止の解放信号を出力するとともに、前記補給
装置に補給信号を出力する端末特別追加手段と、前記遊
技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を受け
て、端末打止解放状態表示信号を出力する端末打止解放
状態監視手段と、前記遊技機４台の、前記遊技機検出器
からの検出信号を受けて、端末特別追加状態表示信号を
出力する端末特別追加状態監視手段とを有し、前記集積
管理装置は、さらに、前記端末管理装置を介して、前記
ゲーム打止装置に打止解放信号を出力する総合打止解放
手段と、前記端末管理装置を介して、前記ゲーム打止装
置に打止の解放信号を出力するとともに、前記補給装置
に補給信号を出力する総合特別追加手段と、前記端末管
理装置を介して、すべての遊技機の総合打止解放状態表
示信号を出力する総合打止解放状態監視手段と、前記端
末管理装置を介して、すべての遊技機の総合特別追加状
態表示信号を出力する総合特別追加状態監視手段とを有
し、前記色配分手段は、さらに、前記総合打止解放状態
表示信号および前記総合特別追加状態表示信号に応じ
て、色分けの配分が可能であり、配分した色分けに応じ
て色配分信号を出力し、前記表示設定手段は、前記稼動
状況総合表示信号、前記総合打止表示信号、前記総合フ
ィーバー表示信号、前記総合打止解放状態表示信号およ
び前記総合特別追加状態表示信号と前記色配分信号とを
結合させ、表示設定信号を出力することを、特徴とする
１項，２項または３項記載の遊技場の電子管理装置。

【０００９】５ 前記表示設定手段は、前記稼動状況総
合表示信号、前記総合打止表示信号および前記総合フィ
ーバー表示信号と前記色配分信号とを結合させて、ます
目状グラフの表示設定信号を出力する、ます目状グラフ
表示設定手段を有し、該ます目状グラフでは、１台の遊
技機が１ますで表示され、前記表示信号毎に配分された
色分けで表示されることを特徴とする１項，２項または
３項記載の遊技場の電子管理装置。

【００１０】６ 前記表示設定手段は、前記稼動状況総
合表示信号、前記総合打止表示信号および前記総合フィ
ーバー表示信号と前記色配分信号とを結合させて、円グ
ラフの表示設定信号を出力する円グラフ表示設定手段を
有し、該円グラフでは、前記表示信号毎に配分された色
分けで表示されることを特徴とする１項，２項，３項ま
たは４項記載の遊技場の電子管理装置。

【００１１】７ 複数台配置された遊技機の各々に、そ
の異常を検出する異常検出部を設け、前記遊技機４台毎
に１台の端末管理装置を付帯させ、複数の前記端末管理
装置を、表示手段を有する集積管理装置により集中管理
する遊技場の電子管理装置であって、前記端末管理装置
は、前記異常検出部からの検出信号を受けて、異常と判
断したとき異常信号を出力する異常端末監視手段を有
し、前記集積管理装置は、前記端末管理装置を介し、前
記異常信号に応じて、異常表示設定信号を出力する表示
設定手段と、前記異常表示設定信号に応じて、前記表示
手段の表示設定信号を前記異常表示設定信号に優先的に
切換え、前記表示手段に異常表示を表示させる表示切換
手段とを有することを、特徴とする遊技場の電子管理装
置。 ８ 複数台配置された遊技機の各々に、その異常を検出
する異常検出部を設け、前記遊技機４台毎に１台の端末
管理装置を付帯させ、複数の前記端末管理装置を、表示
手段を有する集積管理装置により集中管理する遊技場の
電子管理装置であって、前記端末管理装置は、前記異常
検出部からの検出信号を受けて、異常と判断したとき異
常信号を出力する異常端末監視手段を有し、前記集積管
理装置は、前記端末管理装置を介し、前記異常信号に応
じて、異常表示設定信号を出力する表示設定手段と、前
記異常表示設定信号に応じて、前記表示手段の表示設定
信号と前記異常表示設定信号とを合成し、前記表示手段
の画面の一部に異常表示を表示させるウインド表示合成
手段とを有することを、特徴とする遊技場の電子管理装
置に存する。

【００１２】

【作用】色配分手段は、稼動状況総合監視手段からの稼
動状況総合表示信号、打止総合制御手段からの総合打止
表示信号およびフィーバー総合監視手段からの総合フィ
ーバー表示信号の各信号に応じて、色分け配分し、配分
した色分けに応じて色配分信号を出力する。

