JPH0515564U - 部品の取付構造 - Google Patents

部品の取付構造

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JPH0515564U
JPH0515564U JP6738491U JP6738491U JPH0515564U JP H0515564 U JPH0515564 U JP H0515564U JP 6738491 U JP6738491 U JP 6738491U JP 6738491 U JP6738491 U JP 6738491U JP H0515564 U JPH0515564 U JP H0515564U
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JP
Japan
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square hole
mounting bracket
optical switch
mounting
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP6738491U
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English (en)
Inventor
衆一 高橋
孝司 中原
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付けられる装置の薄型化あるいは小型化を
図る。 【構成】 部品取付ブラケット2の立設部3には角穴7
が設けられている。一方、光学スイッチ10は全体が合
成樹脂からなるケースに覆われており、ケースに一体的
に形成した二対の弾性係合片14が設けられている。そ
して、角穴7の下端縁を折曲げ線としてブラケット2の
下部5が後方に折り曲げられ、角穴7の下端は板厚端縁
7aとされている。光学スイッチ10の係合片14がこ
の板厚端縁7aに係合して、光学スイッチ10はブラケ
ット2に取り付けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂のケースに収納された電気部品等を装置に取り付ける取付 構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種の電気部品にあっては、ケースに一体に形成された一対の弾性係 合片を有しており、この電気部品を取り付けるにあたっては、全体が金属部材か らなる取付ブラケットの角穴の対向する端縁に係合片を係合させてブラケットに 取り付け、ブラケットを介して装置に取り付けている。これを図に基づいて説明 する。図3は従来の部品の取付構造を示す全体斜視図である。同図において、3 2は全体が金属部材からなる取付ブラケットで、立設部33とこの立設部33と 直角に折曲げた折曲げ部34とからなる。立設部33には一対の角穴37が穿設 されている。 10は被取付部品である光学スイッチである。この光学スイッチ10は全体を 合成樹脂からなるケースに覆われており、このケースに一体的に形成した二対の 弾性係合片14を有している。この光学スイッチ10は、ケースに軸支された軸 12に回動自在に支持されスプリング13によって一方向に回動摺性が付与され たレバー11を備え、このレバー11が回動することによって、ケース内の光学 センサが動作するものである。 この光学スイッチ10は、二対の係合片14を取付ブラケット32の角穴37 に弾性変形させながら挿入し、角穴37の上下の端縁に係合片14を係合させる ことによって、取付ブラケット32に取り付けられる。
【0003】 図4はこの取付ブラケット32に取り付けられた光学スイッチ10をファクシ ミリ装置の原稿検出機構に装着した側断面図である。同図において、20はファ クシミリ装置のロアーケース、22はロアーケース20のボス20aにねじ23 により取り付けられたプリント基板、24はプリント基板22に実装された各種 電子部品、25はロアーケース20に固定されプリント基板が挿入され電気的に 接続されるコネクタ、26はファクシミリ装置のアッパーケース、27は互いに 平行に対向し原稿搬送路28を形成する平板状のガイドプレート、29は原稿搬 送路28内を搬送される原稿である。そして、光学スイッチ10は、取付ブラケ ット32の折曲げ部33がガイドプレート27に取り付けられることによって、 レバー11が原稿搬送路28内に臨むように取り付けられて原稿29の検出を行 っている。 ここで、保守点検等でプリント基板22をロアーケースから取り外すには、ね じ23を緩めてプリント基板22をA方向に摺動させてコネクタ25との嵌合を 外して筐体の前面側から取り出して行う。二点鎖線で示す線lはプリント基板2 2上の電子部品24の実装範囲である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一般に金属板に角穴をプレス等の打ち抜きで加工するには、治具の 押えとして加工する角穴の周囲に押え用の余分な部分を設ける必要がある。この 余分な部分の幅は、一般的にプレスする金属板の板厚tの約2.5〜3倍必要と されている。したがって、図4に示すように、電子部品24を実装するのに、電 子部品24の実装範囲線lから光学スイッチ10の下端面までの離間距離を余裕 幅αにktを加えた幅の空きスペースを確保する必要がある。ここでkは打ち抜 き加工の安全係数で前述した2.5〜3倍とされる。 このために従来の部品の取付構造にあっては、取付ブラケットの下方に配設さ れる他の部品の許容高さが低く押さえられ、このために装置の薄型化あるいは小 型化に支障をきたすといった問題点があった。特に、取付ブラケットが装置の中 央には位置され、その下方に図4に示したように、取り外すために摺動させるプ リント基板等が配設されているときには、装置内の空きスペースがさらに増加し 、このために装置の高さHが高くなり、装置が大型化するといった不都合があっ た。 本考案は上記した従来の問題点あるいは不都合に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、装置の薄型化および小型化を可能とした部品の取付構造 を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案は、一対の弾性係合片を有する部品と、全 体が金属部材からなり前記部品の係合片を取付ける角穴を有する取付ブラケット とからなり、前記部品の一対の係合片を前記取付ブラケットの角穴の対向する端 縁のそれぞれに係合させて部品を取り付ける構造であって、前記取付ブラケット の角穴のいずれか一つの端縁を折曲げ線として直角に折曲げたものである。