【００１３】表示設定手段は、稼動状況総合表示信号、
総合打止表示信号および総合フィーバー表示信号と、色
配分信号とを結合させ、表示設定信号を出力する。

【００１４】表示手段は、表示設定信号に応じて、画面
上に、各台毎の稼動状況、打止表示、フィーバー表示を
色分けして示すことができる。

【００１５】遊技機４台毎に１台の端末管理装置を付帯
させ、複数の前記端末管理装置を集積管理装置により集
中管理する場合には、仮に、端末管理装置が故障したと
しても、それに接続されている４台の遊技機と４台の玉
貸出機が稼動停止するのみで、被害を最小限とすること
ができる。

【００１６】稼動状況端末監視手段が入玉・出玉端末監
視手段を有し、稼動状況総合監視手段が入玉・出玉総合
監視手段を有する場合には、入玉数、出玉数および差玉
数についての情報に基づいて色分け表示することができ
る。

【００１７】さらに、端末管理装置と集積管理装置と
に、端末または総合の打止解放状態監視手段、特別追加
状態監視手段を設けた場合には、打止解放状態、特別追
加状態についての情報に基づいて色分け表示することが
できる。

【００１８】ます目状グラフ表示設定手段を有する場合
には、１台の遊技機が１ますで表示されるので、遊技場
全体の状況を一目で容易に把握することができる。

【００１９】円グラフ表示設定手段を有する場合には、
全体の台に対する各状況にある台の割合を容易に把握す
ることができる。

【００２０】異常端末監視手段と表示切換手段を有する
場合には、表示手段の表示を異常表示に優先的に切り換
えるため、異常を優先して知ることができる。

【００２１】異常端末監視手段とウインド表示合成手段
を有する場合には、以前から見ている画面に影響なく、
異常表示を同時に見ることができる。

【００２２】なお、端末管理装置は、集積管理装置と同
様の機能をもっているので、集積管理装置が故障した場
合にも、端末管理装置は独自に作動し、遊技機等が停止
することがない。

【００２３】また、遊技機等の４台毎の管理は、２台毎
に管理装置１台が設けられる場合に比べて、システムの
コストを安くすることができるとともに、４台毎は、電
子管理装置によって制御するとき、データとして扱いや
すい。

【００２４】

【実施例】本発明をパチンコ機に適用した場合の実施例
について図面を参照して説明する。

【００２５】図６は、遊技場の斜視図を示す。

【００２６】遊技場には、複数の島２が配置されてい
る。

【００２７】各島２は、図５で示すように、複数台の遊
技機１と玉貸出機３と景品玉計数機４とを備えている。

【００２８】図１は本発明の電子管理装置を示す概略ブ
ロック図を示している。

【００２９】すなわち、複数台配置された遊技機１の各
々には、その稼動状況を検出する遊技機検出器１１が設
けられている。

【００３０】遊技機検出器１１は、遊技機の入玉と出玉
を検出する入玉・出玉検出部、遊技機への玉補給状況を
検出する玉補給検出部、打止異常、補給異常、出玉異
常、入玉異常等の異常を検出する異常検出部、フィーバ
ー状態を検出するフィーバー検出部、打止状態を検出す
る打止状態検出部等の検出部を有している。

【００３１】なお、入玉・出玉の状況、遊技機への玉補
給状況、打止異常、補給異常、出玉異常、入玉異常等の
異常状況、フィーバー状態、打止状態等を総称して、
「稼動状況」という。

【００３２】また、「フィーバー」とは、遊技機の電気
役物が動作され、入賞率が大幅に高められた状態をい
う。

【００３３】複数台配置された玉貸出機３の各々には、
その入金状況を検出する貸出機検出器３１が設けられて
いる。

【００３４】貸出機検出器３１は、１００円玉検出部、
５００円玉検出部、千円札検出部等の検出部を有してい
る。

【００３５】複数台配置された遊技機１の各々は補給皿
を有し、補給信号に応じて玉の補給を補給皿に行う補給
装置１２が設けられ、また打止信号に応じてゲームの打
止（停止）を行うとともに、打止解放信号に応じてゲー
ムの打止を解放するゲーム打止装置が設けられている。

【００３６】ゲーム打止装置は、玉の投入口の遮蔽装
置、または遊技機のハンドルを固定し、玉の動作を停止
可能なハンドル固定装置等からなっている。

【００３７】そして、４台の遊技機１および４台の玉貸
出機３毎に１台の端末管理装置５が付帯されている。

【００３８】各島２の端末管理装置５は、集積管理装置
６により集中管理されている。

【００３９】端末管理装置５は、入玉・出玉端末監視手
段５１、貸出機端末監視手段５２、玉補給端末監視手段
５３、端末打止制御手段５４、異常端末監視手段５５、
フィーバー端末監視手段５６、端末打止解放手段５７、
端末特別追加手段５８、端末打止解放状態監視手段５
９、端末特別追加状態監視手段６０を有している。

【００４０】入玉・出玉端末監視手段５１は、４台の遊
技機１の、遊技機検出器１１からの検出信号を受けて、
各遊技機１の入玉数および出玉数の端末入玉・出玉表示
信号を出力し、入玉数と出玉数との差玉数を演算して端
末差玉数信号として出力するとともに、差玉表示信号を
出力するものである。 なお、入玉・出玉端末監視手段
５１は、稼動状況端末監視手段として、遊技機の稼動、
非稼動の状況を監視することも可能である。

【００４１】このとき、端末差玉数信号は端末稼動状況
監視信号として機能し、端末差玉表示信号は端末稼動状
況監視表示信号として機能する。

【００４２】貸出機端末監視手段５２は、４台の玉貸出
機３の、貸出機検出器３１からの検出信号を受けて、各
玉貸出機３への入金額を記憶するものである。 玉補給
端末監視手段５３は、４台の遊技機１の、遊技機検出器
１１からの検出信号を受けて、各遊技機１の玉補給状況
を記憶するとともに、補給装置１２に補給信号を出力す
る。

【００４３】端末打止制御手段５４は、４台の遊技機１
の、打止数を予め設定可能であり、端末差玉数信号から
差玉数が該打止数に達したか否か比較し、該打止数に達
すると打止信号をゲーム打止装置に出力するとともに、
各遊技機１の打止表示信号を出力するものである。

【００４４】異常端末監視手段５５は、４台の遊技機１
の、遊技機検出器１１からの検出信号を受けて、異常と
判断したとき異常信号を出力するものである。

【００４５】フィーバー端末監視手段５６は、４台の遊
技機１の、遊技機検出器１１からの検出信号を受けて、
各遊技機１のフィーバー表示信号を出力するものであ
る。

【００４６】端末打止解放手段５７は、打止解放信号を
出力することが可能な手段である。

【００４７】端末特別追加手段５８は、ゲーム打止装置
に打止解放信号を出力するとともに、補給装置１２に補
給信号を出力するものである。

【００４８】端末打止解放状態監視手段５９は、４台の
遊技機１の、遊技機検出器１１からの検出信号を受け
て、打止解放状態表示信号を出力するものである。

【００４９】端末特別追加状態監視手段６０は、４台の
遊技機１の、遊技機検出器１１からの検出信号を受け
て、特別追加状態表示信号を出力するものである。

【００５０】具体的には、端末管理装置５は、図２で示
すように、信号入力部１５１と、制御部１５２と、メモ
リ１５３と、信号出力部１５４と、ネットワーク制御部
１５５とにより、上記手段を構成している。

【００５１】信号入力部１５１は、遊技機１および玉貸
出機３から検出信号を入力し、制御部１５２に信号を送
る。

【００５２】制御部１５２は、その信号に応じて、信号
入力部１５１からデータをメモリ１５３に入力させる。
その後、制御部１５２は、メモリ１５３から記憶された
データを得て、演算処理し、メモリ１５３に記憶させ
る。

【００５３】そして、信号出力部１５４は、制御部１５
２からの信号に応じて、メモリ１５３から得たデータ
を、出力信号として発する。

【００５４】さらに、ネットワーク制御部１５５は、制
御部１５２からの信号に応じて、メモリ１５３からデー
タを得る。

【００５５】ネットワーク制御部１５５は、集積管理装
置６の島コントローラ部１６３と連絡している。

【００５６】こうして、端末管理装置５は、各種信号検
出とデータ処理、遊技機等の状態管理と制御、各種外部
インターフェイスへの信号出力、補給信号の出力、島ネ
ットワークを通じたデータ伝送等を行う。図１に示すよ
うに、集積管理装置６は、入玉・出玉総合監視手段６１
と、貸出機総合監視手段６２と、玉補給総合監視手段６
３と、打止総合制御手段６４と、異常総合監視手段６５
と、フィーバー総合監視手段６６と、総合打止解放手段
６７、総合特別追加手段６８を有している。

【００５７】入玉・出玉総合監視手段６１は、端末管理
装置５を介して、すべての遊技機１の入玉数および出玉
数の総合入玉・出玉表示信号を出力し、入玉数と出玉数
との差玉数の総合差玉表示信号を出力するものである。