【0006】
【作用】
本考案においては、打ち抜き加工に必要な治具の押え部分を直角に折曲げるこ とによって、装置内に余分なスペースが発生しない。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1(イ)は本考案に係る 取付ブラケットの全体斜視図、図1(ロ)は本考案の部品の取付構造の全体斜視 図である。これらの図において、従来技術と同一の構成のものは同一の符号を付 し、詳細な説明は省略する。本考案の特徴とするところは、取付ブラケット2の 角穴7の下端縁を折曲げ線として立設部3の下端部5を後方に直角に折曲げ、角 穴7の下端縁を板厚端面7aとしたことにある。そして、光学スイッチ10の係 合片14の下方の係合片をこの板厚端面7aに係合させて、光学スイッチ10を 取付ブラケット2に取り付けている。 図2は、このように光学スイッチ10を取り付けた本考案の取付ブラケット2 をファクシミリ装置の原稿検出機構に装着した側断面図である。同図に示すよう に、本考案の特徴とする取付ブラケット2の下部の折曲げ部5は、本実施例にお いては光学スイッチ10の載置台として機能して、光学スイッチ10の検出動作 の安定化を図っている。また、取付ブラケット2の上部の折曲げ部4は、前方に 延長されており、この折曲げ部4は原稿搬送路28を構成するガイドプレート一 つとして機能している。
【0008】 このような取付構造とすることにより、光学スイッチ10の下端面とプリント 基板22上に実装された電子部品24の実装範囲lとの間隔は、余裕幅αにブラ ケット2の板厚分tを加えたものとなり、最小の間隔幅とすることができる。こ のため、このブラケット2の下方には従来よりも背の高い電子部品を実装するこ とができ、これによりプリント基板22の実装に自由度が増し、設計効率が向上 する。また、ブラケット2の下方に空きスペースがなくなり、装置の高さhは最 小限の高さでよく、装置の薄型化あるいは小型化を容易に行うことができる。ま た、本実施例では、ブラケット2の上部折曲げ部4をガイドプレートに取り付け ずに直接ガイドプレートとして機能させたので、ガイドプレートの厚み分装置の 薄型化を図ることが可能である。 なお、本実施例では、折曲げ部5を光学スイッチ10の係合片14の一方が係 合する角穴7の下方の端縁を折曲げ線として形成したが、折曲げ線の位置は係合 片の係合端面に限定されず、光学スイッチ10の装置への取付状態によっては角 穴7の左右の端縁としてもよく、要は装置の薄型化、小型化に必要な方向に折曲 げ方向を選択すればよい。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、部品の係合片を係合させる取付ブラケ ットの角穴のいずれか一つの端縁を折曲げ線として直角に折曲げたことにより、 装置内に不要な空きスペースがなくなり、これにより装置の薄型化あるいは小型 化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る取付ブラケットの全体斜視図およ
び本考案の部品の取付構造の全体斜視図である。
【図2】本考案の部品の取付構造を採用した原稿検出機
構の側断面図である。
【図3】従来の部品の取付構造の全体斜視図である。
【図4】従来の部品の取付構造を採用した原稿検出機構
の側断面図である。
【符号の説明】
2 取付ブラケット 5 折曲げ部 7 角穴 10 光学スイッチ 14 係合片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の弾性係合片を有する部品と、全体
    が金属部材からなり前記部品の係合片を取付ける角穴を
    有する取付ブラケットとからなり、前記部品の一対の係
    合片を前記取付ブラケットの角穴の対向する端縁のそれ
    ぞれに係合させて部品を取り付ける構造において、前記
    取付ブラケットの角穴のいずれか一つの端縁を折曲げ線
    として直角に折曲げたことを特徴とする部品の取付構
    造。
JP6738491U 1991-07-31 1991-07-31 部品の取付構造 Pending JPH0515564U (ja)

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JP6738491U JPH0515564U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 部品の取付構造

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JP6738491U JPH0515564U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 部品の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0515564U true JPH0515564U (ja) 1993-02-26

Family

ID=13343460

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6738491U Pending JPH0515564U (ja) 1991-07-31 1991-07-31 部品の取付構造

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JP (1) JPH0515564U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238273U (ja) * 1975-08-29 1977-03-17

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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