【００５８】なお、入玉・出玉総合監視手段６１は、稼
動状況総合監視手段として、遊技機の稼動、非稼動の状
況を監視することも可能である。

【００５９】このとき、総合差玉表示信号は、稼動状況
総合表示信号として機能する。

【００６０】貸出機総合監視手段６２は、端末管理装置
５を介して、すべての玉貸出機３への入金額を記録する
ものである。

【００６１】玉補給総合監視手段６３は、端末管理装置
５を介して、すべての遊技機１の玉補給状況を記録する
とともに、端末管理装置５に補給信号の出力を指示可能
なものである。

【００６２】打止総合制御手段６４は、すべての遊技機
１の打止数を予め設定可能であり、端末管理装置５を介
して、打止数に達すると端末管理装置５に打止信号の出
力を指示するとともに、すべての遊技機の総合打止表示
信号を出力するものである。

【００６３】異常総合監視手段６５は、端末管理装置５
を介して、すべての遊技機１の異常を記録するものであ
る。

【００６４】フィーバー総合監視手段６６は、端末管理
装置５を介して、すべての遊技機１の総合フィーバー表
示信号を出力するものである。

【００６５】総合打止解放手段６７は、端末打止解放手
段５７に打止信号の出力を指示することにより、ゲーム
打止装置に打止解放信号を出力することが可能な手段で
ある。

【００６６】総合特別追加手段６８は、端末管理装置５
を介して、ゲーム打止装置に打止の解放信号を出力する
とともに、補給装置１２に補給信号を出力するものであ
る。

【００６７】総合打止解放状態監視手段６９は、端末管
理装置５を介して、すべての遊技機１の総合打止解放状
態表示信号を出力するものである。

【００６８】総合特別追加状態監視手段７０は、端末管
理装置５を介して、すべての遊技機１の総合特別追加状
態表示信号を出力するものである。

【００６９】また、集積管理装置６は、色配分手段７１
と、表示設定手段７３と、表示手段７５と、表示切換手
段７７と、ウインド表示合成手段８１とを有している。

【００７０】色配分手段７１は、総合入玉・出玉表示信
号、総合差玉表示信号、総合打止表示信号、総合フィー
バー表示信号、打止解放状態表示信号、総合特別追加状
態表示信号の各信号に応じて色分け配分し、配分した色
分けに応じて色配分信号を出力するものである。

【００７１】表示設定手段７３は、総合入玉・出玉表示
信号、総合差玉表示信号、総合打止表示信号、総合フィ
ーバー表示信号、打止解放状態表示信号、および総合特
別追加状態表示信号と、色配分信号とを結合させ、表示
設定信号を出力するものである。

【００７２】表示設定手段７３は、ます目状グラフ表示
設定手段７８と円グラフ表示設定手段７９とを有する。

【００７３】ます目状グラフ表示設定手段７８は、総合
入玉・出玉表示信号、総合差玉表示信号、総合打止表示
信号、総合フィーバー表示信号、総合打止解放状態表示
信号、および総合特別追加状態表示信号と、色配分信号
とを結合させて、ます目状グラフの表示設定信号を出力
するものである。

【００７４】この、ます目状グラフは、図７に示すよう
に、１台の遊技機が１ますで表示され、表示信号毎に配
分された色分けで表示されるものである。 図７では、
稼動台と、非稼動台と、フィーバー台と、打止台と、異
状台とに、色分けされる。また、表の下には、打止台、
フィーバー台、解放台、特別追加台等の表示が台番号に
より表示される。

【００７５】なお、この表示は、新たに打止、フィーバ
ー等になったものが図７の右側に表示され、古いものは
左側へと順次送られるようになっている。

【００７６】円グラフ表示設定手段７９は、総合入玉・
出玉表示信号、総合差玉表示信号、総合打止表示信号、
総合フィーバー表示信号、総合打止解放状態表示信号、
および総合特別追加状態表示信号と、色配分信号とを結
合させて、円グラフの表示設定信号を出力するものであ
る。

【００７７】円グラフでは、図９に示すように、これら
の表示信号毎に配分された色分けで表示される。

【００７８】また、表示設定手段７３は、図８で示すよ
うに、遊技機各台の詳細な状況を表示させることもでき
る。

【００７９】図８によれば、台番号毎に、特別追加、打
止、持玉、総入玉、総出玉、総差玉のそれぞれの玉数等
の詳細が表示され、表の下には、打止台、フィーバー
台、解放台、特別追加台等の表示が台番号により表示さ
れる。

【００８０】また、表示設定手段７３は、端末管理装置
５を介し、異常信号に応じて、異常表示設定信号を出力
するものである。

【００８１】異常表示は、図１０に示すように、画面８
０上に幾つかの欄を設け、欄１７６に最新の異常が発生
した遊技機１の台番号を、欄１７７に最新の異常が発生
した島２の島番号を、欄１７８に遊技機１に関する異常
の詳細を、欄１７９に島２に関する異常の詳細を表示す
る。

【００８２】表示手段７５は、表示設定信号および異常
表示設定信号に応じて画面８０に表示および異常表示を
行うものである。

【００８３】表示切換手段７７は、異常表示設定信号に
応じて、表示手段７５の表示設定信号を異常表示設定信
号に優先的に切換えることにより、表示手段７５の表示
を異常表示に優先的に切り換えて表示させる手段であ
る。

【００８４】ウインド表示合成手段８１は、表示切換手
段７７と選択的に用いられ、異常表示設定信号に応じ
て、表示手段７５の表示設定信号と異常表示設定信号と
を合成し、表示手段７５の画面８０の一部に異常表示を
表示させる手段である。表示手段７５は、図１１（Ａ）
に示す通常の画面８０から自動飛び出しにより、図１１
（Ｂ）に示すように、画面８０の一部にウインド８２を
形成して、そのウインド８２に異常表示を行うこととな
る。

【００８５】具体的には、集積管理装置６は、図３で示
すように、制御部１６１と、メモリ１６２と、島コント
ローラ部１６３と、制御盤１６４と、通信ポート部１６
５とにより、上記手段を構成している。

【００８６】そして、端末管理装置５から送られてくる
データの処理、蓄積、制御盤への表示データの作成、印
刷データの作成、遊技機１への各種制御指令の受付と発
行、各種定数の管理、通信ポートの制御等を行ってい
る。

【００８７】制御盤１６４は、図４で示すように、回線
制御部１７１と、入力部１７２と、表示部１７３と、印
刷部１７４と、表示設定部１７４とを有している。

【００８８】そして、各遊技機への制御要求、各遊技
機、遊技場の状態表示、集計データの印刷、異常の通知
等を行うものである。

【００８９】なお、本発明で、「遊技機」とは、例え
ば、パチンコ機、アレンジボール機、雀球パチンコ台等
のメダルゲーム機、その他この種のパチンコ台であり、
「玉」とは、例えば、パチンコ機で用いられる小球、ア
レンジボール機や雀球パチンコ台等で用いられる貨幣や
メダル、その他この種のパチンコ台で用いられる遊技用
媒介物をいう。

【００９０】次に、作用について説明する。色配分手段
７１は、入玉・出玉総合監視手段６１からの総合入玉・
出玉表示信号、総合差玉表示信号、打止総合制御手段６
４からの総合打止表示信号、フィーバー総合監視手段６
６からの総合フィーバー表示信号、総合打止解放状態監
視手段６９からの打止解放状態表示信号、総合特別追加
状態監視手段７０からの総合特別追加状態表示信号の各
信号に応じて色分け配分し、配分した色分けに応じて色
配分信号を出力する。

【００９１】表示設定手段７３は、入玉・出玉総合監視
手段６１からの総合入玉・出玉表示信号、総合差玉表示
信号、打止総合制御手段６４からの総合打止表示信号、
フィーバー総合監視手段６６からの総合フィーバー表示
信号、総合打止解放状態監視手段６９からの打止解放状
態表示信号、総合特別追加状態監視手段７０からの総合
特別追加状態表示信号と、色配分信号とを結合させ、表
示設定信号を出力する。

【００９２】表示手段７５は、使用者の要求に応じて、
ます目状グラフ表示設定手段７８または円グラフ表示設
定手段７９の一方の表示設定信号に応じて、画面８０上
に、各台毎の総合入玉・出玉表示信号、総合差玉表示信
号、総合打止表示信号、総合フィーバー表示信号、総合
打止解放状態表示信号、および総合特別追加状態表示信
号と、色配分信号とが結合した、ます目状グラフまたは
円グラフの表示を行う。

【００９３】このため、表示手段７５では、図７に示す
ように、ます目状グラフにより１台の遊技機が１ますで
表示され、稼動状況表示、非稼動状況表示、打止表示、
フィーバー表示、打止解放状態表示、および特別追加状
態表示が、各ます目毎に色分けして表示されるので、遊
技場全体の状況を一目で容易に把握することができる。

【００９４】また、表示手段７５では、図８に示すよう
に、各台の詳細な状況を示すことにより、玉数、回数等
の遊技機の詳細な状況を一目で容易に把握することがで
きる。

【００９５】また、円グラフの場合には、図９で示すよ
うに、全体の台に対する各状況にある台の割合を、色別
で容易に把握することができる。

【００９６】さらに、異常があった場合、表示切換手段
７７が表示手段７５の表示を異常表示に優先的に切り換
えるため、異常を優先して知ることができる。

【００９７】表示切換手段７７をウインド表示合成手段
８１に切換えた場合には、異常があったとき、現在見て
いる画面８０は切り換わらずに大部分はそのままであ
り、異常表示は画面８０の一部をなすウインド８２に表
示されるので、以前から見ている画面に影響なく、異常
表示を同時に見ることができる。従って、現在行ってい
る操作に支障をきたすおそれがなく、管理装置の操作を
スムーズに行うことができ、遊技場の管理をスムーズに
行うことができる。

【００９８】さらに、１台の集積管理装置６が４台の端
末管理装置５を備え、これで４台の遊技機１と４台の玉
貸出機３を管理しているので、仮に、端末管理装置５が
故障したとしても、それに接続されている４台の遊技機
１と４台の玉貸出機３が稼動停止するのみで、被害を最
小限とすることができる。

【００９９】また、端末管理装置５は、集積管理装置６
と同様の上述の機能をもっているので、集積管理装置６
が故障した場合にも、端末管理装置５は独自に作動し、
遊技機等が停止することがない。

【０１００】また、遊技機等の４台毎の管理は、２台毎
に管理装置１台が設けられる場合に比べて、システムの
コストを安くすることができるとともに、４台毎は、電
子管理装置によって制御するとき、データとして扱いや
すい。

【０１０１】

【発明の効果】稼動状態、打止状態、フィーバー状態等
を一見して全体的に把握することができるため、遊技場
の管理が容易となる。

【０１０２】１台の集積管理装置が４台の端末管理装置
を備え、これで４台の遊技機と４台の玉貸出機を管理す
る場合には、仮に、電子管理装置が故障したとしても、
それに接続されている４台の遊技機と４台の玉貸出機が
稼動停止するのみで、被害を最小限とすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の電子管理装置を示す概略ブロック図で
ある。

【図２】端末管理装置の機能を示すブロック図である。

【図３】集積管理装置の機能を示すブロック図である。

【図４】集積管理装置の制御盤の機能を示すブロック図
である。

【図５】遊技機島の斜視図である。

【図６】遊技場の斜視図である。

【図７】稼動状況をます目状グラフで表示する画面の正
面図である。

【図８】遊技機の稼動状況の明細を表示する画面の正面
図である。

【図９】稼動状況を円グラフで表示する画面の正面図で
ある。

【図１０】異常時の監視画面を示す正面図である。

【図１１】ウインド表示による異常時の監視画面を示す
概略正面図である。

【符号の説明】

１…遊技機、２…島、３…玉貸出機、４…景品玉計数
機、５…端末管理装置、６…集積管理装置、１１…遊技
機検出器、１２…補給装置、３１…貸出機検出器、５１
…入玉・出玉端末監視手段、５２…貸出機端末監視手
段、５３…玉補給端末監視手段、５４…打止端末制御手
段、５５…異常端末監視手段、５６…フィーバー端末監
視手段、５７…端末打止解放手段、５８…端末特別追加
手段、５９…端末打止解放状態監視手段、６０…端末特
別追加状態監視手段、６１…入玉・出玉総合監視手段、
６２…貸出機総合監視手段、６３…玉補給総合監視手
段、６４…打止総合制御手段、６５…異常総合監視手
段、６６…フィーバー総合監視手段、６７…総合打止解
放手段、６８…総合特別追加手段、６９…総合打止解放
状態監視手段、７０…総合特別追加状態監視手段、７１
…色配分手段、７３…表示設定手段、７５…表示手段、
７７…表示切換手段、７８…ます目状グラフ表示設定手
段、７９…円グラフ表示設定手段、８１…ウインド表示
合成手段、８２…ウインド。

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】複数台配置された遊技機の各々に対応し
   て、その稼動状況を検出する遊技機検出器と、打止信号
   に応じてゲームの打止を行うゲーム打止装置とを設け、 前記遊技機を管理する遊技場の電子管理装置であって、 前記遊技機検出器からの検出信号に応じて、すべての遊
   技機の稼動状況総合表示信号を出力する稼動状況総合監
   視手段と、 すべての遊技機の打止数を予め設定可能であり、打止信
   号を前記ゲーム打止装置に出力するとともに、すべての
   遊技機の総合打止表示信号を出力する打止総合制御手段
   と、 前記遊技機検出器からの検出信号に応じて、すべての遊
   技機の総合フィーバー表示信号を出力するフィーバー総
   合監視手段と、 前記稼動状況総合表示信号、前記総合打止表示信号およ
   び前記総合フィーバー表示信号の各信号に応じて色分け
   配分し、配分した色分けに応じて色配分信号を出力する
   色配分手段と、 前記稼動状況総合表示信号、前記総合打止表示信号およ
   び前記総合フィーバー表示信号と、前記色配分信号とを
   結合させ、表示設定信号を出力する表示設定手段と、 前記表示設定信号に応じて画面上に表示を行う表示手段
   とを有することを、 特徴とする遊技場の電子管理装置。
2. 【請求項２】複数台配置された遊技機の各々に対応し
   て、その稼動状況を検出する遊技機検出器と、打止信号
   に応じてゲームの打止を行うゲーム打止装置とを設け、 前記遊技機４台毎に１台の端末管理装置を付帯させ、複
   数の前記端末管理装置を集積管理装置により集中管理す
   る遊技場の電子管理装置であって、 前記端末管理装置は、 前記遊技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を
   受けて、各遊技機の端末稼動状況監視信号および端末稼
   動状況監視表示信号を出力する稼動状況端末監視手段
   と、 前記遊技機４台の、打止数を予め設定可能であり、前記
   端末稼動状況監視信号を受けて、打止信号を前記ゲーム
   打止装置に出力するとともに、各遊技機の端末打止表示
   信号を出力する打止端末制御手段と、 前記遊技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を
   受けて、各遊技機の端末フィーバー表示信号を出力する
   フィーバー端末監視手段とを有し、 前記集積管理装置は、 前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の稼動状況
   総合表示信号を出力する稼動状況総合監視手段と、 すべての遊技機の打止数を予め設定可能であり、前記端
   末管理装置に打止信号の出力を指示するとともに、すべ
   ての遊技機の総合打止表示信号を出力する打止総合制御
   手段と、 前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の総合フィ
   ーバー表示信号を出力するフィーバー総合監視手段と、 前記稼動状況総合表示信号、前記総合打止表示信号およ
   び前記総合フィーバー表示信号の各信号に応じて色分け
   配分し、配分した色分けに応じて色配分信号を出力する
   色配分手段と、 前記稼動状況総合表示信号、前記総合打止表示信号およ
   び前記総合フィーバー表示信号と、前記色配分信号とを
   結合させ、表示設定信号を出力する表示設定手段と、 前記表示設定信号に応じて画面上に表示を行う表示手段
   とを有することを、 特徴とする遊技場の電子管理装置。
3. 【請求項３】前記稼動状況端末監視手段は、 前記遊技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を
   受けて、各遊技機の入玉数および出玉数の端末入玉・出
   玉表示信号を出力し、入玉数と出玉数との差玉数を演算
   して端末差玉数信号として出力するとともに、端末差玉
   表示信号を出力する入玉・出玉端末監視手段を有し、 前記打止端末制御手段は、前記遊技機４台の、打止数を
   予め設定可能であり、 前記端末差玉数信号から前記差玉数が該打止数に達した
   か否か比較し、該打止数に達すると打止信号を前記ゲー
   ム打止装置に出力するとともに、各遊技機の端末打止表
   示信号を出力し、 前記稼動状況総合監視手段は、 前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の入玉数お
   よび出玉数の総合入玉・出玉表示信号を出力し、入玉数
   と出玉数との差玉数の総合差玉表示信号を出力する入玉
   ・出玉総合監視手段を有し、 前記色配分手段は、前記総合入玉・出玉表示信号、前記
   総合差玉表示信号、前記総合打止表示信号および前記総
   合フィーバー表示信号の各信号に応じて、色分けの配分
   が可能であり、配分した色分けに応じて色配分信号を出
   力し、 前記表示設定手段は、前記総合入玉・出玉表示信号、前
   記総合差玉表示信号、 前記総合打止表示信号および前記総合フィーバー表示信
   号と前記色配分信号とを結合させ、表示設定信号を出力
   することを、 特徴とする請求項１または２記載の遊技場の電子管理装
   置。
4. 【請求項４】前記遊技機の各々に、さらに、補給信号に
   応じて玉の補給を行う補給装置を設け、 前記ゲーム打止装置は打止解放信号に応じて打止の解放
   を行い、 前記端末管理装置は、さらに、 前記ゲーム打止装置に打止解放信号を出力する端末打止
   解放手段と、 前記ゲーム打止装置に打止の解放信号を出力するととも
   に、前記補給装置に補給信号を出力する端末特別追加手
   段と、 前記遊技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を
   受けて、端末打止解放状態表示信号を出力する端末打止
   解放状態監視手段と、 前記遊技機４台の、前記遊技機検出器からの検出信号を
   受けて、端末特別追加状態表示信号を出力する端末特別
   追加状態監視手段とを有し、 前記集積管理装置は、さらに、 前記端末管理装置を介して、前記ゲーム打止装置に打止
   解放信号を出力する総合打止解放手段と、 前記端末管理装置を介して、前記ゲーム打止装置に打止
   の解放信号を出力するとともに、前記補給装置に補給信
   号を出力する総合特別追加手段と、 前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の総合打止
   解放状態表示信号を出力する総合打止解放状態監視手段
   と、 前記端末管理装置を介して、すべての遊技機の総合特別
   追加状態表示信号を出力する総合特別追加状態監視手段
   とを有し、 前記色配分手段は、さらに、前記総合打止解放状態表示
   信号および前記総合特別追加状態表示信号に応じて、色
   分けの配分が可能であり、配分した色分けに応じて色配
   分信号を出力し、 前記表示設定手段は、前記稼動状況総合表示信号、前記
   総合打止表示信号、前記総合フィーバー表示信号、前記
   総合打止解放状態表示信号および前記総合特別追加状態
   表示信号と前記色配分信号とを結合させ、表示設定信号
   を出力することを、 特徴とする請求項１，２または３記載の遊技場の電子管
   理装置。
5. 【請求項５】前記表示設定手段は、前記稼動状況総合表
   示信号、前記総合打止表示信号および前記総合フィーバ
   ー表示信号と前記色配分信号とを結合させて、ます目状
   グラフの表示設定信号を出力する、ます目状グラフ表示
   設定手段を有し、 該ます目状グラフでは、１台の遊技機が１ますで表示さ
   れ、前記表示信号毎に配分された色分けで表示されるこ
   とを特徴とする請求項１，２または３記載の遊技場の電
   子管理装置。
6. 【請求項６】前記表示設定手段は、 前記稼動状況総合表示信号、前記総合打止表示信号およ
   び前記総合フィーバー表示信号と前記色配分信号とを結
   合させて、円グラフの表示設定信号を出力する円グラフ
   表示設定手段を有し、 該円グラフでは、前記表示信号毎に配分された色分けで
   表示されることを特徴とする請求項１，２，３または４
   記載の遊技場の電子管理装置。
7. 【請求項７】複数台配置された遊技機の各々に、その異
   常を検出する異常検出部を設け、前記遊技機４台毎に１
   台の端末管理装置を付帯させ、複数の前記端末管理装置
   を、 表示手段を有する集積管理装置により集中管理する遊技
   場の電子管理装置であって、 前記端末管理装置は、前記異常検出部からの検出信号を
   受けて、異常と判断したとき異常信号を出力する異常端
   末監視手段を有し、 前記集積管理装置は、 前記端末管理装置を介し、前記異常信号に応じて、異常
   表示設定信号を出力する表示設定手段と、 前記異常表示設定信号に応じて、前記表示手段の表示設
   定信号を前記異常表示設定信号に優先的に切換え、前記
   表示手段に異常表示を表示させる表示切換手段とを有す
   ることを、 特徴とする遊技場の電子管理装置。
8. 【請求項８】複数台配置された遊技機の各々に、その異
   常を検出する異常検出部を設け、前記遊技機４台毎に１
   台の端末管理装置を付帯させ、複数の前記端末管理装置
   を、 表示手段を有する集積管理装置により集中管理する遊技
   場の電子管理装置であって、 前記端末管理装置は、前記異常検出部からの検出信号を
   受けて、異常と判断したとき異常信号を出力する異常端
   末監視手段を有し、 前記集積管理装置は、 前記端末管理装置を介し、前記異常信号に応じて、異常
   表示設定信号を出力する表示設定手段と、 前記異常表示設定信号に応じて、前記表示手段の表示設
   定信号と前記異常表示設定信号とを合成し、前記表示手
   段の画面の一部に異常表示を表示させるウインド表示合
   成手段とを有することを、 特徴とする遊技場の電子管理装置。